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621.  ラ・ブーム2 そうそう、第2作目でもソフィー・マルソーは未だにアイドルだったんだよナァ(遠い目)。普通、続編では誰かしらキャストが欠けたり変更されたりするモノなんだが、本作は珍しい例外中の例外。パパ、ママは兎も角、元カレとかお婆ちゃんとかまで健在なのでファンには嬉しい限りだったコトだろう。私は別に前作にもハマったクチではないもんで、相変わらずの続編には矢張り相変わらずの6点w。6点(2003-10-09 01:15:38)

622.  ファニー・ガール  1920年代にジーグフェルド・フォーリーズの花形だったファニー・ブライスの伝記をブロードウェイ・ミュージカルにアレンジし、バーブラ・ストライサンドが主演してヒットしたので映画化したのが本作である。主演は矢張りバーブラ。大張り切りで熱唱する彼女は見事オスカー主演女優賞をゲット!流石と言いたいトコロだが、生憎あんまり楽しめなかった。ワイラーのミュージカル演出がしっくり合っていないのも原因の一つ。何か畑違いの感は否めない。ボブ・メリル&ジュール・スタインの歌曲も個人的に今イチだったし(「People」がマァマァな位)。しかし、最大の原因はバーブラとオマー・シャリフの主演コンビのパーソナリティがどうにも好きになれないこと。特にオマー・シャリフはこの時期あれこれ出過ぎで節操が無いってか無さ過ぎ。バーブラも歌唱力の凄さは認めるけど、2時間半出突っ張りであの鼻を観続けるのはチト辛い。ワイラーと言えど凡作も有るってコトで悪いが4点マイナス。6点(2003-10-08 10:41:19)

623.  ミュータント・タートルズ(1990)  こんなのが人気コミックな上に映画化されて大ヒットを飛ばし、余勢を駆ってあろうことかTVアニメ化って…アメリカのお子ちゃま達の嗜好は日本人には何とも理解し難いモノがあるなぁ~。兎に角、主役たる4匹のカメのキャラクターが絶望的にイケてない‥ってか超ダサイ!!しかーも、何か訳分からないカンフーやってるし。おまいらニンジャだろ??ま、製作元がレイモンド・チョウのゴールデン・ハーベストじゃあ仕方ないか…。カメが4匹なんで洒落で4点が相応しかろうw。4点(2003-10-08 04:23:31)

624.  放射能X  イイねぇ、「放射能X」。何と言っても脚本が上手い!”蟻酸”や”女王蟻の存在”等々蟻の生態って奴をキチンと踏まえて安直な嘘や誤魔化しが無いから、サスペンスに満ちたストーリー展開にも抜群の説得力が有る。コノ手の映画だと目撃者の証言を一笑に付してみすみす後手に回る無能ぶりを曝すことの多い警察や軍隊が本作では機敏な対応を見せるのもテンションを高めて実に小気味良い。最高殊勲賞はテッド・シャードマンのシナリオにあるのは間違いない。次いでお手柄なのは勿論、ミニチュアではなく本当にでっかく作られた巨大蟻のギミック!!動きはやや大味ながらもハリーハウゼン的な人形アニメと一味違った巨大感は何ともド迫力で画面を盛り上げていた。最後にキャストについても触れておきたい。保安官ピーターソン役を演じたJ・ホイットモアは本作や「アスファルト・ジャングル」「猿の惑星」といった古典から「ショーシャンクの空に」「レリック」といった近作まで渋い脇役を務め続けている大ベテランである。本作では珍しい主演を見事に果たした。科学者メドフォード役のエドマンド・グウェンは「三十四丁目の奇蹟」(1947年・監督:ジョージ・シートン)でオスカー(助演男優賞)を獲得した名優だが、所詮お子様向けと馬鹿にしたりせず、本作のようなB級SFにもマメに顔を出してくれているのが嬉しい。FBIのグラハム捜査官を演じたジム・アーネスは1951年のSF映画「遊星よりの物体X」(監督:クリスチャン・ナイビー)で長身を買われモンスター役を演じたことでも有名。「X」つながりでマニア垂涎の両作に出演した幸運な男優として永遠に記憶され続けるだろうw。ロサンゼルス地下下水道が蟻塚と化したシークエンスの強烈なインパクトがキャメロンの「エイリアン2」にまで及ぼした歴史的事実は(実際に見比べて頂ければ一目瞭然だが)矢張り偉大であると個人的には思うので…古典的名作に敬意を込めて8点!!8点(2003-10-08 03:39:02)(良:1票)

