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101.  バッド・エデュケーション(2004) ペドロ・アルモドバルとしては、変わり者としてのゲイ、迫害される存在としてのゲイ(若しくは服装倒錯者、性同一性障害者等々)による相変わらずの物語を描きたかったんだと思う。しかし、あらゆることが許容されてしまう現在に於いては、既にそのテーマでは描けない。だから舞台設定を1980年にしたんでしょうけど、それにしたって古臭さは拭いきれてない。翌年には「ブロークバック・マウンテン」という「一般向け」のゲイの純愛映画も登場してくる時勢を考えると、余計本作が古臭く感じる。凝ったタイトルバックや独特の色彩を放つ美術は流石だし、ラテンの星・ガエル・ガルシア・ベルナルのドラッグ・クィーン振り(&寸止めブリーフ姿)も見ものでしたけど、肝心のサスペンスや哀愁は全然描けていない印象です、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-22 00:06:00)

102.  ユートピア(2003) 確かに「マイノリティ・リポート」からの影響がアリアリ。おまけに映像まで青を基調としたヤヌス・カミンスキー風だから、益々その感が強くなる。しかし、映画のスケールはグッと小ぢんまりしてます。「ユートピア」という組織の実態も良く解らず、主人公がナイワ・ニムリだけにこだわる理由や彼女のバック・グラウンド、そしてマインド・コントロールが解ける過程も割愛(舞台が南米なのかスペインなのかもはっきりしない)。予知モノというSFは細部のディテール(例えば予知と現実の僅かな違い等)がサスペンスを生むジャンルだと思うんですけど、スタイリッシュ風の映像だけに満足してしまって、題材の面白さを活かしきれずに終わってしまったという印象。「未来は自分で切り開ける」というテーマも今更…って感じです、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-22 00:04:48)

103.  キッチン・ストーリー 凄く「微妙」な映画。意味があるのか無いのか良く判らない微妙な調査。ちんまりしたキャンピング・カーを引っ張るちんまりした車の微妙な隊列。狭い台所の隅に陣取る高椅子から見下ろした微妙な構図。互いを観察し合う二人の男の微妙な行動。その寡黙な男二人が作り出す微妙な間…。アキ・カウリスマキ作品にも通じる微妙さですが(この微妙な感覚は、別に北欧特有のものではないと思いますが…)、私にはこっちの方が解り易かったです。奇をてらったり狙ったりした雰囲気を感じさせず、ベーシックにやもめ男同士の友情を描いてあるのも好感を持ちました、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:04:12)

104.  ビハインド・ザ・サン 血で血を償わせる不毛な報復の応酬。こうなっては争いの「発端」がどこにあったのか全く判らず、当事者達にとっても、そんなことは既にどうでも良くなってる。誰が言い始めたかもはっきりしない「血が変色するまで待つ」「殺した相手を殺す」といった無意味な掟に縛られ、殺されたから殺す、殺すから殺されるを繰り返すだけ。美しい映像が周囲に広がる「自由」を示しながら、彼らは自ら進んでちっぽけな世界に閉じ篭る。2001年時点でこの物語を映画化しようと考えたウォルター・サレスは、やはり只者じゃない。真の自由は自らの心から開放されてこそ得られるのです、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 00:03:40)

105.  CORD コード 子供の出来ない夫婦が「新生児」ではなく「妊婦」を誘拐・監禁するというのがミソのサスペンス映画。本作のジェニファー・ティリーは「生まれた子供」だけでなく、「妊娠の喜び」も同時に手に入れたかったのでしょう。誘拐したダリル・ハンナを、まるで自分が妊娠してるかの様に世話するティリーは面目躍如の不気味さ。が、そのキャスティングで少し損してるとも思う。ヴィンセント・ギャロはとても医者に見えないし、ハンナは逞しすぎるし、キレたティリーにも驚きはありません(キレないティリーの方が驚くかも)。そういったことも含めて、中々楽しませては貰いましたけどね、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:03:15)

106.  クアトロ・ディアス 《ネタバレ》 60年代末、軍事政権下のブラジルで起こった、共産ゲリラによる米国大使誘拐事件を基にした犯罪映画。本作はサスペンスやイデオロギーの対立を描くのではなく、革命を夢見る「子供達」の青臭さと無力感を冷徹に見つめた映画となってます。序盤では頭でっかちの理想を偉そうに語ってても、そこに「大人」が登場してくると、途端に彼らの浅はかさが見えてくる。肝の据わった歴戦のゲリラ幹部、彼らにとっては「敵」である有能な捜査陣、そして知識と経験の豊富な人質・米国大使。やがて彼らは一人、また一人と当局の手に落ちていく。幼き革命家達は国外追放の為、飛行場で別人の様になって再会を果たす。これは官憲の拷問の厳しさと共に、夢破れて大人になったことを表しているのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 00:02:35)

107.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922) 観たことは観たんですが、私が観たのはジョルジオ・モロダー版「メトロポリス」みたいなレストア版(?)。もちろんサイレントのモノクロ作品ですけど、背景が赤・青・黄等の原色で着色されて、ビートの利いた激しい音楽がステレオで付けられてました(一部、日本語のBGMもかかる)。従って、印象としてはポップ・アート作品を観てる様な感じで、とてもじゃないけど不気味さは伝わってこない。それでもマックス・シュレックの異様な風体の迫力は感じられました。ノスフェラトゥの演技の基本は「活動」写真の中に於いて「動かない」こと。普通に動いてる登場人物と対比されると、この演出は結構怖い。だから逆に、ノスフェラトゥの動くシーンが滑稽に映るんだと思います。そんなことで正当な評価は出来ませんが、取り敢えず7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 00:02:07)

