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プロフィール
コメント数 1888
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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641.  ヴァレリアン 千の惑星の救世主 《ネタバレ》 なんか中身のない映画だったなー。肝心の映像の方も色んな映画の寄せ集めみたいで、何から何までダサいですし。正直観る価値はなかったかな。[DVD(字幕)] 3点(2019-07-18 23:57:06)

642.  ヘイト・ユー・ギブ 《ネタバレ》 貧しい黒人たちが多く住む貧困地区で生まれ育った、何処にでもいるような平凡な女の子、スター。両親の方針から裕福な白人が数多く在籍する私立校へと進学した彼女は、恵まれた白人の子たちに囲まれ、イケメンの白人彼氏とも超ラブラブ、自分が黒人であることなんてすっかり忘れて充実した日々を過ごしていた。そんな折、地元で開かれたとあるパーティで初恋の男の子と再会したスターは、彼の車で一緒に帰ることに。懐かしさから途中で車を停めて、いろんな思い出話に盛り上がる二人。そこにやって来る1台のパトカー。職務質問をしてきた白人警官は、何もしていない彼をまるで犯罪者同然に扱い、反発した彼との間で不穏な空気が流れ始める。すると突発的に白人警官が発砲し、スターの初恋の相手は呆気なく帰らぬ人になってしまうのだった――。当然のようにすぐ捕まると思われたその白人警官は、なんと停職という軽い処分だけで無罪放免になってしまうかもしれなかった。その事実を知り愕然としたスターは、彼のために少しずつ行動を起こすことを決意する…。それまで充実した毎日を過ごしていた平凡なティーンエイジャーが、アメリカに根深く残る人種差別という現実へと静かに立ち向かう姿を描いた社会派青春ドラマ。実際に起きた事件を基にして制作されたという本作、現代のアメリカが抱える闇をあくまでティーンエイジャーの視点から描いたそのスタンスはいいと思います。黒人社会に根深く残る差別意識がより対立を激化させているところなどもきちんと描かれており、そのフェアなスタイルにも好感が持てます。ただ、原作がアメリカのティーンエイジャーを対象としたヤングアダルト小説ということもあり、主人公の恋愛ドラマが非常に甘っちょろいのが本作の評価の分かれるところ。特に全面的に主人公を愛してくれる白人彼氏の存在はどうなんでしょうね。大人が見たら大多数の人が恐らく鼻で笑っちゃうかも。あと、ここまで大風呂敷を拡げたテーマを収束させるラストがけっこう放り投げっぱなしなのもいかがなものか。白人警官は結局無罪放免のままで問題は何も解決していないのに、家族は無事に平和になりイケメン彼氏ともまた超ラブラブに戻りましたとさ、なんてのはちょっと甘すぎやしませんか。あくまでティーンエイジャーの視点から社会問題を描いたその姿勢は良かっただけに、ラストが惜しい。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-18 21:11:55)

643.  アンセイン ~狂気の真実~ 《ネタバレ》 都会の一流企業でバリバリと仕事をこなすエリートOL、ソーヤー。上司からの信頼も篤く誰の目からも順風満帆に見える彼女だが、実は過去のとある出来事が原因で心に深い傷を抱えていた。デビッドという中年男に一方的な好意を寄せられ、約2年にわたる執拗なストーカー行為を受けていたのだ。そのトラウマを忘れるために、ソーヤーは郊外にあるストーカー被害者のための精神科病院でカウンセリングを受けることに。だが、1時間程度でカウンセリング自体は終わったものの、何故かソーヤーはそのまま任意入院する羽目になってしまう。「これは何かの間違いよ!」。そう訴えるソーヤーの声は全く聞き入れてもらえず、しかも同じ病棟の入院患者や職員に手を出したことからどんどんと入院期限は延ばされてしまうのだった。警察に訴えても法的には問題ないため何もしてもらえない。そんな絶望的な状況へ陥ってしまったソーヤーの目の前に、今度はストーカー男であるデビッドが再び現れ…。閉鎖的な精神科病棟を舞台に、そんな不条理な状況へと追い込まれてしまった女性の恐怖を描いたサイコ・サスペンス。ベテラン監督、スティーブン・ソダーバーグの新作ということで今回鑑賞してみたのですが、正直微妙な出来でしたね、これ。なんか主人公を追い詰めるものが、患者の保険料を食い物にする悪徳精神病院と執拗なストーカー男と二つもあるため、恐怖の対象が最後まで分散しちゃってるんですよね~。もう少しどっちかに絞って描いた方が良かったんじゃないでしょうか。あと、全編をiPhoneで撮影したことをウリにしてますが、それって映画としてプラスなんですかね。アップル社にとってはそりゃ宣伝にはなりますが、映画としては低予算で撮ったことを宣言しちゃってるだけのような?でもまあ、狂喜の真実というサブタイトルが示す通り、途中まではもしかしたらこの主人公の妄想なんじゃないかと思わせる不穏なストーリーは良かったんで、5点ってとこですかね。[DVD(字幕)] 5点(2019-07-18 14:52:04)

