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プロフィール
コメント数 4681
性別 男性
年齢 41歳

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101.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 最初の段階で、スレヴンがニックに間違われギャングに強要される展開で「なんでちゃんと否定しないんやろ~」と不思議に思い、スレヴンのつかみ所のないキャラにどうにも感情移入出来ず不安を抱きながら観ていたのだが、後半、あらゆるシーンの謎が明かされ、スレヴンとグッドキャットの関係が明らかになると「なるほど~」の連発でした。それだったらまぁ、あのつかみ所のないキャラも無理はない。ストーリー構成がとても巧いなと感じる。もちろん、この構成を構築させる上で、たとえばギャング同士が向かい合った建物に閉じこもってにらみ合ってるとか、そういううちょっとありえない要素が前提となっているし、他の方も言う様にどうして殺し屋が息子を殺さなかったのかという点でも疑問を抱きたくなる気持ちもわかる。そこんところは、殺し屋にも人の心があったのかなとか、少年になにかしらの才能を直感的に見いだしたからなのかなとか、そういうことで脳内補完すればいいかと思う。スレヴンとグッドキャットだけでなく、リンジーとの関係でもラストに一騙しがあり、それがまたなかなか良い余韻を持たせた終わり方だったなと関心。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-26 21:29:49)(良:1票)

102.  かもめ食堂 《ネタバレ》 いいですね。ほっこり系作品で、心がなんだか温まるような気になれます。そんでまたゆる~い笑いが最高ですね(笑)。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの競演というのは、この「ほっこり作品」を作り出すにあたって最高の組み合わせなように思います。北欧の国フィンランドで日本食堂を始めると言うお話だけど、そのフィンランドの街のスピードの遅さと、このゆるい作風と、嫌な人が一人もでてこない、愛らしい人たちとが絶妙に合わさってますね。かもめ食堂で作られる料理が、美しい調理の仕方で凄く美味しそう。見終わった後に焼き鮭とかシナモンロールとかおにぎりとかものすごく食べたくなる(笑)。[DVD(邦画)] 7点(2012-03-19 03:06:59)

103.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 すご~い! 本当に「切ないハッピーエンド」だ~! いやね、この主人公の特殊能力は、当然のことながら我々には体験しようもない、超常的なものですよ。別の人生を生きる自分にピュッピュピュッピュと行き来するなんてね、神様並みの能力ですやん。にもかかわらず、主人公に肩入れし、そしてラストの決断も深く共感出来るのはなぜか。それはやっぱり、人間誰しも恋愛をし、そして酸いも甘いも苦いも辛いも、みんないろんな経験するからですよ。特に、「好きだからこそ自分が身を引く」っていうのは、自分が不釣り合いだと思ってる片思いの人や、自分よりも別の人と結ばれたほうがあいつは幸せになれるって考えた人が取る行動で、そういうのは多かれ少なかれ、みんな似た様な思いを経験してるはず。そのシチュエーションを、SFの舞台設定によって実に鮮やかに作り上げたことが素晴らしいと思うのね。だから、ストーリーの多少の強引さや粗さも許しちゃう。この舞台設定によって、他の恋愛映画にない「切ないハッピーエンド」を観客は味わえたんだもの。そしてこのハッピーエンドは、むしろ普通のハッピーエンドより観る者を一層癒してくれているように思う。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-12 19:19:46)(良:1票)

104.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 タランティーノの作品は、どうも自分には合わないものが多かったので、この作品も敬遠していたのですが、鑑賞してみたところこれがとっても面白くて驚きました。彼の作品では、正直一番楽しめたと思います。監督としての力量も去ることながら、脚本の出来映えに感心致しました。一応はグロいシーンもあるにはあるのですが、「キル・ビル」みたいに画的にそれを見せるだけの無味乾燥さとは違い必要最小限に抑えてある。そしてあくまでも「会話」が主役なんですよね。なんせ、ナチとユダヤ人、レジスタンスとの闘いですから、会話の一つ一つに緊張感があるわけですよ。その緊張感がありながら、なおかつユーモアを取り入れてる。ランダ大佐のキャラも本当に見事で、笑顔の裏に恐ろしさを秘めている。この緊張感とユーモアの両立というのがとても難しいんだけど、この作品は最初から最後までその両立に成功している。タラちゃん凄いや!自分とは合わないと思っていたのに、今後の彼の作品が楽しみになりました。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-27 21:08:12)

