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41.  ベスト・キッド4 《ネタバレ》 何故か空手を習った後では前よりも女の子らしくなっているヒラリー。そうか、ベスト・キッドって元々アクションじゃなくてヒューマン・ドラマだったのか!いや~、空手って凄いな…と冗談はこの辺にしておいて、結局何だかんだ言ってこれで一作目から第四作まで全部観てしまったのですが、相変わらずこのシリーズはミヤギさんからマイナスイオンでも放出しているのか、どこか憎めません。観終わった後の清涼感も堪らないし、流石に今回はミヤギさんもただのエロ親父という気がしなくもありませんが、「踊れない僧侶は信じられない」など爆弾発言も健在です。もうこれ以上続編が作られないのかと思うと残念(安心?)で仕方ありません。ノリユキ・パット・モリタよ、永遠に…。合掌(-人-)[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 16:13:17)

42.  オルフェ 何たるイマジネーション!ジャン・コクトーの映画を観たのは「美女と野獣」に引き続き二度目ですが、またもや度肝を抜かれました。映像の逆回転なんて今の時代から見れば子供騙しでしかないのでしょうが(それとも当時からそうだったのでしょうか?)、幻想的で詩情豊かなコクトーワールドの雰囲気がその技法をより洗練されたものへと生まれ変わらせています。監督本人が詩人というだけあって登場人物たちの会話が妙にまどろっこしく感じられる部分もあるのですが、映像だけでも一見…いや、二見三見する価値はあります。ブラボー![ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 12:53:15)(良:2票)

43.  ウェイクアップ!ネッド 《ネタバレ》 年末ジャンボですか?当然外れましたよ、でもこういう映画を観ると今年もまた懲りずに買ってしまいそうです。まずは冒頭のやたら壮大なオープニングからやられてしまいました。主演は「チャーリーとチョコレート工場」のデビッドお爺ちゃんですか、相変わらずエキサイティングしていますなぁ~。全裸でのバイク疾走シーンのカットバックは笑いました。ただ次から次へと予測し得ない展開が起きる割には、最後はそのまま見事なハッピーエンドだったけど、通報しようとしたお婆さんが偶然により死亡したのはやはり"運"が彼らに対して味方したということなのでしょうね。ネッド・ディヴァインに乾杯![CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-17 11:11:25)

44.  星降る夜のリストランテ 《ネタバレ》 何ともお洒落なタイトルに惹かれて観たのですが、その期待を裏切らない素晴らしいものでした。初めはロバート・アルトマンのような群像劇を連想させ、ちょっと身構えてしまったのですが、実際はレストランに集う人々全体の一つの話だったので混乱せずに分かり易く観ることが出来ました。まずは何と言ってもレストランという所の目の付け所が良い!自分もよくファミリーレストランに行くとどうしても横や斜めにいる客が気になってしまうので、そこをネタにしたかーと唸ってしまいました。それから本当かどうか分からないけど劇中の台詞でファニー・アルダンが50歳って…本当ですか?いやはや、お美しい…と映画とは関係の無いところで驚いてしまいました。そしてラストの余韻がこれまた素晴らしい。本編でやたら必要以上にゲームボーイの画面が映し出されていたのはこういう訳ですか。「特別な一日」なんかもそうだけど、エットーレ・スコラ監督の作品には職人性を感じさせる作りがありもっと評価されても良いと思います。[地上波(字幕)] 6点(2006-01-17 10:54:28)

45.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街 《ネタバレ》 カラー版を観ちまいました。オリジナルの方も探したのですが結局見付からなかったので…。感想としては例のサヤエンドウ及び、その中身のグジュグジュが着色化されたことにより、より気色悪さが倍増されたように思えるのですが、全体的にはやはりモノクロの方が50年代ホラーの作風にマッチしていて良かったと思います。映画自体は低予算ながらも煮詰めに煮詰められた脚本と的確な演出によりなかなか良質な作品に仕上がっていたと思います。侵略の規模が小さすぎるという突っ込みも逆にリアリティがあって良かったし、一見安易そうに見えるラストも、あの後果たして本当に異性人の侵略を食い止められたのか?という想像力を刺激されます。意外とパロディ作品「パラサイト」(ロバート・ロドリゲス監督)なんかと見比べてみると面白いかもしれません。もう一点はいつかオリジナル版を観た時の為に残しておきます。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 10:49:04)

