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61. 日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 1945年8月15日。この日は大日本帝国の命日である。この映画はその葬式の様子を描いた作品である。まだ日本人に大和魂が残ってた頃のお話。日本は大東亜戦争に敗れた。この敗戦以来日本人はすっかりダメになってしまった。自信を失い、国家や国旗に対する誇りさえ失った。今の日本人は皆、日本の事なんかどうでもよくて、自分中心主義である。しかしこの作品に出てくる男達は皆、本気で日本の事を考えている。それぞれの行動は様々だが、僕が特に印象に残ってるのは三船敏郎演じる阿南陸軍大臣と建軍以来初めての敗戦を目前になんとしてでも戦争を続行させようとする青年将校達。 阿南閣下は正に「軍人の鑑」とも言える威風堂々さがあり、敗戦と決まった時点で切腹の覚悟を決める。その一方で畑中少佐ら陸軍将校達の行動も多少無茶ではあるが日本を行く末を憂いてこその行動であり、その計画が失敗に終わった折には清く自決。彼らの志は226事件の青年将校と同様である。他にも厚木基地でのシーン(田崎潤の名セリフ「この厚木は最後まで闘う!」)や「若鷲の歌」をBGMに飛び立って行く特攻隊員達とそれを見送る指揮官役の伊藤雄之助の重い表情も印象的だった。 今の気だるく平和な日本を生きる人は必見の名作!(マジで!) この「日本」は我等日本人の先祖達の多大なる犠牲の上で成り立っている事を忘れてはならない! 10点(2003-11-24 18:53:30)(良:1票) 《改行有》 62. バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 まあ原作が面白かったし、深作監督なら原作に負けじとヴァイオレンス描写も頑張ってくれる事だろうと期待し初日に見た。 期待どうり面白かったけどやっぱり原作の方が面白い。ヴァイオレンス描写もあれで過激なのかな? あれで15禁にする程かな?とも思った。 あと最後に一つだけ譲れない問題点「頼むから銃のマガジンチェンジしてくれ!」全銃装弾数無限なのか?それくらいは最低限リアルに頼みます!反動まで気を配るとなお良いが、、、 8点(2003-10-13 20:02:24) 63. ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 冒頭のカーチェイスシーンで流れる「サタデー・ナイト・スペシャル」が最高なのだが日本のビデオ版ではカットされてるらしいですね。 でもアメリカ版のDVDなら聴けますから大丈夫!バート・レイノルズ率いる囚人チーム「ミーン・マシーン」の中でも僕のお気に入りは「ジョーズ男」でお馴染みのリチャード・キール(この映画のクレジットではディック・キールになっている)。彼が画面に登場した時は正直笑った。奴の腕力はハンパ無いね、だってラリアットして相手の首折っちゃったしね! 激しいゲームシーンにご期待! 10点(2003-08-20 17:35:45) 64. ロイドの要心無用 この映画はスゴイですよ! コメディの古典的名作!一歩間違えば死ぬスタントを本人が演じてますからね。ロイド映画の中で一番好きです。ハラハラドキドキ笑いたい方は必見! 10点(2003-08-20 17:18:14) 65. ワイルドバンチ 《ネタバレ》 もう全編男臭いのなんのって。「漢」の「漢」による「漢」の為の映画。「漢」の中の「漢」って代名詞が付く最高の面子が揃っています。まず最高なのは僕も大好きなアーネスト・”世界一の男前”ボーグナイン!パイクの片腕の役でカッコ良過ぎます。他には冒頭の鉄道強盗シーンでパイク達を援護して(ってか人質と唄って遊んでて)逃げ遅れ、撃たれてしまうが死ぬ直前に三人の敵を道連れにした「クレイジー・リー」ことボー・ホプキンスがカッコ良かった!彼はこの後もペキンパーの作品にちょくちょく顔を出しているのでうれしいかぎりです(ゲッタウェイ、キラーエリートなどまぁチョイ役ですが、、、)。新しく到来する時代の波に消され行く男達の最後の散り様は壮絶で尚且つ哀愁漂う美しいシーンとなっている。漢にはたまらないねぇ。漢ならああやって死にたいものだ。10点(2003-08-20 14:17:32) 66. 悪魔のいけにえ もうこの映画を超えるホラー映画は生まれてこないでしょうな。断言できますね。この映画大好きなんですけど(もちろんレザーフェイスの大ファンです)そんな事を人に言ったら確実に頭おかしいと思われますね。まぁ普通に言いまくってますけど。とりあえず普通のホラー映画とはそのなんて言うか「怖さ」のレベルが全然違いますね。後味最悪な伝説的傑作!10点(2003-08-10 23:42:45)(良:1票) 67. プライベート・ソルジャー<TVM> 《ネタバレ》 この映画は第一級品の反戦映画である。戦争映画の見所である戦闘シーンもやけに淡々と描かれており、そして次々と仲間が死んでゆく。この映画を見て初めてヒュルトゲンの戦いを知った。そして戦争とは理由が何であれ、勝者であろうが敗者であろうが苦しく辛いって事がわかった。まぁしかし、したくなくてもしなければならない戦争もあるわけだからホント難しい問題だねぇ、、、10点(2003-08-10 23:15:50) 68. 戦国自衛隊 《ネタバレ》 哀愁漂う全滅ラストシーン。原作では伊庭三尉(千葉ちゃん)は織田信長であり、あの寺は本能寺であるハズ。しかし、この映画にはまったくそんな関連性が無い。まあその方が中途半端に描くよりは結果として良かったのかもしれないですね。角川製61式戦車(ブルドーザー改)は中々良くできていると思う。川中島の合戦が終わり、燃料も底を尽き、川に沈めるシーンは音楽ともあいまって何故か心にジーンと来る。戦闘シーンでのおかしな点や伊庭三尉指揮による戦略的ミスは山程あるが戦闘シーンはスカッとする。僕が生まれるちょっと前に制作された映画だが確実に僕の人生観に影響を与えた作品。千葉真一ファンや大和男児は必見!10点(2003-08-10 22:19:20) 69. 連合艦隊 《ネタバレ》 序盤での真珠湾攻撃などのシークエンスは以前の映画の流用なのでカナリ迫力不足(泣)しかし、物語は数多い登場人物をしっかり描けていて感情移入できる。空母瑞鶴による囮作戦、菊水作戦による戦艦大和の沖縄への水上特攻、そして轟沈! 哀愁漂うシーン満載である。特に、瑞鶴飛行隊の少年兵が「お母さーん!」と敵艦に突っ込んでいくシーンには涙した。9点(2003-08-10 21:31:42)
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