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プロフィール
コメント数 2268
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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721.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》  おそらく賛否両論あるであろうラスト。もしかすると『否』のほうが多いかもしれません。  ですがきれい事ばかりでラストをしめくくる作品より、私は人間の本音をあるがままに描くこーゆーラストにぐっときます。  重要なシーンがあります。注文していた結婚式の招待状が届くシーン。幸せだった頃の自分たちを思い出す重要なシーン。良くも悪くも、怒りは時とともに風化していくものです。このシーンはその風化をくいとめる重要なシーン。冒頭の結婚式の打ち合わせをする幸せそうなシーンが蘇り、犯人を許すなという気持ちに一気に引っ張られます。  この映画はエリカ・ベインの人物描写が凄く良い。ジョディ・フォスターという名優が演じているというのもあるでしょうが、脚本と監督が良いのだと思います。  警察署に行き捜査状況を確認。見事なまでのお役所対応。長時間待たされたエリカは意を決してガンショップへと行ってしまう。このときのエリカの気持ちが痛いほど伝わってきます。誰が彼女を責められるでしょうか。  1度目のコンビニ殺人⇒正当防衛。2度目の地下鉄殺人⇒過剰防衛。このあたりの、エリカの心境の変化の描き方が抜群に上手い。3度目も結果正当防衛ではありますが、そもそものきっかけが『巻き込まれ』ではないのが今までと違います。そして4度目とクライマックスは、遂に自分から狩に出ます。エリカの理性が少しずつ失われていく様子が、無理なく自然に描き出されています。  辛いストーリーなので満点はつけづらいですが、ドラマ仕立てのサスペンスとしてはほぼ満点の出来。  同じアパートのスーダン出身の女性の存在感が抜群に良い。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-11-06 12:16:55)《改行有》

722.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》  舞台は違う。アンヘラは出ない。でもこれを1本のゾンビ映画として見た場合、私はかなりよく出来た作品だと思いました。  無駄とも思える冒頭20分の結婚式のくだり。この20分と後半60分の惨劇の対比。日常が侵食される恐怖。これこそがゾンビ映画の醍醐味。  厨房。披露宴会場。中央管理室。中庭。教会。地下道。教会を除く全ての場所にゾンビが登場。すべての場所に惨劇とドラマを用意。短い尺の中、これだけの要素をテンポよく盛り込んでくれたことに拍手を送りたいです。  クララを助けに行ったコルドと、脱出するクララのニアミスは焦燥感を募らせます。再会を喜び合ってキスをするのは勘弁してって思います。どう考えたったそんな場合じゃないでしょ。  ラファやナタリー、スポンジ・ジョンや調査員、そしてアトゥンなど、モブキャラの存在感が良い。それぞれの壮絶な最期も良い。  監視カメラの映像で見るバス襲撃の惨劇、更にはその背後のTVに映る、『1』のアパートのニュース映像。これはシリーズの特性を活かした名シーン。ゾンビパニック映画としても屈指の名シーンだと思います。  ラストの切な過ぎるバッドエンドも申し分ない。  あえて意見を言うとしたら、叔父さんがゾンビになってからの展開が早すぎる気はします。1作目では、少しずつ感染者が増えていく恐怖というものが描かれていました。こちらでは、あっという間にサバイバルに突入し、あとは『戦う』『逃げる』の繰り返し。1作目にあった、マジョリティから徐々にマイノリティへと追い詰められていく恐怖は感じられなかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-11-06 11:58:15)《改行有》