105.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 コーエン兄弟の作品って、どうも自分に合わないものが多く、本作もほとんど期待せずに鑑賞したのですが、意外や意外、けっこう笑えましたねぇ。もちろん、癖のある独特なユーモアなので、人を選ぶことは間違いなく、その為賛否両論があるのも納得出来ます。しかも、あえて「くだらない」「中身のない」「まとまりのない」映画として作ってますからね。特にラストなんて、まるでオチがないような締め方。「え?これで終わったの?」てそのときは思ったんだけど、そういう終わり方も含めて狙って作ってるんでしょうね。この作品の一番の見どころは、豪華俳優人が見せる「おバカキャラ」の数々。特にブラット・ピットが一番のツボで、いわゆる運動バカ系のキャラですよね。運動大好きで筋肉はたくさんついてるけど、脳みそはすごく小さい人みたいな(笑)。プレーヤーで音楽を聴きながら披露する謎のダンスが最高です。そしてジョージ・クルーニー。一見すると知的でクールにみえるけど、実際はお調子者のエロ男爵。ついつい下ネタが口から滑り出してしまうという。途中、ものすごく卑猥なマシーンを披露しますよね。あれだけチャラいキャラなのに、あんな手の込んだマシーンを一人で作ってたんかい(笑)。その姿を想像するだけでまた笑える。ブラピが、クルーニーに一瞬で射殺されちゃうけど、人が死ぬシーンであんなに笑えたのは初めてでしたね。クローゼットをばっと開けられて、そんでニコッと愛想笑いした瞬間に銃で殺されるという、あのアホらしさがたまらない。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 22:49:54)

106.  ボルト 《ネタバレ》 お話自体は、「トイ・ストーリー」に出てくるバズ・ライトイヤーの犬バージョンという感じでそう目新しくはないのですが、逆に言えば安定感のある、ピクサーらしい感動的な作品に仕上がっています。特に僕のような犬好きの人には凄くお勧め。ぶっちゃけ、エンドロールで少々涙が、、、(笑)。いいシーンはいろいろあるけど、ボルトがハリウッドに向かう中で、窓から顔を出したり投げたものを取ってきたりと、犬としての喜びを少しずつ知っていく様子が微笑ましくて好きです。ペニーと偽ボルトが抱き合う演技を目撃しちゃうところなんて、すごい切ない。そしてまた、普通の犬になってペニー一家と仲良く暮らすラストは、とても温かい。猫とハムスターも素晴らしいキャラだし、見終わった後は、家でペット飼ってる人は自分のペットをぎゅ~っと抱きしめたくなる事間違い無しです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-21 18:10:14)(良:1票)

107.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 実を言うと続編を先に観てしまい、それが凄く面白かったのでこちらを観てみる事にした次第です。鑑賞してわかったのは、続編はこれと全く同じ事を繰り返してたんですね(笑)。舞台を変えただけで、ストーリー展開は焼き増しという。でも、繰り返したくなるのもよくわかるぐらい、この映画はシナリオがよく出来ている。起きてみたら、部屋が散らかって鶏やらトラがいる。親友がいない代わりに赤ちゃんがいる。一体どういうことだ?という始まりから、3人はまるで刑事にでもなったみたいに一つ一つ謎を解明していく。それこそまるでミステリー映画の様相なんだけど、それをとてつもなく低俗でお下劣な内容でやってる。いちいち笑えるし、なによりこの「度を超えた下ネタ描写」がこの作品の持ち味。そんなわけで、下品なのが苦手な人は全くダメだろうけど、そういうの大好物の方にはお勧めの作品。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-02-20 22:25:37)

108.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 とても愉快で面白い作品でした。博物館を舞台にワイワイやるというシチュエーションだから、大人から子供までみんなで楽しむファミリー映画としてはこれ以上ないぐらいの出来映え。個人的には、いじわるばかりする猿がツボでした。鍵を盗んで、テケテケと逃げ回る姿も可愛いし、主人公とビンタしあうところなんて最高です(笑)。あとは、ちっさい人たちの活躍が見もの。いろんなキャラがどんちゃん騒ぎするユーモア。月並みな表現ですが「おもちゃ箱をひっくりかえした」ような楽しさがここにはあります。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-19 16:13:54)(良:1票)

