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61.  ナポレオン(2023) 《ネタバレ》 リドリー・スコットお得意の美術や合戦の迫力は非常に素晴らしかったですが、物語については他の方も書いているように、恋愛を主軸にしたいのか、ナポレオンの歴史を追いかけたいのかあやふやなところがいまいちでしたね。 ナポレオンの人生のところどころをかいつまんだ作品として、非常に飛び飛びだなぁと感じました。 歴史の授業には良いかもしれませんね。 カットされた戦いなども多々あるので、恋愛物語を短くして、そちらも含めてもっと「なぜナポレオンは勝ちまくったのか」をじっくりと戦術とか丁寧に紹介しながら戦闘シーンを増やしてもらった方が個人的に好みだなぁ。もちろんそんなことしたら製作費はえらいことになるんでしょうけどねw[映画館(字幕)] 6点(2023-12-18 14:30:08)《改行有》

62.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 面白かったですよ。普通に面白かったです。ただまあみんな言ってることだけど、それ以上でもなくという感じではあります。 自分はスーファミまでのマリオしか知らず、64は持っていなかった、そしてその時期から格ゲー勢になった為、以降のマリオは一切触っておりません。3DSのマリオも何か買ったんだけど、あんまりやらずに終わったなぁ。やはり2Dで遊びたいおっさんなんですね。 話の展開があまりにも爆速すぎるのと、クッパの歌にあんまりノレなかったんだけど、そこ以外はゲームのネタが各所に散りばめられてた為見ていて楽しかったです。 ただ、マリオじゃなければ楽しかったか?といわれると、うーんて感じ。超お子様向けのCGアニメって感じで。 ピーチが戦う女性を演じるってのもまあ悪くは無いかな。ピーチの昔のゲームとのキャラ変については色々思う所はあるけど、それ以外にポリコレ臭がしなかったし、気持ちよく見ることができたと思います。こういうのでいいんだよ、こういうので。[映画館(吹替)] 6点(2023-05-22 10:54:41)《改行有》

63.  ザ・メニュー 《ネタバレ》 正直に言えば、微妙だった。 風刺、ブラックユーモア満載の本作は、予告編からもわかる通り、一見ただの高級レストランのようで徐々に不穏な事が起こっていくというミステリに分類される話ではあるんだが、そのミステリの部分の落とし前、落ちの付け方が非常に面白くない。 確かに支配者階級への批判、その象徴となる人間たちを最後には燃やして作品として完結させるというのはそれはそれで面白いんだが、そういう社会的メッセージだけの部分を高評価する「批評家」には本作はとても良いんだろうけど、僕は生粋のミステリ読者、それも社会的メッセージなどどうでもよい、驚きの部分に特化した「本格推理派」上がりの人間なので、サイコなミステリとして始まった本作をどのような驚き、どんでん返しを用意するかを楽しみにしていたが、その部分は面白みのない終わり方になって残念。 投げっぱなしの伏線(コテージにあった扉と同じ形のレストランにある扉の中は何なのか、シェフのコテージ内の過去の写真とか、放置しっぱなしの母親とか、コテージで襲ってきた女性従業員のセリフ(指示されていない、代わりになる気はない、等)が多く、それらが解明されてズバッと全てが繋がるカタルシスが欲しいんですよね。そこが不満点です。 あと、「食材」となる対象者がシェフの気まぐれ選定で(出身大学と奨学金の有無だけで食材になるなら、ほとんどのジャパニーズは食材対象になっちゃうなぁw)、かつシェフのその行動に至った心情の変化も多くは語られず、「なんでそんなことやったの?」という事について納得感があまりない。 本作が言いたいこと、やりたかったことはよくわかるし、主人公だけが最後解放されるのもよくわかるんだけど、僕の思てたんと違う!って感じで、そのずれが「微妙」という感覚に陥った。 良い点を挙げるとすると、単に社会的メッセージ、風刺のみで楽しむのであれば、本作は非常に面白い。シェフの気まぐれで集められたかわいそうな上流階級人間達だけでなく、彼らを「料理」する側のシェフや従業員たちもまたエゴイストの塊で、押し付けの部分がとても強い。料理の食べ方、客が欲するものを提供しない、従業員から客に対して罵倒を浴びせる等、どっちもどっちという感じではある。 が、それらを纏めて焼却処分とするのだから、ある意味平等、対等な終わり方ではある。消費する支配者階級の人間への批判も、また提供する側のエゴもまとめて描いている。 本作を今年のベスト映画の候補に挙げる人もいるのもわかるくらいだ。 あと、画作りがとても良い。島の風景や料理を提供する時の映像、撮り方がとても良かった。序盤の高級料理?との対比で作られたチーズバーガーなんか最高でしたね。 また役者の演技力も最高である。特に主人公を連れてきた、グルメ通の青年のグルメに対する狂気の執着心とそれを公開の場で晒刑にされてしまった時の彼の演技は素晴らしいものがある。一番印象に残るキャラじゃないかな? 主人公の演技もシェフの演技もとても良かったけど。 とまあ良い点も結構あり、この映画をみてどこに満足を得られるかで評価が大幅に変わるかなと思ってます。 僕はチーズバーガーな感じの、ありきたりなどんでん返しがあった方が面白かったかなと。支配者階級の人間も含めて全てシェフ側の人間で、ハメられているのはグルメ家きどりの相方で、たまたま巻き込まれた主人公によって計画が狂っていくとか、そういうのでも良かったんだよなぁ。[映画館(字幕)] 6点(2022-11-28 16:33:11)《改行有》

