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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 252
性別 男性
ホームページ http://kagehinata64.blog71.fc2.com/
年齢 38歳
自己紹介 ブログを開設しました(2010年10月30日作成)。
映画と漫画のレビューブログです。
映画のレビューは一部抜粋して「みんなのシネマレビュー」にも載せています。


B級映画が大好きな20代前半、ヒナタカと申します。

かれこれ6~7年はみんなのシネマレビューを見ていたので、今回登録できて感激しています。(2010年7月11日登録)

好きな監督は
岩井俊二
クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・リンチ
ティム・バートン
ロバート・ロドリゲス
などなど


↓自分の書いたレビューで特に気に入っているのは
・トイストーリー3
・クレヨンしんちゃん オトナ帝国
・死霊の盆踊り
・ジブリ作品の大体
です。

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81.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 主人公がアホで周りの信頼がゼロ、というのがいいですね。 ニートの上に貯金が65ドルしかなく、ドジで、その上悪びれる様子もない(でも彼女からはなぜかモテモテ)。 何の共感も持てないほどのすさまじいボンクラ具合なのですが、そんな彼が成長していく姿はなんともほほえましいのです。 冒頭20分はそんな能無し主人公の描写ばかりが続くので、なんの映画を見に来たのかわからなくなりますが、これはこれで面白いのでよし。 戦闘のバリエーションの多さも魅力の一つです。 艦隊の人間描写だけでなく、外界の人間たちの奮闘を描いているのがとてもいい。 画や展開が一本調子でないので、飽きにくいつくりになっています。 しかし宇宙人が無害なものを襲わないのはなんでだろう? バイザー(?)で緑色に光るものは「無害」と判断しスルーする宇宙人たち。 銃器そのものや、それを持った人間は赤く光り、攻撃の対象になります。 火の玉みたいなのがローリングしているときも、野球をしていた少年は襲わない不思議。 研究者・キャルがカバンを持っている時でも襲わない不思議。 そもそも見分ける必要があるかも疑問なんですが、ひょっとしたらエイリアンたちは「不殺」をモットーにした良識ある連中だったかもしれないですね。 でもそれにしては序盤では砲撃して人を殺しまくっているわけだし、中盤で明らかに無抵抗の車に乗った人襲っていたし、香港の街や高速道路を派手にぶっ壊しているよね。お前らの目的は何だよ。[映画館(字幕)] 7点(2012-05-01 22:36:43)《改行有》

82.  戦火の馬 ほかの方も書かれていますが、全登場人物がイングリッシュを話すのにはかなり違和感がありました。 そんな映画はごまんとあるし、普段ならそんなに気にしないのですが、今作には英国兵がドイツ兵に向かって「英語がうまいな」って言うシーンがあるので・・。 これはアメリカ人が字幕を嫌う傾向にあることにもよるのですが、「イングロリアス・バスターズ」みたいにことばの壁による面白さを見せてもよかったのではないかな、とも思います。 また、ストーリーにも食い足りなさがあります。 この物語はあくまで馬が主人公で、その旅路で人々のドラマが展開するというものです。 つぎつぎと繰り返されるそれは、長編の映画をみているというよりも、短編物語の連続といった印象なのです。 2時間20分超と上映時間が長い割には、1つの映画作品としてのダイナミズムを感じにくく思えました。 でもこの不満も、よく言えば堅実な話運びなのですから、大きな欠点にはなっていません。 物語にはシリアス成分が多めですが、前半にはクスクス笑えるシーンもあるし、個性豊かな登場人物のおかげで飽きることはありません。 激しい戦闘シーンはありますが、血の一滴も出ないのでお子様にも安心です。 誰でも水準以上に楽しめると思います。[映画館(字幕)] 6点(2012-03-09 00:27:20)《改行有》

