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プロフィール
コメント数 1383
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1121.  呪われた老人の館 《ネタバレ》 由緒ある老人施設が実は永遠の若さを望む者たちによって支配されていた、という物語。 他の入所者の生気を木の精(悪魔?)に捧げることで、満月の夜のひとときを若さを取り戻した姿で楽しむ者たち。狙われるのは弱りつつある者。主人公も狙われてしまうが、機転を利かせて窮地を逃れるものの、結局は永遠の若さを求める者たちの仲間となる。 この部分が本作のポイントなのでしょう。普通なら危機を脱した後、悪魔の手先となっている者たちを葬り去るというエンディングになりそうなものを、さして逡巡することもなく自らも永遠の若さを求めていく。しかも孫までもが一緒になって。 母子以上に強く結びついた祖母と孫だからこそ至った結論なのでしょうけれど、意外と言うより唖然と言ったところでしょうか。 悪魔モノで結局最後は悪魔が勝つ、という作品は他にも観ましたが、こうもアッサリと心変わり(変わったんじゃなくて最初からかも知れないという伏線的台詞はありましたが)してしまわれると今一つ納得出来ず、施設のスタッフに入所者の近親者が何人もいるというあたりも、若年のスタッフにとって何かメリットがあるのだろうかと思えてしまうところ。主人公の孫みたいにずっと祖母と居られることに無上の幸せを感じているからなのでしょうか? 観た後その結末にどうにもモヤモヤ感が残り過ぎ、4点献上に留めます。邦題は、少し盛ってしまいましたね。[インターネット(字幕)] 4点(2023-01-10 11:40:07)《改行有》

1122.  ANON アノン 《ネタバレ》 作品のテーマとも展開とも全く関係ないのですが、いきなり主人公が煙草に火をつけるのを見て萎えてしまいました。高度な科学技術によって人間の記憶までが一括管理されている未来社会において、公共の場の喫煙て有り得ないのでは?てか、そもそも喫煙文化が存続してる訳ないのでは? 道路事情も変です。なぜバカでかいセダンばっかり走っているのか?どう見ても大排気量のガソリン車。そりゃおかしいですって。 殺人事件の被害者にカミングアウトしていないレズビアンのカップルが出て来ますが、どうやって関係を隠して来たのか?だいたいからして、後から出て来る男女のセックスシーンも同様ですが、全ての記憶を管理されているのに堂々と出来ます?公衆の面前で営んでいるようなものですって。あぁ恥ずかしい。 そもそもここで行われている記憶の操作とかは、ほぼ超能力の世界。これがあくまでも現実世界のことならば。「マトリックス」の世界みたいな状況だったら話は違いますが、生身の人間に出来る技じゃないでしょう。 どうもアイディア先行で製作決定したものの、ストーリー自体に厚みを持たせられずにツギハギ的になってしまったように思えてしまいます。 いきなりヒロインの全裸が出て、その流れで彼女と刑事さんが良い感じになっちゃってみたいな軽さもマイナス点かな? 期待して観始めただけに、余計に残念な仕上がりでした。[インターネット(字幕)] 4点(2022-12-02 21:45:40)《改行有》

1123.  ヴェロキラプトル 《ネタバレ》 微妙にコメディタッチなモンスターパニックもの。原題の「Craw」(カギ爪)の方が良いですね。ここで登場する恐竜は「ジュラシックパーク」シリーズで登場したヴェロキラプトル。本来のヴェロキラプトルとはだいぶ違うようですが。 物語的には特に斬新と言うこともなく、さりとて面白くないとバッサリ切り捨てる程でもなく、無難にアルアル要素で固められてます。ただ、説明不足に過ぎるという部分は多々あります。 恐竜はどうやって再生したのか?そもそも何でゴーストタウンで再生実験をしているのか?研究施設やそこに住むマッドサイエンティストを古くからの住人であるだろうレイが知らないのは何故か?猛獣用?の麻酔銃で2回も撃たれたのにジュリアは大丈夫なのか?1年後が描かれてますが街で暴れた恐竜はどうやって退治されたのか?などなど。 コメディ要素を挿し込んだがために本題の補足要素が抜けてしまったのでしょうか?それとも最初っからそのあたりは「ありき」で済ます予定だったのか? 不気味な街に立ち寄ったら不気味な住人が居て更には怪物が出ちゃいました、というシンプルな構成ですね。無難に4点といったところでしょうか。 ちなみに物語とは関係ないのですが、印象に残ったのはジュリアの悲鳴。ひさびさに映画の中で所謂「金切り声」を聞いた気がします。超ハイトーンの悲鳴って、60年代とか70年代ぐらいまでのスリラーやサスペンスでよく耳にした覚えがありますが、最近はあまり記憶にないので逆に新鮮で印象的でした。[インターネット(字幕)] 4点(2022-11-22 01:00:45)《改行有》

