みんなのシネマレビュー |
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1121. エアポート’75 《ネタバレ》 恋人と喧嘩した客室乗務員。ベテラン映画女優。とその秘書?。飲んだくれ3人組。どっかのコメディアンみたいな人。シスター。航空会社の社長婦人と息子。腎臓移植のために移送される女の子。 それぞれの性格、個性、人生、事情をわかりやすく、短時間でまとめてくれた前半。 そして事故が起きる後半。 それまで違うベクトルを向いていた人々が、事故が起こった瞬間同じベクトルを向くこの一瞬がたまらないです。 おそらく人生において交わることがないだろう人々が、事故によって「生存」という共通の目的を持つ瞬間。 とても良いです。これがパニック映画の醍醐味です。 腎臓移植の女の子はともかく、それ以外の人々がそれぞれ抱える悩みや不満が、事故と比較対照化されることで急にちっぽけな物に感じます。 生命以上に大切なものはないという事に気付く瞬間です。 そういえば、小さいころ悩んでいたら、よく母が言っていました。 「命までとられるわけじゃないんだから」 まさにその通り。究極の極論を映像化してくれるパニック映画は最高です。 でもみんなちょっと落ち着くの早すぎです。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 20:18:57)《改行有》 1122. ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 《ネタバレ》 1970年代にこんなに美しい映像が撮れるなんて。さすがディズニー。 いつも王道サクセスストーリーを約束してくれるディズニー映画。 やはり今作も、お約束の展開が続きます。 ですが過剰な演出がなく、きれいな映像が続きますので、映画に溶け込むように観賞。 最悪のハプニングから始まるオープニングだって、ハッピーエンドに続くことがわかっているので安心して見られます。 それにしても、CGなんてなかった時代に、ブラックのあの演技の数々ははすごいです。調教だけで馬にあれだけの演技をさせているのでしょうか。 また、馬具をつけずにブラックに乗っていたケリー・レノもすごい。 うーん。・・・・・・ワイルドだねぇー・・・・。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-29 09:13:47)《改行有》 1123. ハロウィン1988地獄のロック&ローラー いじめっ子に仕返しする瞬間が爽快! テンポといい、ノリといい、思っていたより全然良いです。 確かにホラー要素は少なめですが、娯楽性は抜群。 アイデアも面白いし、時間も程よい。 何より、「ちょっと掘り出し物見つけた感」が良い。 日曜日の午後、何もすることがないときに、コーヒー飲みながら観賞するのがベストでしょう。 おススメすると怒られそうですが、おススメです。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-02 02:31:25)《改行有》 1124. 遥かなる大地へ 《ネタバレ》 「早く、早く旗を立てなさい!」 「・・・・は~や~く~は~た~を~た~て~ろぉ~。」 観ているこっちが焦ります。 個人的には最後まで「新天地だぁー!フロンティアじゃー!土地ぃー!土地っ!土地っ!」ってな感じで、いてほしかったです。 んー。ラブストーリも大事な主軸ではあるんですよね。 だったら仕方がないかぁ。「君がいなければ土地なんて・・・」 あーね。そのセリフ言っちゃう?ってな感じですね。 拳闘で成り上がっていくところは良かったなぁ。 今までマジメに働き続けても報われなかった青年の気持ちを考えると、ここで帽子マニアになってしまうのも心情的には理解できます。ちょっとぐらいうかれたって、いいじゃん。ってね。 でもその姿に幻滅しちゃうシャノンの気持ちも、もちろんわかりますけどね。 「君たち、土地はもう良いのかい。初心は大切だよ。」 と思いながら見つめていました。 汽車ん中でジョセフがこの映画の本来の目的を思い出してくれて良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-30 19:08:25)《改行有》 1125. リコシェ 《ネタバレ》 なるほど。まさに人の人生をブレイク(破壊)したわけですね! ・・・なるほど!