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プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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681.  スーパー! 《ネタバレ》 笑って見ていると、その笑い顔がそのままひきつるほど引いてしまうヒーロー物。ヒーロー物?サイコ物と言ってもいいかもしんない。脳みそに直接、神の指先がチョンと触れるビジョンによってクリムゾンボルトとゆうヒーローになった男の必殺技がスパナで相手の頭をかち割ること。血がドクドク出て、悪魔の毒々モンスター的と言いましょうか、完全にトロマムービーの系譜を受け継いでおります。だからヒーローものにありがちなカタルシスは一切ありません。警察が訪ねてくれば、刑務所でカマを掘られる妄想を観客にもしっかり見せてくれるほどのダメヒーローです。バットマンにロビンがいるように、彼にもボルティとゆう相棒ができます。これがまた、彼以上にいかれたやつで、それをエレン・ペイジが嬉々として演じております。グダグダで暴力的で、変身するのも車でモゾモゾ着替えて、パンツ姿のお尻を子供に見られるほどカッチョ悪く、最後まで惨めなヒーローですが、最後はなぜかジーンときました。なんででしょう?[DVD(字幕)] 7点(2016-10-18 18:02:51)(良:1票)

682.  シークレット・サンシャイン 《ネタバレ》 陽射し、陽射しは誰にでも降り注ぐ、しかし秘密の陽射しとなると、それは誰も気づかない。だって秘密なのだから。いやー、これほど観るのに、精神的苦痛を強いられる映画だったとはね。子供さんがいる方には非常に苦しい映画かもしれない。愛する者を失った方なら、わかる表現がそこかしこに。僕は医者ではないので、よくわかんないんだけど、人はものすごい喪失感と自責の念を味わうと、どーゆうわかけか、本当に肉体的な胸の苦しみを受ける。これは、まるで生気を吸い取られるような、毎日、目を覚まして、活動するのがつらくてしょーがないとゆう類の胸の痛みなんだけど、それがこの映画では生々しく描かれていて、もう、僕は観るのがつらくて、つらくて。で、ある宗教の会に行くと、どーゆう化学変化か、その胸の痛みが一時的に和らぐ。自分が今まで信じてなかった事を目の当たりにしたカルチャーショックからか、初めて心を開放したスッキリ感かわかんないけど。でも、こーゆうことあるかもしんない。でも、主役の彼女は、その後、宗教自体のもつある恐るべき真実を目の当たりにすることになる。別に考えたら当たり前のことなんだけど、上っ面で宗教に救われた気になっていると、これは受け入れられない事でもある。そっからは、もうさらに辛くて、僕は何で、こんな辛い映画を見てんだと、彼女の心情を想像すればするほど、こっちまで胸が苦しくなってくる。唯一、この映画を観ていられたのは、ひとえに、ソン・ガンホ演じるジョン・チャンの俗物的な存在感があってこそ。最後の場面、そこにあるのは何だったのか。見てる僕らは気づくかもしれないが、この映画のキャラ達は誰も気づいていない。だって秘密なんだから。あー、でもしんどい映画でした。[インターネット(字幕)] 7点(2016-10-17 14:44:41)

