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61.  ゴジラ FINAL WARS 東宝の名ヒロイン・水野久美を波川玲子の役名で出演させたコトとか、リメイクの候補にも上がることなく落ちこぼれ続けてきたマイナー怪獣群(マンダ、アンギラス、エビラ、ヘドラ、キングシーサー、ガイガン、クモンガ、カマキラス)を平成の世にカムバックさせて”チャンピオンまつり”世代に目配せした点はマァ評価できるけど…。キレっ放しで落ち着きの無い情緒不安定児童の挙動を記録したビデオ映像を延々と見せられたようでゲンナリ。エラク不評を買っているカントクさんのことは全く知らないし知りたくもないが、一言云わせてもらう「頼むからおまいはもうちょっともちつけ」5点[DVD(字幕)] 5点(2005-09-12 23:38:29)(良:1票)

62.  戦艦シュペー号の最後 《ネタバレ》 パウエル&プレスバーガーコンビが戦争映画を撮るとかくも異色のタッチになる、という格好の見本。「眼下の敵」に先立つ高潔かつ人間味溢れるドイツ軍人を描き抜いた逸品としても史料的価値は計り知れない。余談だが、「某機動戦士」アニメで主人公らの母艦が中立地帯であるサイド6へ逃げ込み厄介もの扱いされる場面があるが、富野カントクは意外に本作を手本にしてたりして(CNNぽい実況が入る辺りも)w。個人的にはモンテビデオ港内でのウルグアイ政府と英仏独公使との政治的な駆け引きも面白いと思ったが、やはり海軍の協力の下に撮られた本物の戦艦による艦隊戦場面が出色の出来で特に印象深い。破壊力と射程の長さでロングレンジ戦の方が有利なはずのグラフ・シュペーが何故3隻の巡洋艦に接近戦を挑んできたのか?作中では英海軍側からの一方的描写となるため、ラングスドルフの意図がハーウッド提督と同様に観ているこちらにも全く読めず、シュペー内に収容された捕虜の英船員らと共に「海戦やってるらしいが、何が何だかよく分からん」という焦燥感を同じくすることができる。エクセターの大破&離脱シーンも実にスリリング!ラストのオチも下手なカントクなら玉砕覚悟の特攻をかける、みたいな安っぽい”滅びの美学”に走っただろうが、流石にこのコンビは一味も二味も格が違う。イヤ堪能しました。これでラングスドルフをドイツ人男優に演じさせてたら、文句ナシに10点だったんだけどなぁ(いやピーター・フィンチも良かったけどね)。そこだけチョット減点。でもオススメ![CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-09 13:49:23)

63.  キャットウーマン 《ネタバレ》 「バットマン」シリーズのスピンオフ企画、とか言うと聞こえはカッコイイけど、要は「バラ売り」もしくは「関連商品」抱き合わせみたいなショボさ・安っぽさがどうにも拭えない仕上がり。例えるならTVショッピングとかで或る人気商品を買おうとしたら、欲しくもない「高枝切り鋏」まで一緒に付いてきちゃったよオイみたいな(違うか)。SWシリーズにおける「イウォーク・アドベンチャー」的な微妙ポジション??どうしてもピンで売りたいのなら、もうちょっとフェティッシュかつエロティックな路線をキッチリ突き詰めないとネェ。何にせよ中途ハンパは見苦しい。同じラジー総ナメならいっそ「ショーガール」でとことんイっちゃったバーホーベンとかに撮らせていれば少しは面白かったかもw。[DVD(字幕)] 4点(2005-09-03 04:05:36)

64.  69 sixty nine 《ネタバレ》 すまん、平均点むっちゃSageます。何や?あのヘタレな九州(佐世保)弁は!あげんとに(あんなハンパなものに)いちいち字幕やら入れんでよかくさ(入れなくてもイイよ)!もう聞いてて余りのワザとらっぷりに鳥肌立ったじゃねーか!しかもフェスティバルはこの映画のクライマックスのハズなのに、何だあのユルい腑抜けた「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」のライヴ演奏は!あんなんで会場があんなに盛り上がるわきゃねーだろが。まぁ全部ケンの妄想夢オチだから、じゃ済まされない下らなさで辟易した。こんなモン見て九州(の一部)を分かったような勘違いはして欲しくないので警告の意味も込めて7点マイナスゥ![DVD(字幕)] 3点(2005-08-31 23:58:22)