まさに人の人生をブレイク(破壊)したわけですね!・・・ 本屋のおっちゃんに、「ああ、俺は生きかたを変えるよ。」と言ったときのブレイクの表情。その後の展開を予想させる素晴らしい演出。 つまり、・・・そう!まさに人の人生をブレイク(破壊)したわけですね![DVD(字幕)] 7点(2012-06-23 11:10:38)《改行有》 1126. ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀 《ネタバレ》 ラジー賞受賞作品と知って驚きです。 どうしよう。どうしよう。普通に面白かった。笑えた。 良い映画だと思ってしまった。ぼ、僕が間違っているのか?? もしかすると、原作がとても素晴らしくて、期待して観に行ったら「全然違うじゃん!」的な・・・?いや、知らないですけど。 ハワードはかわいいし、セリフも良いし、テンポもノリも良い。 ストーリーもキャラ設定も嫌いじゃないです。 人間に襲われて、暗黒魔王に「助けてー」って最高なんですけど。 暗黒魔王も「その鳥をはなせ」って、助けるんかい! 最初のほうで警官たちが、「凶悪犯だ、撃ち殺せ。」 刑事も「生死は問わない」 警官のほうがよっぽど凶悪・・・。 ファミレスでもハワードは調理されようとして、ビバリーが「あんたたちのほうがアニマルよ!」って言っていたし。 え?ああああ!!ま、まさかこれってコメディの裏側に高尚なメッセージが隠されている素晴らしい映画なのでは!何てこったい。 [DVD(字幕)] 7点(2012-06-04 02:45:13)(笑:1票) 《改行有》 1127. フォー・ザ・ボーイズ 《ネタバレ》 過去から現代に至るまでの、伝記のようなストーリー。 序盤は戦時中ながらも、ディクシーが一躍人気者になっていくそのプロセス、演出がなんとも言えず爽快。 ですが中盤あたりから、すっかりスターになったディクシーの、傲慢で高圧的な態度には、興ざめする人もいるかもしれません。 表面上では絵に描いたようなスター気取りのディクシーも、家族に対する愛情や、人を大切にする気持ちは失っていません。ですので最後まで、何か魅力のあるキャラクターに仕上がっています。 中盤以降は反戦メッセージが強くなります。 涙腺がゆるくなってしまうシーンも。 前線にいる夫との感動の再会シーンから一転。前線の息子のいる隊の前で話し、歌い、みんなを感動させているシーンからまた一転。 そのコントラスが効いていて、胸に響いてくるものがあります。うまい演出だなぁ。 長めの映画ではありますが、その長さを感じさせないオススメの一本です。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-01 14:32:09)《改行有》 1128. オーメン4<TVM> 《ネタバレ》 1作目と2作目は観賞済みです。 3作品の中では、これが一番好きかもしれません。 少し軽めのタッチになっていますので、誰が見ても楽しめる初心者向けホラーサスペンスになっています。 だからといって決して退屈な内容ではありません。 今回割りと犠牲者が多く、テンポが速いです。 また、人によって好みが分かれるかもしれませんが、「超能力カフェ」での一連の出来事や、「毒蛇事件」では、演出が上手なのでそれなりに恐怖感をあおられます。 全体的にミステリー要素が加わっているのも良い感じです。よく考えればわかることなのですが、意外な人物がディーリアの協力者だったりします。 ラストのオチはあれがベストだと思いますね! 使命感では母性に勝てないってことですよね。 まあそれであの結論に達するのは早計すぎて説得力に欠ける気もしますが、そこは深く追求しません。素直に後味の悪さを楽しみます。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-30 15:12:05)《改行有》 1129. フェノミナ 《ネタバレ》 やや非現実的なホラー。 かと思いきや、中盤あたりから少しずつミステリーが入り始めます。 最後は完全にホラー。しかもわりと万人受けしそうなわかりやすいホラー演出の連続。 とにかくキャラ設定が良いです。 虫女VS殺人鬼親子。 パスタのように電話機のコードを巻くシーンで、刑事の叫び声だけが2度聞こえるシーンが個人的に最も恐怖感煽られました。 あとはやはり水中ですかね。 きそうなのはわかっていたんですが・・・ くるな、くるなよぉ~。 とは思っていたんですが、やっぱりきちゃいましたね。 