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41.  ケープ・フィアー 《ネタバレ》 さすがデ・ニーロ!<追加>俳優陣の演技が冴え渡り、構成が綿密に練られているので、何回見ても飽きさせない映画です。題材が陰湿なので評価されづらいのだとは思うのですが、私は紛れもない傑作だと思っています。デ・ニーロが演じたマックス・ケイディーの抜け目のなさには感心させられます。このケイディーが何故かとちってしまったのは、船の構造や天候などを考慮しないうちに一家を襲ってしまったこと、襲っている間一家を縄などで拘束しておかなかったこと、だと思います。まあ、大衆が見る”映画”という名の娯楽なので、大衆の支持を得やすい”正義は勝つ”の法則が適用され、脚本上ケイディーは殺されてしまったのでしょうけれど、実際は必ず成功していたはずです。この事件で悪いのは、弁護士が手を抜いたことにあると思います。無実だったかもしれない裁判で14年の刑になるのは、明らかに弁護士の手抜きとしか言えず、自分がケイディーの立場だったら、ここまではするか分かりませんが、当然この手抜き弁護士を恨むに違いありません。話は変わりますが、デ・ニーロの映画館での快爆は、デ・ニーロらしくて良かったです。”キング・オブ・コメディー”の自爆を思い出さずにいられません。[映画館(字幕)] 7点(2003-04-05 14:21:18)

42.  エクソシスト3(1990) 確かによくできている。<追加>話は論文のように緻密にできていて突っ込みどころがない。”単なるB級ホラーではない”と思わせるだけの力の入れよう。だけれども、長時間な上、あまりにもスローな展開なので、スピード感があってドキドキする作品が好きな方は退屈だったはずである。しかし、わたしは、何でもいい物はゆっくりしていると考える人間なので、そういった意味でこのスローな展開はいいものだと思っている。スローといいながらも、部分的には切れのある間の取り方をしていて、ちゃんとドキッとする場面も用意している。そこがまたいいところ。また、人間の日常場面のリアリズムを器用に追求した作品でもあったと思う。医師が刑事に患者のことを説明するための文を作り、刑事が訪ねて来る前に暗唱しているところなど、”ああ、実際こうだろうな”と妙に感心させられた。実に自然で、納得。日常生活でよくある小さなエピソードを上手に盛り込むことで、映画にお見事といえるほどのリアリティーが生まれ、それだけ怖さが倍増したのではないだろうか。うまい脚本である。いやいや、それにしても、全編通して出ているジョージ・C・スコットはかなりいい味を出していた。あるときは切れ者であり、あるときは気楽なおっさんでもあり、あるときは神経質な刑事でもあり、日常的な我々の営みに一番近い”喜怒哀楽のある存在”を見事に演じている。この異常な映画の世界と我々の現実の世界との橋渡しをしてくれる、とても重要な役柄である。自分の役割を認識した上でのジョージ・C・スコットの名演技であったと思う。スローな展開を見越して、年輩になったジョージ・C・スコットを起用した、このキャスティングも賞賛に値する。全体として、落ち着いた雰囲気のあるいい作品であったと思う。7点(2003-04-05 14:12:55)

43.  イレイザーヘッド 底知れぬ異様な怖さ・雰囲気という点で「2001年宇宙の旅」に通ずるものがあり、この類のグロテスクさとしては「帝都大戦」の胴体が虫になった女の子の姿、あるいは中尾ミエがカニになっているCMが思いつきます。こういう怖さを出すとすれば、どういう映像を撮ればいいのか自分で考えて見たんですが、それを発表します。出産シーンで女性の陰部からまず巨大な蜘蛛の毛だらけの足が出てきてその足が陰部の周りに足を着いて出ようと踏ん張っています。そのときの音響・音楽として蛇が怒ったとき出す声を20声部の多重録音した音にガラスを金属でこすった時のキーンという音を変則に混ぜ、クラスター音を低く鳴らしておいたり、とこんな感じ。次に蜘蛛の胴体が出てくるのですが、その胴体の周囲は裂けていて鋭い歯がぎざぎざに生えていて大きな口になっていて、生まれたばかりなのでその口を馬のように横に微妙に動かしています。蜘蛛の模様は赤と黒と緑と黄色などからなっていて緑が主体。もちろん蜘蛛からは気持ち悪いどろどろな黄色・緑の透明な液がぐちゃぐちゃ音を出しながら出ています。次にはこの蜘蛛を取り上げた医師の手を蜘蛛はその大きな口でパクリと食べてしまいます。そこで医師の手から血が噴出し、出産女性と蜘蛛は血だらけになる。そこで蜘蛛は大きな口を開けて舌を動かしながらゲラゲラ笑っている。終。7点(2003-04-05 14:02:41)