723.  ウォーリアー 《ネタバレ》  久しぶりに映画を見て泣きました。しかもなぜ泣けるのかがよくわからない。『感動させよう』というあざとい演出もないし。ただ男達が殴り合っているだけなのに。ブレンダンがロシアの優勝候補の選手と戦っているあたりからもう涙がとまらんかった。  戦場で何かがあった、秘密を抱える天才格闘家トミー。娘の治療費で家のローンがピンチ!家族と家を守るため、決死の覚悟でリングに上がるトミーの兄ブレンダン。  圧倒的な強さで勝ち上がるトミーにはヒロイズムを感じ、奇跡の逆転劇を繰り返すブレンダンに感動する。  実況やニュースキャスターを利用した盛り上げ演出もすごく上手い。ブレンダンの教え子たち、校長、そして妻、みんながブレンダンを応援する様子がぐっときます。最初は携帯からの連絡を待ち、次はTVで応援し、最後は会場まで応援にいっちゃう奥さんが最高に良い。『賞金をもらう前にあなたの生命保険を受け取ることになるわ』と辛らつな言葉の中にあふれる愛情、名台詞です。  ノンフィクションでは描かれない人間ドラマ、戦いの背景、そこに至るまでのプロセスを映し出してくれるのが映画の最大の長所だと思います。長尺を感じさせない、充実した時間を過ごすことができました。  ・・・2人はその後どうなったのだろう。ナレーションでも良いので、トミーとブレンダン、そしてその家族がどうなったのかちょっと知りたかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-11-06 11:31:19)《改行有》

724.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》  3作の中では一番好き。アドベンチャーあり。サプライズあり。謎解きあり。それでいてコメディテイストが自分好み。古い映画だけあって、あんまり『ハラハラ』とか『ドキドキ』とかもはや出来ないんだけど、見ている間は面白いんです。  特にクライマックスの『3つの試練』。これは良い。1作目の冒頭を思い出します。これぞアドベンチャーでしょうって感じの遺跡がアツイ。  ナチスの隠れ家からの脱出は完全にコメディ。でもこれはこれで面白かった。壁がぐるぐる回るのは相変わらずドリフのコントみたいだし。ただこのシリーズはそーゆー能天気なテイストだと思いながら見ていたので、今回はドリフすぎる演出もさして気にはならずに楽しめました。  ただこの内容に対し、『最後の聖戦』ってサブタイトルは完全に名前負けのような気もします。原題の『ラストクルセイド=最後の十字軍』のまんまで良かったのに。  最後にストーリーですが、インディ・ジョーンズに依頼した人物が黒幕っていうのが、正直ちょっと意味がわかりません。そもそも依頼する意味がないと思うのですが。そこだけはどうしてもひっかかりました。[DVD(字幕)] 6点(2019-11-05 04:58:08)(良:1票) 《改行有》

725.  ストレンジャーズ/戦慄の訪問者 《ネタバレ》  理不尽サスペンス。ファニーゲームに近いかも。  恐怖は深夜のノックから始まる。単純で、いつでも誰にでも起こり得るからこその恐怖がある。  最初、女が訪ねてきたとき、玄関の明かりが消えていて顔が見えない。その後は徹底してマスクで顔を隠し、まったくその正体を明かさない。そして声も出さない。徹底しています。  クリスティンとジェームズが捕まったとき、ついに3人はマスクを取ります。もう顔を見られても平気だから。顔を見せることで、これから二人の身に起こるであろう惨劇を示唆。この辺の演出が凄くうまい。まさに戦慄の訪問者です。  3人が、マスクを外さず、声も発さないので、その感情は全く見えません。3人が『得体の知れない何か』に記号化されることで、人でありながら『人ならざるもの』の恐怖を纏うことに成功しています。単純で小規模な設定ながら、大変見応えのあるサスペンススリラーに仕上がっています。  いくらでも逃げられそうな状況なのに、あえて家の中に戻ってくる不自然さ。リヴ・タイラー演じるクリスティンの行動に幾度と無くイライラ。ラストの子供の手をつかむサプライズも、せっかく作り上げたこの映画の完成度をぶち壊しているので蛇足。  『家から離れられない必然性』『二人の行動の整合性』これがもう少しあれば、より見応えのある作品になったかもしれません。[DVD(字幕)] 7点(2019-11-02 01:27:08)(良:1票) 《改行有》

