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781.  8月の家族たち 《ネタバレ》 ぜんっぜん面白い映画じゃないです、ヒドイ映画ということじゃありません。 観終わったあと「ふー」と疲労感のため息です。 いろんな観かたがあると思うけど、私がいちばん感心したのは 「ジュリア・ロバーツがついに室内演技合戦シリアス映画に馴染むようになった」てことです たぶんほぼノーメイクで白髪も染めず、体もシェイプアップしてなくてあの笑顔も無し。 ぜんぜんキレイじゃないジュリア・ロバーツを映画で初めて見ました。彼女ももう50歳ちかいんですねぇ。父親役のサム・シェパードと妹の怪しい婚約者ダーモット・マローニーは昔、恋人役で共演してるんだよねーなどと感慨深いのでした。 メリル・ストリープは言わずもがなってかんじで、あれくらいできて当たり前と思うわけで。 バイオレットは3人も産んだのに母親よりもはるかに女の部分が勝ってる人なんだと思う。 自分より若い女に対して「あんたはもう年、ババア」とか言う人ってたいていそうです、彼女の場合プラス健康てこともあるんだと思う。 久しぶりに家族親族が集まったのはいいけどなんか余計にグチャグチャのカオス状態になって終わってしまいました、次に集う時はバイオレットの葬式だな、なんてラストで思った次第です。 そうなったら、なんとなくまた家族として数日間過ごすんでしょうね、その時はバーバラがバイオレットになってるかもしれません、これも受け継がれていくもののひとつなんでしょう。 キリキリと胃が痛くなるような罵倒の連続の中、カンバーバッチの弾き語りにしばし癒され クリス・クーパーの「なんでそんな口の利き方をするんだ!」の一喝でスカっとさせていただきました、はい。 そして忘れちゃいけないジュリエット・ルイスの登場、アタマのネジが外れかかってるみたいなはすっぱな雰囲気は今も健在でした。なんだか話の内容とは違う部分に感動した映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-06 16:54:26)(良:1票) 《改行有》

782.  世界にひとつのプレイブック 《ネタバレ》 ジェニファー・ローレンスはこれでオスカー主演女優賞だったんですか。う~~ん、ちょっと早すぎたと思いました。若さを前面に出した突っ張った威勢のいい演技って感じです、それとなんであんなアイメイクにしたんだろ、キツイ印象にしたかったんだろうけどね。 メンタル系の病気を抱えた人とその家族の話にしては繊細さはなく、ドタバタホームドラマみたいな雰囲気なんですが、かえってリアルなのかもしれません。制作者はラブコメのつもりだったのかもしれないとまで思わせる作風です。 後半は心に傷を抱えた男女のラブストーリーの様相が強くなりましたね。なんだか騒々しい人々の日常という感じの映画でした。 パットの性格は完全に父親譲りでしょ、その父親役のロバート・デ・ニーロこそ助演男優賞もらってもいいんじゃないかと思った次第です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-17 16:02:24)《改行有》

783.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 やっぱりケネス・ブラナーだったんだ、やけにクールで今まで見たなかでいちばんかっこいいブラナーでした。監督もしてるんですね。 そうか、だからレストランでのキーラ・ナイトレイとの会話のシーンがすごくイイ感じだったわけだ。会話中心のシーンとなればブラナーはさすがですね。 ブラナー自身が演じているチェレヴィンが出てくるシーンが全て非常にスタイリッシュです、コスナーのシーンは特にどうということはないです、ここんとこがなんか可笑しかったです(笑) しかしライアン役がミスキャストのような気がしてならないの、B級スポ根モノとか戦争モノの兵士のひとりで出てきそうな俳優さん、残念でした。 しょうがないのかもしれないけど、ジャック・ライアンシリーズ過去3作観た私としては時代設定がちょっと違和感あったし、アクションシーンが見にくい、目がまわる。 ま、可もなく不可もなく、退屈はしないアクションものって感じでした。 イーサン・ハント ジェイソン・ボーンそしてジャック・ライアン。 なんだかんだいってもCIA絡みのシリーズものは大好きです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-11 11:27:08)《改行有》

