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41.  おとうと(2009)  大学関係のインテリ・エリートなど、人物像が偏見ともいっていいほど月並みな型にはまっていて、『寅さん』シリーズでもときどきそんなステレオタイプな描き方があったから、これは山田洋次の悪いところなのにちがいない。まあ、そこは差し引いても、笑福亭鶴瓶のリアルさが、十分余りあった。むしろ『寅さん』のほうが落語タッチで、本物の落語家が演じたほうがリアルというのは、どうしたわけか。ところで、ホスピスでいつも弟のベッドの脇に寄り添っていたオッサン、ほんの脇役だが、横山あきおが実に味があってよかったなあ。昔の日本映画にはこうしたコメディアン出身の味のある役者がたくさんいて、山田洋次、あるいは黒澤明もそうだったけれども、すぐれた監督はこうした役者を使うのがうまかったなあ。[DVD(邦画)] 8点(2011-07-30 04:40:30)

42.  反逆児(1961) 今からみれば、名匠伊藤大輔の映画作りは、いささか古風、もしくは昔かたぎに感じるけれども、十分楽しめる一本でした。しかし、なんといっても、築山殿の杉村春子の鬼気迫る演技に脱帽。杉村春子に8点。[地上波(邦画)] 8点(2011-06-29 04:02:39)

43.  トウキョウソナタ 《ネタバレ》 たしかに、そんなことがあるかいな?と思わせるような、無理がいくつか話の展開にある。けれど、そもそも黒沢清という映画作家は、私見ではメルヘンの作家であって、リアリズムの作家ではないのだ。ただしメルヘンといっても、普通のメルヘンではなくて、不気味なメルヘン、不可解なメルヘン、破滅的なメルヘンなどをこの人は描いてきたように思う。メルヘンには、話の無理はつきもの。これも、現代のどこかにありそうな家族を題材にしたメルヘンで、とことん崩壊してゆく家族が、とうとうどん底にまで落ち入ることで、逆に立ち直るメルヘンとなっておりました。香川照之はいうまでもなく、小泉今日子をはじめとする俳優陣がよかったですね。ただ役所広司は、出ました、黒沢清ものの常連、という匂いがいささか鼻につきました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-13 02:58:48)

44.  未知への飛行 キューバ危機(1962)の2年後の作だけあって、当時の一触即発の、ピリピリした、いつ核戦争が勃発してもおかしくない世界状況の雰囲気が、よく伝わってくる。この頃と比べると、今はずいぶんと世界破滅危機の不安を感じなくなったものだ。ソ連が崩壊して、冷戦がいちおう終了した、ということになっているからなのだろうが、はたしてフェイルセーフは万全になったものやら。それに、中国・北朝鮮は......。と思うと、ひょっとするとわれわれは、明日のことも知らず、のほほんと暮らしているだけなのかも......。そんな気に十分させる映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-18 05:16:50)

45.  からっ風野郎 《ネタバレ》  おそらく脚本(菊島隆三)が良かったのと、ヨーロッパで時代のヌーベル・ヴァーグを学んできた監督(増村保造)の新感覚があいまって、実録ものかと思わせるような、リアリティのあるヤクザ映画となった。三島由紀夫の稚拙なところのある演技がかえって、リアリティを増す効果があった。案外ミシマは猫背だったんだ(役作りでなければ)とわかったし、カッコづけ人生は役と共通するとしても、あんな頭の悪い粗暴な男がよく似合うとは意外だった。ところで、志村喬の親分は、さすがにどっしりした迫力があったし、脚本の菊島隆三がクロサワ組だっただけあってか、黒澤明の『酔いどれ天使』などの影響がちらほら見えた。しかし、なんといってもこの映画のピカイチは、ラストの三島の死ぬ姿で、あの写真集『薔薇刑』の、槍が刺さって殺されている絵柄を彷彿とさせるではないか。三島も、これが演りたかったにちがいない。ただ、話は観るほうになんのカタルシスもなく、あっけなく終わる。[DVD(邦画)] 8点(2010-10-07 14:21:03)

