みんなのシネマレビュー |
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81. ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 むかし、「丸の内ピカデリー」でロードショーを鑑賞しました。広告が上手だったのか、見る前から歴史に残る大傑作の予感が漂っていましたが、期待に違わぬ素晴らしい作品でした。あえて白黒作品にしたことがねらい通りの効果をあげています。テータム・オニールがパーフェクトです。できれば、劇中でライアン・オニールとツーショットでお月様の上に乗って写真を撮って欲しかったです。[映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 23:56:45) 82. 出所祝い レビューがないので生き証人として。友達が「俺の一番感動した映画だ」というので、お供で名画座に行きました。しっかりと作られており、仲代達矢と丹波哲郎の存在感がとても光っています。五社英雄監督がテレビから映画の世界へ身を投じ、飛躍する過程の重要な作品です。歴史に埋もれた佳作といってよいでしょう。[映画館(邦画)] 7点(2012-09-02 21:55:35) 83. 野良犬(1949) 三船敏郎はなんと美しい俳優なのでしょうか。現在活躍している日本男優の誰も持ち合わせていない圧倒的なオーラがあると思います。[ビデオ(邦画)] 8点(2012-09-02 21:54:19) 84. 人斬り 昔、名画座で鑑賞しました。殺陣がとにかくすばらしいです。五社英雄監督の様式美が映像の随所に感じられます。この映画の一年後に、三島由紀夫が割腹自殺を遂げると誰が予想し得たでしょうか。幕末物が好きな人、三島文学の好きな人には是非見て欲しい傑作です。[映画館(邦画)] 9点(2012-09-02 21:50:55) 85. 男たちの大和 YAMATO 大和のセットを映画館で見たくて衝動的に鑑賞しました。映画としての出来に不満はありますが、映画館に足を運んで良かったと思いました。大和が波をかき分け進む姿を大画面で見せてくれてたので、うれしくなりました。映像技術の進歩ですね。命を失った方々を想って心の中で手を合わせました。[映画館(邦画)] 6点(2012-09-02 21:49:14) 86. 涙そうそう 《ネタバレ》 長澤まさみ見たさに衝動的に鑑賞しました。彼女と妻夫木聡の演技はすがすがしくて、とても良かったです。ストーリーは兄妹の貧乏脱出物語で、昭和40年代にこの手の陳腐な話がはやっていたものですが、現代の私たちにとって、新味は薄いのではないでしょうか。なんで今更このテーマと思いました。私は日本の音楽に疎く、主題曲を知らなかったので、「なみだそうそう、いちまい」と映画館の窓口で言って、笑われてしまいました。窓口の方、笑わなくったっていいじゃないですか。自作回文;「涙そうそうは、嘘、嘘だな」(なだそうそうはうそうそだな)。[映画館(邦画)] 5点(2012-09-02 21:47:15) 87. ニュー・シネマ・パラダイス むかし「みゆき座」でのロードショーを鑑賞しました。大ヒットで超満員でした。当時座席は指定入れ替え制ではありませんでした。座席を取るためにあらかじめ満員の場内に入っていて、上映が終わるとそそくさと席を確保するなどまかり通っていました。好ましいことではないけれど、このときはこれまで体験したことの無いような大混雑だったので、私は場内に入り、クライマックスをいきなり見てしまいました。このクライマックスを知ってしまっては感動がうすれてもったいなかったなと後悔しましたが、後の祭りです。ところが、席を確保して、はじめから見たわけですが、なんと結末を知っていながらも、怒濤の涙があふれ大感動しました。映画の素晴らしさを正面から再確認させてくれた名画ですね。[映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 21:14:11) 88. 奇跡の人(1962) 奇跡の人はサリヴァンですね。[地上波(吹替)] 8点(2012-09-02 20:59:06) 89. ジョニーは戦場へ行った ダルトン・トランボ渾身の一作です。公開当時ベトナム戦争は続いていました。戦争をニュース映像で知ることはあっても、別の世界の出来事に感じられたものです。この映画を見たときは戦慄が走りました。その後、戦争に対して以前のように無関心ではいられなくなりました。[映画館(字幕)] 8点(2012-09-02 20:55:00) 90. エルム街の悪夢(1984) フレディの原点です![DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 19:19:19) 91. Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 相当に面白かったです。エポックメイキングな作品ですね。ただ、役所広司と渡辺えり子の組み合わせで試合に臨み、結果がなんだかはっきりしないストーリーにちょっとフラストレーションを覚えました。役所広司と草刈民代でしっかりとダンスシーンをもっと見せて欲しかったと思います。