みんなのシネマレビュー
R&Aさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109

741.  THX-1138 《ネタバレ》 ルーカスが学生時に考えた未来映像は恐ろしいまでに全てが簡素化され、人間はその完全な管理システムの中で1個の固体としてただ生かされているだけ、というもの。この未来世界の説明を排除し真っ白な映像と電子音で表現しきったルーカスはこの時から既に一流の映像作家であることを証明している。予算がオーバーした時点で追跡をあっさりやめてしまうのは商業映画の製作と似ているような気がするが、ソコに関連付けるのは考えすぎかな?  外界は危険という言葉と頻繁に出てくる放射能という言葉に、きっとシェルターの外は核で汚染されているのだろうと想像できる。そのうえでラストで初めて見せる外の世界の映像。ただ夕陽が大きく映されるだけの画なのになんて美しいんだろう。管理システムとの対比、生きることと生かされることの対比をあの夕陽だけで表してしまった。凄いです。その夕陽をバックに鳥が横切る画にしっかりと希望を感じさせてくれる。7点(2004-12-06 12:45:13)

742.  42丁目のワーニャ チェーホフの「ワーニャの叔父」の現代版舞台劇を演出家アンドレ・グレゴリ-が公演未定のままニューヨーク42番街の古びた劇場で4年も稽古を続けていました。その稽古風景を収めたのが今作。と、書けば演劇稽古のドキュメンタリーのように聞こえますが、たしかにそうなんですが、通し稽古を映しているので舞台をそのまま映画にしたような作品に仕上がっています。ただ、やっぱり稽古なのでみんな私服です。なので、劇(稽古)と現実の区別がほとんどありません。皆が劇場に集まり稽古前の談笑が少しあってそれらを映しているのですが、カメラが背後に廻ると演出家と見物人たちがマジマジと見ており、既に通し稽古が始まっていることに気付かされるという演出が心憎い。いつのまにか劇に見入らされ、見入りながらも稽古をしている俳優を見ている、というなかなか類を見ない映画です。ルイ・マル監督の遺作、ヌーベルバーグを代表する監督らしい遺作かもしれません。それはそうとジュリアン・ムーアは演劇出身だったんですね。彼女に限らず、みんなウマイ!7点(2004-11-25 12:33:13)

743.  死ぬまでにしたい10のこと 人生まだまだこれからというときに突然、死を宣告されたら、そのときの、そして死ぬまでの行動って案外この映画のアンのようにジタバタしないものかもしれません。もちろん人それぞれだし、その人の今置かれている環境や立場、これまでどのような人生を送ってきたかによっても変わってくるだろう。でも少なくともアンはそうするだろう、と思わせてくれる。それはアンの家族との関係、生活ぶり、そして旦那以外の男を知らないだとか若くして結婚しているだとか普段は見せない不満だとかをきっちりと描いているから。しかも説明っぽくせずにさりげなく話の流れの中で描いているのがこの映画は素晴らしい。もう一つ大きいのはアンを演じたサラ・ポーリーの自然な演技。子供とじゃれあう姿、子供を嗜める姿がすごく自然で、けして感動を煽る過剰な愛情表現を見せない。だからこそアンならそうするだろうと。そしてだからこそ「死ぬまでにしたいこと」のリストの一番先に書かれた「娘達に毎日愛してると言う」が心に響くのです。7点(2004-11-19 10:59:33)(良:1票)

744.  第七天国(1927) この手の甘い甘いメロドラマに涙することは無いんですが、それでもやっぱりいい映画だと思います。私も印象に残るのは階段を上っていくシーンです。上から撮るのでもなく下から撮るのでもなく、真横から階段と二人を同時にとらえ階段を上っていく二人とともに床を通り越して上昇するカメラ。見事に二人にとっての天国へ続く階段を象徴するシーンとなっています。光の使い方も二人を見守る神の存在を感じさせます。愛だけであんなにも強くなれる女のストレートすぎる変貌ぶりも気持ち良い。 それにしてもそこのあなた!あなたにもあんな初々しい時代があったんですよ!嬉しそうに彼にコーヒー入れちゃって、ちょっとチュ-されただけであんなにときめいちゃって、それが今やもう見る影もなく..って誰に言ってんだ?7点(2004-11-16 11:48:59)(良:1票)

745.  六月の蛇 最後の写真の、りん子の何かから解き放たれたような表情が印象的です。雨の映像も美しい。ラストで抱き合う二人のシーンでは涙が溢れました。でもあの激しい自慰シーンは..あれ、激しすぎないですか?まあ、実際に見たこと無いんでなんとも言えませんが..。レンタルビデオ鑑賞だったんですが、思わずボリュームを絞りました。オヤジたちが被らされてたあの覗き窓付きマスク、あれ面白い。どこ見てるのか一目瞭然で、その滑稽な様はまるでボリュームを下げてもしっかりと見ている自分を見ているようで..ハハハハッ..(ひきつり笑い)。7点(2004-11-15 12:03:37)(笑:2票)

