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881.  飛べないアヒル  イヤ皆さんには悪いけど、↓三景さんの仰ってるように「がんばれ!ベアーズ」のアイスホッケー版てことで、個人的には単なる焼き直しというか二番煎じにしか思えなかったもんで…。加えてダックスの面々にはベアーズのアマンダやケリーみたいな飛び抜けた魅力のある選手がいないのも痛い。まぁ後味は悪くないから6点。子供たちのひたむきさにいつしかコーチの方が教えられるってのは分かり易くて良いよね。6点(2003-03-03 04:12:18)

882.  刑事ニコ/法の死角  監督がアンドリュー・デイヴィスだし、パム・グリアーやらシャロン・ストーンやら出てるけど、セガール無敵モード全開!!なんで兎に角白ける。セガールにとっては残念ながらニコ・トスカーニでシリーズ物にはならず。ま、当然ですナ。5点(2003-03-03 03:49:58)

883.  もののけ姫  「賛」にせよ「否」にせよ、コレだけコメントが多いってのは矢張り宮崎駿監督作品の持つパワーの証明なんだろうナァ…。観客動員数だけで作品の価値を測るつもりはないけど、邦画界がどん詰まりの中で(親子連れが多かったにしろ)アレだけ観客を集めたのなら、それに見合うだけの魅力があったが故だとも感じる。だって…いくら金をかけて派手に宣伝したって「本当に」面白くないクズアニメだったら、絶対にあれだけの動員数は無理だし、各賞総ナメなんて夢の又夢だったハズ。作品の内容解釈は人それぞれあるだろうし、特に「コレは~なのだ!」と主張する気はないけど、アニメーションとしてのクオリティは抜群だったと素直に思う。俳優による声のアフレコも(いくつか例外はあるが)見事だった。特にモロを演じた美輪明宏と乙事主役の森繁久彌は凄い存在感で圧倒的。エボシ役の田中裕子も悪くない。ただ、どうしても乙事主からニュルニュル出てくる蛭みたいなヤツに呑み込まれるサンとか、ダイダラボッチとか生理的嫌悪感を覚える描写が有る分、「カリオストロの城」よりは自分的にワンランク劣るかな。本作の類似品すら出ないオリジナリティは高く評価するが、どっちが不快感を覚える場面が多いかで作品価値を決める者もいるんで悪しからず。7点!7点(2003-03-03 03:36:05)

884.  らせん  ひゃー凄い酷評の嵐ですな。でも、私も同感だし。「リング」ですら怖くなかったのに、やれウィルスがどうとか言われても訳が分かりません。何で別の監督(飯田譲治)で作ったのかも意味不明。原作もコレを観てからじゃ読もうという意欲は到底湧きませんな。佐藤浩市も出演作はチャンと選んで欲しいよ、全く。「リング」に対する理屈付けのアリバイ工作ぽい内容で退屈でした。「リング」は単独で観ても一応それ自体で完結する作りなのに比して、本作を単独で観ても「何のこっちゃ」という感じで先ず初めに「リング」ありき、とハナから不利な企画なんで同情の余地はありますが。だからと言って「ループ」だの「バースデイ」だの言われても続きを観たいとも思いませんね…。鶴見辰吾の似合わないヒゲ面に3点。3点(2003-03-03 02:26:04)(良:1票)

885.  ペンチャー・ワゴン  アラン・J・ラーナー&フレデリック・ロウによるブロードウェイ・ミュージカルをジョシュア・ローガン監督が映画化したのがコレ。「マイ・フェア・レディ」の感動よ再び、とウッカリ観た者の度肝を抜くコト間違いナシ(断言)!!リー・マーヴィン&クリント・イーストウッドが渋~い?ノドを聞かせるという余りにも大胆不敵なローガン演出の暴走に良くも悪くも圧倒される。お気は確かか?ローガン監督。しかも二人にデュエットまでさせるとは…(絶句)!!しかも、むっちゃ長~~い(162分)!!ま、まぁ…二人の歌声をどうあっても聞きたーーーーーーい、という方はどうぞ。正真正銘本人の声であって、口パクではありませんので余程の覚悟をなさるが吉。5点(2003-03-02 23:02:32)

886.  釣りバカ日誌  やまさき十三&北見けんいち原作とは別物と考えた方がイイ。栗山富夫ってカントクはコレで売れっ子になったつもりなんだろうけど、コメディ演出のセンス無さ過ぎ。ハッキリ言って三國連太郎と西田敏行の頑張りだけで持っているようなモノ。その二人とも原作とは全然イメージ合ってないし。しかも個人的に西田敏行って脇役としては評価するけど、主演まで出しゃばられるとハナについてダメ。松竹もこんなシリーズで食いつないでいるとは…トホホ。釣りの趣味がお有りの方だけどうぞ。生憎私ゃ釣りには全く興味無いもので…5点。5点(2003-03-02 22:37:23)

887.  レインディア・ゲーム  …低評価も止むを得ないですな。脚本(アーレン・クルーガー)が兎に角ヒド過ぎ。60年代に秀作を連発したパワフルな演出が持ち味だったジョン・フランケンハイマーも老いた、ということか…。しっかし、メインキャストこんなにヤな奴ばっかりしか出ないんじゃ、観てる方は誰にも感情移入できないから集中力もラストまで続かないわな、フツー。シニーズ哀れ。コレが(劇場作品としては)遺作となったフランケンハイマー監督に合掌…5点。5点(2003-03-02 22:17:38)

888.  トッツィー  シドニー・ポラックという監督にシチュエーション・コメディってのは、いくら何でも畑違いだろうとか思いながら観てみるとコレが意外やナカナカ面白い。勿論ダスティン・ホフマンの上手さに負う所大ではあるが。ホモとかオカマとかは生理的に全く受け付けないんだが、本作や「お熱いのがお好き」のようなシチュエーションを生かした除草じゃなくて女装モノなら断然オッケー!!相変わらず半端な演技力じゃないな~ホフマン、コレでもオスカー・ノミネートだけに終わったとは…。ん?ジェシカ・ラング?どっかで見たぞ…おお、思い出した、世紀の駄作・リメイク版コングに出ていたオンナじゃねーの!!えっ?オスカー「じょえんじょゆうしょう」デスかぁ??何かの間違いだろ?信じられない…。別に大した演技してないジャン!!脇役でイイ味出してたのなら、個人的にはホフマンのエージェント役を絶妙に演じたシドニー・ポラック監督本人で決まり!!だけどな~。ジェシカ・ラング如きに恋するドロシーというかドーシーという設定に全然説得力が無い(テリー・ガーの方が健気ジャン!)ので、ホフマンの類い稀なる名演にも拘わらず3点マイナス。7点(2003-03-01 03:24:12)

889.  セックスと嘘とビデオテープ  コレも今となっては「賞味期限切れ」って感じの映画かな。ビデオテープを駆使した所に当時のカンヌ審査員は斬新さを感じたのかもしれないが、2003年現在これだけDVDが席巻するとは予想できるハズもなかったんだろう。時代に密着し過ぎると、後に何とも間抜けな感じに映るのは避けられないのがコノ手の映画の宿命だと思う。ただソダーバーグという監督に才能が無い、という意味では決してない。弱冠26歳で本作を脚本・監督した手腕は見事だし、2000年のオスカー・ダブルノミネートがそれをハッキリと証明している。ただ、本作の持つ特殊な性質が時代を超えた不朽の名作となりうる可能性を限りなく狭めている気がした迄のコトである。7点(2003-03-01 02:29:32)

890.  コンドル(1975)  何と言ってもマックス・フォン・シドー演じる静かな殺し屋の迫力が本作の価値をグンと高めている。冒頭の殺戮シーンの凄まじさも彼の存在感あればこそ!!ただ、CIA内部の関係がサッパリ分からないのでレッドフォード扮する主人公以上に観ているこちらの方が途方に暮れてしまうのが難といえば難。分かり易いCIA人物関係図とかで説明して欲しかったぞ。あと、個人的にフェイ・ダナウェイは全然イイ女とは思えないので、あんな足手まといを連れて行動する主人公の気が知れないとも思ってしまったし…。ナルホド言われてみれば、確かにCIAでホンの下っ端にしては主人公が敵の追撃を巧みにかわし過ぎる気はしたっけ。まぁ、最初にも言った通り、マックス・フォン・シドーの渋い殺し屋に尽きる本作に…7点。70年代作品にしては決して後味は悪くないしネ。7点(2003-03-01 00:42:36)

891.  ゴーストバスターズ2  続編の宿命として新鮮味に欠けるのは本作でも例外ではナイ。前作のインパクトを超えるサムシングが何もなく、メンバーは全く同じ顔触れじゃあ…。あの赤ちゃん?それとも自由の女神?うーーーーん、どっちも作品をよりスポイルする要素にはなってても、面白くするように作用しているとは思えないなぁ。前作では魔王ゴーザに憑依され色っぽく変身したりと大活躍?だったシガーニーが特に大幅パワーダウンしているのが痛い。ま、所詮は二番煎じ、4点がイイ所だろう。4点(2003-03-01 00:15:57)

892.  ゴジラVSキングギドラ  キングギドラの復活を旧作と全く違う展開にしようという意欲は買うが、それも旧作以上の面白さに昇華していればの話。悪いけど、中に女の子が乗り込んで操縦するなんてキングギドラの威厳も神秘性も台無しになってて個人的には激しく失望。それでもゴジラを圧倒する強さがキチンと描かれていれば、未だ良かったんだがメチャ弱いしなぁ…。メカを取り付けてもヤッパリ弱いし。未来人のキャスティングもTVでお馴染みのタレント外人とか使わないで無名でもいいから、もっとチャンとした演技の出来る外人俳優を起用して欲しかった。旧作を知らない世代にもゴジラ映画を見せたい気持ちは分からないでもないが、この程度の出来じゃ子供達もそんなに熱狂する迄には至らないのでは…?5点(2003-02-28 23:57:23)

893.  転校生(1982)  個人的に大林監督作品はあんまり好きになれないのだが、本作は小林聡美の新人とは思えぬ好演で出色の出来。尾美としのりの「女の子」演技はチト気色悪いが、溌剌とした小林の「男の子」演技に中和され、それ程まで気にならない。脇に樹木希林、宍戸錠、入江若葉といった渋い芸達者を配して引き締めておりグー。しかし、兎に角、何と言っても本作は小林聡美に尽きる!!と思う。新人ながら作品をグイグイ引っ張った小林聡美のパワーに敬意を表し…7点。7点(2003-02-28 13:07:08)

894.  白い巨塔  山本薩夫監督による本作も悪くはない。が、矢張り山崎豊子の原作を150分で描き切るのは無理が有り過ぎた。何とも中途半端な感は免れない。個人的には後にTVドラマで放送された方が全てのエピソードを過不足無く描き切って遙かに味わい深かった。主人公・財前は同じ田宮二郎だったが、東教授役は映画版の東野英治郎よりもTV版の中村伸郎の方がグッとインテリジェンスを感じさせたし、里見助教授役も映画版の田村高広よりTV版の山本学の方がバカ正直で不器用な誠実さを上手く表現していたと思う。ああ~TV版の再放送とかやらないかなぁ。久しぶりに観てみてぇ~!!おっと、本作は…まぁ7点。7点(2003-02-28 12:49:44)

895.  フレンチ・コネクション  「ブリット」や「ダーティー・ハリー」と並んでアクション刑事物の秀作の一つ。コレらの存在があるからこそ、後のアクション映画のスタンダードもグッと底上げされたと思うので、近作に比べ「古い」「ショボい」は余りにナンセンスというものだろう。もっと歴史的意義ってモンをキチンと評価する必要があると個人的に思うんだが…。第一、あのカーチェイス・シーンが後にどれだけパクられたか…よく考えて貰いたいネ。(個人的に余り好きではない)フリードキン監督にとっても正にベスト。ポパイやルッソの侘びしい生活感溢れるリアルな描写が地味ながらも丹念に積み重ねられているから、アノ凄まじいカーチェイスの場面が活きてくるのである。静と動の対比は実に見事。近作に最も欠けるのが、この地味な描写である。ただ派手にドンパチやりゃオッケーみたいな安直さが鼻につく作品が多過ぎる!!フェルナンド・レイ扮するシャルニエを追い詰めるも、同士討ちを演じてまんまと取り逃がすラストの呆気なさは確信犯だが、続編もある事を知らない当時はチト拍子抜けだったのが減点対象と言えば言える。ジーン・ハックマンのブルーカラー丸出しのパワフル演技に敬意を表し…8点。8点(2003-02-28 12:23:59)(良:1票)

896.  ローズマリーの赤ちゃん  アイラ・レヴィンの秀逸な原作には僅かに及ばないが、ポランスキーの映画化した本作もナカナカの出来。直接ヴィジュアルに訴えるショッキングなスプラッタ場面とかを期待する向きには可成り不評を買っているようであるが、幾人かの方も指摘されている通り、マタニティ・ブルーによる不安定な心理的恐怖というジワジワ感をまどろっこしく感じるかどうかが分かれ目のようだ。加えて現実のNYにサタニズム(悪魔崇拝)というのもキリスト教圏以外では馴染みが薄く、今イチの感が深いのかもしれない。しかし、そこを乗り越えて本作のムードにハマった方にはポランスキーの緻密な演出による極上の恐怖感が約束される。怪しい隣人カスタベット夫妻の存在感が特に素晴らしい(夫人役のルース・ゴードンがオスカー助演女優賞)。売れない俳優である夫ガイ・ウッドハウス(ジョン・カサヴェテス)が新妻を悪魔に売り渡すのもスターの座を得んが為である。この下世話さも実にリアルで良い。ローズマリーに警告を発し、命を落とす友人ハッチ役に「猿の惑星」でザイアスを演じたモーリス・エバンスというのも興味深い。チャールズ・グローディン(「ベートーベン」のパパ役)も悪魔族の産婦人科医に扮して怪演。ラストで恐怖を母性本能が凌駕するミア・ファローの恍惚とした表情に…8点。8点(2003-02-28 11:33:50)