1124.  ブラックシープ 《ネタバレ》 これ、殆どゾンビ映画ですね。突然変異した羊が人間を食い、食われた人間は羊と化す。馬鹿馬鹿し過ぎてある意味新鮮。見方によってはコメディとも言えます。それにしてはそこそこグロイかも知れませんが。 ホラーあるある的な場面はいろいろと揃っていますので、多少のグロ描写であれば耐性があるという方なら結構楽しめると思います。何気に暗雲立ち込めるハッピーエンド風のエンディングもあるある的で、なんなら続編も作れますよと言った感じです。 ただ、よくよく考えれば、ゾンビ羊を一掃して昔ながらの農場経営に戻り、ああ目出度し目出度しみたいな結末ですが、この一件での死者数はかなりのもので、それが全て農場内での事件なんだから経営再開どころじゃないだろうにといった状況で、現実的に考えれば農場再開は不可能に近いかもですね。野暮な感想ですが。 別に黒い羊が問題を起こす訳でもなく、タイトルの「BLACK SHEEP」には「厄介者」とか「変わり者」「面汚し」といった意味があるようですね。それが兄から見たヘンリーのことなのか、ヘンリーから見た兄のことなのか、それとも突然変異した羊のことなのか。ストーリーは解り易いのですが、タイトルは謎です。単純に3番目かな?[インターネット(字幕)] 4点(2022-10-24 11:08:52)《改行有》

1125.  牛首村 《ネタバレ》 恐怖の村シリーズも第3弾。シリーズ物は得てして段々とトーンダウンしがちですが、このシリーズはやや持ち直した感じがします。 とは言え、それは全体的なストーリーがしっかりしていて解り易いということであり、兎にも角にも恐くない。徹底的に恐くない。ホラー作品である本作にとって、それは致命的とも言えるのではないでしょうか?ストーリーがきちんとしていることが逆にホラー性を損なってしまったと言うか。 背後に忍び寄る霊だとかガラスに映る霊だとかの恐怖演出がほぼ予想通りに展開されてしまう、つまりは意外性に欠けることも恐くないことの大きな要因だと思います。 過去の忌まわしい因習だとか呪われた穴蔵だとか、ジャパニーズホラー作品を彩るに相応しい魅力的なファクターを数多く取り揃えているだけに何とも勿体ない。 第4弾があるかどうかは知らないのですが、もし計画があるのであれば次回作に期待を先送りしたいと思います。[インターネット(邦画)] 4点(2022-10-14 22:32:46)《改行有》

