みんなのシネマレビュー |
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41. ビルマの竪琴(1985) 初めて見たのは小学二年生ぐらいで、生まれて初めて映画で泣いた作品。今ではもうストーリーも場面も断片的にしか覚えてないが、とても大切な思い出となっている作品です。8点(2004-01-04 06:58:03) 42. 美女と野獣(1991) 劇団四季のミュージカル「美女と野獣」を見てきて、もう一度映画のほうも見てみたいと思って早速見ました。ミュージカルのほうもかなり感動したのですが、やはり映画も素晴らしい。歌やダンスの迫力はミュージカルのほうがすごかったのですが、道具にされた家来たちのコミカルな動きはやはりミュージカルでは再現が難しく、これはやはり映画の勝ちですね。特に、襲ってきたガストンたちに反撃する場面のタンスさんがとても好きですね。実は、ジェンダーに対する批判も入っているのではと私は思いました。悪役の「ガストン」は、「女は本なんか読むな、家庭に入って子供を育てるのが幸せだ」との主張を繰り返します。それに対し、ベルは「いつか広い世界に出てみたいの」という夢を持っており、最後はいわばガストンがベルに負けてしまうわけで、ここにジェンダーに対するステレオタイプの敗北、崩壊のようなものを感じ取れるのではないでしょうか(ほかの方によって既出だったらすみません)。大人になってディズニー作品を見ると改めてその深さに感動を覚えます 8点(2003-12-26 14:04:48)《改行有》 43. アラジン(1992) 今回は日本語版で見ました。ロビン・ウィリアムズの声が聞けなかったのは残念ですが、それでも存分に楽しめるストーリー展開と映像の美しさ、ユーモアはさすがです。子供のときこれを見たときは、「ジーニー面白いなぁ、ジャスミンとアラジンおめでとう」みたいな感想しか持たなかったのですが、今見てみると、「虚構の上に愛は成り立たないのだよ」とか「貪欲さが身を滅ぼす」という教訓みたいなものも入っておりまた違った面白さを発見できました。 8点(2003-12-15 17:37:37)《改行有》 44. ウォーターボーイズ 高校生の熱~い気持ちが伝わってきて、見終わった瞬間ガーって走り出したくなるような映画でした。妻夫木君がさわやかに好演していますね。その代わり、平山あやがいらない、演技気持ち悪いし、微妙な位置ですね。8点(2003-12-15 17:32:31) 45. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン この詐欺師って16~20歳ぐらいまでの活躍だったんだよね、それをディカプリオがやるのって年齢的にどうなん?と思ってたけど、さっぱり演じていて、違和感なかったです。それでころか、女の子を引き連れて歩いたり、女の子を口説いたりしているのが何か妙にフィットしていてはまり役でした。やっぱり見所はトムハンクスとの駆け引きです。最初の対面も面白いし、徐々に二人の距離が詰まっていくのがちょっとどきどきします。んで、結末にビックリ、心があったかくなります、実在の話なんだよね?すごいなぁ。お勧めの一本です☆8点(2003-12-15 17:23:39) 46. メリーに首ったけ すごいっす、最高におばかで笑えて泣ける一本でした。衝撃的な「チャックシーン」からノンストップで二時間弱下ネタ満載、次から次へ畳み掛けてくる「首ったけ」のおばかたち、「ゲイ」や「動物虐待」のわけ分かんない流れ、突然警察へ行くありえないって感じのシーンなどなど、強烈な映画です!!キャメロンディアスの笑顔がかわいすぎ(^0^)v。んで、最後にはジーンと来ます。おばか映画ってとことんやると素晴らしいものになりますね。8点(2003-11-12 12:05:26) 47. キル・ビル Vol.1(日本版) やられましたね。ビバ、タランティーノ!一言で表すなら、「The・エンターテイメント」。リアリティを徹底的に無視して、全てがウソっぽい(てかウソ)なんだけど、それでもなお面白いと思うことができるということで高いエンターテイメント性を持った映画だなと思いました。つっこみどころはいっぱいありますよ。挙げていくとキリが無いんですが、それでも、他の部分で大いに魅了されましたよ。8点(2003-10-26 23:48:17) 48. ロード・オブ・ザ・リング 幻想的世界観、キャラクターの交錯する感情、情景を引き立てる音楽、圧倒的な美しいグラフィック、まったく三時間の長さを感じさせない素晴らしい作品だった。8点(2003-10-21 11:38:28) 49. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 女の子のバンパイアが殺されたときの、ブラピの怒った顔が本当に怖くてすごいなぁと思った。トムクルーズがしぶとく最後までよみがえって出てくるところがドキッとする。バンパイアの葛藤みたいなものもよく表現されており素晴らしい作品だと思う。 8点(2003-10-20 17:30:35)《改行有》 50. 紅の豚 宮崎作品の中では最高だね。流れるジャズがかっこいい。また大人の女と、少女がマルコをめぐる恋のライバルとして描かれていてほほえましかった。最後には少々謎が残る終わり方で、見ていて気持ちよかった 8点(2003-10-20 17:25:52) 51. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 感動しました!!すっごく意味深な映画でした。しかも密かに関根さんと小堺さんが声で出演していて、小林幸子が歌歌ってます。