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プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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81.  未知との遭遇 全てを浄化するような、圧倒的に美しいエンディングに涙。ジョン・ウィリアムズの音楽、マザー・シップの輝き、そして「スティーブン・スピルバーグ」のクレジットが出るタイミングがとにかく完璧で、何度観ても感動してしまう。 作品全体で見ると所々突っ込みどころがあるのだが、完璧な形で無いにしろ、スピルバーグの「映画愛」が満ち溢れている、そんな作品。 ARP2500が使われているのも、音楽ファンとしては嬉しい。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-06 18:56:17)《改行有》

82.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 映画全体に漂うザラついた雰囲気。犯罪の臭い。 手持ちカメラの荒い映像が、犯罪都市のザラつきを見事に映し出すことに成功している。 前半は少しテンポが緩く感じられるが、中盤からの怒涛の展開はほぼ全てが見せ場と言っていいほどの素晴らしい出来。目が離せなかった。 犯人を捕まえるなら手段を選ばないポパイ。暴力行使なんて当たり前。そんな熱苦しいほどの執念を持ってしてもラストは報われずに終わる。現実の虚しさ。 細かいニクい演出が沢山散りばめられており、何度も見ても楽しめる作品だと思う。 まあ、完全に男向けではあるが。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-28 18:44:55)《改行有》

83.  ミリオンダラー・ベイビー イーストウッド監督のほとんどの作品は悲しみを深く描いた重厚な物語ですが、本作の「重さ」はその中でも頭一つ抜けているのではないかと思います。辛い話に耐えられない方には絶対お勧め出来ません。 やり場の無い悲しみの中で、「愛とは」「生きるとは」という、誰にも決定的な答えを出せないテーマが提示され、鑑賞後もその余韻をしばらく消す事が出来ません。 たとえ物語に共感出来なくとも、どうしても考えさせられてしまう重厚な映画に仕上がっていると思います。 主演3人の演技には全く文句のつけようがありません。 中でもヒラリー・スワンクの演技は素晴らしい、というか凄まじいものを感じました。 とりあえず、単なるボクシング映画だという勘違いだけはしないように・・。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-16 17:08:02)(良:2票) 《改行有》

84.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア オシャレな若者向け映画だろうと、あまり期待せずに観たら予想を大きく上回る素晴らしい映画だった。 何より所々挿入される小気味良い笑いが爽快だった。ロードムービーも数あれど、ここまで笑わせてくれる作品もなかなか無いのではないだろうか。 無駄なシーンが一切見当たらず、エンディングまで全くダレることなく一気に観れる。 テンポ良い展開と、センスの良い映像、音楽で、「死」をテーマにしながらも映画の雰囲気は暗く重くはないが、決して軽く薄っぺらいものではない。「いつ死ぬか分からない」緊張感は常にあるし、だからこそ主役2人の笑顔にはずっと切なさがつきまとう。 脇役達もとても良い味を出している。個人的に間抜けだけど何だかカッコイイ2人のギャングが特に良かった。 本作のエンディングはおそらく誰もが感動するシーン。ボブ・ディランの名カバーの相乗効果で、最高に美しいエンディングとなっている。あんなに美しい海を見せられたら、「空の上ではみんな海の美しさについて語っている」という話も、嘘じゃない気がしてくる。 30過ぎのオッサン2人の、死を前にした青春映画。 展開はベタだが、逆にそれが良かった。[DVD(字幕)] 8点(2010-08-26 17:18:42)《改行有》

85.  イングロリアス・バスターズ 「これぞ映画!」と唸らされるシーンが数多く見られる、素晴らしい作品だった。 基本どのシーンも台詞の数が半端じゃなく多いが、全くダレず、緊張感を保てているのが凄い。言葉選びのブラックなセンスも本当に素晴らしい。 沢山の人物が濃密に絡み合う物語だが、章区切りにしていることや人物描写の丁寧さで、観ていて全く混乱しない。展開もスリリングでとても良かった。 特筆すべきはやはりランダ大佐の圧倒的な存在感。いつもはナンセンスな音楽をカッコよく使うタランティーノであるが、大佐のシーンではほとんど音楽を流していない。そのお陰で息が詰まるほどの怖さを演出出来ていたと思う。 CMだけを観ると、「バスターズ」主体で進んでいく作品かと思いきや、意外とブラピ含めバスターズの出番は少ない。その辺がおそらく評価が分かれるところか。個人的にはこんなふざけたブラピも面白かった。 映像はさすがタランティーノ。いちいちカッコいい。 ストーリーも長尺ながらそれを感じさせない、かなり良質な一本かと。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-19 18:50:14)《改行有》