1126.  マー/サイコパスの狂気の地下室 《ネタバレ》 作品のテーマやプロットに反して終始明るい画面で描かれているため、単純に怖さや不気味さがありません。なので、ジャンル的にはホラーとも思えるのですがホラー感は感じられないような。そんなイメージで観始めてしまったので、内容的には陰惨な復讐劇なのにあまり衝撃を受けることなく観終わってしまいました。 邦題の副題もいただけないと思います。スー・アンはサイコパスとは言えないのでは?中盤あたりから内に秘めた狂暴性が顔を出し始めはしますが、一連のそういった行動だけでは彼女がサイコパスとは言い切れず、恐らく命名した担当さんは「サイコパス=サイコキラー」のように理解しているのかも。この副題は本作の内容に馴染まないように思いました。 そんなこともあって、事前に予想していた内容や展開と大きく異なり、何となく肩透かしを食った感じです。何故、今復讐劇が始まったのか?マギー母娘が帰郷して対象者が揃ったから?何故、当事者優先ではなく子息への復讐に念入りになったの?愛娘の病弱さは楽しい学校生活を送らせないために彼女が毒を盛っていることによる?それとも自分と同じようなイジメに遭わせないように軟禁している?謎は多いです。 出演陣の確かな演技に救われていますが、それだけに勿体ない感が拭い去れない残念な作品でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-29 10:40:31)《改行有》

1127.  フレッシュ・ミート サイケな家族 《ネタバレ》 基本的にはブラックなコメディ―。そこにグロとエロで味付けをしています。 冒頭、唐突に始まるリナと同級生のシャワールームでの絡み。スプラッターものと思って観始めたのにいきなりのサービスカットで、別の作品を観始めてしまったのかと思ったぐらい。 一転して、次のシーンでは間抜けな犯罪者の護送車襲撃。なるほど、ここから本題に入るのね、といった展開。犠牲になった警察官が手にしていたハンバーガー(挽肉)が意味深です。 そして、犯罪者グループの乗った車がリナの家のガレージに突入。一家はあっさり人質に。ここから食人家族と犯罪者グループの戦いが始まるといった具合ですが、グロもエロも何とも中途半端。特にエロの方はサービスで追加したって感じです。 確かに、リナと犯罪者グループのリーダー格ジジが恋に落ちたからこその展開になるので、ある意味冒頭のレズビアンシーンも必要かも。でも、なんだか「ありき」な感じ。 グロの方も比較的マイルド。激しくグロいカットは数えるほどです。食人ネタなので当然グロくなるのですが、思ったほどグロくはない。父親が息子の生きた心臓を抜き取って齧りつくシーンも、想定内であって意外性には欠けています。 それより何より、マオリ族やアジア人に関する表現だとかソロモン教(その存在は個人的には知りません)に関する表現、そしてレズビアンに関する見方、更には料理番組に出演している障がい者の扱いなど、いろいろと物議を醸しそうな内容が含まれていて、これ公開しても大丈夫なんですか?みたいな気分になりました。 ブラックなコメディ自体は好むところですが、その中で人種や多様性に触れる、いやもっとストレートに言えば、ネタにするのは難しいですね。ネタにすること自体が問われるところです。 ちなみに、邦題の「サイケな家族」は「サイケ」の意味が違うような気が…。それとDVDのジャケットに主要メンバーが一人ずつ抜けているのが謎です。[インターネット(字幕)] 4点(2022-08-18 09:45:21)《改行有》

1128.  ガーディアン24 《ネタバレ》 予備知識なしに作品の宣伝コピーだけを見て、最強ヒーローが暴れまくるクライムアクションかと思い鑑賞。ところがまさかのコメディでした。 ゴランという狂暴そうなリーダーが率いる5人の強盗団ですが、どうにも締まりがないと言うかお間抜けと言うか、リーダーとあと一人ぐらいが緊張感の中で作業を進めていても、残りの三人はまるでダメ。なんでそこにいるのか理解してない。 そんな設定の中で繰り広げられる小ネタ(ギャグ)の数々は自分的にはイマイチ楽しめず(フランス映画のコメディはあまり得意ではないので)、奥さんも心配している主人公の超絶狂暴ぶりも意外とおとなしめ。悪党を片っ端からタコ殴りかと思いきや、軍隊仕込みの知識と技術で即席の火炎放射器をぶっ放すのだけれど、アンタお店焼いてどうするの?それじゃ強盗防いでも結果オーライにならないし。あ、そうか、奥さんが心配してるのは悪党を殺してしまうとかじゃなくて、何もかもぶっ壊してしまうことだったのか、と妙に納得。 強盗団の目的が本当はお隣りの宝石店だったなんてのは作品的にどうでも良くなってますね。そもそもメンバーのみならずプラン自体が甘すぎるようだし。 という訳で、期待が外れてしまい4点献上です。[インターネット(字幕)] 4点(2022-07-25 12:49:44)《改行有》

