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プロフィール
コメント数 283
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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81.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 ホラーの名作との事ですが・・ どーも音響効果しか印象が残らなかった。 少年の霊感や予知の「能力」が、映画タイトルの「シャイニング」の意味との事ですが、 どちらかというと、このホテルに取り憑いている怨霊の方がメインになってしまってる。 インディアンから奪った土地の、事もあろうか墓地の上に建てたホテルだから、呪われて当然。 何十年も前から、地縛霊の影響か、サイコな事件が起きていて、今回も同じ事になったと。 ただ今回は、息子が変な能力持っていたからか、母親と共に助かる事ができたって事? 墓場の上に建設してしまった伏線は「ポルターガイスト」に似てるかな。 公開されたものと、市販化されたモノが、本編の長さ20分も違うってアカンでしょ。 原作小説知らない自分には、その説明調のシーンは不可欠なのに、カットしないでくれ。 息子の二重人格の治療の件や、過去の家庭内暴力の件は、伏線として残すべきだった。 閉じ込められた食品保管庫から、どうやって出てこれたのかも唐突・・ カットされたの? 最後の雪の中で、自分の足跡を誤魔化す為に、足跡を辿ってバックする少年・・ あの歩幅は自分の足跡なの? なんであんなに苦労してるのか変・・足が届いてない感じ。 で、突然の凍死後のニコルソンの顔・・ やっぱりギャグにしか見えない。 場面が皆ブツ切りで、地縛霊に洗脳されていく過程が欠如してるのだが、最後に50年前の 写真が出てきて、パーティ写真の最前列中央に正装して写っているニコルソン。 もしや、ホテルの支配人とか要人クラスの人物の生まれ変わりという種明かしなの? なのに、トイレで遭遇した亡霊のセリフは、「あなたの方がずっと昔から管理人・・」て 話がズレてないかな・・ ダメだ、これも評価できないわ。[DVD(字幕)] 3点(2020-03-22 01:33:21)《改行有》

82.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 名作だから観ろと言われると、ハードルが上がってしまい評価は下がる傾向・・ 自分はキューブリックという監督とは相性が良くないのかも。 戦争の全線でメンタルを保つには、あのくらい鍛えないと駄目なのかもしれないと、前半は興味深い。 執拗なパワハラやいじめに会い、精神がねじれていくおデブさんのエピソードには、唸ってしまった。 後半の戦場のストーリーは、イマイチですね。どうもリアルが足りない。ベトナムぽくもないし。 地雷にやられた仲間の元に走って集まるとか、不注意過ぎるし、放置された敵の死体全然映らないし、 狙撃手の居場所がわからないのに、当てもなくバズーカ撃ちまくってるくせに、居場所が判ったら 小銃だけで接近を図るとか、意味不明・・。救出作戦じゃあないんだからブッ飛ばすだけで良いはず。 更に、最後の狙撃手との撃ち合いで、弾切れして拳銃に持ち替えるジョーカーの右胸には、手りゅう弾が 2発もぶら下がっている。20メートル先の相手に何故投げないのか・・・? そして、まだ生きている敵が女だからなのか、集まって覗き込むアホな面々。自爆されたら終わりだよ。 だいたい、その女もマシンガンで10発近く食らって死んでないとか有り得ないし・・ この茶番戦闘の後で、ミッキーマウスマーチ歌いながら歩くの見せられて、感動しろとでも言うのだろうか? 自分には無理です、評価できない。[DVD(字幕)] 3点(2020-03-22 00:48:39)《改行有》