683.  ほんとにあった!呪いのビデオ55 今やレンタルDVD屋に行けば、死ぬほど並んでいる心霊ドキュメント作品。投稿映像作品でも、ほとんどその中には、怪異をスタッフが調査するフェイクドキュメンタリーのパートが仕込まれている。昔はこれが嘘ってわかっていたから、あまり観なかったのだが、今や、その嘘っぽさと、ドキュメント形式の現実感のブレンドが、たまらなくて、ドハマりしてしまった。なんてゆーかプロレスを観る感覚に近い。調査でドンドン明かされていく怪異の秘密、スタッフも事件に巻き込まれる緊迫感、登場するおかし過ぎる人たち、ドキュメンタリーなのに、そこに物語があり、そして安っぽい怪異の映像すらも、逆に日常の延長線上にあるように思えしまう。そんな中で、ほんノロシリーズはファンが多数いるほどの人気作。もちろん、このシリーズにも投稿映像だけなく投稿者や関係者にインタビューなどをしたり、時にはビデオに関連した場所を探索し、ビデオに映ったものの謎を調査するパートがある。それは時には、シリーズにまたがった展開を見せたり、犠牲者や死亡者が出たり、さらなる事件が起こったりして、それは調査するスタッフにおよぶこともある。そしてビデオ映像よりそちらの展開のほうが面白かったりする。ビデオの映像も単なる霊がたまたま映り込んだものだけでなく、もうあからさまに登場したり、首なし男が追いかけてきたり、趣向が凝らされ、シリーズにはまっちゃうと70本以上出ているにも関わらず、毎日、1本観て制覇したい気分にもなってくる。で、このパート55である。表面上は、今までのシリーズとなんらかわりない様相だが、実は、これは劇場版であったりする。なぜこれだけ劇場版なのかは謎だし、まったくそんな風には思えないんだけど。ただ、劇場版であるために、今までとは少し違う力のいれようがわかる。とでもいうのだろうか。[DVD(邦画)] 7点(2016-10-17 10:25:21)

684.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 ジャックライアンものとして、スパイものとしても評判がよろしくない本作です。出だし30分は非常にタルかった。全然スパイしないから。アリガチな恋愛要素もあるし。でもCIAにライアンが入って、ロシアに潜入してからは、データー奪取のために敵ビルに忍び込んだり、恋人が連れ去られたりして、結構ハラハラして観てしまい、最後のテロ阻止も意外にも真剣に楽しんでしまいました。どっかで観たシーンばっかりだとか、ライアンに都合よすぎる展開だとか、アクションで何が起こってるかわかりにくいとか、敵のボスが間抜けすぎるとか、細かいとこみたら、全然ダメかもしんない。後半に行くにしたがってリアリティーもドンドンなくなるし。でも恐らく僕は、なんか雰囲気でスパイしてて、テンポがよければ、何でもいいんだと思います。80年代なら、こんな映画でも、そこそこみんなに受け入れられてたと思うんだけど。今じゃ、これくらいのクオリティーじゃ、誰も納得しないから、しょーがないかな。[DVD(字幕)] 7点(2016-10-15 00:54:06)

685.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 人によっては色々解釈ができる映画でした。とは言うものの、遭難に会うまでは、ちょっと退屈。でも後のヒントがここで色々語られるので必要なんですけど。僕は、この映画を観終わった時に、思い浮かんだのは、宗教=物語なのかもってゆうこと。この映画は、映画というものの本質を映画の中で描いたメタ的な部分もあるんだけど、僕たちは、いつだって物語を欲してる部分がどこかにあって、宗教もその一部と言えるかもしれない。ただ一つの宗教に盲信するのは危険なことだってのは、人食いの島で表現されてる通りだけど。んなこと色々考えたけど、日常のなんの変哲もない出来事とか、友達のちょっとした出来事とかを、おもしろおかしい物語に変えて話すことがあるやん、そのままあるがまま話すよりそっちの方が楽しいし。それと同じって風にも考えられるかなー。パイのすべらない話的な。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-10-13 17:49:27)