644.  来る 《ネタバレ》 人々の心の闇に忍び寄る得体の知れない“それ”の恐怖を描いたエンタメ・ホラー。僕の大好きな中島哲也監督の最新作ということで、かなり期待して今回鑑賞してみたんですけど、うーん、これはさすがにあかんでしょ。なによりまず脚本が支離滅裂すぎます!現実離れしたあり得ない設定や原色を多用した毒々しい世界観、そしてぶっ飛んだ演出などはいかにも中島哲也監督らしくていいのですが、それらは今までしっかりとした脚本の力があったからこそのものだと思うのです。対して本作のこの脚本のダメっぷりはいかがなものか。前作の『渇き。』も含め、ちょっとスランプに陥っているのかな。中島監督、次こそ頑張ってもらいたいものです。[DVD(字幕)] 4点(2019-07-14 01:10:17)

645.  グリンチ(2018) 《ネタバレ》 クリスマスが大嫌いなひねくれ者の緑色モンスター、グリンチ。クリスマスの夜に彼が巻き起こす騒動を描いたCGアニメ作品。うーん、“ザ・子供向け”でしたね、これ。なんか芸術性と毒が抜けた、劣化版『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』みたいな印象でした(そう言えば音楽も同じダニー・エルフマンですし)。内容はほぼありませんが、映像はさすがのクオリティなんでそこそこ見ていられます。ま、それだけですね。[DVD(字幕)] 5点(2019-07-13 00:14:12)

646.  ホテル・エルロワイヤル 《ネタバレ》 カリフォルニアとネバタの州境に建つ一軒の寂れた安ホテル、その名もエルロワイヤル。ある夜、このホテルで偶然一夜を過ごすことになった、5人の客たちと1人の従業員。饒舌な家電セールスマン、初老の神父、落ちぶれた黒人女性歌手、気の強そうな訳あり女性、彼女に拉致監禁されている謎の女、そして何らかの秘密を抱えていそうな気弱なホテルのフロントマン――。一見、何の関係もなさそうなそんな彼らだったが、それぞれの目的のためにこのホテルへとやって来たのだった。突如として降り始めた大雨の中、彼らは各々の目的のために行動し始める。すると、このホテルに隠された本当の秘密が明らかとなり、やがて第一の犠牲者が…。何の変哲もない一軒の安ホテルに集ったそんな宿泊客たちが次々と巻き起こす騒動をスラップスティックに描いたクライム群像劇。という明らかに初期のタランティーノを意識して制作されただろうそんな本作なのですが、冒頭から舞台となるこのホテルのいかがわしさが炸裂してて摑みはばっちりでした。それぞれの部屋番号を割り振られた宿泊客のお話が順番に展開されるのもいかにもタランティーノ的で、時系列をいじくったお話の持っていき方も手際がよく、これは面白くなりそうという雰囲気をびしばし感じました。特にホテルのフロントの隠し扉を抜けると秘密の通路があり、それぞれの客室のマジックミラーとなった鏡の裏側へと繋がってるというのはいいですね~。うーん、なんという夢のようなホテルなんでしょ(笑)。そこから覗かれる、それぞれの客たちもみな胡散臭くて全員キャラが立っているのも大変グッド。と、途中までは面白く観ていられたんですけど、中盤辺りから急速に失速しちゃうのが本作の残念なところ。本家のタランティーノに比べてお話の密度が薄すぎるんですよね、これ。なのに、明らかに長い!この密度で140分は明らかに長すぎます。途中から出てくるクリス・ヘムズワース演じるイカれたカルト教団のボスも、なんだか取って付けたようで違和感しか感じませんでした。もう少しいらんエピソードを削って全体的にコンパクトにまとめてくれたらもっと面白くなったかもしれないのに、残念![DVD(字幕)] 6点(2019-07-11 19:50:14)

