みんなのシネマレビュー |
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701. 七人のおたく cult seven オタクっていうと陰気なイメージがあるけど、そんなに卑下するもんでもないと思うな。そのことが好きなんだからしょうがないことだし、話が大きくなるけど、世界を変えてきた人たちだってそうした狂人と呼ばれる人々なんだから。それに誰だって何かしらに入れ込んでるものがあるんだから、一概に普通とはちょっと違う趣味を持ってたりしてもそんなこという権利はないと思う。(話を映画に戻します)やはりこの映画の見所は、<雨に歌えば>をパロった(本人談)ウッチャンの壁蹴りムーンサルト(前に何かの番組で、リハーサルでは一度も成功しなかったんだけど、本番になって初めて成功したんだと言っていた覚えが)その他、格闘シーンは結構派手で、そこらのアクションよりもよっぽど激しく動いてるんじゃないかな。メンバーもそれぞれに夢や野望(?)があって個性豊かで、見ていて飽きないし、ラストも全員で一つのことを成し遂げたという達成感が伝わってくる。こういう映画にまた出会いたいな。7点(2003-06-17 02:56:17)(良:1票) 702. AKIRA(1988) 既にご存知の人もいるかもしれませんが、某格闘ゲームに鉄雄にクリソツのキャラがいます(どっかで見たような格好してます、どっかで聞いたようなセリフを言います、どっかで見たような技を使います、挙句の果てには声優が同じ佐々木望さんです!) さて、日本ばかりか世界のアニメその他の分野に多大な影響を及ぼしたアキラ。その映像、ストーリーは10年以上経った今でも色あせてません。しかし俺は原作を読んだことがありません(友達に借りているんですが、いまだにその表紙をめくってません・・・いつか必ず読みます!)。なので、詳しいことはよく分かりません。しかも、ただの映画ならまだしも、話の内容が生命の誕生の謎や宇宙の存在意義などといったこれまた理解するのが非常に困難なため、正直、いまだによく理解しきれていません。しかし、ネオ東京の世界観やBGMのセンスがとてもよく、2時間を退屈せずににすごせました。いや、本当のところ、分からないなりに結構面白かったです。今度は原作を読んでからもう一度見返したいと思います7点(2003-06-16 16:32:20) 703. トレインスポッティング ビートの利いた音楽、テンポのいい編集やカット割りは実に素晴らしく、いい映画だと思うが、取り上げている題材がヘロイン中毒のジャンキーどもの話で、汚いシーンなどもあるので、見る人を選ぶ。ノリ的には“イージー・ライダー”みたいな感じかな。使われているバンドも、イギリスならではのバンドだけど、イギー・ポップは入ってるのに何故にストーンズやK・クリムゾンは入ってないんだ?(もし使われるなら楽曲はブラウン・シュガーやモンキー・マンですかね。古すぎると思ってる人もいるかもしれないけど、個人的にファンなもので…)7点(2003-06-08 21:13:25) 704. マトリックス リローデッド <ネタバレあります>話の内容は前作よりも複雑になったが、それ以上に全てにおいて前作を大きく上回っている。まず印象に残るのが、皆さんも知っての通り、新たに開発された“ヴァーチャル・シネマトグラフィ”によって描き出される“元”エージェントこと100人のスミス君とネオとの壮絶なバトルシーン。次から次へと襲い掛かってくるスミス君を“真・三国○双”バリのアクションで迎え撃つ、その映像たるや正に圧巻。その他、モーフィアスは斬鉄剣(?)片手に車を一刀両断、前作よりも更にアクションが増えてます。白いロング・コートとグラサン、プラチナブロンドのドレッド・ヘアが特徴的な双子のオカマちゃんもといザ・ツインズ(はじめ、スミスが女性になったのかと思った…)は壁などを通り抜ける圧倒的な能力を見せ付けながらも、爆発で吹っ飛ぶとはずいぶんあっけない最期を迎える。フリーウェイでのカー&バイク・チェイスは確かに今まで誰も見たことがないような迫力だし、スミス君は現実世界に華々しくデビュー(?)してるし、ネオはスーパーマンやってるわトリニティとの恋に暴走(そこまではしてない)するわで、とにかく前作とはスケールが違う。ただ、予言者に会う前の戦闘は、ただアクションを見せるために入れたおまけのように見え、イマイチそのシーンの必然性にかけるシーンが多々あるのもまた事実。ストーリーの方も、最初に書いたとおり、前作が娯楽映画的な話だったのに対し、マトリックスの設計者に会い、救世主も実はシステムによって操られていたといった事実がわかるなど、一気に複雑でシリアスな内容になっているので、前作のような楽しみ方はちょっと出来ないかもしれない。