フィニッシュがまさかのあいつっていうのも、素晴らしかった。 最後の最後まで手を抜いていない上質のホラーでした。 ちなみに蛆虫や蝿くんたちをこんなに応援する気持ちになれたのは生まれて初めてです。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-29 12:45:51)(良:1票) 《改行有》 1130. フラッシュバック(1990) 《ネタバレ》 ヒッピー。・・・ヒッピー?そもそもヒッピーとはなんぞや? 調べてみました。 どうやら、『文明や既成の価値観に縛られない人達』 『自然や愛や平和や自由を愛する人達』 『1960年代のアメリカで、反戦運動の中心になった人達』 といった人達の総称のようですね。 ヒッピーの犯罪者(と言っても冤罪でしたが)と、頭かっちかちの若手FBI捜査官の逃亡ロードムービー。なるほど!正反対の二人!これは面白い! きっと、その情報を知ってから見たほうが面白いかもです。 ただ、僕は知らないまま見ましたが、娯楽作品として笑いあり、緊張感ありで十分楽しめました。まさに万人向けのエンターテイメントです。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-27 12:23:12)《改行有》 1131. 邪神拳 《ネタバレ》 もっともっと、しょぼ~い映画かと思っていました。 女性も含めて、登場する人達には戦える人が多いので、脇役好きの僕としてはこういうノリは大好きです。 カンフーアクション+銃撃戦のバランスもかなり良かったです。 「王女」と「月魔」の戦いでは、伝説の剣や爆発する矢など多彩なウェポンを使ってくれるのも嬉しいですね。 つっこみどころがたくさんあるのも、こういった映画の個性かもしれません。 「月魔」のヴィジュアルがいまいち。 「ひげの女神」って何だ。 女刑事やめんのかい。 図書館の女性は結局どうなったかわからん。 スピード感出すために早送りすんのかい。 などなど。 探せばいくらでも出てくる突込みどころ満載のB級ホラーアクション。 変に爽快で、変にエロティックで、変にグロい。 たまにはこんな映画も良いもんですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-25 12:14:52)《改行有》 1132. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明 クンフーを楽しむのだ。クンフーを。 え?話がとびとびになっている? んなこたぁない。なんとなく雰囲気でわかるはずだ。 そんなことはどうでも良いから、クンフーを楽しむのだ、クンフーを。 えぇ?登場人物たちが何したいのかよくわからない? わかる必要なんてない!クンフーを楽しめ。クンフーを。 突然出てきた道場破りは誰だって? んなこたぁ知らん。あいつはクンフーが出来るから良いんだよ。 クンフーを楽しめ、クンフーを。 えぇ?フーってWHO? ええい、くだらん。 いいか、クンフーを楽しめ、クンフーを。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-23 04:19:52)(笑:1票) 《改行有》 1133. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品) 《ネタバレ》 愉快。痛快。爽快。 ロビン・フッドのことを何も知らないので、冒険活劇として、娯楽映画として純粋に楽しみました。 アクションばかりではなく、人物同士の小洒落のきいたやりとりも見所だと思います。 これ、昔見たことがあって、てっきりウィルが裏切るような記憶があったのですが、裏切りませんでした。しかも、とってつけたような異母兄弟という設定。 と、いうことで、味方が善人ばかりなので、緊張感はあまりないですが、その分安心して見られます。 最後の馬乗りがなければ、家族で楽しく鑑賞できると思うのですが。 「ねえ、ねえ。あれ何やってるのー。」 と聞かれてしまうかどうかは、一か八かの賭けですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-18 13:19:31)《改行有》 1134. プロジェクト・イーグル ジャッキー映画のアクションは、たとえ序盤であっても、ひとつひとつのシーンに全力を投じて出し惜しみしない姿勢が好きです。 