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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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701.  サンセット 《ネタバレ》 監督は前作の成功体験で味を占めたのか、情報を遮断されたヒロインの一人称で 帝国末期の閉塞感と混沌を描く試みは見事に失敗している。 登場人物たちの思わせぶりな台詞と一向に進まない展開、消化不良のまま残る謎など、 ひたすらヒロインに寄り添う撮り方が本作の舞台とミスマッチ。 ホロコーストという強烈な舞台装置があった『サウルの息子』はその焦らし方が効果的だっただけに、 監督のメッキが剥がれた形だ。 難解と言えば聞こえが良いが、逆に言えば「何を描きたい?」とも言いたくはなる。 歴史の闇を描きたいのか、激動の時代を生きようとするヒロインの強さを描きたいのか。 ヒロインが何を考えて行動しているのか分からず、妄想も幻覚も入り混じり、 最後は第一次世界大戦に兵士として従軍している。 帽子店が存続のため貴族に女性従業員を捧げている、性奴隷を匂わせる嫌悪を見るに、 彼女も過去に似た被害を受け、女性の殻を脱ぎ捨て、兄から憑依されるように同化したと解釈できるが。 当時のハンガリー史を知っていること前提。 帽子店を訪れた皇太子夫妻が翌年どうなったかは言うまでもない。[インターネット(字幕)] 4点(2023-10-19 22:19:15)《改行有》

702.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 脚本のリテイクが難航し、前作から19年掛かりすぎたことが作品に悪い影響を与えている。 作品でも現実時間と同じ時間が流れ、ナチスからソ連に代わり、 宇宙人を捕獲したロズウェル事件、赤狩りが絡んだりと時代の大きな変化を感じるも無理に入れる必要がない。 変にスケール感を強調しようとして、SF要素を加味したインフレーション状態が気になる。 ハリソン・フォードが老体に鞭を打ち、肉体に衰えはあれど安定感のあるアクション。 とは言え、前作3作にある緊張感はほとんどなく、終始家族のドタバタ道中で終わってしまった。 悪女が似合うケイト・ブランシェットは頑張ってはいるものの… 一番盛り上がったのは「待ってました!」と言わんばかりのインディ再登板と、 一作目のヒロイン・マリオンとの再会くらい。 懐かしさに浸るには時代の変化と特殊効果の向上が作品とミスマッチで大きく足を引っ張る。 当初は5部作で構想されていたようだが、どこかで打ち止めできなかったあたり、 堅実に続編で稼ぎたいハリウッドビジネスの本音と限界を感じる。[インターネット(字幕)] 4点(2023-08-31 23:38:34)《改行有》

703.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 エドガー・ライトが監督でないことを除けば、いつものサイモンとニックのコンビに ステレオタイプな姿の宇宙人ポールが加わったドタバタ珍道中。 好評な割にあまり乗れなかった。 クセが少なく、見やすく、ただストーリーがダレ気味であまり印象に残らない。 ポールがスピルバーグ本人に電話で『E.T.』のアドバイスをしたり、 ラスボスが『エイリアン』で死闘を繰り広げたシガニー・ウィーバーだったりと、 面白そうな小ネタはあったんだけどね(すごく贅沢な使い方だ)。 遠い昔に見たままだったので、機会があればもう一度見たいと思った。[DVD(字幕)] 4点(2023-07-29 11:29:07)《改行有》

704.  サクラメント 死の楽園 タイトルの『サクラメント』は、"キリスト教における神の恩恵を信徒に授ける儀式"のこと。 その名に因んだカリフォルニア州の都市が舞台というわけでもなく、もちろん桜とも関係ない。 かつて実在したカルト教団の凶行をモチーフに、 某国奥地の教区を訪れた取材班が体験する恐怖の20時間をPOVで描く。 予告編通りの内容でそれ以上の衝撃展開があるわけでもなく、実録よりショボく感じる。 グロは控えめでクライマックスもあっさりなので、ホラーが苦手でも見れるのではないか(退屈だけど)。 信者が教祖に惹かれる理由に説得力が足りないのでもっと踏み込んで欲しかった気がする。 ただ、元ネタになった教団が大きくなった背景に、 貧困と差別と家庭問題でどこにも居場所がない人で溢れていたというのもある。 孤立したその人の弱みに付けこんで、食い物にしてきたのはいつの時代も変わらない。 "貧困ビジネス"の雛形であるが、本作に求める内容ではないのでここまでにしておく。 【5/18追記】 取材したデジタルメディア・VICEは実在するが、2023年5月16日に破産申請した。 本作が製作されて10年、メディアをめぐる需要の変化を感じる。[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-07 22:10:19)《改行有》