746.  四月物語 ドキュメンタリータッチで描く入学式とクラスでの自己紹介、見ていて恥ずかしくなるくらいのリアルな初々しさが画面に溢れている。松たかこのプロモ?たしかにそうかもしれませんが、松たかこはちゃんと卯月という名の女の子になっていました。岩井監督の作品を見ていつも思うのは”綺麗で淡い映像”というのもありますが、それ以上に役者が映画の中の役にちゃんとなっている、綺麗な映像の世界にちゃんとはまっている、というところ。これは役者の力というよりも監督の演技指導という演出の力がやっぱり大きいのではと思う。そういう意味でもやっぱり「映画」してると思います。短くない短編映画って感じ。作中に卯月が見ていた白黒映画『生きていた信長』のキャストの方が豪華で、いかにも年季の入ったフィルムを丁寧に再現していたのも面白かった。7点(2004-11-11 11:58:02)(良:1票)

747.  3人の逃亡者/銀行ギャングは天使を連れて いろんな要素がギュギュっと詰まって程好く感動。二人のキャラが決して脱線しないのがいいです。ドパリュデューがコメディ路線にいかず徹底してシリアスにきめてたから良かった。笑うところはしっかり笑え、ドキドキもあり、ホロッと泣けるところもあり、最期もニッコリ終わる。いいねぇ。ストッキングが破れるシーンは爆笑しました。なんであんなにうまく破れるかなぁ(笑)。7点(2004-11-10 09:52:44)

748.  マルクスの二挺拳銃 ギャグ満載。かなりベタベタなギャグなんですけど、あれだけ連発されると笑わずにはおれません。ピアノとハープのシーンはそれを見せるために強引にもっていきますが、あれだけの妙技を見せられたらじゅうぶん満足です。あー面白かった!7点(2004-11-09 12:14:08)

749.  バルカン超特急(1938) 《ネタバレ》 オープニングのミニチュアが年代を感じるとともにかわいらしくて味がある。おそらくは実際の情景を使いたかったのでしょうが、きっと予算の都合か、気に入ったロケーションが見つからなかったのでしょうね。この作品はヒッチコックの代表作と言われながらも私の中でのヒッチコックをイメージさせるところの心理的な不安を煽る演出がありません。それどころかロマンスコメディの色が濃い。よって後味も悪くないというヒッチコックにしては珍しいパターンで個人的には(物足りなさもあるが)好感が持てる。(ヒッチの作品は演出のアイディアは素晴らしいんですけど、心の奥のほうにイヤ~な感色が残るのがどうも苦手だったりする。でもやっぱりうまいとも思う。) ロマンスコメディと言ってもその後のハリウッドのソレとは違って女優をスター扱いせず、俳優それぞれが的確にストーリーに配される。事実私は冒頭のホテルのシーンではてっきり英国紳士の二人が主役だと思ってました。内容は列車を使った密室サスペンス。そんなややこしいトリック使わなくたってスパイ容疑で逮捕すりゃいいのに..とも思ったが、時代と題材を考えるとその時代特有の暗さが支配してもおかしくないのに、あえて明るく仕上げたところは素晴らしい。ユーモアとサスペンスが見事に融合した良作であることは間違いない。7点(2004-11-02 15:06:11)

750.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 オープニングの二人の情事のシーンからは想像もつかない主役の交代。中盤からの展開を読ませないための構成なのですが、殺人鬼が主役の映画で殺される人間をただの被害者として描かずに十分に感情移入させといて殺すことでサスペンスで曖昧になりがちな殺人の本来のショッキングさを見事に再現している。排水溝に流れる血はモノクロなのにはっきりと赤い色が脳裏に焼き付く。女優のヌード厳禁が当たり前の当時のハリウッドにおいていかに裸を見せないシーンにするかという演出もかえって怖さを倍増させる。そしてなんと言ってもあの音楽!ヒャンヒャンヒャンってやつ。怖すぎます。公開前にはノーマンの母親役のオーデションのうわさを流すなどしていかにも母親が存在しているかのようにカモフラージュさせたらしい。個人的に私の嗜好にちょっとずれてるだけで、これぞ映像作家といえるヒッチの大傑作だと思います。7点(2004-11-01 13:15:12)(良:2票)