647.  ザ・マミー(2017) 《ネタバレ》 2006年、麻薬戦争が激化し始めたメキシコ。十数万人規模の死者と行方不明者を出し、さらには残されたその子供たちも孤児となって過酷な生活を強いられたのだった。母とともに平凡に暮らしていた11歳の少女エストレアもその一人。ある日突然居なくなってしまった母を捜して街のストリート・チルドレンと行動を共にするようになった彼女は、生きるためにスラムの劣悪な環境で暮らし始める。すると、何処からともなく自分のことを呼ぶ母の声が聞こえるようになり、さらには現実とも幻想ともつかない不可解な現象を垣間見るようになる。だが、子供たちのリーダー格だった少年シャイネが街のギャングからピストルとスマホを盗んだことから、彼女の身に容赦のない現実が襲い掛かってくるのだった…。麻薬戦争で荒廃したメキシコのスラム街を舞台に、そんな過酷な運命に翻弄される少年少女たちを幻想的な映像で描いたダーク・ホラー。第三世界でたくましく生きるストリート・チルドレンたちを主人公にしたホラー作品という珍しい設定に惹かれて今回鑑賞してみました。冒頭、壁に描かれた落書きのトラがいきなり動き出し、夜の街を疾走し始めるという幻想的な映像から摑みはばっちりでした。主人公エストレアの周りで繰り返されるホラー描写もなかなかエッジが効いていて大変グッド。エストレアをはじめとする孤児たちもみな個性豊かで魅力的なのも良かったですね。メキシコの苛烈な麻薬戦争と幻想的なホラーを融合させるというそのアイデアも新しい。ただ、それが巧く行っているかというとそうでもないのが本作の欠点。ところどころその二つが有機的にうまく絡み合ってないように感じてしまいました。あと、失踪前のお母さんの描写がほとんどないため、主人公の哀しみが今一つ伝わってこないのも残念な点の一つ。水溜りに泳ぐカラフルな魚や突然動き出す落書き、主人公を付け狙うように動く血痕など映像的にはけっこうセンスを感じただけに惜しい。この監督の次回作に期待ってことで。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-10 20:01:11)

648.  ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 祖母の死をきっかけに理屈では説明できないような悲劇に次々と襲われる、ある一家の恐怖を描いたモダン・ホラー。何の予備知識もなく今回鑑賞してみたのですが、これがまぁ近年稀に見るいやぁぁぁ~~~~~なお話でしたね。冒頭のミニチュアハウスの一室へとカメラがクローズアップしてゆき、そのまま普通の部屋となって家族が登場するというシーンからもう不穏な空気が漂っています。そうして始まる祖母の葬儀。この家族、娘である夫婦もその子供である孫たちもみな何処かおかしいんですよ。特にずっと不機嫌な顔をした孫の女の子!言っちゃ悪いけど、よくこんな気持ち悪い子供を見つけてきましたね(笑)。この子がグロテスクな絵を描いたりおかしな言動を繰り返したり、挙句、死んだハトの首をハサミで切り落とすシーンを見て、「あ、なるほど。この子が悪魔か何かに取り憑かれてて、これからいろいろと暴れまわるわけね」と思ったら、まさかの兄貴による首チョンバ(笑)。そのまま兄貴は現実逃避でベッドにふて寝、母親狂気の大ヒステリー、とどめは道に転がる蠅だらけの女の子の首……。いやー、この映画、観る者の予想をバシバシ裏切ってきますわ~。そのままテンションを一ミリたりとも落とすことなく、映画はどんどんと恐怖のどん底へと突っ走ってゆきます。特にヒステリックな狂気へとただただ暴走する母親の怖いこと、怖いこと。娘の首チョンバシーンをミニチュアで再現するなんて悪趣味以外の何者でもありませんわ。唯一まともだったお父ちゃんがもう不憫すぎます。最後はちょっとオカルトに流れすぎちゃった感がなきにしもあらずだけど、僕は充分大満足。久々にこんな禍々しい映画と出会ってしまいましたわ。監督は、本作が長編デビュー作となるアリ・アスター。うん、今から次作を楽しみにしとこっと。[DVD(字幕)] 8点(2019-07-09 22:41:39)