83.  プロテクター 《ネタバレ》 最後に見たのはレンタルビデオで20年以上前、記憶では結構気に入っていた作品という印象。 今回ゲオでDVD見つけて借りて来たのだが、再会してビックリ! こんな作品でしたっけ???  時代が時代だからか、とにかくお色気シーンが多い。すっぽんぽんの全裸女性が次々と・・・ 股間部分に下向きの穴の開いたベッドにうつ伏せって、どんなプレイしようとしてたのか? まあ裸がイッパイで嬉しいっちゃあ嬉しいのですが。ジャッキーには似合わない。 麻薬の密輸作業シーンで全裸の女性が作業してるとか、どうにもこうにも不自然です。 セリフ字幕にも「お前らすっ裸で何してんだ?」と出てて笑い転げました。 アクションも記憶と全然違い、とにかくスピード感が無い。今更ガッカリするとは想定外。 ストーリーもお粗末で、設定もヒドイ。マシンガン乱射してたかと思うと、突然素手で格闘したり どうしてそうなったのかは気にしない制作陣。 狙撃手から守ろうとして6連発のバズーカを1発お見舞いしたのに、ヘリに襲われてるのは 援護せずに見てるだけとか・・ ??な展開ばかり。 脚本は学芸会レベルです。 基本の点数は4点レベルです。 でもジャッキー大好きなので、1点追加。 更に全裸女性がイッパイなので1点追加。 裸が多いとこは、なんだか、昔のカトちゃんケンちゃんの特番みたいでしたね。[DVD(字幕)] 6点(2020-03-16 18:25:25)《改行有》

84.  1917 命をかけた伝令 長回しが多いと言う事で、手持ちカメラの酔っぱらい映像ばかりの 疲れる映画かと敬遠してましたが・・・、周りの評判につられ先日やっと鑑賞してきました。 さすがに近年の撮影技術の向上で、手ブレ補正されていて落ち着いた絵が続きます。 ワンショットはそれぞれ30分続くかどうかで、編集が一切ないとは言えませんが、演劇的な同時進行感はある。 無理に長くして、絵や演出がおろそかになっては本末転倒であり、これでも充分に臨場感はあると思う。 CGが使われたのかどうか自分には情報が無いので断言できませんが、リアルな映像だと驚きました。 ただ、演出的にどうかと思ったのが、地下の閉鎖空間で爆発に巻き込まれたのに、体はともかく鼓膜が無事って 無いような気がします。鼓膜破れなくても、かなりの長い時間聴力は戻らないはずですが、役者は会話してました。 大正時代の戦争なので、後の戦争に比べ爆弾の殺傷能力は低めかもしれませんが、全体にバラエティ感が散見。 最近の映画にように、CGで人体が粉々になるシーンが必要だとは言いませんが、割と表現は控えめでしたねえ。 それでも戦場を駆け抜けるスコフィールド君の気迫は迫るものがあり、探していた人物との対面後の最後の表情は ラストシーンとして最高の時間になりました。 人気の有名な俳優が脇役に徹していて、映像がスコフィールド君に集中したところは正解でしょう。 反戦映画なのかどうかは置いといて、一人の若者の戦場での奮闘を疑似体験したような気分がしたので良しとします。 比較対象がジョーカーとパラサイトの昨年度なら、この作品こそが作品賞だったのではと個人的には思いました。[映画館(字幕)] 8点(2020-02-18 18:31:20)《改行有》