751.  ジョゼと虎と魚たち(2003) ジョゼ(くみ子)の言葉がいちいちツボにはまって面白かった。こういう子、います。小さい子供に。ジョゼは本によって知識も豊富で肉体的にも精神的にも大人の女です。しかしコミュニケーションのとりかたが子供のようにストレート。でもちょっと違う。自分をさらけ出さない、かと言って装飾されない言葉。気遣わないけど感情の無い言葉。話すことでうちとけあうことを拒むような単刀直入な言葉。おばあちゃん以外の人との接触を遮断されていた女の子という特殊な設定ゆえのこの言葉のひとつひとつがとても印象的。本では知っている虎や海を実際に見た時の表情もすごくいい。そんなジョゼを見て初めて実感する世界観の違いに恒夫のセリフ無く心情を伝えるホテル、そして車中のシーンもなかなか良い。あっちにフラフラこっちにフラフラしていた恒夫が真剣に自分を見つめなおす。ジョゼとの出会いと別れのなかで成長していく恒夫の物語。良かったです。7点(2004-10-29 11:20:40)

752.  夢二 まずは着物や家具などに反映される清順監督の美術センスに一見の価値あり(花柄のアタッシュケース欲しい)。三部作の前ニ作同様に「生」と「死」を描きます。しかし前ニ作に登場する人達は皆生きながらに「生」を感じさせなかったが、この作品の登場人物達は皆生き生きとしている。生きている人間から発せられる感情や色気を感じる。原色の黄色も「生」を感じる。だから前ニ作と比べてどこか「軽さ」を感じるんだろうが、私は好きです。大正時代の風景をカメラが静かにとらえる、流れるようにカメラが移動していったと思ったら突然止まる、と思ったらまた動き出す。相変わらず挑発的なつくりにいちいち驚かされながら清順ワールドを堪能しましょう。10人の夢二のシーンはやっぱり参りました。7点(2004-10-21 12:08:01)

753.  陽炎座 『ツィゴイネルワイゼン』では「生」と「死」の世界を一応分けてましたがこの作品では同居してます。なので摩訶不思議度はさらにアップ。さらにさらに、すぺるまさんのおっしゃるように繋がらないカットの応酬に観客は混乱必至。しかしやっぱりそそられる。この観客に不親切なカット割がなければここまで没頭できなかったかもしれない。そして圧倒されるのは絶妙なピンポイントで原色を配する色使い。特にラストシーンの「美」は参りましたとしか言い様がない。芝居小屋の一連のシーンは考えつくこと自体が凄すぎる。それにしても楠田枝里子はキンキンの横に立つとばかでかい女に見えるけど、相手が松田優作だときゃしゃに見えるから不思議だ。7点(2004-10-20 11:53:30)(良:1票)

754.  けんかえれじい 清純なマドンナとひとつ屋根の下という設定の中、主人公が日々男を磨く為にケンカに明け暮れる、、、というなんとも青臭い青春ドラマなんですが、まずはこのときからすでに斬新なつくりになっていることに驚いた。別の部屋でピアノを弾く道子と自分の部屋にいる主人公・麒六を同じひとつのセットで撮る。部屋から飛び出したかと思うとソコは麒六の頭の中。会津で学生がしゃべりながら歩くシーン、それをカメラは追わずカメラの前を通りすぎるカットを繋ぎ合わせる。鈴木清順、あなた凄すぎ!当時は受け入れられたのでしょうか。弱い先生(たしか浜村純)が生徒にバカにされるシーンの怒涛の細かいカット割は観客にけんか売ってますね、絶対(笑)。で、青臭い青春ドラマで終わらないから尚凄い。男を磨くという若者の向上心が時代の渦に巻き込まれようとする手前で映画は終わります。道子のラストシーンが「暴力がもたらすもの」を象徴しているように感じる。一瞬しか映らない北一輝役の俳優の目がまたいい。7点(2004-10-18 14:09:21)(良:1票)

755.  突然炎のごとく(1961) 後にトリュフォーが語っています。「この原作を映画化したいために映画監督になりたかった」と。それほどまでに愛した原作、その美しさを損なわないように、ナレーションがストーリーを綴るというカタチにしたそうです。三人の関係を形作るそれぞれの複雑な心情は映像だけでは理解不能、かと言ってセリフで説明されたんじゃたまらない。それゆえにナレーションが効果的だったと言える。そして読書しているときのように映像にないものまで頭の中に映す。それでも「わからない」という人が多いようにたしかに理解しずらい関係(というより共感できない関係)ですが、女神像とかぶるカトリ-ヌ、いつも先頭を歩くカトリ-ヌ、浮気を対等だからと理由づけるカトリ-ヌ、男装するカトリ-ヌ、彼女の言動が理解せずとも現実的なものにしている。「二人が同時に一人を好きになる」という三角関係ではなく「それぞれ一人が二人を愛する」という関係。ラストは悲しみよりも肩の荷が下りたような安堵感を味わった。最期の瞬間の三人の顔が目に焼き付く。7点(2004-10-12 14:01:05)