686.  サウルの息子 《ネタバレ》 ホロコーストの映画は沢山ありますが、この映画はその中でもかなり異色であります。映像はほとんど主役の背中越しからの映像になっております。主役は強制収容所に入れられたユダヤ人ですが、ゾンダーコマンドとゆう役職を与えられています。この役職を与えられた者は、恐ろしいことに、同胞を処刑場に案内したり、死体処理をさせられる、狂気の仕事をさせられ、そして、やがて彼らも口封じのために処刑される運命となっています。つまり、主役の周りは常に地獄絵図のような光景となっているのです。それは、主役の背中越しから、画面の端に一瞬チラッとしか見えません。しかし、そこには確実に、おぞましい風景があることは、この映画全体からちゃんと伝わってくるのです。見せてはいけないものをちゃんと見せずに、主役がどんな場所にいるかが手に取るようにわかるこの表現方法が、この映画が、他のホロコースト系の映画と違う所です。まともな神経じゃ生きていけない事がすごくよくわかります。わかりすぎて、僕は、映画が始まってまもなくして、感情移入が逆にできなくなっていました。これは、恐らく、僕の中の防衛本能がそうさせたかもしれません。普通に映画の世界に入り込んじゃうと、まともな神経じゃいられなくなりそうなくらい、やばい臨場感。人によってはずっと画面の真ん中に主役の背中がある映像なので、周りで何が起こってるかはっきりわからずイライラしたり、退屈になったりするかもしれまん。でも、この周りの状況がほとんどわからないのが、恐らく主役の精神状態を表しているのかもしれません。主役は、この状況で、ただただ、ある目的のために行動します。半分は狂ってるんだと思います。でも、完全に狂ってしまうギリギリのラインを守るために、その行動をしてるように思えるのです。とにかく、僕はある程度の距離感をもって映画を観てしまいました。[インターネット(字幕)] 7点(2016-10-08 05:57:37)(良:1票)

687.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 稲垣吾郎演じるお殿様を観ていると、漫画シグルイのあの狂ったお殿様を思い出しました。なんかキャラが似てるんですよねー、知的に狂ってて、無表情で残酷なことをするとことか。リメイク元の作品を観た事がないので、なんとも言えませんが、単純なチャンバラ娯楽作品としては、それなりのスペクタクル感や、エグさもあって、普通に楽しめました。ただ三池監督のギャグ感がこの作品には強烈にあって、それがダメな人も多いかも。主に伊勢谷友介まわりなんだけど。僕は一徳とのまぐわいまではなんとか許せましたけど、首を刺されたのに、傷跡もなしで復活はちょっと作品自体の世界観をぶち壊しかねないギャグなので、普通にダメでした。いや、山田孝之の「え?」には、思わず笑ってしまいましたけどね。でもまー、ラスト50分のクライマックスは普通にテンション上がりまくって、うひょーーーってなったし、お殿様の狂いぶりも良かったので、7点かな。鑑賞後はなーんも残らないんやけどね。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-10-05 11:21:03)(良:1票)

688.  ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 《ネタバレ》 筋肉と勢いとバカのブラックコメディー犯罪者映画。しかも実話。主役たちがバカなら周りもバカでバカの二乗。だからバカなりに任務完了。いちいち大げさな効果音と派手な演出で、バカがはえる、とってもバカな映画。ちなみにやってることは誘拐、暴行、殺人未遂、財産略奪、金品強奪、殺人、死体損壊。追いつめられたらとりあえず筋トレする、バーベキュー気分で庭で死体を焼く、血がついて髪の毛が絡まって動かなくなったチェーンソーをそのまま買った店に不良品として交換しにいくなど。普通の人が観れば、彼らの行動にオイテケボリ感満載。ほんもののヤバいバカを観たければ、これを観るしかないかも。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-10-04 23:31:37)

689.  群盗 《ネタバレ》 昔の朝鮮半島で、領主により苦しめられた農民を助けるために立ち上がった夜盗集団を描いた時代活劇。まず冒頭がいい。農民を苦しめる領主の前に、突如、現れる夜盗集団メンバー。それぞれが、弓矢や鉄球、格闘などの得意とする技で華麗に敵を懲らしめる。そして荒野を疾走する夜盗集団。そこで各主要メンバーがアップになり、各キャラの名前がドーン!その時の音楽がまた西部劇を思わせるかっちょいい音楽。これはテンションあがりまっせ。でもでも、主役は彼らじゃありません。主役は、この後に登場する冴えない肉屋の職人。彼はその後、過酷な運命を背負って、新たなる夜盗集団の戦士トチとなって活躍する。肉屋職人なので、両手に持つ肉切り包丁が彼の武器。いかしてるー。でも、さらにいかした存在がいて、実はラスボスが一番いかしてる。彼もまた過酷な運命を生き、そして最強の戦士となったのだが、これがまた、めちゃくちゃ強い。どれくらい強いかとゆうと、誰も、この悪を倒せないんじゃないかとゆうほど強い。しかも、悪い、めちゃめちゃ悪い。このラスボスの最後の行動がめちゃくちゃいかしているのだ。中華風の時代劇での武器を使ったが格闘アクションが好きなら観てもいいかも。[DVD(字幕)] 7点(2016-10-03 22:08:20)