85.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 9点にしてみたり、7点にしてみたり悩んだ挙句の8点。 前情報入れ過ぎで見てしまい、驚く事は出来なかったが、素直に面白かった。 1歩引いて考えると、これだけの金持ちが、自宅に他人を何人も招き入れるのに 素性の確認もせず、室内に監視カメラも付けないって、どんだけ能天気なのかとも思う。 ストーリーを都合よく進めたいが為の、甘々な設定が多い。 本当に貧乏なら、金持ちに直ぐ見破られてしまうのだが、鈍感なセレブという設定かな? 更に欺いた相手の家で、あんなにハメ外して宴会するとか、緊張感のない犯罪一家。 万引き家族にも似た、浅はかでアンダーグラウンドなアジア家族の描写に、当のアジア人である自分は ついイライラしてしまう。 それでも、後半のバイオレンス展開からラストまでは、引き込まれてしまった。 情報が無ければ主人公は誰なのかすら間違えそうな脚本がイイ。予想の斜め上の結末に唸ってしまった。 なーんだ、アッサリここで爽やかにエンディングかと思わせておいての、ラストショットで、また唸る。 かつての映画、未来世紀ブラジルを思い出しましたよ。 このラスト良いです。 映像も音楽も、韓国感覚丸出しではなく、落ち着いたもので、欧米の映画ような品格があります。 変な韓国歌謡曲で終わる映画多かったので、その分、今回は新鮮でした。 アカデミー賞を取るに相応しい映画かというと、肯定も否定もない。あの賞自体が以前から 迷走しきりなので、比較された作品の方に要因があるのかも。 今回は、ヘイトは慎みまして、素直に称賛を送りたい。ホント、なかなか面白かったですよ。 あと、お色気シーンが独特です、肌は見せないけど、超エロい。この濡れ場はありそうで無かったかも。[映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 19:15:40)《改行有》

86.  ライオン・キング(2019) 《ネタバレ》 はいはいはい、超リアルな動物CGの出来栄えを見せたい映画に拍手。 あまりにリアルで、ついに到達しました→「アニメの実写化によるガッカリ領域」へ・・ 歌っても違和感、戦っても違和感、話していても違和感・・・ 自分には無理でした。 でもって、お話はいつも通りのお花畑・・ どこが売りの作品なのか・・?? 子供向けなお話ですが、子供に見せるなら前作のアニメバージョンが正解だと正直思いました。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-02-05 22:49:25)(良:2票) 《改行有》

87.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 ちっともタランティーノしてないが、終盤10分だけはあの監督らしいかな? 60年代ハリウッドの裏側を描いた映画で、誰かの自伝の様相だけど、主体が何なのかつかみどころが判らない。 ベトナム戦争、西部劇の衰退、ヒッピーと薬物LSDの全盛。この時代のノスタルジーは堪能できる。 とにかくどこでタバコ吸って当たり前の時代。かのコロンボも訪問先の家でも本屋の店内でも葉巻吸ってましたね。 ブルースリーも活躍する、そんな時代に浸るには、もってこいの作品。 でも、それだけかなあ。  なんだか中身が無い感触。 まあ主演の二人は良かったですよ。だらしなくて、情けなくて、カッコ良くて、ヤバイ。 悪くないけど良くも無いかな。[DVD(字幕)] 5点(2020-02-05 22:34:09)《改行有》

88.  ジョーカー 《ネタバレ》 アカデミー予想の話が先行する話題作でしたが、肌にあいません。 ゴッサムシティの格差社会が、セレブのバットマンと、ハーレムのジョーカーを生み出す構図を 映画にしたのでしょうが、不幸な境遇を世間のせいにして殺人の言い訳にしてるとも言える。 どいつもこいつも、登場人物が屈折していて、誰にも同感できない違和感の続く映画。 確かに、ゴッサムシティは欠陥だらけの都市だ。こんな街なら犯罪者も増えるだろう。 だがジョーカーはヒーローにはなりえない。だからこの映画の存在意義には多少だが疑問がある。 ウケたのは、バットマンとジョーカーが異母兄弟の話が出て来るあたり、しかしこれは母親の 妄想だと判明。更に自身の脳障害が、母親からの虐待の結果だと判る終盤。ショックを受けると 笑いが止まらなくなる病気の自分に絶望し、母親を殺し、憎しみの象徴のTVタレントも殺し、 ピエロのサイコパス完成と・・・ その後の、バットマンとの戦いはすっ飛ばして、逮捕され収監されているラストシーン。そしてかつての、 セラピストだか相談員だかとの再会で幕になる。 うーむ、アカデミーにふさわしいのかなあ?[DVD(字幕)] 6点(2020-02-05 22:00:37)《改行有》