726.  REC/レック2 《ネタバレ》  これを単体で見た場合、そんなに悪い作品ではないと思います。  まず前半。SWATと神父の編成チーム。主観映像による体感型お化け屋敷。もしこれだけだったら物足りないことでしょう。そこで、後半は若者3人組と消防士、おっさんの編成チーム。混乱しない程度に時間軸を戻し、今度は若者3人組の視点で建物散策。こーゆーテイストは、個人的にかなり好きなんです。  ただし、前作の続編として見てしまった場合、この作品が周囲から叩かれちゃうのは無理なからぬこと。前作で作り上げた素晴らしきRECの世界観。ものの見事にぶち壊しています。そりゃみんな怒りますよ。  一番良くないのは、『悪魔憑き』にしちゃったうえ、『知能』をもたせ、『おしゃべり』までさせちゃったこと。これによって不特定多数が次々に感染するゾンビパニックから、『神父VS悪魔』っていうなんともチンケなタイマン方式に成り下がってしまったのです。多分みんながRECに求めるものって、『ゾンビパニック』と『アンヘラのタンクトップ』であって、エクソシストではないと思うんですよね。  最後に、個人的に好きな演出をひとつ。ビデオカメラが落ちた状態で、人々の怒声や叫び声だけが流れるシークエンス。『REC』というタイトルにふさわしい、設定を活かした演出。こーゆー恐怖感の煽り方って、なんだかすごく好きです。[DVD(字幕)] 6点(2019-11-01 23:40:55)《改行有》

727.  処刑山 -デッド・スノウ- 《ネタバレ》  前半から中盤にかけての思わせぶりな雰囲気は、一昔前の正統派ホラーを思い起こさせます。意地の悪い見方をすれば『テンポが悪い』『だらだらしている』と捉えられちゃいますが、私はこの雰囲気が結構好き。  後半、ナチスゾンビが現れてからは一転。今までのことが無かったかのようなはっちゃけぶり。  ノルウェーホラーっていうのを初めて見たのですが、こんなB級バカホラーを撮れるなんて、親近感湧いちゃいます。  俳優さんも知らない人ばかり。最後まで誰がやられるのかわからないのが良いですね。主役顔のイケメン、かわいい女優さん。意外にも先にリタイアしちゃって、最後に残ったふたりは、まさかのおまえらかいっていうメンツ。予測できない展開。  話は変わりますが、B級バカホラーって全滅パターンが意外と多くないですか。確かに全員やられちゃったほうがすっきりするかもしれませんが、個人的には何人か助かってプチハッピーエンドみたいな終わりかたのほうが好きなんですよね。全滅パターンのやつを見るといつも思います。  また、この映画ってちょっと敵の数が多すぎです。無尽蔵できりがない。『助かるかも』っていう希望的観測が生まれない。だから諦めの雰囲気のほうが強くって、緊張感より脱力感のほうが勝ってしまう。そこがいまいち。  グログロは結構頑張っていると思います。スプラッタ好きであれば満足できるんじゃないかな。[DVD(字幕)] 7点(2019-11-01 11:36:26)《改行有》

728.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》  今、何が起こっているのかがとてもわかりにくい。複雑な設定。難しい専門用語。細かいカット割り。なんだろう、終始ごまかされているような印象。  とは言え、とは言えですよ。やはり『宇宙』というものに憧れる身としては、この映画にはそれなりの『畏怖』や『浪漫』を感じずにはいられません。でも宇宙やら、それ関連のSFに興味が少しでも持てない方は最初からお断りといった趣。万人向けでもなければエンターテイメント作品とも言い難いでしょう。  後半になるにつれ、サスペンス色が強くなります。終盤は完全にホラー。ピンバッカーについてはボロクソに叩かれていますが、彼の登場でこの作品の娯楽度は上がった気がします。  小難しい話はちょっと・・・。哲学的な話はちょっと・・・。宗教は論外。という私は、『単純なワクワク』『単純な恐怖』を求める庶民代表。ピンバッカー登場によるスリラー演出は嬉しい展開です。  かといって、この映画自体が面白いかと言われれば微妙。そもそも、『予定の針路を勝手に自分たちの判断で変更して、その結果全滅しちゃう』なんてパターンは、私が一番嫌いとするところ。小難しい居丈高な物腰の作品のわりに、そーゆーところはホラーあるあるなんですね。なんだかなあ。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-10-30 07:34:59)《改行有》