705.  最後にして最初の人類 《ネタバレ》 評価しづらい… 『ラ・ジュテ』と『人類遺産』がミックスしたような映画だった。 いや、映画というより、打ち棄てられた旧共産圏のモニュメントを背景にした朗読劇、現代アートの類。 20億年後の未来人が視聴者に語り掛ける形式で、これからの宇宙と人類の終焉を語っていく。 助けても欲しいと言いながらも、自らの運命を悟って自己完結しているあたり、 哲学的に考えた末の結論だろうか、現代人との価値観の剥離を感じる。 英語が聞き取れること前提であり、字幕についていくことで手一杯ならば、 視覚と音楽に身を委ねる没入感とは程遠い。 映画でしかできない相乗効果とは思えず、ラジオで流しても問題ないような気がする。[インターネット(字幕)] 4点(2023-04-15 00:17:09)《改行有》

706.  ANIMA 《ネタバレ》 ポール・トーマス・アンダーソン色はなく、ほぼレディオヘッドのミュージックビデオの趣が強い。 ひたすら前衛的で、疲れ切った労働者たちの渇望を白昼夢として表現している。 長い長いトンネルの中で足掻き、生きている、人間らしい至福を求めようとする。 深読みすればいくらでも深読みできるが、何を求めているかで意見が分かれる。 確かに撮りたいものを撮れるネットフリックスでしかできない。 とは言え、PTAがメガホンを取らなくても、 有能なクリエイターなら同様の世界観作れるのでは?と考えてしまった。[インターネット(字幕)] 4点(2022-12-31 23:40:58)《改行有》

707.  キャメラを止めるな! 《ネタバレ》 ミシェル・アザナヴィシウス監督はかつて007のパロディ映画を撮ったり、 サイレント映画へのオマージュ『アーティスト』でアカデミー賞を受賞するなど、 映画についての映画を描いてきたのに、リメイク版ではそれが上手く活かされていない。 思うに保守的で思い切りの良さに欠けている、オリジナリティがなかったことが露呈されている。 オリジナルを見ている人は仕掛けを知っているわけで、 「日本でヒットしたゾンビ映画(劇中劇)のリメイクを撮る」というコンセプトの中で新しい仕掛けを期待していたはず。 やっていることはオリジナルの設定と物語をなぞっているだけで、リメイク版で変更・追加した部分が空回りしていた。 これが作品のテンポと切れ味を鈍くしている。 家族ドラマとしても希薄だ。 仏実写版『シティーハンター』のスタッフだったら、オリジナルを尊重しつつも革新さを出せたかと思うと残念。 いっそのこと、韓国リメイクやハリウッドリメイクも作って、 シリーズに登場してきた俳優たちが一堂に会する展開くらいは欲しい。[インターネット(字幕)] 4点(2022-11-12 22:15:29)《改行有》

708.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 一本調子だった伝説の最期編と比べればアクションは頑張っていると思うが、 相変わらずストーリーとキャラの描き方が雑すぎる、そして「もっと削れたよね?」と展開引き延ばしすぎ。 原作でも突っ込まれていた薫のフェイク死体のくだりは要らないし、 原作の人誅編には登場しなかった宗次郎が唐突にサービス出演(その過程を描くべきでは)、 下敷きになってそのまま退場した蒼紫をはじめ、レギュラー陣のエンディングはほぼ触れられず。 最後まで消化不良のまま終わってしまった。[インターネット(邦画)] 4点(2022-10-22 10:39:37)《改行有》

709.  リベリオン ガン=カタを発明したのは大きい。 それと引き換え、世界観に無理があり、ストーリーに至っては冗長。 エンディングの盛り上がりの無さは異常。 これなら近未来SFに拘らなくても良いし、90分まで削れば良作になったのでは?[DVD(字幕)] 4点(2022-10-19 12:13:45)《改行有》

710.  ブラザー・ベア 《ネタバレ》 全体的にまとめると「報復の連鎖を如何に断ち切るか」に尽きる。 兄を死なせた熊の正体は子熊の母親で、登場人物は基本的に全員善人。 伝説を元にしているとは言え、そう簡単に大団円はないだろうし、ただの子供騙しで終わっている気も… 熊に戻った仇と一緒に幸せに暮らしましたは綺麗事にすぎず、善意の強制にも見えてしまう。 愛憎の葛藤にもう少し踏み込むべきで、話し合いのできない絶対正義のエゴイストもいて、 互いに深い傷跡を残した脇役のエピソードも入れていたら違っていたかもしれない。 映像は綺麗だし、人間視点と熊視点とで画面の比率が変化する演出は新鮮だっただけに、 カートゥーン末期の寂しさとディズニー単体の質の低下を感じてしまった。[DVD(吹替)] 4点(2022-10-17 21:48:07)《改行有》

711.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 前半は孤独な男のサバイバルドラマとして面白かったのに、後半から凡庸で残念な結末に辿り着く。 中盤に脱落した相棒の犬が大きな存在として作品の質に貢献していただけに。 原作や別エンディングだと価値観の逆転が強調されていたようで、 そっちの方がまだコクがあって良かったかもしれない。 (そうなるとウィル・スミスのキャラ的に厳しいため、軌道修正が利かなかったのだろう)。 ちなみにDVD特典のサイドストーリーの方がグロテスクで本編より印象に残っている。[DVD(字幕)] 4点(2022-10-12 23:12:38)《改行有》

