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41. 富江VS富江 《ネタバレ》 富江の血を分け与えられた劣化版富江たちが、己の寿命に抗うために純粋な血を求めて戦う、、、といっても別に激しいバトルが繰り広げられるわけではありません。 終始地味です。 ただ、ラスト、炎に照らされながら主人公の同胞爆誕!する場面は、ちょと不気味でよかったです。ですが全体含めて富江の妖艶な魅力やら怪しげな雰囲気やらがほぼなく平坦な印象でした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-03-11 18:15:23)《改行有》 42. #マンホール 《ネタバレ》 人生の絶頂にある主人公がバチュラーパーティ後に酔ってマンホールに落ちてしまい、そこから何とか這い上がろうとするが、というシチュエーションスリラー。 初めから警察呼べばいいんじゃないか、とか思うのですが、後半というか終盤のネタばらしを見るに、あまり警察などにかかわるとボロが出る可能性があるので踏ん切りがつかなかったのではないか、思いました。 ところどころ「そうはならんやろw」とはなるのですが、SNSを使ったやり取りや、ラストに至る展開などだれてきたなーと思った頃に展開していくので、最後まで楽しめました。[映画館(邦画)] 7点(2023-03-10 22:24:26)《改行有》 43. エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 《ネタバレ》 扱っているテーマだったり多様性云々はこの際置いておいて、映画としてみると結構漫画的な感じを受けました。 ただ、眼は疲れますが、コロコロと変わる場面や、ミシェル姐さんのカンフーシーンなど見ごたえのあるシーンが多く、とても面白かったです。[映画館(字幕)] 7点(2023-03-10 22:19:59)《改行有》 44. 最後の決闘裁判 《ネタバレ》 中世ヨーロッパで実際にあった裁判を映像化、3名の登場人物それぞれの視点から1つの事柄を描くという手法なので、同じような場面が続きますが、ところどころ違う場所があります。 この辺りは、他者との見解の相違、男女での物の見え方、などいろいろなことが絡み合っているので、3つ目の視点が真実となっていますがまあ実際のところそれは「俯瞰で観ていたものがいない」ので結局のところどれが正しいのかわからないでしょう。 それを含めたとしても、当初は女性の地位が今よりもものすごく低いゆえに、声を上げることを許されなかった時代、このようなことがあったということを知るのは勉強になります。 映画のほうは、作品の空気感や、最後の決闘シーンの迫力などもあり、長い映画ではありますが飽きることなく楽しむことができました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-10 22:17:53)《改行有》 45. イタリアは呼んでいる 《ネタバレ》 スティーブとロブのグルメトリップ(未見)の2作目。とはいえストーリーなんてあってないようなものなので全然問題ありません。 グルメリポートというテイですが実際は料理そっちのけでさまざまな俳優のモノマネや蘊蓄、そのほかを好き勝手言いたい放題ま状態なので、純粋に「グルメ映画」として見てしまうととんでもないことに。 ただ、出てくる俳優や映画のことを少しでも知っていればまた楽しさが変わってくる作品です。 そのほか、イタリアの風景や登場する料理は詳しい言及はされないまでもどれも美味しそうで、自分も旅行に行った気分になれます。 正直、起承転結もなにもない作品なので、映画として面白いか?と言われるとちょっと微妙ですが、いい歳したおっさん2人が楽しそうに話しながらおいしいい料理を頬張る姿を、自分もそこにいる感じで楽しむことができれば面白い作品だと思います。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-19 01:30:24)(良:1票) 《改行有》 46. モータル・コンバット2/魔界来襲 《ネタバレ》 前作に続きオープニングで「モォータルコンバァーット!」と叫ぶ曲で、あ、これちゃんと続編なんだな、とわかる作品です。 いや特に前作観ていなくても大丈夫なんですけど(笑) 冒頭いきなり魔界が侵攻してきてからの展開はや!と思っているとどんどん話が進んでいき、とにかく強くなって魔界の侵攻を止める、というふわっとした目的が語られたあとはひたすら戦っていくだけ。 時々、(時代のせいもありますが)チープなCGのモンスターなんかが出てきますが基本は徒手格闘。それはなかなかいい動きをしていて見応えがあり。