86.  アメリカン・ギャングスター ここでの評価はあまり芳しくないようだが、個人的にはかなり見応えのある映画だった。 大物マフィアにも、ギンギラな黒人ギャングにも見えないが故に、捜査線上に全く浮かんでこない元運転手フランクに、デンゼル・ワシントンは適役に思える。 ギャング・マフィアものの映画に、スピード感や迫力を求める人には確かにこの映画の淡々とした空気は退屈に感じるかもしれない。だがこれは実話を基にした映画。余計な味付けをせず出来事を細かに確実に描いていくことで、真実味を強く感じられたし、デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの演技とそのキャラクターに深く感情移入して観ることが出来た。 映像はとても重厚な仕上がりだし、様々なジャンルのブラックミュージックも凄くマッチしていて良い。RZAやCOMMONも何気に出ていたりして音楽好きはニヤリとしてしまうんじゃないでしょうか。 見応えあり。良作。[DVD(字幕)] 8点(2010-08-13 17:17:32)《改行有》

87.  GONIN もっと早くこの映画を観ていれは良かった。 作品全体を貫く異様なパワーと臭ってくるような怪しい雰囲気も良いし、とにかく目を離せないジャストなテンポ。素直にとても楽しめた。 今となればかなり豪華なキャストだが、映画の内容はやりたい事やりまくり、終始アンダーグラウンドな臭いが漂う。 佐藤浩市も、根津甚八も、鶴見辰吾も(ヤクザ役が意外とかなりハマっていた)良かったけれど、やはり特筆すべきは総出演時間がおそらく10分にも満たないビートたけしの存在感でしょう。 たけし演ずる殺し屋は、個人的には「ノーカントリー」のアントン・シガーばりの不気味さ、狂気を感じた。演じたたけしも素晴らしいけど、このキャラ設定自体が素晴らしすぎる。本家北野映画を含めても、おそらく一番怖いたけしが本作の京谷であると思う。 邦画でここまで心地よい刺激を得られる作品も少ないのでは。 [DVD(邦画)] 8点(2010-08-13 16:46:18)《改行有》

88.  チェイサー (2008) あまりに救いの無い映画だが、実話を基にしたというのだから仕方ないところか。 猟奇殺人をテーマにした映画は数多くあるが、本作の見せ方は斬新で、目が離せない緊迫感があった。 一番最初のシーンからもう観る側に犯人の顔、やること一部始終を見せてしまう。犯人が捕まるのもかなり序盤であり、今までのサスペンスのような、犯人をやっと突き止めて全てが暴かれるといったものとは一線を画する。 この映画の緊迫感を持続させる要因は、やはり何と言っても殺人鬼ヨンミンの描き方だろう。 一見普通過ぎるぐらいの青年ヨンミンから、所々で垣間見られる凄まじい狂気。 ハ・ジョンウの演技力は本当に凄い。 感情が欠落しているかのように唐突で支離滅裂な会話や、表情、行動全てにおいて見られる異常性を、役が憑依しているかのごとく演じ切っている。 動機が結局深く掘り下げられず、犯人に全く感情移入出来ないので、モヤモヤが残るし、後味は最高に悪い。 だが、本来ヨンミンのような異常者の心理などは本人以外分かるはずがなく(本人ですら自分をコントロール出来ていないようにも見える)、本来猟奇殺人犯に一般人が感情移入し、理解しようとすること自体、無理があることなのではないだろうか。 本作の監督も、「犯人に幼児期の虐待などのバックボーンを背負わすことで、殺人の動機が限定され、観る側が犯人を理解したような気分になることを避けたかった」と言っている。 痛々しいシーンが多いし、後味は最低の本作。 だが物凄いエネルギーで満ちている。 物語が進むにつれて変化していく主人公、役に立たない警察、被害者・・見所が沢山あるし展開のさせ方も絶妙。 決して万人に勧められるものではないが、見応えは充分。 韓国のバイオレンス映画では「オールド・ボーイ」に次ぐ作品だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2010-07-13 10:52:29)(良:1票) 《改行有》

