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81.  トレマーズ かなり好きな映画です。主役2人のグチりながらの掛け合いが楽しくバケモノに襲われそうな緊迫した時にもユーモアさがあって笑えます。ジョーズより気に入ってます。個人的には内海賢二さんと安原義人さんのビデオ版の吹替えがDVDに収録していれば最高でした。8点(2003-08-27 01:58:09)

82.  カプリコン・1 この物語、実際に有り得そうな話で見てる途中からあの月面着陸も実は・・という風に思えてしまいます。話の展開もサスペンス、アクションありで実に面白くラストも痛快でアメリカ国家に「ざまぁみろ」という感じです。この時期のエリオット・グルードはいい味出してるなぁ・・8点(2003-06-27 02:27:18)

83.  我輩はカモである マルクス兄弟の空前おバカ映画!!70年前の映画とは思えぬ切れのいいギャグの嵐に爆笑と同時に感動すらもしてしまいます。ただ残念なのは私に英語が分かればこの映画はもっと面白く感じるのだろうなぁという事です(字幕でも十分に面白いですけど) 8点(2003-06-27 02:13:34)

84.  裏窓(1954) ヒッチコックの作品で一番好きです。話が進むほど物語がグングン面白くなって全く飽きさせません。だけどあのおじさんカメラマンにどうしてあんな超美人の彼女がいるのかそれだけ腑に落ちなかったです・・8点(2003-05-10 20:13:34)

85.  シャイニング(1980) キューブリック作品の中では一番多く見た映画です。あのホテルの不気味な空間の雰囲気がとっても好きです。ジャックが気が狂う過程がいまひとつよく表現されてないのが残念。冒頭の空撮でモロに映っている撮影ヘリの影ですがキューブリックは気にならなかったのかな・・8点(2003-03-26 19:36:06)

86.  ピンポン あまり期待しないで見たらなかなか楽しめました。個人的にあのキャスト達の中で竹中直人が浮いてるように見えました。8点(2003-03-24 19:57:10)

87.  太陽を盗んだ男 見終わるとドット疲れが来る映画でした。ジュリーかっこ良過ぎ・・音楽は今、聞くとさすがに古臭く感じてしまいますがやっぱり素晴しいです。リメイクとか話があったようですが頼むから止めて下さい。8点(2003-03-22 01:18:23)

88.  ミッドナイト・ラン ありきたりな内容の映画かも知れませんが、単純に楽しめる映画でした。ラストのオチも気分スッキリとした感じで笑みがこぼれてしまいます。監督も俳優達もお見事!!こういう映画、もっと見たいなぁ・・8点(2003-02-09 13:16:38)

89.  フランケンシュタイン(1994) 私は好きです・・・哀しい映画でした。ホラーじゃなくてドラマだったように思われます。デニーロの、流石と思わせるような演技っぷりも素敵です。8点(2003-01-26 17:47:24)

90.  フェイス/オフ 顔を交換何てすごく乱暴な展開なのに見ているとそんな事、気にしないで物語に没頭させられてしまいます。アクションシーンもすごい迫力で圧倒。久々にお腹一杯になったアクション映画でもっと早くチェックしていれば良かったです。DVD吹替えはトラボルタに神谷明さんはちょっと無理があるような・・8点(2003-01-13 13:50:17)

91.  清須会議 《ネタバレ》 時代設定のせいか(お陰か)、あざとい『三谷色』は薄まり、個人的に一番観やすい三谷映画でした。 138分の長さを退屈させないだけでも好感。比較的、穏やかに楽しみました。 とはいえ、あからさまなドタバタコメディ展開はこの映画の中では、浮いていて違和感がありました(特に旗取りや滝川一益のくだり全般)。 お市の描き方はあまりにもキャラとしての深みがない事。 いくら悲惨な過去があろうが、全く好感すら持てない、非常にイヤな女にしか見えず・・ そのお市に惚れてアタックを掛ける柴田勝家も感情移入しづらくなりました。 そもそも勝家全体の描き方も間抜けが過ぎるかと・・ とやかく言いましたが過去の三谷作品の中では個人的に良かったです。[映画館(邦画)] 7点(2013-11-10 20:55:52)《改行有》

