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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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741.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 ポール・グリーングラスには二つの路線がある。ボーンシリーズに代表される臨場感あふれるアクション作品と、ジャーナリスト出身ならではの高い再現度を誇る実録作品だ。その両方を持ち合わせたのが『グリーン・ゾーン』で、マット・デイモンが主演なわけだから、セルフパロディの匂いが仄かに漂う。ただ、「イラクに大量破壊兵器はなかった」という今更な結論を映画にしても、ネタの鮮度としては致命的だろう。そして、双方の路線が上手く機能せず、その個性を相殺してしまう皮肉な事態で、張り詰められた空気がどうでもよくなるくらい中途半端な映画になってしまった。[映画館(字幕)] 4点(2018-10-22 20:06:03)

742.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 個人的には肌に合わなかった。ダイヤモンドという富と栄華の裏で、どれだけの犠牲がアフリカの小国で生まれているのか、分かりやすくメッセージに富んだ娯楽作として仕上げているあたりは流石。でも、その片棒を担いでいるハリウッドには言われたくない。安価のエコカーを所有して環境保全をアピールしている臭いに近い。シエラレオネが平和になったのかも怪しく、いつの時代も裏から手を引いて莫大な利益を得ている奴はいるものである。『ナイロビの蜂』同様、知っていても何もしてあげられない、むしろグローバル社会が作り出した裕福さに手を貸している現実がそこにある。[DVD(字幕)] 4点(2018-09-30 01:04:02)(良:1票)

743.  シクロ 《ネタバレ》 昔から気になっていたが、実際見てみると、"見た"という現実が満たされただけだった。'90年代当時の高度経済成長真っ只中のホーチミンの闇社会を描いた本作はヴェネチア映画祭で最高賞に輝いた。では、どうして評価されたか? 闇社会に片足を踏み入れた少年と、既にその世界に染まった男の対比。少年の姉の一途な想いと、売春をさせて見て見ぬふりをしていた男の対比。3人が純粋さと残酷さの狭間に葛藤する様をひたすら映し出し、何を考えているか観客で補完してください、というフランス映画らしい作りではあるが、「それで?」という感じです。ただ、ジャンルは違えど、監督の純粋さが貫かれているのは分かったし、レディオヘッド好きなのも分かった。ラストの民謡を弾く子供たちの純粋さが、これからのベトナムを作り出す希望のように思えた。[インターネット(字幕)] 4点(2018-09-13 00:13:51)

744.  メアリと魔女の花 《ネタバレ》 水準は程々で気軽には見れるけれど、テレビスペシャルで十分な出来。原作の児童書(未読)がある以上、設定が似ていても仕方ないが、ポノックらしい個性が見当たらないため、古巣だったジブリの劣化コピーに見えてしまう。コンプレックスを乗り越えるあたりだってほとんど『思い出のマーニー』だ。あれだけ騒いでも、魔法大学の教師、生徒、箒管理人のクラナガンが何かしらの行動を起こさない、赤い家の住人もモブ同然の扱いなので背景に奥行きが出ず、ドラマが平坦で何も残らなかった。一定時間だけ"インスタント魔女"になれる設定は面白そうなのに勿体ない。嫌で独立したのに、レガシーにしがみつく矛盾。完全に調理する側、宣伝する側に問題あり過ぎ。[地上波(邦画)] 4点(2018-09-08 01:34:09)

745.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 原作未読。リア充の学生向けかな? 日蔭者が人気者のヒロインに突然好かれる、ライトノベルのような世界観。難病ものにありがちな結末を外す展開は意外でも、全体的に手垢に塗れたラブストーリーで、それ以上のものはない。ヒロインの親友とその夫の件も、期間限定の恋愛で得た主人公の件も、予想できてしまい白けるばかり。好かれる理由がヒロインと適度に距離を置くからで顔も良かっただけの話。共病文庫を拾って読んだ人がお局なオバサンだったらどうするのだろう? どこか遠い目で見てしまった。[地上波(邦画)] 4点(2018-09-08 01:27:06)

746.  リリイ・シュシュのすべて ケータイ小説を彷彿とさせる、中二病観念的残酷青春映画。負のエネルギーが充満する要素が中学生たちに重くのしかかり、美しい田園地帯が残酷さを際立たせる。自分にはリリイ・シュシュはいなかったが、生き甲斐と言えるもの、居場所があったから、自殺したくてもそこから免れた。映画に幸せや救いを求めるのなら見ない方が良いだろう。現在の中学生はこれ以上に残酷で虚無感に満ち溢れた、救いのない世界を生きている。理解できない、融通が利かないから目を背けるしかない。そういう無責任を監督は観客に突き付けたかったのではないか。「じゃあどうすればいいの? 答えをすぐ映画に求めるなよ」みたいな禅問答。私もまたそこから目を背けた傍観者だ。悲しくて救いがなくても、死が救いという場合もある。沖縄編は冗長でいらない。[DVD(邦画)] 4点(2018-07-24 21:34:32)