64.  シャン・チー/テン・リングスの伝説 《ネタバレ》 マーベルの最近の映画は必要最低限のクオリティが担保されてるため、最低ラインの楽しみは味わえる安心感がある。 一方で決してそのラインを超えない映画も多々あることは確かである。 本作もその一つで、キャラクター紹介ムービーとなっており、Wikipediaを読んでいるのと大差ないレベルの内容である。 キャプテンアメリカよりはクオリティが上がったかなという感じではあるが、似たような感じで、「次のアベンジャーズに向けての準備」がメインとなりすぎていて、映画単体で見ると面白みに欠ける。 みなさんも書いているように、シャン・チー自身にそこまでの魅力は感じられず、どちらかというとお父さんの方に魅力があって困る。 トニーレオンかっこよいですね。 1000年も裏の組織を牛耳ってきてた割にはおかあちゃんと出会って妙に人間臭くなるなど、ツッコミどころはあるもののキャラクターの魅力としてはええやんええやんって思いながら見てました。 ディズニーらしい軽口ジョークを沢山取り入れて、幅広い年齢層向けの映画に仕立てているのは最近のディズニーマーベルらしさ全開なんだけど、一時期は面白く見れた軽口ジョークも最近はなんの映画でも出てくるので食べすぎ、胸やけ感が強くなってしまった。 そういう意味で、ちょっとマーベル映画に冷めてきたのかな? アベンジャーズの3シーズンまでは全てサノスという共通の敵がいる状態でそれに向けての物語で軸が進んでいたため、単体作品がいまいちでもそちらにどうつながるのかという観点で興味を失わずに見れたけど、今作はまだ次の本命ヴィラン、次の軸となるものがみえてないので、まだ乗れてない状態。 はやく軸となるヴィランが何なのか、知りたいところですね。それが出てきてようやくマーベル映画の熱も戻ってくる・・・かもね。 で、この映画単体のツッコミどころはみんなも書いてる点が多いので今現在で書かれていないツッコミを上げると・・・ おかあちゃん「あなたには竜の心があるのよ」 シャン・チー、竜の心を思い出す → 本物の竜が出てくる ってことで、竜の心ってそういう意味じゃねーだろ!ってツッコミですかね。 いつのまに7つの玉を集めたのかな???(最後彼女にかめはめ波って言われてるし)[映画館(字幕)] 6点(2021-09-24 17:30:54)《改行有》

65.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 公開順とは別に、先にBeginingから見て、その後こちらを鑑賞。 知り合いからはこの順番の方が良いという話を聞いて。まあ原作では回想シーンの所を細かくやってるだけなので、順番は構わないかなという感じで。 結論としては、やっぱり公開順で見た方が良かったかなぁという気持ちはありました。 なんせBeginingの出来が良い。あちらが漫画漫画したキャラや演出が少なめで、真剣での物語展開というのもあり映像的にもお話的ににもあちらの方が良かった。 なのでまあ順番は間違えたなぁとは思ったけど、これはこれで。 原作は一通り読んだつもりだったんだけど、人誅編の話はほぼ何も覚えていなかったので、半分ぐらいは初見の気持ちで見れました。 原作であった剣心が負ける場面とかは無かったけど。あと薫(偽)が斬られるところとか。 まあこれまでのるろ剣映画同様、うまくまとめ切ったんじゃないでしょうかね。 原作を読みたくなりましたね。 音楽があざといとかそういうのはあんま気にならなかったかなぁ。邦画って所詮そんなもんでしょ?という偏見があるので、補正がかかって気にしないようにしてたのかもしれませんが。 るろ剣はとにかくアクションのスピード感を見せられればよいので、そこは成功していた気がしますね。 これで終わりかーって寂しい気持ちを持ちながらの退館。後日談的な話もやってると思うんですが、そういうのもいずれは映画化するのかな?さすがに厳しいのかな? 邦画でも派手なアクションはがんばれるんだという事を十分見せられたと思います。ファブルとかは見てないけど、最近の邦画は頑張ってると思うので、「邦画だから」という枠にとらわれず、どんどん派手なアクションも撮っていってほしいですね。 ただ漫画原作の実写化で、特にジャンプコミックス的なものはるろ剣ぐらいが漫画と実写の差異で許容できる範疇なのかなぁとも思ってます。漫画漫画した演出・キャラの要素が強くなると、実写とのミスマッチ感が強くなってしまうので。 実写版るろ剣も必殺技の名前を叫んで戦うシーンはほぼ無いので、この辺を入れてしまうと漫画感が強くなりすぎるという配慮なんでしょうね。 なのでるろ剣が良い題材なだけに、今後はこのような漫画実写に耐えうるバトル漫画のネタが切れないかが心配ですかね。もちろん、設定的に現代のものは実写化は問題ないけど(それこそファブルだとかクローズだとか)、それこそマーベル映画のような明らかにリアリティのないものを邦画でもうまく実写化するための元ネタってのが中々思い浮かばない(鋼の錬金術師のトラウマが強いだけかもだが)。 もちろんそんなに漫画を読みまくった人間ではないので俺の知らない良い題材が他にもいっぱいあるのかもしれませんが。そういう、予想を超えた新たな邦画実写映画にも期待しております。[映画館(邦画)] 6点(2021-08-02 10:20:14)(良:1票) 《改行有》