スタントダブルで我らがトニー・ジャーが出ているそうなのですが見ている最中は全く気づきませんでした(当たり前か) ただ、本作というか、原作ゲームのうりといえばやはり残虐なフィニッシュフェイタリティ(究極神拳)、それの再現はあまり出てこなかったかなーという感じです。 それ抜かすとただの格闘映画なのですが、その格闘部分はそれなりに見応えがあったので今回は6点ということで。[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-19 01:25:41)《改行有》 47. アントマン&ワスプ:クアントマニア 《ネタバレ》 んー、他のヒーローたちの作品と違ってコメディの要素が強目とか、まあそこはいいんです。これまでの作品がちょっと殺伐としすぎていたのでこれくらい肩の力抜いた作品が一つくらいあっても。 ただ、今回の量子世界編がどうだったかといえば正直微妙。 アントマンの面白さって現実世界ででっかくなったり小さくなったりして敵を撹乱!最後は巨大化で粉砕!みたいな単純明快な面白さだったと思うんですが今回の絵面に関してはほとんどスターウィーズの出来損ない。 それから敵のインパクトというか、キャラが立っていない。これまでのアベンジャーズ系の作品のヴィランってそのヒーローの身の丈にあった強さだったと思うんですが、今回はマルチバースの世界を滅ぼしまくってるという(話の)、いわばサノスよりやべーやつ、っていうことなのに、これまでそういう敵にはヒーロー側が総力上げて倒してきたような敵をしかも1作品で出されてもしっくり来ないというのが正直な感想。もっといえば能力や強さがイマイチ伝わってこない。そもそも量子世界行かせたくなければ勿体ぶらずに最初から話しとけよ。 そしてドラゴンボールのように強さそして次元の壁さえ超えてどんどん敵が規格外になっていき、逆に凄さが全然伝わってこないという始末。次回作、というか他作品でまた出てくるようですが正直今回は不完全燃焼の作品でした。[映画館(吹替)] 5点(2023-02-17 22:59:00)《改行有》 48. THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 世代的にはドンピシャ、原作漫画というよりアニメ勢だったのですがそれでも「目で殺す」とか左手は添えるだけとかそうしたフレーズや主題歌を友達とともに盛り上がった身としてはなんで今更、というのが正直な意見でした。 声優にしても以前の声に慣れ親しんでいるため、変更については否の立場でしたが実際に観てみると全部「すいませんでした!」といえる出来でした。 正直リョーチンの過去についてはそんな壮絶でなくても、というか花道と一緒にあほ面しながら「彩ちゃん、、、」とか言っててほしかったのですが、全体を通してみれば確かにスラムダンクでしたし、今までは「いったいどんだけコート広いん?」てな感じの(アニメの)試合運びが、今作では手に汗握る、本作の魅力「白熱した」試合を十二分に描いていたと思います。 まったく知らない人からすると「どういうこと?」となってしまうかもしれませんが、そんな意見を気にさせない試合描写の数々が満載のとても面白い作品でした。[映画館(邦画)] 8点(2023-01-27 20:21:20)《改行有》 49. 貞子3D2 《ネタバレ》 一応前作の続きですが別に前作見てないくてもいい感じです。 というか救われたと思ったのに呪いと戦ってたとかとんでもない生き地獄を味わっていたのである意味それの方が不憫でした。 というか前作の黒幕お前生きとったんかーい!という感じでした。 前作ほどではないですが後半はモンスター映画と化しているのである意味「コレジャナイ」感は拭えず、、、今回もあまり面白いと思いませんでいsた。[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-01-05 18:59:14)《改行有》 50. 貞子3D 《ネタバレ》 かつては邦画最恐ホラーの名を欲しいままにしたリングというか貞子シリーズですがこの変わりようはなんでしょうか。 まあ原作シリーズのループが実は、、、という展開なので映画版が好き勝手やっていいような気もしますが、今回は怖がらせる気があるのかどうかすら怪しいです。 一応3D作品らしく飛び出る要素はありますがモニターからどーん!とかってのは別にこちらは求めてませんし、そもそも貞子でこれやらなくてもいいんじゃない?という感じ。終盤なんてほぼバイオハザードですし。 まあ、長いシリーズにつきものの新機軸という意味では正解だと思いますが、正直あまり面白くはなかったです。あと橋本愛の貞子は可愛くて確かに違う意味で「お前じゃない」でしたね(笑)[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-01-05 18:55:52)《改行有》 51. 大魔神逆襲 《ネタバレ》 【2023年1月5日更新】 逆襲とはついていますが今回の魔神様は逆襲というより純真な子どもの願いを聞き入れてのご出動。 