44.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 うろうろしているゾンビが可愛らしく見えます。何となく笑える。ある意味ギャグ映画ですよね。それにゴージャスに盗みやってますよね。ある意味B級快楽映画ですよね。それにゾンビのことをなんの見境もなく撃ち殺しまくっていますよね。ある意味ストレス解消映画ですよね。7点(2002-04-10 16:52:09)

45.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト この映画がブレアウィッチ2に点数が負けているのはおかしい(この時点で2は6.6、1は4.1)。見てはいけないビデオ(リングのビデオほどではないけど)を見ている感覚がいいと思います。最後はブレアウィッチをほんのちょっと(1秒くらい)出して欲しかった。7点(2002-04-10 15:53:05)

46.  π(パイ) ノーコメント。<追加>最近、"フェルマーの最終定理"という書籍を読みました。数学初心者でも熱読できる良書でした。フェルマーの定理の証明に至るまでの発見には、数学の発展に寄与する素晴らしいものが多数です。発見の中で特に凄いと思ったのは、フェルマーの定理証明に至らした強力な武器、谷山=志村予想でした。簡単に言うと、「すべてのモジュラー形式は、楕円方程式で表せる」というものです。全く異なる二つの領域を結び付ける大発見で、はじめは誰も信じなかったぐらいでした。この本を読むと、フェルマーの定理の属する領域である、数論についてどのように発展したかが分かるのですが、ちょうどこの映画のパイや黄金比(黄金らせん)や216桁の数字などは数論に属する領域で奇遇でした。また株式市場や世の中の法則はおそらく確率の領域だと思うので、この映画でやっていることは数論領域と現実世界の確率問題の統合への試みに見え、谷山=志村予想の別領域の統合の興奮がよぎり、わくわくさせられました。株式市場を多量の変数の集まりと考えるのでなく、全体を変動する関数と見なしたのは、感心させられる視点でした。大発見とは、常識に惑わされない自由な発想から見つけられるものだと思いますから、この視点は決して馬鹿にはできませんでした。主人公の「気づいていないだけだ」という発言は今後の数学の発展次第では偉言になるかも…。 7点(2002-04-10 15:30:40)《改行有》

47.  時計じかけのオレンジ 「雨に唄えば」を歌いながらレイプするシーン、これは素晴らしい。7点(2002-04-09 19:51:39)(笑:1票)

48.  帝都大戦 かなりグロテスクです。女の子が虫になっているところは唖然。7点(2002-04-09 12:22:54)

49.  AKIRA(1988) 世界観が素晴らしい。7点(2002-01-31 12:35:40)

50.  サイコ(1960) もう傑作としか言えません。 <追加1>サントラ盤を最近買いました。バーナード・ハーマン凄過ぎです。シャワーのシーンの音楽がよくもてはやされていますが、それ以外の音楽もなかなかの傑作ではないでしょうか。まず、オープニング曲ですが、この曲実に巧みな曲です。何が巧みかというと、この音楽はヒッチコック風のサスペンス調であるということです。マリオンが現金を横領して雨の中をいろいろ考え事しながら車で逃走する場面でも、ほとんど同じ音楽が流れるのですが、まさにこのシーンそのものという音楽。つまり、このオープニングの音楽は、”これはサスペンスですよ”というほとんど暗示に近い音楽なのです。ちょっと不気味な響きも見せますが、それは後々出てくるノーマン・ベイツを暗示しているといえるでしょう。オープニング曲が終わると、町の風景からホテルの一室が映し出され、男女の会話が始まります。この時流れる音楽も男女の会話からサスペンスの香りを出すのに一役買っています。この知的でスリルのあるサスペンス調の音楽で、観客はマリオンの動向に目が行ってしまい、後々の恐ろしい展開など想像もつかないというわけです。これぞまさにバーナード・ハーマンの妙技なのではないでしょうか。サントラCDのトラック39は、本当にホラーという感じの音楽ですが、ペンデレツキのような前衛技法を使うことなく(まあ、ペンデレツキの前衛作品は1960年代に台頭しますが、この映画が完成した1960年にはペンデレツキの前衛作品はまだ世に存在していませんね、ちなみにペンデレツキの前衛作品の代表といえば”広島の犠牲者に捧げる哀歌”ですかね、個人的には”アナクラシス”の方が好きですけど…)、割と古典的な手法でこれだけおぞましい表現ができてしまうとは、バーナード・ハーマン本当に凄いです。しかも全曲弦楽合奏というシンプルさ。バーナード・ハーマンはやっぱり天才だと思いますね。”タクシー・ドライバー”のジャジーな音楽も最高でした。バーナード・ハーマン最高!<追加2>サントラCDトラック38カッコ良過ぎ。7点(2002-01-31 12:28:01)

