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81.  ワルキューレ 《ネタバレ》 悪くはなかった。最後まで飽きずに観ました。 でもトム・クルーズのシュタウフェンベルグ大佐のキャラクターが正義とやらの勢いだけで持ってきてるだけで実に平坦で深みを感じませんでした。他の仲間もパッとしませんでした。 そして物語は確かに緊迫した展開が全編にありましたが キャラクター描写の弱さにより『緊迫した展開』のみしかなくそれ以上の面白さは感じられなかったです。 そもそもシュタウフェンベルグがヒトラーの死亡を確認せず勝手に成功したと思って 同士や本来、計画に関係の無い人まで巻き込んでコトを進めたのですからオチでいくらシュタウフェンベルグが、かっこつけたり、立派な事を言っても『すべて、お前が悪いんじゃないか!』という突っ込みが消えなかったです (最初っから観客はヒトラー暗殺失敗を知ってるのですから余計ですね) あと蛇足ですが、ヒムラーとゲッペルスとヒトラーは微妙でした。 あとナチが全編、英語で会話するのは映画上、仕方ないとは言え変な感じでした。 惜しいなぁ・・真面目に作り過ぎたのが仇になった模様です。こういう映画はキレイ事だけではなく悪意とエグさも必要でしょ![映画館(字幕)] 6点(2009-03-20 20:00:52)(良:1票) 《改行有》

82.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 ああっ・・どうしたらいいんだよ!このやりきれない気持ち・・ 観終わった後の素直な私の心の言葉。そして『ショーン・ペンがティム・ロビンスを先走って殺めてしまい然るべき罰も受けないまま普通の生活を続けるのか?ふざけんな』と怒りに思いましたが、すぐに『いや・・待てよ。そうとも言い切れない・・うーん』『あっでもショーン・ペンはもしかして・・うーん』とか様々な解釈が浮かんで来て頭の中をうごめいています。そしてもう一回観てしまうのです・・。こういう観るたびに考えてしまう映画はあまりにも内容が重くても結局、好きなのです。全く厄介な映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-22 19:00:55)《改行有》

83.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 色々賛否真っ二つの本作ですね。 私は主人公の村田さんに感情移入しまくってしまい・・気分良く演技してるシーンでは『村田さん本当はウソなんだよ!』と心の中で叫び、笑いより悲壮感が漂う始末でした・・ 妻夫木演ずる備後とその仲間に怒りの炎が・・とは言いながら前半は笑える所もあり普通に楽しめました。 でも後半は長く感じてダレた印象です。 これって90分くらいにまとめられるんじゃないのかなぁ・・。 村田さんが終盤あたりでようやくウソだと気付きますが、そこまで長いなぁ・・ 中盤前くらいで『そこまでも気付かないと流石に村田さんが間抜けに見えてくる』といういけない突っ込みをしてしまいました。 後半の特にクライマックスの間延びはダメな感じ。 散々マジックアワーって強調している日没した時間帯にクライマックスをもっていけばいいのに・・。 そして全編で気になったのは舞台設定の中途半端さです。 昭和初期あたりのレトロな町並みでヤクザを『ギャング』と呼んだり。 登場人物が『映画みたいな町』なんて説明しているので現代とは違う全く異なる世界かと思いきや撮影所シーンは普通の現代そのもの・・ 今の携帯持ったり軽トラもあったり全くレトロ感無し・・ 何これ?そういう特殊な舞台設定にしたいなら細部まで徹底して世界観を作り上げるべきでしょ! と不満を挙げたらこんなにあったので高評価はしませんがそこまで酷評をするほどの出来とも思えません。 佐藤浩市演ずる村田さんに好感を持ち自分の映像がスクリーンに映ったシーンはグッときたので嫌いにはなれないです。 この作品が舞台劇ならもっと面白く見えるんでしょうね。[DVD(邦画)] 5点(2009-01-27 23:16:55)《改行有》

