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性別 男性
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1161.  ドッペルゲンガー 劇中のドッペルゲンガーは二重人格者の妄想でも霊的な存在でもなく、完全に別個の生きた人間として登場する。そこには一切の説明が無く、正体も不明のまま。従って、本作は最初から不条理劇ということになりますが、「抑えられていた内なる欲求が具現化する」等という単純な話とも思えなかったし、おまけに後半は更に物語が壊れていく。黒沢清お得意の、「日常風景の中に溶け込む様に存在する狂気」といったものは感じられたし、古典的手法を新鮮に見せる手腕には感心しましたけど、個人的に今一つ釈然としませんでした。観てる間は面白いんですけどネ…、5点献上。5点(2004-11-03 12:35:00)

1162.  カリスマ 《ネタバレ》 何かモダンな寺山修司って感じ…。私も訳が解らないけど、不思議と駄作だという印象は受けなかったし、つまらなくもなかった。基本的にはAを採るか、Bを採るか、両方採るかという3択問題。それぞれに正論があり、それぞれに権利がある。この森の中にはマジョリティのA派とマイノリティのB派がいて、役所広司が両方採る派。しかし、両方採ることには両方失うというリスクも付いて回る。玉石混交、全滅なら全滅でもいいじゃないか、全員が同じリスクを背負う方がフェアじゃないかというのは理想ですけど、人の生死が関わってくればそうも言っていられない。難しい問題です。ところでこのラスト・シーンですけど、これは両方採った役所広司が勝ったことで、終末が訪れたってことなんでしょうか? 6点献上。6点(2004-11-03 12:34:35)

1163.  CURE キュア これは面白かったし、非常に解り易かった。溜めの無い殺人シーンはとにかく衝撃的。BGMもカット割りも無く、淡々と、いきなり人が殺されていく。手持ちカメラによる、うざったくない(且つ、俳優の動きと構図を良く考えた)カメラ・ワークも良い。言葉遣いは丁寧ながら、のっけから危険人物っぽい役所広司の演技も秀逸。そして、不安感を煽る全編に響く重低音。これは全て演出の勝利でしょう。黒沢清の映画は唯でさえ解りにくい作りなんだから、話まで解りにくいと、本当に訳が解らないで終わってしまう。彼の作品は、このくらい解り易いストーリーの方が断然良いと思う、7点献上。7点(2004-11-03 12:33:38)(良:1票)

1164.  The AURORA 海のオーロラ 当時のスクウェアに触発されたのか、「A・LI・CE」と同時期にひっそりと公開された、日本テレビがどーゆーつもりで製作したのか解らない、もう一つのフルCGアニメーション映画。「A・LI・CE」は陳腐な話を美少女アニメ風に仕上げた志の低い映画でしたけど、こちらは処理速度の遅いマシンしか使えなかったかの様に全ての動きが緩慢で、キャラ・デザイン共々、仕上がりはまるで人形劇。最新のテクノロジーを使いながら超ローテクにしか見えない映像は、もしかして演出なの? 生物をモチーフにしたメカ・デザインも斬新な様で古臭い。これじゃ実験作とさえ呼べませんヨ、3点献上。3点(2004-11-03 12:33:05)

1165.  福耳 伝説の2時間ドラマ版「リング」を演出した瀧川治水の劇場用デヴュー作にして、俳優・宮藤官九郎の初主演映画は、老人マンションでバイトを始めたフリーター青年に、死んだ老人の霊が取り憑いてしまうというファンタジック・コメディ。老人達の色恋沙汰に巻き込まれながら、青年が自らの進む道を発見していく王道のストーリー展開。王道故に新しさはありませんが、ベテラン俳優達の楽しげな演技と、クドカンの情けないルックスを十二分に活かした設定で、老若男女、誰でも楽しめる佳作に仕上がってます。邦画で「誰でも楽しめる」というのも、最近では中々貴重ですヨ、6点献上。6点(2004-10-29 00:37:14)