46.  おっぱいバレー 《ネタバレ》  脚本の岡田惠和といえば、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』を思い出す。あれもそうだったが、この脚本家は、話はベタだが、ときに泣かせるはなしが実にうまい。くだらんチャラばなしかと軽くみていたら、またやられてしまいました。今回は、昭和の40年代頃か、まだ児童に素朴さのあった、世間一般に性的刺激のまだ乏しかった頃の話。予想に反して、なかなか結構でしたが、しかし題名はもうちょっとならんかったのか?[DVD(邦画)] 8点(2010-02-26 04:54:36)

47.  ガマの油 《ネタバレ》  ときにファンタジー、ときにスラップスティック、ときにアングラ演劇風、ときにリアリスティック。これまで役所広司が演じてきた色々の集大成なのか、いろんな要素が盛り込まれているようだけれども、全体のテーマとしては、人の死というものについて、一編の現代風仏教説話のようなものとなっていて、ときに心にぐっと迫る、いい映画だった。[DVD(邦画)] 8点(2010-02-14 18:58:32)

48.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》  どうせおふざけの、ウジャジャけた映画なのだろうと、あまり期待もせず観たのだったが、意外にもしっかりした、良質の映画だった。宮迫博之の変質的演技は、おそらく定評のあるところなのだろう(角川春樹は、宮迫を自作の主演に抜擢するのに際して、てっきり彼を俳優だと思っていたという)から、いまさらなのだろうが、それより、娘役の仲里依紗が出色だった。今後に期待できます。ところで、麻生久美子扮する女が、宮迫扮するオッサンとその娘を前にして、変態客とヤッたといい、「わたしヤリマンだから」といったのは、逆説ながら、善人ぶった即興のウソだったように思えた。再婚なんて、と抗う娘に対し、父親がこれ以上のぼせあがらないように、これで冷めて引いてしまうように、という機転だったように思うが、いかがか。[DVD(邦画)] 8点(2009-12-21 09:40:44)(良:1票)

49.  私は貝になりたい(2008) 《ネタバレ》 しっかりと良心的に作られていて、出演者たちに別に浮ついたところもない。これにそうとう低い評価を与えるのは、観る前からなにか別のものを求めていたのじゃないか、としか思えない。戦中も戦後も、理不尽さに翻弄される一介の庶民。調べてみると、話の結末は脚本家の創作で、実際に処刑された二等兵はいなかった、というのが唯一の救い。焼け跡の都市のCGが巧みでした。[DVD(邦画)] 8点(2009-09-19 04:05:44)

50.  山のあなた 徳市の恋  オリジナル版は観てないけれども、おそらくもっとテンポがあったろう。話はたわいもないが、わざとテンポを出さないような、ゆったりと流れる時間がよろしゅうございました。昔は、どこにもこんな時間があったのだ。今日の宿屋と比べてみると、はっきり違うのは、そうだテレビがない、ということだと気づく。テレビだけが原因というわけでもないにはちがいないが、テレビひとつで、時間の流れ方も変わってしまうのも確かだ。くわえて、現代ではネットと携帯が......。そういうものがまだなかった古き良き時代の時間を描いて、なかなか佳作となりました。[DVD(邦画)] 8点(2009-03-19 23:41:32)(良:1票)

51.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 そう、昭和三十年代はみんな貧乏だったけど、純朴な人情があった。もちろん悪い奴もいたが、今ほど理解を超えた非道ぶりでもなかった......。物語は、なんとなく先の読める展開だけれども、それでいいのだと思える予定調和でした。登場人物に少々家族のような親しみがわいてきました。続編をお願いします。[DVD(邦画)] 8点(2008-11-12 16:53:26)

52.  28週後...  恐ろしく哀しいお話。強烈な映像......。しかし個人的な好みでいわせてもらうと、私めが最も魅かれたのは、初期のキング・クリムゾン調の音楽でした。懐かしの音、メロトロン......。さすがブリティッシュ、全体にひと味違う。[DVD(吹替)] 8点(2008-10-07 04:36:10)