84.  少林少女 《ネタバレ》 こういうのを映画と言いたくない。 どういう頭でこれを作り出したのか本当に理解に苦しむ。 キャラ描写のいい加減さは呆れ果てた。 意味不明な癒しで戦いに終止符を打たれてしまう腐ったご都合主義。 格闘シーンはふんだんにワイヤーやCGを駆使しているのに どうして迫力が絶望的に欠けているのか不思議で、ある意味スゴイ。 映画をナメるな!バカにするんじゃねぇよ! 本当にこの駄作は腹が立ちました。全く・・[DVD(邦画)] 0点(2009-01-23 00:45:22)《改行有》

85.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 各武将達の大見得バンバン切りまくり、有り得ない戦闘シーン続出、大仰な演出、迫り来る大合戦に向けての執拗なもったいぶらせ、トドメはクライマックス前にバサッと切って後編に乞ご期待!カーッいけずなジョン・ウー様。最高です。 トニー・レオンの冷静で温かみのある周瑜が素晴らしい。 金城武の不敵な微笑みを浮かべ何を考えているか分からない孔明も負けてはおらず 各役者陣の熱演で2時間半全く飽きずに没頭出来ました!とは言いながら恐らく コアな三国志ファンには食い足りないでしょうし、中盤の周瑜と小喬のラブシーン等は 蛇足でしたし、他に言いたい所もあるにはあるのですが 本編の熱さに比べれば些細なレベルです。 もう過剰なまでの大仰な仕上がりの本編ですが私はかなり好感を持てました。 前編だけで9点付けたい気分ですが完結していないので取り敢えず8点にします。 後編は来年四月・・待てないわ・・。 ジョン・ウー様、後編も面白いのお願いします。[映画館(字幕)] 8点(2008-11-15 16:12:43)《改行有》

86.  エロス+虐殺 216分のロングバージョンを鑑賞・・辛かった。退屈だった。疲れた。大杉栄の生きた明治時代と1970年当時の現代を交互に描いているが思いっきり乖離してるように見える。特に現代の描写は何?良く言えば当時、先進的な実験映像とでも言えるのでしょうが、まるで意味が分からないし、面白くもない。他でも書かれている通り大杉栄と女達の描写に絞るべきだった。大杉栄達の描写はとにかく冗長・・有名な刺傷事件では小一時間、刺すのか?刺したのか?やっぱり刺してない?と迷宮に入ったようなシーンはキツかった。やたら小難しいセリフを終始垂れ流して、途中から『ハッ勝手にしろ!』と何度も停止ボタンを押そうかと思った。でも細川俊之の大杉栄の存在感は素晴らしいし、モノクロの映像は美しい、音楽も心に残る秀逸なものではあった。ただこれが名作と評価されてるのは理解出来ないなぁ・・1970年当時を生きた人達ならこの映画の登場人物やシーンに共感を覚えるのかもしれないけど私には無理なようです。[DVD(邦画)] 3点(2008-11-02 19:00:10)

87.  アイアンマン 軍需産業絡みの内容で暗い感じなりそうなのに適度にクスッと笑える展開もあり、最後まで楽しく観れました。アイアンマンの装備が徐々に仕上がっていく過程とかはワクワク感もあり戦闘シーン以外でも見所があって良かったです。後は何といってもロバート・ダウニーJr.の魅力が大変デカイ!若い二枚目俳優には出せない渋さと本人のキャリアから垣間見せるダーティー感が素晴らしい!アイアンマンというキャラクターに全く食われてないので本作の戦闘シーンが他の大作アクション映画に比べると派手さはないものの、さしてマイナスに感じなかったです。これが若いイケメン俳優がトニー・スタークを演じていたなら薄っぺらな仕上がりになっていたかも・・見事なキャスティングでした。[映画館(字幕)] 8点(2008-10-12 16:09:57)