1166.  蛇イチゴ 表層的に取り繕われた平和の中で価値観を培ってきた人間が、その背後にある真実が露見しても尚、自らの価値観にしがみ付く様を描いた異色ホーム・ドラマ。本作に登場するのは父、母、婚約者、そしてホームルームで正義感ぶる女子児童等の偽善者と、露悪な兄。既に偽善者達に裏切られた主人公は、「兄は悪である」という最後の価値観が崩壊することに恐れおののき逃げ出してしまう。兄の本意は遂に明かされませんが、彼は妹にとって唯一の真実を残して去っていく。それが「蛇イチゴ」。宮迫博之以下、周りを固める役者陣に対し、つみきみほが少し弱い気もしますが、テーマ性、リアルな脚本と登場人物、そして充分に面白い娯楽性は、今の日本では橋口亮輔に匹敵するかもしれません。という訳で、7点献上。7点(2004-10-29 00:36:55)(良:1票)

1167.  NOEL ノエル(2003年/邦画) La'cryma Christi(おじさんには読解不能です)のTAKA主演のアイドル・アクション映画かと思いきや、何と平良とみ主演の馬鹿映画だった。南国沖縄が舞台になってるのに、この寒さは一体何だ?(「ナビィの恋」のパロディのつもりか?) やる事成す事、全て寒いぞ。よく「新春かくし芸大会」並などとゆー形容をしますけど、これが正にそれ。人気者のとみさんにあるのは雰囲気だけで、演技はもの凄~く下手。もしかして、今、日本で一番下手な女優じゃないか。もちろんTAKA君も期待を裏切らない酷さ。それに加えて、演出が「かくし芸大会」の様なバラエティ・ドラマのまんま。情けない効果音出し捲り、みたいな。最も寒さを感じた瞬間は、ラストに「Ⅱ」の製作を表明した所。悪いことは言わないから、やめた方が良いヨ、2点献上。2点(2004-10-29 00:36:35)

1168.  MOON CHILD Gacktはまだ許せる。三輪明宏を思わせるルックスに、演技も上手くないけど下手じゃない。流行を取り入れたカオティックなアジアン・テイストの世界観も、まぁ良しとしよう。でも、HYDEは許せん。(もちろん甘いマスクだと思いますけど)中途半端なルックスの上、台詞回しが坂口拓より下手(この人に引っ張られて、トヨエツまでが投げやりな演技になってるし…)。二人の配役を逆にすれば、まだマシな映画になったと思う。こーゆー映画はアイドルをファンにカッコ良く見せること、そして彼らの音楽を聞かせることが目的の筈。これじゃファンも納得できないんじゃないですか、3点献上。3点(2004-10-29 00:36:15)

1169.  ピカレスク 人間失格 河村隆一はそんなには悪くないですけど、さとう珠緒も含めた女優陣に貫禄負けしてしまって、太宰治がここまで軽佻浮薄な人物だったとしても少しバランスが悪い気がします。しかし彼がどーこー言う以前に、本作は脚本が全くダメ。関係する5人の女達の名前をチャプターに冠しながら、話を馬鹿正直に時系列で追うだけなので、チャプター内でも物語の視点がコロッコロ変わってしまう。主題は女達の語る太宰なのか、太宰の語る女達なのかもはっきりして欲しい。猪瀬直樹も出演させて貰って喜んでる場合じゃないぞ。唯、猪瀬氏の解釈自体は面白かった。常に道連れにする側だった男が、最後は女の道連れにされてようやく本懐を成就する。河村隆一演ずる太宰治は死すらも女の世話になる、だらしない男でした、3点献上。3点(2004-10-29 00:35:54)

1170.  ナビィの恋 余計な演出等せずとも、ただ撮影するだけでファンタジーになる沖縄の離島が舞台の、数十年に亘る秘められた恋物語は最高にロマンティック。島も、島の暮らしも、島の人達も、そして西田尚美も魅力的(特におじいのキャラが最高。三線で奏でられる島唄が全て艶笑小唄なのも凄い)。しかし「ナビィのファンタジックな恋」に対応する、「奈々子のリアルな恋」が余りにも適当に描かれているので感動は薄い。一体何時どうして福太郎(福之助?)のことを好きになったの? 占い師の予言に背いて大丈夫なの? この辺を解決しないと、肝心要のナビィの恋も成就しません、6点献上。6点(2004-10-29 00:35:35)