92.  エリジウム 《ネタバレ》 予告で思った通りの展開と出来でした。普通に面白かったです。 銃撃シーンや格闘アクション、世界観、武器、装着した器具のデザインが『第9地区』を彷彿とさせる感じで、ニヤリとさせられました。 でも大きな不満が・・・ラストで人々が『市民』となり、こぞって宇宙のエリジウムに向かいますが 最終的に人々が求めるのは『治療マシン』の性能だけに集約されてる印象に・・ エリジウムが凄いんじゃなくて、その『治療マシン』が凄い話になってるだけじゃね? あと治療マシンが別にエリジウムの環境じゃなければ機能しないとか、 そこになければいけないという理由もないので、じゃあ舞台が宇宙のエリジウムじゃなくてもよくね?と・・。 見終わるとエリジウムの存在意義が何か霞んで見えてしまいました。 そのマシン以外にエリジウムがいかに『特別』な場所か見えづらいんですよねぇ・・ なんか快適な風景の画だけ見せられても・・。 富裕層専用の治療マシンが何らかの理由で、あの街に置いてあって各立場の連中がそれの奪い合いする話でも成立するような気がします。 オチもそれで問題解決とは思えないんだよなぁ・・さらなる混沌の幕開けの気がしました。 7点付けた映画の感想とは思えなくなりましたが・・・不満に感じながらも、それなりに楽しんだのは確かです。[映画館(字幕)] 7点(2013-09-21 03:06:35)《改行有》

93.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 重厚で見応えのある『スーパーマン』でした。 ヘンリー・カヴィルのスーパーマンは見事な肉体と気品も感じさせる顔立ちで本当に素晴らしかったです。 『スーパーマン』の戦闘アクションは後半まで抑えられています。 そしていざ始まったら、すごいシーンの連続で単純に『おおっすげえ!』と思いました。 ただ観ていて何か居心地の悪さが残りました。 今回の『スーパーマン』はやたら人が死ぬんですよね・・ 特に後半のビル街大破壊シーンは間違いなく数万単位で殺されてる(映画上リアルな感じなのに一般の犠牲者は殆ど見せない上にどれくらいの犠牲が出たかも触れていない)・・。 EDでは大破壊が何事もなかったように仕事とかしてますし(どれくらい時間が経ったか分かりませんが)・・。 トドメに『スーパーマン』がする、ある行為(もしくは選択)も流れ的には仕方がないとはいえ違和感が拭えず・・ 戦いの勝利が数々の犠牲で成り立っているという重みが、その後の展開から感じられないんです。 この映画の重厚なトーン故に余計に気になりました。 『スーパーマン』を今風のリアルで追及したら、そりゃこうなるだろうとは思いました。 実際に面白かったのは間違いないです。しかし今回の『スーパーマン』を手放しでは褒められない・・ もう少し時間が経ったら、また観てみます。 余談・今回のゾッド将軍は正直、野蛮なだけで何か物足りなかったです。[映画館(字幕)] 7点(2013-08-31 20:35:51)(良:2票) 《改行有》

94.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 正直、フェイスブックやザッカーバーグについて殆ど知らなかったので、最低限の知識を事前に入れて鑑賞。展開はテンポよくサクサク進み全く退屈しなかったです。ただあまりに作品としてスピーディーな語り口なせいか、鑑賞後にそのままサーッと印象が流された感じが私は否めなかったので、一回だけの鑑賞では捉えきれないものがありました。ちょっとしたきっかけとアイディアと行動力でザッカーバーグは恐るべきスピードでフェイスブックを巨大化させていく下りはちょっと恐くなり戦慄すら覚えました。そしてそれによる代償と結果も同時に見せて『一体、何だったんだ・・?』と虚無感も感じました。ザッカーバーグ始め他のキャラクターの人間性の深いドラマ部分の描写に関しては、この映画の中では敢えてあまり見せておらず、色々な解釈の余地を残しており誰に特別、感情移入をする事無く冷静に各キャラを観れたのは良かったです。ザッカーバーグはいいヤツではないかもしれないが、すべて間違っているとは思えない、訴訟を起こした兄弟も共同設立者のエドゥアルドの言い分も最な所もあるし、ナップスターのショーンもドラッグ以外はすべてが悪いとは言えない・・巨大なうねりの中ですべての歯車が噛み合うとは思えないし、時には冷酷な判断を下すのは止む得ない所がある、誰が悪いかの善悪の判断は難しく、色々考えさせられました。ラストの五億人の友達を作ったと銘打たれた男のたった一人の『友達』の承認を待ち続ける姿は、淡々としていながら実に彼の孤独を的確に表した見せ方と感心しました。ラストのテロップ『登録者5億人、企業価値250億ドル』・・驚異的な事なのに、じんわりと虚しく響く・・[映画館(字幕)] 7点(2011-01-16 16:57:17)(良:3票)

95.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 まさにスタローン流男塾。『男は女を守らなければいけない』『女を殴るような奴は死ぬほど痛い目にあってもヨシ!』『男は仲間の為に命を投げ出す覚悟も必要だ』特に女性に関しては紳士といっていいようなスタイル!それを体現する役者陣がスタローンやバリバリの肉体派アクションスターが揃ってるから、存在だけで何か説得されてしまいそう・・はい、基本はとても楽しかったです。アクションの見せ方は往年の80年代で見られた肉体アクションを誇張した感じで、最近のCGを駆使したアクションと比べるとシンプルに見えますが役者の力で重量感ある生身のアクションが堪能出来ました。ストーリーも至ってシンプルでランボー的。間に部隊の仲間達の私生活や人間性の脆さも見えて魅力的に描かれているとは思いますが・・・何だろうなあ、過大に期待してたせいなのかトータルで見ると散漫な印象が拭えなかったです。まず前半でスタローンとステイサム二人が島の偵察の為に保護団体のメンバーとして潜入(それ以前に明らかに異常な雰囲気の二人が自然保護団体に見えないだろ・・ギャグか?)して、現地の案内人の女と合流しますが、ここはただ行って軍隊に見付かって逃げるだけで偵察にもなっておらず何がしたかったんだ?と感じになります。そこでアメリカに戻った後の展開は緊張感も展開も途切れてしまいテンションがグッと下がった印象で迫力のアクションがありながら冗長な感じがしてクライマックスにまで足を引っ張ってると感じました。再潜入からの終盤のアクションも何か単調でしたし・・うーん個人的には島に行ったら、島の中で最後まで展開させるか案内人の女とは別に仲間が捕らえられたかと緊張感が途切れず地続きに見せられたのでは?と思いました。物語の重要な要な筈の敵であった将軍と案内人の娘との間の葛藤も弱く感じて、取って付けたような印象でした。ドルフ・ラングレンのキャラの扱いもドルフ・ラングレン用の見せ場だけ用意されたような感じで取って付け感が・・色々惜しいです。でも前半のステイサムが飛行艇の先頭で決死のアクションをするシーンは文字通り燃えましたし、女を酷い目に合わす奴は徹底的に痛めつけられる所は痛快、男どものボンクラ仲間感はニヤニヤしますし、何と言っても名を馳せたアクション・スターがザッと集まっただけでテンションが上がるのは確かですので、やっぱり楽しくなるのが悔しいところ・・・。[映画館(字幕)] 7点(2010-10-17 14:14:49)(良:2票)

96.  アイアンマン2 《ネタバレ》 基本は楽しく観れた続篇でした。やっぱり役者達は主役級が出演しているので、それぞれのやりとりだけで映画が引き立って見えて楽しめたのも事実。ウォーマシンやブラック・ウィドー、そしてアベンジャーズへ繋がる伏線とか興味を惹かれる要素もありました。ただなぁ・・まず今回のトニーの最大の敵となるミッキー・ローク扮するイワンの扱いが不満に思いました。折角、冒頭であれだけのインパクトある登場したのに中盤から後半にかけては地味に座って開発してるだけで、クライマックスでの彼の計画遂行時にもちょこまかと無人アイアンマンを作動してるのがほとんどでやっとフル装備してトニーの前に現れたと思ったら、いとも簡単にボカーンと倒される・・あのぉいくらなんでもあっけなさすぎでは?個人的にはミッキー・ローク対ロバート・ダウニーJr.のアイアンマンのガチンコ対決を派手に見せるべきでしょう!これじゃミッキー・ロークをキャスティングしたかいがないもんなぁ・・。あとはトニーの命の作動源となるものが、自らの命を危険に晒し新たな代用エネルギーを探しているけどタメという話で、そこでサミュエル・L・ジャクソン演じるニックがトニーの父親なら何とかしていただろうとほのめかしますが、そこで彼が言いたいのは『トニー、お前は自分自身でその代用エネルギーを作り上げる事で偉大な父親と肩を並べる、もしくは越えるはずだ』という解釈に思いました。そこでトニーは本作での『成長』を見せるかと思いきや・・結局、父親の隠されたメッセージを見つけてそれを元に新元素を作ったのですから、それは成長でも父親越えでもないよなぁ・・と肩透かしでした。あと派手なアクションは前半と終盤にほぼ、集中しているせいか中盤でトニーが迷走していたくだりは冗長とも感じました。前作がかなり好きな私としては、今回は惜しいという感じの一作ですけど次も必ず行くぞという気にさせる出来にはなっていると思いました。[映画館(字幕)] 7点(2010-06-27 19:22:01)