649.  シュガー・ラッシュ:オンライン 《ネタバレ》 ゲームキャラクターたちがゲームの枠を乗り越えて大冒険するCGアニメシリーズ第二弾。前作では小さなゲームセンターにあるアーケードゲーム内だけのお話だったのが、今回はお馴染みの二人がWiFiからインターネットの広大な世界に飛び出して大活躍するという内容。確かにインターネットの世界を巧く映像化した前半部分はなかなか良かったのですが、その後、レースゲームが終わったあたりから僕のテンションは徐々に下がってゆくばかり。うーん、このシリーズとは相性が悪いのか僕は全く嵌まらないんですよね~。ストーリーもごちゃごちゃしててよく分かんないし、キャラクターにも別段魅力を感じず。だってこのラルフってキャラ、客観的に見たら単なるロリコン親父じゃないですか(笑)。映像はさすがのクオリティなんで、5点![DVD(字幕)] 5点(2019-07-09 05:10:47)

650.  アンダー・ザ・シルバーレイク 《ネタバレ》 都会の片隅で孤独に生きるオタク青年が一目ぼれした美しい女性。彼女を巡って、彼が踏み入れることになるハリウッドの裏社会を幻想的な映像と不条理な展開で見せるシュルレアリスム劇。監督は前作『イット・フォローズ』でスマッシュヒットを飛ばしたデビッド・ロバート・ミッチェル。エッジの効いた演出とセンス抜群のホラー描写で魅せたその前作がなかなか良かったので、けっこう期待して今回鑑賞してみました。なんですけど、うーん、この人って本来はこっち系の映画を撮りたい人だったのですね。いわゆるデビッド・リンチ系の不条理劇。僕はこういう前衛映画は『マルホランド・ドライブ』以外はまったく合わないんで、本作もそこまで嵌まりませんでした。こういう難解な内容なのに最後まで淡々と見せきる監督のセンスや80年代90年代のオタク文化を濃厚に織り交ぜた独特の世界観などは確かに凄いとは思うんですけどね。それにちょっと長いのも気になりました。うん、こればかりは好みの問題としか言いようがありませんわ。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-06 22:49:27)

651.  エンジェル、見えない恋人 《ネタバレ》 生まれつき全身が透明な青年と目が見えない女の子とのピュア・ラブストーリー。それ以上でもそれ以下でもありません。物語としてのリアリティなど度外視、雰囲気重視のアーティスティックな作品なのですが、それでも本作は物語の押さえるべき最低限のポイントをことごとく外してしまっているように感じました。別に僕は必ずしも映画に整合性を求めているわけではありませんが、この主人公が生まれつき透明人間であるという理由がお父さんがマジシャンだったというだけでは余りに適当すぎやしませんか。また、透明な赤ん坊が生まれてきたら助産婦さんらを巻き込んで大変なことになりそうですが、そこも適当にスルー。どうやら彼はお母さんが収容された精神病院と思しき施設で、誰にも知られることなく大人になったみたいな感じでお話が進んでいくのも違和感しか感じませんでした。恋人となる少女の家族が一切登場しないのも、それしちゃうと面倒くさくなるからという消極的な理由しか浮かんできません。こういった特殊な世界観を成立させるためにはこれらのポイントに最低限何らかの説明がないと、観客はうまく物語に入り込めないものです。特にこういうファンタジックなお話にはそういった部分によりきめ細やか配慮が必要で、そのためには長い時間をかけて脚本を練るべきなのですが本作にはそういった努力の後がほとんど感じられないんですよね、残念ながら。これでは独り善がりで散漫な映画と言われても仕方ありません。また、全体的なお話がいかにも拗らせ童貞男子が考えそうな妄想っぽいところも個人的に受け入れられませんでした。この主人公、人間味がなさ過ぎて感情移入も何もあったものではありません。透明な身体で生まれてきた健全な一般男子なら、あんなことやこんなことや誰しもまずするべきことがいっぱいあるでしょうが!ポール・ヴァーホーベンの『インビジブル』を観て勉強し直してこいって感じですね(笑)。でもまあ透明人間と恋人とのベッドシーンは、なかなかエロティックで映像もキレイだったので+1点で。[DVD(字幕)] 3点(2019-07-02 23:55:28)