109.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに観る事をお勧めします。低予算映画だとは思うのですが、だからといってチープなわけでもなく、むしろヨットが大波に襲われる序盤のシーンはしっかりと作り込んであって、迫力もあります。転覆、遭難した彼らの前に大型客船が運良く現れ、そこに乗り込んでいくわけですが、この客船が、少々古ぼけた外観とか、船室の雰囲気とか、なんともいえない妖しさが漂っていてビジュアル的に惹き込まれます。こういう非現実的なミステリーって凄くワクワクさせられるので、僕の好みです。覆面を退治した後、なんと先ほど遭難していた「自分たち」を発見。この辺りから物語の第2幕で、主人公は悪夢の無限ループから抜け出せるか?ということになります。この、序盤から中盤にかけてのストーリー展開は本当に素晴らしく、満点をつけたいぐらいの気持ちです。ただ、主人公が結局覆面をつけて、あの惨劇を繰り返す展開にどうも違和感を感じるし、ラストも本人はショックのあまり記憶がなくなって?また船に乗り込むようで、どうも主人公の頭がおかしくなったり忘れちゃったことにしたりしてつじつまを合わせようとしているのが感じられ、その点はマイナスかなと思う。考えだすと頭の中がこんがらがってきちゃう話ですが、主演の女優もすごく演技を頑張ってるし、数あるB級ホラー映画の中では特筆すべき良作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-02 00:01:53)(良:1票)

110.  シチリア!シチリア! 《ネタバレ》 1つ1つのエピソードは凄く面白いんです。主人公ペッピーノの人生は、やはり幾分かはトルナトーレ監督自身の体験を元にしているんじゃないだろうか。政治的に抑圧された時代であっても、人々はこんなに明るく、陽気で希望を持っていたのか。古き良きイタリアを感じさせます。ただ、その1つ1つのエピソードは面白くても、全体として見ると芯を感じない。ペッピーノ一家の絆も勿論描かれているけれど、あの街、そして住民全体が主人公という感じで、ニューシネマ・パラダイス的な感動は乏しい。だけど悪い作品ではない。どのエピソードも、素晴らしい画作りではさすが巨匠だなと思わせるし、貧しくとも、愛があれば人生は素晴らしいという人生賛歌のメッセージは存分に伝わってきた。全編漂う「ノスタルジー」の香りは、この監督の匠の技ですな。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-17 19:21:12)(良:2票)

111.  パリ20区、僕たちのクラス 《ネタバレ》 いろんな国からやってきた、移民の子供達で形成されたクラス。そこには日本では考えられないような、色々と複雑な問題があるようだ。手に負えない子を前に、どうすりゃいいのかと悩む先生達。この作品のラストでは、女の子が「私にはなにもわからなかった」と悲しそうに言う。本来なら、先生が教え、生徒が学ぶ立場なのだが、この作品を見ているとそれがむしろ逆で、先生のほうがより色々なことを学んでいるという気がする。ディスカッションがある意味エンターテイメントとして楽しめる希有な作品ではあるが、日本人の僕としてはそのお国柄の違いもまた見どころの一つであった。例えば、先生の集いに「生徒代表」として2人の女の子が参加する。これはちょっと日本では考えられない。確かに、このほうがより民主的だと思うけど、ああいう風にクラスメイトに告げ口されるのはある意味当然だろう。それでもあの場に生徒を参加させるのは、生徒を対等に考え、そしてそれがまた考える力になることを知っているからなんだと思う。それから、懲罰会議に親と問題児が参加して、2人の言い分を聞く点も日本では考えられないシチュエーションだと思う。なるべくオープンに、公平に対等に、そして討論によってきちんと結論を出そうという行為。一つ確かなのは、この先生と生徒達は、個人個人できちんと面と向き合って討論してることだ。これは完全に日本の教育現場とは真逆の光景だろう。 この討論で得られる苦悶やトラブルは、それ自体はめんどくさいものかもしれないけど、実はどんな学問的知識にも勝る最上級の教育なのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-29 22:25:57)

