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41.  地獄に堕ちた勇者ども かつてこれほどまでに、人間の憎悪を描いた作品があっただろうか。エッセンベック家の相続をめぐる骨肉の争いは憎しみに満ちている。始まりの誕生会、そして最後の結婚式に至るまで、人間の醜い部分をひたすら描かれており、人間不信に陥りそうなほど。母親に愛されなかったマルティン、そのことが彼を憎しみに満ちた男に変えてしまう。そう、憎しみは憎しみしか生まない、最後の自殺に追いやるシーンは憎しみと悲しみが同居したなんとも冷たい場面。最後敬礼するあたり、ナチスによる退廃時代を予感させる。9点(2003-03-18 19:56:26)

42.  チョコレート(2001) 見終わった後も、ずっと余韻に浸っていたい、そう思わせる映画だ。父親譲りの人種差別を持つ看守ハンクと彼が刑を執行した死刑囚ローレンスの妻レティシアの恋はいささか偶然が重なりすぎている感は否めないが、微妙な距離感が見事に描かれていて、それだけでも十分楽しめる。それと議論の的である官能的な場面についてだが、お互い息子を失った孤独感を表現するといった意味でも必要と考える。それとハンクの多くを語らない人物設定が良い、物語に深みを、彼の言葉に重みを増している。だからこそ、レティシアは彼の言葉を信じたんだろうし、最後のシーンでハンクの素性を知っても、笑顔で返すことができたのだろう。9点(2003-03-09 17:34:55)

43.  ピアノ・レッスン ホリー・ハンターが浜辺でピアノを弾くシーンは映画史に残る名シーン。これだけでも見る価値あり。女性心理を中心に話が展開していくため、男には理解しがたい場面もあるが、絵画のような映像だけでも魅了させてくれる。9点(2003-03-03 18:19:36)(良:1票)

44.  現金に体を張れ スタンリー・キューブリックの哲学チックな映画を好まない私としては、分かりやすい展開で気楽に楽しめる。念密に計画されたはずの現金強奪劇が肝心の詰めが甘く綻びていく過程が面白い。馬券係のジョージの妻が計画の打ち合わせを盗み聞きしていたのに簡単に解放してしまうところ。ジョニーに雇われたニッキーが競走馬を狙撃後、駐車場の管理人の黒人をクロ呼ばわりするが故に墓穴を掘り警官に射殺されるところ。パズルでたとえると最後の数ピースが足りない状態、それが作品にコミカルさを生み、犯罪者を応援してしまう心理に誘い込んでいる。たしかに、最近の類似映画は派手な演出で、娯楽性に富んだ作品が多く、物足りなさを感じるかもしれないが、テンポの良さ、ジョージの能なしぶりによるコミカルな面などシンプルでありながら十分現代でも通用する娯楽映画だろう。9点(2003-03-02 19:10:12)(良:1票)

45.  ギター弾きの恋 実在しないギターリストをあたかも実在したかのように、ドキュメントタッチ描くあたりウディ・アレンらしい。過去の作品と照らし合わせると、主演のギターリストはウディ・アレンでも良さそうだが、実際見てみると納得。ショーン・ペン 光ってます。恋愛下手だけならウディでもつとまるが、理想となるあこがれも兼ね備えるとなると、ショーン・ペン はまさに適役。ホント彼は懐の深い俳優だ。9点(2003-02-24 23:59:23)

46.  ライフ・イズ・ビューティフル 前半は喜劇を見ているようなパズル的感覚で楽しめ、一転後半はナチスの収容所をメインに子供に嘘のゲームで安心させるグイドに感動させられる。笑いと涙に満ちた作品。9点(2003-02-23 22:02:01)

47.  エクソシスト 単なるホラー映画ではない。この映画の凄いところは悪魔と戦う神父カラスの心理を深く描いたところ。母親の死で自らを責め、自身の信仰心すら、ゆらぐ過程を細かく描写している。演出面が取り上げられる事が多い映画だが、人間の心理を細かく描くことにより、恐怖を増幅させたところは評価に値する。9点(2003-02-13 17:46:24)

48.  フル・モンティ 馬鹿さ加減がいい!大の男(ご老人も)がすっぱだかで踊る!そこに哀愁が漂うあたり、そこいらのコメディー映画とは違う。切なくも笑える、馬鹿だが憎めない、細かいことをレビューする気にもならない。男達のぬぎっぷりを見よ!9点(2003-02-09 22:37:53)

49.  僕の村は戦場だった タルコフスキーの長編第一作。彼の作品にしては珍しく、子供を通じて戦争の悲惨さをストレートに訴えている。後の傑作に見られる映像美はすでに確立されている。タルコフスキー作品中、一番取っつきやすいかもしれない。9点(2003-02-09 10:18:40)

50.  アルカトラズからの脱出 実話を元にしただけに脱出劇に派手さはないが、脚色を抑え忠実に作っている感が伝わり良い。独房で築くのさえ難しい人間関係に信頼が生まれる過程を見事に表現したところはドン・シーゲルの手腕だろう。それが、最後のバッツが取り残される展開に、成功者と失敗者の両面を味わえる功績を生んだ。個人的にはフランス映画の「穴」が脱獄物で最高であるのには変わらないが、脱獄物の定番でしょう。9点(2003-02-08 16:15:02)

51.  ナイト・オン・ザ・プラネット オムニバス形式のため、それぞれで評価が分かれるが、ロサンゼルス編はウィノナ・ライダー のませたところに惹かれ、ニューヨーク編はタクシードライバーと客の絶妙なコンビネーションで笑え、パリ編は盲人が一泡吹かせてスッとする。ローマのロベルト・ベニーニ のワンマンショウ以外は素晴らしい出来、ジム・ジャームッシュの代表作でしょう。9点(2003-01-02 10:29:33)

