みんなのシネマレビュー |
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901. フレンジー 演出は色々と凝らしているんでしょうが、あまり意外性のない気取ったサスペンスにマンネリと作り物っぽさを感じます。 [地上波(吹替)] 5点(2014-12-06 23:00:49)《改行有》 902. 引き裂かれたカーテン 東西冷戦当時の鉄のカーテンをイメージしながら観賞しましたが、舞台劇のような動きの少ないシーンと都合良過ぎる展開が多くてちょっと退屈な映画でした。 [地上波(吹替)] 5点(2014-12-03 20:22:26)《改行有》 903. 人生万歳! 登場人物が風変わりであまりリアリティーのないストーリーですが、それなりに感情移入できるコメディ映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-01 18:54:05)《改行有》 904. レッド・バロン(2008) ドイツの作品なのに世界市場を視野に入れてだそうですが英語による映画だったので違和感を覚えながら観ました。、主人公のセリフも吹替えではないのでドイツ訛りの英語に聞こえてきます。実在した第一次世界大戦のドイツの英雄の物語ということで大分脚色されているんでしょうが、複葉機や三葉機の空中戦や騎士道精神の名残りのようなシーンを観ていると、戦争の悲惨な映像もありますがノスタルジーのようなものも感じられる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-30 14:20:51)《改行有》 905. きのうの夜は・・・ よくある同棲ラブストーリーですが、セックスの相性から始まり価値観の相違を理解しつつも許容範囲の狭さから次第に我慢できなくなって別れに至り、その喪失感から未練たらたらの行動へと移っていく展開にはそれなりに共感できます。 [地上波(字幕)] 6点(2014-11-29 12:44:56)《改行有》 906. 草原の野獣 古い西部劇ですがなかなかいい感じでした。銃の力で築きあげた大牧場主の父親と自分の思い通りに育ってくれない息子たちのよくある確執物語ですが、西部開拓時代の荒っぽいバイタリティーといつの時代にも見られる親から子への成功体験押付けの頑迷さが伝わってくる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-26 18:41:14)《改行有》 907. グランド・キャニオンの対決 邦題から西部劇かと思ってましたが、謎の殺人事件を追及するハイウェイ・パトロールの活躍を描いたミステリー・アクション映画でした。ゆったりとした展開の古い作品ですが、グランド・キャニオンの絶景映像やラストの空中格闘シーンはなかなか見応えがあり、かえって新鮮に感じました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-21 21:02:28)《改行有》 908. クレアモントホテル ホテルに長期滞在している人生の黄昏時を迎えた人たちの心鏡には結構共感するところがあるんですが、主人公が親切にされたイケメン青年の性格が良過ぎでいまいちリアル感がないのと、実の娘や孫との関係が殆ど描かれていない(それほど悪いようには感じられないのですが)ことで、ちょっと中途半端感が残りました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-20 20:15:52)《改行有》 909. 浮草 小津作品は過去に山田洋次監督推薦シリーズで2本ほど観ましたが、私には男女や親子間の人間臭い関係を艶っぽく描いた今作の方が面白かったです。この時代の邦画は棒読みのようなセリフが良く見受けられますが、今作でも演技を含めて清役の川口浩の不自然さが解消されていればもっと良かったように思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-19 18:45:37)《改行有》 910. 戦火の馬 馬がとても可哀相なお伽話っぽい映画です。馬への深い愛情を描いているシーンも、所詮道具としかみていないような人間の本質が垣間見えて、改めて馬の従順さに感心させられます。人が創り出した最高の芸術品とも呼ばれているそうですが、サラブレッドよもっと怒れ! [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-18 17:32:36)《改行有》 911. “アイデンティティー” 《ネタバレ》 解離性同一障害を題材にした映画は今までにもいくつか観てきましたが、その中でもミステリーとスリラー感に富んだ面白い作品でした。さすがに多重人格が明かされてからのテンションは下がりますが、脚本もしっかりしていてラストのオチもなかなか良かったです。 [地上波(吹替)] 8点(2014-11-17 21:17:39)《改行有》 912. シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム ゆったりした展開の推理ドラマだと思っていたので、めまぐるしく進んでいくスーパーヒーローアクションのような内容は意外でした。今作は続編ということで1作目未観賞ですがそれでも十分楽しめます。ラストを観る限り次もあるようで、最後に主人公が絶体絶命の危機から生還した経緯なども次作で明かされるんでしょうね。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-11-16 17:56:26)《改行有》 913. 戦略大作戦 《ネタバレ》 センスのない邦題ですが、戦闘シーンなんかは結構シリアスに描かれているなかなか味のある戦争コメディ映画でした。ドイツ軍のあまりにも間抜けな描き方は当時のアメリカ映画では普通なんでしょうが、市街戦の中で右にも左にも旋回できないのろまなタイガー戦車やマカロニウエスタン調のメロディーにのって主人公たち3人が戦車に対峙していくシーンには思わず吹きだしてしまいます。面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-15 00:00:32)(良:1票) 《改行有》 914. トゥモロー・ワールド 未来社会の一般的なSF映画をイメージしていましたが、映像的には殆ど現代と変わらない人間ドラマでした。表現されている世界観は違和感だらけですが、人類滅亡が迫る危機的状況の中で種族保存の至上性が伝わってくるような所は大いに共感できます。サスペンス感あふれるシナリオと臨場感あふれる映像(長回しという撮影技法だそうですが)も見応えがありました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-13 17:32:58)《改行有》 915. 息子(1991) オープニング・タイトルで山田洋次監督・脚本と知りました。家族や親戚そして職場の人たちの悪意のない本音に思わず共感してしまうシーンが随所に描かれていて、クスッとしながらもグッとくるいい映画でした。和久井映見が可愛すぎていまいち現実感がないですが、キャスト陣の違和感のない方言(東北出身ではないので部外者感覚ですが)や自然な演技は良かったです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-11-12 21:03:29)(良:1票) 《改行有》 916. ランボー 続編があるのは知っていたので主人公は絶対死なないスーパーヒーロー戦場アクションかと思って観賞しました。確かに主人公は助かりますが、アメリカの片田舎が舞台の人間ドラマ色の濃いアクション映画で、自分の先入観のいい加減さを実感しました。警察との戦闘シーンは都合よく行き過ぎの感がありますが、ストーリーや登場人物に共感するところも多く、なかなか面白かったです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-11-11 16:30:53)《改行有》 917. 悪人 殺人犯が明かされていくまでの前半は、誰にでも潜んでいそうな人間の負の本性がうまく描かれていて興味をそそられましたが、殺人から男女二人の緊迫感のない逃避行にいたる後半を結末まで観てしまうと、人物設定や心理・行動の描写がいかにも一面的で、その一面性を強調した固定観念がじわじわと伝わってくるような内容に殆ど共感できませんでした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-08 22:32:03)《改行有》 918. 刑事マディガン 主人公の個性的で親しみのある顔が印象的ですが、全編に流れるいかにも1960年代というような音楽も耳に残ります。スーパーヒーローものではないので派手なアクションシーンはありませんが、人間味豊かな人物描写と現実感溢れるシナリオでサスペンス感もしっかり味わえるいい映画でした。ラストは思わずウルっときました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-07 21:01:16)《改行有》 919. ララミーから来た男 アメリカ西部の壮観な映像とともに、前半のジェームズ・スチュアートがラバに乗った不均衡な姿や無為にラバを殺害する牧場主の馬鹿息子の残虐性が妙に印象に残る映画でした。それほど多くない登場人物がそれぞれの人間関係に引きずられながら進行していくよくあるストーリーでしたが、共感できるところも結構あって面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-06 21:50:40)《改行有》 920. 陽はまた昇る(2002) プロジェクトXのアンコールアワーだったような気がしますが「窓際族が世界規格を作った VHS・執念の逆転劇」を観た者としては、今作の無理に感動させるようなシナリオと誇張された演技にはちょっと複雑な気持ちにさせられます。実話の劇的な大逆転ストーリーのリアルな面白さが半減してしまった感がありますが、渡辺謙の演技はなかなか良かったです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-11-05 22:28:42)《改行有》
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