83.  ヒューゴの不思議な発明 「ハリーポッター」のようなファンタジーを期待して、「思っていた映画と違う!」と感じる人も多いと思います。少なくとも、不思議な冒険譚が観たいであろうお子さまには退屈であるでしょう。 実際の映画の主題は人間ドラマです。演出上や、作中に登場するアイテムにはファンタジックな表現はありますが、ストーリーそのものには一般的なファンタジー要素は皆無と言っても過言ではありません。人生の辛苦を味わってきた、大人向けの仕上がりになっているのです。 では何故この作品が「ファンタジー」として扱われているのでしょうか。それは、ある実在の映画製作に関わる人物の人生を彩ることにあると思うのです。 この作品は、その人物を、時には史実にどおりに、時には脚色して表現します。それを「巨大な時計」「からくり人形(自動人形)」「ハート型の鍵」などのアイテムが存在する映画の舞台を通じて描くことは、これも一種のファンタジーであるのです。 しかし、映画は「明るく楽しい内容が観たい」「荒唐無稽なアクションが観たい」など、作品が持つ特徴を観る人が知り、選び、その要求に応えてくれるものだと思っています。 この宣伝では「ファンタジー映画」を期待して観に来ている人を、悪い意味で裏切っているようにも思えるのです。 宣伝に不満はありますが、昔から映画を観てきた人には、思うところのある素敵な映画です。大人のみでの鑑賞をオススメします。[映画館(字幕)] 6点(2012-03-06 20:33:32)(良:1票) 《改行有》

84.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 リスベットは一見とっつきにくいキャラクターですが、実に魅力的です。 彼女は登場したときから「それは項目外」と言い、興味のあることしか報告をしない性格でした。 (ミカエルの)プライバシーに関することは報告書に書いていませんでした。 でも実際は性生活までもを知っているのです。 しかし、終盤に彼女がミカエルに「(あなたの)口座に6万5000クローネがある」と告げたとき彼女はこうも付け加えました。 「何でも知っていてごめんなさい」と。 彼女は凄腕のハッカーであり、驚異的な記憶能力をも有しています。 興味を持った人間について何でも知ることができるのです。 しかし、そんな彼女もそれに対する罪悪感を持ち、プライバシーを遵守していたのです。 リスベットの根本にある性格が垣間見れた瞬間でした。 12歳のころに親を殺そうとし、精神病院に収容されていたリスベット。 ミカエルがリスベットに会いたいと言ったとき、担当の人は「辛い人生でした、これ以上彼女を苦しめないでください」とも言いました。 この作品だけではリスベットの詳細な過去はわかりませんでしたが、少なくとも彼女は性的暴行を受け、頼れる被後見人が脳出血で倒れ、信用できる者はいなくなっていました。 それだけに ミカエルがリスベットに触れていたときの「もっと触っていて」 マルティンが逃げたときの「殺していい?」 脳卒中で倒れた元被後見人に「いつも悪いニュースばかり、でも今日は朗報よ、友達ができた」 とミカエルに対する信頼感が生まれてきているのが嬉しいのです。[映画館(字幕)] 6点(2012-02-28 00:16:32)(良:2票) 《改行有》

85.  ヒミズ これはものすごく好みが分かれる映画だと思います。 園子温監督の作風を知らない方にはかなりキツいんじゃないでしょうか。 登場人物に「普通」の人はほとんどいません。 泥沼にはまり、ことあるごとにむせび、叫びまくる主人公の少年が最もまともと感じるほどです。 その中でもヒロインの女子中学生がかなりエキセントリックで、人によってはどん引きレベルだと思います。 展開もリアリティを追求しておらず、現実的に考えればありえないシーンに辟易してしまう人もいるかもしれません。 そして暴力、暴力、暴力。 この映画には人が殴られるシーンがとにかく多い。 これだけでこの映画が受け入れられない人もいるでしょう。 でもこの映画が自分は大好きです。 何より、この映画のメッセージはかなりストレートで、「どん詰まり」の人生を応援してくれるのです。 主人公の中学生が絶望したとき、彼を追い回すヒロインはなんと言ったのか。 その一言一言が胸に刺さります。 自分が流した涙に驚きました。 この映画で溢れたのは、「悲しい」とも、「嬉しい」とも違う、ひとことでは表現できない感情でした。 結末にも賛否はあると思いますが、自分はこの結末で、本当によかったと思います。[映画館(邦画)] 8点(2012-02-27 01:40:14)《改行有》