652.  ローマンという名の男-信念の行方- 《ネタバレ》 人づきあいが苦手で世間から変わり者と目されている弁護士、ローマン・J・イズラエル。だが、その人並外れた記憶力を武器に彼はこれまで常に社会的弱者のために働いてきた。そんなある日、恩師である事務所の共同経営者が急な病によってこの世を去ってしまう。それまでぎりぎりの経営で成り立っていた事務所は突如として閉鎖されてしまうことに。残務整理のためにやって来た大手法律事務所の重役ジョージからの再雇用の申し出も自分の信念から一度は断るものの、経済的困窮から仕方なく彼の事務所で働き始めるローマン。すると、ジョージから自分の恩師が長年不正を行っていたことを告げられるのだった。「もう恩知らずの連中に尽くすのは疲れた…」。正義のためだと信じてきたこれまでの仕事に限界を感じていたローマンは、やがてごく普通の弁護士――正義の追及も金儲けもどちらも同じように大事なものだという割り切った考えを持った弁護士へと生まれ変わってゆく。そんな時、絶対にバレない違法すれすれの金儲けのチャンスを目の前にしたローマンは……。たった一人、社会的弱者のための正義を貫いてきた孤独な弁護士に訪れたそんな信念の危機を描く社会派ドラマ。自閉症気味の変わり者弁護士ローマンを演じるのは、これまでのこわもてイメージを一切感じさせない渋い演技でアカデミー主演男優賞にノミネートされたベテラン、デンゼル・ワシントン。拝金主義的な典型的エリート弁護士を演じたのは人気俳優コリン・ファレル。監督は違法すれすれのスクープを狙うパパラッチを描いた前作『ナイトクローラー』で強烈な印象を残したダン・ギルロイ。いかにもこの監督らしい、社会からはみ出してしまった孤独な男の自らの信念を巡るドラマは見応え充分。地味なお話ながら徹底的なリサーチに基づいたストーリーテリングの巧みさもあり、最後まで惹き込まれて観ることが出来ました。特に、D・ワシントンのさすがの演技力が素晴らしい。この一見とても友達にはなりたくない偏屈弁護士をリアリティたっぷりに演じていて、途中からは彼の行く末が気になって思わず感情移入。それは正義なのか偽善なのか――。法律の限界に鋭く迫るそのテーマ性はなかなか深い。ただ、惜しいのは後半の展開。彼の意志を継いでジョージがある行動を起こす心変わりにいまいち説得力が感じられず、そこらへんちょっと詰めが甘いです。また、このお話が全て3週間の間に起こった出来事というのもだいぶ無理があるような。40年も信じてきた自分の信念が、たった3週間の間に揺らいでしまうというのはさすがに説得力が欠けます。前半がすこぶる良かっただけに、後半の展開があまりにも惜しい。[DVD(字幕)] 6点(2019-06-25 23:36:27)

653.  アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 《ネタバレ》 90年代初頭に起きた、アイススケート現役オリンピック選手によるライバル・スケーター襲撃事件。いわゆる「ナンシー・ケリガン襲撃事件」。本作はその首謀者とされ、後にアイススケート界を永久追放されることになったトーニャ・ハーディングやその関連人物たちへのインタビューを基に構成された彼女の半自伝映画だ。まあ冒頭に示される「大いに異論はあると思うが…」という言葉通り、彼女の言い分に全面的に寄り添った内容となっているのですが、本作のテーマはそこじゃないんですよね。真相はどうあれ、彼女を含め本作に登場する実在の人物たちがどいつもこいつも大バカ者でどうしようもないクズばっかりなんですよ。もう見ていて清々しいくらいのクズのオンパレード(笑)。トーニャの母親もこれがまあ強烈な自己中おばさんで娘を虐待しながら周りに悪態ばかりつくクズ。彼女の夫も酒に酔っては暴力を繰り返す典型的なDV男。誇大妄想の末、自分の器の小ささを押し隠すために出鱈目な計画を思いつく彼女の元ボディガードもどうしようもない大バカ者。そして彼女自身もまた、後先考えず感情の赴くままに行動し様々な問題を引き起こす典型的なトラブル・メーカー。まぁ貧困の問題はあっても、誰も彼も自業自得としか言いようがありません。でも、なんか嫌いになれないんですよね~、この人たち。みんな生きることに真剣で、ただひたすらエネルギッシュに自らの幸せを追い求めてる。ちょっと人生の計画性というものが、どいつもこいつも複雑骨折しているだけで(笑)。このクズっぷりは最後まで徹底されていて、事件後にトーニャが母親と和解しようと抱き着くところでもすぐに盗聴器を持ってることが判明し、またしても罵り合いの大喧嘩が始まるとこなんてもう笑っちゃいましたわ。そして、スケート界を永久追放された後もボクサーに転身ししたたかに生きていった彼女の貪欲さには、もはや呆れを通り越して逆に拍手を贈りたくなっちゃいました。生きることになんとなく疲れた時なんかにこの映画を観たら、また明日から前向きに生きられそうですね。素行不良のはねっかえり娘を演じたマーゴット・ロビーも嵌まり役でした。うん、なかなか面白かったです。7点!![DVD(字幕)] 7点(2019-06-24 23:25:30)(良:2票)