53.  真珠の耳飾りの少女 作家の想像力が、一枚の名画から、こんなスケベエでドロドロしたお話を作り上げよった! なにか清純なものが汚らわしいものによって陵辱された気分が残る。それにしても、画面は極上に美しかった。撮影・照明・美術・衣装に引き寄せられて8点。[DVD(字幕)] 8点(2008-09-28 04:33:34)

54.  やじきた道中 てれすこ 《ネタバレ》 のっけからあの溝口健二の名作、『近松物語』のパロディーに始まって、狸が恩返しにサイコロに化けて博打に勝たせる古典落語の『狸賽』もあり、これ全体が一編の落語のよう。画面も演技も手を抜かず、しっかり作ってあるので、素直に楽しめました。[DVD(邦画)] 8点(2008-09-17 02:56:45)

55.  ロズウェル 《ネタバレ》 『未知との遭遇』とか『ET』みたいなメルヘンでもなく、かといって攻撃性まみれの宇宙侵略戦争ものでもなく、実際あったとしたら、たぶんこんな話だっただろう、と思わせるに十分な、ドキュメンタリー・タッチのUFOもので、この点わたしは高く評価しますね。宇宙人そのものよりも、事実を世間から隠蔽しようとする軍や政府とのあつれきが緊迫感を生んでいる。[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-10 01:48:34)

56.  犯人に告ぐ 《ネタバレ》 原作は読んでいませんが、劇場型犯罪にいどむ、劇場型捜査とでもいうべきアクティヴな捜査、犯行よりもむしろ警察とマスコミの内幕を丹念に描いて、なかなか秀逸な一作でした。犯人については多くは語られず、ただ「狂気」の雰囲気のみ、「卑劣」なのは本当は警察の上層部とマスコミなのでした。笹野高史演じるところの「津田長」のような、世間的には恵まれない職人的デカが、唯一の救い。[DVD(邦画)] 8点(2008-06-07 06:18:35)

57.  しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》  「しゃべる」ことの、自己表現のへたな人間たちが、ともに悩みながら成長してゆくお話。香里奈の仏頂面が案外魅力的だったし、脇をかためる八千草薫と伊東四朗がよかった。それにつけても、皆さんのいうとおり、故桂枝雀の偉大さよ。子役がまねしてなぞっているだけなのに、思わず笑ってしまった。枝雀らくごは永遠なり。[DVD(邦画)] 8点(2008-05-30 12:22:13)

58.  土俵祭  黒澤明脚本で、本人以外が監督したものでは、3本目にあたるようだ。この直前に黒澤明は『姿三四郎』を自前で実現させている。相撲道をめざす片岡千恵蔵が若々しいのだが、それより今日でも問題になっているような、いじめのシゴキ問題やら、八百長問題やら、勝てばいいのか、強ければいいのかというの問題が、すでにはっきり描かれているのが驚きだ。これこそリメイクだっていけそうじゃないか。それにしても、「先生と弟子」というテーマは、『姿三四郎』から、『七人の侍』の勝四郎、遺作の『まあだだよ』まで、黒澤明の中心的テーマだったのだということが、あらためてわかる。退屈なしに、一気に観れた。[DVD(邦画)] 8点(2008-05-15 23:43:52)

59.  岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 番長足球〈OV〉 いつもながらに、面白かった。カオルちゃんものは、昭和30年代の岸和田、いわば『ALWAYS 岸和田の夕日』。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-11 22:09:53)

60.  トゥモロー・ワールド  どうせ荒唐無稽のトンデモ映画だろうが娯楽にはなるだろうと、期待もせずに借りてきたが、それがどうして画面の異様な迫真感にたちまち引きこまれてしまった。たしかに話には無理があるとはいえ、この画面作りはたいしたものがあった。くわえてキング・クリムゾンの『宮殿』もうれし懐かし。この監督はただ者でないと見た。[DVD(吹替)] 8点(2007-07-21 03:52:04)

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