729.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》  期待通りの面白さ。いや、平均点が低いのを事前に知っていたので、期待以上の面白さといったほうが正しいかもしれません。  人には誰しも変身願望があります。この映画の主人公はそれを望んでいませんが、それを望んでいる私にとっては、その変身願望を満たしてくれる作品のひとつ。初代ハルクも好きだったのですが、これもかなり好きです。  マーベル作品はストーリーが単純明快で良いですね。とにかく心拍数が200になれば変身。だから別に怒らなくても、走り回って息がきれるだけで変身しちゃう。まあそこは『怒ったら』に限定して欲しかったところではありますが。  ハルクの出し惜しみ感はグッドです。いきなりハルクに変身しちゃったっぽいプロローグ。2回目の変身は暗闇バトル。そして3回目の変身で、ついにお日様のもと、ハルクの全貌が明らかに。いいです。すごく。3回目の明るい日差し、広いグラウンドでの軍とのバトルは最高です。正しいCGの使い方。こんなにクリアで迫力もスピード感もある映像を楽しめるなんて良い時代になったもんです。  彼女とは最後の最後で結ばれるのかと思ったのですが、わりとあっさり再会しちゃいましたね。でもそれはそれで良かった気がします。タクシーで、彼女のほうがブルースより怒っているのが面白い。スターンズ博士や、ダイナーの店主、精神科医など、脇役もそれぞれ良い味出してます。  個人的には『アイアンマン』も良かったけれど、『ハルク』のほうがちょっとだけ好きです。特にラストバトルの豪快さが良かったね。中盤から終盤にかけての盛り上がりは大事。  ちなみに妻は『アイアンマン』のほうがかっこよくて良かったと言っております。なんでも、ハルクの緑色が気持ち悪いんだとか。身もフタもないぜ。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-30 03:28:54)(良:2票) 《改行有》

730.  ティンカー・ベルと妖精の家 《ネタバレ》  3作目にして、人間との交流。エンターテイメント指数がアップ。こじんまりとしたストーリーながら、起承転結がはっきりしていてとても楽しい。  人間には妖精の声が鈴の音に聞こえる。この設定はGood。ティンカーベルが人間の女の子にジェスチャーでコミュニケーションをとろうとするので、自然と楽しいアニメーションが多くなります。  今作では、脇の妖精たちの活躍も華々しい。水の妖精は船を救う。光の妖精は車を止める。動物の妖精はネコの脅威から皆を守る。それぞれの持ち味を活かすこの展開は、少女向けアニメでありながら少年の心をくすぐるものでもあります。  車にひかれそうになったり、女の子のパパにつかまったり、ハラハラするシーンや展開が多いのも、今までと一味違うところ。個人的には1~3までの中では今作が一番楽しめました。(※4以降は未見)  欲を言うなら、『人間に見つかってはいけない』というルールはもう少し厳格でも良かったかもしれません。  ラストなんか、みんなで和気あいあいとティータイムを楽しんじゃっています。  だったらなぜ人間に見つかってはいけないのか。その説明は欲しいところです。  『規則を破って人間達と交流したティンカーベルたちが、女王様に怒られて、女の子とパパは記憶を消される』くらいのほうが、よほどすっきりします。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-10-30 00:44:58)《改行有》

731.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》  子供の頃見たときは凄く面白かったのですが、今見るとそうでもありません。時代的なものもあるのかもしれません。ですがBTTFシリーズは今見ても面白いので、やはり子供向けということなのでしょう。  それにしてもちょっと子供が強すぎませんか。いくらなんでもっていうくらい子供が強すぎる。  それと冒頭の諍いの結末が放置なのが少し気になってます。毒を盛った悪人たちはそのまま?ダイヤはどこへ?そんなことを気にしていたら、罠にはめられて飛行機墜落。ここはインドの山奥?原住民達に助けられ、原住民達から願い事。仕方がないので、原住民たちの頼みを引き受けるジョーンズ博士。子供のときはわかりませんでしたが、ここまで成り行き任せのストーリーだったとは。なんか浪漫がないです。  『冒険に出る準備をするワクワク感』、それがこの映画には足りません。  ヒロインウィリーとのやりとりは好き。虫の中に手つっこむシーンで、『自分でやりなさいよ』ってゆうシーンはいつ見ても笑える。トロッコの疾走感最高。  でもなんだろう、やはりこのシリーズってどうしても敵との追いかけっこがドリフに見えて仕方ないです。もちろんその軽さも本作の良さではあるんでしょうが・・・。アドベンチャーならではのスペクタクル、それがいまいち感じられないのです。[DVD(字幕)] 5点(2019-10-27 12:28:15)《改行有》

