みんなのシネマレビュー |
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941. エアポート2011〈TVM〉 期待通りの気安い作品。感想やレビューなんか、どうでもいいや、オレ、くたびれてるから。という方におすすめ。いやホント、映画とか見てて、そんな日ないっすか。4点で満足。[DVD(字幕)] 4点(2012-06-28 21:20:35) 942. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 抗ガン剤治療を、がんばって受けようよ、とタメ口でオカンにいうミズエ。他人のお前が何を言う。全体的に、不調和でフワフワした感じがするのは、母親に対する息子の気持ちは、本来もう少し屈託があるはずだから。意図して削った部分なのだと思うけれど。[DVD(邦画)] 4点(2012-05-19 10:22:08) 943. シャッフル(2011) 《ネタバレ》 どことなくナイツの塙氏に似た市川亀治郎氏、カタギリジョーに雰囲気が似た金子ノブアキ氏など。ワタシはまだ知らない役者さんたちによる(その筋では一線のみなさんなんだろうけど、不勉強ですみません)、B級テイストの強盗団の仲間割れ話とくれば、その昔みた「SCORE(1995)」。荒っぽい感じが好きでした。同様なものを期待して見ましたが、なんか力不足。コメディパートが活きてないのが、けっこうきつい。しかも、本作のどんでん返しは、そのためのどんでん返しとでもいうんでしょうか。「キサラギ」みたいに、苦笑いを浮かべつつも、そこまでひねってきますかね、とあきれかえるような楽しみもあまりなかった。ちょっと、残念。でも、「深夜食堂」好きだから、及川監督のは、次回作期待。[DVD(邦画)] 4点(2012-03-24 22:05:34) 944. ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 うーん。道具立ては新しいようですが、詰まるところは、世間知らずのボン2人が、少しヤクザな兄さんに垂らし込まれた、といういたってよくある話にしか見えませんでした。最期のシーン。マークのPCに表示されているのが、エドゥアルドのページだったらなあ。マークには、恋愛よりも友情を失った痛手の方が大きかったはずだし、また、より天才にあるまじき感傷的な姿として映ったと思うんだがなぁ。[DVD(字幕)] 4点(2012-03-24 00:40:34) 945. エイリアン 《ネタバレ》 彼女の主演作を他に知らないのに、「シガニー・ウィーバー」がヒロインということを知っている。「ギーガーの鳥獣戯画」って、江口寿史氏じゃなかったですかね(吉田戦車氏?)。「キャラクター造形は、ギーガーという人」であることを知っている。見ていなかったのに、もう見たような気になっていた本作を初めてちゃんと見ました。しかし。決め手に欠ける武器を装備して、案の定やられていく乗組員のみなさん。何故、これだけ切羽詰まった状況なのに、もっと生き延びるために、いがみ合ったり、助け合ったりしないんだ。歯がゆくて仕方ない。結局、あー、あの有名な「エイリアン」ってやっぱりこんなんだったんだ、というのが率直な感想。もちろん、映画史の中のエポックであることは認めますけど。好きなシーン。コールドスリープから起き出した皆さんが、宇宙船の中でタバコを吸っているところ。あれだけたくさん寝た後じゃ、うまかろうて。もうこんなシーン、撮れないんだろうなあ。[DVD(字幕)] 4点(2011-11-13 01:04:27)(良:1票) 946. マザーウォーター 《ネタバレ》 うーん、残念。やっぱり、雑なんだ。ワタシは赤ちゃんの扱いが、ちょっと悲しくなるくらいマズかったと思います。赤ん坊をあんなふうにベンチに座らせてはいけません。落ちちゃいそうで、怖い、怖い。必ず、だっこして座らせるはず。赤ん坊と移動するなら、ベビーカーか、おんぶ。立たせたまんまで、食物(豆腐)をあげてはいけません。ちゃんと座らせて食べさせること。スタッフは、ペットの犬ころかネコでも預かっているつもりかぁ!でも、そんな中。