竹中直人が脇を締めていて好演していますね。[ビデオ(邦画)] 7点(2012-09-02 19:14:22) 92. 俺たちに明日はない 初見は淀川長治氏解説による日曜洋画劇場です。その後何度か見ていますが、映画館でも一度見る機会があり、大きなスクリーンで見ることが出来たのはよかったです。アメリカン・ニュー・シネマの傑作ですね。味気ない原題とはかけ離れた邦題ですが、日本の映画文化に定着した良い題名だと思います。ラストシーンには息を飲みました。[地上波(吹替)] 9点(2012-09-02 19:01:49) 93. ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 リアルな戦闘シーンに目が釘付けでした。前線に出れば、「味方のために戦う」。まったくそのとおりです。戦い抜いて、生きて帰らなければなりません。1機目の墜落シーンでが素晴らしかったのですが、2機目の墜落シーンがちょっと残念でした。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-02 18:55:57) 94. エイリアン 鑑賞のきっかけは、新田たつおの漫画「怪人アッカーマン」で「エイリアン」をパロディにしたギャグを読んだことです。パロディが実に秀逸で面白く、オリジナルの映画ははたしてどんなものだろうと興味を抱き、無性に見たくなって映画館に行きました。まったく度肝を抜かれる面白さでした。その怖いこと怖いこと。映画史に残る大傑作ですね。そして、私にこの映画を見るきっかけを与えてくれた新田たつおも実に偉大です。[映画館(字幕)] 10点(2012-08-28 00:07:28) 95. エクソシスト 大ヒット作で、長蛇の列に並び、ようやく見た覚えがあります。オカルトブームを巻き起こしたまさにエポックメイキングな作品ですね。チューブラー・ベルズの旋律が忘れられません。 とても聞くに堪えない下品なセリフを(字幕でしたが)聞いたときには、とてもショックを覚えました。 これ以降ウィリアム・フリードキンは結局本作に匹敵するようなクオリティの作品を作ることができないでいます。フリードキンにとって、本作の素晴らしい出来映えと大ヒットこそがオカルトだったのではないでしょうか。[映画館(字幕)] 10点(2012-08-27 23:53:41) 96. ミッドナイトクロス 《ネタバレ》 試写会での鑑賞でした。ラストの花火のシーンが印象的でした。撮影はなんとビックリ、ヴィルモス・ジグモンドです。結構面白かったのですが、もう一つという点もいっぱいありました。この作品以降、しばらくトラヴォルタはなぜかパッとしなくなります。復活は「パルプ・フィクション」まで待たなくてはなりません。[試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:49:43) 97. 素晴らしきヒコーキ野郎 傑作コメディ! ロンドンからパリへの飛行機レースです。むかし青山にVAN99ホールというミニシアターがありました。そこでなんと99円なりを支払って鑑賞しました。予備知識がなかったので、石原裕次郎の登場には驚いたものです。ジェームズ・フォックスが「ジャッカルの日」のエドワード・フォックスの実弟ということに、後で気付きました。やはり傑作コメディの「グレート・レース」も同年の作で、こちらはニューヨークからパリを目指した自動車レース映画でしたね。両者は部門は異なるもののアカデミー賞で競う形となりました。本作はオリジナル脚本賞にノミネートされましたが残念ながら受賞はなりませんでした。ほのぼのして、実にいい映画です。お薦めします。[映画館(字幕)] 8点(2012-08-27 23:39:43) 98. 華麗なるヒコーキ野郎 試写会での鑑賞でした。皆さんの平均点が高いのでビックリです。ジョージ・ロイ・ヒル監督、ロバート・レッドフォード主演なので期待が高かったせいか、「素晴らしきヒコーキ野郎」を先に見ていたせいか、私は「6点」クラスの感動でした。でも、ほのぼのしているし、時代考証はしっかりしているし、飛行機のシーンが素晴らしいし、良作と思います。[試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:35:26) 99. アデルの恋の物語 試写会での鑑賞でした。ケツの青いガキだったので話は半分もよくわかっていなかったと思いますが、イザベル・アジャーニの美しさにノックアウトされました。[試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:23:00) 100. アリスの恋 試写会での鑑賞でした。とにかく葉書を書いては試写会に応募していて、これがよく当たったものでした。エレン・バースティンが乗りにのっていた頃の作品です。話としては好みではありませんでしたが、彼女の演技はとても素晴らしかったです。お母さん役がよく似合う女優さんですね。[試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:15:23)
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