654.  アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物 《ネタバレ》 1988年、イラン・イラク戦争真っ只中のテヘランに暮らす女性シデーは、夫と一人娘のドルサとともにつつましやかに暮らしていた。だが、戦況は刻々と悪化、毎日のように空襲警報が鳴り響き、市民たちの間ではイラクから大量のミサイルが飛んでくるとの噂がまことしやかに広がっていた。そんな折、夫に召集令状が届き戦場へと派遣されることに。娘とともにアパートに取り残されることになったシデー。すると、娘のドルサが不穏な言動を繰り返すようになるのだった。なんと、この家に伝説の精霊ジンが密かにやってきて、私たちの大切なものを奪おうとしているというのだ。とても信じられないシデーだったが、その日から理屈では到底説明できないような不可思議が現象が起こり始め、やがて…。戦時下のイランを舞台に、お伽話の中にしか存在しないはずの精霊ジンに脅かされる母娘の恐怖を描いたホラー。そんな設定の目新しさに惹かれて今回鑑賞してみました。なんですけど、まあこの特異な状況設定を取り除いたら、後に残るのはごく普通のホラーでしたね、これ。恐怖の対象がアラジンでもお馴染みの精霊ジンとなってますけど、やってることは欧米の悪霊と全く変わりません(笑)。中東らしさと言えば、主人公の女性がスカーフを被らずに外に逃げてしまい警察に咎められるとこや、エアロビのビデオを隠れて見ているとこぐらい。それも物語上、さして活用されることもありません。それでも、そのジンが娘のイマジナリー・フレンドに触発された母親のストレスが生み出した、妄想オチのようにも読み取れるこの曖昧なラストにしたのはけっこう良かったかな。それにベッドに居ないはずの夫がいるシーンやジンが纏うスカーフに取り込まれるシーンなどなかなか印象的で、ホラー作品としては一応及第点はあったと思います。まぁぼちぼちってとこですね。6点。[DVD(字幕)] 6点(2019-06-24 22:27:11)

655.  モリーズ・ゲーム 《ネタバレ》 怪我が原因で現役を引退した元スキープレーヤーの女性が、ひょんなことからポーカーゲームを主に行うカジノ場の経営者となり、持ち前の才覚からどんどんとのし上がっていくものの瞬く間に転落してしまったその栄光と挫折を実話を基に描いたクライム・ドラマ。主演を務めるのは実力派俳優ジェシカ・チャスティン。同じく彼女が現代社会をたくましくサバイブするロビイストを演じた『女神の見えざる手』がすこぶる良かったので、同じような印象の本作も今回鑑賞してみました。なんですけど、うーん、『女神の~』と比べるとクオリティがだいぶ下のように感じたのは僕だけなんですかね。ストーリーもただ淡々と事実を羅列しているだけで全体的に起伏に乏しくすごく退屈に感じました。それに明らかに長い!!何度も寝落ちしそうになりながら最後まで頑張って観ましたが、そんなに得られるものは何もなく…。最後に唐突に――本当に唐突に出てくるケビン・コスナー演じるお父さんの言葉も僕は全然心に響きませんでした。すんません、4点で。[DVD(字幕)] 4点(2019-06-21 22:16:07)

656.  アラジン(1992) 《ネタバレ》 最近映画館で観た実写版がとても良かったので、テレビでやっていたこのオリジナル・アニメも今回鑑賞してみました。確かに良かったんですけど、うーん、なんかやはり時代を感じさせますね~。映像がところどころちょっと古臭いというか、暗くて見辛い部分も多々。ジーニーをはじめとする個性豊かなキャラクターたちは充分魅力的で良かったんですけどね。[地上波(吹替)] 6点(2019-06-21 00:54:08)