86.  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 《ネタバレ》 奇妙なタイトルの意味とはなんでしょうか。 普通に考えれば「少年オスカーの、家族(母親)に向けてのことば」なのですが、映画を見終わったときは、いまいち「うるさくて」がピンと来ませんでした。 なぜなら彼の父親も、母親もオスカーをうるさく怒るような性格ではないですし、おじいちゃんに至っては全くしゃべることはないからです。 オスカーはアスペルガー症候群の傾向がありました。 彼は感受性に乏しく、必要以上に他人のことばを「ものすごくうるさい」と感じていたのかもしれません。 でもそれだけではないのでは、とも思えました。 何故なら彼は人の痛みを感じると「キスしてもいい?」「ハグしてもいい?」と悲しんでいるときには、ことばで言わずに行動で示そうとしていました。 勝手で独善的な行動が目立つオスカーでしたが、人を思いやる心も持っていました。 オスカーはアスペルガーを持ってはいるけれど、人の心に耳を傾けてる努力をしてきたのです。 そう考えると、この「うるさい」は、真に「うっとおしい」「嫌だ」を示すことばではないのです。 うるさいけど、それゆえに近くて愛おしい、という逆説的な意味が込められているのでしょう。 少年オスカーは調査の旅の中でいろいろな人を見ていきました。 オスカーは自分の父親が死んだことにより苦悩を抱えていました。 そして9・11で家族を失わなかった人も、「なにかを喪失していた」のです。 なかには少年と母親を拒絶した人もいましたが、多くはその行動を受け入れ、時には涙を流し、「奇跡」を説いたり、何度もハグをしていました。 皆、どこかで悲しみを抱えている。 でもその悲しみや気持ちを共有して、喜びを与えてくれる人はきっと多い。 だからでこそ、人はうるさくする、だからでこそ、とても近い。 そういったメッセージを感じるのです。[映画館(字幕)] 7点(2012-02-26 11:32:26)《改行有》

87.  TIME/タイム 《ネタバレ》 この映画を観る前に言っておく!俺はこの映画の恐ろしさを十分に体感した・・・い・・・いや・・・体験したというよりはまったく理解を超えていた あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!「俺はSF映画を観ていたと思ったら、いつの間にか主人公たちは銀行強盗を繰り返していただけだった」 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった・・頭がどうにかなりそうだった・・・「どんでん返し」「超展開」とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・[映画館(字幕)] 3点(2012-02-26 11:01:47)(笑:1票)

88.  ピラニア 3D これは大傑作じゃないか! なんにも考えずに観られるアホ映画としては、史上最も楽しめる勢いですよ! ①美女のヌードシーンが満載だよ! ②グロテスクなシーンばっかりだよ! もう本当以上です。 さらに娯楽&モンスターパニック映画のツボを突きまくっていて楽しくって仕方がありません。 出演者どころか吹き替え版も超豪華キャストなので、それ目当てでも楽しめます。 ツンデレボイスでおなじみの釘宮理恵さん演じる女の子は超カワイイです。 出川哲朗の起用もこのくらいなら全然アリでしょう。 とにかくエログロに特化した、倫理的に最低な作品です。 R15+じゃ足りないんじゃないかって勢いなので、この系統の映画が好きなら大満足なんじゃないでしょうか。 映画で何かを学びたい、人生のヒントを得たいと思う方には死ぬほど向いていません(当たり前だ)。頭の悪い大人にオススメです! ただ、一人だけ映画からいつの間にか消え失せているのだけが残念ですね(予算が足りなくてカットされたそうです)[DVD(吹替)] 9点(2011-12-25 18:27:39)(良:1票) 《改行有》

89.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 いや~すんごく楽しかったです。 スティーブン・スピルバーグ久々の監督作であり、初のアニメであり3D作品です。 観て一番に感じたのが、監督ならでは娯楽性の高さ。 そして自分はこのシリーズが大好きで、原作のキャラクターが活躍してくれるだけですっごく嬉しいのです。 タンタンは勇敢だけど、ちょっと抜けていることがあって犬のスノーウィに度々助けてもらっている。 ハドック船長は相変わらず・・・いや原作以上にボケボケでトラブルメーカーなキャラクター。でも予想もつかないような活躍もするというイメージがそのまんま。 つーかこいつボケすぎで正直ツッコミ役が欲しくなります。 タンタンは真面目キャラなので、あんまりツッコミ向きじゃないのかなあ。 顔がそっくり(ちなみに原作では双子じゃない)な「デュポンとデュボン」刑事のコミカルさも大好きだ! 難点を挙げるならテンポが良すぎること。 ポンポンと話がつながるのは良いのですが、アニメの美しい風景を眺める余裕はないですし、わりと登場人物の葛藤やらもおざなりで話が進みます。 ユニコーン号の謎を解くミステリー要素もあるのですが、そこもささっと流される感じで物足りなさも感じる人も多いでしょう。 あとタンタンの顔がおっさんくさい気が・・・。 まあともかく子どもだけでなく、昔「グーニーズ」などが好きだった大人にも、童心に帰ることができるアドベンチャーとして大推薦です。中盤の長回しで撮られた大立ち回りのアクションだけでも観る価値あり![映画館(吹替)] 8点(2011-12-06 00:27:53)《改行有》

90.  アーサー・クリスマスの大冒険 これ最高です! この映画は「なんでサンタは世界中の子どもにプレゼントを配れるの?」という子どもの疑問にバッチリ答えてくれます。はじめのその「仕事」のシーンは「スパイもの」のノリで、すっごく楽しいんです。 しかも本作のアイディアはそれだけにとどまりません。最初から最後まで斬新orツボを押さえたアクション満載で実に楽しませてくれます。 「大人も子どもも楽しめる」というファミリー映画としても理想系です。 子どもには「サンタ家族の大冒険」 大人には「ダメ人間の成長物語+α」 として楽しめるのです。 映画を観てわかるのは、主人公のアーサーや、一見してやり手に見える兄、はたまた父のサンタまで、欠点ばかりを抱えた人間であること。 主人公はどう行動し、そしてみんながどう変わっていったのか─ このダメダメな家族の「変化」、その行動に、大人であればきっと思うことがあるはずです。 さらに言えば、この映画には「世代交代」に関わるドラマが内包されています。 明らかに父サンタの描写は、定年退職を迎えつつある大人をピンポイントで狙っているので笑ってしまいそうになりました。てか笑いました。 さて、今作の不満点は、作品そのものではなく ①「タンタンの冒険」「怪物くん」がすぐに控えている公開日 ②あんまり宣伝がされていない ③字幕版の公開がない ということ。 公開日は作中でも意味がある日になっているし、ねらいもわかるのですが・・・なんと興行収入は10位圏外という有様。 この作品の出来の良さに反した、宣伝への不満は「ヒックとドラゴン」を思い出しました。 しかし「ヒック」は口コミによって良さが広まった作品でもあります。 なので自分も本作を「本当に面白い」と言い続けたいと思います。 間違いなく「ヒック」にもひけをとらない大・大・大傑作なのですから![映画館(吹替)] 10点(2011-12-04 12:43:17)《改行有》

91.  一命 ほぼ「切腹」のリメイクと言ってよい内容です。切腹は大好きな映画ですが、これはちょっと消化不良でした。2Dで観たのですが、特に3Dで観たいと思わせる画はなかったので2Dで十分でしょう。 時代劇初の3Dとのことですが、最初で最後になるような気がします。 映画ファンには周知のことですが、三池監督は下品&暴力描写に定評のある方です。 「13人の刺客」では、話のケレン味と暴力描写がマッチしていたと感じたのですが、この映画の静謐な空気の中にそれがあると、どうしても違和感を覚えてしまいます。 要するに中途半端に三池さんっぽさが出ていて、勢いのあるアクションでもなく、落ち着いた時代劇でもない、どっちつかずな雰囲気になっているのです。 また今作にはG(全年齢指定)ではちょっと甘いんじゃないかという残酷な描写が出てきます。これも監督らしいのだけど・・・むしろ作品全体に不快感を与えてしまうのではないかと心配になってしまいます。 大筋展開が切腹とほぼ同じであったので新鮮味は感じらませんでしたが、ラストが全く異なっています。 原作の「説明しすぎない」雰囲気が削がれてしまったと嘆く方もいるかもしれませんが、自分はこの結末は気に入りました。「切腹」を観た方も、このラストのためだけに観る価値は十分でしょう。 あと香ばしい事件を起こした市川海老蔵主演ということで身構えてしまいましたが、目力と、一喝をした時の声量、演技力は確かなもので役どころとしては良かったです。尋問シーンでは懐かしい記者会見の様子が脳内再生されそうになって大変だったり、目力が入りすぎて若干怖かったり、満島ひかりの父親役は年齢的に無理があるとか、いろいろ言いたいことはあるんですが、主演に相応しい仕事っぷりを見せてくれました。[映画館(邦画)] 5点(2011-10-16 14:16:34)《改行有》