65.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 けっこう辛口のコメントが多いですね。しかも何か矢口監督が前作(ウォーターボーイズ)を踏襲し杉!という見方が大半のようです。しかし「最初はやる気も実力もないヘタレな登場人物たちが次第に真剣に(作品の主題たる何かに)のめり込み始めてラストで見事に締め括る」というプロットは洋の東西を問わぬ言わば”王道”であり、或る程度の類似性は無理からぬのではないでしょうか。あと、「女子高生にビッグバンドジャズ」という取り合わせで「奇を衒った」と云えば、まぁ確かにそう見えなくもないですが、私は寧ろ新鮮さと共に「故きを温めて新しきを知る」的な古典への憧憬すら感じましたね。クライマックスで「Sing Sing Sing」を(吹き替えナシで)鮮やかにキメる彼女らの活き活きした姿を見る限り、受け狙いのあざとさなんぞ殆ど気になりません。惜しむらくはテンポが些か冗長な点と彼女らに降りかかるトラブルに作為が目立ち過ぎる点。特に友子がコンテストの応募テープを送り忘れるくだりはドジっ娘とかで済まされない杜撰さ・無神経さでいくら何でもワザとらし杉。普通に会場に着いて演奏で全く問題なかったハズ。それと、こういう吹奏楽系で短期間に上達するには優れた指導者が不可欠なのに最後まで不在のままなのも痛い。竹中直人にその役割を振ろうとして余計なエピソード(実はハッタリでした的なサゲ落ち)まで盛り込んでいるが明らかに蛇足。素直に谷啓あたりに任せて欲しかったと思います。2点マイナス。最後に矢口監督について。二番煎じでお茶を濁してる、とか云うよりも若手を積極的に起用して才能を開花させよう!という日本映画界への前向きな姿勢を私は買いたいですね。若手俳優の成長なくして邦画の復権などありえないのですから…。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-29 02:19:19)(良:3票)

66.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 BSで鑑賞。初代おいちゃん森川信の味わい深い「バカだねぇ…!」もコレで聞きおさめ。うーん、残念無念。おいちゃん役はやっぱアンタが最高だったよ!森川信、最後の輝きに‥オマケして7点![CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-28 00:41:15)(良:1票)

67.   《ネタバレ》 戦前の東宝を代表する名匠・山本嘉次郎監督によるセミ・ドキュメンタリー・タッチの傑作。筋立て自体は東北地方の貧しい農家の少女いね(高峰秀子)が懸命に馬を育て上げ、遂に最後で軍馬に買い上げられる迄が淡々と綴られているだけの至ってシンプルなもの。が、山本監督による渾身のオリジナル脚本は愛弟子・黒澤明の協力を得て徹底的な調査の下に書かれただけあって、東北の四季を詩情豊かに掬い取って実に秀抜。これほど活き活きとした東北ズーズー弁が全編を貫く映画は恐らく本作が本邦初であろう。いかにもワザとらしいドラマティック的な展開が極力排除されているのも「綴方教室」を受け継ぐセミ・ドキュメンタリー・タッチの真骨頂。三村明を始めとする4人のカメラマンによる柔らかいロー・キィ・トーンのモノクロ撮影も美しく味わい深い。「かまくら」「なまはげ」「曲がり家」「かんじき」「雪降ろし」といった地方色溢れる要素が丹念に盛り込まれており、当時の平凡な日本人の暮らしぶりも窺い知ることができてとても興味深かった。場面的には何と言っても子馬出産を一家で見守るシーンが素晴らしい。実際の出産場面に出演者たちを立ち会わせただけに全員の表情が真に迫っている。汽車で旅立つ弟を見送るためにいねが裸馬の背に乗って追いかけ、窓越しに併走する場面のダイナミックさにも唸らされる。これだけの作品を(東宝のゴリ押しで)エノケン喜劇映画をも掛け持ちさせられながら完成させた山本嘉次郎のパワーに舌を巻きつつ文句ナシの10点を進呈! <追記>山本嘉次郎監督について補足。何より凄いのは商業作品では職人に徹することで娯楽作品を制作会社の注文通りにウェルメイドに仕立て上げる一方、芸術性に富む意欲作にも果敢に取り組むその姿勢。つまり、興行的にペイさせるだけの実績を挙げた上で、初めて自身の「撮りたい」モノへとチャレンジするというコト。愛弟子クロサワも1960年代までは確実に師匠のスタンスを踏襲していた。だから、私が個人的に高く評価する演出家は「娯楽性と芸術性を兼ね備えた」人物に偏る。そういうワケなので、悪いが私的にはゴダ●ルやタル○フスキーといった「おのれの撮りたい欲望に忠実」過ぎるゲージュツ派の監督はあまり高い評価は致しかねる。[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-08-27 01:08:41)(良:2票)