657.  ルイの9番目の人生 《ネタバレ》 今年で9歳になるルイ・ドラックス少年は、これまで普通の子供とは少し違う人生を歩んできた。逆子として緊急の帝王切開でこの世に生を受け、その16週間後にはベビーベッドの上から落ちてきたシャンデリアの直撃を受け小さな肋骨が粉々になったのだ。その後も毎年毒蜘蛛や蜂に刺されたり、感電死しかけたり、食中毒もしょっちゅう。そう、彼は年に一度は死にかける自称事故多発少年なのだ――。そして9歳の誕生日を迎えたその日、ルイはとうとう死の淵を彷徨うほどの大事故に遭遇する。ルイを愛していたはずの父親が何故か突然彼を崖から突き落とし、失踪してしまったのだ。昏睡状態へと陥ってしまったルイ少年の担当となったパスカル医師は、彼を何としても目覚めさせるため、ルイのこれまで歩んできた人生を辿り始める。すると、彼の周りで理屈では説明できない不可解な出来事が起こり始め…。数奇な運命に翻弄される9歳の少年ルイ・ドラックスの隠された真実を巡るファンタジー・ドラマ。どことなくティム・バートンを髣髴させる、このちょっぴり毒の効いた寓話的な世界観は個人的にかなり好みなので冒頭から惹き込まれました。とにかくこの何度も何度も死にかけるルイ・ドラックス少年が凄く魅力的で大変グッド。普通こんな目に遭い続けたら悲壮感が半端ないだろうけど、何故か彼は常に明るく前向きでしかも大人たちをかなり冷静に観察して非常に聡明なんですよね。そうして展開される物語もかなり独特で、海の怪物を描いたファンタジーなのか少年の事故の真相を巡るミステリーなのか夫婦の屈折した愛情を描いたラブストーリーなのかそれとも昏睡状態の少年の周りで起きる不可思議な現象を巡るホラーなのか、ジャンル分け不能で、でもその全ての要素が絶妙のバランス感覚で配合されていて、もう奇跡のような完成度の高さでした。昏睡状態の少年が迷い込む海の底の映像もとてもきれいでセンス抜群!そしてラストに明かされる驚愕の真実――。これまで張り巡らされた伏線が見事に回収されて、もう素晴らしいとしか言いようがありません。監督はなんと『ピラニア3D』などのバカ映画を何本も撮ってきた(特に前作の『ホーンズ』は酷かった!笑)、アレクサンドル・アジャ。いったい彼に何があったのでしょう(笑)。まるで雷にでも打たれたかのような変貌ぶりに、彼の身に何か奇跡でも起こったのかと勘繰りたくなりますね~。うん、いい映画でした。8点![DVD(字幕)] 8点(2019-06-20 22:42:42)

658.  イット・カムズ・アット・ナイト 《ネタバレ》 社会に蔓延する謎の感染症に怯え、森の奥深くに佇む一軒家にひっそりと隠れ住むとある家族。常にガスマスクや手袋を着用し、夜になると唯一外へと通じる鋼鉄製の赤いドアをしっかりと施錠、ただただ生き延びることだけを目的に暮らすそんな家族の元にある日、行き場のない別の家族がやってくる。最初は警戒し合っていたものの、水と食料という利害が一致した二家族はともに暮らし始めることに。互いに協力して暮らしてゆくうちにどんどんと仲良くなってゆく彼ら。だがある夜、固く閉じられていたはずの赤いドアが何故か開かれていたことをきっかけに、そんな彼らにどんどんと疑心暗鬼が拡がっていき、やがて悲劇が訪れる…というお話。なんかすっげーつまんなかったんですけど、これ。辛気臭い登場人物たちが織りなすまだるっこしいストーリー展開に終始睡魔が…。おっと思うようなショッキング映像が差し挟まれこれでようやくストーリーが動き出すのかと思いきや、実は夢でしたというのが何回か繰り返され、それもけっこうイライラしました。そして迎えるなんだかモヤモヤする胸糞悪いオチに僕の怒りはマックスに。我慢して最後まで観た結果がこれですか。うん、3点![DVD(字幕)] 3点(2019-06-19 00:28:20)