66.  モータルコンバット(2021) 《ネタバレ》 前の映画は見てません。ゲームもやってません。キャラはなんとなーく知ってますが設定などはさっぱりです。 全世界でもトップクラスの売り上げを誇る格ゲー「モータルコンバット」の実写版。 当然ながら日本では売れてません。最新作は確か販売もしてません(輸入盤でプレーすることになる)。 とにかくサブゼロがかっこいい。主人公が割と空気。 サブゼロアクションを堪能するための映画となっちゃってます。でもいいシーンは大体予告で使われちゃってるんだよなぁ。 敵陣営がライデンの拠点に攻め込んで来て一旦敗走するものの、すぐにリベンジ戦になるときの勢いの良さがすさまじい。 「1対1で戦えば勝機はある!」って、さっきそれで負けてなかったっけ? しかも1対1の場面を作るのが、ライデンのワープ能力。敵も味方もワープさせてないか?展開の移行の仕方が雑すぎてもはや何が何だか。 そんな物語性皆無のお話で、展開も読めまくりですが、サブゼロとのバトルが点数を大幅に引き上げて6点。サブゼロのアクションが弱けりゃ3ぐらいだよ。 あと魔界の神?とやらがさえないおっさんにしか見えなくて、威厳もなんもねぇ。 魔界の神の玉座、壁も天井も無いので環境劣悪だな。クラウドファンディングでもっと良いところに住めるようにがんばれよ、とか思ってた。 おバカなノリのノー天気アクション映画。最近こういうのが続くね。逆に新鮮だわw[映画館(字幕)] 6点(2021-07-20 10:50:09)《改行有》

67.  ランペイジ 巨獣大乱闘 《ネタバレ》 MIBインターナショナルの話の雑さを指摘したばっかりで、もっと雑なこちらのレビュー投稿。しかしこちらのほうが満足度は上。 そもそも話は雑も雑、怪獣好きの小学生が考えたのか!?というようなお話ですが、雑の質が違うんですよね。こちらは笑って許せる雑さ。真面目に突っ込んだら負けな雑さです。あちらはちょっと真面目に突っ込まざるを得ない雑さでしたが。 巨大ゴリラをゴリラのようなマッチョメンがなだめながら、巨大な狼やワニと戦う。破壊、怪物、筋肉!B級テイスト満載ですね。うん、最高。 まあもうちょいと軍隊VS怪物の戦いをがっつりと見たかった気がする。もう10分ほど増やしてドンパチやってもいいのよ? 悪いやつはさっさとやられていくのが潔い。最初の傭兵がもっと最後まで生き残ってて、ビルで対決とかするんかと思ったらもうやられるかー!っていい意味で裏切られました。悪役の姉・弟もあっさり。最後捕まるものだと思ってた。こちらも意外な展開。 そして生きていたゴリラ。おまえ死んだふりすんのかーい! 思い返せば予想を裏切る展開が多かったな。意外と良い脚本だったのか!?ホンマか!?!? グロシーンもありません、ホラー演出もほぼありません。よってお子様にも安心して見せられます。小学生男子に超おすすめです。いや、今の時代男子って書くと怒られますよね!女子だって怪獣好きな子いますもんね![インターネット(字幕)] 6点(2019-06-24 17:07:21)《改行有》

68.  双生児 《ネタバレ》 旦那がなくなって憔悴しきってるところで、いきなりスタイリッシュ側転されたら、そら心臓に悪いよな。 あそこのシーンはもう笑うしかない。 友人と一緒に見てたから、冒頭から眉毛が無くて「眉毛ないやん!」ってツッコミまくって、その異様な雰囲気を感じるよりも、ナンジャコリャ感が強くなっちゃった。こういうのは一人で見た方が良かったのかもな。 その後の全体的に赤い家の中のシーンなど、映画というより芸術思考の強い映像が多く、まあ嫌いじゃない。 映画版の姑獲鳥の夏を思い出した。演劇チックなところもあるのも、姑獲鳥の夏を思い出す要因かな。 演技は過剰で、まあ良くも悪くも邦画の演出なんだなとは思ったけど、「ダメ邦画」という印象はあんまりなく、十分楽しめたかな。 あっさり過ぎる豪快俳優の使い捨ても中々面白く、そういうところでも楽しめました。 乱歩っぽいドロドロ感も堪能できたかなぁ。 音楽がうるさ過ぎなんだが、それも含めてのこの異様な雰囲気作りだったのか。アンバランスな音量・音楽も計算づくでやってるならすごい映画だと思います。 とはいえ、人物のアップが多すぎるよなー。[DVD(邦画)] 6点(2018-05-07 15:42:53)《改行有》