小林聡美ですが、ぎこちなくポプラを抱いてるシーンでは、私生活でもこんな風に幸せになって欲しかったなあ、と少し胸が熱くなりました(だって、ファンだから)。[DVD(邦画)] 4点(2011-09-03 00:00:40) 947. TATTOO<刺青>あり 《ネタバレ》 うーん。当時の事件報道をかすかに覚えているところのモノです。1月26日午後2時30分からの立てこもりがメインになるものと思ってましたので、少々肩すかしです。いかにして、あのような凶悪犯人ができあがっていったか、というストーリーなわけですが、そこも何か納得いかない。「30までにどでかいことをやる」と宣言したから、あるいは「30才は、男の節目となる年齢」と母親に言われたから、ということ以外に理由は無かったのだと思いますが、そのあまりにも純情さ、あるいはアホさ加減を丁寧に表現して欲しかった。なんかもっと乾いた感じで仕上げてもらえると良かったと思います。あと、ラストソングは、ご当人が歌わない方が良かったでしょう。安いドラマみたいになってしまいます。[ビデオ(邦画)] 4点(2011-07-17 23:42:43)(良:1票) 948. A2 《ネタバレ》 前作でおばあちゃんを見送ったのち、電車に乗る荒木氏のその先が見たくて、速攻借りてきた本作でした。しかし、そういうものではないのですね。ワタシには、むしろ散漫になったように見える。警官VS右翼なんてガチャガチャしたもん、いまさら見たくもないです。刑務所くらった上祐よりも、ボロボロになっている荒木氏に、最後に極めて大切な質問をする監督ですが、なんか誘導しようとしていないか。なにかけしかけていなかったか。タチが悪いよ。あんた、電波少年の某ディレクターか。[ビデオ(邦画)] 4点(2011-05-30 19:48:34) 949. 知らなすぎた男 《ネタバレ》 うーん。いわゆる「外国人のジョーク」を聞かされているような感じでしたね。いや、文字通り、その通りなんですけど。気が利いている風なんだけど、なんかしゃらくさい。ラスト近くには勘違いの連鎖に気づき、冷や汗かきつつも、しらばっくれてうまいことやる、みたいな展開の方が好きですね。[DVD(吹替)] 4点(2011-04-18 21:38:18) 950. 無防備 《ネタバレ》 かなり引きずる深い傷をもち、しかも夫婦関係が破綻している「木下さん」の境遇と比較してしまうのは、夫を世に出すために、もう普通じゃ考えられないくらいに全面に協力した奥さんとかわいいせがれさんがいる監督の境遇です。新しい命の誕生をみて、安堵のほほえみを浮かべた木下さんでしたが、産婦人科を後にした瞬間、残されているのは、泥だらけの自分と、誰のか分からない軽トラ。こんどこそ、睡眠薬の大量服用をしてしまいそうで心配です。彼女に救いの手がのべられているエンディングとは思えなかったなぁ。[DVD(邦画)] 4点(2011-01-30 01:00:29) 951. 猿の惑星 《ネタバレ》 ザイアス長官の族長としての慧眼に4点。しかし、驚愕のラストシーンをDVDジャケまたは、DVDのメインメニューで見せてしまう「20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント」の蛮勇(無神経さ)には恐れ入る。いくら有名なオチだとしても。[DVD(字幕)] 4点(2011-01-02 15:22:08)(良:2票) 952. 真空地帯 《ネタバレ》 ラストシーンに野間宏氏の小説の一節と思われるものが映し出されるが、冒頭に持ってきた方が、観客に親切ではなかったか。タイトルの意味することを、がっちりつかんだ上で鑑賞できたと思うので。會田一等兵の「はきだめの中の善人」だか、むしろ「たき付け役の悪人」なのか分からないところや、最後の木谷一等兵の暴走が、金子班長に向かず、もしや木谷同様、被害者かもしれない林中尉に向かうところなど、営舎内の理不尽、混沌さ加減が伝わってくる。しかし、聞き取りにくい。できれば、DVD(字幕)で見たかったところ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-18 19:37:49) 953. 