68.  ホーンティング この悪しき「たたり」リメイク版を観終わっての唯一の収獲とは…「へぇ~原題のHAUNTINGって”ハウンティング”じゃなくて”ホーンティング”って発音するんだなぁ~!ヘーヘーヘー(棒読み)」以上……………。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-26 00:34:28)

69.  甘い生活 《ネタバレ》 「道」でも触れたけど、コレなんかもイヤらしい(別にイヤらしくなくてもいいけど)中年になって以降に見るとマストロヤンニ扮するゴシップ記者マルチェロへの感情移入度が(そりゃもうとんでもない程に)激変する典型的な作品だと思う。人間誰でも若い頃には胸に掲げる理想があり、将来への輝かしい展望を持つ。勿論、それを見事に達成する者も(ごくまれには)いるだろうが、やはり現実は厳しくこと志と違った地点に敢え無く到達してしまう人生の侭ならなさを痛感する者が大半だと推察する。私も御多分に漏れず今ではしがない塾の講師として辛うじて口に糊する日々なだけに、マルチェロの「流石にいつまでもこんな頽廃した暮らしを続けていてはマズイ。何とか脱却しなくては…!」という思いも束の間、いつの間にかズルズルと慌しくも気だるい日常に引き摺られてゆく描写は痛いほど共感してしまった。全くもってフェリーニの旦那は容赦ないッス。ラスト、砂浜に打ち上げられた巨大な腐魚の象徴する余りに重い後味に9点。嗚呼、意志弱き者よ。汝の名は…![CS・衛星(字幕)] 9点(2005-08-19 00:32:32)(良:2票)

70.  ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説 《ネタバレ》 コレも平均点引き下げ。実相痔カントクもシナリオの佐々木守もこんな縄文オマージュなオナニー映画を作る方便として、かの傑作TV特撮番組「ウルトラQ」ネームバリューを悪用した点で問答無用に断罪!しかも、てめーらオリジナルTV版に全く関わってねーじゃん(まぁジッソー君は没シナリオ書いてるけど)!怪獣(薙羅‥だったっけ?)も出すだけ出しといて、人類の叡智を結集して退治するでもなく暴れっ放しのままENDってのはどうよ?しかもダサっっ!こんなの全然「ウルトラQ」じゃねーーーYo!どうしても作りたかったのなら潔く完全オリジナルでやったらんかい!怒りを込めて6点マイナスゥゥ!![ビデオ(吹替)] 4点(2005-08-07 11:39:25)

71.  戦艦バウンティ号の叛乱 《ネタバレ》 1787年に起こった英海軍史上に名高い実話を基にMGM(アーヴィング・サルバーグ)が最初の映画化を果たした海洋劇の佳作。原題は「バウンティ号の叛乱」だが、戦前の本邦初公開時には御法度だった”叛乱”部分を大幅にカット、邦題も「南海征服」とされて単なるタヒチ冒険モノの如くにされてしまった。本サイト登録時には一応この公開邦題に従ったが、私が観たのは勿論ノーカット版なので誤解なきように。さて、後に二回もリメイクされるだけあって筋立てだけでも充分に面白い内容なのだが、今回のフランク・ロイド版が最優秀なのは出航前の船員徴集から船荷の積み込み、マストに登って出帆の手順などといったディテールを実にテンポ良く提示している点にある。そうしたディテールの積み重ねが、ブライ船長による過剰に残酷な船員への処罰やそれを行き過ぎと嫌悪するクリスチャンの心情を絵空事にしない説得力を生む。タヒチまでの道中、冷酷無残なブライの性格が徐々に暴かれてゆくと共に船内の空気が一触即発となっていく過程も実にスリリングである。何と言っても怪優チャールズ・ロートンの凄まじい存在感溢れるブライ役の演技が物語全体を牽引しており正に圧巻。リメイク作でのブライ役(トレヴァー・ハワード、アンソニー・ホプキンス)にはロートンの持つネチっこさ、漲るパワーが絶望的に不足していた。惜しむらくはタヒチに着いてからテンポが急落し、クリスチャン&バイアムが現地の娘とダラダラ恋する辺りの退屈さ。こんな安っぽい大甘メロドラマみたいなシーンはとっとと端折って叛乱場面に行けばグッと締まったと思うが。しかし叛乱が起こってからはキビキビと凄まじい馬力であり、当時の日本軍が慌てて検閲カットしたのも無理はないと思わせるインパクト。ブライが悪運強く生き延びて執念深く追跡に戻るくだりや軍事法廷でバイアムらが裁かれる場面などは明らかに欲張り過ぎて蛇足の印象が強いので評価も若干割り引き。よって8点。(ヒゲなし)ゲイブルはそう悪くないが、バイアム役フランチョット・トーンはオイシイ役の割にもう一つ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-28 00:55:59)(良:1票)