69.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 某映画ブログで紹介されていて、気になったので鑑賞。 もっとこうDNAが変質した異形の生物がじゃんじゃか出てくるのかと思ったが、ちょっと雰囲気の変わったジャングル探索が多い。 ワニも見た目は違いがわからんし、人間の声を取り込んだ熊も、そんなにインパクトのある見た目でもないし・・・ もっとこう、主人公が尋問されてる時に語った、「全く同一の生物」や、「奥に行くたびに顕著になった変化」というのを見せていってほしかった。 通常のジャングルとほとんど変わんないんだもん。 廃墟と化した町の雰囲気は良かっただけに、もう少し廃墟感のある場所ももっとほしかったかなぁ。 あと暗いシーンが多く、暗さでごまかされている感が。 こうなった原因がわからないなど、ぼかされた脚本は嫌いじゃない。 色々推測できるしね。考察サイトをめぐる楽しみも生まれるし。 ただ、色々印象的なシーンが多いが、予算がなかったのかな?と思わせる絵面があんまりよくなかったかなぁ。特に最後の灯台付近と灯台内での宇宙人?のビジュアル。 で、まあネットフリックス限定映画だから、ネトフリが作成した映画だと勘違いしてて、ネトフリ作成映画だから俳優で予算が尽きたんじゃぁしょうがないかぁと、一緒に見た友人らと笑って終わったんですが、この映画は元々劇場公開用(アメリカでは劇場公開している)だったのね。 後から知りました。 んー、劇場用で作成されてたのか・・・うーん。 金のかかったドラマの劇場版みたいな印象の映画でしたよ。 チャプター仕立てだったのもあり、元々章ごとに公開予定のものを、1本にまとめたものにも思えたし。 なんか、期待しすぎた反動で、ちょっとがっかりしました。 悪くはなかったんですけどね。[インターネット(吹替)] 6点(2018-05-07 15:32:38)《改行有》

70.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 高評価が並ぶこの映画だが、個人的には脚本がいまいちと感じてしまった。 ただ、ワンダーウーマンが活躍するアクションについては概ね楽しめた。特に村を占拠しているドイツ兵との戦いが。 脚本の不満点はいろいろあり、まず冒頭の外界から人間がやってくるその状況。そこに行けば入れるという、非常に緩い環境でよくその時代まで外界から人が立ち入らなかったな。 神話の力によって守られている種族かと思いきや、単に身体能力の高い女性たちという設定もなんだかなぁと。神話的な設定で女性だけの島になっている話の説得力が弱く感じる。 さらに不満点は真実の縄の使い方について。もう縛られてしまった状態でクリスパインがペラペラと自分のミッションを語りだす。それまで頑なに極秘任務だからと言わなかったのに、急に何お前しゃべり始めてるの?ってなる。 しゃべり始める前に、縄で縛られてうそを言うことにより縄がきつく締まり、「わかったわかった、ほんとのことを言うよ!」的なものがほしかった。そのほうが、そのあとにもちょいちょいでてくるコミカルな展開にもかみ合ってよかったのでは? 特に真実の縄は、原作者がうそ発見器の発明者というのもあり、重要なアイテムなので、もうちょいその嘘発見部分を強めてもよかったきもするなぁ。 そして不満なのは戦場に一緒についていった仲間達。特にスナイパー。 色々心が弱くて撃てないというのはあるんだろうけど、最後までスナイパーらしい活躍の場がなかったのが悔やまれる。 村での宴会では個々が色々やってはいたものの、戦場で発揮できなきゃだめでしょー。 とはいえ、アクションはさすがで、前にも書いたように村を占拠しているドイツ兵との戦いは、見事なカット割り、適度なスローモーションで抜群の見せ場を与えられている。ここらへんはうまい。というかここら辺しか考えてないのでは?と思えてしまう。 ただ、最後の神VS神のバトルはBVSの時にも感じた「スピードやパワーがすごすぎて、それまでのテンションと落差がありすぎて胃もたれしてしまう」という印象をまた受けた。 確かにそりゃ神同士の対決なんだからそうなるんだろうけど、それまでのアクションからスピード感が変わりすぎて、なんかなぁという感じがどうしても受ける。緩急付けるって難しいね。 そんな感じで、絶賛するほどのものではないなぁという印象に落ち着いた。んー、まあキャプテンアメリカ1よりはよかったよ[映画館(字幕)] 6点(2017-10-17 14:28:39)(良:1票) 《改行有》