89.  アウトレイジ(2010) 北野監督が発表前から公言していた通りの「バイオレンス」、「エンターテイメント」。それ以外の何物でもない本作。 だから、本作に過去の作品(ソナチネ、HANA-BIなど)の芸術性を求め、それと比較するような見方は全くの筋違いに思える。 今までのたけし映画の「静」の部分を一切排除し、「動」をとことんまで突き詰めたスタイルは全く迷いが感じられない。潔し。 個人的に北村総一郎、椎名桔平の演技が本当に素晴らしかったと思う。 特に北村総一郎の仕草(手招き、歩き方など)がイチイチ怖かった。優しげに喋ってても目の奥が笑ってないのが・・。役者としての物凄い力量を見せつけられました。 映画はとにかくスピーディにぐいぐい進んで行き、観る側に休む間を与えない。 凄くしっかりしたストーリーと俳優陣の素晴らしい演技があるから、混乱もせず、単純に「誰が生き残るのか」に集中出来たし、自分が予想していた結末を大きく裏切ってくれて、とても楽しめた。 ただ、バイオレンス描写があまりに凄すぎるので(一緒に観に行った女の子が途中退席しそうになった)、その辺覚悟が出来ている人のみ観に行くべし。 前作「アキレスと亀」も賛否あっただろうが、個人的に大好きな作品。 北野監督、次はどんな映画で驚かせてくれるのか。 とりあえず「アウトレイジ」は何だかもう一回観たいかも。 [映画館(邦画)] 8点(2010-06-23 19:18:16)《改行有》

90.  赤ちゃん泥棒 素直に面白かったです。 とにかくめまぐるしく物語が展開していくし、色んな要素盛り込みまくりですが、見ていて全く混乱せず楽しめるのは、やはりコーエン兄弟の巧さでしょう。 俳優陣全員が濃い演技で笑わせてくれますが、中でもホリー・ハンターの演技がとっても若々しくて可愛くて、見ていて惹きつけられました。 一般評価はそこまで高くないみたいで、不思議です。 赤ちゃんのズル過ぎるぐらいの可愛さ抜きにしても、かなりクオリティの高いドタバタ劇と思うのですが・・。 「コーエン作品」ってことで身構えず、素直に楽しむべき作品かと思います。[DVD(字幕)] 8点(2010-04-20 23:10:15)(良:1票) 《改行有》

91.  オー・ブラザー! 原作・ホメロス「オデュッセイア」は未見ですが、予備知識無く充分楽しめる作品でした 。原作を知っている人ならなお楽しめるでしょうね。 本作はミュージカルではないのですが、音楽の使い方が絶妙で、全体を力強く華やかに演出しています。コーエン兄弟の作品はどの作品も音楽のセンスが素晴らしいです。 ジョージ・クルーニーはこんなお間抜けなキャラクターもしっかりと、全く違和感無く演じています。いつもと違うジョージを観たい方にオススメかもしれません。 しかしコーエン兄弟は本作のような喜劇から「ノーカントリー」のような作品まで、その多才さに驚かされます。[DVD(字幕)] 8点(2010-04-13 21:14:06)《改行有》

92.  宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 ゴヤは一貫して、その時のありのままを描く人だったのですね。 終盤が非常に印象的でした。 ロレンソが死刑台を前に、悔い改めようと(再び神の道へ戻ろうと)しなかったシーンは、様々な解釈が出来ると思います。 そしてラストシーン。 個人的な解釈としては、イネスはゴヤが天使の顔のモチーフとしているように、このシーンでのイネスは「天使」として、ロレンソを神のもとへ手引いて行ったのだと思っています。 ハビエル・バルデムの演技力は相変わらず素晴らしいですが、本作のナタリー・ポートマンの演技、存在感は本当に凄まじいものがありました。 ありきたりな時代モノ映画では全く無く、宗教問題、革命などから生じる社会全体の混乱をしっかりと分かり易く描きつつ、主軸となるのはあくまで濃密な人間ドラマ。 予備知識が全く無くても楽しめるとても質の高い作品だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2010-03-31 19:41:44)(良:2票) 《改行有》

93.  ビッグ・リボウスキ 出てくる人物、台詞含め、世界観全てがジョークのような、でも観終わった後はなんだか勇気づけられる。この感覚はこの映画でしか味わえないのでは。 噛みあわなすぎるやりとりや、雰囲気だけで充分楽しめる作品であるが、初見時は少し話が入り組み過ぎていて分かりづらかった。でもこの映画の実際重要なところはそんな入り組んだストーリーではなく、どこまでも滑稽でダメダメな人間達を楽しむところにあると思う。イチイチ癖のあるキャラクターたちの言動はある意味かなり洗練されており、乾いていて突き抜けている。 個人的には夢のシーンと、「ジーザス」、ラストがツボでした。 人生に行き詰って心が重くなった時は、この映画観てホワイトロシアン呑んだら、少し心が軽くなるかも。 「適当」って最高なのかも。 そんな風に思わせてくれる映画です。[DVD(字幕)] 8点(2010-03-16 19:44:31)《改行有》

