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プロフィール
コメント数 1383
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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901.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》 娯楽作品と割り切る限り、とても良く出来た作品。 未来を予知し、それを変えてしまう話だから、タイムパラドックスにさほど拘る必要はないかもしれないけれど、2分後の世界を修正することによって、その後に起きる膨大な未来の出来事がどう変わってしまうのかってことについて、何も案じていないってのは極めて無責任、てかご都合主義。後半の分身シーンについても、その現象自体は決して否定しないけれど、たられば的な予知が出来るのなら、彼女との出逢いの時にシュミレーションを繰り返す必要なんかないだろうし…などなど、ツッコミどころは捜せば相当あるでしょうけどね。 でも、特に後半、ノンストップアクション的に楽しめる作品だし、細かいこと言わないで楽しみましょ♪ ってのが正解なんじゃないかな?[DVD(字幕)] 8点(2009-05-31 02:52:31)《改行有》

902.  タクシデルミア ある剥製師の遺言 《ネタバレ》 観たくって試写会に応募したけどハズレてしまい、上映中は自宅近くでやってなくて観れず、そのまま忘れてしまっていたけど偶然レンタル屋さんの棚で目に止まり借りた作品。 きちんと情報収集しないで観たから非常に衝撃的でした。心づもりもないままに進んでいくストーリーは、一体何を言いたいのやら解らないまま。 でも、父の代の途中で輪郭がつかめ、剥製師の代にはテーマがはっきりと見えてきました。 表現方法は斬新、と言うか力技。これでもかの繰り返しには監督のエネルギーを感じます。確かに、汚い!エグイ!エロい!ひとつ間違えば最低オゲレツ映画。でも、ギリギリのところで芸術の方向に逸れて行く、ってか向かっていきます。 考えてみれば、人間の頭の中で考えていることなんて、映像化してしまえば到底他人に見せられるようなもんじゃないことが多々あり、この作品で繰り広げられる物語は決して異常ではなくデフォルメしてるだけなのかも。サイコ作品と御伽噺は紙一重な訳で、この作品の表現はそのあたりを真正面から受け止め、そのまま来た方向に打ち返していると言う感じかな? 向き不向き、好き嫌いは強力に分かれますけど、これは必見の作品と思います。良いも悪いも観なきゃ判らんです。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-26 06:09:58)《改行有》

903.  地球最後の男たち THE SIGNAL 《ネタバレ》 評価に非常に悩む作品です。何故って、3人がかりで作った作品なんだけど、監督によって全然違うテイストに仕上がっていて、ひとつの作品というよりオムニバスのような印象を受けるんです。で、パートごとに評価が違っちゃうんですよ。 ということは、言い換えれば纏まりがないということで、冒頭はゾンビ映画かスプラッターかという雰囲気、2番目は中途半端なコメディタッチの表現を含んだ感じ、そして締めは不条理系っぽい。私は3番目が好みなんだけど、それをもってして作品全体は到底評価できません。 一人ひとり単独で監督して、同じテーマを違う視点で描きあげたショートストーリーの連作にしたら面白かったかも。 それにしても、この邦題はないよなぁ…(汗)[DVD(字幕)] 5点(2009-05-20 01:46:26)《改行有》

904.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 同じ対象を観察者を変えて繰り返し見せるという手法は決して斬新ではないものの、この作品においては非常に効果的に観る者を惹きつけていると思います。「しつこい」というご意見も多見されますが、私はもっとあったって良いように感じます。 ツッコミどころはかなりあるでしょう。御都合主義も甚だしい。「バーンズ不死身かよ!」とか「ホテルの警護弱過ぎ!」とか「SPの身上調査やってんのかよ?」とか…。でも、そこんところは娯楽作品と割り切って考えれば許容範囲。面白くするためには脚色しなきゃね、思いっきり。 最後の救急車横転シーンも都合良過ぎ?でも、そこはテロリストといえども人の子。前半部分で彼が少女に向けた優しい微笑みが複線となってるってのは、途中で気付いちゃいますけどね。 なにはともあれ、アッという間の90分。見事な娯楽作品です。[DVD(字幕)] 9点(2009-05-18 02:42:04)(良:1票) 《改行有》

905.  好きだ、 忘れかけていたもの、何か心にひっかかっていたものを思い出させてくれるような作品。 考えてみれば人の心の動きは、自分では気付いていないだけで誰でも行ったり来たりの繰り返しをしている訳で、この作品の極端にゆったりとした流れは至極当然のものとも思えます。もどかしすぎるような登場人物の行動も、誰しもが経験したことのある葛藤を客観視すればこうなってしまうのではと。 郷里の空を流れる雲や川のせせらぎも、そんな心の動きとシンクロしているように感じられ、かつては都会にもそんな時間の流れがあったような気がします。 少し違和感があるとすれば、17年後の東京でも二人の間に同じ時間の流れが続いていること。二人を取り巻く世界にも同じ時間が流れて見えること。登場人物の主観に基づいた構成だから、これはこれでいいのかな? それと、すごく心地よい時間を過ごせる作品ですけれど、盛り込まれている二つの事件は、もう少し形を変えた方がいいんじゃないかな?アクセントとしては強すぎる気がしないでもないです。[DVD(邦画)] 7点(2009-05-18 02:07:52)(良:1票) 《改行有》

906.  アホリックス 《ネタバレ》 何となくいい感じで始まるのだけれど、結果最悪。ひさびさに観る価値のない作品を観てしまいました。 だって面白くないですよ。ギャグ滑りまくり。ソックリさん、全然似てない。ストーリーいい加減、VFXは一流どころが手がけているといっても、それだけじゃねぇ…こりゃダメだ。 最後だけまとめに入ってる、てか、「真実」について語るくだりなんかは結構深かったりするもんだから、余計に寂しくなってしまいます。 あぁ、時間がもったいなかった。でも、観なきゃ判んないもんね~。(涙) 追記。配給元のサイトを見たら、「リローデッド」も出てるとか。内容全然違うみたいだし、そちらは少しは期待できるのかな?[DVD(字幕)] 1点(2009-05-16 21:40:54)《改行有》

907.  ブラックサイト 《ネタバレ》 多くの方が指摘されているとおり、主に捜査陣の動きとかにツッコミどころ満載の作品。 でも、犯行動機とか犯人の行動パターンとか、なかなか良く考えられています。細かなところを練り込んで行けば、非常に面白い作品に化けてたんじゃないかな? だから、評価は迷うところ。低くしたいけれど、悔しいことに結構惹き込まれて一気に観てしまった。これってTVドラマで十分かも。その辺考慮した上で6点献上! 【追記】(2022.4.10) CSで放送していたので再観賞。正直、初見の時の印象が全く残っておらず、レビューを見て思い出した有様ですが…(製作者さん御免なさい) 公開、そして初見から10年以上経た今だからこそ、この作品が警鐘を鳴らすネット社会の怖さが現実のものとして迫って来ますね。 当時はエンタテインメントとしての比率が今よりも高かったかも。当たり前かもしれませんが、現在の方が当時よりはるかに現実味を帯びている内容ですね。 勿論、事件の具体の部分は極端で、そう簡単には現実化しないとは信じたいところですけれど、犯人がネットやコンピュータの能力に秀でていながら極めて幼稚で非現実的な人間性の持ち主であること、サイトを閲覧する者たちの無責任さとノリの軽さ、そのあたりは公開当時よりずっと現実的と思えます。 リメイクの話はないのでしょうか?今の時代に合わせてリメイクすれば、より怖ろしいサスペンス、あるいはホラー作品になると思うのですが。 ちなみに、終わり方は今見ても唐突ですね。だからと言って後日談は不要でしょうし、ヒロインがカメラに向かってFBIのバッジを見せるというだけで十分なメッセージ性をもってのエンディングとは思いますが、何だかブツッと切れる感じです。 ということで、受け取り方が当時と変わった部分があって7点献上に変更します。[DVD(字幕)] 7点(2009-05-12 02:01:23)(良:1票) 《改行有》

908.  トロピック・サンダー/史上最低の作戦 《ネタバレ》 冒頭の作品紹介から始まって、戦場撮影シーン、そして監督の爆死シーンまで一気に魅せられます。でも、そのあとは少し中ダルミかな?作品のテーマ的な部分になって、一気にスピードダウンしてしまうように感じます。かと言って、無駄なシーンはないんですけどね。 結果的には言いたいことは十分伝わってると思うし、単純に観ていて楽しくもあります。でも、何かが足りない気がします。そのあたりが、日本人とアメリカ人との感性の差なのかなぁ? それと、こんな表現して、本物のヴェトナム帰還兵に怒られないか不安です。日本映画で、第二次世界大戦をテーマに作ったとして、ここまで表現できるかなぁ… 無理だろうな。 いずれにしても、コテコテのギャグの中にもキラリと光るシーンが何箇所も! お下品さの中に違和感なく散りばめられた、上質な笑いをお試しください。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-10 22:01:05)《改行有》

909.  34バレット<OV> 《ネタバレ》 モーガンさん、どうしてこの仕事受けたんでしょ?ってな感じで、実は殆ど活躍しません。 主役は麻薬密売グループのチンピラたち。彼らは決してギャングではなく、それぞれの価値観で生きている若者たち。貧困ゆえに悪に手を染めはするものの、人としての優しさはどこかに残している。犯罪多発都市の片隅で、ある意味一生懸命に生きている彼らにスポットを当て、単に悪党ということではなく、あくまでも人間として描いています。そのあたりは丁寧な作り方の作品ですね。 ただ、やっぱり感情移入は出来ません。やっぱ、他人の迷惑顧みないヤツらだし、麻薬を売りまくってるとんでもないヤツらですから。 罪もない幼児が、一人のチンピラの考えなしに放った弾丸の餌食になってしまう。淡々と進むドラマのクライマックスで起きる悲劇は、まさに現代社会の闇の産物。このあたりが重要なテーマになっています。 もう少し、テンポ良く進められなかったかなぁ… その辺りが少しだけ残念! ちなみに、DVDのジャケットは?? 特殊部隊登場ですか?(出てないって!!) モーガンさんカッコいい!(本編では銃を構えないって!) なにより、DVDジャケット裏のストーリー紹介?(全然違うし!) これで減点はしないけれど、配給元さん、こりゃあんまりだ…[DVD(字幕)] 6点(2009-05-08 00:05:44)《改行有》

910.  テネイシャスD/運命のピックをさがせ! ジャック・ブラックが所狭しと暴れまくり、彼の感性が全編に散りばめられた最高のロック・コメディ。 実に楽しい!おバカな台詞も見事に収斂し、下ネタだって全然気にならない。彼を見てると、思わずギター弾かずにいらんない。 ただし、この面白さは聴衆を選ぶかも。私は最高に好きだな♪[DVD(字幕)] 8点(2009-05-07 23:35:31)《改行有》

911.  30 MILES サンジュウマイル 《ネタバレ》 初めてレンタル屋さんで見かけ、パッケージの絵柄を見つつ手に取った時には「ありがちなヒッチハイクもの」と思って棚に戻し、別の作品の予告編集で見た時には「あれ?ちょっと違うのかな?」とやや興味を持ち、「4本借りたらもう1本は無料」というお店のサービスで背中を押されてとうとう借りた作品。ところがところが、借りて良かった! 舞台劇とも思えるような、男二人の会話のみで魅せる作品。良く出来てます。脚本も構成も良し。 殆どが夜の荒野なので風景なし。登場人物は男二人だけなので尚更殺風景。交わされる会話は子どもじみた口喧嘩の連続。それなのに、少しずつ二人の人生が浮かび上がって来て、最後には運命的にクロスする。なるほど、そう来たか! どう見ても超低予算作品ですし、この後彼がどうなってしまうかいろいろ想像してしまいますけれど、これは間違いなく秀作です。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-06 00:40:10)(良:1票) 《改行有》

912.  地球の静止する日 《ネタバレ》 リメイク作より後に観賞。先に観ていたらリメイク作の感想が変わっていたかも…。 とにかく素晴らしい。1951年という年代を考えれば、映像的にはほぼ完璧と言っても良い出来栄えと思います。空飛ぶ円盤の造形美、ハッチが跡形もなく消え去るという発想、ゴートが発する怪光線… いいなぁ。。。 そして、脚本の素晴らしさ。冷戦期を背景に、戦勝国アメリカの歪んだ個人主義が一般大衆の心を荒ませている。このままでは破滅に向かって突き進んでしまう。そこに現れた平和の使者。簡単に引き金を引いてしまう臆病な地球人とは対照的に、大停電を引き起こしても、病院を守ることは決して忘れない命を尊ぶ豊かな心。 半世紀以上の時を経てリメイクされた本作品。基本メッセージが変わらないと同時に、世界情勢も決して変わってはいないことが只管残念。[DVD(字幕)] 9点(2009-05-05 12:24:22)(良:1票) 《改行有》

913.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 遅れ馳せながら観ました。 元のコミックスを知らないのであくまでも歴史モノとして観たけれど、これはスゴイ!徹底したデジタル処理は、予告編では「観たくないなぁ」「疲れそう」と思っていたけれど、まさにノンストップアクション。しかも、デジタル処理のおかげで生々しくない。こういうのを識者が見ると、「本当の痛みを知らない人間を生み出す」とか「ゲーム感覚で他人を傷つける」とか言いたがるかも知れないけれど、単純に映像表現として美しい。色彩の使い方の工夫もさることながら、この残虐な物語を美しく匂いのないものとして仕上げているのは素晴らしいと思います。 ストーリー的には、全滅という史実が判ってしまっているので、主人公たちの最期を意外とすんなり受け入れてしまいました。史実を無視して「死ぬんじゃない!生きろ!」という感情移入が出来なかったのが少々残念。もっとシナリオを練りこんで欲しかったかも。全ての歴史モノは、作者の主観が作り上げるフィクション。客観的経過と結末さえいじらなければいいのだから。 とは言え、この作品は歴史大作ではなくスタイリッシュアクション巨編(勝手なジャンル分けですけど)。時間もちょうど良い加減。秀作と思います。 ちなみに、予告編ではジェラルド・バトラーをクライヴ・オーエンと間違えてしまった。そのまま今回観賞するまで気付かず。これもデジタル処理のせいということにしときます。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-05 06:58:01)《改行有》

914.  地球が静止する日 《ネタバレ》 期待ハズレ、ただその一言だけです。 冒頭近く、宇宙人が狙撃されるところまでは緊張感あって良かったんですけど、一科学者が、あんな風に現れたエイリアンに一人近付いていくところで現実感消失。あとはダラダラと展開していくだけでした。 スピード感があると言えばあるのだけれど、中身が薄いのでそれが生きて来ない。なんでもっとじっくりストーリーを練らなかったのかなぁ?もったいないとしか言いようがないです。 その後、元ネタを観ての追記。 旧作は、大戦後、冷戦下の世界情勢を背景に反戦、反核、つまりは世界平和がその主訴となっていましたが、今作では如何にも今風に環境問題を前面に押し出し、自然を破壊し続ける人類こそが地球にとっての「悪」というテーマです。 そんなわけで、旧作、今作とも、時代を映した作品と言えますが、やっぱりテーマとしては今作の方がしっくり来ます。現実的ですからね。 ただ、見方によっては哲学的というか「神」の存在に依存した作品とも言えそう。いまや地球の敵となってしまった人類も、元はといえば神の創造物。その人類を地球上から抹殺してしまうことも、予定調和のうちなのか?などと考えてみたり…。 旧作はストレート直球勝負で社会風刺的であって、実は今作の方が骨太で奥の深い作品なのかもしれません。それなのに、旧作の方がはるかに感動的なのは何故だろう?映像技術の飛躍的な進歩は、決して優れた表現力を担保し得ないということか?[DVD(字幕)] 4点(2009-05-04 21:31:18)《改行有》

915.  デス・レース(2008) 元ネタ未見。 こりゃ面白い。ノンストップですね。細かいツッコミどころは多々あるけれど、そもそもが荒唐無稽な娯楽作品。硬いこと言わないで楽しみたい。 痛快でした。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-04 20:55:48)《改行有》

916.  パキスタン・ゾンビ 《ネタバレ》 これは厳しい。 贔屓目に見れば、社会派作品。急激な都市化、高速道路建設による地域の分断が国全体の二極化を進め、同時に母なる河川の水質汚染という深刻な公害問題を生じさせ、あげく原因不明の疫病が蔓延してしまう。そんな危機的状況への警鐘として製作された作品と称しても良いとは思います。 がしかし、制作者が今まで観て来た作品の中からお気に入りのシーンを片っ端から頂戴し、それを繋げてしまったらこうなりました、ってな感じも十分します。 なんにしてもチープ。低予算です。そういう意味では、アイディア勝負で頑張ってるなって言ってあげたい。でも、オリジナリティ感じられないんですよ。ツギハギな感じ。 そもそも邦題がよろしくない。ゾンビみたいなのは確かに出ますよ。でも、一瞬だし、アレは疫病に罹患した人たちでしょ?死肉を食っちゃってるからゾンビと言いたくなるけれど、違うんじゃないかなぁ…。んでもって、主役(?)は殺人鬼ですよね。それも妙に説明臭い。道路建設で取り残された地域にひっそりと暮らす占い師の母親、医者(?)の長男、娘として育てられた殺人鬼(母親に命じられて殺している?)という設定。なんだかなぁ…。 ま、滅多に見れないパキスタン映画。ただ、言われなければインド映画と区別が付かないかも。やっぱりお国柄というよりも、地域性なのかな。[DVD(字幕)] 3点(2009-05-03 02:27:20)《改行有》