71.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 デビルマン並の壮大な(もちろんダメな意味で)映画を期待しワクワクしながら見に行きましたが、そういう意味では期待外れ!デビルマンはやはり偉大だったんだなぁー(棒読み) という歪んだクソ映画ハンター目線で言うとがっかり映画なんですが、逆に言えば普通の映画勢からすると、 まあ普通 な映画でした。 まあ不満もあるんですが、けなすほどではなく、またほめるほどでもなく。ほんまそんな感じ。 スタンドのCGも、さすがに今の邦画でもあれぐらいのクオリティは十分だせるでしょう。だから取り立ててほめるってほどでもなく。 切るところ残すところ、改変するところ、原作にない肉付けするところは割と合理的にできてたんじゃないかな。 由佳子さんは原作と色々違うけど、これはこれでやばい女感が出ててよかったんじゃないかなー。原作見てないとわからないけど、髪の毛が動くのを見ると「これは風によるものなのかな?スタンドなのかな?」ってのが読めなくて、原作既読者としては今後どう展開するのかを読むのが楽しめそう。 バトルでいえば、バッドカンパニー戦はよかったね。お互いの派手な攻撃がぶつかり合う感じで、あそこは迫力があってよかった。ただ、本格的にやりあう前の、康一君が洗車スタンドに気づいて仗助を助けるやり取りや、その後の釘を投げつけるも撃ち落とされることによるバッドカンパニーの要塞感の演出などがカットされてたのは寂しいかなぁ。あのやり取りはバッドカンパニーの凄みを見せつける意味合いでもいいシーンだったと思うんだけどね。 あと原作読んでないと辛いところが多いかなぁ。 スタンドの特性(スタンドを傷つけられると本人も傷つけられる)、DIOの話に触れられないので虹村親父の怪物化の説明が無くて初見ではなんで怪物になってるのかわかんないんじゃないかなぁとか。いきなりジョースターとか言われても、誰やねんとか。 僕は6部まで原作全部持ってるから問題なかったんですけどね。 まあやっぱ海外ロケは浮いてるよなー。 あまり日本て感じのしない街並みなのは原作もそうなんだけど、実際映像としてみたらちときつい。 海外の建物で交番の看板ぶら下げてるとか、違和感すごいw原作はどっちかっていうとアメリカの住宅地っぽい雰囲気だったぞwなんでスペイン(だっけ?)なんやねんwww 特に最後、背景に変なのいたよ。あきらかにその土地の民族衣装という恰好で踊ってるやつらいたよね。お前なんやねん。[映画館(邦画)] 6点(2017-08-08 16:17:23)(良:1票) 《改行有》

72.  パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 《ネタバレ》 出るごとに評価が落ちていくこのシリーズ。 なんだかんだいって全部映画館で見てるけど、公開日が映画の日だったので今回も割と惰性で映画館で見てきました。 2~4作目に比べると出てくる勢力の構図が割とすっきりしている今作。ジャックや今作のヒロインを追いかける英国軍をさっさと破壊して退場させたのは英断だといえるでしょう。なんせこれまでは無駄に勢力の数が多く、大した話でもないのにごちゃごちゃ複雑化してて、混乱はすれども興奮はしないという筋書きでしたからね。さっさと英国軍が退場してくれたおかげで、ジャック一味&バルボッサ一味VS亡霊軍団の対決とシンプルになって、見やすくなった。 バルボッサの退場も、「娘」の存在が出てきた時点で「あ~なんか自分が親父だと明かして、そのあとで自己犠牲で死にそうだなぁ」と思ったらほんまにそうなって、あまりに読めすぎてて、サプライズ感が薄かった。とりあえず自己犠牲でサプライズ感と感動を生もうという安直な展開に思えたな~。同じ自己犠牲というのであれば、ガーディアンヒーローズ2の方がなんぼかよかった。なんだろうね。後付けで作った設定で、しかもその伏線張りとか掘り下げとかなんもないまま唐突に始まって唐突に終わった感が強いからかな。 とはいえ敵のすごさがいまいちよくわからないのがこのシリーズの難点。1作目で死なない海賊ってのをやってるので、そいつらと比べると今作の敵がどうすごいのか、わからんてのがね。牢屋をすり抜けられるのはすごいけど、陸地に上がれないやん。安全地帯を設けてしまうと、怖さ半減なのよね。だから敵の脅威さもいまいちないなぁと。あと、1作目は「人間に戻る」瞬間に決着がつくけど、今作は「人間に戻っても」戦いが続く(ほぼ終わりだけど)ので、呪いを解くことの効果が体感的に弱くなってる気がする。 まあ脚本は「それでいいのか」的なものが多くて。 お宝のために仲間が戻ってきたのにお宝はぶっ壊してるし、コンパスはジャックに裏切られてるんだけどまた手元に戻ってきたら普通に使えてるし、呪いを解くというのもどこまでの範囲なのかよくわからん(海の呪い全部?そうしたら今後の作品では呪われた~~って定番ネタが使えなくなるが・・・)。 おまけにこの映画を見終わったあと、地上波でやってる過去シリーズを見たら、過去シリーズとの矛盾点とかちらほらあったよ。特に今作でも鍵となる「コンパス」についてだが、2では「占い師があげたもの」となっている。しかし、この映画では、ジャックが若いころに乗っていた船長がもっていたもの。無理やり繋げるのであれば、ジャックがもらったものを自分の上司に渡した・・・と好意的に解釈できなくもないが、さすがに無理があるでしょー。 あと、4以降は1~3作から独立した新シリーズとなると思ってたら、まーた戻っちゃったねぇ。 アメコミ映画同様、シリーズ全て見てないとしんどいシリーズになりそうだ。4の黒ひげの剣とか覚えてねーし。4は印象に残ってなかったんだなぁ・・・ 恒例のエンドロール後の映像だけど、4を見たときは「なんだっけこのハサミ」と思ったけど、デイヴィット・ジョーンズのハサミなのね。またこいつも復活?まあ死んでも復活するジャンプみたいな世界だし、気にするなってことか。[映画館(字幕)] 6点(2017-07-07 13:25:50)(良:1票) 《改行有》