前2作に比べて子どもが主人公にはなっていますが、途中川で溺れ死んだりと今見ると結構ハードな展開。今なら絶対にできないでしょう。 それでも今回の魔神様の蹂躙も迫力満点。神様ですから鉄砲はもちろん大砲でも傷なんて付けられません。そして腰の宝刀を初めて抜いて悪者を成敗。時代劇(一応)の悪役でここまで派手に成敗されたのはこの作品くらいでしょう。 もちろん今回も一方的に蹂躙され悪役が気の毒になるレベルなのですが、これまでの所業を考えたらまあ仕方ないでしょう、ということで、これ以降シリーズが終わってしまった作品ですがそれでも面白い作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-05 14:56:27)《改行有》 52. 大魔神怒る 《ネタバレ》 【2023年1月5日更新】 1作目を見ていると、大魔神が出てきてしまうとそれだけで物語が終わってしまう(破壊され尽くしてしまう)ので、最後しか出てこないのはわかっているのでそれを考えるとやっぱり登場するまで長いなーとは思ってしまいます。 ですが今回の大魔神は雷鳴を呼んだり風圧で炎を消し飛ばしたり挙句炎を撃ち出したりしてシリーズ一レパートリーの多い攻撃方法でそれだけで見ていても楽しいです。 前作では前も悪もない魔神というポジションでしたが今回は明確に「悪役」のみを攻撃しているので、それはちょっとなーとも思いますが、今回も面白かったです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-05 14:48:43)《改行有》 53. 大魔神 《ネタバレ》 小さい頃に観て以来の再鑑賞。 大魔神といえば埴輪のような優しい顔から一度変わる憤怒の表情ですが、実際は圧政に苦しむ人々の願いを聞き入れて悪者を成敗する神様。 とはいえ1作目ではまだ「魔神」となっているので、領域を侵されたことに憤慨して在らん限りの破壊をし尽くす魔神、というかほぼ破壊神でした。 この終盤20分のスペクタクルは今見ても十分迫力ありますし、文字通り蹂躙されて悪役が可哀想なレベル。とはいえ、前半〜中盤で悪事の限りを尽くしているので自業自得なのですが。 実際に約4メートル半という大きさも妙な説得力がありますし、最後に至るまでのドラマも時代劇として面白い、しかも最後もあくまで魔神なので前も悪も関係なく蹂躙し、純真な想いによって封じられる、という展開も非常に良く、とても面白い作品でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2023-01-05 14:42:18)(良:1票) 《改行有》 54. ちはやふる 結び 《ネタバレ》 黙ってれば可愛い広瀬すずこと綾瀬千早第三弾ということでいよいよシリーズ完結。これを書いている2023年時点で原作も完結しているようで、そちらの決着もなかなかの波乱があったようですが、映画の方はといえば、昨今の青春モノの中ではやはり素晴らしい出来だと思いました。 壊滅的な寝顔の不細工さや息をするように告白をぶった斬るといった演出はあれど、歌に込められた意味の解釈だったり、それぞれの戦法など1作目からしっかりとその辺りを描きつつ、下手に恋愛方向に逃げるのではなくかるたひいては物事に向き合う姿勢などもちゃんと描かれていて良かったです。 上の句ではただの嫌なやつだった須藤さんが完全にベジータポジションになっていたのも良かったです。 原作エピソード的には中途半端なんでしょうけど、映画としては恋愛に特化していないと思うのであの締めは良かったと思いますし、3部作どれも面白かったので今回は全ての合計という意味で8点ということで。[CS・衛星(邦画)] 8点(2023-01-04 03:00:14)《改行有》 55. ちはやふる 下の句 《ネタバレ》 黙ってれば可愛い広瀬すずこと綾瀬千早第二弾。 前作の最後でかるたやらない宣言した新との再会から始まる今回ですが前回の爽やか系?からやはりちょっと暗い感じ?を受けてしまいました。 クイーンに固執するあまり部にくるな宣言されたり、自分のかるたがわからなくなったり。ですがこの迷いもまた競技あるいは武道など一つのことを突き詰める道においては常について回る道だと思いました。 前作ほど良かったかと言われれば微妙なのですが、それでも相変わらずキャスト陣の愛着というかそういうのもあり、今回も楽しく観ることができました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-04 02:49:55)《改行有》 56. ちはやふる 上の句 《ネタバレ》 競技かるたと言ってもルールは知らない、でも取る際はとんでもないスピードというくらいの予備知識、しかも原作未読という感じでしたが、そんなの気にならないくらいに面白かったです。 