みんなのシネマレビュー
あにやん‍🌈さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2524
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233343536
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233343536
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233343536

661.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 物語としては、実のところかなり古臭くて、細部はともかく大筋は中学生が書いたようなシロモノではあります。もちろん、これが古典的作品を原典としている事は百も承知ではありますが、あの最終ボスは意外でもナンでもなくって、なんちゅー使い古し、ヒネリなしの世界なの!?って感じ。頭の中の記憶ボックスからいろんな類似ネタがごろごろとこぼれ出てくる状態。ですが、まあ、その古典的テーマ、ロボットに生まれる心と、ロボットに課せられてゆく情緒的矛盾という名のジレンマを上手く表現できている映画ではありました。アクションシーンがゴテゴテとハデに飾られていても、それが物語の流れから必然的なものとして運動しているので、気になりませんし、CG丸出しでも、動いているのがロボットですから不自然さを感じずに受け入れられました。なかなかキュートなネコたんも登場するしね(笑) でも、映画を見終わって思ったのは、最終ボスが言った事も一理あるなぁ、という事。自由である事が、人にとってでなく人類にとって必ずしも良き事なのかどうか。今公開中の「ヴィレッジ」や「華氏911」にも同じようなメッセージが見えていたのですが、時代が個から集団を見据えての思考へと移行しつつあるのかもしれません。6点(2004-09-22 20:48:52)(良:1票)

662.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 ILMの仕事っぷりが荒れてくると、もうすぐ「スター・ウォーズ」なんだなぁ、と実感できますねぇ。さて、この映画、正直なところガッカリでした。えーと、昔、変身サイボーグっていうオモチャがあったんですよね。スケルトンな人形に服やマスクを被せてウルトラマンになったり、仮面ライダーになったり。男の子向け着せ替え人形。この映画のイメージは、アレ。ハリウッドの娯楽映画の定型フォーマットにホラーの服を着せました、って感じ。結局やってる事は「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」。で、80年代末時点で、「インディ」はやや時代遅れ気味になっちゃったんですよね。超人的、奇跡的展開にウソっぽさが感じられるようになって。それをここでは今だにやってるもんなぁ(世代が一巡した、って事?)。しかも丸出しCGで見せられると、そりゃナンでもありでしょーよ、ってな気持ちで萎えちゃいますしね。それでも変化を色々と見せて貰えればいいんですけど、なんでここ一番の舞台はいちいち機械屋敷になっちゃいますかねぇ。あと、新しいモノを見せて刺激を与えてくれれば良かったんですけど、狼男、フランケンシュタインの怪物、ドラキュラ伯爵と、既成のものを盛り合わせただけなので、そこに思い入れないと、新鮮味がねぇ・・・。それにしても、最後にヒロインを襲う悲劇、あれは笑って欲しいワケではないんでしょうけれど、どう考えても・・・ねぇ。最後に、「ハムナプトラ」の時もそうだったんですけど、メインタイトルを出さないと、いつまで経っても本題に入ってくれないって感覚になっちゃうんで、メインタイトルは冒頭に入れといて下さいな。個人的な気持ちの問題ですけど。5点(2004-09-14 22:45:04)

663.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 【激しくネタバレしてます!】前作はそこそこ、って程度の印象だったのですが、今回、ミラの舞台挨拶目当てにのこのこと出かけました。前作との二本立て1000円で安かったしね。さて、この続編、前作から完全に直接の続きとなっておりまして、前作の記憶がすっ飛んでしまっていると、ちょっと置いていかれちゃうよーな気がしないでもありません。前作のラストで暗示されたように、今回は廃墟と化したラクーンシティの中で繰り広げられる、あのラストシーン直後の物語・・・なんですけど、ミラ、髪型やら髪の色やら違ってない? まあ、細かい事は気にするな、と。ミラが前作に比べても、やたらに強くて、その分危機感が弱く、その上、主役半分ジルに持っていかれてたりするんで、ちょっとミラの印象が薄い気がしないでもなく・・・。アクションシーンはハデになりましたが、カメラ動き過ぎ&カット割り細か過ぎで、ちょっと見辛い感じ。それでも、ジルのコスチュームやラクーンシティの廃墟の描写で、前作よりもオリジナルゲームの感覚が上手く出ていたと思います。一方で激しい銃撃戦やスペクタクルな映像もたっぷりで、スケールアップされた感じ。もっとも、恐さ、って点ではちっとも。前作よりもマイルド。【ここより更に激しくネタバレ!!】で、ゲームの方がちゃんと完結していないゆえか、映画も前作同様なラストを迎えてしまうので、スッキリというワケにはいきませんでした。ホラー映画の常套として、きっちりケリを付けずに引っ張っちゃいますよ、っていうのはあるんですけどね、ほんの数日の悪夢を何年もかけて映像化し続けるつもりなんでしょうか? もし次があるのなら、終末感とゾンビの恐さをもっと強調して欲しいな。ワリとこのシリーズの無機的な色彩は好きですしね。【ついでに】ミラったら、舞台挨拶、ノーブラなピッチリドレスなのよー。うっわぁ。6点(2004-08-25 00:05:00)