732.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》  正直言ってなかなか退屈な映画。いつか面白くなるだろう、いつか面白くなるだろうと思っていたのに、ちっとも面白くならない。  大人たちのヒューゴに対する扱いが冷たくて、見ていて不愉快。子供からノートを取り上げて、『これをどうしようがわしの勝手だ。』で、後日灰を渡すなんて、ドン引きです。結局燃やしてはいなかったみたいですが、それもイザベルのフォローがあってわかったこと。こんな大人気ないパパ・ジョルジュが、なぜかこの物語の中心人物かつ悲劇の主人公みたいな扱い方をされてついていけません。  そう、この映画って主人公が2人いる。ヒューゴとジョルジュ。  てっきりヒューゴが天才的な才能を持っていて、その発明でみんなを幸せにし、自らも幸せになっていく、そんなストーリーを勝手に想像しちゃった自分も悪いのかもしれませんが、そんな感じのジャケ!タイトル!中身は全然別モノ!  一応サクセスストーリーではありますが、爽快感、カタルシス共に弱い。  かといって、コメディ的面白さはない。感動もない。美しい映像はありますが、心躍るようなアニメーションはない。ハラハラするシーンがあるにはあるが、そのほとんどが公安との追いかけっこ。  映画は娯楽。『楽しませてくれなきゃ。』と思っている私にとって、なんとも相性の悪い作品です。  ただ、ジョルジュ・メリエスの作品をいくつか見られたことだけは収穫でした。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-10-21 03:22:49)(良:3票) 《改行有》

733.  アイアンマン 《ネタバレ》  いよいよアベンジャーズシリーズ初体験。記念すべき一作目。わくわくします。  で、アイアンマン、期待通りのクオリティ。初めて『スパイダーマン』を見たときにも感じたことですが、『ヒーローが出来上がるまで』って、なぜこうもわくわくするのでしょうか。  テロリスト達に拉致されて、絶体絶命の状況。なのに、そんな絶望的な状況の中秘密裏に行われるアイアンマンの原型作りに胸躍ります。  そして脱出。こーゆー過酷で八方塞がりなシチュエーションを、圧倒的なパワーで粉砕する。最高に爽快です。アイアンマン作成を手伝ってくれた恩人が犠牲になっちゃう悲しいシーンでもありますが、これはスタークが正義に目覚めるうえで、必要なプロセスだったのでしょう。  そしてそして。遂に完成版アイアンマン登場。その作成過程が最高に面白い。コメディタッチの演出が多くてとにかく楽しい。出力が強すぎて、スタークが吹っ飛ばされるのが面白すぎ。秘書やお手伝いロボットたちとのやりとりも楽しい。  個人的に一番の見所は、アイアンマンの初陣シーン。紛争地帯でのテロリスト殲滅、兵器破壊の名シーン。これぞヒーロームービー。こーゆーのが見たいのです。子供の父親が撃たれそうになるシーンで、妻と一緒に呼んでいました。『助けてー、アーイアーンマーン』期待通り颯爽と登場するアイアンマン。キターって感じです。  ここがこの映画最大の見所だと個人的には思っています。戦闘機とのドッグファイトも含めてです。最高に面白おかしく、それでいてエキサイティングな演出の数々でした。  ラスボスとの一騎打ちには物足りなさを感じてしまいます。やはりアイアンマンの力で倒してほしかったかな。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-19 12:41:57)(良:2票) 《改行有》