92.  ファイナル・デッドブリッジ このシリーズは相変わらずブレませんね(主にグロさが)。 まあ5作目だし、マンネリではあるし、そろそろネタ切れ感は否めないかな~と思ってましたが、今回は新しい要素もあります。 それは「身代わり」という存在。これがほんの少しだけですが、後半の人間ドラマに生きてくるのです。 そのせいか、今回はおおいにシリアスさを感じます。 ちょっと残念と言えば残念なのが、この心理描写が上手いおかげで、人の死に様で笑いにくくなっている気がすること。 ありえない死に方を見て笑ったあとで、登場人物の神妙な面持ちを見るとすごい罪悪感に襲われます。 まあ今までのシリーズもそんな感じだったんで、自分の悪趣味さを肯定してしまえば済む話なんですけどね。 ともかく「この死にかた怖~」ではなく「何だよこの死にかた、ねーよwwww」な展開を期待すればハッピーになれます。 シリーズの順位で言えば1>2>今作>4>3といったところ。オチも含めてトータルでは大満足できたので、グロさが平気な人、シリーズのファンはとりあえず観とけってことで。 [映画館(吹替)] 7点(2011-10-02 07:00:16)《改行有》

93.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 自分にとって「エヴァ」は「まわりは絶賛しているけど、何が面白いのかさっぱりわからない」ものの一つでした。 新しく劇場版として仕切り直したこの映画も、1作目を我慢して観て、それでもこの2作目は大評判なのでなんとか見届けようと思ったのですが、結局面白さを見出すことができませんでした。 なぜか。主人公がうじうじした性格だから?敵が感情を持たない得体のしれないものだから?それもそうなのですが、一番は「意味不明な固有名詞」が多いことです。 「使途」「サードインパクト」「ATフィールド」「なんたらチルドレン」など説明不足な名詞が非常に多い。あってもさわり程度です。説明がないからでこそ、「語る」ことができるという意見もありますが、自分には「だから、それは何?」って印象しかない。 世界観の説明がなくても面白い作品はいっぱいあります。そういった作品には「固有名詞」を最小限にして、主人公たちと世界を知ることができます。それが「エヴァ」にはないと思うのです。 あとこの映画でも展開そのものもいまひとつに思う。主人公たちが戦う→司令塔「なんだあれは!」→「わからないわ!」→主人公たちが精神的な世界に入って、ゴリ押しっぽく勝つというパターンが多い。 さらに日本の童謡を凄惨なシーンや、クライマックスのBGMにするセンスも嫌い。 本当にこれが世界中でファンを持つ作品なの? 「用語や、世界観をわかっていない人はお断り」そんな映画は支持しません。[DVD(邦画)] 1点(2011-09-25 01:51:45)(良:4票) 《改行有》

94.  キック・アス 《ネタバレ》 最高!! 今作の魅力は ・「スパイダーマン」などのアメコミものに対するおちょくり ・ヘタレ主人公の成長物語 ・残酷アクション などに集約されます。 この脚本家は相当な映画オタクなんでしょう、観客の予想を裏切る展開と、王道の復讐、成長物語がミックスされ、ゲラゲラ笑え、時には登場人物を本気で応援する、最高に楽しめるエンターテイメントとして仕上がっています。 音楽のセンスもたまらない。予告編でも流れる「ナ~ナ~ナ~」の可愛い曲(BANANA SPLITS)もいいですが、「28日後」でも使われたあのギター曲(In the House In a Heartbeat)には鳥肌が立ちました。 そしてヒットガールは超可愛い!デイブの友達が言う「あの子が大きくなるまで童貞を守るぜ」に共感する男子がどれだけいるのやら。 この映画は実はものすごく怖くって、ヒーローになりたい人間の心情を切実に描いただけでなく、普通の人間がヒーローになろうとしたらどうなるか?という点も描いています。 ビッグダディは復讐に燃えヒーローになりすまし、大量に殺人をする。その娘ヒットガールはその巻き添えです。 「誕生日プレゼントに子犬が欲しい」とヒットガールは言い、「冗談よ、バタフライナイフが欲しい」とも言う。 前者はおそらく本心なのでしょう。ヒットガールはビッグダディが生みだした怪物であるとともに、素直になれないかわいそうな女の子なのです。 さらにキックアスも自警活動のおかげでボロボロに痛めつけられ、終盤で復讐に加担し、人を殺す。 真の意味でヒーローになった主人公ですが、自分は内心ぞっとしました。 悪を滅ぼすのは善じゃなく、別の狂気にかられたものなのです。 そう考えると、残酷描写にも意味があります。このグロテスクさこそが、ヒーローを夢見る者への警告であり、皮肉なのです。主人公の言う「連続放火魔と一緒で、自分を抑えることができない」なんて台詞はその最たるものでしょう。 設定だけ見るとコメディのようですが、それだけで終わらない深さ。大傑作だ![映画館(字幕)] 10点(2011-08-23 21:52:15)(良:7票) 《改行有》