664.  A.I. 《ネタバレ》 映画は最初に人間の視点でロボットを見ています。デイヴィッドにも作られたモノゆえの違和感があります。しかし、映画が進むうちに、段々とロボットの視点に移行している事に気付きます。観客は人工知能の心に移ろいゆき、そして最後には、ロボットの視点で作られた人間を見る事になる・・・。この流れのために、映画はシンメトリーの構造を成しています。冒頭の作られたアンドロイドはラストの作られた母親に繋がり、コールドスリープ状態の「本当の息子」は、2000年凍りついたデイヴィッドに繋がり、溺れる息子は海に身を投じるデイヴィッドに繋がり、と。そこから見えてくるのは不確かな人間の心。ちょっとした情報の入力で揺らぎ、移ろいゆく、愛の普遍性に投げかけられた疑問。人類が滅亡する事で、デイヴィッドの人間としてのアイディンティティーが認められるという皮肉な展開も含めて、スピルバーグらしからぬ毒をたっぷり含んだ映画となりましたが、残念ながら視覚から得られる映像的刺激に乏しく(なんて俗っぽい美術デザイン!)、退屈さはいかんともしがたいのでした。6点(2004-06-16 16:14:50)

665.  略奪者 《ネタバレ》 シネスコ画面に広がる、静かに乾いた砂漠の風景と荒々しいトレーラーのアクションとの対比が印象的な映画でした。4人の犯罪者が仲違いし、自滅してゆく、ただそれだけの物語なのですが、監督に明確な美学がある事が感じられます。乾ききった男達の、砂を噛むようなザラザラとした感触を彩る意匠を凝らした画面構成。醜悪な個性から何故か垣間見える美。マカロニウェスタンの現代語訳のような世界は、フランス映画らしい映像のこだわりによって、独自の個性を持ったと思います。惜しむべきは、そのイメージを優先するあまりに、物語やキャラクターの背景に魅力を欠いてしまった事ですね。愛なんて無縁の映画ですが、愛を透かして見る事もできないようだと、やっぱりちょっとツラいです。6点(2004-06-16 01:06:03)

666.  WASABI ワリと楽しめました。広末涼子はスクリーンに魅力的に映えてましたし、東京の街がフランス映画的に切り取られる映像に新鮮さを覚えましたし。流れにぎくしゃくした部分が多かったのは、多分映像を撮りきれてなかったんだろうなぁ、って、それは残念でしたけれど。ところでワサビって、ああいう食べ方して美味しいのかなぁ・・・。6点(2004-03-25 14:48:24)

667.  ロード・トゥ・パーディション 《ネタバレ》 「子連れ狼」がモトネタだったら、やっぱりクライマックスは大五郎が・・・うーん。ハリウッド映画じゃやっぱりそれはできないのかな。物語は予め読めていたんで、そこばっか期待しちゃってましたよ。久々にポール・ニューマンの姿を大スクリーンで拝めて、ありがたや~、という感じでしたけれど、トム・ハンクスはミスキャスト気味かなぁ。もっと痩せて眼光鋭いタイプが演じるべきだと思いました。二重アゴをなんとかしなさい、って感じ。6点(2004-02-21 21:15:12)

668.  U-571 宣伝で「本物の迫力!」なんて言ってたクセにワリとチープなCGを見せられるのはどーしてなんでしょう? それはともかく、サスペンスを結構楽しめる映画でした。頼りない男が指揮をせざるを得なくなってしまった、みんなの信頼を得ていないために・・・みたいなところのイライラ感は最低限に抑えられて(これを延々とやられてしまうと、見てる方がストレス溜まっちゃう)、一体どうやって危機から脱出するか、どうやって敵から逃れるかをメインに、サスペンス中心に徹底している点で、単純に楽しめました。ただ、深海じゃなくて、ワリと浅いところで展開する映画なので、閉鎖的な危機感は薄かったですね。6点(2004-01-17 13:33:36)

669.  メン・イン・ブラック2 前作にガッカリして期待しなかった分、かえって楽しめました。とは言え、トミー・リーが復活するまでに時間かけ過ぎ、って感じがしましたし、復活後も、なんだかパッとしなくてウィル・スミス一人ではしゃいでるような感じがしちゃって。パグとララ・フリン・ボイルとゆー、私にとってのツボが存在してたのは良かったんですけどね。5点(2004-01-15 13:54:04)