73.  トリプルX 再起動 《ネタバレ》 オープニングのクレジットをぼーっと眺めてたら・・・ え?2017年3月時点でUFCミドル級王者のマイケルビスピン!?ビスピン出てるの!? ということで、おそらくその場にいたすべての人の中で唯一ビスピンの名前でドキドキしてたであろうこの格闘技オタク。 冒頭のみんなのスタイリッシュな登場の中、ただ一人のっそりとエレベーターから現れて、誰と戦ってるのかよくわからんけどとりあえずよくわからんところで組み付いて殴ってるよくわからんバトルを繰り広げるビスピンの姿が。 おおおお、まぎれもない、マイケル・ビスピンじゃないですか! ま、こりゃーすぐ退場だろうなぁと思ってたら・・・ あれ?前半のよくわからない軍隊の襲撃の時にも平然と生き残ってるぞ? あれ?中盤のやる意味がよく分からない高速道路でのバトルでどこを走ってるのかよくわからないけどなんか車を運転して事故らされてるぞ? などなど、思った以上に登場していた(活躍していたとは言わない)、マイケル・ビスピン。 最後はトニー・ジャーのおぜん立てして、ちょろっとしゃべって終わりかー。 パワータイプということで、ヴィンディーゼルとパワー対決をやるのかなぁと思ってたんですが、ヴィンディーゼル兄貴はドニーイエンとの力VS技対決だったね。 ビスピンはモブ倒した以外は主力メンバーと戦っていなかったのが残念。 俺の中では映画に出たMMAファイターは落ち目になるかすでに引退しているかのどちらかってイメージが強いので、ビスピンの次の防衛戦は負けるだろうなぁ。 (ロンダ・ラウジー:エクスペンダブルズ3、ワイルドスピードと出てその後連敗、引退の危機。 カン・リー:鉄拳に出てその後中堅止まり ロジャー・フエルタ:鉄拳に出てその後GSPへのチャンピオンシップで敗退、その後ぱっとせずリリース 等) あ、映画の話(ストーリー)はもうよく思い出せませんw 理解させる気ゼロの展開(なんで序盤に出てきた美人ハッカーがあんなにドニーイエンらのことをビビったの?とか、なんで前半で軍隊が攻めてきたのー?とか、なんで長官がいる場所わかったのー?とか、電波妨害システムの有効範囲がよくわからんとかとか) 小難しいことをオタク系女子が早口に述べてハッタリかますとか、この手の映画にはよくありがちな演出というか。 いいから黙ってみろってことですね。 オープニングでのネイマールの「アベンジャーズへの勧誘への勘違い」ってのには少し笑ったり、アイスキューブが出来るのには驚かされましたが、基本大きな驚きもない、ゆっくりアクションを楽しみましょうという話になってましたね。 アクションについてはハッタリかましまくったジャンクフルード気味のアクションてんこ盛りでとてもよかった。久々に女ガンマンコンビが中央に陣取って2丁拳銃水平撃ちという、一昔前のスタイリッシュアクションを見れてほっこりしたね。 トニー・ジャーはあんまり活躍なくて寂しかったな。また何かの映画で出てきてほしいね、トニー・ジャー。 ほとんどマイケル・ビスピンの話ばかりしてましたが、ビスピン本人のUFCでのファイトスタイルと同様に、勢いとハッタリだけの「車が出てこないワイルドスピード」、嫌いじゃないです。[映画館(字幕)] 6点(2017-03-16 15:16:13)《改行有》