756.  獣人 《ネタバレ》 冒頭の延々と走りつづける機関車からとらえた迫力ある映像と、ギャバン、カレットのコンビが見せる、もう何十年もその機関車を動かしてきたかのような極めて自然な機関士ぶり、この二点だけでも見る価値がある。セットじゃないです。本物を動かしてます。なんでも、乗客には内緒で本当にこの二人が運転していたとか、、、本当ならちょっと怖いものがあります。ルノワールの映画は基本的に人間を描いているので、昨今のハリウッド・サスペンスに馴れ親しんだ者にはちょっとあっけなく感じるかもしれない。そういう私も初見時は、すべてを病気でかたづけたエンディングに物足りなさを感じました。でもそれは病気のことを忘れるくらいに見入ってしまっていたからかもしれません。発作で殺人鬼と化すギャバンの目も怖いが、もう一人の殺人者(紳士的だった男が妻への嫉妬心から人を殺す)の目も狂気に満ちている。二人の殺人者、一人は獣人から人間に戻り自殺する。もう一人はこの先人間に戻れるのだろうか。7点(2004-10-06 12:11:09)(良:1票)

757.  ママ さすがに強盗の心配はしたことないですけど、窓から落っこちるんじゃないかという心配は常々あります。ヨメさんが家にいるのに。(ウチの子供は昼寝をしないがヨメさんは昼寝をする。オイオイ!)最近窓に柵がわりの小さなベランダ(と言っていいのか)をつけました。でもその気になれば簡単に乗り越えられます。他にも危険はいっぱい。玄関から吹きぬけの二階から落ちることだってあり得る。(実はつい最近、そういう事故を目撃しちゃったんです。)ひとときも目を離さずに子供を見るのは不可能。一方、好奇心旺盛な子供は何をしでかすか予測不可能。今日も無事でいることに、健康であることに、子供を守ってくれたすべての者に、すべての偶然に感謝です。ママの涙に共感します。毎日が感謝。もちろんヨメさんにも感謝。7点(2004-09-29 11:00:19)(良:1票)

758.  レター 人形の顔は無表情なのに何を想っているのか痛いほど伝わってくる。実写映画の場合、どんな大根役者でも人形よりは多くの表現方法を持っているわけですから、それを生かすも殺すも監督の演出次第なんだなあと改めて思った。この作品の話は個人的に、単純に共感できる部分が少ないのですが、監督の演出が想像力を掻きたててくれます。男の子がいくら母親を想っても母親の想い人にはなれない。そんなもどかしさの中、母親の笑顔を見るためにがんばる男の子がいじらしい。これは親が見て、もっと子供を愛してやらなきゃってなる作品だと思いました。7点(2004-09-28 12:08:14)

759.  ミトン 娘といっしょに何度も見てます。娘は2歳なのでどこまで理解しているのかわかりませんが、手袋にミルクを与えようとしているシーンで、それまでニコニコして見ていたのが真剣な顔に変わり「ヨシヨシ..」とつぶやいてます。寂しげな雰囲気が伝わってくるのでしょう。これは演出の素晴らしさであり、感情豊に成長するウチの娘の見る力であり...すみません、親ばか炸裂してしまいました。とにかく娘が大好きな作品なので当然私も大好きです。7点(2004-09-27 10:37:43)(良:1票)

760.  死刑執行人もまた死す ナチスから逃れる為にアメリカに渡ったという経緯を持つラングですから当然と言えば当然なのですが、「ナチス=悪」を鮮明に打ち出しています。対するプラハ市民の誇り高さと結束を描くことでその勧善懲悪ストーリーはより強固なものになります。しかし、ナチスの暴挙に対して反ナチスのレジスタンスもまた暗殺という「暴力には暴力を」という手段。その結果ナチスの無差別殺人を招き、それに対して結束した民衆もまた殺人を。脚本にラングのほかに二名の名がありますが、誰の功績か、とても娯楽サスペンスとして楽しめる作品になっていますが、この映画の本質は上に書いたように現代のテロ戦争にもあてはまる「暴力の連鎖」の悲劇ではないでしょうか。「暴力の連鎖」はさらなる悲劇を生みます。だから「Not TheEnd」なのでしょう。7点(2004-09-24 13:21:28)(良:1票)

010.05%
1140.65%
2301.39%
3743.42%
41687.77%
535416.37%
663629.42%
762929.09%
81999.20%
9411.90%
10160.74%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS