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821.  告発  マーク・ロッコという監督は全然知らなかったんだが、個人的に御贔屓のケビン・ベーコンが出てるし、クリスチャン・スレーターや曲者ゲイリー・オールドマンまで共演しているとあって「面白そう」と何気なく観始めたら…!!かのアルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ実話ですと?マジ?そりゃ閉鎖にもなるわな。兎に角ヒドイ非道過ぎる囚人待遇!!ケビン・ベーコン魂の名演技に圧倒されてしまった。本来、主演は若き弁護士を演じるクリスチャン・スレーターだったハズだが、完全にケビンに喰われまくっていて影が薄いの何の。ただ…実話だとしたら何故アルカトラズへの再収監は防げなかったのか?不敵に「Welcome back!」とケビンを出迎える所長ゲイリー・オールドマンの憎々しさはもう鳥肌モノ。余りに救いの無いラストは、ケビンが刑務所閉鎖のスケープゴートにされた感が拭えず何ともやりきれない。本作以来、監督のマーク・ロッコは要チェック!!と思って気をつけてるんだけど、未だ新作は…無し。うーーーーん、一体どうしたんだろ?あ、取り敢えず8点。この重々しい後味の悪さは矢張り「王道」じゃないから…ネ。でも90年代では有数の力作であることは間違い無い。しかしオスカーに一切ノミネートされていなかったとは…(絶句)!!「ベイブ」とかより断然こっちだろう?オスカー選考基準は時々どうにも理解し難い。ケビンも何の賞も得ること無く終わりなんて…アンビリーバボー!!8点(2003-02-26 01:29:39)

822.  スーパーマンII/冒険篇  監督がリチャード・レスターに交代したシリーズ第2作目の本作は…意外や前作を(個人的に)凌ぐ面白さ!!MVPは凄味のある悪役ゾッド将軍を演じた(ハゲの)テレンス・スタンプ。こういう主役をタジタジに追い込む迫力のある悪役がいるからこそ、ヒーローがより映えるってモンだよ、ウン。しかもケバい女超人サラ・ダグラスに大男(名前は知らん)まで従えて圧倒的に迫るから、正にスーパーマン危うし!!て感じで弥が上にも盛り上がる。相変わらずロイス役はマーゴット・キッダーで個人的にどうも頂けないが、イヴ役のヴァレリー・ペリンが色っぽかったからマァ良しとしよう。ただ…ラストで余りに腰砕けなんで7点。ルーサーうざいよ、マジで!!7点(2003-02-25 04:54:57)(良:1票)

823.  戦争のはらわた  ドイツ軍が完全に主役の映画ってのは意外にありそうで無い。その意味でも本作の占める位置は特異なモノではある。ただ、ペキンパーも矢張りアメリカ人なので米軍をやられ役にする訳にもいかず、東部ロシア戦線を舞台にソ連兵をやられ役に仕立て上げる辺りの安直さは勿論減点対象。キッチリ割り引かせて頂く。あと、あれだけの仕打ちを受けながらコバーンがマクシミリアン・シェルを派手にブッ殺さなかったのも個人的に消化不良。最後はどなたも仰っている邦題の陳腐さ!!グロいホラー映画「悪魔のはらわた」(1974年米・伊 監督:ポール・モリセイ 主演:ウド・キア)にあやかろうとでもしたのか?当時の配給元は。一体何考えてんだ?モロ直訳で「鉄十字(勲章)」乃至は片仮名そのまんまで「クロス・オブ・アイアン」てな感じの方がよっぽどマシだったぞ!!センス悪過ぎにも程があるわ!!プンプン。よって7点。7点(2003-02-25 04:24:06)

824.  フラットライナーズ(1990)  ジョエル・シュマッチャーって監督は本作や「フォーリング・ダウン」といった奇妙な味の作品を撮るヒトだなぁ…という印象が強い。演出力は結構安定してるし、部分的には上手いと思わせる場面も無いではないが、一本筋金が入っている、という迄には至っていない。本作でも折角面白そうな題材なのにホラーへ逃げちゃダメだろう。臨死体験シーンが凄く迫力ある割に何とも腰砕けに終わって個人的に失望。ケビン・ベーコン主演だから期待してたのに…。ピーター・フィラルディの脚本に根本的な問題があるように思う。悪いけど…6点!6点(2003-02-25 03:44:19)