もう少し前の作品になってしまっていますが、アニメ原作の青春ものだったりが乱立していて正直キラキラ系を前面に押し出している感じが食傷気味だったのですが、本作では漫画原作ということを考えても、かるたが壁などにブッ刺さると言った一部荒唐無稽な演出や特徴的なキャラ設定はあれど、しっかりと根幹に「青春もの」「スポ魂もの」としての筋がきっちり通っていると感じました。 展開は定石通り、と言ってしまえばそれまでですが、「必要とされてる」と思いながら捨て駒にされてると感じてしまい、勝てないが故に不貞腐れてしまうという初心者の壁、それでもチームが一丸となることの大切さなどしっかりと演出されていたとい思いますし、競技中も緊張感のある展開で目が離せませんでした。 連作のため、最後そこで終わり!?という感じはあれど、それでも十分面白い作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-04 02:43:20)《改行有》 57. 男はつらいよ 噂の寅次郎 《ネタバレ》 今回もストーリーは安定というか変わり映えはしませんが、なんといても大原麗子さんが可愛らしくもあり淑やかで良いです。 今回も寅さんは身を引く、というか振られていない、むしろ好かれていたはずなのに、自分ではカタギの幸せをあげられない、長年思い続けていた従兄弟の想いを知り、彼ならばと身を引く。現代的な観点で言えば「なんで行かないの?」と思ってしまいましが、そこが昔の男の美徳というか人情というものではないでしょうか。 この作品は前時代的な要素が多くありますが、僕は好きです。[映画館(邦画)] 7点(2023-01-03 02:37:17)《改行有》 58. 新・男はつらいよ 《ネタバレ》 今回は寅さんがとらやのおじちゃんおばちゃんにちょっと恩返ししようと頑張る回。だけどそんなに上手くいくはずもなく、あっけなくハワイ旅行プレゼントは消えてしまう。 劇中でも言ってるように、あそこで正直に持ち逃げされたと言っていればことなきを得ていたような気がするけどそれをいうのは野暮。そもそも寅さんにそんな選択肢はないわけで、結果ババを引かされる羽目になってしまった。それが終盤の旅立ちのセリフでも出ていて、今更生き方を変えられないけど、いつかきっと恩返しをしようという寅さんなりの仁義だと思った。 もちろん、今や時代錯誤のキャラクターではあるけれど、そんな人がいたっていいじゃない、と思わせてくれる作品だった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-03 02:32:19)《改行有》 59. 男はつらいよ 寅次郎恋歌 《ネタバレ》 葬式のシーンなどはいつもの空回りなのだけどちょっと観ていて痛々しくなってしまう。 それから久しぶりにとらやに帰省した際のやり取りもなんだかちょっと、という感じに思ってしまいました。 しかし、今回は振られていないのに寅さんが勝手に身を引いてしまう。恋を追い求めては見るものの、いざ向こうから来られると肝心な時にひよってしまう。というより、自分には真っ当な人生やカタギの女性と結ばれることはないとわかっているからこその寂しさというか、不器用さが出ています。 今でこそ時代錯誤なのでしょうが、たまにはこういうのも良いと思いました。[映画館(邦画)] 6点(2023-01-03 02:31:21)《改行有》 60. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に 《ネタバレ》 「俺たちのマーティ」ことMJフォックス主演のラブコメチックなサクセスストーリー。 「お前はクビだー!」というメリケンの辛辣な社会もポップな演出で緩和、冒頭の80年代シンセロックと摩天楼群のスケール感、カンザスとニューヨークとの対比などテンポよく観られますし、いきなり強盗からの警察との撃ち合いのドタバタさなどもなかなかパンチが効いていてよかったです。 今のリアリティ溢れる恋愛ドラマやラブストーリーもいいけど、こうした「金のあった時代」の無駄に豪華なオフィスや地に足がつかない感じの雰囲気の物語はやっぱり観ていて面白いと思いました。 「成功の秘訣」と言う意味の原題からの邦題はセンスあって好き。 しかもただ運がいいだけでなくしっかりと「能力」もあるし、ラストの伏線として週末のホームパーティ(と言う規模ではない笑笑)でしっかり人脈作ってるあたり流石だと思いました。 最後割を食ったのは社長だけですが、まあ能力なく浮気してボロボロだったので自業自得ということで(笑)[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-18 21:26:03)《改行有》
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