95.  スーパー! 《ネタバレ》 映画の内容は「ダメダメな男がヒーローに成りすまし、自分の信じるもののために戦う」というもの。この設定だとどうしても大傑作「キックアス」を思い出しがちですが、作品のベクトルはキックアスとは少々異なります。 なにせこっちの主人公は自分の人生は不幸だと思い込んでいる中年男です。ヒーローへの憧れによりヒーローになった少年よりも、一層の悲哀を感じざるを得ないのです。 結末に関して、暴力を正当化するような描き方をしたことに違和感を覚える方もいると思いますが、自分はこの映画は暴力に対して中立的だと思います。フランクは自分の行動を完全には正当化していません。それどころか罪悪感を持っています。 TVでクリムゾンボルトへの世論が良い方向へ変わったときも、リビーが大いに喜んだのに対してフランクはちっとも喜んでいません。さらにリビーは暴力を振るうことに対して歓び、その結果死んでしまうのです。暴力によって幸せも手に入れたフランクですが、それにはリビーの死という犠牲が伴ったのです。それこそがおぞましく、イタいヒロインを登場させた理由でしょう。 そしてラストシーンが素晴らしすぎる。 たとえ自分のそばにいなくても、大切な人の幸せを願えるようになった彼の姿にはただ、涙。「ウサギ」もいて本当によかった。 エロい、グロい、下品と3拍子そろっていて好き嫌いのわかれそうな映画ですが、「主観によって世界は変わる」ことを描ききったこの作品が、自分は大好きです。[映画館(字幕)] 9点(2011-08-22 00:14:37)(良:1票) 《改行有》

96.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 長すぎる宇宙や海の自然映像が、「親子の物語」と全く合致していないと思います。 親子の物語と、自然の壮大さを対比するように見せる感性が、自分にはさっぱり理解できません。 SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」が引き合いに出されることが多いのですが、それとは全く別物だと思います。 これも好き嫌いの分かれる作品ですが、映像に見合うだけの壮大な物語が紡がれています。 しかし「ツリーオブライフ」では、映像は壮大なのに、話は偏屈親父と息子の物語というすさまじいギャップがあるのです。 壮大な映像は壮大な物語に使うべきであって、「親と子の確執」のような物語には似つかわしくないものだと、自分は思うのです。 いずれにせよ、父と子のドラマを期待しているのに、ネイチャードキュメンタリーのような映像を延々と流されるのを目の当たりにして、憤慨する人はとても多いと思います。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-13 01:34:12)(良:3票) 《改行有》

97.  カーズ2 正直言って今回の主役のメーターがかなりウザい。 メーターはすごく純粋で、悪いヤツではないんだけど、空気を読まずにトラブルを起こしまくる困ったキャラです。 この作品ではその描写が少々やりすぎで、彼の成長を期待するよりも先にイライラが勝ってしまうのではないでしょうか。 そんな気になる点があっても、アイディア満載のアクション描写が繰り広げられる本作は、それだけですごく楽しい。 映像のレベルはもうここに来て極まった印象。素晴らしいスピード感と迫力です。 伏線には気が利いていますし、終盤にはちょっと驚ける真相も隠されています。 悪いやつらの行動理由も、大人であればなかなか思うところのあるものでしょう。 今作は車のキャラが活躍する「スパイアクションムービー」となっており、メッセージ性やドラマ性よりアクション重視。それを期待すれば、きっと楽しめます。[映画館(吹替)] 8点(2011-08-02 22:58:24)(良:2票) 《改行有》