659.  ナチュラルウーマン 《ネタバレ》 一回り以上年の離れた恋人と暮らすマリーナは、もともと男性として生まれたものの今は女性として生きるいわゆるトランスジェンダー。社会の片隅で目立たないようにひっそりと、それでも愛する人と二人で充実した日々を過ごしていたそんな彼女にある日、悲劇が訪れる。恋人であるその会社社長が脳梗塞を起こし呆気なく亡くなってしまったのだ。突然のことに動揺を隠せないマリーナだったが、そんな彼女を更なる悲劇が襲う。久しぶりに連絡を取った彼の家族からあからさまに侮蔑の目を向けられたばかりか、正式な配偶者でもない彼女は警察からもまるで犯罪者のような扱いを受けてしまうのだった。葬儀にも来なくていいと言われ、二人で暮らしていたアパートも即刻明け渡すように命令され、彼女が反発すると今度は家族から執拗な嫌がらせまで受けてしまう。そんな哀しみに打ちひしがれるマリーナの人生に明るい光は差すのか――。実際に自らも性的マイノリティ―である〝女性〟が、そんな世間からの偏見・差別に苦しむトランスジェンダーを演じたヒューマン・ドラマ。アカデミー外国語映画賞を受賞したということで今回鑑賞してみました。南米チリで制作されたということですが、確かにキリスト教の影響が色濃く残るこの国で苛烈な差別に苦しむ女性の魂の咆哮とでも呼ぶべき苦しみは充分伝わってきました。ただ人並みに幸せに生きたいだけなのに、それを許さない社会というのはいまだ根強く残っているのですね。特に第三世界でこそ社会の偏見はまだまだ根深いことが痛いほどよく分かります。ただ、一本の映画として観れば僕はそこまで高評価するわけにはいかなかったです。正直、このマリーナという主人公に僕はそこまで魅力を感じませんでした。なんか終始暗いんですよね、この人。内容的にそうなってしまうのは分かるのですが、もう少し笑顔というか、少しでも前向きになれるような明るい部分も欲しかったです。映像も終始暗く、とてもセンスがいいとは思えません。同じくトランスジェンダーを扱った映画でもいい作品はたくさんあり、その中で本作を比べてみると僕はやはり高い位置に置くことはできませんでした。こればかりは好みの問題かもしれませんね。[DVD(字幕)] 5点(2019-06-16 21:52:38)

660.  ANON アノン 《ネタバレ》 私は神にさえ忘れ去られたい――。網膜に埋め込まれた最新鋭のナノマシンによって、人が見た記憶を全て監視・検閲される未来社会。そこではもはやプライバシーというものは存在しないも同然だった。全市民の名前や顔写真、そして過去のデータも当局によって保存・更新され、常に監視されるこの社会においては、当然のように殺人などといった犯罪は存在しない。だがある日、そのあり得ないはずの殺人が何者かによって実行されてしまう。捜査に乗り出したサル・フリーランド一級刑事が調べてみると、被害者の網膜データはきれいに塗り替えられ、犯人の痕跡は一切残されていなかった。だが粘り強い捜査の結果、事件の陰には、高度な技術によって監視システムをハッキングし、自らを存在しないものとして自由にこの管理社会を暗躍する、ある一人の女性の存在がいることを突き止めるのだった。彼女はサイバー空間で様々な人々の暗い欲望を募り大金を稼いでいるらしい。浮気の証拠を消し去りたい裕福な株ブローカーという偽の経歴を作り出し、サル刑事は自ら囮捜査に乗り出す。だが、高度な知能を持つ彼女の巧妙な罠に逆に絡めとられてゆく…。哲学的なテーマをスタイリッシュな映像で描いたSF映画の佳品『ガタカ』を撮ったアンドリュー・ニコル監督の最新作は、いかにも彼らしいそんなサイバーパンクSF作品でした。この行き過ぎたテクノロジーが人々の人間性を奪った結果、退廃的で閉塞感に満ちた世界となってしまった未来社会という舞台設定はなかなか魅力的。網膜に次々と映し出される膨大な量のサイバー空間の扱いもシャープかつスタイリッシュで、こういう世界観が好きな人には堪らないと思います。ただ、僕はこういう知的で哲学的なテーマを扱った最後まで淡々と進むSF作品が昔からどうも苦手で、個人的にいまいち受け入れられませんでした。同じく苦手な押井守作品を観終わったときの感想に近いですかね。というか、彼の作品にかなりインスパイアされてるようにも感じました。ときおり挟まれるエロティックな描写もだいぶ本家に影響されているような?ただ、それらを抜きにしても最後に明かされる事件の真相がちょっとお粗末だと感じるのは自分だけなのかな。というわけで好みという部分も含めて総合的に、5点ってとこで。[DVD(字幕)] 5点(2019-06-15 01:43:44)

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