690.  リトルプリンス 星の王子さまと私 《ネタバレ》 星の王子様は読んだことないんですけど、女の子の成長冒険物語の映画として、それなりに楽しめました。基本的には全篇CGなんですけど、前半は女の子と老人の交流を通して、星の王子様をまとめたものが語られ、これがストップモーションで、中々味があって、へー、星の王子様ってこんなセリフがおもしろい不思議なお話だったんだと、知らない僕でも興味深く楽しめました。後半は、その女の子が星の王子様の世界に入っていって冒険する感じになり、ここは普通に、アクション娯楽としてワクワクできました。特に女の子のキャラの顔の表情や仕草が、CGなんだけど、よく出来ていて、とても魅力的に見えました。ただ、ちょっと気になったのは、メッセージ的なとこかな。小さい頃の大切なことを忘れず、大人になる事が素晴らしいことみたいな所があって、わかるんだけど、今の時代だとちょっとわかりきった事のように感じて、新鮮味をあまり感じなかったかなー。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-09-30 15:13:09)

691.  ラン・オールナイト 《ネタバレ》 ギャングのボスの子供を殺してしまい、さー、大変って話はほんとよくあります。似たような設定で最近のだと「ジョン・ウィック」かな。ただし、あちらは殺し屋世界の表現が独特でちょっとファンタジーな感じが面白いの対して、こちらは、どっちかゆーたらリアル路線です。結局はいつものリーアムニーソンの映画なんですけどね。ただ、いくつか面白ポイントがあって、まずカメラワークが独特。街全体から、今から起こる出来事の場所にクローズアップするとか、こーゆうの単純に楽しいす。次に主人公が追い詰められる緊迫感が普通より多めなとこ。追ってくるのはギャングの手下だけでなく、ギャングに買収されている警官達、凄腕の殺し屋と街の表と裏で追われるので、逃げ場ないやんってゆうヤバさ感が結構ありました。しかも、リーアムニーソンの息子の奥さんと子供も殺される対象になるので、そーゆうの、個人的にドキドキ感増してしまいます。そして、物語が普通にうまくできてるとこも良かった。逃げ回る中にも、ちゃんと父と子の確執と解決が描かれていたし、警官の中にもちゃんとした者がいて事件をなんとかしてくれる事への伏線なんかも序盤にあったし、特にギャングのボスとの対峙は途中で済ませ、ラスボスに手下の殺し屋を持ってくる展開は、ヒネリ展開としてアリガチだけど、元自分の立場に立つ者との戦いで、過去の自分の過ちにケリをつけるってゆうオチとして、僕は好きです。ただ、映画としては十分面白かったんで10点つけたいとこですけど、他のリーアムニーソンの映画を観てしまってる僕としては、どーしても、リーアムニーソンとゆうジャンルにカテゴライズして見てしまうので、新鮮味から7点になっちゃうかなー。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-28 17:10:38)(良:1票)

