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プロフィール
コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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1161.  バチェロレッテ あの子が結婚するなんて! 《ネタバレ》 コメディ映画ということなんですけど、正直ほとんど笑えなかったです。なんだろう、作り手の人と笑いのツボが違うんだろうか、、、。それとも女性が見るとまた違うのかな、、、。下品な女性がワイワイとやっているだけで、結局なんだったんだろうこれは、、、という感じです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-01-13 22:00:23)

1162.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 真っ赤な星二ビルの風景と真っ白な住人、ハリソンの戦闘機によって襲撃を受ける会議、宇宙空間を飛び、敵船にギリギリで侵入する3人、そしてエンタープライズ号の見事な船内など、どれも印象的で目に楽しい作品になってましたね。J・J・エイブラムスはやっぱり巧いなぁと。個人的には前作のほうが好きですが、カークとスポックの御涙頂戴シーンはぐっとくるものがあったし、これはこれで満足しております。ファン的に、カーンの役柄ってどうなんでしょう。ベネディクト・カンバーバッチの無表情さと低くて通る声質は、それなりに気に入りはしましたけど。コアを足で蹴って衝撃を与えシールドを復活させようとするシーンは、なんというかのび太ん家のテレビを思いだしてしまい、もうちょっと知的なやり方がなかったのかなぁと思いました。敵船が街に墜落するシーンはなかなかのスペクタクルでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-12 21:39:48)

1163.  トゥ・ザ・ワンダー 《ネタバレ》 この世に永遠なものはない。とすれば、愛ですらいつかは朽ち果ててしまうのだろうか、、。結婚式では、互いの愛を誓い合う。しかし多くの夫婦が、その約束を反故にしてしまう、、、。愛には二面性がある。なおかつ移ろいやすい。しかしながら、愛そのものを否定すると、人は生きていけないのだ。信仰心が揺らぐ神父。自分の信念と、人や愛の一面的でないそのズレに悩む。だから信じる気持ちに葛藤が生まれる。でも、何も信じられなくなると、やはり 人は生きていけないのだ。愛や、信じる気持ちは、それ故に葛藤や亀裂を生んでしまう。でも自分が生きていく上で必要なものだから、傷ついてもなお、前に進んでいく。それを詩的に描いた作品なんだろうと思います。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-11 19:33:11)《改行有》

1164.  ウルヴァリン:SAMURAI 《ネタバレ》 ヴィジュアル的にいいなと思うシーンがいくつかありましたね。まずは広大な矢志田家の屋敷。伝統的な日本風の家屋とモダンが融合した、とても素晴らしい建物でしたね。そこにある、矢志田氏が横たわっているピンベッド。なんでも、矢志田氏の意志が伝わりピンが自在に動くという設定のベッドだそうだが、寝心地悪そうとかそういうのはともかく、見た目に独創的。それから、シルバーサムライですかね。ウルヴァリン以外に出てくるミュータントは、派手さのない蛇女ぐらいでしたから、シルバーサムライの特異性が光っていたように思います。あとは、漁村でしょうか。ほんとどこにでもある漁村の風景という感じで、ああいう場所でハリウッド映画が撮影されたということ自体が新鮮に感じます。アクションは、新幹線の上で闘ってるシーンが一番よかったかなぁ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-10 20:45:54)(良:1票)

1165.  シモンの空 《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。この家族すごく可哀想でしょう~?みたいな描き方じゃなく、淡々と描いているのが逆に良かったですね。変に感動的にさせようとするよりも、本当に一つの家族の日常をそのまま垣間みてるように感じ、それ故に共感と説得力を感じる。何が素晴らしいって、少年と母親の自然で見事な演技。まだ子供なのに、演技とは思えない、本当にその人そのものにしか見えないぐらい素晴らしかった。逃れられない貧しさ、置かれた境遇の不憫さ、ふがいなさ、そういうものが伝わってきますね~。喧嘩しちゃう時や、仲睦まじい時、その光景一つ一つが、手に取るように共感出来る。その気持ち、わかるよって、彼らに言ってあげたくなる。秀作です。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-09 18:59:42)

1166.  孤独な天使たち 《ネタバレ》 ベルナルド・ベルトルッチ10年ぶりの新作ということで、これは見逃すわけにはいきませんでした。一人の少年が転がり込んできた異母姉と地下室で一週間過ごす、ただそれだけの話で実にあっさり、さっぱりした小作品なんですが、見終わってなんともいえない感覚が尾を引きます。若者への、いや人間そのものへの大いなる賛美を感じる。ロレンツォは若い頃のマルコム・マクダウェルみたいな顔してるし、姉もココリコの田中みたいな顔で決して美男美女ではないのですが、なんという自然で瑞々しい演技。彼らの熱演、そしてベルトルッチの演出力に拍手。やっぱり、一番の見せ場はデヴッド・ボウイの曲に乗せて踊るシーンでしょうかね。一週間の生活で、ちょっとだけ成長し前向きになったロレンツォの気持ちが、最後のストップモーションで表現されます。[DVD(吹替)] 7点(2014-01-09 16:31:15)

