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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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61.  クレージーの無責任清水港 クレージーの時代劇ですが、こちらは無責任男をそのまま時代劇にしたという感じ。こういった作品はどこが面白くないのか考えてみたのですが、おそらく主人公が苦労もなくスイスイと成功するのがつまらないのではないかと。主人公が何らかの壁を乗り越えて成功する方が面白くなると思うのですが、無責任男はそういうこともなく、ご都合主義丸出しで成功しまくる。そこがこの手の話のつまらないところではないかと思います。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-10-28 18:07:22)

62.  花のお江戸の無責任 《ネタバレ》 原案が戸板康二、監督・脚本が山本嘉次郎ということで、しっかり時代劇しています。助六・権八・播隋院長兵衛といった、歌舞伎のキャラクターを登場させているところも、それらしい。お話がちゃんと作られているので、安心して楽しめます。助六の調子の良さや、やることなすことうまく行くあたりも、時代劇の「お約束」的なご都合主義があるので、不自然にならずにすんでいます。善玉悪玉がはっきりしているというのも、プラスに働いているようです。無責任シリーズとしては異色作かもしれませんが、私のようにこのシリーズを特に好んでいない人間にとっては、むしろとっつきやすいかもしれません。ということで、意外と一般向けかもしれません。一番の不満は、ヒロイン役の団令子が時代劇に向いているとは思えないこと。藤山陽子サンの方がよかったかも……。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-10-24 18:26:15)

63.  日本一のホラ吹き男 《ネタバレ》 こういうものが人気があった時代もあったんですねぇ、という程度の代物。まあ好きな人は好きなんでしょうけど、正直好き嫌い以前に「どうでもいい」という気がします。結局ノリだけの映画ですから、それに乗れるかどうかが分かれ目でしょう。あと、なぜかハナ肇が出ておらず、他のクレージーの面々もおおむねちょい役というあたりも、大きなマイナス。 会社に寝泊まりして睡眠3時間で仕事をしまくるとか、家族を過労死で亡くした人が見たらどう思うんでしょうね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-10-11 08:34:37)《改行有》

64.  大魔神逆襲 《ネタバレ》 前2作に比べていまいちに感じる理由を考えた結果、悪役があまり活躍しないためではないかと思いつきました。基本的に子供の冒険話になっているため、そこにインサートするとかなり調子が変わってしまってうまく流れていません。テンポが悪く感じたのは、そのあたりに原因があるのかもしれません。手下3人組が子供たちを見つけて追いかけるわけですが、橋を落とされたり飯を取られたりして、いいところを持って行かれるのもむしろマイナスでしょう。また、これまでは侍同士の争いでチャンバラがあったため、アクションを取り入れられたのですが、今回は木こりの村人を強制労働に使うということでそうした点も期待できず、せいぜい硫黄の沼に落とすと脅かすぐらいになっています。金太と庄八が命を落とすという展開ですから厳しい面もありますが、逆に言うと「その程度」にしか感じられません。雪の中で遭難してもあまり緊迫感がないのは、子役を使った弊害かもしれません。 大魔神の方はこれまでに負けない、いや、ある意味3作中もっとも見ごたえのある活躍でした。鶴吉をつかんで雪の中から現れる場面がすばらしい。工場や屋敷を破壊するところは、派手な爆発もあってこれまでとの差別化をはかっているようです。今回はバンバンこわしまくっていますが、逆に悪役の反撃が今ひとつ。逃げ回っているだけという印象が強く、やはり本作では悪の活躍が不足しているようです。せっかく安部徹をキャスティングしたのにもったいない。最後に魔神が消える場面はわりとじっくりと見せてくれて、伊福部昭の音楽とも相まって非常に荘厳に感じられました。やはりお話としていまいちだったのが惜しいです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-08-18 20:40:10)《改行有》