670.  マイノリティ・リポート ユーモラスな画面は弾んでるんですけれど、サスペンスやアクションを描く画面に精細を欠いていて、これってホントにスピルバーグ?なんて思ってしまいました。大々的に使われているデジタル映像にスピルバーグの感性が合ってない気もしましたけれど(CGとか、アナモフィックレンズではなくてスーパー35、みたいな技術は、スピルバーグの映画屋魂とは摩擦を生じる存在なのかもしれません)、それ以上にキレが感じられず、たらたらと冗長な印象がしてしまいます。最近のスピルバーグ映画はどれも長過ぎ。2時間以内にまとめる努力をして欲しいですね。あと、ゲ○で笑いとるの禁止。6点(2004-01-04 00:18:30)

671.  ホタル(2001) 十分おっさんな私なのですが、それでも映画館でいちばん若かったですねぇ。観客のみなさん、リアルタイムに戦時中を生きた方々ばかりで。なんてゆーのかな、戦後派の人間が何を言っても、実際にその時代を生きた人々にとっては無意味な事ってあると思うんですよね。その時代の、政策や思想と関係のないところの価値観もあって、無闇に戦時下の人々をひとまとめに語る事は、人の存在そのものを簡単に否定しちゃいかねない訳で。そこで思考停止しちゃえ、とか断絶しちゃえとかじゃなくて、時代と世代の事も熟慮すべきかなぁ、って。この映画、そういうハッキリとできない、って迷いのようなもの出てしまってるのですが、それも仕方のない事なのかな、って思います。「ひとりひとりに歴史があった」今はまだ、それで十分なのかもしれません。大戦の傷というのは、まだまだ深く残っていて、それは遠い昔の話ではないという事だけは、確かなんですよね。6点(2003-12-26 12:33:50)

672.  BROTHER ちょっと中途半端な映画でした。私の苦手な北野映画の記号的意匠は抑えられていて、テンポ良く見られたのは良かったのですが、散文調は相変わらずで娯楽映画としての文体を探しあぐねているような感じ。向こう側に行ってしまった者と、こちら側に残った者の対比はもー相変わらずなワンパターンですしねぇ。でもアメリカ人との間に築いた兄弟関係を浮き上がらせるあたりは上手いですね。「親の血をひく兄弟よりも~」というクラシカルな、根底は正統派ヤクザ映画なワケですけれど。あと、日本映画のデジタル音響って、リアトラックに重要な台詞を入れちゃうクセがありますが、リアはSEとBGM専用トラックとして認識して欲しいですねぇ。劇場の再生環境に差があるんで、リアに台詞入れると凄く不自然に聴こえる場合があるので。6点(2003-12-23 14:02:15)

673.  ピンポン その独特のタッチが肝になる松本大洋のマンガを映画化するとなると、そりゃかなり挑戦的だろうなぁ、と思ってたら、あーらまた随分とフツーに映像化しちゃったのねー、ってガッカリ。物語だけ切り取られても普通の映画になるだけなんじゃ?って。もちろん、アニメならともかく、実写であの画風を再現する、なんて事は無理ですけれど、そのタッチに相当する独自の映像表現っていうのがあったと思うんですけどもねぇ。でも、原作の事を考えなければ、まあまあ面白くできた映画ですか。ただ、竹中直人は困りますねぇ。どの映画に出てきても同じだから、映画を狭っ苦しくしちゃうんですよね。あー、毎度のおっちゃんかー、って。日本映画のお笑い記号として使うの、やめて欲しいなぁ。6点(2003-12-21 16:00:11)(笑:1票) (良:1票)

674.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド これの先行オールナイト、ホームページ印刷して持ってくと先着順で無料で見られる、って事でタダで見させて貰ったんですよね。だけど、前の列のグループはうるさいわ、隣に座ったカップルのお兄ちゃんの方は口臭キツいわで散々。タダほど高いモノはないって実感。さて、映画の方はゾイドもびっくりなサソリマンが、がしゃんがしゃん!とCG丸出しで動くシーン以外には、意外と印象に残らない映画でした。頭カラッポにして楽しむ系だって事は判ってるんですけれど、前半のハイテンポな展開はともかく、中盤以降は前作に比べると普通な秘境ものアドベンチャーな画面が多くて。音楽もこのシルヴェストリより前作のゴールドスミスの方がずっと良かったなぁ。5点(2003-12-19 12:42:49)