625.  妖精たちの森 《ネタバレ》  本作の特異な点とはヘンリー・ジェイムズの傑作怪奇小説「ねじの回転」の後日談ならぬ”前日談”が描かれるコトにある。前任の家庭教師だったミス・ジェスルと庭師のクイントは如何にして死亡し、幽霊となったのだろうか?クイントに扮するは一貫した過剰演技で作品バスターに徹するマーロン・ブランド!なだけに激しい駄作の予感がよぎる。ジェスルを演じるステファニー・ビーチャムもブランドとの◇◆☆シーンでヌードを披露する目的で起用された大根だし…。しかーーーーし!真の主役は何と御両人ではなく、マイルズ&フローラの幼い兄妹だったのだ~!!クイントの不用意な一言が仇となり、哀れ御両人は兄妹の残酷な殺害計画の餌食となる。殊にブランドを殺す場面はかなーりエグイのでお覚悟をw。マイケル・ウィナーは以後冴えないアクション映画専門カントクと成り果てるが、本作では不気味なムードを漂わせつつネチっこく衝撃のラストまで描ききってナカナカ見事。但し、どう考えても兄妹のキャラ造形は余りにもアブノーマルで、ジェイムズ原作との整合性に欠け(過ぎ)て説得力が無いのは或る意味致命的。なもんで4点マイナース!6点(2003-10-07 00:52:59)

626.  大魔神怒る  1966年に突如3作連続して(春休み・夏休み・冬休みに合わせ)公開された大映の異色特撮時代劇シリーズ第2弾。監督は三隅研次に交代しているが、一線級の監督を立て続けに起用する制作姿勢には当時の大映の本シリーズに賭ける並々ならぬ気合の程が窺える。キャストも本郷功次郎、藤村志保の主役カップルに加え、悪大名・御子柴弾正に神田隆という力の入れようだ。音楽は勿論(前作に続き)伊福部昭!ビジュアルとしては何と言っても八雲の湖を真っ二つに割って魔神が出現するシーンが凄い。デミルの「十戒」からの引用であることは明白だが、安直な印象を受けないのはスタッフの「前作に負けまい」という心意気を画面から充分に感じて取れるからだろう。とは言うものの、矢張り続編の宿命たるインパクトの低下は拭えず。ヒロインの祈りで目覚めた埴輪(魔神)が悪の領主を滅ぼすというプロットが何の捻りもなくそのままじゃ止むを得まい。悪いけど3点マイナス。7点(2003-10-06 23:40:06)

627.  ペーパー・ムーン  ピーター・ボグダノビッチの映画への愛が随所に感じられる懐古調の佳作ロードムービー。MVPは何と言ってもアディ役で史上最年少オスカー(助演女優賞)に輝き、本作で衝撃のデビューを飾った天才子役テイタム・オニール!!とどなたもお思いだろうが、実のトコロ弱冠9歳でのオスカー受賞に果たした縁の下の力持ち的役回りとしてモーゼ役のライアン・オニールの存在を忘れる訳にはいくまい。如何に天才子役と言えど撮影に臨むプレッシャーは相当なモノだった筈。メインで共演する相手が”実の父”であるコトがどれ程彼女をリラックスさせ、彼女の持ち味を存分に引き出す絶妙のサポートとなったかを思い合わせれば、実はライアンこそが本作の最高殊勲選手であるとしても格別不当なモノではなかろう。「ある愛の詩」のオリバー役を含め、ハッキリ言って個人的に全然好きなタイプの俳優ではないが、本作と「バリー・リンドン」での彼は例外。後味悪いヤツばっかりで辟易だった70年代映画群にあって一際輝く小粋な本作に…8点!8点(2003-10-05 00:23:40)(良:2票)

628.  ジュリア  フレッド・ジンネマンは70年代に本作と「ジャッカルの日」の僅か2本しか撮らなかったが、2本とも傑出したクオリティだった。女流劇作家リリアン・ヘルマンの回想録が本作の原作だが、全てが史実ではない。ドキュメンタリー・タッチではあってもドキュメントそのものではないのだから映画的アレンジは当然である。殊に列車内でのサスペンスの見事さは娯楽のツボを外さない名匠ジンネマンの面目躍如たるモノがある。ベルリンでのジュリアとの再会も、そこに至るまでのタメが利いているので静かな描写の中にも悲痛なムードが漂い正に圧倒的。「マルタの鷹」等の原作者ダシール・ハメットに扮したジェースン・ロバーズ、ジュリアに扮したヴァネッサ・レッドグレーブが共にオスカーを受賞しているが、彼らの名演技を巧みに引き出したジンネマンの衰えぬ名伯楽ぶりに深く敬意を表し…9点進呈。9点(2003-10-04 03:59:19)

629.  エルム街の悪夢(1984)  睡魔をホラーにしようと悪夢と現実をクロスオーバーさせた着想はマァマァ面白いが、安直にフレディ・クルーガーという神出鬼没の不死身殺人鬼としてビジュアル化した為に低級な残酷スプラッタへと急降下。近年のホラーは兎に角ビジュアルで見せ過ぎて墓穴を掘るパターンが多いが、本作も例外ではなかった。何度でも言うが、残酷な殺害描写には生理的嫌悪感を覚えるだけで全然恐怖は感じない。この程度の作品がシリーズ化される安易な制作態度も問題アリアリだが、ショック描写や殺害場面を多用して観客を吃驚させるのは断じて「ホラー」ではナイ!!悪いが5点だ。5点(2003-10-04 03:11:37)

630.  三十四丁目の奇蹟(1947)  クリスマスをテーマにバレンタイン・デイビスが書き下ろしたオリジナルストーリーをジョージ・シートンが脚色&監督したハートウォーミングな映画の代表がコレ。世知辛い浮世に身を置いている内に夢見ることに対してシニカルを気取ってアイデンティティを保とうと努める哀しきリアリスト辺りには是非御覧頂きたい逸品である。何と言っても実在のNYメイシー百貨店を舞台にした年末商戦というリアリスティックの極みとも言える設定に法廷ドラマまで加えた上でファンタジーを融合させるストーリー展開が秀抜。MVPは当然オスカー助演男優賞を得たクリス・クリングル役のエドマンド・グウェン。一世一代の名演技とは正に彼にこそ相応しい。ドリスを演じたモーリン・オハラもナカナカ好演していたと思う。そうそう、子役時代のナタリー・ウッドを見るなら本作が最も知名度が高いしキュートな演技を楽しめるハズ。難点は…強いて言うなら、シートン監督作品全般に共通するコトだが「まったり」し(過ぎ)ているテンポ。もうちょっと、こう、キビキビと演出してくれれば文句ナシに満点だったんだが。でも、それじゃシートン独特の味わいが無くなるか…。最後に、コレを観終えて尚且つ「嘘臭い」「ありえない」と言い張るようなら相当重症かと…w。1994年に(リチャード・アッテンボロー主演で)リメイクされたが、余計なアレンジに走った冗長な凡作、観るなら断然シートン版!8点(2003-10-04 01:24:24)(良:1票)

631.  ドクター・モリスの島/フィッシュマン  安直にウェルズの「モロー博士の島」(というよりランカスター主演の米映画「ドクター・モローの島」)をパクる志の低さと、出てもいないドクター・モリスなんてパチモン臭い人物名を冠したインチキ邦題と、名作「大アマゾンの半魚人」のギルマンとは比較にならぬショボさのフィッシュマンたちに限りなく軽蔑を込めて…3点。「第三の男」や「疑惑の影」の名優ジョセフ・コットンが何故こんなアホ映画に…或る意味泣ける。3点(2003-10-03 02:15:52)