112.  Bubble/バブル(2005) 《ネタバレ》 「ガールフレンド・エクスペリエンス」のDVDと一緒に収録されていた本作。個人的には、「ガール~」なんかよりこちらのほうが遥かに面白かったですね。予告編を見た時はは、流れ作業で作られる赤ちゃんドールを見てソダーバーグのいつものへそまがりな実験映画の一端なのかと思ってましたが、実際に鑑賞してみたらへそまがりなところなど一切なく、実に真っ当な撮り方をしていました。登場人物が皆、抑揚の効いた演技でボソボソっと喋るし、どこにでもいそうな人たちで凄くリアリティが出てる。彼らの等身大の話を聞いてると、いつの間にかあの3人に感情移入してしまう。まるで自分の知り合いみたいに思えてくる。だからこそ、あの殺人事件にはショックを覚える。まるで自分の近所で起こった出来事のように感じてしまう。わずか74分の小作品なのに、これだけ印象深いものをこしらえてしまうソダーバーグの才能に敬意を表したい。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-10 00:23:32)

113.  デイブレイカー 《ネタバレ》 全く期待せずに観たのですが、予想に反してとても硬派で手堅い出来映え。よくあるヴァンパイア映画とは違って、、しっかりとした内容と凝った画作りで最後まで飽きずに鑑賞出来ました。ヴァンパイアものって、良くも悪くもその戦いっぷりやエグさを見せつけるのが売りみたいなとこありますけど、この監督さんはそういうことには興味がないらしく、本作はヴァンパイアというものを、あくまでも暗喩のファクターとして用いてるに過ぎないですね。本質的には、真実を抑えこみ、自分の金儲けだけに執着するブロムリーと、ヴァンパイアに真実を知らしめ、人類を救い出そうとするエドワードとの闘い。そこに兄弟や娘さんなどを絡めて情緒的なシーンをとても美しく描き出す。人間になって椅子に縛り付けられたブロムリーがヴァンパイアに襲われて絶命するシーンの凄まじさや、自らの手によってブロムリーの娘が絶命する様を見つめる、弟の虚無的な表情。そして闘いが終わったときの、3人を照らし出す黄昏の神々しさ。単なるB級SFホラーだと思ってみたら、ストーリーの硬派さと映像の手堅さにおもわず唸る事間違い無しでしょう。ただ、下の方もおっしゃるように鏡に映らないとかいう設定は不要でしたね。[DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 23:20:01)(良:1票)

114.  ミックマック 《ネタバレ》 ジュネの独特な世界観は、「エイリアン4」のグロテスクさや「ロスト・チルドレン」のダークさなど、どちらかと言えば暗いファクターとマッチするなと思っていたが、本作で実はコメディやポップさにもまた相性が良いのだということを認識した。フランスの笑いは本当にヘンテコなので、そりが合わないと置いてけぼりになる場合が多いのだが、この作品の笑いはなぜか自分によく合いちょくちょくと笑かしてもらった。ジュネ作品はいつも風変わりなキャラクターばかり出てきてそれもまた魅力の一つだが、それ以上に小道具やセットの素晴らしさにはいつも驚かされる。本作では特に、その風変わりな人たちが働くあの工場が凄い。中に入れば、汚くも美しいガラクタが織りなす空間が一面に映し出される。こういうのは本当にジュネ作品だけで楽しめるものだね。彼は作品の数は少ないけれど、それ故に一本一本が濃い作りをしているように思う。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 00:01:53)

115.  ミッドナイト・ミート・トレイン 《ネタバレ》 見る人を選ぶ内容ではありますが、個人的にはこういうのは嫌いじゃないです。 特に、駅のメタルで冷たい雰囲気など、 全体的な映像の質感が凄くカッコいい。 地下鉄の終電でおぞましい殺人が行われていて、 それが見つからずに済むはずがないからどうやって 話を収束させていくのかと思いながら見ていると、 とんでもないぶっ飛び様でシュールに事が進んでいく。 いやはや、、、まさかあんな怪物みたいのが出てくるとは想像もしませんでした(笑) この点についていけるかどうかでまた評価分かれそう。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-05 17:13:16)(良:1票) 《改行有》