65.  大魔神怒る 《ネタバレ》 前作との差別化を図るためか、今回は他国からの侵略、しかも同盟している2つの国を手に入れるというすごさ。おまけに武神像をこわしてしまうのですから、御子柴はやりたい放題。今回は十郎と早百合姫が別々に逃げ回っているのですが、それにしては話がややこしくならず、うまくさばかれていたと思います。捕まるのもけっこう後の方ですし、わりと段取りを踏んでいるので前作のような不満も起こりませんでした。 大魔神の暴れ方がおとなしいのですが、ひょっとして千草か名越の領内(どっちだったのかあまりよくわからない)だったから、あまり暴れなかったとか? 今回は、自分から積極的に建物を破壊しようという動きが見られず、大魔神を止めようとして周囲の建物が崩壊する、というパターンだったように見えます。他にも超常的な現象を起こしたりと、前作とはやや異なった性格のように思われますが、場所が違うのですから同じ魔神である必要はなく、それほど気になりませんでした。 さて、本作では「神も仏もないのか」という台詞が出てきたり、鐘が重要なアイテムとなっていたりして、少々仏教的な部分もあるのかと思われますが、基本的にはやはり「ちょっと洋風な戦国時代」という、不思議な世界となっているようです。女性をはりつけで火あぶりにするというのはジャンヌ・ダルクを連想させますし、湖の底で鐘が鳴り響くというのは、どちらかというとヨーロッパのイメージでしょう。このように、時代劇に洋風の要素をうまく加えたところにも、面白味があると思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-08-17 20:34:09)(良:1票) 《改行有》

66.  大魔神 《ネタバレ》 ガメラに比べて大魔神はあまり見ておらず、これも以前いつ見たか思い出せないくらい。しかしドラマ部分はしっかりしていて、見ごたえがありました。ただ、小源太と忠文があっさり捕まりすぎて間抜けに思えてしまいます。まあ捕まらないと話にならないので、仕方がないわけなのですが。安田監督の演出は、信夫が斬られるところでスローモーションを使うところが印象的。また、竹坊が隠れ家にやってきたときにすうっと現れる小笹が幻想的で、おおっと思わされます。特撮部分は、やはりていねいに作ったミニチュアが見ものでしょう。小さな家屋を本当に建てたそうで、倒れるときの現実感などさすがと思わせます。 今回気になったのは、作中では魔神に対する信仰がほとんど唯一のように描かれていたこと。もちろん神道の神とも違うし、仏教的なものをうかがわせるところもありません(そこまで描写する必要もないわけですが)。元ネタがゴーレムということもあってか、現実の日本の戦国時代とは少し異なる、独特の世界観であるように思われます。十字架にはりつけにするというのもキリスト教を連想させますし、そのあたりにヨーロッパ作品からの影響もうかがえます。そうしたことが、リアルな時代劇の描写と思いのほか溶け合っていて、不思議な雰囲気をかもし出していました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-08-16 16:08:58)(良:1票) 《改行有》

67.  ヒッチコックの ファミリー・プロット 派手さはないけど手堅いサスペンス・コメディ。前半エドワード捜しのミステリー風展開にしたのもよい。その後との対比が生きています。両カップルを適度に描きわけながら、クライマックスに持っていくところもうまいです。被害がこちらに及ばず、他人事としてサスペンスを楽しめるのもいいところ。まあとりあえずは、バーバラ・ハリスがキュートでグーですな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-12 10:57:43)

68.  ジャズ大名 《ネタバレ》 天下国家やお家の一大事をよそにジャズに興じるというあたり、原作者や監督の反骨精神を感じさせて楽しい。城が近道になっていてみんなが通っていくという設定もいいです。妹姫役の岡本真実さん(監督の娘さんらしい)が、なかなか利発で存在感がありました。ただし個人的にジャズは好みではないので、後半のセッションはちょっと飽きてしまいました。間にはさまれる上の騒動は、じゅうぶん面白かったですが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-08-10 16:07:02)