784.  アンコール!! 《ネタバレ》 偏屈じーさんが今までなんとかやってこれたのは奥さんの人柄あってのもの、なのでデキた奥さんマリオンがいなくなってからがいよいよ本題みたいな感じ。 テレンス・スタンプもついに老後の生き方云々なんていう映画に。ドラァグクイーンにはなってるんですが、あの時のダンスはひどかった、歌のほうはどうなっちゃうんだろうなんて思いながら観てました。 もうそのまんま王道なんですが、こういう映画って練習風景のテンポよく流れるシーンがいいんですよ。あと、イギリスの一般的な住宅街の風景ってなんか落ち着きます。 息子役のクリストファー・エクルストンがほんとの親子みたいに似てる、テレンス・スタンプの若い頃の画像見るとびっくりしちゃいます、おじいちゃんになったけど鋭い目元は健在、ヴァネッサ・レッドグレーヴもいくつになっても品がありますねー[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-30 00:09:42)《改行有》

785.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 とてもキレイなその後でした。 オープニングの墜落事故のシーンがあっけなく終り、必要最小限の人物で何か不自然な流れに「あれ?これって。。。」とすぐに感じるものの、全体の雰囲気、カメラ、ロケーションが洗練されていて美しく、静かに進行していくところに惹かれました。 ビジュアルや雰囲気を味わう映画という感じ。 人は必ず死ぬけれども、予期しない突然の死となればまわりはもちろん、本人も覚悟はできない、そういう恐怖とか不安に対するひとつの提案とでもいうのでしょうか、親しかった人が迎えに来てくれる、なんかちょっと安心するじゃないですか。迎えに来る人たちがみんなほんとに優しくいい人たちなんです。。。可愛がってたワンコまで・・・健気です。 自覚しながらも責任感から最後まで見守っているパイロット役のデヴィッド・モースが切なかったです。 観終わったあと、なんとなく味わったことのある雰囲気だなあと思って、そうだ「ステイ」だ、と思い出しました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-09 12:23:22)《改行有》

786.  ピアニスト 《ネタバレ》 本作は、妄想部分を指摘するより現実部分をあげたほうが早いと思う。 そうなると全ての辻褄が合うのです。 トイレのシーンからのワルターとの絡みはエリカ先生の妄想でしょう。あの状況でアレはないし、自宅で母親を締め出すなんていうところもまさしくって感じです。 アダルトショップ、ドラマや映画から見聞きした知識を彼女なりに組み立てたストーリーです。なので奇抜だけどとてつもなく幼い。 トイレでワルターに命令するところはエリカ自身があのように母親から育てられたとこからきてると思う。 たぶんメンタルからくるホルモンのアンバランスで生理も止まってしまっている(コレ、タダ事じゃありません、赤信号。体から出ている悲鳴です) 生理を実感したいからなんだろうけどその発想ですよ、問題は。ラストもそうだけど自傷行為にまで及んでしまっているエリカ先生。自分の存在、生きていることを確認できるのは彼女の場合「痛み」なんですね。しかしそういう自分をひたすら隠すべく鎧でガチガチ、あの無表情と腕組がソレ。 誰か早く気付いて病院に連れて行ってあげてと切に思った次第です。 芸術の才能はあっても、母親の存在と抑圧され壊れてしまった独身中年女の性癖を見せてもらったわけですが、男女関係なくこういう人は特別珍しいことでもないだろうし、だからナニ? ただこの監督はこういう女に対して見下した感情をもっているのかな。 見守る、認めるとか優しさや愛情がみじんも感じられないのがとても気になりました。というかとても暴力的な描き方です。 妄想部分がすんなり理解できてしまい、意外性が殆どみられないところがわたしにとって大きなマイナスです。でもやはりカンヌが好きそうな映画ですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-22 21:08:42)《改行有》