1129.  テスター・ルーム 《ネタバレ》 ポルターガイストが教授の研究対象かと思いきや、それは過去のフィルムの中でしか出現せず、少女ジェーンのサイコキネシスによって起きる現象が研究対象なのですね。 教授の自説では、それらは人間の負の感情から生じる現象であって超自然現象ではないということですが、それこそが超自然現象なんじゃないかな?と思った時点で、この教授のマッドサイエンティストぶりには裏があるなと感じました。 愛息を実験上のミスで死なせてしまい後悔の念から逃れられない一人の男が、自説の証明によって自らの罪を晴らせるという妄念に憑りつかれ、ひとりの少女を亡き愛息にオーバーラップさせて狂気に走る。ところがその少女は強大な負の力(悪霊?)に支配されていて、教授の妄念などひとたまりもなく吹き飛ばされてしまう。というお話ですね。 音や映像でひたすらに恐怖を誘うタイプのホラーではなく、どちらかと言えばストーリーを楽しめる作品でした。かなり直球勝負で意外性に乏しいストーリーではありますが。なので、正直なところ物足りなさを感じてしまいます。 そもそも原題も邦題も今一つしっくり来ない。原題は誰のことなのか?邦題はテーマとズレてしまっているような…。 ちなみに、主演のオリビア・クックさん、美少女ですね。この種のオカルト系ホラーの憑りつかれた少女役としては、もう少し不気味な雰囲気を醸し出すタイプの少女(少年)の方が良かったかもしれません。[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-23 22:43:15)《改行有》

1130.  ウィッチサマー 《ネタバレ》 人を食らい永くに渡って生き続けて来た魔女がテーマの作品とのことですが、全体的にそのあたりの説明が殆どなくスッキリとしない展開。1時間半ほどの作品ですが、4分の3ぐらいは核心部分がはっきりしないまま進んでいきます。特に冒頭からしばらくは、場面ごとの繋がりが見えにくく非常に流れが掴みにくかったという印象です。 クライマックスに来て一気に事の真相が判明するのですが、魔女が住み着く古家と森の中に忽然と現れる老木との関係がいまひとつ解りにくいとか、寄生している人間から這い出す魔女がありがちな造形のクリーチャーだったりとか、ラストシーンで死んだはずの魔女がちゃっかり触れてもいないマルに憑りついてたり、全てが終わってからもやっぱりスッキリしない印象ばかりが残りました。 冒頭の車中シーンで隣席の老婦人がベンに向かって「小さいのに上手ね」と話しかけるのに違和感を感じましたが、そこは唯一の伏線だったのですね。 マルに憑りついた魔女が、そのまんまだと近くの花を枯らしてしまって存在がバレちゃうからって、事務所の花を造花に変えてカモフラージュしてますが、千年とか生きて来て今までその知恵なかったんかいっ!と突っ込みたくなりました。 だいたいからして、魔女は憑りついたり寄生したり生の人間食ったりしないんじゃなかったっけかと?てか、本当に魔女なの?悪魔とか悪霊化した木の精とか宇宙から来た寄生体とかじゃないの?などと、やっぱりスッキリしない作品でした。[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-15 10:20:18)《改行有》