97.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 ヤクザ映画的に『かっこいい』シーンとか『かっこいい』男達なんか一人も出てこないです。前半は何か妙な間も多く、妙なテンポ、しかもちょっとコメディチック・・後半から事態が加速し殺しまくりの展開になりますが、過剰な熱さもなく淡々としている所が逆に怖くて救いがないように思えました。役者陣は本当に見事でみんな適材適所でバッチリでした。北村総一郎の大ボスが特に恐ろしく、人の良さそうな笑みがゾッとするほどで彼が部屋に入ってズカズカ歩くだけで『恐ろしいことが起こる』的な雰囲気もあり素晴らしかったです。登場人物は全員、感情移入なんか出来ないキャラクターなので殺されても『ああっ殺られたね』と余韻もなく通り過ぎますが、北野監督演ずる大友に関しては別でした。最初はその他のヤクザと同じで感情移入も難しいです(でも演じているのがビートたけしなので全く他のキャラと同一線上に見るのは困難なのですが・・)。しかし終盤で彼が追い詰められ後輩の刑事に恥ずかしそうに出頭する瞬間にこのキャラだけ『人間くさい』一面が見えて初めて感情移入が出来ました。ですからラストで彼がメッタ刺しに殺される瞬間は他のキャラとまるで違って『悲しい』感じがしました。今までの北野ヤクザ映画の主人公にはない味わいがあり新鮮でした。ただそんなキャラもこの映画の構図から見たら、ただの『虫けら』で生き残った連中が彼が殺されたと知っても『あっそう』と切り捨てられる虚しさ。生き残った一番の悪党が悠然とビーチにたたずみます勝利者気分を満喫していますが、こいつらだっていつ背後から頭を撃たれるか分かったものではない世界に相変わらずいる訳ですから、その末路も容易に浮かび取れます。どうしようもないクズ世界に生きる連中をかっこ悪く淡々したタッチで見せられてイヤ~な気分になり、スッキリもしないのでそこの所とか好みがバッチリ割れそうだと思います。あと気になったのは中盤の至ると大使館のカジノのくだりがあります。あれは確かに面白い所もありますが前半の物語の流れとは分離されているように見えて、何か違和感は拭えなかったです。あそこは前半の話に直接、繋がってないと・・あのエピソードは正直、冗長でテンポをが明らかに損なってます。確実に面白い所もあって好きな映画なのですが『何かが足りない』というような違和感は拭えません。周りの高評価にはどうしても賛同できずです。[映画館(邦画)] 7点(2010-06-13 14:06:33)(良:1票)

98.  ウルフマン(2010) 《ネタバレ》 19世紀のイギリスが舞台という事で、何か古き英国の妖しさと美しさの雰囲気に頼りっきた感じにして、肝心の狼男はあくまでも主要キャラを動かす単なる『きっかけ』で地味なホラー風味の人間ドラマかと、勝手に思ってました。ベニチオ・デル・トロの新作という事で観に行ったのですが・・・思ったよりもアクション寄り、しかも人体破壊描写も容赦なく内臓ドバー、腕足ブシャー、顔面グシャー・・はい、なかなか楽しんでしまいました。ただ・・主役のローレンスや家族の描写は触れてはいますが、そこはあっさりとした感じです。映画の中で重要な役割と言えるヒロインのグエンはローレンスの殺された兄の婚約者ですが、ドラマが進むにつれ次第にローレンスに惹かれ最大の理解者になるという大筋の流れ以外は何も描かれてないと言っていいいキャラになっていて不満はあります・・でも、そういう人間ドラマのあっさり風味がアンソニー・ホプキンスやデル・トロと存在感ある脇役がガッシリ固めているので、アクション以外のドラマも深みが、それなりには感じて見られはしますが・・・クライマックス以降は惨劇がピークになります。それまでのキャラ描写を上手く見せ切れてないので悲劇としていまいち伝わって来ず、どこか淡々としていたのも不満でした。色々、書きましたが雰囲気だけのつまらない重い人間ドラマという訳ではなく、ホラー・アクションとして風通しを良くし狼男を凄惨に描いたのは好感が持てます。ラストの狼男同士の対決はもはや笑ってしまいましたが・・。一見、重苦しい雰囲気で敷居は高そうですがポップコーン映画として普通に楽しめる作品になっていると思います。[映画館(字幕)] 7点(2010-04-24 15:54:01)(良:1票)