1167.  野性の証明 《ネタバレ》 あまりに荒唐無稽で無茶苦茶。当時の角川映画を知るファンにとっては、この荒削りさやエネルギッシュさが好きな人も多いのかもしれないけど、こんなよくわからん話に高得点はつけられない。自衛隊のドンパチからヤクザ、刑事もの、さらには超能力と、とにかくいろんなもの詰め込んで高倉健のかっこよさと薬師丸ひろ子のアイドル性、そして海を超えての戦車やヘリのドンパチロケなど、当時の制作者たちの鼻息が聞こえてきそうな展開に失笑してしまう。シーンの繋げ方も雑過ぎると感じるし。まぁ、良く言えば印象には残るけど。凄く時代を感じると思ったのは、銃撃の音や殴る音や爆発等の「どきゃーん!ばしゃーん!ぱしゃーん!」というやたらと威勢のいい破裂音と、血のりの朱色ですかね。今の映画だと、こんな音&色は使わないなぁ。[地上波(邦画)] 4点(2014-01-08 17:22:13)

1168.  リアル 完全なる首長竜の日 《ネタバレ》 全体の雰囲気は割と好みでしたねぇ。夢と現実があいまいな世界を、巧いこと映像化されていたと思います。序盤の車内からの風景が、完全に非現実的なわけですね。勘のいい人はここで先の展開を読めちゃうのかもしれませんけど、自分は鈍いので全然予想出来なかった。単純に、その独創的な表現に見入っておりました。死体の表現もそうですが、特にフィロソフィカルゾンビの能面みたいな顔が凄い不気味。意識下の向こう側は霧で何も見えないとか、そこを抜けると島の風景が広がるシーンとか、映像的に凄く良いです。ただ、途中の反転してからが物語的に魅力が低下してるといいますか、失速感は否めなかったですね。でも、首長竜のCGは邦画とは思えないぐらいレベル高かったですね~。とってもリアルで、ちゃんと怖さも出ていたと思います。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-01-07 21:50:06)

1169.  アフターショック 《ネタバレ》 凄く良く出来てると思うし面白かったんですけど、全く救いようのない作品です(笑)。最初のほうで快楽を楽しみ、ちょっと感じの悪いキャラの面々ではあったかもしれないけど、だからといって自業自得というには可哀想すぎる展開。特に、仲間思いの気持ちが次々と裏切られ、なおかつ人を助ける為にやったことで自分が瀕死の状態になったり死んじゃったりすることばかりなので、人の良心を逆なでするような内容。神父さんも死んじゃうし、あぁ、この世に神なんていないのよね~って気持ちになる。そんでもってあのゴロツキども、金だけとってどっかいきゃいいものを、赤の他人にあそこまでするもんかね。地震の映画ではあるけど、全体としてみると天災より天災に遭ってパニックになった人間や悪人のほうがよほど恐ろしいと思わされる。まぁとにかく、そういう不条理も含めて娯楽として楽しんでください、という、パニック映画に対するアンチテーゼ的なパニック映画、とでもいえる作品です。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-07 20:22:23)(良:1票)

1170.  マジック・マイク 《ネタバレ》 ソダーバーグ作品ということで、 また変にアートっぽく仕上げてるのかなと思いきや、 映像的にも内容的にもすんなり見れる娯楽作品に 仕上がっておりました。 マジック・マイクとアダム、最初は正反対の二人が だんだんと入れ替わって行く様が面白い。 肉体美だけでなくショーも毎回凝っていて、あれなら 女性達も毎度頼んでみれるだろう、と思う。 それにチャニング・テイタムのダンスがキレキレ。 普通に素晴らしかったです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-07 01:01:19)《改行有》