692.  13時間 ベンガジの秘密の兵士 《ネタバレ》 日本人の僕としては各キャラを見分けるのがなかなか難しく、これが戦闘になると、もう誰が誰やら、しかも、敵が現地人なので、誰が敵か味方かも、当のアメリカ人達ですら、見分けづらいとゆう状況なので、特に最初の領事館襲撃なんかは、本当に、何がどーなってるのか、全く理解できないとゆう混乱ぶり。ただ、それが、現場での混乱具合をうまく、こちらに体感させる仕掛けにもなっていて、さらに戦闘シーンの迫力があるので、なんか大変な状況になってる緊迫感は結構伝わってきました。一応、離れた家族との交流などの泣かせ物語的な表現もありますが、事実の映画化なので、全体的な印象は、盛り上がるようなドラマティックな展開とかはあまりなくて、リビアであった実際の襲撃事件全体の構図を、冷静な視線で捉えた感じになっていて、ちょっとドキュメントよりな感じもしました。そのため、誰かに感情移入したりする事はあまりなく、なんかこちらも冷静に観てしいます。むしろ後半なんかはドラマティックなキャラ同士の会話とかが逆にテンポをちょっとだけ悪くしてるようにも感じました。ちなみに、アメリカ側の視線で描写されてますが、敵の死体に泣きすがる子供や奥さんなどの描写もあり、アメリカだけが正義ではない配慮はそれなりにされてました。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-26 17:33:17)

693.  野火(2014) 《ネタバレ》 かなりの低予算で作られたらしいけど、画面からはそんなチープ感はあまり感じれらなかった。ただ兵士の悲惨な状況なのに、風景がみょうに綺麗なのが不思議な世界観を作り出し、興味深い雰囲気がありました。印象的だったのは、戦闘機の機銃表現。戦闘機は一切映らず、ドッドッドッとゆう音と共に、地面が噴煙をあげ、それはまるで何かの超常現象のような感じで、気が付けば隣の兵士の顔が吹っ飛んでるとゆう、あまり観た事がない感じで、それがとても不気味だった。ちなみにグロ描写はけっこう強い方だと思う。クライマックスの3人の兵士の確執からの、主人公が人間じゃない何かになってしまい、その後、また人間に戻って、書斎で変な儀式とともに食事をするくだりは、異様な雰囲気で、逆に目が離せなかったです。しかし、それまでの経過で、場面によっては、役者の表現がちょっと薄っぺらに見えた時もあり、全体的には、それほどすごい映画を観たとゆうインパクトはあまりありませんでした。監督に期待しすぎたのかもしれません。僕自身の感情的な動きはあまりありませんでしたが、退屈ではなかったし、鑑賞後、後を引く感じはあったかな。[DVD(邦画)] 7点(2016-09-25 11:13:03)

694.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 僕はロードオブザリングを観て楽しんだ方なので、これも楽しめるかなと遅ればせながら、観ました。やっぱ、こーゆうのは映画の大画面で観なきゃ、本当の意味で楽しめないとは思うんですけど、色々な上映手法でやってたみたいだし、でも、それなりに楽しめました。最初の方は、冒険に出るまで、あまり新鮮味もなく、ちょっと飽きた感があってダレたんだけど、冒険に出てからは、さすがに見所も沢山あって面白かったです。危機一髪⇒味方登場のパターンばっかりだけど、特にガンダルフはおいしい登場ばっかですけど、それは前作のシリーズも同じだし、これはこれで十八番って感じで、そんなに気にはなりませんでした。前作のシリーズの前日譚なので、前作で語られてた場面が登場し、そこは素直におおってなりました。印象的なシーンはやっぱゴラムとビルボのなぞなぞ対決ですかね。ゴラムの細かな表情はやっぱスゲーです。あと、ゴブリンの地下王国でのチェイスは迫力ありました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-23 18:21:02)(良:1票)