787.  フローレス 《ネタバレ》 やはりデ・ニーロとホフマンの演技、二人とも心の内を表情で見せるというのが上手いんですよねーさすがです。 でも映画全体としてはあんまりピンとこない、しっくりしなかったです。演技派の名優二人が何かもったいない。 突然の病、障害がきっかけで価値観とか意識が変わる、そこまでの葛藤とか、世間一般と言われる枠からはみ出してしまった者同士とか、そういうものを描いているのだけど、そういうハナシによくある家族の物語、雰囲気ではなくちょっとシチュエーション変えてみましたな感じ。 縁もなく嫌悪の対象だったゲイとの交流、理解ていうのは珍しくないし、むしろ好きです。エンディングのレッスンシーンはオマケ感もあって得した気分。 ただあのチンピラが最初から最後まで関わってくるっていうのはどうなのかなあ ジョエル・シューマカーという監督はハリウッド的な娯楽性とかハラハラ感をくっつけないと気が済まないのか?作品も大味なものが多いと思います。 本作を観ながら、「ああ、そういえばフィリップ・シーモア・ホフマンはもういないんだなあ」と気づきました、昔からクセがあってちらっと出てくるだけでもすごいインパクトのある俳優さんでした 脇役からじわじわキャリアアップしてオスカー俳優にもなったのに。。。まだ46才また薬物か・・・残念です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-11 15:51:04)《改行有》

788.  ヒッチコック 《ネタバレ》 この時代の雰囲気ってやっぱりいいですね。 「サイコ」てモノクロでしょ、でも撮影シーンはもちろん色付き。モノクロ映画って今となっては貴重なモノというように感じてしまいました。 内容はヒッチコック夫妻のヤキモチ合戦が軸に語られているような感じで、どっちかっていうとヒッチコック自身より奥さんのアルマが主人公みたいでした。 映画としてのクオリティの高さっていうことになれば話は別って感じだけど。 ヒッチコック作品てサスペンスだけどどこか皮肉で可笑しい、本作もコミカルです。 「サイコ」は何回も観ているので、こんなふうに制作されたんだぁと興味深かったです。 秘書のペギーがトニ・コレットというのにいちばんびっくりしました、エンディングのクレジットを観た時はどこに出てたのかさっぱりわかりませんでした、本作での唯一の仕掛けかな??(笑) [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-22 23:39:04)《改行有》

789.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 戦場での想像をはるかに超える体験での戦争後遺症に焦点を当てている話ではなかったです。 デキのいい兄と不出来な弟というのだけじゃなく、器量のいい妹とそうでもない姉っていうのもさりげなく語られてます。 兄は戦場で捕虜となり家族には死んだと報告がいってしまった、そこから不出来な弟がかなり頼りがいのある人物だったことがわかるのですね、帰還してみたら自分の家族が弟に乗っ取られてるみたいなね。「あんなことまでして生き延び、帰ってきた自分てなんだ?」みたいなのもあったかもしれないですね。 夫の父親の死を乗り越えかけた奥さんと娘たち、しかも帰ってきたのはいいけど精神を病んで人が変わってしまっている、お互い戸惑いと気まずさの中での毎日です、戦場で何があったかを告白したとこからが始まりなんだなと思いました、映画ではここがラストですけどね。 だだね、私としてはトビー・マグワイアがちょっとイメージ違う気がしてしょうがなかったです。 オリジナルはスサンネ・ビアの「ある愛の風景」なんですね、家族に起こるアクシデントとその成り行き。。。まさしくって感じです。オリジナルを観なきゃいかんと思いました。 それはそうと亡くなった兵士の奥さん役の女優さん、かわいらしくてイイ感じだなぁと思ったらリメイク版「華麗なるギャツビー」でデイジーやってるんですね、やっぱり印象に残る人っていうのはしっかり出てくるもんですねぇ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-20 18:42:35)《改行有》