72.  フレッシュ・ゴードン/SPACE WARS 《ネタバレ》 平均点ageちゃうよんw。後にSFXの精鋭へと成長する若き日のリック・ベイカー、デニス・ミューレン、ジム・ダンフォース、デヴィッド・アレンらが一堂に会しただけあって、特撮場面(だけ)はこの手の映画にしては不釣合いな程の秀逸なクオリティで吃驚(ビクーリ)させられる(敵の守護神グレート・ゴッド・ポルノはイーマ竜にクリソツ!)。寒い下ネタギャグや拍子抜けに薄味なエロ場面との物凄く禿げしい落差に目眩と失望を感じつつも、冒険活劇としての楽しさでは1980年にラウレンティスによってリメイクされた本家よりも遥かに面白かった点を評価してこの点数。まぁ相当に下品だし、超くだらない作品だけどモンスターいっぱい出てくる方が楽しいやねw。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-22 00:23:08)(良:1票)

73.  宇宙大怪獣ドゴラ 《ネタバレ》 ごめん、悪いけど平均点下げちゃうよんw。だってさー、仮にも肩書きは“宇宙大怪獣”だぜ?あの稀代の名悪役キングギドラに先立つ快挙!と思わせておいて終盤辺りに海月モドキがヘロヘロしてるだけなんて…。もう”肩透かし”とか”拍子抜け”とかでは割り切れないYo!着ぐるみ怪獣に代わる新境地を開拓せんとした東宝スタッフの高い志はマァ分からなくもないけど、生憎と映像のセンス・オブ・ワンダーで観る者を圧倒するパワーというかオーラが今イチ感じられない。要するに「絵」に華が無いんだな。【なにわ君】さんが楽しめたと仰る宝石強盗のくだりなんかもそれなりに悪くはないんだけど、怪獣による都市破壊のスペクタクルを堪能しようという観客にとっては微妙なワケ。例えるなら「懐石料理を注文したら冷やし中華を出された」みたいな。コレはコレで不味くはないけど何か違うだろ?と。だったら、こんな煽情的な題名にするんじゃねぇよ、と。「ダイヤモンドGメン対宝石強盗団!」とかなら笑って許せたのに。とにかく半端じゃない虚脱感に襲われた幼少時の記憶に従い、無情に5点マイナスさせて貰います。円谷英二特技監督お許しあれ…。最後にひとこと、「特撮怪獣映画における真の名作・傑作とは老若男女を問わない懐の深さを有するものである!」というのが私の持論。悪しからず。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-03 13:16:14)(良:1票)

74.  超能力学園Z 《ネタバレ》 おお…この手の作品には常連の錚々たるレビュワーの皆さんw、私メもナカーマに入れてもらいませう。ていうか、主演のバーニー役スコット・バイオ君は一時期それなりに売れっ子だった記憶があるけど、本サイトでは未登録なのねトホホ。内容の方は既に他の方々が書かれている通り、品の無いパロディの滑りっぷりが兎に角サムイの何のって、アータ。中でも取り分けトラヴィスの名台詞”You're talkin' to me ?”を何だか侮辱されたようで全然笑えないわ、非常に不愉快にさせられるわ、こちらの期待度ゼロを遥かに下回る出来に1点! …と思ったけど、まぁ私メも男性の端くれなんでポロリに免じてニヤニヤしつつオマケして3点。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-17 03:58:37)

75.  モンパルナスの夜 《ネタバレ》 名匠デュヴィヴィエがジョルジュ・シムノンの「メグレ警部」シリーズを映画化したミステリ・クラシックの名作。本作でメグレを演じるは戦前の仏を代表する名優アリ・ボールだが、それ以上に強烈なインパクトで迫るのが犯人ラデック役のワレリー・インキジノフ。余命いくばくもない病身ながら大胆不敵で狡猾な殺人犯を見事に演じきって圧巻だった。巴里のモンパルナス界隈を味わい深く描写するデュヴィヴィエの演出も緩急が絶妙で実に素晴らしい。殊に警察の追跡を逃れてラデックが夜の巴里市街を疾走するシーンの異様なスピード感と緊張感は、アルマン・ティラールのカメラワークも冴えに冴え渡って屈指の名場面となっている。ミステリ好きにはオススメの逸品![CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-06 01:38:36)(良:1票)