1171.  許されざる者(2013) 《ネタバレ》 アカデミー賞も受賞したハリウッドの名作を、邦画がリメイクするということで、その心意気は買いたいと思うんですね。実際に鑑賞してみると、物語の舞台をそのまま日本に置き換えてもさほど違和感がなくて驚き。なにより、未開拓の北海道の風景が素晴らしい。そして明治初期の建物も、たぶんセットなんでしょうけど良く出来てて見入りましたね~。明治初期はアイヌを和人と区別し、その文化や権利が迫害されてきた歴史がありますから、そういうのを今一度思い起こさせる内容にもなってます。演技的には、柄本明さんと柳楽優弥さんの熱演が特に印象的でした。特に、最初の頃と終盤で二人ともキャラが変わってくるわけですね。最初に十兵衛の家を訪れるときのしゅっとした金吾と、自分は嘘つきだと吐露し素を露わにする金吾。そして最初はやんちゃで強がっていた五郎と、もう人は殺したくないと泣きじゃくる五郎。その変化が見どころかなと。逆にマイナスだと感じた点は、佐藤浩市の役はもっとクールで冷徹なほうが良いような気がするので、少し喋りすぎかなと感じたのと、なつめの顔の傷がそれほどたいしたことなくてあまり可哀想でない点。主人公はどうやら女子供を殺したわけではないようなので、実は許される者なんじゃないかな?という気もして、お店の主人を最初に殺したのはそういう善人キャラを吹っ飛ばしたくて、後からつけたような気がしてしまうわけです。ヒーローなどいない、この世は勧善懲悪の世界ではなく、すべてはグレーである、というイーストウッドのテーマに忠実ではあったと思います。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-01-06 21:42:37)

1172.  アイアン・フィスト 《ネタバレ》 中華風の建築セットなり衣装なりは、さすがハリウッド映画なだけあって目にも楽しい絢爛を感じるのですが、残念ながらアクションシーンはカンフー映画のオマージュというか焼き増しそのまんまという感じで実に陳腐。監督さんが、そういうカンフー映画が好きで愛情が伝わってはくるのですが、もう少し映像的な創造性を見せてほしかったです。ラッセル・クロウもよくまぁこんな映画に出たなと少々驚きなのですが、その演技に特段の不満はありません。神秘の力で鉄を動かし、肉体と一つになるってなんじゃそりゃ、てな感じですけど。タランティーノが絡んでるそうですが、タランティーノっぽさを感じたのはやはり血しぶきでしょうかね。まるで噴水のように飛び出す漫画的な血しぶきの数々は、彼の作品でもよく見かけました。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-05 21:14:30)

1173.  モスダイアリー 《ネタバレ》 ヴァンパイアものだと思って鑑賞したのですが、一般的な吸血鬼とはだいぶかけ離れたキャラクター設定。そして分類上ホラーということになってますが、ホラー的要素もほとんど見当たりません。主人公の女性も高校生には見えず、、、。いやそれはともかく、エネッサの顔が人間離れしていて怖い。クリス・カニンガムが作ったPVに、あんな顔した女性が出てきたような気がする、、、。映像的には悪くなく、蛾が飛び回って友人の魂を連れていくシーンとか、生前のお父さんとのシーンとか、幻想的な表現してて良いとは思うのだが、いかようにも解釈しうるストーリーが人によっては不可解きわまりなく説明不足と取られかねないのでは。ラストもわかりにくいんだけど、要は全て妄想でしたというオチなのかな。[DVD(字幕)] 5点(2014-01-04 19:50:14)

1174.  ホワイト・プラネット 《ネタバレ》 う~ん、どうなんでしょう。ここ数年、かなりクオリティの高いネイチャードキュメンタリー映画がいくつも作られてますから、それらに比べるとちょっと見劣りするのかな、という印象。勿論、最初のホッキョクグマの赤ちゃんの映像とかどうやって撮ったの?て思うようなシーンもあるし、シロイルカが群衆で泳いでるところとか、まるで地球外生命体みたいに見えてなんやら怖いな~なんて思ったりと印象的なシーンもあるんですが、全体としては少しまとまりに欠けるかなと思うわけです。アザラシがでっかい鼻膨らませてるところとか、なにしてんのかしらと思うのですが、説明はなくてまぬけな音楽が流れてるだけ。やっぱり、説明が欲しいのです。とにかくメッセージとしては「温暖化をなんとかしましょう」っていう、いつものテーマです。[地上波(吹替)] 5点(2014-01-03 22:47:42)

1175.  ザ・パック 餌になる女 《ネタバレ》 前半はまだわかるんですよ。一人の女性が男に騙され、監禁されるはめに。あ、なるほど~、酷い虐待を受けながらもなんとかしてこの鬼畜家族から逃げようとする映画なんだな~と思っていたら、夜な夜な地面から変なクリーチャーが出てくるわけです。「お、おぅ、、、そ、そういう路線の映画だったのか」と、とりあえず飲み込んで見ていると、後半からどんどん無茶苦茶になるわけです。「え?なんでそうなるの?」の連続。見終わった感想は、「この作品、、、自由すぎるぜ、、、、」[DVD(字幕)] 4点(2014-01-01 12:11:13)