632.  パニック・ルーム  個人的にデビッド・フィンチャーなんかにゃ全く期待していなかったけど、コイツは予想を遥かに下回るつまらなさ。伏線張りまくった挙句に全部思いっきりスカして、サスペンスから一転ショボいアクションにシフトする後半~ラストの駄目駄目さはシナリオ(デビッド・コープ)に責任の大半がある。しかし、それに則って演出したのだから最終責任は監督のフィンチャーにあり、彼に非難が集中するのも止む無しだろう。どうやらテレンス・ヤングの「暗くなるまで待って」を意識したフシがあるが、生憎フレデリック・ノットの脚本じゃない上に賊もアラン・アーキンが演じたロートのような不気味さも凄みも全く感じないので足元にも及ばない。フォレスト・ウィテカーが雰囲気ブチ壊し過ぎ。折角のジョディ・フォスターもコレじゃあ宝の持ち腐れだ。一般家庭を襲った犯罪者と住人との息詰まる駆け引きが主題の積もりなら、張った伏線を完璧に活かしきって極上のサスペンスを醸成したW・ワイラーの傑作「必死の逃亡者」を少しは見習え!5点。5点(2003-10-02 03:18:20)(良:1票)

633.  キングコング対ゴジラ  日本特撮界のパイオニア円谷英二も矢張りウィリス・H・オブライエンに魅せられし一人であったコトをカミングアウトした歴史的な一作。日本が世界に誇る怪獣王「ゴジラ」とオブライエンが創造した偉大なるモンスター「キング・コング」の夢の対決!!にワクワクしなかった当時の子供など皆無だったに違いない。が、しかーーーーーし!な、何と現れたコングは今イチ冴えない(失礼!)ヌイグルミではないか!!着ぐるみゴジラと格闘するんだから人形アニメが不可能なのは一寸考えれば当たり前なんだが、何にせよ個人的にはココで激しく失望。ハッキリ言わせて貰えば「こんなのコングじゃなーーーーーーーーーーーーい!!!」の一語。対するゴジラの造形が後のマニアをして”キンゴジ”と呼称せしめ歴代ゴジラ中最も爬虫類的イメージを前面に打ち出した秀逸な出来だっただけに実に惜しい!肝心のコングとゴジラの対決も何処かコミカルを狙った演出で重厚さに欠ける上に、どちらが勝っても角が立つと思ったのか結局ドロー(引き分け)に終わる煮え切らなさ。申し訳ないが3点マイナスさせて頂きまする。円谷英二特技監督御免なさい…。7点(2003-10-02 01:47:15)(良:1票)

634.  地球へ・・・  竹宮恵子の原作漫画は少女漫画家らしからぬ本格SFだったが、ハッキリ言って”ミュウ”という新人類とその存在を抹消しようとする地球の管理社会という図式はヴァン・ヴォークトの傑作SF「スラン」のパクリであることが見え見えで個人的に興醒めだった。その原作をアニメ化した本作で一見の価値有りと言える点はズバリ声優キャスティング。主人公ジョミィ・マーキス・シンに当時人気の若手俳優だった井上純一、盲目の少女フィシスに秋吉久美子!ソルジャー・ブルーに志垣太郎、キース・アニアンに今は亡き沖雅也、とどめにジョナ・マツカ役でな、何と薬師丸ひろ子!!要するにメインキャストを声優ではなく職業俳優で固め、話題性を狙う戦略に出た訳だ。しかし、この戦略が裏目に出てクオリティはガタ落ち。殊にミュウでありながら人間側の指導者キース・アニアンを身を挺して守る重要な役割を担うマツカを演じた薬師丸の大根ぶりは凄まじい。結構長い原作をたった2時間にダイジェストしようとした無謀さも敗因の一つであろうが、矢張り声のキャスティングを誤ったことが最大の敗因であると思う。原作も後味悪過ぎてヤな感じだったが、本作よりは余程マシだった。悪いが5点てことで。5点(2003-09-30 02:12:39)

635.  生きてこそ  奇跡的な生還は感動的にも思えるが、結局のトコロ生還の決め手となった「カニバリズム」を観る者が生理的に受け付けるかどうかで評価は大きく分かれる作品だろう。実話だけに極限状態に置かれた彼らには選択の余地は無かったのだと頭では理解できるが、だからと言って生理的な不快感は個人的にどうしても拭えないので素直に感動は出来ない。まぁカナリ控え目な描写なので画面にエグさは別に無いが、想像すると堪らなくなってしまう。迷作「アラクノフォビア」や「コンゴ」のフランク・マーシャルにしては案外マトモな作品ではあるけど。6点(2003-09-28 05:53:57)(良:1票)