712.  ソードフィッシュ 『マトリックス』を引き合いに出した宣伝に騙された。 冒頭のバレットタイム演出は物語に引き込むのに効果はあったと思うが、 これが最大のクライマックスでその後の展開は凡庸。 あまりにも無用な要素を取り入れて複雑にしすぎ、どんでん返しのカタルシスも感じられず。 B級ならB級に徹するべきかと。 ジョン・トラボルタもヒュー・ジャックマンもハル・ベリーも魅力的なのに勿体ない。[DVD(字幕)] 4点(2022-10-12 22:20:06)《改行有》

713.  ボーン・コレクター 《ネタバレ》 人生で初めて見たサイコサスペンスもの。 猟奇的な雰囲気はなかなかであるが、やっぱり犯人のインパクトがなさすぎる。 身体を動かせないデンゼル・ワシントンの危機はラストと発作くらいなので、 最後まで引っ張るには厳しい設定。 アンジェリーナ・ジョリーは頑張っていたが、双方とも無駄遣いとしか。 『羊たちの沈黙』と『セブン』が傑作なのは本編とは無関係な要素を排除したからで、 記憶に残らないのは思わせぶりな贅肉が多かったとも言える。[ビデオ(字幕)] 4点(2022-10-09 22:43:55)《改行有》

714.  長ぐつをはいたネコ(2011) シュレックシリーズからのスピンオフながら、 シュレックの名前も存在を匂わせる描写も一切なく、 プスの冒険と活躍に専念する。 ところが元ネタの童話とセルフパロディの数々が上手く嚙み合ってない。 当初あった毒も抜けて普通のファミリー映画に堕しちゃったあたり、 打倒ディズニーの野心はどこに行ったのかと。 それなら独立した作品としてもっと暴走しても良いのに、 まずシュレックを見ていないと楽しめない演出があり、物凄いジレンマを感じる。[DVD(吹替)] 4点(2022-08-27 00:35:06)《改行有》

715.  インビジブル(2000) 一言でいえば「サイテー」。 VFXで透明化していく過程も、透明人間になったあとの目的も、 流石バーホーベン監督らしい悪趣味さ。 ただ、本人がスタジオに不満を持ち、ハリウッドから去ったように、 本当はもっと突き抜けたことをしたかったのかなと。 どこか消化不良感が強く、予想を裏切る展開が欲しかった。 中途半端な「サイテー」映画だ。[ビデオ(字幕)] 4点(2022-08-13 22:33:31)《改行有》

716.  ホテル ビーナス 遠い昔に視聴。 草彅剛が"チョナン・カン"を名乗る韓国人という設定のテレビ企画から始まり、 一本の映画にしたという記憶がある。 全編韓国語、ウラジオストクを中心とした撮影ロケ、モノクロに近い青みががった映像と 邦画らしかぬ無国籍感漂う雰囲気で奇を衒いたかったのだろう。 その証拠に、ストーリーが印象に残らず、全てのエピソードがとっちらかって終わってしまった印象。 ラストの演出も如何にもあざとく、これでは感動できません。[DVD(邦画)] 4点(2022-06-27 21:42:31)《改行有》

717.  スズメバチ シチュエーションには惹かれる。 戦争映画さながらの絶望的な籠城戦で面白くないわけがない。 でも、やはりストーリーが弱すぎて、アッサリ終わってしまった。 雑なのは仕方ないにしても、それを吹き飛ばすくらい、もっと派手に撃ちまくってほしかった。[DVD(字幕)] 4点(2022-06-01 20:26:51)《改行有》

718.  のぼうの城 《ネタバレ》 題材が面白そうなのに勿体ない。茶髪の侍が出てくるので、ライトノベル調の時代劇として見るのも悪くないものの、基本ダラダラしててスピード感がないし演出もチープ。史実通り開城で苦みを含んだハッピーエンドだったが、その解放感はやっと映画が終わるという徒労そのものだった。野村萬斎のキャラクターで何とか持った感じだ。[DVD(邦画)] 4点(2022-03-24 23:11:48)

719.  アイアンマン2 シリーズものならではの弊害で作品の勢いが感じられないのは言うまでもなく、シリアスな要素を必要以上に詰め込みすぎて、上手く収拾できていないことに尽きる。陽のアイアンマンには肩の荷が重すぎて似合わないから、もう少し軽快に描いても良かったはず。ミッキー・ロークにはもっと暴れて欲しかった。[DVD(字幕)] 4点(2022-01-01 01:33:58)

720.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 アイルランドの歴史を知らないとかなり厳しい。ドラマティックな展開もないまま淡々とシビアに、自由を勝ち取ることにどれだけの代償と犠牲を払うかをリアルに突き付ける。妥協するか、完全な独立のために戦うかで自ずと引き裂かれていく兄弟の悲劇すらも。イギリスのEU離脱によってアイルランド統一の可能性はあるが、その"続編"は見てみたい。[DVD(字幕)] 4点(2021-12-09 21:32:44)

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