790.  007/スカイフォール 率直に言って何を観ているのかわからなかったです。コレ007だけど主役はMでした。どうしてこんなにダークになってしまったんでしょーか、繰り返しますがコレ007ですよね? ハビエル・パルデムの不気味な悪役は慣れてしまったのか、さほどのインパクトなく、その目的にびっくり仰天!! だってあなた、自分が期待するようにMに愛してもらえず切られたことへの復讐て・・・ まさか007でこういうものを見せられるとは思っとりませんでした、さすがサム・メンデスです。 007ならではってものが無いし、特にユーモアね。 レイフ・ファインズがMに就任したようで、これから期待できるのかしら。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-22 01:07:36)(良:2票) 《改行有》

791.  八日目の蝉 《ネタバレ》 ここでの評判が良いようなので鑑賞してみました。 実際にあった事件を題材としていると思いました、誘拐ではなく放火して子供だけ死んでしまったというところが違いますが、そこに至るまでが酷似しているの、実在の夫婦も離婚はしなかったですね。私としては信じられないけど。 二人の女からは母性は感じません、女同士の意地です。男は憎くない、しかしお互い向こう側にいる女が憎くてしょうがないんですな。 まずびっくりしたのは秋山家の乱雑さ汚さ、片づけられず清潔な家を維持する能力がなく、初産の生後4か月の子供を家に置いたまま出かけられるという信じがたい神経と思考を持つ女と、無謀にも不倫相手の子供を妊娠し、当たり前のように名前まで決めている、結局中絶を決めたのは自分自身であるのに被害者意識のカタマリの女。避妊は女の責任ですし、そもそも希和子は望んで妊娠したわけですよ。 そういう女二人が奪い合う男とはこんなものです。 結局一人では手に負えずわけのわからんカルト教団に逃げ込む希和子、余るほどの女手があったから子供は無事育った。 実母も希和子も子供のことよりも自分が優先、誘拐も逃亡も完全に希和子のエゴだし、潜在的な復讐ですよ。公判での「感謝しています」とは恵津子への嫌味のなにものでもないわね。この期に及んでよく言えたわね、盗人猛々しいとはこのことですよ。 業の深い二人の女の憎しみが基盤の中で生まれ育ち、布団敷きっぱなしの雑然とした部屋に住み、不倫相手の子供を妊娠する恵里菜、実母と希和子をしっかり受け継いでしまった。 しかし千草の登場がきっかけとなり、恵里菜が自分の過去と向き合い、そこから解放されるという成長ものだと思います。八日目の蝉とは恵里菜のことだと思いました。 しかし負の連鎖はまだ続く、過去に恵里菜にすがる千草、二人でエンジェルホームしないことを願いながら観終わりました。 えーっと、希和子に同情がいくようなキャスティング、演出でテーマが見えにくくなっていると思います、ここが大きなマイナスです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-25 12:25:56)(良:2票) 《改行有》

792.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 オスカー受賞映画でイギリス映画だけどインドでクイズ番組で・・・これくらいの知識で、どうしてこうなったのか繋がりがよくわからないし、予測し辛い映画という感じ。 実体験から得た知識が幸運にもクイズの答えを考える必要なく知っていたわけで、なぜ知りえたかを観せるというアイデアと構成は新しいといっていいと思います。 けれどただそれだけという感じ。これって皮肉も入っているのかな? 躍動感のある映像は素晴らしいし、兄弟の性質の違いをくっきり描いているところがいいわね。 観終わって、深く感動、感慨にふける作品ではなかったです。ラストのダンスシーンで感動させようと思って制作したんじゃないというのもわかったし。「痛快な映画」と言った方があってるかな。 しかしですね、あの汚物と不潔感に私は拒否反応、そして上手に歌ったことがアダとなった男の子にはショックが大きすぎました、あのシーンはとっさに目をそらしたわよ。ダニー・ボイル、いくらなんでもやりすぎだし、あそこだけは許せない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-03 11:34:13)《改行有》