ただ、作品単体としてみれば十分いい出来だと思うし、深く考えなければそれなりに楽しめると思う。 7点(2003-06-08 19:51:54) 705. フィフス・エレメント 《ネタバレ》 ※2021年更新 真面目なSF(という表現が正しいのかは分かりませんが)という感じではなく、どこかコミック的なキャラクター、ガジェット、世界観なのでなかなか人を選ぶ感じもしますが、変に真面目なノリでない部分や、激しい銃撃戦などのアクションなどは個人的に観ていてとても楽しいです。 そして何よりも、今ではすっかり「戦う姐(あね)さん」と化しているミラ・ジョヴォヴィッチ扮するリールーの挙動がとにかくキュート。 なぜか年に一度くらいのペースで観返したくなる作品です。[ビデオ(字幕)] 7点(2003-06-03 18:28:21)《改行有》 706. ガメラ 大怪獣空中決戦 映画館で見たけどものすごい迫力で、凄く面白かった。個人的にはゴジラよりもガメラの方が好き。7点(2003-06-01 03:07:50) 707. おもひでぽろぽろ 確かに1回目は「何じゃコリャ?」と思ってしまった。でも何度か見ているうちに、よく表現できないけど、この作品のよさが解ってきた。ただ、いくらいい作品といっても、人それぞれに感じ方が違うから、映画に自分にないものを求めている人や、血沸き肉踊る展開を求めている人は止めておいたほうが良い。どちらかといえばこの作品は、昔の思い出に耽りたい人や、今の日常を穏やかに過ごしたい人向けだろうから。7点(2003-06-01 03:01:21) 708. ドラえもん のび太とアニマル惑星 小さい頃に映画館で見て、凄く楽しめた覚えがある。キャラクターも動物ばっかりで、凄くファンタジー色が強く、何気に環境問題も取り上げてた気がする。しかしなんていうのか、<日本誕生>の時もそうだったけど、悪役の名前がさ~、コクローチ団って…直訳するとゴキブリ団だよ?ゴキブリ団!殺虫剤のCMじゃないんだからもう少しひねってくれよ、と思う今日この頃。7点(2003-05-31 02:13:54) 709. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ シリーズはこれとゴールデン・アイ、ワールド~しか見たことないんですが、かなり面白かったと思います。ただ、スパイ映画としてみた場合、ちと派手な作品…かな。7点(2003-05-31 01:54:08) 710. 星の王子ニューヨークへ行く 花嫁を探しにニューヨークに来たのに速攻で見つけちゃって良いわけ?まあ、いいんだろうな、一目惚れって奴さ。恋に理屈はいらないのさ…。正直面白かったし、アキーム王子の住んでいる王宮はエキゾチックな雰囲気たっぷりで、正にこの世の楽園といった感じ。あんな所に一度住んでみたいなぁ~7点(2003-05-28 22:58:19) 711. プレデター 前半は特殊部隊アクション、後半は打って変わってSFホラーな作品。半透明のエイリアンは存在感があり、遥か昔から彼らはこの地球上にやってきて狩をし、それが伝説として残っているという設定がいい味出してる。「いたぞォォォーーー!!!」と叫びながらガトリングガン撃ちまくり、相棒の仇を打つ黒人隊員には漢(おとこ)を感じた。7点(2003-05-28 21:57:36) 712. スピード(1994) 文字通り、全編に渡って突っ走ってる映画。見所もたくさんあって面白いと思うし、スリルとスピード感があってよかったと思う7点(2003-05-28 03:30:19) 713. スターゲイト 《ネタバレ》 2022年9月25日更新 エイリアンとの戦いのはずが舞台が砂漠でほぼ古代エジプトみたいな世界観なのでなんだか歴史劇ミーツエイリアンという何とも不思議な雰囲気を醸し出している本作。 ですがスターゲイトを通っていくくだりや作品の雰囲気などはなかなか好きで、この当時の作品はなんだかんだで面白かったなーとか思いました。[地上波(吹替)] 7点(2003-05-28 03:24:58)《改行有》 714. マニアック・コップ 当初は“地獄のマッドコップ”という凄まじい邦題が付いてましたね。しかも“悪魔の赤ちゃん”のラリー・コーエンと“死霊のはらわた”のブルース・キャンベルがかかわってるなんて。なので内容も、全国のお巡りさんが眉間に皺を寄せる内容。そりゃ、市民を守る立場にある人が人を殺すんだもの。しかしその斬新なアイディアには目を見張るものがある。