116.  ゾンビランド 《ネタバレ》 なかなか面白かったと思います。ゾンビ映画、というよりも、ゾンビ映画のパロディ映画、というスタイル。人間嫌いでヒキコモリのコロンバスに、筋肉バカのタラハシー。そして人を騙して生き延びる姉妹。どいつもある意味ではいけ好かない面を持っていますが、一緒に旅を続けるうちに、そんな4人になぜか愛着が沸いてきます。そして見終わった後には、不思議と暖かい前向きな気持ちになります。とってもわかりやすくて能天気な映画なので、なにも考えずに楽しく見る事が出来ますが、一つ難点を言えば、「トゥインキー」といったローカルネタは日本人にはわかりにくいことと、コメディやアクションが全体的に中途半端かなと思いました。「ゴーストバスターズ」世代の僕にはビル・マーレイのシーンに笑かしてもらったけど、たぶん知らない人にとってはピンと来ないだろうし、ジェットコースターでのゾンビ虐殺シーンはそれなりに格好いいけど尺が短い。個人的には、ゾンビものコメディの頂点は「ブレインデッド」だと思っているので、あれを基準にして考えるとこれは佳作かなという風に思う。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-24 23:09:14)(良:1票)

117.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 40年前の事件、そして行方不明になったのは美少女ということで、全体的にミステリアスな雰囲気が漂う良質なサスペンス映画に仕上がっていると感じた。ストーリーテリング自体は、よくある流れを踏襲してるので意外性みたいなものはないけれど、それぞれのキャラクターに不思議な魅力がありそれがこの作品の一つの持ち味になっている。リスベットとミカエルの性格は、全く正反対のようでいて似通っているところもあり、この二人の関係及びキャラやバックグラウンドの面白さが、この作品を単なるサスペンス映画以上のものにしていると言える。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-09 21:54:48)(良:1票)

118.  Disney'sクリスマス・キャロル 《ネタバレ》 寄付もはねつける嫌われ者だったスクルージが、みんなから好かれる善人になるまでの話。ディケンズの古典が原作だが、この160年以上前の原作を、現代の映像技術によって忠実に再現されている。マーレイの亡霊にしろ、3人の精霊にしろ、見た目も登場の仕方も実にユニーク。映像的に、「時空を超えた旅」をしていくそのシーンが真に素晴らしい。このファンタジックな映像の良さはまさしくゼメキスの真骨頂だと思うし、ジム・キャリーの1人7役も言われなければわからないほどのカメレオンっぷり。ただ、以上の素晴らしい点が、逆に言うとこの作品の見どころの全てであり、それ以上の魅力はない。ストーリーテリングとしての面白みはないので、あくまでもそういった映像を楽しむぐらいだろう。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-12 22:27:56)

119.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 確かに、映画してはとても面白かったし、なによりもオリジナリティがあって最後まで興味深く見る事は出来たのだけれど、これがアカデミー師作品賞に値する作品なのかと言われると、ちょっと疑問ではある。対抗馬が「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」だったから、他に選ぶ余地がなかったのかもしれないけれど。善人ぶった悪者が、子供達の眼を潰すシーンは強烈。でも、見終わった後に爽快な気分に浸れるというか、大いにカタルシスを味わえる事は確か。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-09 14:07:28)

120.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 ストーリー自体はさほど面白くはないが、なによりアイデアが面白い。ディズニーが、自分で自分をパロディ化しているわけだ。アニメの中のお姫様が、こちらの世界にやってくることによって、「だいぶイタい女の人」になってしまう。アニメの世界をこちらに持ち込むと、その全てがこっけいで笑えてくる。彼女が唄うと、ネズミやらハトやらゴキブリやらが集まってみんなでお掃除するシーンはなかなかのシュールさ。うまくいかないときは、「とりあえず唄えばいいのよ」の展開にしろ、魔女がラストで「みんなこれで幸せになりましたとさ~」と、お決まりのハッピーエンドを皮肉ったりと、とにかく全てがセルフパロディ。ディズニーもやるではないか!と素直に感心してしまった。愛は、やはり育むことで芽生えるというのが現実世界の展開なのだが、それにしてはラストに結婚した王子様カップルは早急過ぎではないか?(笑)ま、なんにせよリスちゃんが凄く可愛かったです。[地上波(吹替)] 7点(2010-12-09 21:58:04)(良:1票)

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