695.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 ティムバートンの「ビッグ・フィッシュ」に続くビッグシリーズ第二弾ってゆうのは、うそうそ、嘘です。すんまんせん。実際にあったお話の映画化です。日本でも、ちょっと前にありましたよね、サムラなんとかのゴーストライター事件。あれ、思い出しました。なんか作品の売り方とか、本当の原作者の性格とか、どっか似てるんですよねー。世界のどこにでもあるんですね、こーゆうことは。さて、映画のほうは、恐ろしいシーンもあるんですけど、カラフルな色使いと、妙に軽快な音楽で、全体的なトーンはカラッとしていて、気楽に観れる感じになっておりました。特に裁判シーンはコミカルな演出もあって思わずその解決方法に吹き出しました。いや、あれをやれば一番いいのになーってずっと思っていたら、裁判官がまさにその選択肢をいいタイミングで選んだので、ハッとしてグー。鑑賞後の気分もなんか晴れやかでよかったです。主役のマーガレットの自信なさげでありそなキャラもよかったです。特に、批評家にボロクソ言われて、夫が怒りで思わずつかみかかる後ろで、その絵を描いたマーガレットが黙ったまま立ってるシーンが印象的でした。それを描いたのは私、でもボロクソ言われてる、でもそれで怒ってるのは憎い嘘つきな夫、そしてその批評家も周りの誰もそれを知らない。この時のマーガレットの気持ちを想像すると、なんかゾクゾクしてきます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-22 00:47:45)

696.  海にかかる霧 《ネタバレ》 朝鮮系の人たちを密航させるある漁船の映画。漁船のメンバーの人たちの演技が、もうそんな人にしか見えないので、映画の世界にはすぐに入り込めた。しかし、後半、とんでもない事が起こる。それは予想外だったから、結構、びっくり。描写不足で、なんで船がそんな事になってるかの疑問や、いくらなんでも、クライマックスはホラー映画に寄りすぎじゃないか?とは思うものの、最後まで引き込まれて映画を観れたので、良かったのかな。韓国映画独特の不気味な怖さがしっかり出てる。それにしても、船酔い止めで、指をナイフで切るってのは初めて聞いた。そんなんあるんだ。後、ひたすら女のことしか考えないキャラが最後までブレてない所には、不謹慎だけど、ちょっと面白く感じてしまった。お前、そんな状態でも、女かよ!と突っ込みたくなる。これって実際にあった事件を元にした映画だそうだけど、クライマックスあたりは、さすがに脚色なんだろーなー。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-20 19:15:03)

697.  ブリッジ・オブ・スパイ 《ネタバレ》 スパイとありますが、007とかの派手なものじゃなく、一応、飛行機の墜落シーンやベルリンの壁が建てられるシーンなどの映像的に面白い箇所もありますが、全体のトーンとしてはひたすら地味です。しかも主役はスパイじゃなくて弁護士。でも僕みたいな派手映画好きな者でも途中から普通に楽しめました。この映画のどこらへんに惹かれたかとゆーと、それはもう主役のプロとしての仕事っぷりです。流されずしっかり自分をもって、目の前の仕事をしっかりこなす姿ってのは、単純に観てて気持ちいいです。ベルリンでの交渉にはビックリしました。普通の発想ならやらないですよね。そんな無茶な交渉。でもやる人がいるんですよね。しかもそれの伏線が最初のほうのセリフにちゃんとあって、なんか納得。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-20 18:11:33)

698.  ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》 僕はこのシリーズ全く見た事はありませんが、できるなら、シリーズは最初から観た方がいいかもしれません。観なくても、一応ストーリーやキャラはなんとなくわかるけど、細かい部分はもちろん過去作とつながっているので、観た方が、色々なつながりですんなり映画世界に入り込めるし、よりキャラに感情移入できてオモシロさが倍増するはずだから。で、主役の一人であるポール・ウォーカーとゆう役者さんが、この映画の製作中にプライベートで事故して亡くなりまして、彼の代役やCGなどを駆使して、なんとか完成させたとゆう経緯があるみたいです。最後の部分は、そんな彼に捧げた演出がなされていて、そー考えると、あの終わり方は、なかなか味のあるシーンに感じました。で、映画の中身の方は、車をテーマにした、スパイチームもの(または泥棒チームもの)って感じです。ただし、やってることはかなりファンタジック。車で空からパラシュートをつけて降下して道路にうまく着地するくだりですらぶっ飛びですが、その後のシーンはそれ以上にぶっ飛んだアクションがいっぱいで、笑かしてくれます。でも、僕、そんなん好きです。現実的じゃありえない映像が見れるのが映画の醍醐味やし。とにかく、車のスピード感をビンビン感じながらが、テンポよく進むので、長いですが、そんなに飽きずに楽しめました。それにしても坊主率が高いな。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-19 22:35:57)(良:1票)