734.  ティンカー・ベルと月の石 《ネタバレ》  前作同様の美しすぎる映像。これだけでも見る価値があると思えます。  ストーリーも、良くも悪くも前作同様。毒にも薬にもならないプロット。  その1.ティンカーベル、『月の石の杖作り』という大役を任される。  その2.ティンカーベル、『月の石を壊す』  その3.ティンカーベル、『月の石』を元に戻すため、願いを叶えてくれる鏡を探す旅に出る。  ハード面はファンタジーアドベンチャー。ソフト面はテレンス、ブレイズ(蛍)との友情物語。  要は、「物よりも大切なもがある」っていう、ありふれまくっているプロット。例えば、トロールたちが喧嘩をした後、仲直りをする様子を見て反省するティンカーベル。もちろん子供向け。それも保育園や小学校低学年の子たち向け。いい歳した大人が本気で見るような代物じゃあございません。  でも何だろう。この歳になってこーゆー映画を見ると、妙なヒーリング効果があります。心が洗われるといいますか。童心に帰れるのが良いのかもしれません。  『気球』『ねずみとの大乱闘』『秋の準備』など、アニメーションとして面白い演出が盛り沢山。ラストは失敗を成功に変えてめでたしめでたし。  でもよく考えてみましょう。次の季節の杖を作る人たちは、あの砕けた月の石にあわせて、新しい杖を作らなければならないわけです。勝手に難易度を上げられて、迷惑ではないのでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-10-19 12:28:24)《改行有》

735.  ザ・シューター/極大射程 《ネタバレ》  プロローグで驚異的な射撃能力を見せつけてからの本編。  こんなに有能で善良な軍人が、祖国に1度ならず2度までも裏切られるとは。ここでスワガーと視聴者の怒りが共有され、まんまと物語りに引き込まれていくのでした。  マーク・ウォールバーグ演じるスワガーは、はっきり言ってスーパーマン。こんなに強すぎると緊張感がなくなりそうですが、八方塞がりな危機的シチュエーションが見事に緊張感を生み出しています。特に、罠にはめられてから、サラの元へ行くまでの逃亡劇が素晴らしい。  味方がサラとメンフィスだけってのも良かったですね。陰謀系ではありますが、登場人物を限定し、すっきりわかりやすい勧善懲悪ストーリーにしたのが良い。その一方で、『村を虐殺した部隊をお前達は助けたのだ』のセリフが凄く印象に残っているように、衝撃的なストーリー展開でもあります。衝撃的かつ明確なストーリー構成。だからアクションがより冴えて見えます。まさにサスペンスアクションのお手本のような作品です。  ちょっと残念だったのはオチのつけかた。雪山で大佐と上院議員を殺さない。『これは法に則って罪を償わせ、社会的地位を抹殺する流れか?』と期待。勝ち誇る大佐と上院議員にぐうの音も出ないほどの証拠をつきつけ大逆転。・・・・かと思ったのに、『えええ?』な展開。最後は結局鉄拳制裁って、それじゃあ望むカタルシスは得られなかったりするのです。  それに、最初から比較的暗めのトーンなので、今まで不遇だった分、最後くらいスワガーとメンフィスとサラの笑顔でしめくくってほしかった次第です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-14 23:48:55)《改行有》

736.  ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春 《ネタバレ》  スリラーな前半。まったりロードムービーの中盤。ラブロマンスの後半。異色の3部構成。これが意外とバランスよかったりするから面白い。  マイク(主人公)がなぜゾンビになったのか。細かい説明は一切なし。目覚めたら、はい、ゾンビ。この潔さ、割り切りがたまらない。  周りはゾンビだらけ。ゾンビの主人公、ゾンビを怖がる。このシチュエーションだけで最高。ゾンビは襲ってこないけど、人間からは撃たれちゃう。このアイデアを象徴するのがバーでの一幕。『人間から襲われ、ゾンビたちに助けられる。』いやー、たまらないですね。面白いです。  中盤以降は主人公たちとそれを追いかけるゾンビハンターの単純な対立構造へとシフト。前半と比べると面白さはややトーンダウンか。特にゾンビもの大好きな人にとっては、「『大量ゾンビ対人間たち』のなかにほうりこまれたマイクたち」という前半が面白すぎるので、中盤以降は物足りなさを感じちゃうかも。ゾンビのラブロマンス。それはそれで見応えあって面白いんですけどね。  ところで彼女エリーの父親。娘の恋人を射殺しちゃった挙句ゾンビにして追い掛け回すっていう鬼畜ぶり。そんな極悪非道の父親が何のお咎めも受けないまま終幕って、すっきりしないのは私だけ?  それからゾンビハンターのうちの1人、ひげもじゃのでかい奴。ちょっとコメディ色強すぎ、キャラ濃すぎかも。さりげないコメディを演出していたこの作品ならではの絶妙なバランスを、微妙に壊してないですか?[DVD(字幕)] 7点(2019-10-13 01:19:36)(良:1票) 《改行有》