52.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 最近のサスペンスものは、視聴者を欺くことばかりに焦点を当てすぎて、中身の薄い印象に残らない作品が目に付いた。その点この映画は優れている。死刑制度といった重いテーマ常にベースに置きながら、死刑執行へのカウントダウン、正体不明な男の存在などサスペンスの魅力も損なっていない。それにしても、感動を喚起させる最後のケビン・スペイシーの表情は素晴らしい、死刑制度に反対しながら自ら死を選ぶ、世間から見放された男の哀れさに満ちた見事なラストだ。8点(2004-02-29 10:59:16)(良:1票)

53.  お熱いのがお好き お得意のドタバタ劇なんだけど、マリリン・モンローの存在感が際立ってます。特に俳優を誘惑シーンはまるで見てるこっちが誘惑させられているような錯覚に陥る。いまの時代、ここまで輝いてる女優はいないねえ、ワイルダーもメロメロになりながら撮ってたんじゃなかろうか、そんな場面がちらほら。確かに今作はマリリンあっての作品だろうし、色気たっぷりに歌うシーンも数多く収録されている。でも個人的に好きだったのはジャック・レモンと老紳士の恋愛模様。位置づけはサイド・ストーリでもマリリンの恋愛とのギャップが楽しいし、だんだんジャック・レモンの方が、のめり込む展開は大いに笑える。でもそれも、マリリンを引き立てるためのお話なんでしょうねえ。最後のきめ台詞にこだわるワイルダー今回は老紳士の「完全な人間なんて誰もいやしない」う~ん、お後がよろしい。8点(2004-02-24 09:05:37)

54.  戦場のピアニスト ピアニストの波乱な生涯を描いたと言うより、一人のユダヤ人の生きる事への執着を描いた作品どいえる。ピアニストなら戦前の演奏に観客が酔いしれる場面を加えればもっと感動的な作品になっただろうし、主人公にも感情移入しやすく感動大作となったかもしれない。でもロマン・ポランスキーはリアリィティを追求を選択したのである。ドイツ兵を悪一点張りに表現せず、義捐金で私欲を肥やすポーランド人を描きより公平な立場で描いてる。意識的にそうしたのであれば、文句の付けようがない。8点(2004-02-23 08:34:20)

55.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン やはりスティーブン・スピルバーグは単純な脚本ほど力を発揮する。追うもの、追われるものという解りやすい図式、未成年の天才とちょっと詰めの甘いFBI捜査官などなど面白い材料が豊富。ある意味これだけの材料が揃って面白くない方がおかしいかも。お互い孤独でクリスマス・イヴに欠かさず会話するといったエピソードはどちらも憎めないといった印象を与え、一風変わった友情物語に花を添える。8点(2004-02-23 08:30:33)

56.  野いちご 冒頭のイサクのみる夢のシーンのなんと素晴らしい事か、いろいろ解釈できそうな展開が見る者の興味を引き続ける。そして誰もが感じるであろう、主人公イサクの孤独感、感情移入しやすい環境をすんなり夢の形で表現するあたり、さすがベルイマンといったところ。孤独感を今を生きる青年たちと対比させる手法も実にスムーズに進行する。孤独を愛すイサクが青年たちとの交流を通し、自分の生き方、考え方が次第に変化していく過程を見事に表現した傑作。8点(2003-09-03 16:34:47)(良:1票)

57.  イージー・ライダー バイクで広大な大地を走り、流れる音楽はSTEPPEN WOLFの「Born To Be Wild」。これだけで十分見る価値のある作品。何度見ても、出だしのギターリフが流れるだけで痺れる。広大な大地を走るバイク、そこに流れるアメリカンロック、この絶妙ともいえるブレンドを楽しむべきでしょう。ロード・ムービーって何?って聴かれたら、まずこの作品を挙げるでしょうねえ、最高作とはいえないがロード・ムービーの魅力がぎっしり詰まっています。8点(2003-05-22 17:22:47)

58.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 風刺劇とか語る前に絶妙ともいえる狂気と笑いのバランスが素晴らしい。さらに目を見張るのは、その細部に至るまでのこだわりだ。「平和こそ我らが」の看板の前で味方同士の兵士が打ち合うシーン、公衆電話で大統領に電話かけるシーン、さらに「コレクトコールで頼む」と訴えるところなんかはおおいに笑える。それと3役を演じきったピーター・セラーズ、言われなければ気付かないほどの変貌ぶり、中でも博士役は私的ベスト3に入る怪演だ。そして最後の女性ボーカルによる愛の歌に相反するキノコ雲のあめあられ、陳腐な感想だが、いちばん的を得てるからあえて言う、面白い!8点(2003-04-23 19:17:51)

59.  マルホランド・ドライブ 視聴者に無理難題を突きつける相変わらずのスタンスを守った作品だが、どういう訳か今作に限っては解きたい気持ちが持続された。それでも、ラストが近づいても絡み合った糸は解けず、相も変わらず?マークで見終わったが。すでに手は再生ボタンを押していた(一応DVD)・・。デビッド・リンチの狙いはこれか!8点(2003-04-16 18:34:07)

60.  ベニスに死す 努力のみでは手に入れる事が出来ない「美」。それを否定する男の目の前に現れた美の象徴のような、美少年タジオ。それを2時間にわたり描ききったルキノ・ビスコンティ には恐れ入る。共感しづらい展開のため、客観的に芸術を楽しむといった趣だが、美しい音楽と見事なラスト、名作の名に恥じない作品だ。ただ、ルキノ・ビスコンティの最高傑作とまでは至っていない。8点(2003-04-13 16:42:29)

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