89.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 まあまあ良い映画という感想です。 予告編見て、コメディなのかと勘違いして見に来たら、少し違いました。予想より重い内容のお話でした。 使われている楽曲が、実際の40年代ではなく 60年代以降のポップスなのが変ですが、戦争を知らない世代の 拒絶反応を和らげる効果はありそうです。 10歳の少年の目線で描かれる戦時下の生活。レジスタンス狩りの恐怖を、他人事から身近な現実へと変化する中、 母親がユダヤ人の娘を匿っていた事で、主人公に降りかかる辛い出来事。 しかし、どうなんでしょうか? ちっとも暗い映像にはならない・・。天気のいい日ばかりだし、ゲシュタポも 殺気が感じられないし、どこか呑気な感じがする。多分、戦争は終盤で、敗戦間近の為、市内のユダ狩りどころで は無くなってなっていたのだろう。 母親の出演シーンが少なくなって、少年が突然その死体と対面するシーンは、母親の靴しか映ってないので、勘が 悪い自分は、誰の靴にしがみついて泣いてるのか理解が遅れました・・。ユダヤ人やレジスタンスの縛り首の死体は 見せるが、母親の死体は見せない姿勢は、どうなんでしょう。もう少しヒントくれてもと思ってしまうが・・  少年は多感な思春期で、異性を初めて意識する年頃。そして、存在してはイケない秘密の家族との接し方は、迷走を 極めてしまい、相手を突き放したり、必死に関係の修復を図ったり。 少年あるあるのエピソード。 尊敬して崇めていたヒトラーへの思いは、身近な現実で段々と否定されていき、母親の死によってついに対極に至る。 最低の奴かと思っていた少年兵団の訓練教官は、実はイイ奴だったというのが救いでした。実際救われている。 戦争が終わり、ついに外へ出る少女。何を叫ぶでもなく、開放感をかみしめるように踊る姿で終わる物語。 これからの生活がそんなに容易なものではないのだが、つかのまの幸福感で観てる側も満たされました。 背中に爆弾付けられて突撃させられる子供も居たり、笑ってはイケないシーンが少なくないのですが、終戦後に 生き残った親友との再会シーンがイイ。「早く帰ってママにハグされたいんだ」に頬が緩みました。 いろいろと不思議な映画です。 最高かどうかはワカラナイけど、過去に例がないし魅力も多い映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2020-02-05 21:35:39)《改行有》

90.  この世界の(さらにいくつもの)片隅に 《ネタバレ》 元の作品は3つ県の映画館で8回鑑賞。 DVDも買いましたが、今回の長尺版は待ちくたびれて、やっと今日見れました。 予定では満点のはずだったのですが、どーも長くなってヨカッタ部分だけとも言えず微妙な感想。 元々戦争がメインテーマではなく、あくまで当時の世相の中での、女性すずの人生がメインの映画。 今回の追加シーンは、すずと水原の幼なじみからの恋、周作と遊女リンとの恋、という四角関係を、 より強化補足するのが目的だったと聞きます。実際その通りの仕上がりでした。 ただ、セリフが原作マンガ本の通りなのに、なんだかしっくり来ないんですよね。 文字で見た印象と、声で聴いた印象がこんなに違うとは逆に驚きましたが・・。 もし、自宅でDVDで字幕出して見ていたら気にならないのかもしれません。 マンガ本だと、前のコマのセリフを読み返せるので、意味が分からずに進む事は無いのですが、 映画館では不可能。その辺は映画的に修正してみても良かったのではと思ったりして・・。 いずれ、若い男子にあるあるの、「好きな子には意地悪してしまう」のシーンは新鮮でした。 気になっていた周作とすずの夜の営みのシーンも、追加されました。ほぼ原作通りですが、 すずが、周作に握られた手をそっと払うシーンは、原作には無いもので、ここは映画的修正でしょう。 音楽も若干の変更があります。特に違うのは、エンディング曲。「タンポポ」は新しいアレンジ。 その後のエンドロールの曲は初耳。 前は「すずさん」という曲名でしたが、白木リンのエピソードの部分。 曲名が違うのを、監督は気にしていたのかなあ・・。サントラの「りんさん」名義の曲は30秒でしたが あの曲を長くしたのか、全くの新曲なのかは、まだわかりません。前の方がしっくり来るような気が・・ いずれ、当時の女性の暮らしや恋愛事情を更にクローズアップする目的は成功しています。 より原作に近いものに仕上がっています。 どちらが正解だとか、どちらが上出来なのかとか、比較すべきものではなく、どちらも良い映画に変わりは ないと思います。 年寄りには、トイレが心配な上映時間でしたが、客席の20人程の同輩の面々、皆持ち堪えたようです。 ただその中で1人、イビキかいて寝てたジーサンが残念でしたが・・(笑[映画館(邦画)] 9点(2020-01-03 18:40:17)《改行有》