46.  8 1/2 《ネタバレ》 これ大好きなんですよ、フェリーニのベストと言われたら多分これを挙げるかも。無限のパワーが溢れ出ている。よく難解、難解と言われますがストーリー自体は分かりすぎる程簡単なわけで、ただ作風が難解なだけで後は主人公の幻想と現実のパートの区別を付ければ良いのですが、それがなかなか厄介なんですね。普通に考えれば人間である以上、観ている誰もがグイドに共感できるはずなのですが…。しかし映像だけでも十分に観る価値はあります。冒頭の息苦しい渋滞の悪夢から、ワーグナーとハーレムを組み合わせたグイドの妄想、いつまで経っても完成しない象徴的な映画のセット、そしてラストの「人生の総決算」とでも言うべき大団円と、驚くべきイマジネーションの数々が噴水のように湧き出てきます。そんな中でも個人的にやはり凄いと思うのが、最後に主人公が(妄想の中で)銃で頭をブチ抜いた後、その生まれ変わった気持ちをどう表現すれば良いかということで、主人公が今までに出会った人物を全員登場させて輪になって踊らせるという、まさに「映像の魔術師」と呼ばれる所以、そしてフェリーニ以外には真似することの出来ない芸当がここにあると思います。これだから人生はやめられない!ところで日本版DVD、何故出ない?[ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-17 10:25:45)

47.  ケス 《ネタバレ》 相変わらずケン・ローチ先生の授業は厳しいですね。学校教師の行いは体罰以外の何者でもないし、最後には最愛の小鳥まで殺してしまう。それでもサッカーのシーンで「Manchester United 2」なんてテロップを挿入するところはユーモアがあるし、心寂しい田舎の風景も少年とケスが戯れている時だけはこの上なく美しく感じられました。そんな訳で僕は今のところ彼の作品の中では『SWEET SIXTEEN』を越えて、本作が一番好きです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-12 14:27:50)

48.  バイオハザードII アポカリプス これならまだ前作の方が良かったかもしれません。次から次へと怪物ちゃん達を登場させてくれるのは嬉しいのですが、その分ほとんどストーリー性が感じられず完全に脚本が等閑状態になっています。またアクションシーンもカット割が多すぎて何をやっているのかイマイチよく分からないし、どれも同じシーンの繰り返しに見えます。更にもう一つ欠点を挙げるとすれば、それはこの作品のオリジナリティの無さでしょうか。既存ゾンビ映画のパクリ(パロディ?)と思しき描写や展開もあれば、ネメシスなんてまんま「ターミネーター」だし、敵部隊との戦いは差し詰め「リベリオン」と言うところでしょうか。最もSF関係には詳しくないので、僕の憶測もあるでしょうが(て言うかほとんどそう)。ポール・W・S・アンダーソン、「エイリアンVSプレデター」の撮影で忙しかったのは分かるけど、もうちょっと真面目にやってくれない?ただジル役のシエンナ・ギロリーはなかなか勇ましくて良かったです。確かこの映画は予告編の作りがかなりユニークで面白かった記憶があるのですが、本編の方は完全にそれに負けていますね。え、パート3?もう良いですよ…。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-11 18:57:39)

49.  キートンのハード・ラック(悪運) 《ネタバレ》 「キートンの自殺マニュアル」、台無しで自力で首を吊るところは笑った。それから有り得ない釣りのシーンも好き。最後は地球の反対側まで行って中国へと辿り着いてしまいました。これぞ正しくキートンの不死身さを証明した一本だと思います。これにて「キートンのハード・ラック」、一巻の終わり(澤登さんのパクリ)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 14:38:11)

50.  ミンボーの女 《ネタバレ》 基本的にヤクザが絡んでいる映画って嫌いなんだけど、これは面白かった!ヤクザとプロフェッショナルの真剣勝負、撮影現場はさぞや凄い唾の嵐だったでしょう(笑)。マルサよりも強く、「スーパーの女」が子供騙しに思えてくる程の迫力。ただこの映画の本当の主人公は宮本信子ではなく、従業員役の大地康雄と村田雄浩でしょう。最後にヤクザに向かって反撃するところ、そして今まで逃げ隠れしていた総支配人が言い返すところはスカッ!としました。相変わらず伊丹監督はこういう凡人の知らない世界を見事に娯楽化するのが上手く、観客を引き付けるコツを心得ていたんだろうなぁ~とつくづく思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-09 13:59:42)