99.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 低予算だけど、全然チープさを感じさせない力のある映画とは思いました。大半の人が言うであろう爆弾処理の緊迫感、周りのイラクの人が写るたびに敵か味方か判断も付かずにそちらもハラハラします。そして最大の見所の中盤の狙撃戦は本当に素晴らしい!砂漠地帯での長い静寂のやりとりは、今までの映画の狙撃シーンでもベストに位置してもいい程と思いました。エンターテイメント映画として結構、楽しんで観たのは確かですが・・不満もあります。そもそもこの映画はどのキャラクターの視点で見ればいいのかです。冒頭は主人公のジェームスを仲間のサンボーン達のように俯瞰の視点で見るのかなと思ったら途中から物語がジェームス側の視点になり正直、戸惑いました。そこまでジェームスに対して俯瞰で見てた訳なので大して感情移入出来ない状態で(狙撃のシーンとかでの協力シーンとか、起爆装置を持っていく習性で人間性は描かれてましたけど)、ジェームスの視点で物語を見せられても・・ですから彼の行動の理解もよく分からず『ええっ?お前ってそういう奴だったの?』と思いました。後は一時、アメリカに帰って父親として普通の生活しますが結局、最後はイラクに戻り堂々と爆弾処理に向かうジェームスの姿がありますけど、そこはちゃんと対比として描くべきでは?アメリカで平和に生活しているジェームスがイラクの地獄のような戦場にいる時よりよっぽど『まともじゃない』もしくは『何かしら狂ってる』感を見せないとこの男の本質の悲劇が際立たないと思います。それを描いていればもっと最後の堂々と歩くジェームスにアメリカのイラク侵攻そのものの空虚さと絶望感が感じられたと思うんですけど・・。あとは爆弾で吹き飛ばされて肉片になった人間の惨状とか他の死体を大して見せてないのはちょっと、このテーマを描くのに抜けているのも不満です。色々不満はあるのですが、なかなかの力作であったのは認めます。しかしこれがアカデミー作品賞級かというと首を傾げてしまいます。僕個人としてはあと一歩及ばずです。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-27 15:10:31)

100.  アバター(2009) 《ネタバレ》 もう予告で殆どの物語展開が語られていましたので『まぁそうなるんだろうな』とオチも予測できました。物語の展開自体に新鮮味はありません。だからといって『先の展開が読める』というのを悪いとは思いません。だってそれを補って余りある圧倒的ビジュアルの世界とあのナヴィのキャラター造形の素晴らしさを大スクリーンで十分に堪能出来ただけでもかなり満足で2時間40分という長尺にも関わらず楽しみました。ただ込み入ったアクションシーンでの3Dはもうゴチャゴチャし過ぎ、視覚が混乱して訳が分からなくなる事もたまにありました(私の座ったポジションに問題があるやもしれませんが)もちろん上空のシーンでの3Dはまさに『体感』してる感覚があり良かったです。ただ観終わった後に残る印象はこれだけのボリュームがあるにも関わらずグンっとあっさりしているのは気にはなりました。とにかく今、大スクリーンで体感しないと絶対、損する映画ではある事は間違いないと思います。 (12/26追加)やっぱり気になるから書きます。主人公が人類を裏切ってナヴィ側に付いてかつて味方側だった兵士をぶっ殺している姿がどうも引っかがるんです。だって確かに軍隊側のナヴィ側から見たら悪党ではありますけど映画ではそんなに悪党してないような気がするんですよ。これが『アポカリプト』ばりにナヴィを虐殺したり非道の限りを尽くしていたら『人類側コラァ、お前ら殺されて当然だよ』となりますけど、そこまで克明に描ききれてないので主人公が軍隊を迷いもなくバシバシ殺す説得力がないんです。人類を裏切ってナヴィとして人類と戦って殺す訳ですから何かしらの葛藤ぐらいはあってもいいのではないかと・・そしてエンディングもめでたしめでたしなのでしょうが結局、人類とナヴィの間は何ら解決の糸口の無いまま終わってしまい主人公が人類を捨てナヴィとして目覚めて終わりって・・うーん何か足りないような・・色々後から考えてしまう映画でしたね。[映画館(字幕)] 7点(2009-12-23 16:58:23)《改行有》

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