51.  ストーカー(2002) 《ネタバレ》 家庭を築く事とは、社会から独立する事である。その代償として幸せな時空間を得られる。父は家族を養う為に働き、母は子を育てる。子を守る為なら親は何でもするだろう。サイが子供と玩具の話をした後、父親は子供に「知らない人と話しちゃダメって言っただろう。」と言う。家族は世間一般に対して用心深い。つまり、家族とは社会と対峙する集団であり、社会と真逆の存在なのである。社会が厳しいとすれば、家族は優しい。大にして家族にこそ真の幸せが存在する。しかし、この幸せで孤立した小集団にも崩壊の危機を迎えることがある。不倫という名の危機である。”あの美しい母親、可愛い子供を裏切り、あの父親は不倫した。しかし、母親は不倫していると知ってからも父親を問いただそうとしない。”この事態にサイは苛立ちを覚えた。確かにサイが苛立ちを覚えるのも分かる。というより、サイは正しいと思う。間違っていない。ここで、私の脳裏に、ふとある疑問が浮かんだ。正しい事が常に最善であるのかという疑問である。我々は小さな頃から家庭教育、学校教育により正義と言うものを教えられた。社会は法律と言う名に基づき、はみ出し者を処罰する。こういう教育制度、社会制度の元では、不倫は完全なる悪にしか見えない。しかし、要はどこまで許すかの問題だと思う。社会の場合は対象者が全ての人なので裁判制度でもって個別に対応している。全ては判事の決断に委ねらる。一方、家庭の場合は個人間の問題になる。ここで起きた問題は当事者間の問題であり、この映画の母親のように不倫を見てみぬ振りをする事だってできるのである。それも家族を何とか維持する為の立派な一つの考え方なのである。サイにはその柔軟さがなかった。自分の中の正義の概念だけで物事を判断してしまっていた。この世には常に悪の概念が存在する。これとどうやって折り合いを付けてゆくかに、その人の生き方や考え方が出るのだろう。理不尽な事も多々ある社会では、正しい事に執着すると、大変なはみ出し者になる。こういうステレオタイプの人は、世の中に対して怒りを覚えたり、減滅したりすることが多く、時にサイのように犯罪者になってしまう。だけど、せっかくこの世に生を受けたからには、これはダメだと思う。もっと柔軟に物事を見てゆかなければ、素敵な人生は送れない。以上より、価値観の相違の受容について深く考えさせられた映画。[映画館(字幕)] 6点(2005-02-01 13:26:51)