1131.  ズーム/見えない参加者 《ネタバレ》 WEB会議という参加者同士が直接的・物理的に助け合えない状況で恐怖が襲い来るという、一種のシチュエーション・スリラー。 と言っても部屋から出ればいいんでしょ?と思いたくもなりますが、何せ敵は悪霊。屋外に逃げようったって逃がしてくれない訳で、結果参加者全員死亡フラグということになります。ホラーとしては、やったもん勝ち的なアイディアですね。 殆ど意味を感じないメイキング的おまけ映像を抜けば、エンドロールも超シンプルなので1時間弱の作品。ところが意外に長く感じました。 全編通じて予測可能なシーンの数々。特に伏線的展開もありません。そのためもあってか、恐怖映像には物足りなさを感じます。揃いも揃ってありがちな感情移入不能タイプばかりの登場人物のおバカっぷりは、まぁお約束どおりと言ったところでしょうか。 長く感じたのは、そのあたりの意外性のなさによるところが大きいと思います。 肝心のWEBカメラによるPOVについては、Zoom画面で物語が進行しているうちは良いと思います。常に背景が気になって、いつになったら背後に悪霊が現れるのかと期待してました。出ませんでしたが。ところが、Zoom画面を逃げ惑う時まで使われてしまうと、悲鳴を上げながら妖怪豆腐小僧のように両手でノートPCを掲げて走り回る絵を想像してしまい殆どコメディ。仮令スマホのカメラだったとしても逃げ回る時ぐらいは固定しておいて欲しかった。その方が見えないところで何が起きてるのかと言う怖さもあっただろうし。 恐らくは低予算作品。限られた条件の中で相当頑張って作ったという印象は強く感じます。ホラー初心者であればそこそこ楽しめるようにも思えます。それだけにもう少し何とかならなかったかと残念な作品でした。[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-06 14:00:31)(良:1票) 《改行有》

1132.  処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ 《ネタバレ》 流石正規続編だけあって、ストーリーはキチンと繋がってますね。そして、テイストとかも見事に引き継いでる。その引き継ぎっぷりがハンパないので、冒頭から滅茶苦茶に弾けまくってます。前作ではスロースターターだったコメディ要素は、今作においてはスタートダッシュから全力疾走。ただし、前作以上のコメディ要素に大グログロ大会。これは何も知らずに観たならば、途中リタイアもやむを得ないでしょうね。 次作もあるかのような思わせぶりたっぷりのエンドロール後のカットですが、もうお腹いっぱいです。大砲に至近距離からぶっ飛ばされても原形を留めているとは何という石頭!もし次作があるのなら、せめて初心に返って雪山の物語にして欲しいものです。[インターネット(字幕)] 4点(2022-03-26 22:53:41)《改行有》

1133.  ザ・サークル 《ネタバレ》 2時間弱の作品ですが、ヒロインが「サークル」に入社してメインテーマに入り込んでいくまでに尺を取り過ぎているように思え、序盤だけ観ていると長編作品なのかと思いました。あらすじを読んでいなければ、この作品はどういうカテゴリーの作品でヒロインはどんな事態に巻き込まれていくのか、中盤以降まで今ひとつ分からないように思えます。もっとスピーディな展開であれば、観客は作品世界に惹き込まれるのでは?言葉は悪いかも知れませんが、展開がダラダラし過ぎているように感じました。 ヒロインが「サークル」の進もうとしている方向に疑念を感じているところを描きつつも、経営者イーモンの理念や行動を真っ向否定しないどころか寧ろ肯定的とも思えるように描いているところも、観客としてはどっちつかずで感情移入したくとも出来ないというところでしょうか。この巨大SNS産業の在り方、存在意義に対して断罪はすべきではないというのが製作者のスタンス?と感じてしまいます。 家庭内にも悩みを抱え、苦情窓口でくすぶっていた頃のヒロインが、まるでカルト教団のような「サークル」での日常に次第に馴染んでいくものの、やがては強く疑念を感じ、それを晴らすべく反旗を翻す。けれども、結局彼女の目指すところは「サークル」の目指すところと変わらないのでは?という何ともすっきりしないモヤついた気分が残る結末でした。 ネット社会の走り始めの時代に作られた近未来SFであれば、印象も感想も全然違うものになっていたと思いますが、公開から5年も経っていない最近の作品だけに、巨大化するSNS産業に内在する現実の危険性や懸念について、もっと踏み込んでもらいたかったと思います。[CS・衛星(吹替)] 4点(2021-12-15 01:51:45)《改行有》