昔を振り返るのもやっぱり今という時代をしっかり見つめて歩んでいかなくてはならないとのメッセージを発信している映画でした。何でも、クレヨンしんちゃんは、「親が子供に見せたくない番組No.1」に選ばれたそうですね。この映画を見ればそんな気持ちが一気に吹っ飛んでしまいます。素晴らしい映画でした。 8点(2003-10-20 17:25:12) 52. バリスティック まずシーバーの登場シーンにやられましたね。細身の体なのにしなやかにナイフをかわして男どもを倒していく、しびれます。シーバーとの初めての接触での銃撃戦でスナイパーが落ちてくとこ、どうやって撮っているんでしょうね。見たこと無い感じでした。ルーシー・リューの肉弾戦のアクションもガンアクションもカーアクションもとても美しいです。また、殺された家族のために悲しみをこらえ凛とした表情を保ったまま、ガントへの復讐を果たす彼女の姿、チャーリーズの明るさとはがらりと違った魅力を感じまた彼女を好きになってしまいました。ジェレミア・エックスを演じるアントニオの方も、久しぶりにシリアスな演技が見れて良かったです。音楽も最高!シーバーとジェレミアが協力し始めたときの透明感ある音楽がすごくマッチしていました。急ぎすぎの感も、間延びした感も無く、約90分の間飽きることなく見れました(^0^)。8点(2003-10-20 12:53:34) 53. トランスポーター 悪いやつかなと思わせておいて実はいいやつ、そんなところがレオンを思わせます。最初のカーアクションのスピード感がたまりません!約90分という短さもあってとても爽快に楽しめました8点(2003-10-18 16:58:17) 54. クローサー(2002) ヤヴァイです。ポスター見ただけで、どうせアジア版のチャリエンって感じなんだろうなと期待せずに見たんですが、最高の映画でした☆三人の女優さんそれぞれが素晴らしいです。特に、ヴィッキー・チャオが映画中でずっとショートパンツできれいで長い足を披露していますが、ほんとにかわいいです。演技のほうも素なのか分からないですが、姉のリンに比べて感情的だったり、落ち着きが無い、無鉄砲な感じが出ていました。8点(2003-09-13 22:57:51) 55. マトリックス リローデッド テレビCMや映画紹介番組で格闘シーンは幾つか見ていて、実際見たときにあ、ここも見たことあるって感じであんまり新鮮な驚きは無かったです(あまりにも有名だったため多分多くの人もそう感じるんじゃないでしょうか)。しかも一つ一つの格闘シーンが長くてちょっとだれました。 8点(2003-07-13 17:26:36) 56. アバウト・シュミット この面白さを手放しで歓迎ですね。定年を向かえ、妻に先立たれ、友達に裏切られ、娘にまで邪険にされた疎外感は寂しいものですね。そんな彼が唯一手紙で心を開いた少年はどう関わってくるのか・・・。見ものです。 シュミット氏が最後に語っていたことがとてもinstructiveでした。感動的な最後だったのに、エンディング音楽がミスマッチなのが玉に瑕ですが制作サイドのケアレスミスとして許してあげましょう。7点(2005-01-28 00:09:17)《改行有》 57. 下妻物語 久しぶりに映画見て衝撃受けました。全編通じて笑いまくり、随所にある小ネタが退屈をまったく感じさせず、要所要所で二人の女の子の不思議な友情がぐっと物語を引き締めていました。土手で痛手を噛み締めているイチゴに桃子が見せる気遣いと、そこから堰を切ったように泣き出すイチゴの姿がじ~んときました。また、キャストさんそれぞれがこれ以上無いほどのはまり役です。7点(2005-01-28 00:07:58) 58. シルミド/SILMIDO 『初恋のきた道』と同じくらい、人が走っている映画を見ました。もっとも、向こうはかわいい女の子でこちらはゴツイおっさん達でしたが。 大杉漣&斉藤洋介あらため、ソル・ギョング&アン・ソンギお見事。アン・ソンギの重厚な演技、もう大好きです。訓練兵たちを思いながらも上からの命令には逆らえない状態で、ああいった行動に出たという苦悩が伝わってきました。 それにしてもこれが史実に基づいているというのは驚きです。ほんの40年位前のお隣の国で、死刑囚から暗殺専門の軍隊を作るなんていう小説めいたことがあったとは。7点(2004-12-10 16:17:43)《改行有》 59. チョコレート(2001) ハル・ベリーの女優魂を見ましたね。アカデミー賞も納得です。この映画では、根強く残る黒人に対する差別感情が露わになっている場面などもあり、この映画で彼女が受賞したことは意味のあることだと思います。 『007 ダイ・アナザー・デイ』や『X-MEN』とは違い、悲壮感漂う女性の美しさを感じました。基本的に音楽があまりなく静かな映画でしたが、そのため処刑の時の息遣いとかが際立っていました。 オープニングのタラタラがいやだったのですが、逆に最後五分の展開の速さ、そしてどうなるんだろうという終わり方がなんともいえない余韻を残してくれる映画でした。7点(2004-12-10 16:14:44)《改行有》 60. モンスター(2003) 狂気の中に大変な悲しさや愛のある作品でした。シャーリーズ・セロンが素晴らしかったのは言うまでもありませんが、クリスティーナ・リッチも今まで見た作品とはまるっきり違う容姿・表情を見せてくれ、素晴らしい女優さんであると感じました。 アイリーンが最後に殺人を犯してしまうシーンで、もうどうしようもないとこまで来てしまったことを悔いつつ引き金を引いてしまう彼女の姿がたいへん物悲しかったです。7点(2004-12-10 16:08:14)《改行有》
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