91.  コンフィデンスマンJP 《ネタバレ》 あくまで脳天気コメディとして見れば、楽しめます。 ドラマ同様、気になる点は少なくない。 謎が多いとはいえ、実在の有名人を長期間騙るのは、あり得ない。すぐばれるよね。 日本の大手のヤクザのボスが、はした金と言いながらも、20億も30億も盗まれたら 笑って終われるわけがない。次こそ東京湾の底だ。同じ部屋に住んでいたらすぐに消される。 モナコがスパイで送り込まれた時点で、住処は特定されていたのだから。 ここは、悪党が投獄されてお礼参りに来られなくなるとかのストーリーの方が良かったかも。 その辺の無理な設定を、見て見ぬふりでコメディとしてなら、笑い飛ばせます。 とにもかくにも、長澤まさみの、ぶっ飛びキャラ変化に、いろいろな意味で感服したので 点数は追加せざるを得ない。よくもこんな役引き受けたもんだと思いつつ爆笑でした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-12-31 00:18:31)《改行有》

92.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 サラ・コナーがカッコイイ。ストーリーはイマイチ。アクションとスペクタクルは上出来。 サイボーグお姉ちゃんが、MADMAXのシャーリーズ・セロンに似た雰囲気。 問題のシュワちゃんの役どころがねえ・・ 人間愛に目覚めたには、目が点になった・・。 かなり引きましたが、それを差し引いても、たたみかけるダイハードな戦闘の連続は楽しかった。 よーく考えると、イマイチな設定とストーリーですが、大スクリーンと大音響でみるアトラクションとしては 満足度がありました。ストレス解消になったので良しとします。[映画館(字幕)] 8点(2019-11-14 00:20:46)《改行有》

93.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 結論、イマイチ消化不良。 スカッとはしません。  途中までは、イケイケでテンション上がって来たのに、クライマックスでの 主役の活躍が乏しい。  しかも、最後に空から降りて来て死んだのが誰だったのか、良くわかりませんでした。 まさか、マフィアの一味の一人が、抗争銃撃戦が終るまでお空で遊んでいた? 全てが、ブラックジョークなのかもしれないけど、滑ってばかりじゃあねえ。 誘拐した子供が、変に懐いて来て、「ストックホルム症候群って知ってる?」には苦笑。 とにもかくにも、コピーにあるような除雪車の活躍も少ないし、イマイチ盛り上がらない。 帰宅してから調べたら、同じ監督の5年前の「ファイティングダディ」を、セルフリメイクだとか。 速攻見比べてみたら・・・唖然? 似てるなんてもんじゃないよコレ。 ストーリーどころか、カット割も、セリフも全て同じに近い。違うのは役名とキャスティングだけ。 新しい俳優さんに同じ台本配って、撮影監督も前作を手本にしてるとしか思えない仕上がり。 何から何まで同じなので、今作への不満な点は、前作でもそのまま弱点になってる。 だから駄作かと言うと、微妙に面白くもある困った映画。ウザイ演出や撮影で滑りまくりの タランティーノ作品にくらべ、こちらは渋い演出ではありますが、いかんせん主役の存在感がない。 娯楽作品を撮りたかったのか疑問がある。 ラストで、息子を殺された親父同士の癒しの空気とか、親父を失った反面、解放されて自立した少年とか 峠を越えた感情に包まれていたのに、突然の下っ端の死亡シーンで幕って・・・どうしたらえーの? ここでゲラゲラ笑って欲しかった? チョット何言ってるかワカラナイ。 できれば、違う監督と違う台本で再トライしてみて貰いたいかなあ。 田舎なので、公開が遅れて、「天気の子」と同日公開。あちらは日に10回上映なのに、こちらは 昼の1回だけで、翌週の木曜までで終了。 迫害か?と思ったけど、確かに売れないかもね。[映画館(字幕)] 5点(2019-07-21 22:40:41)《改行有》