825.  バンビ  フェリックス・ザルテンの原作をディズニーが1942年に鮮やかに映画化したのが本作。佳曲"Little April Shower"(「四月の雨」)のコーラスの美しさと、今を去ること61年前の映像とは思えぬ見事さに酔いしれましょう。かの手塚治虫氏に「ジャングル大帝」をインスパイアさせた(に相違ない)功績は計り知れないモノがある!!と個人的には思いますので…8点。え?どこがかって?偉大なる父鹿グレート・スタッグとか、母鹿が人間に捕まるとか、幼馴染みと所帯を持って凛々しく成長するとか…当時手塚氏は劇場でコレを観て絶対に影響受けまくったハズ(断言)。でなきゃ、偶然にしてはプロット似過ぎ!!8点(2003-02-25 03:22:52)

826.  陽のあたる場所  モンゴメリー・クリフト扮するジョージ・イーストマンは何故シェリー・ウィンタース演じるアリスに殺意を抱いたのか?明白である。芳紀19歳のエリザベス・テイラー演ずる令嬢アンジェラに魅せられたから。二人を比べてどっちを取る?どう考えてもアンジェラに決まっているじゃないか!!しかし、この美少女と結ばれるにはアリスが邪魔だ。だが、妊娠させてしまったからには簡単には別れてくれそうもないし、何より関係をアンジェラにバラされては元も子も無い。こうなったら…アリスを殺すしか…。ジョージの思考回路を台詞ナシで観客のヴィジュアルに直に訴えて実に抜群の説得力!!それ程までに本作でのテイラーの美貌は溢れんばかりの輝きを放っているというコト。シオドア・ドライサーの原作「アメリカの悲劇」はジョセフ・フォン・スタンバーグ監督によって1931年に同名で映画化されており、コレ又傑作だが、本作も名匠ジョージ・スティーブンスの手により、勝るとも劣らぬ名作の風格を備えていると言えよう。強いて言えば、レイモンド・バー演じる検事のオーヴァー・アクトは本作の静謐さをブチ壊しており、何とも目障りなのが玉に瑕。よって1点マイナス。9点(2003-02-24 04:24:25)(良:1票)

827.  グローリー  南北戦争秘話なんだが…主役のマシュー・ブロデリック…だっけ?確かエメリッヒの「GODZILLA」にも出てた…よね?あのトッチャン坊やが作品を限りなくスポイルしていてホントにもう台無し!!隊長の貫禄も威厳もまるでナシ!!まぁ、オスカー助演男優賞のデンゼル・ワシントンとかモーガン・フリーマンとか黒人側は結構良かっただけに致命的なミスキャストだと感じた。惜しい!7点。7点(2003-02-24 03:16:15)

828.  刑事コロンボ/さらば提督<TVM>  大体「刑事コロンボ」の秀抜な点は倒叙推理という、犯罪を見せておいて如何に犯人の狡知を突き崩すか、にあったのに普通の犯人探しなんて…。変化球とかヴァリエーションでは片付けられない、作品の根幹に関わる駄作と呼ばせて頂こう。ロバート・ヴォーン哀れ。5点。5点(2003-02-24 02:52:58)

829.  ジョニーは戦場へ行った  ダルトン・トランボというシナリオ・ライターを御存じの方は可成りの映画通です。戦前から活躍し、戦後間もなく全米を覆ったマッカーシズム所謂”赤狩り”で映画界を追われ、逮捕・投獄の憂き目に遭いました。出所後、職もなく苦慮する彼に救いの手を差し伸べた一人がウィリアム・ワイラーです。イアン・マクラレン・ハンター名義で彼がシナリオを書いたワイラーの作品が、アノ不朽の名作「ローマの休日」であることは今や有名な話ですね。その後も暫くは偽名での脚本を何本も執筆してきましたが、60年代に入って漸く本名を名乗るようになりました。そんな彼の唯一の監督作品が本作です。そもそもトランボが第1次大戦を元に原作小説「ジョニーは銃を取った」を発表したのは1938年のことでした。あまりに重く救いの無いストーリーに、映画化を積極的に検討するプロデューサーなど誰もいるハズもありません。自身で映画化に踏み切ったのは実に33年後の1971年でした。当然脚本も彼自身です。正に執念の為せる業と言うより外にありません。こうした背景を踏まえて観れば、安直な70年代テイストの後味悪さと全く次元を異にしていることは明白であるとどなたも気付くでしょう。凡そ戦死など一瞬の苦しみに過ぎません。物言わぬ肉塊と成り果てて、それでもなお実験材料として生かされ続けている境遇に耐えられますか?主人公が「殺してくれ」「殺してくれ」と絶望的にモールス信号を躰全体で発し続けるラストシーンに戦慄を覚えないようなオメデタイ方とは個人的に永遠に接点は無いでしょう。戦争の恐怖をこういった特異な形で突き付けたトランボ監督に敬意を込めて9点。明らかに王道ではないので個人的に1点マイナス。9点(2003-02-24 02:25:37)(良:2票)