699.  ターミネーター4 《ネタバレ》 ターミネーターの1作目を観た時はそりゃもう度肝をぬかされました。こんな面白い映画、凄すぎるって。でも僕は正直、2も3も結構気に入ってます。特に評判の悪い前作も見ごたえあって楽しめた方です。そんな僕にとっては、この作品も、それなりに楽しめました。前半がちょっとわかりにくくて、モッタリしてましたが、後半にいくにしたがってテンションが上がり、最後は、完全に映画の世界にドップリ状態です。ジョンコナーやカイルが登場しますが、この作品は死刑囚マーカスの物語になってる所が、今までと違う視点で、展開もマンネリ気味になったターミネーターシリーズの今までの展開とは違うので、そのへんも良かった。バイク型とか巨大ロボット型とか、新たな敵マシーンも登場し、新鮮味もありました。最初の衝撃的な謎にも驚けたし、オチと冒頭がつながってる所にも感心しました。マーカス、かっこよすぎでしょ。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-16 23:28:50)(良:1票)

700.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 冒頭、子供たちがジュラシックワールドに出かける描写から始まる。弟の方は本物の恐竜を観れるのでワクワクしている、このワクワク感は観てる僕らの気持ちと連動していて、僕らも、あのジュラシックパークの久しぶりの映画で、どんな展開がまっているかワクワクしてくる。そして、ジュラシックワールドきたーーー!あの有名なテーマソングがドーンとかかる。普通なら、ここで恐竜の素晴らしい姿を映し出して、子供のテンションと僕らのテンションが同化して、おおー!いよいよ恐竜映画がはじまるーって感じで素直に映画の世界に溶け込める。ところが、この映画、そこで恐竜は登場しない。観れるのは、ジュラシックワールドの入り口付近の全景である。おいおいおい、USJのジュラシックパーク行ったことないんかい。テーマソングで扉がドーンと開いて、ブラキオサウルスが首を伸ばして迎える、あの感動。あれがあるから、ジュラシックパークライドに何回も乗れるのに、あろうことか、この映画にはそれがない。それどころか、しばらく、どーでもいい人間ドラマが展開され、結構、恐竜を出し惜しみする。一作目ならそれもいいが、もう4作目で、いい加減、こちらも恐竜は見慣れてるんだぜ。出し惜しみしてどーする。で、肝心の恐竜は、途中から動物園の単なる動物のような見せ方でシレッと見せちゃう。Tレックスにいたっては、大勢の客の隙間から、チョロッとだけとか、テンションダダ下がりである。俺のワクワク感を返せー、バカ。まー途中から、ちゃんと色々な恐竜をしっかり見せてはくれるんだけど、もし、最初に素直に感動させる見せ方してくれたら、それだけで、後半までテンションはしっかり維持できるのに、それをしないから、結構、ストーリーの穴に文句も言いたくなってくる。オリに恐竜がいないって騒ぎになるんだけど、GPSつけてんだから、まず電話で位置確認せーや。それからオリに入れや。子供らー、ちゃんと指示を守れやー!主役たちよー、緊迫時にいちゃつくなやー!登場人物へのイライラ度は結構高めである。それでも、後半からは、恐竜パニックムービーとしてしっかり楽しませてくれて、恐竜同士の迫力ある戦いや、ラプトルとバイクの追跡劇など観たいものを見せてくれて、テンションは一気に上がったんやけどね。これ映画館で観たら、めちゃめちゃ楽しめたやろなーと思わずにはいられないくらい。それだけに出だしがすごーく残念な作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-15 02:43:31)

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