636.  俺たちは天使じゃない(1955) 《ネタバレ》  前半(クリスマスイヴ迄)は何か”のほほん”とした感じだが、ボギーら三人の頑張りでそこそこ楽しめる。しかーし!ベイジル・ラズボーン扮するアンドレ&甥のポールを死に至らしめる後半部がコメディにしては余りに後味悪いってか正直言って全然笑えない。確かに傲慢で鼻持ちならない俗物とはいえ何も死なせなくても…。毒蛇アドルフ君の大活躍のせいで何ともヤな感じ。そもそも元凶は(いくら善人であっても)杜撰な商売で大赤字を計上した店主のレオ・G・キャロルの方なんだから、貧乏暮らしも自業自得なんじゃないの?仏人アルベール・ユッソンの舞台劇が原作らしいけど、舞台で観たら少しは面白い…のか??ラストで「やっぱり娑婆よりムショの方がイイ」と三人が監獄へと戻る皮肉めいたオチも全然説得力がなく唐突な印象。愚直な職人マイケル・カーティスの演出も淡々とし(過ぎ)て気合ってモンがちーーーっとも感じられないし。悪いが4点マイナスさせて貰いまする。オリジナルがこの出来じゃニール・ジョーダンのリメイク版を観る気は到底湧きませんな。6点(2003-09-28 02:04:39)

637.  チャイルド・プレイ(1988)  矢張り”チャッキー”つーかTVで人気の「グッドガイ人形」が全然一切てんでちっともまるでコレっぽっちも”可愛くない!”のが根本的にイタイ、イタ過ぎる。こんな中途半端にデカくてキモイ人形がTVでお子様に人気あるわきゃネーだろ?母親が子供に買ってやる必然性も説得力も皆無な為、その後のスプラッタな展開にも悪いが全く乗れない。第1作でこのザマなのにシリーズ化されたって事は一応それなりにヒットしたのかねぇ?ま、凄ーーーく分かり易いおハナシではあるけどさw。とにかく店舗じゃなくてテンポだけは矢鱈に早く僅か87分でまとめ上げたコンパクトさ(のみ)に5点進呈。5点(2003-09-26 00:11:42)(笑:1票)

638.  ハリー奪還  アラン・スミシー(Alan Smithee)名義ってのは日本で云う所の”匿名希望”みたいなニュアンス…かな。駄作だからって理由だけじゃなくって何かトラブル(ギャラで折り合いがつかない!とか…)があって降板した場合とかにも使われるので、下の方が決めつけているような説明は甚だ疑問ですな。本作の場合はスチュアート・ローゼンバーグが監督していますが、このカントク些か(無駄に)重苦しい作風で作品をスポイルする常習犯です。原案のサミュエル・フラーも陰性タイプなので本作がスカッとしない後味の悪さを残すのも有る意味無理からぬ事ではあります。報われないロバート・デュバル演じる傭兵に…5点。5点(2003-09-25 15:34:57)

639.  ナポレオン(1927)  どなたが新規登録なさったのかは存じませぬが、一足先にレビュー&コメントさせて頂きまする。本作は元々12時間に及ぶ、超大作なんて生易しい表現では済まない化け物大作がオリジナルです。が、根性ナシの私は4時間版しか観てませんw。それでもオリジナル版の片鱗は充分に窺えましたよー。いやぁ凄い!フランス革命~第一帝政の戦乱と陰謀と栄光と挫折を映像で味わうならコレを超える作品は恐らく今後も無いでしょう。アベル・ガンス監督本人も”革命の大天使”と謳われロベスピエールの懐刀としてジャコバン恐怖政治に辣腕を振るった美貌の青年サン・ジュストを嬉々として演じて圧巻。相済みませんが三分の一の短縮ダイジェスト版ゆえに2点マイナス致しまする。嗚呼トリプル・エクラン観たかったナァ…。8点(2003-09-25 04:51:58)(良:1票)

640.  ヘル・レイザー  作家が監督した映画としてはスティーブン・キング以上(大幅に上回るw)、マイケル・クライトン未満(僅差)って感じ…かな。でもコレで止めときゃイイのにシリーズにするしナァ…。大人しくホラー小説でも書いてろっつの!ま、こちとら読む気ナッシングだけどw。悪いが5点ッス。5点(2003-09-25 04:18:20)

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