88.  アキレスと亀 《ネタバレ》 前半と後半でトーンがカラッと変わります。絵描き好き少年・真知寿一家の悲劇が静かに描かれる。これがたけし映画かと思うくらいのいいムードで描かれ、三又又三の知恵遅れ絵描きのとぼけた存在感がいい味付けで傑作に思えました。しかし真知寿の青年期に入ると明らかにムードが変わる・・芸術学校の仲間達の体当たりアート・シーンとかはコントに見えてまだ辛うじて笑えましたが、初老期に入り夫婦揃っての常軌を逸した芸術活動シーンから笑えない上、退屈に感じ苦痛の領域に入りました。前半とはとても同じ映画に見えないほど・・まぁこの壊し方がたけしっぽいのでしょうが今回は前回、前々回よりはマシとはいえ厳しかったなぁ・・終盤は完全に真知寿は狂ってたし・・あと、どうしても気になったのはやたら人が死んだり自殺する事。 たけし映画は人が死ぬシーン多いので分かってはいるですが今回はどうにも『それ必要?』と思えました、死は身近にあるものとか芸術家は命懸けという事だ等の意見を見かけましたが私には、各シーンを見てもそう感じなかった(又三とか芸術仲間達の死とか特に)。比較的、周囲は賞賛モードに近いですが私はそれとは程遠い評価となりました。そして数ヵ月後、再度観ても評価は変わらず・・。最後にフォローめいた事を書くと妻役の樋口可南子の存在感は本当に素晴らしい。ラストで見せる彼女の優しい笑顔でこの映画は何とか保たれた気がしてなりません。 凡作とまでは言いませんがそれ以上の作品とはどうしても私には思えません。[映画館(邦画)] 5点(2008-09-23 14:47:11)《改行有》

89.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 個人的には結構、楽しめたドンパチ・バカ映画でした。主演のジェームス・マカヴォイのナヨッとしたヘタレ青年が思った以上に良い!アクション大好きジョリ姐さんの存在感はもう言う事なしに輝いてますなぁ・・でも主演扱いですが実は脇に回ってる印象。何気にアクション映画出演多いモーガンさんは言うまでもなく安定した感じでこれまた言う事なし。 でも散々、強調されている弾丸を曲げる設定は実は無くても物語が成立してるような気がします。弾丸曲げられる事がキャラクターと物語の核心に繋がってないと単なる見せかけで終わっているような・・。中盤のドンデン返しのこじ付けっぷりに何度も首を傾げたり、ラストの決着も唐突というか何か収まりが悪かったです。各キャラクターの薄っぺら感も否めずマイナス要素ですね。と書きながら、サービス精神旺盛の展開は好感持てるし、ジョリ姐さんの華麗なアクション姿が堪能して満足度がアップしたので点数をプラスしたい所ですがやっぱり6点止まりかなぁ・・あと蛇足ですが、ジョリ姐のキスシーンとお尻が拝見出来るシーンで私の脳内にブラピの顔が浮かんでウザかったです。[映画館(字幕)] 6点(2008-09-21 14:09:45)(良:1票) 《改行有》

90.  CURE キュア 《ネタバレ》 サスペンス映画として、とても良く出来ていた作品だと思います。 ですから終盤の難解な展開でも色々自分で解釈したり考えたりするのも悪く無かったです。(最悪なのは展開がつまらない上、訳が分からん映画です) 個人的に好きなのは二回あるファミレスのシーンでしょうか一回目に食事を残し覇気のない役所、二回目は妻の死の後のシーンにも関わらず憑き物が落ちたように心地よく食事している姿は滑稽な程です(これで妻の死は役所の仕業と暗示させる) ラストシーンの投げっぷりはゾッとしますし・・ 二回、三回見てその度に様々な解釈が出来て楽しめたりする映画でした(万人向けかどうかは微妙)[DVD(邦画)] 8点(2008-09-15 19:04:17)(良:2票) 《改行有》

91.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 秀作。アメリカの70年代ポルノ業界の内幕模様としても面白く、デカマラ少年ダークとその仲間達の青春物語としても素晴らしい出来。マーク・ウォルバークの直球の演技に脇を固める名優達の存在感で目が離せない。セックスシーンが多々あるのにエロく感じずむしろ爽やかに見える。ただ中盤以降のバイオレンス気味な展開はちょっと今までの流れに合わない気がして少し違和感。 あと最後に大きいクレーム!ラストの再起を誓い遂に披露されたダークのデカマラにモザイクを掛けてしまった事!本国版はもちろん無修正でしょうが・・モザイクを掛けられたお陰でラストが薄ぼけられた気がした。ダークというキャラを象徴しているデカマラを出して共に鏡で奮い立たす感動シーンなのに・・ガッカリ。ありのままに画面に見せなくてはいけない性器だってあるのに!全く日本版はブツブツ・・[DVD(字幕)] 8点(2008-09-15 18:42:04)《改行有》