830.  クラッシャージョウ  私も高千穂遥の原作はハッキリ言って好きじゃない。だから、点数は全て安彦良和氏渾身の作画にあると思って頂いて差し支えない。スムーズなアクション、各キャラの複雑な表情の描き分け、リアルなメカ描写、イヤ全く素晴らしい!!これでストーリーがもうチョット良ければナァ…うーーーーむ、残念無念。まぁ、安彦氏の描くアルフィンとタロスに…6点!6点(2003-02-24 00:51:33)

831.  恐竜の島  確かに特撮はチャチなんだけど、前半のUボート?を巡る争いとか結構面白かった。エドガー・ライス・バロウズ原作との違い云々は抜きにすれば、ナカナカ味があって個人的には好き。ダグ・マクルーアやスーザン・ペンハリゴンといった俳優陣は別にどうということもナイが、作り物丸出しを恥じる様子もなく恐竜を出し惜しみせず登場させまくるサービス精神には素直に拍手を贈りたい。ラストでUボートが火山脈の噴火に巻き込まれ沈没して行くのも余韻を生んでグー。ただ、続編はC級怪作となり果てているので観ぬが吉。ほほぅ、「地底王国」を御存知とは渋い。我が御贔屓のキャロライン・マンローがナ~イス・バディの地底人美女に扮して色っぽい作品でした。ダグ・マクルーアが又出てやがりますが、ピーター・カッシングのユーモラスな演技は必見!!でも特撮は矢張りチャチなんで点数にすりゃ5点くらいかな?おおっと、本作の方は…そう、まぁ…6点!!6点(2003-02-24 00:33:48)

832.  伊豆の踊子(1974)  川端康成の同名原作、実に6度目の映画化。個人的には第1作である1933年版(監督:五所平之助 主演:田中絹代、大日向伝)が最高であり、決定版となっている。54年版(監督:野村芳太郎 主演:美空ひばり、石浜朗)はアイドル映画であって文芸作品とは思えないし、60年版(監督:川頭義郎 主演:鰐渕晴子、津川雅彦)は独系混血の鰐渕が違和感ありまくり。63年版(監督:西河克巳 主演:吉永小百合、高橋英樹)は演出は平凡なれど、サユリストには「萌え~♪」な出来。67年版(監督:恩地日出夫 主演:内藤洋子、黒沢年男)は内藤(喜多嶋舞のおっかさん)の清純さを前面に押し出し、まずまずの佳作といったトコロ。オット本作は…63年版と同じ西河克巳が監督しているが、この頃には開発の波が押し寄せ、天城峠のロケ地を探すのも一苦労しただけに、33年版に比べ風景の詩情豊かな点で雲泥の差!!加えて監督に文芸映画たらんという覇気もなく、アイドル売り出しの片棒担ぎに堕している点でもNG。ましてや山口百恵に田中絹代の超絶名演技を望むべくもなく、ハッキリ言って惨憺たる出来。ホリプロには悪いが駄作の一語で切り捨て御免だ。あ、でも当時は「百恵・友和」がホントに添い遂げるなんて予想だにしなかったナァ…。どうせヤラセだろ?とか思ってたし。その予想外の夫婦愛に免じて…6作目だから6点だ!! 6点(2003-02-23 21:25:18)

833.  サイコ3/怨霊の囁き  余程ノーマン・ベイツ役を天職と思い込んだのか、アンソニー・パーキンスが自ら監督&主演した怪作中の怪作。カメラを意外なことに名手ブルース・サーティスが担当しているが、肝心のパーキンスの演出ぶりが所詮は素人に毛の生えた程度なので、ヒッチ先生(比較するなど恐れ多いにも程がある!下がれ、下郎!てな感じ)どころか第2作のリチャード・フランクリンとの比較対象にすら至らぬ低レベル。最早バレバレなのに懸命にサイコ演技に浸るパーキンスは自己満足の極致だろうが、観ているこちらは呆れるばかり…。ノーマン・ベイツに殉じたパーキンスに合唱もとい合掌…3作目なので洒落で3点!!3点(2003-02-23 19:47:39)

834.  幻魔大戦  平井和正の原作は石ノ森(当時は石森)章太郎先生の劇画化というマスターピースがあるんだから、何もわざわざ大友克洋の原画にせんでも…。イメージが余りに懸け離れていて違和感ありまくり!!フロイが特に。誰か石ノ森タッチの原画でリメイクしてくれんかのう…。今度はちゃんと西友をじゃなくて声優を起用してネ♪5点(2003-02-23 19:23:38)