69.  リング(1998) 《ネタバレ》 ホラーというか、基本的な筋はミステリーですね。しかしミステリーにしては、とんとん拍子に謎が解けていき、ご都合主義的で面白くない。高山のサイコメトリー風能力も、都合よすぎる。貞子に手を握られるあたりの展開は面白いと思いますが。 ビデオのルーツを探るミステリーということで、まったくこわくない。貞子がテレビから出てくる画はインパクトがありますし、ところどころおっと思わせる映像もあるのですが、どうも全体的に平板。一番ゾッとするのは、「助かるにはビデオをダビングして人に見せなければならない」、つまり呪いのビデオが無制限に増えていくということで、それこそが「存在を闇に葬られた」貞子の真の呪いなのではと思わせるところはよい。あとは玲子がドクロを抱きしめる場面。松嶋菜々子はしゃべらなければいいんですけどねぇ。 ということで、日本の映画史におけるエポックな作であることを認めるにはやぶさかではないですが、そういうことで高く評価するのは評論家の仕事でしょう。映画好きとしては“その映画の持つ意味”とかはどうでもよくて、内容がすべて。この内容ではたいして評価できません。[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-08-10 16:05:57)《改行有》

70.  リバティ・バランスを射った男 《ネタバレ》 序盤では、若い弁護士が法律を武器に西部の無法者と渡り合う……と思いきや、あっさり銃の練習に乗り換えて肩すかし。結局そうなるわけですか。とはいえ、教室を開くなど秩序を取り入れようというところが見られて安心しました。バランスが撃たれた事件の顛末は予想通りでしたが、これって考えると『カサブランカ』のリックと同じ立場ですね。惚れた女のために、彼女が愛した男を助ける。本作ではそこで終わらず、図らずも英雄になってしまった男の悲哀も取り入れていて、さらに一歩踏み込んだ感じです。社会性にロマンス・男の友情物語をからめ、さらにジョン・フォードらしく適度にユーモアを交えてうまくまとめあげた、洗練された作品だと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-10 15:58:52)

71.  スローターハウス5 《ネタバレ》 ドレスデンの大空爆を描きたいのならふつうの戦争映画でいいわけで、わざわざこういう手法をとるのはそれなりの考えがあるのでしょう。最終的に「世界は瞬間の集まりであり、それは順不同にやってくる」という結論に至るようですが、つまり世の中何が起こるかわからないから、先のことにクヨクヨしても仕方がないということ? それと「いいことだけを見て嫌なものは見ない」というのも出てきますが、これも完全に現実逃避であり、あまり同意できません。というか、そんなことをできれば誰も苦労をしないのですが。とはいえ、昨今ネット上では「自分の嫌なものは存在自体を否定する」という発言がしばしば見られ、結局人間はそういうものなのかという気もします。そういう点では、なかなか鋭いところを突いているようです。話としては、つまらなくはなかったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-07 10:40:18)

72.  マラソン マン 《ネタバレ》 特に前半部分の思わせぶりたっぷりな演出は面白い。しかしお話の方は、意図的に説明を省いたのかわかりにくいところも見られます。おそらく観客をベイブと同じ立場に置いてサスペンスを盛り上げようということなのでしょう。裏設定はいろいろ考えてあるようで、よく見ていれば辻褄は合うのですが、それでもよくわからないのは、ジェニウェーがなぜ仲間になっているのか。彼にとってどういう利点があるのか不明。単に金のためなのか? そもそも、ゼルが何をやっているのか(あるいは何もやっていないのか?)がよくわからないし、ゼルにとってドクがどれほど重要だったか(あるいは重要でなかったか)もわからないので、殺すほどのものなのかというのも不明瞭。そういうわけのわからなさによるサスペンスを狙ったのかもしれませんが、正直かんじんな部分もわからないので、ぽかーんとするよりほかありません。フィクションとしてはある程度説明することも必要だと教えてくれる作品。それとも、原作を読めばわかるのでしょうか。原作者が脚本を書いているから、原作を読ませるための手? こういうこじつけでもいいから、説明がないとね![CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-01 08:46:57)

73.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 製作から40年も経っていますが、作品の“核”そのものは古びていない。生物兵器がもたらす無差別大量死というものは、むしろ今日の方が現実味を帯びているかもしれません。そういうこともあって、最後まで引きつけられました。「政治的判断」を扱っているところも、現代に通じるものを持っています。 話としては、無線が使えなくなる段取りから、銃撃戦になるあたりの展開がなかなかうまい。細菌が純粋酸素で死滅するというのは、ウェルズの『宇宙戦争』かクライトンの『アンドロメダ病原体』あたりがヒントになっているのでしょうか。拍子抜けですが、脱出するのなら無害にしておかないとまずいですね。あと、無線のある車両が先頭だと思っていたので、乗客を乗せた車両が転落したのには驚きました。ずっと蚊帳の外に置かれていたのは、やはりおかしいですね。こういう行き当たりばったりなところもありますが、全体としてはよかったと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-24 20:05:46)《改行有》

74.  バルカン超特急 (2013)<TVM> 《ネタバレ》 うーん、面白くない。なんと言っても、主人公であるアイリスに魅力がありません。女優さんは悪くないと思うのですが、あまり「主人公」として描かれていないような気がします。どうも、ミス・フロイが実はいなかったかもしれないと視聴者に思わせたいようなシナリオ・演出です。しかしオリジナルならともかく、有名な作のリメイクなのですから、そういうことをやっても無駄だと思うのですが。この「いたのかいないのかはっきりしない」感が最後までつきまとい、話のポイントもはっきりしないまま進んでしまいました。映画とは違った線を狙ったのでしょうが、はっきり言って失敗でしょう。ユーモアも空回りで面白味が感じられません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-18 19:38:26)

75.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 よくも悪くも昔の映画。当時は宗教の影響もあったのでしょうが、もはや今では過去の遺物といった感じ。「親の抑圧」という点では、現代も通じるものがあると思いますが、必ずしもそこが中心ではないようなので、そこにポイントを置くと肩すかしをくらうかも。とりあえず現代の日本では、あの年代で抑圧する前に子供を殺してしまう親も少なくないようです。話としてはつまらないわけではない。題名にも取られているワーズワースの詩の使い方がうまく、これによって「青年期を脱して大人になる」というテーマが浮かび上がり、かろうじて普遍性を獲得しています。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-07-12 09:18:28)

76.  ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》 最初に見たときはかなり面白かったのですが、改めて見直すとアラが目立つ。とりあえずビオランテというか、ゴジラ細胞の設定がムチャクチャ。「自己再生能力を持つ」って、なんですかそれは。放射能を浴びただけでそんな性質を帯びるのか、はたまたもとから持っていたものなのか。いずれにせよ、ビオランテの設定を正当化するためのご都合主義にしか見えません。あと、ビオランテが勝手に宇宙に登ったり降りてきたり、ほとんどファンタジーとしか思えません。のちの『ゴジラvsデストロイア』でも見られる、大森一樹の「一見すると科学的でもっとらしいが、よく考えるとわけがわからない(ご都合主義)」という特徴が、すでに出ています。さらに、最後にゴジラと戦ったのは、ゴジラの原発進行を止めるためだとしか思えないのですが、そうする理由(恵理加の意志が戻ったわけ)がまったく不明。そこを説明するために三枝未希を出しているはずなのに、これでは意味がありません。全体的に、本作での彼女は単に道具として使われているだけで魅力がない。本領発揮は奇しくもベビーが登場する『ゴジラvsメカゴジラ』以降になったようです。 あと、抗核バクテリアが「核兵器を無効化するので、それ以上の脅威を生み出すもととなる」ということで問題視されていますが、これはかなり強引な考え方でしょう。1作目の『ゴジラ』と同様なテーマを盛り込んだのでしょうが、かなり不自然な取り込み方となってしまいました。そもそも「科学の暴走」というのならば、ゴジラとビオランテがそれを象徴しているはずですから、この2体を派手に暴れさせればいいようなものでしょう。しかし本作では白神博士(親子)を悪役として描けないため、結果的にビオランテにも悪役を振れず、それに代わって抗核バクテリアとそれを巡るバイオメジャーを仇役に仕立てた模様です。このあたりが、非常にバランスが悪く感じてしまいました。それに、「恐ろしいのはゴジラでもビオランテでもない、それを作った人間だ」というのはもっともなのですが、よりによってあんたが言うなよ、と突っ込まざるを得ません。どうも本作も前作同様、意欲ばかりが空回りしたという印象です。とはいえ、後続の作品よりは楽しめる内容になっているでしょう。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-03 22:18:18)《改行有》