747.  2046 《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの集大成であり、『欲望の翼』『花様年華』に続く3部作の完結編でもあり、そして記念碑的迷作でもある。前2作にリンクする要素があるため、既に鑑賞していた自分はそれほど混乱しなかったが、ただ右往左往して結論を出せない主人公が己の苦悩に酔っているだけだった。前作でしっかり描いている以上、何らかの形で決着をつけて欲しかった。気負いすぎて、じっくりと煮込み続けた果てに取り返しのつかないものが出来てしまった感じが残る。ちなみに当時予告編でバンバンやっていた近未来SFとキムタク要素はほとんどない。[DVD(字幕)] 4点(2018-05-03 23:13:48)

748.  エイリアン3 正当なシリーズものでは『3』しか見ていないので、本作に限って言えば、凡庸なSFホラーという感想しか出てこない。フィンチャーの長編デビュー作であるが、スタジオの圧力に、トラブルの連続に、と撮りたいものが撮れなかったと不満だったらしい。その屈辱を得て、今や鬼才であることに想いを馳せられる、若き日の監督の原点を見たい人向けだろう。[ビデオ(吹替)] 4点(2018-03-31 20:16:50)

749.  宣戦布告 《ネタバレ》 ある共産主義国が侵入した時の政府の対応を描いたシュミレーション作品。時代の先見性があったのか、自衛隊が武力行使している点がタブー視されているかは分からないが、真っ当な発言をしている若手の発言権がなく、トップ陣がズブズブドロドロで身動きが取れないあたり、現在の日本の縮図を見ているよう。そういう意味で価値はあると思うが、純粋に映画としては凡作。軍事アクションと政治ドラマを何とか両立しようとして支離滅裂になり、クサいメロドラマを見せられるのはちょっと・・・[DVD(邦画)] 4点(2018-03-23 22:42:07)

750.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 近年のハリウッドのヒーロー映画は、覚醒までの葛藤に時間を割くことが主流である。『ダークナイト』以降のリアル路線、『クロニクル』の青春映画の流れを踏襲していて、5人それぞれに家庭や人間関係に問題を抱えている。ただ、そのシリアスな背景が東映のスーパー戦隊とあまり噛み合ってない。深刻な内容を徹底的に描けば良いわけでもないが、まだまだ掘り下げが足りない。ジェイソン(レッド)が友人と悪質なイタズラをしたきっかけが不明だし、キンバリー(ピンク)が友人を失ったエピソードが台詞のみで感情移入しづらい。列車に衝突後、5人がどう帰宅したのか、ビリー(ブルー)の母の車を壊したお咎めすら描かれていない。トリニー(イエロー)が自宅で襲われたとき、普通に警察沙汰どころか、周囲の事件で既に戒厳令レベルなのに。そんなツッコミは置いておくにしても、終盤20分の戦闘シーンは視覚効果にものを言わせたロボットバトルばかりで、肉弾戦があまりないのは寂しい。ちなみに本作は日本で大コケして、続編の製作は絶望的とのこと。荒唐無稽で子供向けのイメージが強すぎるスーパー戦隊をアメコミの世界観に合わせようとして、誰を狙っているのか分からなくなってしまった。[DVD(字幕)] 4点(2018-03-23 22:27:33)

751.  超高速!参勤交代 リターンズ 《ネタバレ》 前作と比べて脚本が雑。メインの参勤交代が前半で終了し、その設定があまり活かされていない。最終決戦もただ突っ込んで、情で懐柔しようとするだけで、脚本重視の映画においてこれでいいのか? やっぱりヒロイン要らない、敵の親玉がステレオタイプで深みがない、味方側ほぼ無傷・・・あとは肩に力を入れず、勢いで勧善懲悪とチャンバラをやってるだけ。いろいろ盛り込んじゃって、余計なものを捨てる潔さがないのが邦画の悪いところだ。どこが"超高速"なのか。[地上波(邦画)] 4点(2017-12-31 00:02:08)

752.  鉄コン筋クリート 《ネタバレ》 原作未読。猥雑で無国籍なスラム街の背景がグリグリ動く、実写映画風のカメラワークは面白い。アニメの表現技法として最高峰だろう。独創すぎる世界観のため好みが非常に分かれ、心の闇をくどくどと観念的に描きすぎてついていけない。だからハッピーエンドを迎えても素直に喜べない感じ。[DVD(邦画)] 4点(2017-12-20 21:25:56)

753.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 異星人交流を掲げて滅ぼされるお花畑民間人、自ら前線に向かう『エアフォース・ワン』よろしくな大統領、異星人撃退を「独立記念日」と言ってのけるあたり、アメリカの脳筋ぶりが際立つ。マイケル・ベイと並ぶ破壊王エメリッヒらしい作り。ジャンクフードの極みなのでそれほど記憶に残らないのは当然として、今見ると特撮のチープさが目立ち、時代の流れを感じた。良レビューで「ドイツ人監督ならではの感性で、アメリカの傲慢さ、馬鹿さ加減をガラス越しから風刺した映画」として狙って作られたのなら高評価なのだが・・・そんなわけないか。[地上波(吹替)] 4点(2017-12-20 21:13:09)