74.  X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 遂に出てきたチート級ヴィランの一人、アポカリプス。 何でもアリ級のこいつを、どう映画でうまく料理するのか、とても興味がありましたが・・・ なんだかよくわからん凄さで、すごいんだろうけどこの人結局何ができるの?って感じで終わったなぁという感想です。 いやほんと、土や壁に人を埋めた、プロフェッサーのテレパスに割り込んだ、ワープホール作った、他の者の能力を強化した、ぐらい? こうみても、なんだかすごいのかすごくないのか、すごくなさそうでやっぱすごい・・・っぽい???みたいな感じがするんですよねぇ。 だいたい、破壊活動頑張ってたのはマグニートだしね。 人をそそのかすのがうまいってのは伝わったけど、まあそれってアポカリプスらしいのか?って言われると・・・うーん。 どちらかというと、この次に作られるX-MEN映画のボスの役割だよなぁ。 ということで、期待した分肩すかし食らった感じが。 結局X-MEN VS アポカリプス軍の対決が一番盛り上がるポイントだったけど、短い、ここまで長い!ってところが不満だったかなぁ。 ラストバトルはいまいちなんか盛り上がらなかったというか、ゴリ押しで終わったなぁという感じで。 てかねー、ウルヴァリンの件はいらんだろー。ウルヴァリン出したかっただけだろーw あと、「三部作は最後が一番微妙なんだ」て感じのセリフが途中であったけど、お前、それファイナルデシジョンをコケにしたいんだろうけど、お前人の事いえんの?って感じですわな。 旧三部作、俺はファイナルデシジョンが一番だと支持するわ~。 新三部作も一番評価いいのはあなたが監督したやつじゃない1作目だしな~。 てことで、デッドプールが自虐ネタで大笑いできたのに対し、こちらの自虐?ネタは笑えんかったです、はい。 まあ派手だし楽しめたしでそんなに不満は無いんだけど、満足って感じでもないです。 大体、三部作完結とか言ってるけど、次回予告ちゃんとやってるじゃないですか。完結もくそもないやろこれwいや、なんだかんだいって次回作楽しみなんでいいんですけどね[映画館(字幕)] 6点(2016-09-14 17:04:26)(良:1票) 《改行有》

75.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 まず予告編で盛大にネタバレしているので、先が読めてしまうのはいただけない。予告みないで行くべき映画だった。 内容は3以降全否定、1以降をパラレルワールドで展開を変えているのだが、俺は内容自体は悪くないと思った。 予告観てなきゃ非常に意外な展開を観れて大喜び!って感じだったんだろうけど、予告のせいで、せっかく1の冒頭を忠実に再現した場面が台無しに・・・ ビョンホンのT1000は中々よかった。今回ターミネーターらのアクションは割とよかった。T-Xの事を馬鹿にしてるかのような、T1000が敵のT800を再起動する場面なんかも見てて「あーやりやがった」って感じでひそかにニヤってさせられてたし。3好きな人がみたら怒るんじゃないかなぁ。 ジョンのターミネーターも非常に最新型らしい戦い方を披露できてたので、バトル面ではよかった。JOJO1部のDIO様のような壁歩きをしている絵図も良かったし。 一方役者の演技がいまいち。学芸会というか、気の抜けた感じがなんともなのがマイナス。 で、T2からずっと続いているテーマに「機械は人の心を持つのか?」というものがあるのだが、今作品ではこのテーマについて別のアプローチができる可能性があったんですよね。 それはターミネーターになったジョン。元々人間であり、人間としての記憶や感情を持っているターミネーターとして出てきている。 なのでジョンミネーターは色々と甘い(すぐ殺さずに同じ同化を勧めてきたりする)。また、スカイネットのサーバーに対して人間臭い声掛けを行ったりしている。 なので、ここで「元々人の心を持ってたターミネーター(ジョンミネーター)と、人の心を持ってなかったが人の心を持ったターミネーター(シュワミネーター)との比較」をテーマに持って行くと面白い話になりそうだったんだよなぁ。まあジョンミネーターの正体がばれたら全くその方向性のかけらもなくなったが。 むしろT800の誕生秘話である4の方が、こういう点に触れててよいのだが。 なので、ただのアクション映画としてみればまあまあ。3よりはいいよねって感じで。 色々と練りこみ不足で、1や2の改編ネタで遊んでるだけなのが印象が悪いのかなといった感じ。 サラコナークロニクルの焼き直しというかリメイクにも近いですね、今作は。 個人的にはそんなに悪くなかったんだけどなぁ。評判散々だなぁw[映画館(字幕)] 6点(2015-07-23 12:27:04)《改行有》

76.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 原題の通り、ノンストップな勢いの映画で、その勢いにごまかされ気味だが、ミステリとしては無茶苦茶、とてもじゃないが合格点はあげられない。「考えるな、感じろ」じゃなくて「考えないでね、感じてね」な映画。同じ勢いまかせの映画セルラーみたいな勢いがあるね。なのでここでの高評価はわりとそういう勢いでうまくまかれてしまってたんだなぁと感心する次第で。実際、「フライト・プラン」でもいいなぁと思った、大型ジャンボの機内の色合い等、画としては見ていて飽きなかったし、演出もうまかった。主人公に対する乗客の疑いや、あからさまに怪しい隣席、どの乗客が怪しいか(加えて主人公自身も)をこちらに最後まで絞らせない見せ方など、とにかく監督ががんばってる感じがする。 ただなぁ・・・ツッコミどころはすでに前の人が書いてるけど、あらゆる点で「そりゃねーだろ」な部分が多すぎる。そしてやはり「誰があの携帯を操作していたのか?」がまず最初の問題点であり、その回答が明確に出されてない。二人いたんだから、「こいつはこのタイミングでは携帯を捜査して手怪しいが、ここの時点では操作してないからシロか・・・?」という推理を途中入れて、「二人だったから可能だったのか!」という持って行き方が欲しかったなー。 リーアム・ニーソンはとてもよかったですが、なんかセガールみたいになってきてる感じが[DVD(字幕)] 6点(2015-03-17 14:23:16)(良:1票) 《改行有》