7点(2003-05-26 20:21:14) 715. マスク(1994) 感じとしてはアメコミの実写版といったところですか。なので例によってストーリーは皆無。この手のものに理解を示さない人にはとんだ駄作として見えるんじゃないでしょうか?そりゃそうだよ、アメリカ人の持つ陽気さとかそういうのを前面に押し出しているんだから。そう見えても仕方ない。しかしあのマスクの正体が北欧神話のロキを模った物なんて、それはそれで納得するしかない。それ以上の説明でてこないし。神話を通して何が言いたかったかはわからないが、この作品全編をを通して言っている事は何となく解る。人間は誰しも見えない仮面を被り、本当の自分を隠している。もし、その仮面が外れることがあるなら、そのときはその人の人格が破壊され、本当の自分が現れる時であろう。そう、正に、マスクマンとなったイプキスのように…7点(2003-05-26 20:03:48) 716. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 話によると“鉄仮面の男”は実際は双子の兄弟ではなく、おじさんらしいです。映画のほうですが、俺ははっきり言って、ディカプリオは嫌いです。しかし、話題になったので見ました。仮面の男と三銃士をセットにしたあたりはいいと思うんですが、三銃士(俺はクリス・オドネルのヴァージョンしか見たことないんですが)を見た後に見たので、「確かダルタニアンはコンスタンスという女官と結ばれたのでは?というか王女はルイ13世のことが好きだったはずじゃ…」と思ってしまいましたが、まあ作品自体別物なのであえて気にしない事にしました。人間の片隅にも置けないような冷徹な兄と、清らかな心をもつ弟の二役を演じたディカプリオには、嫌いといえども敬意を表したいと思います。最後の言葉、「私の相談役、まことの友人だ」というセリフには、フィリップの心の優しさ、清らかさが滲み出ていると思います。最後の説明で、その後ルイ14世は国民に食料と平和をもたらし、フランスで最も偉大な君主としてたたえられたとあるんですが、実際は度重なる戦争で財政衰退のきっかけを作った張本人なので、そのギャップに少し悲しいものを感じました。7点(2003-05-25 23:14:40) 717. 酔拳2 なるほど!バー○ャファイターの酔拳ジジィの動きはこの映画が元になっているのか!ジャッキー映画特有の笑いの要素もあり、アクションも迫力があって申し分ない。特に悪の親玉の放つ連続蹴り(なかなかの威力だろう?)などは凄まじいものがある。やはり格闘モノは本場中国に限る。7点(2003-05-25 22:31:50) 718. 天空の城ラピュタ ナウシカと並んで名作として語り続けられている作品だけど、俺はナウシカの方が好きだな。いや、この作品が嫌いなわけじゃない。この作品にはナウシカとは違う壮大さがある。個人的にドーラはいい味出してると思う。てか、ドーラ最高っす、マジで(爆)7点(2003-05-25 21:14:36) 719. ベートーベン2 アメリカの暖かな家庭の雰囲気が凄く伝わってきて好きです。お父さんに内緒で子犬の世話をしているシーンは子供の頃によくある<自分たちしか知らない秘密>を共有してるみたいでわくわくしたし、必死に子犬を飼うよう親を説得するシーンも、何となく小さい頃の自分と被って応援してしまいました。誰だって同じような経験ありますよね。劇中で、ベートーベンは酒の勢い(?)でテイラーの別荘を破壊してましたが、その後はどうなったんですかね?7点(2003-05-25 20:46:23) 720. ミザリー 《ネタバレ》 一見人の良さそうなおばちゃんキャシー・ベイツがまあ怖いこと怖いこと。 いきなりキレ散らかすところとか、妄想が過ぎて勝手に主人公をダーリンと呼ぶところとか、もうそれだけで怖い。 直接的な残虐描写と言えるのは両足を叩き折るところと最後くらいで、後は終始どこでキレ散らかすか分からないアニーの不気味さと、実は熱狂的ファンでありながら真性のサイコパスであるというが語られるスクラップ・ブックのシーンなど、心理的な恐怖描写の方が多い。 一番のファンといいながらその実「自分の望むストーリーを無理やり書かせる」というただの狂信者な行為は観返してみても恐怖心と嫌悪感を感じるばかり。今風にリメイクされるならゴアシーンが追加されそうなところですが、これでも十分おっかない作品でした。[地上波(吹替)] 7点(2003-05-25 18:50:23)《改行有》
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