92.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 疲れた・・ジョーカーの毒気にヤラれっぱなしの二時間半でした。 ヒース・レージャーのジョーカーは評判以上の素晴らしさ、 彼の存在感あっての映画とも言えます。 彼の起こす犯罪で事態が悪化し、終盤近くでレイチェルの身に最悪の悲劇が起こりますが 不謹慎ながら『うわぁここまで悪化してどう収拾が付くのか』とジョーカーの行動にハラハラ興奮してしまいました。 気になった点は、検事デントがジョーカーの策略で顔半分焼かれツーフェイスになり 悪に染まるという流れですけど、彼は悪に染まったと言うより、 ただ自分達をハメた裏切り者を復讐してるだけで 彼の本質はあまり変貌してないように思いました(ジョーカーばりに狂気に目覚めていればさらに救いがなく良かったと思いました。) 最後にバットマンはジョーカーを殺さず明確な決着は付けられてません。 ジョーカーは生き残り、バットマン側は検事デント偽りの『正義』の看板を掲げ バットマン自ら罪を被り、辛うじてゴッサムシティが保たれる結末ですが そこはジョーカーに試合で勝って勝負に負けた感が強く、後味はあまりいいものではないので、もしかしてジョーカーとの完全決着の続編とか見越しての結末だったのかなぁと少し考えました(ヒース亡き後、それは不可能でしょうが・・ 冷静に考えれば8点あたりかなぁと思ったのですがヒースのあの素晴らしい存在感に 興奮し、なかなか収まらないのでもう彼の名演にプラス1点の9点にします。[映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:15:02)《改行有》

93.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 楽しかった・・本作鑑賞後の素直な感想。高齢のインディさんアクションは衰え見せずますますお盛ん。一気に畳み掛けるように展開が進むので細かい事も気にならなくなる、ああっ面白かった・・・が・・観終わってから『あれは一体なんだったんだ?』『何がどうしてアレがああなったのか?』と『?』の部分が出て来る出て来る・・困ったなぁ・・まぁあそこまでサービス精神たっぷりの大アトラクション映画に徹っした本作を素直に褒めたいなぁ・・他の作品より甘くなる。作品としては7点くらいかもしれませんがリアルタイムにシリーズを親しみ、インディの新たな勇姿だけで飯3杯食えた気分なのでプラス1点加算をお許し下さいませ。[映画館(字幕)] 8点(2008-07-05 19:40:41)

94.  デス・プルーフ in グラインドハウス カート・ラッセル足フェチ変態スタント・オヤジ最高。 セクシー女達のダラダラ長~い下ネタ・セックストーク最高。 相変わらずの音楽センス最高。 ラストシーンで腕を上げて『やったぁ』と叫んだ、もう最高。 直球カースタント最高。 まぁ好き嫌いはキッパリ分かれる映画なので、なかなか万人にお薦めし難いのは確か。 タラの映画熱は冷めてなかった!熱い熱いタラはやはり偉い。[DVD(字幕)] 9点(2008-07-05 19:24:15)《改行有》

95.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 現実世界にある狂気の暴力を真正面から逃げる事無く描き切った本作。 相当、ショキングなシーンの連続だが実際、本当にこういう暴力がありきたりな風景(ランボー以外)として存在しているのだろうなとランボーの目を通してこれでもかと叩きこまれる。 ランボー自体の戦闘シーンは前作群と比べると少なめではあるけど あの相変わらず救われない空虚な表情が映し出されるだけで戦闘シーンと同等のインパクトを感じてしまう。 今回も戦闘で出来たのは死体の山と空虚感。ハッキリいって救いがない。 でも最後の最後でランボーが映画のパート1のオープニングとほぼ同じ姿で、ある所へ向かうシーンはそんな彼にも、ささやかな救いが得られるのではないかという感じに見えた。 今までのシリーズの流れで見るとかなりグッときてしまった。[映画館(字幕)] 8点(2008-05-25 15:14:45)《改行有》