917.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) およそ映画というものは数限りなくあるもので、如何に好きだと言っても全てを見通せるわけではなく、評論家でさえそうであろう中、一般人の私なぞ明らかに観ていない作品の方が多いわけです。 という解ったような解らないような前置きをさせていただきましたが、何気なくレンタル屋さんの棚で手に取った作品が、妙にツボにはまってしまうことも多々あるわけで、この作品もそんな一つでした。 ま、端的に言えば、面白かったです。 どなたかおっしゃってるように、観る者を選ぶ作品でして、つまりは受け入れられない方には全く受け入れられない作品と思います。ただ、万人が賞賛する作品などある訳がなく、99%以上の方が喝采する有名作品でも、残る1%の方はブーイングな訳でして、この作品も笑えない方は全く笑えないだろうし、1時間半以上スクリーンの前に座っていることは苦痛でしょうね。 元ネタ未読未見の私としては、単純にSFコメディとして非常に楽しかったです。細かなやり取りや映像表現、屁理屈じみたナレーションなど、随所に実にイギリス映画的なウィットを感じました。 いいなぁ、こういうテイスト。良作です。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-03 02:05:58)《改行有》

918.  マシンガン・パニッシャー 《ネタバレ》 とかく復讐モノというものは、どうやったところで陰惨な内容にならざるを得ません。ま、この作品は、主人公が元々冷酷非情な殺し屋だし、復讐される相手もとんでもないヤツラばかりなので、ある意味後味の悪さは軽減されていますけれど…。 そのあたりを考慮すれば、なかなかの復讐劇とも思えます。記念品を集めるあたりが徹底してますしね。嫌だけど。 だけど、主人公、無敵の殺し屋の割にはあっさり捕まるし、生きてる訳ないだろって状況から復活するし、復活して傷も癒えないうちから強過ぎるし、ラストの闘いはいきなりランボーかコマンドーかってな重武装ぶりだし…。 いろいろ欲張りすぎて、結局中途半端になってしまったって感じですかね? ちなみに、邦題はデタラメ。原題はいい感じです。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-26 23:08:03)《改行有》

919.  シューティング・アップ<OV> 《ネタバレ》 全体を通じてのアイディアは、まるっきりどこかで見たもの。多少なりともヒネリはあるのでストーリー的には悪くはないのだけれど、主人公を狙う男のキャラが何とも外し過ぎ。何でそうなるかなぁ…?他に選択肢はないもんかな? そして、ある意味ハッピーエンドなエンディング。でも、現実問題そうはいかんでしょ?アンタ、逃走中に何しでかした? 元々原題もパッとしないところにもってきて、訳の解らん邦題、てか類似の題名の作品とは比較にならない出来栄えだと思うんだけど…。加えて、例によって意味不明なDVDジャケット。何とも困った作品だなぁ…。 [DVD(字幕)] 3点(2009-04-26 22:54:29)《改行有》

920.  スリップストリーム 冒頭からイキナリ意味ありげなショットの連続。台詞の一つひとつにも、何かしらの示唆を感じずにはいられない。しかし、見えてこない。何が言いたいのか?サブリミナルを多用した、超実験的映画なのか? アンソニー・ホプキンスの描きたいものとは、本当は何なのか?何か釈然としない、中途半端な気分で満たされてしまいます。 ただ単に、自らの感覚に委ねて好き勝手に作った映画?それとも、極めて哲学的に、「存在」について語っている? 何とも言えない後味を残す作品です。で、ホントはどうなんだろ?[DVD(字幕)] 6点(2009-04-26 22:39:37)《改行有》

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