94.  白痴(1951) 原作が名作であればあるほど、それの実写化は大抵失敗に終わるものだが、 この映画を観ると、黒澤明が原作「白痴」をどれだけ深く理解し、 確信をもって制作に臨んだかが分かる。 前半を文章で紹介してしまうのは映画の長さ上しょうがないのだろうが、少し残念な部分。 キャストはもう全員が適役といっていいほどだったが、中でもナスターシャを完全に演じ切った原節子に感動。 原作の荘厳な雰囲気を見事に映像化し、なおかつ黒澤ならではのエネルギーが全体に満ちている。 数ある黒澤映画のなかでも、本作の映像の力強さ、美しさは本当に素晴らしい。 札幌がロシアに見えました。 個人的に一番お気に入りのシーンは、階段を上ってくる亀田と綾子の後ろで、待ち構えていた赤間がオルゴールをパタッと閉じるところ。 三船が放つ凄まじい負のエネルギーに息をのみました。[DVD(字幕)] 8点(2010-03-07 02:08:39)《改行有》

95.  悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 見事に予想を裏切る展開に脱帽。 森雅之の家庭での良きパパっぷりを後から振り返ると、何ともおぞましい人間だろうと唸らされた。しかしラストシーンではそんな彼でさえ実は頭を下げる身分で、上には限りなく、悪が存在している事を示唆する。 腐敗した権力に対する描き方は「生きる」に通じるものを感じたが、黒澤映画の素晴らしいところは、どの映画でもその主題以外の要素を絶妙に絡めて、作品に厚みを出すことに成功していること。 どの登場人物の人間描写にも手抜かりが無いから、じっくり感情移入出来る。 「天国と地獄」もそうだが、当時こんなに重厚なサスペンスを邦画として観る事が出来た日本人は誇らしかっただろうなぁ。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-25 08:20:59)(良:1票) 《改行有》

96.  硫黄島からの手紙 陳腐な表現になってしまうが、悲しい、悲しい話。 アメリカ人が見る当時のステレオタイプのクレイジーな日本人ではなく、あくまで同じ人間の立場として、悲しみをもって戦争の悲惨さを静かに伝えようとしているイーストウッドの演出にはとても共感出来た。多少中将やバロン西の描写が綺麗すぎる面は少し気になるものの、二宮を始め、キャストの演技はこれ以上ないほど素晴らしかった。 日本では、「父親たちの星条旗」は観ずにこの映画だけを観ている方が多いのは事実だろうが、「父親たち~」、「硫黄島~」の順で(クリントの意図の通り)観ることで、映画の見応えが大きく変わってくる。 是非2本セットで観る映画であると思った。[DVD(邦画)] 8点(2010-01-24 02:46:49)《改行有》

97.  エグザイル/絆 「漢」映画。 いちいちクサいけど、ハマる人には物凄くツボでしょう。 映画としては、テンポ良く、緊迫感も保てていて、かなり見応えあり。 ドンパチシーンは1シーン1シーンの凄みで、カッコ良さというより美しさすら感じます。 ブレイズの渋い顔!かっこええ~~。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-01 16:56:18)《改行有》

98.  海を飛ぶ夢 「尊厳死」を肯定するかどうか、そういった社会的論争を一番に描いているのではなく、この映画に表現されているのは、「生きるとは?」といういかにも人間なテーマであると僕は感じた。 自由を取り戻すために命を絶つ主人公と、結末は悲しいと分かっていながらも愛をもって生きることを決意する女性の対比。 そしてそういった極めて人間的な生き方に対し、 宗教的、法的観念に縛られた「生」への静かな反発が描かれている。 ハビエル・バルデムの演技は圧巻。 「生きる」とはどうあるべきかは人それぞれの考え方があり、それをじっくり考えるきっかけになるような深みを持った作品。 [DVD(字幕)] 8点(2009-12-25 13:22:03)《改行有》

99.  ニュー・シネマ・パラダイス アルフレードは最期まで粋なオッサンでした。 映画館で、全てを忘れて映画に没頭し、涙し、拍手し、罵声を浴びせる観客達の姿に感動。あんな風に映画を観れたら、幸せだろうなぁ(鑑賞環境 DVDをPCで再生・・・)[DVD(字幕)] 8点(2009-12-17 21:49:13)《改行有》

100.  菊次郎の夏 「たくさん遊んで すこーし泣いて」 このキャッチフレーズ、良いですね。 愛情表現の下手な不器用な男をたけしは見事に演じている。 子供を抱きしめる時のぎこちなさが、逆に胸を打つ。 久石譲の音楽もいつもながら音量が大きすぎて少し過剰に感じる部分はあるものの、曲がとにかく素晴らしく、映画の雰囲気を決定づけるものになっている。 照れ隠しのようなたけしの笑い顔、とってもやさしい「バカヤロー」の響き。 [DVD(邦画)] 8点(2009-12-17 09:30:49)《改行有》

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