77.  トランセンデンス(2014) 《ネタバレ》 演出の抑揚のなさが、なんか盛り上がらなくてきついなぁとは思ってたけど、最後の実は~~でしたってところは良かったなぁと。 新しい技術には人は疑いを持つものだと散々言ってたのがまさに最後につながっていたと。 携帯電話でも最初は電磁波が~とか言ってたし、そもそも写真も魂が抜き取られるとか言われてて、やはり新技術には懐疑的になるものですな。 ナノマシンが万能すぎてそりゃやりすぎやろーって思うけど、それ以外はまあよかったかなと思える。ラストで割と点を稼いだかな。 疑いによってはテロをも肯定するかも、という一石を投げてたりするのも中々興味深い。 AI暴走系の映画は何個もあるが、このような「新技術を人は信じられるのか」という点で見た映画はあまり記憶には無いので、新鮮な気持ちで見る事が出来た。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-12-17 09:20:04)《改行有》

78.  トワイライト ささらさや 《ネタバレ》 父親と仲の悪い息子、その息子が死んで嫁と赤ちゃんを残して幽霊化、となると、どういう展開になるかは必然的に見えてくるわけで、そういう「ベタベタさ」を楽しめるかがこの映画のポイント。どう考えてもこの設定で「父親は不器用だけど実はユウタロウの事を案じていた息子思いの親だった」という流れになるのは目に見えているわけで。自分はその手の映画を普段そんなには見ないので、新鮮な感じで見れてそれなりに楽しめました。 新垣結衣がかわいいな。嫁さんの理想形みたいな人物像になってたな。 個人的には、ユウタロウが幽霊化しているという事を嫁が理解するのはもうちょいあとの方がよかったかな。最初に取りついたお師匠さんのシーンでは、主人公が憑依しているとわからないままの方がよかったかのかなぁと。で、周りに不可思議な事が起こりまくって、後半でようやくユウタロウが憑依していることに気付くとか。その方がコメディ要素強めれてもうちょい面白くなったかも。 まあお約束の地元の人がいい人でみんな仲良くなる流れ、お約束のドタバタ、お約束のお涙ちょうだいにハマれればよいんでないかなと。 あと、町の様子を上空からとらえている映像が、ミニチュア風の映像なんだけど、最初は本当にミニチュア作ってるんだと思ったけど、実際はどっちなんだろ?本当にミニチュアを作ってるのか、映像加工でそうしてるのか気になる。あの絵は良かったな。[映画館(邦画)] 6点(2014-11-18 10:21:52)《改行有》

79.  ブロークンシティ 《ネタバレ》 どこかにありそうな感じのストーリー展開で、あまり目新しさを感じなかった。とはいえ、役者も大物が出てて、全編に漂う雰囲気は中々。ただ他の人も書いているように、人の名前が話している中でポンポン飛び交ってて、その名前は誰だっけ?って覚える前にどんどん会話が進むので人物を把握するのに大変だった。 恋人関連の話がどうでもよく、むしろ警察解雇後から酒を飲んだくれている探偵で、女性関係の部分は助手とのくっつくのかくっつかないのかのつかず離れずな関係で色を付けた方がよかったのではないかなと。 まあ、とにかく助手がいい子過ぎてかわいすぎた。うらやましい[DVD(字幕)] 6点(2014-11-18 10:01:29)(良:2票) 《改行有》

80.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 ロイスとの出会いやスーパーマンとしての人助けのタイミングが思ってたものより違うのが斬新。人助けが遅い反面、ロイスとの出会いが新聞社への入社じゃないなど、従来のイメージを完全に覆してるシナリオ。同じように違和感があったのが、「超人的な能力で人を助けても、すぐに英雄視されない」という点。今までのスーパーマンなら、超人的な能力で人助け=即英雄視となってたが、確かに一般人からは最初は気味悪がられてた面もあった。 こうした新しいスーパーマン像を出す試みは面白く、またゾッド将軍の船の中でのロイスを逃がすアクション等、面白い要素は多々あったんだけど、なんか「うーん、面白さがカチっとはまらないなぁ」という思いが払しょくできず。 その理由の一つに、この映画でみんなが言っている「スーパーマンが(結果的に)街を破壊しすぎ」というのがあるのかもしれませんなぁ。[DVD(字幕)] 6点(2014-07-15 10:35:38)(良:1票) 《改行有》

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