675.  バイオハザード(2001) 脅かしの中心がどん!ばばん!という音響効果、っていうのが今時古過ぎでないかえ?とは思いましたけれど、パワフルな展開と雰囲気のある画作りで意外に楽しめました。ゲームの中の記号も一応押さえてありますし、イマジナリーラインなんてモノ知らないよ、という元ゲーム(その部分で私はこのゲーム、あんまり好きじゃないんですけど)と違って、少なくとも受け手を混乱させる事はありませんし。ただ、やっぱり施設内でのバトル、というのはゲームで言えば毎回後半部分なので、前半部分の「どわー、こえー!出たー!」って部分もしっかり描いて頂きたかったですねぇ。6点(2003-12-17 13:01:30)

676.  トータル・フィアーズ 前半は背景説明がごちゃごちゃ、ジャックと恋人の恋愛描写で間延び。それより、長官とジャックの関係を、もっと深く描いておくべきだったんじゃないの?って感じました。で、核爆発の部分を境に映画はガラリとタッチを変えてゆく訳ですが、ジャックがスタジアムの長官に連絡するところも、クライマックスのエアフォースワンへの連絡も、あまりにマヌケな展開でイライラ。あーもどかしい上手く行かない、っていうのをサスペンスにするのはレベル低いです。核爆発に関しては、まあ、みんな死んでるわなぁ、って事で。ところで核爆発の後にPDAからメール送信可能なんでしょうか? メカにしろ基地局にしろ、ねぇ。うーん、こんな穴だらけな脚本でいいんでしょうかねぇ? 娯楽映画とは言え、これ見た人は信じちゃいますよぉ。「核爆発は近くにいなきゃ平気」と「アメリカの携帯電話は性能悪い」って。5点(2003-12-13 01:57:15)

677.  DENGEKI/電撃 《ネタバレ》 署長はいいキャラだったんだから最後まで残しておいて欲しかったし、単純な物語を無理にごちゃごちゃさせる設定で引き伸ばしてる感じだし、最終ボスは意外!って言っても、それまでの描写が少なすぎなので唐突な感じだし、でも「沈黙のテロリスト」よりは100倍いい!って。やっぱりセガール映画はセガール拳が炸裂してナンボですよねぇ。このところのセガール映画の、画面から醸し出される安っぽさもなかったですし。少々ダレ気味だったセガール映画にテコ入れ、って感じでしたね。6点(2003-12-12 11:10:55)(良:1票)

678.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 手持ちビデオカメラ撮りによるドキュメンタリータッチ映像は、セルマに寄り添い、やがて観客をセルマの共犯者状態に。納得のゆかない裁判、不幸を全部背負ってみせるばかりのセルマに「なんであんたはそーなのっ!?」とイライラしつつ、虚構と現実の間を行ったり来たりしていたセルマのそれ、が1つになった時にセルマの人生と映画は終わり。後には取り残されて呆然とする共犯者な観客。これって、セルマの自己完結映画なんじゃないかなぁ。いろんな人が出てきて、セルマは人と繋がっているように思えながら、実際にはそれぞれが思い込みや利己的な思考・言動に終始しているワケで、人と人との繋がりに、ある種の絶望っていうか、諦めみたいなものを感じてしまう私。それは監督の自嘲でも皮肉でもあるよーで、かな~りしたたかなモノを感じます。そんな事を色々考えつつも、最大の問題は、私がこの映画と監督が大っ嫌いだ、って事です。ん~、映画的には8点、個人的には1点なので、間を取って、と。5点(2003-12-10 21:52:50)

679.  ダイナソー 《ネタバレ》 ぺかー!っとしたデジタル上映の画面にカルチャーショック! でも映画はクラシカルなディズニーフォーマットの枠からはみ出す事なく、しかもキャラクターは恐竜・・・。イグアノドンのヒロインに魅力感じちゃうほどヘンな趣味はないですしねぇ。リアルな恐竜の顔してドラマ語られちゃうと、違和感ばかりが先に立ちます。最後に楽園に辿り着きました~、という激甘なオチはディズニーの限界って感じでした。5点(2003-12-10 15:20:17)

680.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 すいません、クライマックスのバスぶら~んのところで「ドリフだ~」って感じで笑えて仕方ありませんでした。いやいや、ちゃんと計画しておきながら、あんなマヌケな展開してちゃいけませんでしょ~、というのはあるんですけどね。で、物語はまんまと騙されちゃいました、って物語なんですけど、いちいち強引なのでマジメに見てるとバカを見る、って感じが。あと、あんまり長いブレット・タイムはやめてね。私、ブレット・タイムを見ると何故か息止めるクセがあるんで、窒息しちゃいます。6点(2003-12-09 23:37:41)(笑:2票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS