みんなのシネマレビュー |
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61. 首(2023) 《ネタバレ》 日本人なら誰でも知るストーリーの本能寺の変。 そこに新たな1本を投げかけるなら、何か新しい切り口が欲しいところ。 結局、北野監督は良くも悪くもバイオレンスなのか…。 男色多いけど、利家は?[映画館(邦画)] 5点(2023-11-24 23:30:18)《改行有》 62. 沈黙の艦隊(2023) 《ネタバレ》 30年前、ベルリンの壁が崩壊したりする東西冷戦の劇的な転換点の中、沈黙の艦隊はモーニングで連載されていました。 今作、なかなか緊張感がある作品となっています。 しかし、あのマンガでの、してやったり感には及ばなかったような気がします。 何より、ここで終わりかい!といったところで終了。後ろにAmazonが付いているとのことなので、続きはAmazonプライムでということなんでしょうか。[映画館(邦画)] 5点(2023-09-29 23:27:12)《改行有》 63. 君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 当時、映画館でこの映画の予告がよく流れていました。 題名から、カニバリズムを思い起こさせられるので観なかったように思います。 今回、原作本を読んだので、映画の方もみました。 崇める人と同化したい、引き継ぎたいというカニバリズムもあるので、やはり最初の印象は間違ってなかったようです。 もちろん、良い方のカニバリズムでしたが。 映画は、主役の2人が頑張ってます。いい演技ですね。 不治の病は吉永小百合の時代から若手映画の王道です。 ただ、原作では(膵臓は食べていないものの)桜良のようにへと変わっていく春樹が描かれているのに対し、映画の春樹は 教師になっても桜良のようにはなっていません。屈託ありげの恭子への態度も、原作のガムいる君とくっつける方が数段いい と思います。[DVD(邦画)] 5点(2023-02-06 21:50:02)《改行有》 64. 燃えよ剣(2020) 《ネタバレ》 やはり上下2巻を映画にするにはどこかを端折るしかないですね。 新撰組は京都時代が華ですので、ここをメインにするしかないですね。 岡田歳三、殺陣は流石です。 でも、近藤局長との別れのシーンなど、ウ~ン…、もうちょっと感動させてよ!という感じでした。 ちなみに、ここで近藤局長が新撰組のケジメをつけてくれたので、トシも死に場所を求めず、斎藤一、永倉新八のように、生き残る道もあったかもしれません。それではドラマにならないかもしれませんが。[映画館(邦画)] 5点(2021-11-25 20:53:31)《改行有》 65. 散り椿 《ネタバレ》 興行的に苦戦が伝えられる「散り椿」を見てきました。 主演・岡田准一の剣の速さは凄いです。あの速さなら葉が地面に落ちるまでに3回斬れるでしょう。残念なのは周りがその速さについていけていないこと。共演・西島秀俊も頑張っていますが、スピードを落として合わせて貰っている感があります。互角の剣の速さの人を敵にもってくれば立派な剣客劇になったと思います。 葉室麟の作品は日本人の古き良き情感が特長だと思うのですが、岡田准一は間の芝居が出来ていません。この作品の核たるモノを言わずに表現するのは荷が重いのでは? 画についても、この作品では散り椿の画ずらが重要だと思うのですが、あまり印象的に撮られていません。雪も雨もあまり情感に訴えてきません。自然の厳しさが感じられないんです。木村監督なのに…、ガンバ!です。[映画館(邦画)] 5点(2018-10-08 20:41:46)《改行有》 66. 悪人 《ネタバレ》 ヒロインを演じた深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞したというタイミングばっちりの宣伝に乗せられ、早速見てきました。流石に出演者の皆さんは賞をとるに相応しい熱演でした。でも、ストーリーとしては、殺人犯も根っからの悪人ではないといったステレオタイプの話で、重苦しい映画でしたが、後になにも残らない感じです。登場人物それぞれのサブストーリーを織り込むものだから焦点がぼけてしまっている印象でした。原作は未読なのですけど、原作に忠実なつくりなのでしょうか。原作は、大佛次郎賞と毎日出版文化賞を受賞したということです。場面つなぎの編集が、特に前半、雑なところがちょっと気になりました。 [映画館(邦画)] 5点(2010-09-11 14:34:45)《改行有》 67. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜 《ネタバレ》 期待して初日に観に行ってきました。 んー、でもイマイチのれませんでした。 もう少し洗練されたdisりを期待してしまったのか? 風が吹くと止まってしまうのは武蔵野線だなぁと思ったり、京都が桓武天皇を出してくるなら 滋賀は天智天皇だろう…と思ったり。 でも、映画館では前作に続き、大きな笑い声が聞こえたので、私が期待しすぎだったのかもし れない。[映画館(邦画)] 4点(2023-11-23 21:59:09)《改行有》 68. ホーンテッドマンション(2023) 《ネタバレ》 他の映画を見るつもりだったけど時間があわず、こちらを鑑賞。 う~ん、なんか対象がぼやけてしまった映画でした。 一生懸命、つくろうとはしているんですけどね。 やっぱり、ホーンテッドマンションはディズニーランドで楽しむべきです。[映画館(字幕)] 4点(2023-09-01 23:40:43)《改行有》 69. エターナルズ 《ネタバレ》 監督・脚本は「ノマドランド」のクロエ・ジャオがつとめる!との触れ込みだったので見に行きました。 けど、アベンジャーズの方が良かった…。 個々の話があってこその集団戦だと思うのだけど、個々のバックボーンが分からないまま集団戦。 知的生命体が必要?養分にもなってないし、関係ないのでは? ディヴィアンツって、結局、戦いの相手として必要なだけでは? 裏切りがあっても最後は一緒にというのは従来からのご都合主義だけれど…、なんだかなという感じ。 流行のマイノリティに配慮してます風のつくりもストーリーに生きてこそでは。 マーベルは娯楽に特化して良いと思う。 [映画館(字幕)] 4点(2021-11-06 08:07:57)《改行有》 70. ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 驚いた第1作。そして、次の第2作。 「今度はシュワちゃんが味方なんだよ。」って、それ言っちゃダメでしょ、 なんて言ってから、もう30年ほどが経ったんですね。 そのT2の正当な続編なんて言うもんだから、期待して見に行きました。 結果。がっかり。つまらない派生ものの一つでした。 歳とってファミリーなターミネーターって何? アナ雪的なターミネーター風のB級アクション映画。 ターミネーターは1作と2作で完結。派生ものは、その世界観を壊すだけ。 そう確信しました。[映画館(字幕)] 4点(2019-11-09 22:23:56)(良:2票) 《改行有》 71. ルパン三世(2014) 男ばかりで映画館に連れ立って「カリオストロの城」を見に行った世代にとって、ルパン三世は世界観が出来上がっていて、受け入れられるのは難しいと思う。 むしろ、昔のアニメを知らない世代の方が評価は高くなるのでは。 出演者は、当然の逆風が予想される中、頑張っていると思う。オリジナルに対して敬意を表しているのが感じられる。[映画館(邦画)] 4点(2014-08-31 01:09:05)(良:1票) 《改行有》 72. ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 いけません。これはジョン・マクレーンではありません。 ダイ・ハードっていうのは、超人ではなく普通の人がガンバってガンバって悪を倒すというものであったはずです。今作では、車を一般人から略奪して超人的に暴れまわっています。これは映画名だけを貰った、他のシリーズの映画とみた方が良い映画です。 1作目の出来に驚き、2作目以降を見てきた者としては、1点もあげられないような作品ですが、IMAX環境で見たアクションシーンは迫力があったので、4点にしておきます。[映画館(字幕)] 4点(2013-02-17 08:55:28)《改行有》 73. X-MEN:アポカリプス 《ネタバレ》 うーん、久しぶりに壮大なダメ映画でした。派手な映画ではありましたが。 強敵アポカリプスは、古代に初登場した時は期待が高まるものでしたが、街中での数人の寄り合いで復活?あとはしぶといだけで自分では何もせずに最後は集中攻撃を受けておしまい。 各キャラクターも何がやりたいのか分からない。アポカリプスに便乗して散々壊しておいてお咎めなし…。見終わった後にモヤモヤが残りました。[映画館(字幕)] 3点(2016-08-11 19:45:36)(良:1票) 《改行有》 74. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! これまで踊るシリーズを見てきた中で、今作は同窓会以外のなにものでもありません。TVシリーズや映画の前作などを見てきた人ならば懐かしいと思うところもあるかもしれませんが、今作品だけでみれば、残念ながら、印象に残るところが何もありません。[映画館(邦画)] 3点(2010-07-19 23:36:23) 75. LUCY ルーシー 《ネタバレ》 リュック・ベッソンが何やら哲学的になっちゃっています。 もっといつも通りアクションでいいのに。 序盤こそ期待させるつくりだったものの、「覚醒」してからは何がやりたいんだか分からない状態。 それに、敵役が弱い!弱すぎ! 予告編でも、脳が覚醒してもそれはできないと思ってましたが、地球誕生まで行ってしまうとは。細胞の記憶って言ったって、生物いないでしょ。もう設定に説得力なさすぎ。 「解釈の余地を残したエンディングで興行成績次第では続編も」なんて太鼓持ちの紹介記事があったけれど、ないない![映画館(字幕)] 2点(2014-08-30 08:49:05)《改行有》 76. ツリー・オブ・ライフ 芸術作品でした。芸術作品すぎました。父と子の葛藤という普遍のテーマを扱った作品という触れ込みで、もっと「世俗的」な映画を期待していました。映像の綺麗さや壮大さは認めますが、退屈でした。[映画館(字幕)] 2点(2011-08-22 20:37:32) 77. 死霊の盆踊り 《ネタバレ》 ついに見ました。 これだけ映画がある中で、圧倒的な最低点を叩き出している映画を。 通常はあまりにも評価が低い映画は避けるものですけど、この映画のように断然低いとなると、まるで義務のように感じて見てしまいました。 で、見たところ、くだらないの一言です。 原題は「ORGY OF DEAD」。直訳すると「死霊の乱痴気騒ぎ」といったところでしょうか。規制に引っ掛からないようにストリップを永延と流しているのですが、殆どがプロの踊り子のはずなのに何とも井森美幸のダンスなんです。ダンスレベルはまさに盆踊りです。でも、映画のレベルとしては、ちゃんとつくっていてもしょうもない映画があるなかでは、まだマシなような気もします。 点数的には1点か2点というところでしょう。しかし、本サイトの0点の評価基準である「超激しょぼ映画でも、ある意味貴重」にマッチしているので、敬意を表してやはり0点にします![DVD(字幕)] 0点(2015-05-06 22:49:56)《改行有》
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