98.  ミスター・ノーバディ 相当に入り組んだ構造の映画だということは知っていましたが、ここまでとは。 全体像を理解するのは困難ですし、そもそも明確な「答え」すら存在しないような気がします。 今作が描いているのは「パラレルワールド」。 この映画は一人の人間の人生を追うドラマであり、サスペンスでもあり、美しい映像で綴られたSFファンタジー作品でもあるのです。 惜しいのは上映時間が2時間15分と長いこと。 圧倒的な映像美もこの長さだと新鮮味が薄れてしまいますし、着地点がわからなくなる物語なので、かなり疲れてしまいます。 それでも、観た後は誰かと語らいたくなる巧妙さ&美しさ。 賛否のある作品ですが、個人的にはかなり好きになれた映画でした。 ネタバレはこちらでhttp://kagehinata64.blog71.fc2.com/blog-entry-214.html[映画館(字幕)] 8点(2011-08-02 22:53:46)《改行有》

99.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 前作:トランスフォーマーリベンジはラジー賞に7部門もノミネートされ、そのうち最低映画賞、最低監督賞、最低脚本賞を受賞したという大変不名誉なことになっています。 そして監督自身も失敗作だと認めてしまいました。 で、今作ではその反省が生かされているのかなと少ーーーーーーーーしだけ期待していましたが、前作と一緒じゃねーかよ。自分のスタイルをまったく変えないのには惚れ惚れします。 ドッシャンバキバキドカーンな戦闘シーンが延々と続き、画的には大興奮できます。 しかし当然というべきか、ストーリーのほうはまったく盛り上がりません。 なんだかよくわからない喧嘩バトルをその辺でいろいろやっているだけなんですよね。 こうなっているのは、チームで一丸になって目的を達成しようとする構図が皆無なことがまず筆頭。 敵は敵で攻め込まれる城を守ろうとするのではなく、とにかく戦っているだけにしか見えないのがその原因かと。 まあ今までのシリーズでもそんなもんだったし、期待するだけ損です。 3Dもすごいことになっています。 ジェームズ・キャメロンお墨付きなだけなことはあり、文句なしの奥行き感。 その戦闘シーンが後半は1時間ぶっ続くんですから、そりゃあもうお腹が一杯です。むしろ胃もたれします。 おそらくこれを観れば「あと5年は3Dはいいや」と思えるので、ある意味3D版を選んだほうが経済的でしょう。 そんなわけで脚本がアレな感じですが、細かいことを気にしなければすごく楽しいです。 なんだかんだでマイケルベイ監督が嫌いになれません。[映画館(吹替)] 6点(2011-08-01 07:26:08)(良:1票) 《改行有》

100.  コクリコ坂から いやすごい、本当面白かった。何より「ゲド戦記」の悪いところがなくなっているのが素晴らしいです。 心底憎たらしい悪役は出てきません。愛おしい登場人物ばかりです。 テーマをベラベラしゃべらしたりしません。心理描写を大切にしています。 声優は棒読みじゃありません。みんな素晴らしい演技をしています。 脚本は駿お父さんが関わっているので素直に褒めれないのが残念ですが、ゴローちゃんはこれで十分に評価を得るのではないでしょうか。 映画は、東京オリンピックが行われようとしている時代の「何でもない」日常を淡々と描いています。 胸躍る冒険もしません。 悪役もいません。 物語の起伏もそんなにありません。 それなのに、感動的な映画に仕上がっています。 「たいした事件がおこっていない」のに感動するのは、人物描写の上手さによるものにほかなりません。 ゲド戦記で描いた「父殺し」とはまったく異なる「親子」の描き方に感動する人は多いと思います。 そんなわけで、今作はかなり大人向けです。 小学生以下のお子様は退屈必死。 高校生以上推奨くらいです。 前述のとおり、当時の風土を知っておくとより楽しめるでしょう。 お子様にポケモンを観せているすきに、大人だけで観るといいんじゃないかと思います。 本気でおすすめです。[映画館(邦画)] 8点(2011-07-29 21:37:35)(良:1票) 《改行有》

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