52.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 《ネタバレ》 ラストの微笑みには、顔がくしゃくしゃになるほど泣かされた。現実世界のヌードルスは、親友マックスや仲間のことを思って警察に密告するが、それが原因で彼らは死んでしまう。彼は自責の念に浸ると共に、裏切り者としてマフィアに追われる身となってしまう。そこで、彼は故郷を捨て、異郷で暮らすことになる。それも人殺しという社会の影に生きる存在で、だ。その上、恋人とはもう二度と会えない。自分の善意が裏目に出て、彼は人から身を隠して細々と生きなければならなくなった。とても笑うことなんかできないこの惨めな生活の中で、唯一彼が至福のひとときを過ごせるのが、アヘンの夢の世界なのである。この夢の世界の中で、中年になった未来のヌードルスは、死んだはずのマックスが政治家に成りすまして生きていたことを知る。マックスは、自分を馬鹿にした彼に復讐するために、組織ぐるみで偽装工作し、ヌードルスに自分の性で親友が死んだと思い込ませ、さらに金や恋人をも彼から奪ったと告白する。政治家として窮地に追い込まれていたマックスはお前に殺されれば本望だとヌードルスに殺害を依頼するが、ヌードルスは自分の考え方を示して拒否する。その後、マックスは自責の念からかゴミ収集車に飛び込んで自殺し、夢は終わる。つまり、彼はつらい現実から逃れようとするためにアヘンに浸り、自分が裏切り者じゃなかったという設定の夢、自分の考え方が正しいとされる夢を見ることで、恍惚の笑みに浸っていたのである。途轍もなく悲劇的な微笑みである。そして、今後も彼は悲惨な現実を忘れるためにアヘンの夢に浸り、微笑み続けるだろう。この映画は、高貴な精神ゆえに悲惨な人生を強いられた者の悲しみ、そしてその壮大な運命の悲劇を描いた偉大な映画である。実に素晴らしい作品だ。 6点(2004-12-31 09:13:00)(良:2票) 《改行有》

53.  あの頃ペニー・レインと まず、牧童がワルにまぎれるというこの設定が「シティ・オブ・ゴッド」に酷似しているなと思いました。っていうか、記者とカメラマンという主人公の設定までもが人を取材しに行くという点で酷似しています。まあ、こんだけ映画があれば、似るものがあっても全然不思議じゃないか。それはそれとして、このキャメロン・クロウ監督なかなかいいですな。私、バニラ・スカイを見てこの監督に興味を持ち、この作品を見たのですが、さすが期待を裏切らない出来。クロウの2作品見て、彼にはいいスタッフがついてるのが、よくわかりました。その点まるで、少数ながらも優秀なスタッフが周りを固めていたキューブリックのようであります。キューブリックは全人類を敵にしてまでも良いものを作ろうとする強い意志が感じられました。その情熱的な意思に反して、作品自体はスタイリッシュな映像美と冷酷な皮肉を同居させて冷淡な色調強でしたけれども、僕としてはそれがクールでカッコイイと思ってます。クロウは、映像面でキューブリック的なスタイリッシュな美があるものの、内容は非常に大衆的であり、頑固一徹さには欠けていると思います。しかし、それを補うように音楽のセンスが抜群。でも、これもあくまで大衆的。皮肉たっぷりにリゲティなどを多用したキューブリックの前衛精神にはかなわないかも。でも、いい監督だと思いますよ、キャメロン・クロウ監督は。6点(2004-12-08 19:56:51)

54.  ナインスゲート ジョニー・デップ、カッコいい。ストーリーも飽きない。ボリス・バルカン役のフランク・ランジェラは独特の高級感と異常さの混ざり具合をうまく表現していた。6点(2004-11-12 21:56:06)

55.  チェンジング・レーン サミュエルはいい俳優だ。6点(2004-09-15 16:28:33)

56.  アンブレイカブル 見始めて直ぐ私はこう思った。この映画は天才である。 見ている途中私はこう思った。もしかするとこの映画は完璧かもしれない。 見終わった後私はこう思った。おそらくこの映画は完璧だろう。 何度も見る内私はこう思った。これほど笑える映画は他にない。 <追加>ぼそぼそと的確なツッコミをしてゆくブルース・ウィリス。この映画で彼以外は全員ボケ役である。最大のボケ役はご存知ミスター・ガラス。ブルース・ウィリスは、ツッコミだけでなく、どの言動をとっても素晴らしく的確である。あまりに的確すぎて、笑えてしまう。つまり、天才ツッコミ師だったのである。列車事故の唯一かつ無傷の生存者であるというこのあり得ない事実から、このことに気づいた、もう少し弱く言ってこのことを予感したミスター・ガラスことサミュエル・L・ジャクソンは、怪我をしたことないだろうなどと強烈な大ボケをかましながら、暗にウィリスにその事実をほのめかしていく。つまり、君こそ私のボケにツッコムだけの才能があると賞賛すると共に、その才能の生かし方を教えてゆくのである。そのおかげでウィリスのツッコミの才能は世に開花する。そして最後には、ミスター・ガラスことサミュエル・L・ジャクソン様は、自分の大ボケに華麗なるツコッミを入れさせるという天才ボケ師の才能全開という訳である。念願の史上最大のお笑いコンビ誕生!…かと思いきやそれと同時にいきなり解散!これほど凄いボケとツッコミは見たことがない。本当に信じられない事実だが、そして素晴らしい事実なのだが、この映画はまさしく完璧なのである。6点(2004-09-08 11:29:42)《改行有》