96.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 冒頭から無差別殺戮テロやサウジ入国の緊迫の展開に最初っから目が離せない。 サウジアラビアは名前は有名だけど私は何もこの国の事を知らなかったと痛感。 サウジの現状のドラマと事件の捜査のサスペンス感も絶妙なバランスで成り立っていて良く出来ている。そして終盤の戦闘の迫力は半端なく手に汗を握ってしまった。 ただFBI捜査官達があそこまで戦闘が強いのはちょっと違和感を感じた、リアルな要素を盛り込んだ映画だったので余計にそう感じた。何せ弾が殆ど当たらないなんて・・。 ただラストはアメリカ映画お得意の『正義は勝つ』的な流れに見えたら、しっかりとその流れを絶望的に断ち切る決定的セリフが衝撃であった・・。 そこを一方的な『正義』の論理で誤魔化さず描いたのは大変に評価できる。[DVD(字幕)] 8点(2008-04-12 17:09:35)《改行有》

97.  バンテージ・ポイント 《ネタバレ》 これだけの登場人物の各々の視点をよくぞカッチリまとめてくれたなぁと、まず感心。 息をもつかせぬ展開で目が離せなかったです。 カーチェイスは監督もコメントされていたように『ボーン・アルティメイタム』のボーン・シリーズにカーチェイスシーンの影響が強いのは確かですが素晴らしかったと思います。 が・・あそこまでの車の衝突を繰り返したデニス・クエイド演ずるシークレット・サービスが血も出ずピンピンしてるのは流石に不自然かなぁと・・そこは首を捻る所です。 後は各人物の背景の描写がさわり程度ぐらいしか触れてないのでドラマの芯の部分がかなり弱くて観終わった後はあっさりし過ぎた感じでした。 麺が見えない程に具は沢山乗せてあって見た目、豪華なものですが具をどけると肝心な麺が少ないラーメンと言った感じでしょうか・・。 そこを指摘するのはヤボで単純にこのジェット・コースターに乗るのが正解なのかなぁ・・でもなぁ・・(繰り返し) [映画館(字幕)] 7点(2008-03-16 21:02:58)《改行有》

98.  ジャッキー・ブラウン どうも主人公のジャッキー・ブラウンに好感も共感も大して持てなかったので物語に乗れませんでした。『ジャッキーお前は捕まれ』と思ってしまった程です。当然、こんな感じなので2時間半は長く中盤あたりで退屈に感じてしまいました。デ・ニーロの情けない初老ギャング新鮮に覚えてグーです。 音楽は相変わらず素晴らしいんですけどね・・[DVD(字幕)] 5点(2008-03-14 23:06:46)《改行有》

99.  キサラギ 《ネタバレ》 ハッキリいいましてこの作品が何故、こんなにも高評価なのか分かりません。 キャラクターの素性が分かる展開では唐突に場面の上に新しいシールをペタペタ貼るような感じの汚い反則技の連続です。 伏線と呼ぶには実に幼稚でお粗末なレベル。 元は舞台劇のせいか、殆どセリフだけの物語進行で映画を観てるような気がしない。 ラストの展開である事実が判明し、主人公にとってその事実はとても良かった的な着地になっていますが、でもアイドルが焼死した悲惨な事実は変わらないのに全員ニヤついているので『何だお前等は!』と引いてしまいました。こんなので心が温まるもんかい! ラストの死んだアイドルが映像で顔が思いっきり出たのには閉口しました。今まで顔を隠していた演出が全く無意味になりましたしね。 非常におかしな作品ですよ、これは。なんだかなー[DVD(邦画)] 3点(2008-02-28 18:56:03)(良:2票) 《改行有》

100.  舞妓Haaaan!!! 《ネタバレ》 冒頭から繰り出すハイテンションなギャグは驚くほど笑えない。 大袈裟演技も度を越すと実にうっとうしいし、うるさいし、引く。 主人公とライバルが次々と職種を変え大成功を収めるようなあまりにも強引過ぎる、展開は見せ方によっては別に否定はしないがこの映画の場合はすべて適当にまとめたようなお粗末さが目立つようで呆れた(それ以前に笑えない) 後半のややシリアス展開のバタ臭さに別の意味で爆笑。 何故、あれほど大ヒットしたのかさっぱり分かりません。 でも別に役者陣は全くキライではありません。 [DVD(邦画)] 3点(2007-12-26 02:01:59)《改行有》

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