793.  理想の彼氏 とにかく何もかもありきたりの設定だし、ケンカしようが別れようがどうしようがハッピーエンドになるのがラブコメのルールなので、「ふーん」てな感じなんですけど、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが予想以上にすごくいいです。 いつもかなりコージャスな雰囲気だけど、ここではそれを感じないナチュラル系のメイクがいい。特にアイメイクがいつもとはかなり違う。 秋からクリスマスシーズンになんとなく流すようにして観るのにいいかな、意外と癒されるかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-16 13:17:20)(良:1票) 《改行有》

794.  ロンリー・ブラッド マドンナ絶好調の当時、主題歌と共にこの映画のことは知っていたけど、なんだか暗そうで観る気になれませんでした。トム・クルーズのほうが軽くて楽しめたしね。 実話だそうですね、これも運命だから仕方ないという出来事とは思いたくないです。 ルックスも演技力も存在感も最高の俳優が演じているのが欠点でもあると言える。 どういっていいのか、実際にはあり得ないかっこよさとか切なさみたいな感傷的なものが出てきちゃう。根本的な部分が見えにくくなってしまうような気がしないでもない。 ワルの父親に一時的に憧れる未熟な息子、これはしかたがないです。しかし母親は何をやっていたのか。そこを描かないから実話と言われてもあんまりピンとこないんです。 こんな実話を映画にするなら、きちんと問題提起すべきだと思うけどそれがほとんどないのが納得いきませんでした。 出てくる女たちがことごとくあまりに無力すぎで、女の私はそこにイライラしました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-20 01:17:44)(良:1票) 《改行有》

795.  アメリカの影 もう10年以上前にカサヴェテスの特集をやっていて、放送されたものは全て録画したんですが、コレがいちばん印象薄かった、別に面白くも何ともなかったです。でもこの凄いドライ感となんともいえない危うさっていうのかしら、制作されたのが59年っていうのがなんかいちばん驚かされます。 衛星で深夜にまたまた放送されていたので再見しました。 ジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」って本作に影響されているところが多いんじゃないか?なんてことを今回思いました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-15 11:35:11)《改行有》

796.  俺たちフィギュアスケーター この徹底したおバカぶりはいいんですけど、ベン・スティラーほどの格はないですね。 あそこまで理屈抜きで愉しめない、面白くないんです。 センスの差なのかなあ、でも「ミス・ア・シング」は恐ろしいほど合ってます、これはサイコー。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-09 01:40:56)《改行有》

797.  地中海殺人事件 中高生の頃からだったかなあ、クリスティと横溝正史が次々映画になったのは。 あの頃ミステリーが流行ってました。でもね、こういうシリーズって回を追うごとにパワーダウンしていくんです、なぜか。観るほうが飽きてきちゃうのかな? 本作も当時は「もうクリスティはいいよ」って印象でしたけど、何年かぶりに再見しました。悪趣味スレスレの衣装がいいです、クリスティは時代設定と登場人物それぞれの人となりと絡み具合がいいです。そしてあの優雅さね。 ただ、ピーター・ユスティノフのポアロはなんかちょっと違う感じ、デヴィッド・スーシェがハマリすぎだからかな? 殺人事件はイヤだけど、あんな静かできれいな所にバカンスで行きたいものですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-09 01:23:24)《改行有》