76.  とらんぷ譚 《ネタバレ》 異色の才人、サッシャ・ギトリによる何とも人を食った洒脱なコメディ。本人たちをそのまま登場させる開巻のスタッフ&キャスト紹介からして実にシャレてる。劇中も台詞が殆ど省略され、専らギトリのナレーションによって場面処理されている等、作りもとにかく異色。店の売上げをチョロまかした罰で夕食をお預けされた少年(主人公)。ところがソレは毒キノコ料理!だったので家族全員を食中毒死で失うも自分ひとり助かる出だしも皮肉でブラックな味わい。それから成長して正業に就こうとするも、泥棒の片棒担いだり、偽装結婚してカジノのイカサマ師になったりでルパン3世っぽい裏街道人生を歩まざるをえないのもまた皮肉。詐欺やイカサマで一身代を築き上げるも、まともになろうと決意した途端に博打で全財産をスッて呆気なく無一文になってしまう主人公。滑稽な中にも人生の侭ならない感じがよく出ており、いかにもフランス映画らしい上質のエスプリが味わえる逸品。ただ…ギトリのナレーションが開巻から終幕まで延々と続くのが五月蝿い・鬱陶しいと感じる方も多いかも。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-02 01:47:59)(良:1票)

77.  オール・ザット・ジャズ 《ネタバレ》 確かにボブ・フォシーの執念みたいなものは伝わってくる…。が、私小説っぽい描写でのフェリーニ(「81/2」やら何やら)丸パクリ状態に呆れてしまったクチなので、余り高い評価は致しかねる。こっちの製作年がフェリーニ作品より前だったら大絶賛したかもね。あと、キャストについてもニ、三言いたい。先ず何と言っても「何故ボブ自らジョー・ギデオン役を演じなかったのか??」という遣る方無い不満が残る。当時54歳なら充分にイケたと思うけどなぁ。ロイ・シャイダーもまぁ熱演してはいるが、何だか道路工事の現場監督みたいな風情で”ブロードウェイ・ミュージカルの売れっ子演出家&振付師”というインテリジェンスに欠ける、もしくは芸術家的なオーラが漂っていないのは致命的。ここは画面に有無を言わさぬ説得力を持たせる意味でボブ本人こそが適役だった!と強く思うので、彼以外の人選は所詮ミスキャストと感じるのは必定かと。最後に天使(死神?)役のジェシカ・ラングなんだけど…個人的にこのヒトどうしてもギラーミン版コングがチラついて全く受け付けない~!ジュゼッペ・ロトゥンノの流麗極まるカメラワークと官能的なボブの振付に6点。ま、ミスキャストで4点マイナスとも言う。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-01 22:33:15)

78.  第三の男  キャロル・リードの鮮やかなサスペンス演出、グレアム・グリーンの原作&脚本、名手ロバート・クラスカーの流麗なカメラ撮影、アントン・カラスの全編を彩るツィター演奏、全てが奇跡的なベストワーク!コットン、ウェルズ、ヴァリは勿論、トレヴァ・ハワード、バーナード・リーに至るまで出演者も全員素晴らしい演技。流石リード!全てのシーンが名場面と言っても過言ではない! 殊にライトに照らされポッと暗闇に浮かび上がるハリー・ライムの不敵な笑顔は絶品だ。当然文句ナシの10点に決まっているっしょ。[映画館(字幕)] 10点(2005-03-30 13:06:00)(良:1票)

79.  蛇女の脅怖 《ネタバレ》 ロイ・アシュトンによる”蛇女”の特殊メイクのみしか見所は無い英ハマー・プロ製の駄作ホラー。何よりも腰砕けなのは”蛇女”の死に様。割れた窓から吹き込んだ北風に当たって「寒い」と凍えて死亡ってのは…絶句!!いくら爬虫類は寒さに弱いにしても冬眠する程度であって別に死にはしないだろう?主人公たちが警戒心を持たずにホイホイ危険な所へ行くのもヴァカ過ぎて頂けない。悪いが6点マイナスゥ~!4点(2005-03-16 18:03:07)

80.  ミラクル・ワールド/ブッシュマン CivilizationとPrimitiveの対比によって笑いを誘おうとコテコテの寒いネタで勝負をかけ、ニカウ氏の素朴で天衣無縫な個性にひたすら”おんぶにだっこ”な安直極まる作りの余りにも下らない一篇。もう全然まるで一切ちーっともてんでどうにもこうにも笑えない。ってか、何か無性に腹が立つ。アパルトヘイト時代の南ア共和国(の白人のゲスな優越感)を偲ばせる珍品的な死霊じゃなくて史料価値に4点。4点(2005-03-05 03:11:16)(良:1票)

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