94.  空母いぶき 《ネタバレ》 そりゃ満点ではないですが。 娯楽映画を期待して観に行った自分としてはある程度満足です。原作は知りません。 公開前に総理役の佐藤氏がお騒がせしてましたが、映画の中では普通にお仕事されてました。 昔から日本映画はヒューマンドラマに時間使い過ぎて、低予算の為見せ場が少ないのは覚悟してましたが 少々改善してます。アメリカ軍の「ファイヤー!」よりは日本軍の「撃てー!」がハマりますね。 レーダーのシーン、アニメ「パトレイバー2」の幻のスクランブルを思い出しました。雰囲気もあって 盛り上げ方としては良いです。 端々に、気になる演出があります。運悪く居合わせた女記者が、生気の無い病人然として変なのとか、 戦争の危機感で世間が買い溜めに押し寄せてるのに、何も知らずに朝を迎えるコンビニ店主も変。 松坂君が撃たれて死ぬシーンも、引っ張り過ぎ。致命傷で即死なのに、撃たれてから倒れるまでが長過ぎ。 倒れないでいられるくらいの症状なら、直ぐに救護措置するはずなのに、皆見てるだけの違和感。 捕虜になっても諦めず1人で抗った敵兵士も、少し話しただけで泣き出すとかもねえ 戦闘兵器の知識が無いのでアレですが、迎撃ミサイルって、あんなに上手く正面衝突可能なのかなあ? デコイとかフレアとかの囮アイテムの効果も、敵と味方で、こんなに差が出るものなのか・・? いろいろ都合の良い描き方ですが、娯楽映画としての戦闘シーンならこんなもんでしょうか。 それぞれのセリフって、やたらキザっぽいんですが、原作漫画の通りなのかなあ?真っ直ぐな視線で あのセリフ・・ かわぐち氏の他の漫画「沈黙の艦隊」を思い出します。 チョット着いて行けない。 気が付けば、気に入らないポイントばかり挙げてしまいました。 しかし、総じてはなかなかの映画だったような気もします。てか、今までの日本のこの手の映画が あまりに陳腐で、お涙チョーダイばかりでヘンテコなクライマックスの後に、人気歌手の歌で終るとか みんな同じで、飽きてウンザリしてたからなのかも・・ 今回は歌ではありませんでした。良しとします。 政治的なドラマ部分は、シン・ゴジラの影響なのか丁寧に纏められてると思います。これが無いと 娯楽映画の中でもおバカアクションカテゴリに陥ってしまう。 専守防衛の定義が足枷になって動きの鈍い自衛隊が、時間の無い中で攻撃方法を模索するとか、他の国には ありえないシーンですが、これも日本という国独特のモノであり、ちょっと上手く行き過ぎですが良しとします。 この外せない基本設定の上で、ギリギリ上手く行くというところが娯楽映画でしょう。 現実には無理っぽいところを、なんとか切り抜けるってとこ、娯楽映画なら当たり前ですからねえ[映画館(邦画)] 7点(2019-06-27 23:46:08)《改行有》