77.  箱入り息子の恋 《ネタバレ》 恋愛ドラマだと思ったら、ちょっと外れたところもありましたが。全体としてはよかったけど、事故に会ってからの展開がややありがちで残念。とはいえ、主役2人の魅力はよく出ていたと思うし、役所の人たちや近所のおばちゃんといった脇役陣もよい。とりあえず楽しんで見られました。 で、この映画での異分子が奈穂子の父親。この人、娘のことを「障害者」としか見ていません。そこが、障害者である以前に一個の人間(女性)であると認識している健太郎君との大きな違いでしょう。4人の親の中でいちばん過保護なのもこの人ですし。最後、2人はそれなりに交際を続けている様子ですが、奈穂子の父親は登場しない。つまりすっかり蚊帳の外に置かれているわけで、異分子ぶりを象徴的に表した扱いでした。個人的には、この「障害者である以前に人間である」というところの方が、ポイントが高いです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-06-18 14:23:24)《改行有》

78.  あの子を探して 《ネタバレ》 結局、何をポイントにして見ればいいのか、よくわかりませんでした。農村の貧しさか? ミンジが代理教師になるということ自体、なにやら問題をはらんでいるようで、そういう意味では問題提起を果たしているのでしょう。しかし実際に見ていると、「貧困問題」とやらがあまりにも紋切り型であるためか、それほど重要ポイントとは思えないのです。最後も結局「金で解決」といった感じになりますし。 それよりも、お金のためにやる気のない代理教師を引き受けるミンジの方に興味があります。ホエクーを探すために都会へ行くお金を稼ぐため、図らずもマトモな授業を行うあたり、なかなか楽しめます。もしかするとミンジ自身、生徒たちと共に授業をする楽しさを感じたのかもしれません。そう考えると、あれも後半への大切な経過点だったと思えます。ああいった場面があるから、テレビで涙を流すところで説得力が感じられます。それにしたって、この映画を少女の成長物語と見ていいのかどうか、やはりわかりません。つまらないわけではありませんが、なんとなく始まってなんとなく終わった、ようなものでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-07 05:09:35)《改行有》

79.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド 《ネタバレ》 いわゆる二番煎じ。つまり面白くない。「前世の因縁」とかを完全な後付けで設定したのが失敗で、かえって白けてしまいます。巻き込まれ型の方がよかったのに。前半から派手なアクションが続きますが、派手すぎてそれだけで飽きてしまいました。ユーモアもやや弱くなって残念。ジョナサンは相変わらずでいいけど。イムホテップがえらく情けなくなったのも、なんだかな~。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-22 20:00:00)

80.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 オリジナルは未見ですが、おそらくかなり違うんだろうなー、と思いつつ見ていました。冒険+アクション+ホラー+ユーモアがうまくブレンドされ、気楽に楽しめるいかにもハリウッドな娯楽作となっています。ただ、イムホテップがなぜあんな超人的な能力を発揮できるのかが、いまいち謎(笑)。そうした適度ないい加減さも含めて楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-21 15:45:29)

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