新・刑事コロンボ/殺人講義<TVM> 《ネタバレ》 そうですね。本作の犯人とその親、及び脚本家の方に、「こちらにおわすお方をどなたと心得る。恐れ多くもロス警察は殺人課、コロンボ警部にあらせられるぞ。」と言ってやりたくなりますね。最初はなめてたコロンボに、真綿で首を絞められるように押さえつけられていく犯人の様が面白いシリーズなのに、最後まで油断しきってるんだもん。[CS・衛星(吹替)] 4点(2010-11-22 15:20:42) 954. スパイダーマン2 《ネタバレ》 ピザの配達で、一作目でいうところの「大きな力」を使っちゃったところから、これはどうか?、と思い始めましたよ。ヒーローがその正体を明らかにするのは、やっぱ最終話でしょう。マスクの下の顔を明かしたい葛藤と戦うのも、ヒーローの努めではないでしょうか?飛翔シーンは、相変わらずやたら気持ちいいので、そこだけで4点。[地上波(吹替)] 4点(2010-11-02 19:28:34) 955. ジャガーノート 《ネタバレ》 ひとりのヒーローががむしゃらに戦って非常事態を回避する、ってパターンが、最近の映画では多いように思います。そんな中、プロ集団が、地味に爆弾を解体していく様をじっくり見せてくれたところは良かったかと思います。そうなんですか、「赤か、青か」の元祖なんですか。このフォーマットが、延々と踏襲されるのは、不思議ですよね。もっとたくさんダミーのリードを出せば、犯人の勝率上がりそうなんですけど。[DVD(字幕)] 4点(2010-10-24 23:57:34) 956. ファイナル・デッドコースター 《ネタバレ》 「悪い予感は、よく当たる」とか言いますよね。「いくつかの方法があって、一つが悲惨な結果に終わる方法であるとき、人はそれは選ぶ」っていうのは、マーフィーの法則です。主人公が、運命に立ち向かおうとすればするほど、結果は最悪のモノになっていく。彼女の、こじつけ(妄想)に駆られた行動がなければ、起きなかった事故が、最初のジェットコースターとラストの地下鉄を除けば、全部じゃないですか。「彼女こそ、死神?」と思っちゃいました。容赦ない展開は嫌いじゃないですけど。でも、やっぱり飽きたなぁ。[DVD(字幕)] 4点(2010-09-25 22:57:57)(良:1票) 957. プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 一流のファッション業界における丁稚どんの物語、ということでどうでしょうか?番頭さんになりかけたところで、自分の元いたところ(故郷)に帰っていく。親方は厳しい人でしたが、次の勤め先に口利きもしてくれる、人情に厚い方なのでした。[DVD(字幕)] 4点(2010-09-18 09:37:18) 958. 許されざる者(1992) 《ネタバレ》 画が綺麗なのは、その通り。音楽もよかった。ブランクある賞金稼ぎによるカウボーイへの襲撃のシーンまでは面白かった。リアルな西部劇を見せて頂いているような感じ。しかし、酒を飲んでからの豹変。とりわけ、エピローグの商売屋の成功話。なんだ、それ、と言わせてもらおう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-19 22:18:34) 959. 小森生活向上クラブ 《ネタバレ》 う~ん、これは妙な感じのハードボイルドになるのかもしれん、と途中まで期待して観てたモノです。単純に、古田新太が様々な手段で小悪党から悪党まで、引導を渡していく話で良かったんじゃないですかね。必殺仕事人の現代版、みたいなねぇ。[DVD(邦画)] 4点(2010-05-07 23:39:14) 960. 四次元への招待<TVM> 《ネタバレ》 作品全体の懐かしい感じの演出と相まって、この邦題。小学生のころ読んだ、少年マガジンの巻頭特集を髣髴とさせます。若き日のスピルバーグを見ることができる意味でも、貴重な一本と言えるでしょう。[ビデオ(字幕)] 4点(2010-05-03 23:01:26)
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