95.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 これは素直に面白かった。 アイデア一発の、見せ場なしの低予算SF。序盤のサスペンスホラーの予感は見事にハズレ・・(笑 山小屋サバイバルが、微妙にアンリアルで気になったけど、問題ではない。 空爆シーンの日本ドラマ並みの安いCGも残念だけど、問題ではない。 話が進んで、場所が違うとか、時間が変だとか、段々面白くなってくる。 もう少し予算得て、リメイクされて欲しいかも。 見た人は結末知ってるから意味無いけど、未見の人の為にですね。[インターネット(字幕)] 8点(2019-06-23 12:36:54)《改行有》

96.  海獣の子供 《ネタバレ》 映像はキレイでした。  顔のキャラはイマイチですが、デジタル技術と手描きのハイブリットアニメの絶妙なバランスでした。  でもなあ、肝心の物語がイマイチ面白くない。元は同じモノだとする海と宇宙の壮大なイベントに対し  陸上のヒトや動物は置いてけぼりの世界観が片手落ち感でモヤモヤしてしまいます。  後半の抽象的描写が長過ぎて、飽きた頃に、「よくあるDNAモデルの絵」に「やっちまった感」が。  ヒトが泳ぐシーンも、物理的にオカシイ動きで、超能力での推進力なのか違和感ばかり。  で、「祭り」と呼ばれるイベントが何だったのかも意味不明で、不思議な生い立ちの兄弟が居なくなっただけで、  世の中は特に変らないその後・・。大真面目に研究捜査してきたどこぞの国の政府も、その結果は描かれない。  大きく歳の離れた弟だか妹の誕生が、何かの象徴なのだろうか?   原作の通りならば、原作の問題なのでしょうが、自分には相性が良くない。悶々とした感情のままエンディング。  米津玄師のテーマ曲が、一気に現実に引き戻してくれる。体に染み渡る幸福感に包まれたのは収穫でした。  と、そのまま不思議な幸福感で帰ろうと思ったら、続きがあったのにはビックリ。なんですかねえ・・?  確かにヒトを選ぶ映画でした。[映画館(邦画)] 5点(2019-06-21 07:41:03)《改行有》

97.  ミックス。 《ネタバレ》 先週放送のエイプリルフールズが、なかなかオモロかったので期待したが、コレはイマイチ。 ガッキーのファンなら、コレでもいいんだろうけどねえ・・。 スポーツモノの振りして、ラブコメ感が強過ぎたかな。期待したものとは違った感が残る。 広末涼子がヤンキーの本性を解放したラストシーンが笑えた。[地上波(邦画)] 6点(2019-05-12 15:13:14)《改行有》

98.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 昨年かな、最初の15分くらいで、見るのやめました。 先日テレビで放送してたので丁度その続きを見てしまい・・ラストまで笑い転げました。 メチャクチャな誘拐の件、リュックが交換されたのに気が付かない点、納得困難な箇所は 少なくないのですが、それを挽回するギャグが良い。 見所は、松坂君のクズ男っぷり。戸田恵梨香ちゃんのキレ女。子役時代の浜辺美波ちゃん。 それぞれの俳優の普段と違うキャラも楽しめました。 ドラマ・リーガルハイのサブキャラの小池栄子さんが、「井出君」を呼んだシーンも爆笑。 その井出君は、久保田正孝君とゲイのカップルで出演・・。 全てのエピソードが爆笑というわけでも無いんですが、なにしろ皆関係者なので我慢です。 冗長なのは、皇室のフリしてた年配夫婦の歌と、宇宙人勘違い少年のラストシーン。 その辺は、テンポがガタ落ちで間延びなので、もっとアッサリ編集して欲しい。 笑えて、感動もありで、全部繋がって行く面白さがあるバランスのいい映画。 豪華な多数の俳優陣の無駄使いに見えますが、それぞれの持ち味が充分に出てます。 怪しい占い師の予言に絡む、高嶋政伸と岡田将生も面白いキャラになってます。 どうして前回見るのやめたのか・・今頃後悔してます。 ちなみに録画してもう一度見たら、1回目より2回目の方が笑えました。自分にはツボかも。[地上波(邦画)] 8点(2019-05-07 15:58:57)《改行有》