51.  ハットしてキャット うん、確かにこれはつまらないし酷いと思います。はっきり言って子供騙しにもならないんじゃないでしょうか。ただ監督のボー・ウェルチは流石ティム・バートン作品の美術などを担当していただけあって、その強烈な色彩感覚は圧巻です。ある種観ていて目が痛くなる程の映像は、結果的には失敗に終わってもその才能は遺憾無く発揮されたと言っても良いんじゃないでしょうかね(反論は受け付けません、笑)。また終始お嬢様風な洋服姿のダコタ・ファニングも可愛く、「HANG IN THERE BABY」のシーンは『オースティン・パワーズ~』を想起させ不覚にも笑いました。マイク・マイヤーズのメイクはスティーブン・キングの『IT』に並ぶ気色悪さ、そうそうさり気なくパリス・ヒルトンも出ていましたよ。余談ですが原作のドクター・スースは世界的に有名な児童文学作家だそうなので、今度読んでみようと思います。愛を込めての5点(これは嘘)。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-05 12:02:25)

52.  市民ケーン 《ネタバレ》 初めて観た時は「何がそんなに凄いねん!?」と関西人でもないのに関西弁で叫んでしまいましたが、何年か振りに見直してみると確かに凄いんです。冒頭の一面雪景色かと思ったら突如カメラがズームバックしてスノードームへと移り変わるオープニングから、全編に亘って繰り広げられる徹底したパンフォーカス撮影、少々やり過ぎなんじゃないかとさえ思える影を多用した照明配置と、このワンシーンを撮るだけでも相当時間掛かってるんだろうな~というスタッフの影の苦労が窺えます。ただ正直言って個人的にストーリー自体は面白くも何ともない…とまでは言いませんが、『アビエイター』のハワード・ヒューズ氏同様、アメリカの富豪のやることには付いていけません(一応こっちはフィクションですが)。この映画の実質上の主人公である記者トンプソンの「私にはケーンが哀れに感じる」という言葉には同感です。結局ケーンは数多くの大事なものを失い、その中でも"薔薇のつぼみ"は取り分け大きくて重要だったということでしょう。とりあえず富と名声さえ手に入れれば人生の"勝ち組"(この言葉大嫌い!)とかになれると思っている人々に是非観て頂きたいですな(笑)。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-03 12:23:14)(良:2票)

53.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> 《ネタバレ》 初めて観た時は最後のトリックばかりが気になって、オチ命!の作品という気がしなくもなかったけど、改めて見直してみるとドラマ部分も秀逸であることが(ようやく)分かりました。二転三転するストーリー、コロンボが小賢しい評論家の犯人を追い詰める様はまさに爽快!また彼が前衛画家のアトリエを訪ねるシーンや、下宿の女将との対話などコメディパートもバランス良く描かれています。そして何よりもあのラスト…このストーリーを作り上げた脚本家のジャクソン・ギリスはまさしく天才であり、コロンボシリーズの中でも屈指の最強作だと思います(でも「別れのワイン」も惜しい)。[地上波(吹替)] 9点(2006-01-01 22:24:37)

54.  マルサの女 《ネタバレ》 新年一発目に脱税映画というのも何ですが、なかなか面白かったです。「お葬式」はイマイチだったけど、これは良いですね。何と言っても国税局という悪役のイメージを逆手に取ったようなアイディアがお見事!前半で悪徳実業家・ヤクザ・銀行家などに散々丸め込まれておきながら、後半で"マルサ"となった主人公が一気にその巻き返しを図るこのカタルシス。また最後の宮本信子と山崎努の対話にも情緒がありました。ところで伊丹監督の映画って妙にエロいシーンがいっぱい出てくるのですが、どういう訳かちっともエロスを感じさせませんね。突っ込んで良いのかどうか分からないけど…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-01 13:37:12)

55.  戦艦ポチョムキン 《ネタバレ》 「第一章 人々とうじ虫」というタイトルが凄い、何か笑ってしまいます。正直序盤はちょっと退屈…と言うのも観ている方も劇中の水兵たち同様、上級仕官の悪行に耐えなければならないので観ていて歯痒いのですが、一度蜂起が起こってからはひたすら凄まじい。どんどんエスカレートしてやがてかの有名なオデッサ階段での虐殺へと発展する。民衆の握り拳、泣き叫ぶ母親、乳母車、そして破壊されるオデッサ劇場の石造と、モンタージュの偉大さを噛み締めながらただ眼前に広がる地獄絵図に見入ってしまいます。また石段に並ぶ兵隊の影の太く長いこと!まさにエイゼンシュテインは映画の神様ですね。ただオデッサの階段のシーンがあまりにもエキサイティングしたせいか、その反動からかそこから最後の大団円までがまたちょっと眠くなるのですが、これは単純に僕の未熟さ故なので戒めの念も込めて-2点引いておきます。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-31 21:59:54)