754.  昭和歌謡大全集 《ネタバレ》 『バトル・ロワイアル』meets『OUT』で若者チームvsオバサンチームの殺し合いバトルもの。と言えば面白そうかもしれないが取ってつけただけの退屈な凡作。表題の歌謡曲に乗せた殺戮が少ないから名前負けしているような。段々荒唐無稽になっていき、核兵器で締めるラストは思ったほどカタルシスもなく。暴力が暴力を呼び、無関係の人間も死んでいく負の連鎖を伝えるにも、双方の人々が表面的で描き切れてない、または魅せ方が滑っているから、昭和は良かった的な明るい共感と、それと隣り合わせの虚無感が素通りしていくだけだ。[DVD(邦画)] 4点(2017-12-20 20:56:56)

755.  トロピック・サンダー/史上最低の作戦 《ネタバレ》 畑違いの監督に大作を任せる、酷評された作品が海外では大絶賛、人種を変えるほどの行き過ぎた役作り・・・迷走するハリウッドへの痛烈な風刺と警鐘と憂いを織り交ぜながらも、「それでも俺達はハリウッドが大好きなんだ」とラブレターを送る。ハリウッドで絶大な支持を得たベン・スティラーだからこそ出来た、映画愛に満ちた作品だろう。ただ、アメリカンコメディらしいノリが強く、予告編のような笑いには期待したが正直厳しい。マニアックでブラックな内幕ものとして振り切っている分、ある意味清々しいが・・・。監督爆死→本物のゲリラを俳優だと勘違いするコントみたいなやり取りが唯一の笑いどころ。[映画館(字幕)] 4点(2017-11-27 19:20:08)

756.  少林サッカー あまり笑えなかった。というのも、漫画的表現をCGで実写化しても違和感は拭えないし、「こうすれば笑うだろう」という思惑が画面に出てしまっているから。ベタが悪いのではなく、荒唐無稽さにも最低限のリアリティが必要であり、えげつない下ネタや暴力シーンもまた他のギャグとミスマッチを起こしている。この手のスポーツ系の笑いは本能的なものからくるもので、漫画やアニメだからこそ成立する。『キャプテン翼』や『テニスの王子様』がシリアスに徹すれば徹するほど笑えてくるのと同じで、その天然さには敵わない。[DVD(字幕)] 4点(2017-11-07 07:43:30)

757.  シューテム・アップ 《ネタバレ》 「多種多様なガンアクションをやってみたい」という中二病的発想を金かけて映画にしただけなので、中身や倫理はお構いなし。カラクリ屋敷に住む主人公が生ニンジン大好きだったり、黒幕がわざわざ前線に赴いて指揮するあたりがコミック的。B級の面白さがプンプンにおうのに何故か乗れないのは、ガンアクションだけ(一応のストーリーはあれど)ということと、終盤の拷問シーンでもっとB級に徹してもいいのに何故かリアルでそれで醒めてしまったかも。気軽に楽しめたいのに変に凝ってしまうと楽しめない。B級映画って難しい。[DVD(字幕)] 4点(2017-11-03 21:41:01)

758.  ネオン・デーモン 《ネタバレ》 完全にカルトムービー狙い。レフンの画の強度の高さは相変わらず流石だけど、中身のないストーリーを2時間近く見させられたら退屈で魅力も半減してしまう。いつもみたいに90分弱で描いていたら違っていたかもしれない。【美こそ全て】な世界なので、ヒロインを初めとする商売敵モデルもメイクアーティストも共感できないのは良いとしても、もっと良い撮り方があっただろうに。したたかなようでいて頭が悪いとしか言いようがない。美しい女の肉を喰らってでも頂点に立ちたい、美しい女の死体と交わりたいというグロテスクさ。人肉を取り込んでも拒否反応で死ぬ女もいれば、それでも目玉を口にする女もいる。その熾烈な世界で生きていく覚悟があるのかと問いかけているようだ。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-08-12 22:57:11)

759.  ハプニング 《ネタバレ》 シャマラン版『自殺サークル』といった趣。元ネタと比べれば演出は格調高く、天罰なら何でもありでそれまでだけど、ヘンテコなオチで締めるよりはマシに見えてしまう。この手の"スピリチュアル系自戒映画"は胡散臭い脅しみたいなものでどうも受け付けない。[DVD(字幕)] 4点(2017-08-02 22:59:06)

760.  ザ・ファイター 《ネタバレ》 デヴィット・O・ラッセルは苦手な監督だ。彼の癖がとことん発揮されており、何をしたいのかよく分からない。コンプレックスから親離れしてチャンプになりたい異父弟の話が、いつのまにか異父兄とチャンプを目指す話になっていて、それが盛り上がらずに淡々と進むわけだからカタルシスが感じられない。むしろ主役のマーク・ウォールバーグより、薬物中毒から抜け出そうとする異父兄の話が印象に残り、クリスチャン・ベールの本人になり切った役作りと存在感は感嘆ものである。メリッサ・レオの助演女優賞はよく分からなかった。ボクシング映画としても家族映画としても消化不良。[DVD(字幕)] 4点(2017-07-11 19:23:43)

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