1176.  舟を編む 《ネタバレ》 とても地道に一冊の辞書を作り上げる生真面目な担当者の皆さんの映画らしく、とても丁寧に作られていたと思います。そもそも、辞書作りをする人を描く映画というものが初めてなんじゃないかな。その知られざる世界は実に興味深く、しっかりと堪能出来ました。一冊作るのに15年かかるという気の遠くなるような大変さもさることながら、街中で知らない言葉に出会ったら紙にメモしていく「用例採集」という作業、あんなの辞書作る人以外ではまずやらないだろうな、というそのお仕事がとても面白い。そんで、登場人物。言葉が大好きなまじめ君は口べたで喋るのが苦手。そんなまじめ君とは正反対キャラの西岡さんとの掛け合いが見ていて本当に楽しい。というか、役者さんが全員素晴らしい演技してましたね。これはそれぞれの役者さんの力量も勿論なんですが、その役者さんに合った配役の見事さもあるのかな、という気がします。勿論、演出も巧いんでしょうけど。それから下宿の中の様子を、とっても味わい深く撮影されてましたね~。ああいう雰囲気のある建物ってやっぱりいいですね。ストーリーは、一冊の辞書を作り上げる、ということだけなんですが、その過程で新しい出会いと別れ、成長というものがあるわけですね。辞書作りも、話の進み口調も、なんだか「コツコツ」という感じで、そのコツコツ感がとても心地よい作品なんです。あ、音楽も良かったです。日本映画の良さみたいなものが凄くよく出てる傑作です。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-12-31 00:31:24)(良:2票)

1177.  真夏の方程式 《ネタバレ》 「容疑者Xの献身」ほど、ストーリー的にぐっとくる内容ではありませんでしたが、相変わらずよく練られた脚本だなと、その完成度はやはり感心するものがあります。大人達は、子供をかばうために色々と奔走するわけですが、結果としてそれは子供のためにならず、娘さんはずっと苦しみ続けていたんだと。その点が深いですね。涙を流しながら、育ての父と鏡越しに向かい合うシーンが一番の盛り上がりどころでしょうか。あの男の子には、事実を知ってひねくらずに、科学的思考を持つ優秀な大人になってほしいものです。個人的には、そういう犯罪絡みのシーンよりも、ペットボトルロケットを打ち上げて海中を見せてあげてるシーンが一番良かったです。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-30 22:08:24)(良:2票)

1178.  ベルリンファイル 《ネタバレ》 ストーリーは、裏切りと疑心暗鬼の連続と いった感じでスパイ映画らしい展開となってます。 でもなにより、アクションの出来がいいですね。 特に肉弾戦はその素早さや闘い方等、実に本物らしくて 見応えがあります。 死んだ妻を背負って帰ろうとするラストなんか、 実にアジア映画らしい悲壮感が漂っていて良かったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-30 14:21:36)《改行有》

1179.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 内容的には、悪魔に取り憑かれた少女を家族が救おうとする、という、いわゆるエクソシスト系ホラーの王道そのもので、新鮮味はほとんどなく、それでいて取り憑かれた少女も白目であったり悪魔の雄叫びを聞かせたりとこれまた定番なので目新しさには欠けるのですが、そんな中でもいくつかオリジナリティがあったのは、たとえば悪魔が「箱」に入っていて、それを開けると取り憑かれるという設定や、少女が口を開けるとそこから悪魔の指が見える、というショッキングシーン、それから、終盤に出てきた悪魔の風貌ですね。エクソシスト系で悪魔自体がヴィジュアルとして出てくるのは珍しいと思うのですが、そのヴィジュアルもまた人間と宇宙人の中間?ロードオブザリングのゴラムみたいな?そういう感じで、ああやって表現したのは他になかったかなと。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-29 19:05:45)

1180.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 とても日本的なお話だと思いました。ただひたすら、忠義に仕える男の物語。武士の考え方、生き方というものが、よく理解出来ました。役所広司はさすがの演技でしたね。目の動き、充血した目、彼は目で表現する役者。そんな大物にたじろぐことなく、桜庭ななみちゃんも堂々と演じられていたと思います。可音は16歳。まだまだ若いし、孫左衛門が父親となって一人で育ててきたから、嫁に行き彼と離れて暮らすことを最初は拒んでいた。昔の人は結婚も早かったですもんね~。でも、自分は武士の子だから、ということで、考えを改めていく。あぁ、武士というのは、潔いということなんだなぁ。孫左衛門の最後の切腹もそうだ。現代的な観点で言えば、そこはやっぱり、これからはおじいちゃんとして可音とまた過ごせればいいのに、て思う。でも自分は、可音を密かに育て上げるという使命故に、たった一人生き延びていた。その役目が終わったから、潔く切腹する。人間だから、みんないろんな考えや葛藤を持って生きている。だけども、そこをデジタルにすぱっと道筋通す。それが武士。だからこそ武士は、いつも美しさと切なさを宿命的に併せ持ってる。それがよくわかる作品でした。[地上波(邦画)] 7点(2013-12-29 16:39:30)

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