798.  ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 これはずいぶん前に観ましたが再見する気にならない作品です。観ているのが非常に苦しいのがその理由です。不治の病に苦しむ子供ではなく、スーザン・サランドン演じる母親を見ているのが苦しい。確かに奇跡を起こした実話であるという部分は本当にすごいことです。 子供が風邪で熱を出してグッタリ寝ている姿でさえ、なんだか不憫で代われるものなら代わってあげたいと思うものなのに、不治の病だなんて自分がどうなるか想像もできません、なのでこの両親に対しては何も言えません。ひたすら頭が下がります。 ただ映画として観る場合、特に母親の、人を寄せ付けない跳ね付けるような、愛情というよりもむしろ狂気に近い姿を、同じく子を持つ母親であり、こうなっても当然かもしれないと思いながらも何か素直に受け入れられませんでした。やはり愛情と狂気は表裏一体ですね。 「不治の病の息子を助けるため」と言われたら不本意ながらも誰も何も言えなくなってしまうのも事実なわけです、この両親と関わった人たちの中には思いもかけず、迷惑をかけられた人たちもいるのではないでしょうか、そういう部分が極力省略されてしまっているような気がしないでもないです、厳しすぎるのかもしれないけど結果よければ全て良しみたいな終わり方が気になりました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-10 14:04:52)《改行有》

799.  消されたヘッドライン 《ネタバレ》 イギリスのTVドラマシリーズの映画化だそうですね、それなら舞台もロンドンにしてほしかったなあ、さしずめヘレン・ミレンはあの中でクイーンですかね、ラッセル・クロウに「デブ」と言えちゃうもの。でもなんだか添え物、置物みたいで気になりました、勿体ないです。 すごく微妙です、ベテラン新聞記者が自分の流儀でどんどん事件を追い、真相に迫っていくところとか「あらまあ、まだこんなオチが用意されてたんだ」みたいなちょっとしたどんでんもあるところは良いんですが、とにかく人物描写が薄い。 サラサラ~と流れはいいけど深みがないんですよ。特にあの殺し屋の存在がわけわかりません、どうやら雇い主に命令されたわけでもなく4人も殺した?のに第三者のセリフだけで説明するとは手抜きもいいとこだと思った。でも退屈はしないサスペンスですね。 ラッセル・クロウとベン・アフレックが大学時代の親友というのもイメージ的にビミョー、アフレックの政治家役というのもビミョー、久しぶりに見たジェフ・ダニエルズは中年というよりすっかり老年という感じになっていてショック。 そして・・・肉付きがよいのはまあ、許せるんですが、ラッセルのあの長髪はなんとかならなかったものか・・・ここがいちばん残念、無念でした。 しかし、私も人のことは言えないけど・・・「LAコンフィデンシャル」では人差し指のみでタイプを打っていた、「インサイダー」でのマウスの動かし方は不器用、不自然極まりなかった、けれど本作ではブラインドタッチといってもいい見事なタイピングを見せてくれた。ラッセル・クロウは確実に進化している。プロフェッショナルですな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-31 11:30:12)(良:1票) 《改行有》

800.  ALI アリ まるでドキュメンタリーのようでした。映画としたら最初から最後まで惹き込まれてしまうような魅力はありません。何か「インサイダー」と似たものを感じた。「インサイダー」は堪能できたんですよ、何が違うんだろう。マイケル・マンはアリという人を結構厳しい目で描いたんじゃないかな、なんてことも思いました。 そういえば観ました、アントニオ猪木との試合。もうその日は日本中が注目したんじゃなかったかなぁ、でも期待だけさせて何もなく終わったのを憶えています、猪木さんはずっとリングに座り込んでいました。 「猪木ボンバイエ」ってアリからきてるんだ、ひとつ物知りになった気分です。 でもウィル・スミスのチャーミングさとアリのインタビューでのウィットに富むコメントはいいですね、そしてマイケル・マンの映画はほんとに音楽がいい。 とにかくやっぱり闘う男はカッコイイ、男の特権だと思うのよ、惚れちゃうもん。 でもこういう男に惚れた女は大変なんですよねぇ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-15 20:35:55)《改行有》

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