1134.  クロージング・ナイト 《ネタバレ》 オープニングはサービスカットのオンパレード。もしや、あの盆踊り映画と方向性を同じくした作品なのか?! と思いきや、必ずしもセクシーカット中心に観る者を楽しませようとする作品でもなく、アイディア的にさほど目新しさは感じないものの、ゾンビ(正確に言うと何らかの物質に汚染された者で取り敢えずは死んではいない?)作品としてのストーリー性はきちんと押さえています。(ラストのお約束的どんでん返しで、バイクから落ちたのが誰なのかはちょっと気になります。) つまり観る者を選びきれないと言うか、観る者も選びきれないと言うか、ターゲットはエロチック映画ファンなのかゾンビ映画ファンなのか、なんとも中途半端な感じがする作品で、カテゴライズし難いところです。 更には、何気にエロチックコメディ的要素も含まれていて、理不尽な犠牲者続出の絶望的悲劇の割には、物語は笑い(苦笑?)混じりに展開していきます。 この際、細かいところにツッコミは不要でしょうね。とは言いつつ、いちいちツッコミながら仲間と楽しむ作品かも知れません。独りで観てると何だか空虚な思いにかられてしまいます。 原題の「ピーラー」はストリッパーの意味で使っているのだと思いますが、かなりストレートなタイトルですね。なので邦題を冠したのは正解だと思いますが、ちょっとカッコよすぎかも。直訳すると「契約の夜」?もっとも副題で一気に軽くなってますが。 それから、主役の彼女が脱がず仕舞いかと思いきや、本編ならず付け足し的な店名の由来カットで披露とは。最後まで席を立たないようにという製作者の意図なんでしょうか? なんだかんだと書きましたが、むやみに酷評も出来ず4点献上です。[インターネット(字幕)] 4点(2021-10-17 15:29:15)《改行有》

1135.  犬鳴村 《ネタバレ》 実在の心霊スポットにオリジナルのストーリーを被せて恐怖を演出するというアイディア自体は決して否定しませんが(関係者が実在する以上は程度や内容にもよりますが)、被せたストーリーにあまりオリジナリティを感じられないところが惜しいです。 里の住人達に虐げられた山奥の孤立した村人たち。ダム開発の利権がらみで離散し死に追いやられ恨みを残す。その恨みの矛先を向けるべき一族が呪われる。といった物語は目新しいものとは思えませんでした。恐怖シーンも特に斬新な演出がある訳でもなく、正直なところ失笑してしまう場面もありました。亡霊が物理現象に関わり過ぎだったり。 クライマックスのタイムループ的な流れは面白いなと思いながら観ていましたが、よくよく考えれば何故現実に命を繋げた赤ちゃんを改めて逃がすのか?ヒロインに過去の事実を知らしめるだけのためなのか?赤ちゃんの母親の魂を安らかにするためなのか?上手く消化出来ませんでした。ヒロインの兄の死によって、若くして非業の死を遂げた二人の魂は救われた訳ですし。 アイディア(全体だけではなく場面場面でも)優先に制作した結果、全体としてはバラツキが出てしまったように思えます。[インターネット(邦画)] 4点(2021-10-02 13:27:19)(良:1票) 《改行有》

1136.  ジオストーム 《ネタバレ》 荒唐無稽かつアメリカ万歳という典型的なSFパニックもの。「んなわけないだろ!」「人の命を何だと思ってるんだ!」みたく大上段から批判的にならなければ、スピード感のある展開やそこそこ臨場感のある視覚的効果などなど、決して飽きることなく楽しめるエンターテインメント大作と言ってもいいでしょう。でも、ここまで激しくお約束感満載に話が進んでしまうと、やっぱり「んなわけないだろ!」「人が死に過ぎだろ!」とか言いたくなるし、仕舞いには「はいはい、わかったわかった」と斜に構えてしまいたくなります。やり過ぎじゃないですか?も少し現実味があってもいいんじゃないですか?と言いたくなってしまう作品。エンターテインメントと割り切りたくないんだなぁ…。[地上波(吹替)] 4点(2021-05-28 23:38:41)