897.  シンドラーのリスト  オスカー・シンドラーの果たした人道上の功績は永久に称えられて然るべきものだが、スピルバーグにとってユダヤ人を救った英雄は何故真っ先に彼だったのか?救ったユダヤ人の数で優劣を決める事はできないとは思うけれども、杉原千畝やラウル・ワレンバーグはシンドラーとは比較にならない多数のユダヤ人を救ったというのに…。その後もスピルバーグは幾多の作品を発表し続けているが、彼らへのトリビュート映画は未だに制作に着手する気配がナイ。可能性のある解答としてはこうだ。「スピルバーグは兎に角、何が何でもオスカーが欲しかったのだ」「ワレンバーグや杉原では直接ナチスのホロコーストに絡むドラマティックなシーンは撮れない」「故にオスカー・シンドラーを映画化」。モノクロームの画面からスピルバーグの心理を読み取るのは困難だが、実際のところ「当たらずとも遠からず」ではないのか?と個人的に思っている。少なくとも「マイノリティ・リポート」や「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」なんかを監督している間は、悪いがこの考えは絶対に覆らないだろう。まぁ、例え見え見えのオスカー狙いでも映像の持つ力までは否定しないので(一応)7点。だが、個人的にスピルバーグの助平根性には可成り失望。オスカー受賞おめでとう。7点(2003-02-28 01:26:04)

898.  ニキータ  リュック・ベッソンの名を一躍高めた仏アクション映画。ヒロインが殺し屋とならざるをえなくなる過程が丹念に描かれている辺りは流石に性急なハリウッドアクションムービーとはひと味違う…とか思っていたら早速ハリウッドでリメイクされてるし。でも、映像の迫力とヒロインであるニキータ役アンヌ・パリローの説得力有るタフな演技で断然オリジナルが上だな。ガンアクションの派手さでは負けているが、それでもフィルム・ノワールを遙かに上回るドンパチに当時は結構新鮮さがあった。「へぇ~フランスでも、こんなアクション映画を撮る監督が現れたか…」という感じカナ?J・レノの掃除人は「レオン」のルーツの一つに違いない。パリローはその後「イノセント・ブラッド」で観たキリだけど…今どうしてるんだろ?そんな彼女へのノスタルジーも込めて…7点。7点(2003-02-28 00:24:40)(良:1票)

899.  課長 島耕作  監督の根岸吉太郎は1981年に「遠雷」という秀作を撮っているだけに弘兼原作を如何に料理しているのか?と観てみたら…何コレ?田原俊彦なんて大根が主役にキャスティングされた時点で「お前はすでに死んでいる!」状態。○ンシロウに秘孔を突かれたも同然の駄作が辿る運命は「ひでぶ」「あべし」「たわば」と散っていくのが相場であろう。記憶から抹消する以外に助かる道ナシ。3点(2003-02-27 23:08:21)

900.  蒲田行進曲  角川映画(松竹と合作だが)にして故・深作欣二監督作品なれど、つかこうへい原作&脚本を得た本作は…秀作と言えるデキ。MVPは古き佳き戦後の邦画全盛期を背景にした秀逸なシナリオを提供した原作者つかこうへいだろう。松竹にはメインの大船以外に蒲田にも撮影所があったが、本作の舞台は正に其処であり、そこで巻き起こる役者たちの悲喜劇をユーモラスに描いている。儲け役である大部屋俳優ヤスを演じた平田満は確かにウマイ。「コレ(女房)がコレ(おめでた)なもんで」の台詞と共にズタボロに怪我が増えていく様は思わず笑ってしまうし。だが、個人的には我が儘な大スターだが小心者の「銀ちゃん」こと銀四郎を巧みに演じた風間杜夫の気障なイヤらしさの方を推したい。明らかに損な役にもかかわらず、決してそうなっていないのは風間の力演なればこそ。悪趣味な迄にド派手に装飾した銀四郎の車も爆笑モノ!!松坂慶子の小夏は、まぁ可もなく不可もなし。深作演出も実にテンポ良くエネルギッシュで正攻法を貫いており見事。80年代邦画ではオススメの逸品。ラストのフィナーレは…チト蛇足かな?2点マイナス(^^)。8点(2003-02-27 22:49:54)

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