737.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》  『2』よりかは明らかに面白くなった3作目。  『1』同様、運ぶのは謎の女性。手には爆弾ブレスレット。車から離れちゃうと爆発しちゃうっていう単純すぎるアイデアが意外と面白い。この制約を上手く利用したアイデア演出は結構自分好み。その中でも、電話でおびき寄せられた隙に車をとられちゃうエピソードが面白すぎます。狭い街中なので、あまりスピードが出せないという状況を利用して、フランクにチャリで車を追いかけさせる、この追いかけっこがなかなかにスリリングで手に汗握ります。  もうひとつはラストの電車バトル。ここでもブレスレットの制約が上手く効いています。結果、車で電車へダイブ。すばらしいぶっとび演出。そしてラスボス、ジョンソンの圧巻の最期。そうそう、憎たらしい敵の末路はこれぐらい壮絶なほうがカタルシスを得られるってものです。私が見たいのは、まさにこーゆーアクション映画なのです。『ハラハラする。』『スカッとする。』この2つが満たされていれば、アクション映画としては成功です。  こーゆーエンタメ重視のアクション映画なればこそ、多少の粗は目をつぶります。ですが、どうしても1点、気になったところを。湖からの脱出。果たしてタイヤ2個分の空気で車が浮くものなのか。う~ん。  で、ヒロイン?この人が途中から突然ウザキャラに変わっちゃって、大分イライラします。私だけ?不自然なくらい邪魔ばかりするのが目に余ります。そして最期まで何の役にも立たない。こーゆーウザキャラだからこそ、意外な活躍をさせると面白いのに。  最後にアクション。さすがにカットが細かすぎません?目が疲れます。もっと正当なやり方でスピード感のあるバトルを演出してほしいものです。  [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-12 05:58:14)《改行有》

738.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》  インディ・ジョーンズのシリーズをもう一度見直してみようと思い立ち、まずは第1作目を鑑賞。小さい頃に親といっしょに見たきりで、ストーリーや細かい部分はいっさい覚えておらず。記憶にあるのは大きな石がゴロゴロと転がってくるシーンだけ。それもそのはず。久しぶりに見てみてその理由がわかりました。冒頭のシークエンスとクライマックス以外、印象に残るようなシーンがほとんどありません。  ストレートな冒険活劇。私が見たいのはそういう映画のはず。これはまさにどんぴしゃりのはず。なのに、見ていて胸躍るようなワクワク感がありません。私が大人になったからそう感じるのではないでしょう。きっと、子供のときにも冒頭のシーン以外ワクワクしなかったので、記憶に残っていないのだと思います。  勝手に、インディアナ・ジョーンズがザ・ヒーローみたいなものと認識しちゃってたのですが、全然ヒーローってタイプじゃありません。弱くもなければ強くもないアクション。かっこいいムチさばきも、前半以降あんま出てこない。かといって頭脳プレーが光るわけでもありません。力が無い人間の力技でストーリーがどんどん進んでいくもんですから、爽快感もなければ高揚感もないのです。とりあえず大して腕力があるわけでもないのにやたらと肉弾戦でカタをつけるのはやめてほしいです。  アドベンチャーとしても、冒頭以外は正直言って凡庸。アーク発掘なんて無計画もいいところで、そりゃ敵に見つかるよ。で、その後遺跡に閉じ込められて、どうやって脱出すんのかと思ったら、えええ???、『なんだ、ここから外に出られるじゃん』って、まるでコント。ついでに言うと、カイロでの敵との追いかけっこはまるでドリフ。  見ていて何度も欠伸がでちゃう、胸躍らないアドベンチャーでした。[DVD(字幕)] 5点(2019-10-08 04:21:18)(良:1票) 《改行有》