1137.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 一言でいえば荒唐無稽のままに終わってしまう作品。そもそもがDCコミックをベースにしたスピンオフ企画的な作品なので、一人ひとりが強烈過ぎる個性の悪党を一人増やすごとに全体のまとまりは崩れていくわけで、折角の個性が最終的には没個性。それでも2時間程度の尺で見せ場を作るためには、個性を強力に演出しなければならず、ド派手なビジュアルの中での実現は作品中のミッション以上に困難を極めたんじゃないでしょうか?結果、真剣に見たらダメという作品に落ち着いた訳で、粗探しや揚げ足取りをしちゃダメというルールを厳守すれば、そこそこに楽しいです。スーパーマンが不在だとか、作品の背景を承知している必要は…あまりないかな?あと、公式サイトの宣伝の仕方は、若干の違和感を感じます。ハーレイ・クインは主役じゃないんじゃないですか?[CS・衛星(吹替)] 4点(2020-03-29 11:46:22)

1138.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 本家ジュラシックパークと関連付けての評価は意味がないと思い、単純に本作だけを観て思ったのは、巨額の予算を費やしながらも結局殆ど何も心に残らない作品という一言です。 確かに手間ヒマかかった最高の映像技術ということは理解出来るのですが、その映像を見せられたからと言って作品として何を言いたいのと思ってしまう。面白いと言えば面白いのだけれど、これを映画館で観るか、TV画面で観るか、と言うとTVで良いかもと思ってしまいます。 恐竜たちはビジュアル的に素晴らしい出来映えであることは間違いなく、特にストーリーを考えずBGV的に流している分には邪魔にならないどころか超贅沢。見入ってしまうカットも勿論多々あります。けれど、やっぱり集中して物語として観てはいられないかな? それと、不必要にコミカルな演出や台詞が頻出するので、おいおいこの作品の中で一体何人犠牲になってるの?恐竜の命と同じぐらい人間の命も考えて欲しいと思えてしまいました。 いろいろ悩むところですが、やっぱり甘めとしても4点献上が限界です。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-07-13 18:53:19)《改行有》

1139.  ゾンビスクール! 《ネタバレ》 微妙。ストーリー展開がベタ過ぎて意外性なし。アメリカって子ども題材にこういうのありでしたっけ?子ども相手の過激な暴力描写は大丈夫だったのかな?ベタなアメリカンブラックジョークもイマイチだし、お約束のヒューマンドラマ的エピソードもイマイチ。大人は感染しないし、子どもはゾンビにしちゃ思考がちゃんとしてそうだし、なんだか中途半端。なんかメッセージがあるとしたら、やっぱり大人たちが子供のことをちゃんと考えないでいい加減に育てるからこんなことになっちゃいましたって感じかな?まぁ割り切って観れば笑えなくもないから4点ぐらいなら献上してもいいかな?[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-02-04 19:19:03)(良:1票)

1140.  最強ゾンビ・ハンター 《ネタバレ》 ダニー・トレホが斧を担いで恐ろしい形相で睨み付けるジャケットを見たら、そりゃあ借りずにはいられませんでした。 で、観賞。うぅぅ・・・何ともチープ。でも、何ともポップ。グラインドハウス系を気取って、タランティーノかロドリゲスか、てな作品世界かと思いきや、一見見た目はそうなんだけれども、中身はあれもこれものテンコ盛り。マッドマックスっぽくスタートし、バイオハザードっぽいクリーチャーが登場したり、そうかと思えば「こんなところにジェイソンが!?」みたいだったり・・・とにかく制作者の思いのままに詰め込んでしまいました的な1本です。 ま、ストーリーとかテーマ設定とか細かいことは気にせずに、皆でツッコミ入れながらワイワイ観るにはいいかも。あっさり途中リタイアのトレホ@マチェーテおじさんに敬意を表してこれでも甘目の4点献上です。[DVD(字幕)] 4点(2015-08-10 00:46:31)《改行有》

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