56.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM> 原作者のリチャード・レビンソン、ウィリアム・リンクを始め、脚本のスティーブン・ボチコなど製作スタッフが全シリーズの中でも最も気に入っているエピソードがこの作品らしいですが、そういう事実を踏まえた上で観たら以前より面白かったです。実質上コロンボの第一作目でもある本作は、監督の若き日のスティーブン・スピルバーグがその才能の片鱗を見せ付けます。ヒッチコックを意識した緊迫感ある犯行シーン、丁寧な描写。そして犯人役のジャック・キャシディの如何にも楽しそうな、ある種応援さえもしたくなる軽快な悪役ぶり。新鮮さに満ちたアイディアから、まさしく傑作と呼ぶに相応しい一本だと思いますが、こういう予備知識を仕込んだ上での鑑賞はやはり正当ではないと思うので、元のままの点数で採点させて頂きます。[地上波(吹替)] 7点(2005-12-31 21:09:56)

57.  お葬式 《ネタバレ》 観る前からあまり乗り気ではなかったのですが…、何せタイトルが「お葬式」って暗すぎる!内容は杞憂していた通り如何にも日本人らしいジメジメしたブラックコメディで、最初はギャグも薄ら寒いとしか思えなかったのですが、観ていく内にだんだんそのナンセンスがこの映画の魅力だと分かってきて後半以降は逆に心地良く感じられました。特に中盤のサイレントシーンとお通夜の客を必死に帰そうとするシーンが好きです。突如挿入される山崎努と高瀬春奈の絡みは気色悪い以外の何者でもありませんでしたが…。唯一嬉しい誤算は住職役の笠智衆の登場でしょうか。御前様、柴又から出張して来たのですか?まあいつか自分も身内の葬式を出す時の為に、予備知識として観ておいて損は無い一本じゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-29 14:35:26)

58.  舞踏会の手帖 《ネタバレ》 2005年、最後の最後に素晴らしいものを観させて頂きました。これはもう兎に角美しいとしか言いようがない…。他の作品のレビューでも「美しい」を連発しているけど、この作品に限ってはそれ以外言葉が見つからない。優雅なオープニングから舞踏会での乱舞、灰色のワルツの曲、そして極め付けは主演のマリー・ベルの容姿。てっきりもっと頻繁に舞踏会が出てくる映画かと思いきや、実際は過去に舞踏会で踊った相手の亡霊を探しに行くという(中には本当に亡霊になっている人もいたりして)なかなか倒錯したストーリーではありますが、過去に思いを馳せる登場人物たちの心情が丁寧に描かれていて良かったです。また中盤の『第三の男』を彷彿とさせるような印象的なカメラワークも、その場の不穏な空気を駆り立てていて効果的でした。ラストは一瞬何が起きたのか分からなかったけど、巨匠デュヴィヴィエの卓越した演出センスを感じさせます。9点に近い8点。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-29 14:28:12)

59.  ニュールンベルグ裁判 《ネタバレ》 これは何もかもが素晴らしいと言わざるを得ません。三時間という長さをものともさせない息詰まる展開。緊迫感溢れる一方で、主演のスペンサー・トレイシーの人柄の良さも感じさせる。バート・ランカスターの威厳に満ちた演技、リチャード・ウィドマークとマクシミリアン・シェルの対決、そして華のあるマレーネ・ディートリッヒ。その他証人役として登場するジュディ・ガーランドやモンゴメリー・クリフトも、出演シーンが僅かながら流石名優というだけあって強烈な存在感を放っています。また撮影のアーネスト・ラズロの緩急を巧みに利用したカメラワークが素晴らしく、特に法廷シーンでの迫力は相当なものです。映画は最後にナチスの悪行から話を乗り越え、世界の"正義と悪"の本質に迫る。非常に意義深い作品です。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-26 19:51:27)(良:1票)

60.  クイーン・コング 《ネタバレ》 「ヤリはやりすぎよ!」から嫌な予感はしていたのですが…。しかしまあ、ジャクソン版『キング・コング』公開日にこれを放送するとはテレ東も良い度胸してるぜ(笑)。そしてその出来は雲泥の差(当然だけど)。もう最初から真面目にやる気ゼロなんですね。だからと言って開き直れば面白いかと言うとそうでもなく、どこをどう楽しめば良いのやらサッパリ。これならまだ『ジュラシック・ボーイ』の方がマシです。主人公とコングが結ばれるハッピーエンド版(偽)『キング・コング』を観たい方はどうぞ。個人的にはこんな映画を作る金がどこから湧き出てくるのかマジで不思議なんですけど…。[地上波(吹替)] 2点(2005-12-26 19:19:04)(笑:1票)

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