739.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》  人種差別がテーマとは知らず鑑賞。そうと知っていたら手に取らなかったかもしれないです。苦手なジャンル。評価もしづらい。  で、実際見てみるとなかなかどうして、素直に映画として面白い。重いテーマをライトに描き、コメディタッチに仕上げる手法。映画というエンターテイメントとして成り立っています。 その一方で描かれる多種多様な差別。道徳的価値観を問いかけるエピソード。この映画では、『差別する側』『差別される側』『中間で揺れ動く人々』が描かれています。現代の『いじめ』に構図がそっくりです。『人』はやさしいが『人々』は残酷である、という誰かの名言を思い出します。  そんななか、スキーターやシーリアのような差別意識のない人間がいることに、この映画が人間に込めている希望のようなものが感じられます。ただし辛らつなものの見方をすれば、彼女達、特にシーリアは白人でありながら黒人達と同じ差別される側の人間であり、マイノリティ。差別される理由が違うだけ。こうなると『人種差別』とは『いじめ』を国家レベルで正当化したものであり、本当に恐ろしいなと。これが発展すると戦争、虐殺へとつながっていくわけですね。それが人間の『業』であるならば、それを俯瞰して見ることができる映画という媒体は、『人種差別』『いじめ』『戦争』といったものを少しでも減らしていくことに、少しは役に立っているのかもしれません。  話が横道にそれちゃいましたが、それぞれのクライマックスについて感想を。  ミニーはヒリー夫妻という理想的な雇用主と出会います。スキーターは本を出版し、念願のジャーナリズムの世界へと足を一歩踏み出します。出版された本の印税は、協力者へ分配され、みんながハッピーで幸せな気持ちに。  その一方で、息子二人の学費のため盗みで捕まる家政婦。濡れ衣をきせられてエイビリーンがクビにされて終わるラスト。これを一つのハッピーエンドととらえることもできるかもしれません。ですが私には、希望を描きながらも根深い差別意識を痛感させるほろ苦いラストでしめくくられちゃったことに、なんとなくすっきりしない余韻が残っちゃいました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-06 17:29:15)(良:2票) 《改行有》

740.  サニー 永遠の仲間たち 《ネタバレ》  こ、高校生?中盤くらいまでずっと小学生だと思って見ていました。だってねえ。このノリ。このファッション。当時の韓国の高校生って随分子供っぽかったのですね。序盤の休み時間の雰囲気なんか、完全に小学校です。  さて、映画は、わりと面白かったです。余命わずかな親友との再会。親友の最後の頼みで『サニー』のメンバー、チャンミ、ジニ、ポッキ、クムオク、スジを探すことに。ありきたりのプロットだし、退屈になりそうな題材を、小さなエピソードの積み重ねで楽しく見せてくれます。現在と過去を交互に見せる見せ方も、この映画においては効果的だったと思います。  高校生のときに夢見ていた未来の自分と現実とのギャップ。こーゆーシーンがあると、韓国のことなんかなんも知らないのに、なぜかノスタルジックな気分になります。結構好きなシーンです。  で、正直コメディパートが個人的にはややいまいち。はっちゃけすぎていて、笑えるどころか寒気をおぼえます。  でも前半のコメディが効いているから、後半の事件に衝撃を受けます。ギャップって大事。なのでコメディ要素はあったほうが良かったのですが、要はそのバランスです。  最後の最後で『スジ』と再会できてよかった。ですがスジがあの事件の後どうなったのか。『退学』って言っていたけれど誰が退学になったのか。スジは今まで何をしてきて、今何をしているのか。全く明かされなかったので、そこだけ消化不良です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-01 05:12:05)(良:1票) 《改行有》

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