99.  砂の器 《ネタバレ》 あれ? おかしいなあ・・・ もっと名作だった記憶がありましたが、今回数十年振りにアマゾンで見たら違和感だらけ。 犯人の衣類の処分方法があまりに幼稚です。わざわざ電車で遠出して車窓から捨てるのって変です。 切断したら血の色が解らないように墨汁でもかけて、ゴミに混ぜて回収に出すか、トイレに流すだけでOKなのに・・ 三木や、千代吉が、10歳未満の幼少期の顔しか知らないのに、グラサンかけた30男のモノクロ写真で一発特定って どんだけ都合がいいのか? せめて高校時代の顔とかならまだしも・・  3歳から乞食生活して、自転車屋の和賀家の孤児に成りすました後、日本を代表する有名な音楽家になる過程が 全く描かれてなくて超気になるのだが、捜査会議の面々は誰も気にしてない。 発見した切れ端の血痕、血液型がO型だと判明して「遂にやったな!」て・・DNAじゃないんだから・・ 三木も、名前まで変えて有名人になってる和賀に対して、ドンだけ迷惑な訪問になってるのかを察する理性が無い。 「誰からも尊敬される、良くできた人物」とは真逆の、空気読めないノータリンに成り下がってて苦笑してしまった。 なんか色々とヘンテコな物語で、気になり始めたらもうダメです。 30年前なら10点満点にしたかもしれないけど 今の自分には無理でした。 千代吉さんの迫真の演技に敬意表して2点足しましたが、ホントは4点ですねコレ。[インターネット(邦画)] 6点(2019-04-09 21:59:54)《改行有》

100.  孤狼の血 《ネタバレ》 日本で一番・・ていう映画観たのなら、こちらも観るべきとの事で・・消極的に試聴。 で、暴力団と警察のバランスは、どうあるべきですかね。締め過ぎると地下に潜って見えなくなる。 だから、適当に泳がせて置いた方が・・。という大上の持論。 大上が握っている警察上層部の弱みも、大上のワナだった可能性も否定できない灰色。 どこを見ても、真っ白は居ない世界。それでも大上はカタギから被害者が出たら許さないという ボーダーラインを確立していた。 どうなのかな? カタギに被害が出ないようにヤクザが生きていける世の中が正解なのだろうか? で、対照的な存在として日岡が相棒になる。ただの新米かと思ったら、実はグレーの警察幹部によって 送り込まれた内偵という展開。 話は面白いです。グロイ描写が多すぎて疲れますが、仕方ないのかも。昔のヤクザ映画は温かったけど 今時のそれらは、エログロばかりだし。 ただ、途中から極悪大上の印象が、急にいい人に変り過ぎて、置いてけぼりになってしまった。 一之瀬を裏切る日岡の動き方も、どーも不自然だし、いろいろと適当な流れが気になる。 いずれ背後から襲われる危険があるトコへ一人で捜査に行くとか、感情だけで話が進んでて違和感が残る。 まあ、大上亡き後を、日岡が完全に引き継ぐのか、改革を始めるのか気になるとこでエンディングへ。 ヤクザの仁義とか勝ち負けとかどうでもいい側からしたら、もっと豪快に暴れて欲しかったかなあ。 ヤッパリこの手の映画は苦手です。アクション映画と違って、苦痛ばかりの印象。 嫌いなので低評価にしようと思ってましたが、見る角度によっては光るモノがあると感じたのでこの点数で 逃避します。エロは並みですが、グロは耐性必要です。[DVD(邦画)] 7点(2019-03-03 12:44:36)《改行有》

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