57.  es[エス](2001) 「ここを出たらどうするつもりだ?」 「高飛びだ」の場面なかなかイケてます。 モーリッツ・ブライプトロイの洗練された身のこなしは、カッコよかったです。このような醜態を起こさないためのひとつの方法が、歴史を勉強し、同じ失敗を繰り返さないように心がけることだと思います。これは、宗教以上に強力な善を追求する行動となります。事実の説得力は、神を超えます。つまり、人間の感情は、少なからず人を間違った方向へ導くことがあるので、良心(自分)の声や他人の命令などに左右されず、歴史的事実の集合を分析した上で物事を客観的に判断していくことが、真の善に繋がるのではないか、ということです。こうした行動をとるのは、あらゆる人間関係が複雑に交差する人間社会では難しいですし、そういう判断を自分でしていくには、相当の修練を要するものだと思います。政治家は、これで飯を食っているのだから、しっかりしてもらいたいと思うとともに、真の善とは実は時の経過が教えてくれるという難しさがあり、その時点の世論と反対の判断をした場合、それを押し通していくのは難しく、歴史の失敗は政治家の責任のみではなく、大衆にも少なからず責任があるのではないか、と考えさせられます。そういった意味で大衆の一員である個人一人ひとりが良い判断をしていくことで、大衆による間違いを減らすことができるはずなのです。しかし、個人レベルの判断はないに等しいとされ、多数決により物事が決定されていく現代社会…。民主主義社会は、本当に良いものなのでしょうか、そして本当に良い方向を見定めることができるのでしょうか…。アフリカの原住民社会では、老練の村長により重要なことには判断が下されていきますが、実はこれがベストなのではないか、と…。題材として深い内容を取り上げており、お堅いドイツらしい、戦争で失敗したドイツらしい作品だと思いました。6点(2004-08-13 09:33:03)

58.  12モンキーズ これほど感動的なラストがあるだろうか。泣けた。音楽と映像が融合して、悲哀、期待、復讐、正義、犠牲、歓喜、無常などあらゆる感情が短い時間の間に見事に表現されている。6点(2004-07-20 21:26:10)

59.  見知らぬ乗客 テニスシーンと回転木馬シーンは不自然だが、それが逆に心地よかった。任天堂の名機ファミコンには通称”バグ”と言われるコンピュータが正常に作動しなくなる状態があったが、それが裏技などを生み出し、とてもいい味を出していた。そんな感覚をあの不自然なシーンから感じた。「変だけど、ないかいいなぁ」って。バグの面白さになかなかありつくことができない現代では貴重なものなのでは…。 ロバート・ウォーカーは完璧だった。6点(2004-07-18 14:38:40)

60.  機動戦士SDガンダム SD戦国伝~暴終空城の章~ これビデオで見たんです。ここからは、このサイトの趣旨から離れるとは思うのですが、このビデオについて語っていきたいと思います。”ぼっぴん”。劇場公開作品はこのSD戦国伝だけなのですが、これ以外に隠密頑駄無の話と豆知識コーナーと宇宙泥棒シャアの話がビデオには収録されています。SD戦国伝も結構面白いんだけど、他の話も負けず劣らずどれもこれもかなりテンポ良くて、特に宇宙泥棒シャアの話は、”ツッコミとボケ”が絶妙なタイミングで繰り出されていき、私の自己お笑い哲学に大きく貢献してくれた作品でもあります。下手なお笑い番組なんか吹っ飛んでしまうくらいの迫力があり、現在放送されているすべてのお笑い番組はこれに負けるのではないかと思うほどのノリの良さがあります。いやホント”勝ったも同然”です。しかもかかる音楽全部良過ぎるんです。エンディングソングはかなり良過ぎるし、BGMも良過ぎです。こういうものができてしまった時代の綾とでもいいますか…。いや~ホント凄いビデオです。反武羅罷曰く、”十点満点”ってことで。< 追加>6点に変更します。6点(2004-03-04 16:09:15)

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25218.51%
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4186.41%
5176.05%
6186.41%
7155.34%
8155.34%
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