835.  イノセント・ブラッド  上記のカメオ出演の顔触れが何とも凄いですな。ホラー映画ファン必見!!だからと言って本作の価値とは大して関係ないのが何とも哀しいですが…。他にもアンジェラ・バセットやらチャズ・パルミンテリなんかもチョコっと出てマス。ジョン・ランディスにしては粋なラストに個人的に嬉しくなったので、オマケして6点。6点(2003-02-23 11:51:18)

836.  僕らはみんな生きている  原作者の山本直樹がエロ漫画家なだけにピンク映画を撮っていた滝田洋二郎が監督ってのは思わず納得!!ラストで真田広之がゲリラに大見得切る場面は原作そのまんまだが、アジア内でアジア・バッシングてのは如何なモノだろう?ゲスな優越感をお笑いで誤魔化そうとしていて不快なんで5点。5点(2003-02-23 11:29:06)(良:1票)

837.  アサシン(1993)  うーーーーん、ただベッソンの「ニキータ」をハリウッドで殆どそのまんまリメイクしました~以外の何物でもないしなぁ…。個人的にはアン・バンクロフトよりはジャンヌ・モローが上だし、掃除人もハーベイ・カイテルよりはジャン・レノが凄味が利いていると思ったけど。職人ジョン・バダム監督もベッソン演出をカッティングまでベタベタになぞってるだけじゃ評価しようにも…。ま、ストーリーが最早バレバレな分、こっちが致命的に新鮮味に欠けるのは確かだな。ピーター・フォンダの娘ブリジットは親父よりは演技派??かもしれんが、この役柄は今イチ合っていない気がする。タフさに欠けるって感じ…かな。とてもじゃないが元死刑囚にゃ見えん。6点(2003-02-23 11:19:20)

838.  インビジブル(2000)  1933年にカール・レムレがH・G・ウェルズ原作を映画化したユニバーサル・ホラーの古典「透明人間」(監督:ジェームズ・ホエール 主演:クロード・レインズ)の素朴さと比べると本作のSFXシーンの迫力は正に隔世の感がある。が、しかし、ことストーリーでは断然33年ホエール版の方が上!!雪の中に息絶えるラストなど実に哀愁に満ちており、科学の誤用が招いた悲劇として遙かに格調も高い。全く…ポール・バーホーベンって監督に過剰な期待は禁物ですな。ケビン・ベーコンも男を下げまくってて個人的に激しく失望。「トレマーズ」の栄光を思い出せ、ケビン!!悪いが5点だ。5点(2003-02-23 03:34:17)(良:1票)

839.  白雪姫  1937年と言えば日中戦争が勃発した年である。実に66年も前にライブ・アクション方式を駆使した斬新さと流れる如きモーションの滑らかさは殆ど反則!と言っても過言ではなかろう。この偉業の前にはグリム兄弟の原作に忠実か否かなど些末な問題に過ぎないと思わしめるだけの魅力が本作にはある。ウォルト・ディズニーの人柄そのものを想起させるような七人の小人たちの絶妙なアンサンブルと佳曲「ハイ・ホー」も見事。世界初の長編カラー・アニメーションを生んだ偉大なるウォルト氏に敬意を表して…9点。減点の理由?原作に対する読者の想像力を奪う可能性も秘めており、個人的にチト疑問が残るから…。9点(2003-02-23 02:51:04)(良:1票)

840.  逢びき  ノエル・カワードの渋い原作をコレ又激シブ且つ格調高く映画化したデビッド・リーンの最高傑作!!所謂不倫モノのルーツなんだが、「○曜サスペンス」や昼メロみたいな下品さ・俗悪さは微塵もナシ!!昨今の映画人は派手なSFXやアクションやお笑いなんぞにうつつを抜かす暇があったらコレを観よ!!と声を大にして言いたい。シリア・ジョンスン演じる人妻が、品格はあるが(目がギョロッとして)冴えないルックスなのも本作では実に説得力大である。ここでヴィヴィアン・リーみたいな絶世の美女なんか出てこられた日にゃウソっぽくて興醒めってモンだ。相手役のトレヴァー・ハワードも上品ではあっても、美男子ではないし、実に燻し銀の魅力。ラフマニノフのピアノ・コンチェルト第2番が何とも素晴らしく効果的。派手さもドラマティックさも用いずに二人の微妙な心理をキメ細かく演出する、女性映画の雄リーンの本領が発揮されまくった本作に…言うまでもなく10点満点で御座います。10点(2003-02-23 02:15:21)(良:1票)

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