1171.  フレンチドレッシング(1998) 久しぶりに全く肌の合わない映画を観てしまった。とにかくこの映画の無意味な長回しは、相米慎二の長回しよりイヤ。構図を固定して芝居を矮小化してるのがイヤ。原作がどういうマンガか知りませんが、普通に撮れば1/3の時間で収まりそうな中身を、ダラダラ引き延ばしてるのが許せない。壊れかけた高校教師、多分Mのいじめられっ子、そして今時の普通の女子高生が織り成す妖しげなストーリー自体は、非常に興味をそそる内容だとは思いますが、その表現が悉く興味を削いでいく(塩田明彦に撮らせたい)。という訳で本作唯一の収穫、唯野未歩子の華奢な肢体に2点献上。2点(2004-10-29 00:35:16)

1172.  ありがとう (1996) 現代に於ける極普通の家庭の一形態を描いたホーム・ドラマ。この家庭はレイプ事件の前、そして父親の単身赴任の更に前、多くの現代家庭と同様に出来た時から壊れていた。壊れている状況が普通の状況であれば、それが壊れているなどとは判りませんし、最初から壊れてるものは今更崩壊しないし、再生もしない。ストーリーは妹の視点で語られますが、この映画の主人公はあくまでも父親。彼がレイプ事件をきっかけに家庭崩壊を疑い始めるも、事件を通してこの状況が普通であることに気づき、それを納得して家庭を営む決意をする物語です。それにしても、この物語ならエロ描写もハードなシリアスな展開にするか、逆にスラップスティックな展開にした方が良かったと思う。演出の中途半端さは致命的です、3点献上。3点(2004-10-29 00:34:48)

1173.  月とキャベツ 行き詰ったミュージシャンが謎めいた美少女に出会い、田舎の自然の中で再起を遂げていく物語。恐ろしく長い「One More Time, One More Chance」のビデオ・クリップって感も無きにしも非ずですけど、また、山崎まさよしがアイドルなのかどうかも別として、本作みたいな映画こそが「アイドル映画」と呼ばれるジャンルの基本形でしょう。ミュージシャン本人の歌を物語に絡め、その歌うシーンがクライマックス。全く新味も捻りも無いつまらない話ながら、ファンも満足の仕上がりだと思います。これでヒロインが蒼井優だったらと思うのは、無い物強請りとゆーものでしょうか、5点献上。5点(2004-10-29 00:34:25)

1174.  超少女REIKO 1991年デヴューの観月ありさのメディア・ミックス・プロモーションの一環で作られた(と思われる)アイドル映画。ホラー映画と思わせておいて、クライマックスは「童夢」の影響アリアリのサイキック・アクション映画へと変貌。15歳の観月ありさは「超少女」というルックスにぴったりだとは思いましたが、ほとんど彼女の魅力は引き出されていないので、普通の映画としてもアイドル映画としても駄作です。それにしても、アニメのキャラでは根強い人気を誇る、お嬢様言葉の脇役というマニアックな設定がここでも健在。それを生身の人間(島崎和歌子、当時18歳)が演じると、もの凄く奇妙だということが解る仕組みになってます。ということで、クライマックスに満を持して(てか、突然)登場する「いたこ」の娘・佐倉しおり(!)に、4点献上。4点(2004-10-29 00:34:00)

1175.  小さな中国のお針子 本作は西洋文化礼賛ではなく、自由の象徴がたまたま禁制の海外文化だっただけだと思います(例えその様に見えたとしても、実話ベースだからしょうがない)。テーマはオーソドックスな青春映画に相応しく、あくまでも自由。お針子も海外かぶれになった訳ではなく、(恋人も含めた)全てからの束縛を振り払う為に旅立ったのです(若しくは自らの飛び抜けた美しさに気がついたのかも。因みに私は、お針子は若い頃の南果歩って印象でした)。しかしここが肝心ですが、決して自由=幸福ではない。知識もまた、度々人を不幸にします。これは文革の是非とは別の問題です、6点献上。6点(2004-10-22 00:07:09)

1176.  パイラン これは浅田次郎原作の映画化と言うより、1998年製作の邦画「ラブ・レター」のリメイクという意味合いの方が強いと思う。残念ながら私は原作もオリジナルも知らないのですが、掃き溜めに舞い降りた純真無垢な聖女が涙腺を攻撃してくる展開は、「天国までの百マイル」(私が知ってる唯一の浅田原作映画)と同じ反則技(しかもこっちは、大竹しのぶじゃなくってセシリア・チャンです!)。しかし本作も、「天国~」に同じく映画としての出来は決して良くない。カンジェとパイランの物語が乖離してしまっていて、チェ・ミンシクの熱演空しく、一本の映画としては非常にバランスの悪い仕上がりになってます。これは編集構成をほんの少し変えるだけで解決すると思うので、非常に勿体ない。そんな訳で、本作の天使・セシリアに5点献上。5点(2004-10-22 00:06:51)

1177.  少女の髪どめ クルド人の現実を描いてるから、迫害されるパレスチナ人を描いてるから、イラン国内のアフガン難民を描いてるから、それらが即良い映画だとは全っ然限らない。私には本作の青年の行為が無償の愛とは思えなかったし、むしろ庇護者を気取った馬鹿なストーカーにさえ思えた。そもそも彼が何故、アフガン少年が少女だと判った途端に態度を豹変させたのかが解らない。本作にはそのきっかけと共に、青年の内的変化が決定的に欠けている。そんな青年の視点を通した物語なので、監督が伝えたかった筈のアフガン難民の現実が、私には全く伝わってきませんでした、4点献上。4点(2004-10-22 00:06:28)(良:1票)

1178.  火山高 ま、評判悪いのも頷けますけど、私にはそれなりに面白かったし、こういうベタな馬鹿映画をこのレベルにまで仕上げてしまう韓国映画界を羨ましくも思った。「猟奇的な彼女」にしても本作にしても、その源流が日本にあることは明白。遂には日本マンガを原作にして、日本では為し得ない完成度の映画を作り、カンヌのグランプリまで獲ってしまった。これは日本が「地獄甲子園」レベルで留まっていることと同時に、非常に由々しき問題です。我が国はアメリカ以上のコンテンツ大国なのですから、邦画界の本気の改革を望みます。本作はそのことを改めて教えてくれました、6点献上。6点(2004-10-22 00:06:03)

1179.  快盗ブラック・タイガー 5年程前からぽつぽつと公開本数が増え、アジアン・ムービー・ブームに乗って「マッハ!!!!!!!!」で一気に花開いたタイ映画ですけど、そんな中でも本作はかなりの異色作。テイストは昔の日活アクション風で、極彩色のセットと映像処理はインド映画風、そして所々に昔のサム・ライミ風残酷描写を散りばめた、摩訶不思議なノン・ジャンル映画となってます。これはどう考えても馬鹿映画の作りなのに、ストーリーが大真面目なメロドラマになってるので、私もどう受止めて良いものやら判りません。だから映画に全く乗れず、非常に退屈な時間を過ごしてしまいました。という訳で、3点献上。3点(2004-10-22 00:05:44)

1180.  アウトライブ -飛天舞- 単なる香港武侠アクション映画の韓国製コピー商品かと思いきや、その実態は、モンゴル族、漢族、高麗族の謀略渦巻く14世紀の中国を舞台に、民族を超えた禁断の愛に殉じる男女を描いた大河メロドラマ。本家香港映画に対し、これが漢と韓の違いか、本作はかなりじめじめとした肌触り。聞けばこの映画の原作は、彼の地の人気少女マンガなのだとか。やっぱり~。昨今の韓流も全てが少女マンガ的ノリの物ばかりだし、従ってその信奉者も女性ばかりになるのには合点がいく。ということで、いくら勢いのある韓国映画と言っても、つまらないものはつまらないので、4点献上。4点(2004-10-22 00:05:23)

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