こちらも前半のカーチェイスからかなりのクオリティのアクションを楽しめます。 そのアクションのレベルの高さにおごることなく、ストーリや音楽、演出は軽めのコメディタッチなので、気楽に、楽しく鑑賞できるのがまた良いですね。 登場シーンではそれぞれ個性のあった女性3人組みが、ストーリーが進むに連れてだんだん個性がなくなっていったのはちょっと残念。みんな似たりよったりになっちゃいましたね。エイダとエルザはもうちょっとしっかり者キャラでいっても良かったんじゃないかな。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-18 12:05:17)(良:1票) 《改行有》 1135. ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》 小学生~中学生くらいの頃に、父がやたらとホラー映画ばかりを借りてきて、しきりと僕らと一緒に見ようとしました。気が小さい自分にとってはほとんど虐待に近かった・・・ ただあんまり見すぎて、少し耐性がついてきて、割りとホラー映画が平気になってきた頃、父が借りてきたのがこのビデオ。 あまりの衝撃に数日落ち込みました。 今まで見てきたホラー映画とは一線を画していました。 一番衝撃的だったのは、子供がトラックにはねられる瞬間。 一回目は寸前で助けられたのですが、そのときに「この子はいずれ、トラックにはねられてしまうのでは。」という予感がはしりました。結果、二回目でその予感の通りになったわけですが・・・ ペットセメタリーで、人を生き返らせることだけは今だに共感できません。確か、外見は自分の家族ですが、中に宿る魂は悪霊かなんかでしたよね? つまり、器が同じなだけで中身はもはや自分の愛する家族ではないのに、その選択をしてしまうのはどうなのだろうと、ずっと考えていました。 それからしばらくして、「世にも奇妙な物語」で、この映画がまるパクリされていました。それもショックでした。 稲垣吾郎が主演で、愛する彼女を生き返らせるも、違う魂が宿って襲われていました。 なんか、嫌な気分にさせられました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-05-15 23:22:21)《改行有》 1136. ミラーズ・クロッシング 《ネタバレ》 腕っぷしが強いわけでもなければ、殺し屋でもない。競馬が弱くて借金もかさんでいる。しかしずば抜けた頭の良さと、その人柄で、敵・味方双方から一目置かれているという変わったヒーロー像の主人公トム。 そのトムですが、一見何を考えているのかわかりません。 ですが、彼の行動にはある優先順位がはっきり存在していて、実は終始一貫しているのがわかります。 漫画のワンピースに例えるならば、彼はまさに「火拳のエース」のような存在。「トムとレオ」は、「エースと白ひげ」の関係にそっくりです。 トムの目的はただ一つ。「レオを守ること。」 そのためには他はどうなってもいいんです。 ・・・のはずだったんですが、彼のそのキャラにぶれが・・・ それがヴァーナの存在。彼女の存在は、彼にとって唯一目的意識をぶれさせてしまうものでした。 土壇場で、彼は「レオを守る」という本来の目的から逸れる行動をとってしまいます。 それが、「ミラーズ・クロッシング」でヴァーナの弟バーニーを逃がしてしまうという愚行です。 オープニングの映像も、このミラーズ・クロッシングでした。 当然彼はこの行為によって窮地に立たされていくわけです。 ってな感じで、冷静かつ頭がばりばりきれる主人公のトムがかなりかっこ良いのに、ちょっと私情をはさむだけで途端に窮地に立たされてしまう展開が見事で、かなり見入ってしまいました。 頭脳戦やかけひきをメインとしたマフィアものですので、そういったものが好きな人にはかなり楽しめると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-15 10:46:53)(良:1票) 《改行有》 1137. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 ゾンビ映画に求めるものは人それぞれ違うと思いますが、僕の場合は何と言っても「サバイバル感」。更に、たてこもってくれちゃったりしたら、それはそれはもう最高のシチュエーションです。 この映画では、ラストでゾンビと生き残っている人間との立場が逆転します。 このラストも大好きなんです。 生きている人間と、ゾンビの境界線があいまいになってゆく感触。 また。唯一小屋で生き残っていたクーパーは、バーバラから銃で撃ち殺されちゃいます。生きている人間が、ゾンビと等価値になった瞬間ですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 00:30:03)《改行有》 1138. ホワイトファング 《ネタバレ》 ディズニー映画って本当に大好きです。毎度ハッピーエンドを文字通りお約束してくれるので、いつも観終わった後ハッピーな気分になれます。 この映画も例にもれず、とても美しく仕上がっております。 前半は過酷な大自然からスタートします。親切なおじさんが狼の犠牲になってしまったり、ホワイトファングのお母さんもそのとき死んでしまったりと、厳しい生存競争の現場を映し出しています。 ですので、中盤以降はサクセス、サクセスでハッピーかもしれませんが、前半の出来事を忘れてはいけないなと、今レビューを書きながら思いました。 風景の映像が息を呑むほど美しいところもディズニー映画の醍醐味ですね。真っ白な雪景色の中を進むシーン、大自然の湖にボートを漕ぎ出すシーン、見るたびにふわぁーってなります。 もちろんこの映画の一番の見所は、ホワイトファングとジャックの友情です。ジャックが熊に襲われるのを助けたり(けっこうハラハラします。ってゆーか、この撮影すごいですね。)、逆にジャックがホワイトファングを助けだして看病したりして、ゆっくりと二人の絆が出来上がります。 もう本当にべたべたなストーリーですが、そのべったべたなストーリーを心の底から楽しめる映画です。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 04:55:17)《改行有》 1139. どろろ 《ネタバレ》 CMで赤い髪の妖怪が暴れているのを見て、無条件で見たいと思っていた映画です。 そいつさえ見られれば、ストーリーなんてどうでも良かった。 ところが、意外とストーリーがちゃんとあるし、次から次に妖怪が出てくるので、個人的にはとても楽しく鑑賞しました。ただ後半になるにつれて盛りさがっちゃったのは残念です。特にラスボスはちょっと・・・ 小さい頃に仮面ライダーやウルトラマン、ゴレンジャーなんかを、ストーリーそっちのけで戦闘シーンだけを楽しんでいた人たちには、ある種のノスタルジーを感じさせてくれる映画かもしれないです。 ただし、ドラマの「オレンジデイズ」なんかで、妻夫木さんや柴崎コウさんのファンになっちゃった方には、この映画では二人の良さは完全に殺されているので注意が必要です。[DVD(邦画)] 7点(2012-05-10 16:07:34)《改行有》 1140. シザーハンズ 「バックトゥーザフューチャー」と同じくらい、複数回見ている作品です。なぜなら当時、確か家族がばらばらで借りてきたり(ほんとになぜだ?)、テレビでも放映されていたからです。 1回目。ホラー映画と思い込んで家族と一緒に見ました。(当時父が借りてくる映画はホラーとSFとアクションばかりだったので、ハサミの手が出てきた瞬間そう思って・・・)途中でホラー映画でないことに気づきました。 2回目。不自然な点に多少つっこみ&イライラしながら見ました。「まだ手はできていないから、代わりにはさみを・・・」って。そっちのほうが作るの大変そうなんですけど。え?今まで誰も屋敷に入ったことがないの?そんなばかな・・・ 3回目。不自然な箇所は了承済みなので、もう単純にストーリーと演技を楽しみます。 すると意外なことに、3回目くらいが一番この映画が面白い。 4回目以降。もう無心で見ます。理屈ではありません。登山家が、そこに山があるから山に登るように、そこで「シザーハンズ」が流れているから、つい最後まで観ちゃうだけです。そしてやはり面白い。 僕は、同じ映画を2度見ようとはほとんど思いません。よほど1回目の鑑賞で面白いと思わなければ。ですが、この映画は「つい見てしまう。」数少ない映画の1つです。つまり、この映画は人を惹きつける不思議な魅力にあふれています。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-10 09:13:05)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》
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