108.  いま、会いにゆきます 巷の評判程は感動しませんでしたけど、私も中々良く出来た話だとは思いました。白のワンピース(!)が恐ろしいほど似合う清純派ゾンビ女優・竹内結子は面目躍如。中村獅童もこれまでで一番の演技。エピローグ(種明かし)をもっとすっきりまとめられれば更に良くなったと思います。それでも今の日本では、凄く出来の悪いメジャー作品か、「エピソード3」と同じ料金取るくせに一般の観客を全く無視した、独りよがりな監督の古臭い価値観で作られた自主制作に毛が生えた程度のつまらない商業映画の2種類しかないんですから、盛り返してきたとは言え、このレベルの邦画はまだまだ貴重な存在です。唯、そろそろ「死人」と「病気」から離れて人を感動させる物語を作ってもいい頃だとは思いますけどね…、6点献上。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-18 00:32:31)(笑:1票)

109.  妖怪大戦争(2005) (無駄に長い文章でお邪魔します…) 製作の方向性としては、これもありと言えばあり。本作に近いのは日本の怪談・妖怪映画ではなく、「スパイキッズ2/失われた夢の島」です(もちろん本作は「リメイク」じゃない)。しかし夏休みの子供向け拡大公開作品としては、「スパイキッズ」と比べても馬鹿すぎるし、旧「妖怪大戦争」を知ってる身からすれば、非常に勿体ないコンテンツの使い方だったと思う。「極道恐怖大劇場/牛頭」と「ゼブラーマン」を足した様な仕上がりは、全く以って三池崇史らしい暴走振りですけど、伝奇マニアが雁首揃えたプロデュースチーム「怪」は、こんな馬鹿映画を作る為にわざわざ集まったのか? もっと日本の妖怪ならではのエピソードで脚本を構成して欲しかった。また、現在ピカ一の子役・神木隆之介も全く演技をさせて貰えず、終始ビックリ顔で「おわわわー」って叫んでるだけ。こんなの神木君じゃなくてもいいじゃん。そんなことで、栗山千明のギリギリ・コスプレ(虐められてーっ)と、高橋真唯のヌルヌル太腿(触りてーっ)と、三輪明日美のベロベロ顔舐め(舐められてーっ)に1点ずつの、3点献上。[地上波(邦画)] 3点(2006-10-18 00:31:46)

110.  スネーク・フライト 「エアポート」シリーズに「スパズムス/蛇霊の恐怖」を加えた様な、普通なら絶対にビデオ・スルーの超B級ムービー。まぐれで全米興収No.1なんか獲っちゃたから、たぶん急遽日本公開が決定したんじゃないかな(「パニック・フライト」がビデオ・スルーで「スネーク・フライト」が公開される不条理)。いつ、どうやって、あれ程の量と種類の毒蛇を集めたのかとか、これなら爆弾を仕掛けた方が早くて確実とか、無用な突っ込みは入れずに楽しんだ者勝ち(これが中々難しい)。とにかく「ジャンボに大量の毒蛇を乗せたかった」、唯それだけのコンセプトで作られた映画です。クライマックスのサミュエル・L・ジャクソンの馬鹿げた行動も「ジャンボに穴が開くのはお約束」というだけ。主題歌も本編同様に馬鹿馬鹿しくて笑えました、4点献上。[試写会(字幕)] 4点(2006-10-18 00:20:07)

111.  ブラック・ダリア 本作鑑賞中に思い出したのが「三つ数えろ」。1940年代後半の雰囲気の中(「三つ~」の製作が46年、「事件」の発生は47年)、ハードボイルド且つノワールに話が展開しつつも、「三つ~」同様、肝心の本筋が一向に見えてこない。原作未読の身としては、いつになったら「ブラック・ダリア」が始まるのかって感じ。多分この物語は、ジョシュ・ハートネット演じる主人公が友情と恋愛、そして自らの正義感の間で苦悩するというのがテーマで、ブラック・ダリアなんかどーでも良かったのかもしれない。だったら、何でこのタイトルなの? 今回はデ・パルマ演出にも必然性や流れが感じられず、長回しや一人称視点も終盤のストーリー展開同様、唐突でチグハグに感じただけ。隣の人なんかほとんど“The Big Sleep”でしたよ、3点献上。[映画館(字幕)] 3点(2006-10-18 00:17:35)

112.  偶然の恋人 “Accidental Lovers”と英語にしてみれば解らないでもないけど、やっぱり邦題は酷い。本来のテーマとしては原題の「回復」通り、サヴァイヴァル・ギルトに苦悩する男と喪失感に苛まれる女が、そこから回復していく物語です。ふて腐れ顔の似合うグウィネス・パルトロウはまだ良かったと思いますけど、ベン・アフレックの間抜け面でこのテーマを描くのは少し無理があった。彼の役はグウィネスの役以上に複雑な役。罪悪感や同情が徐々に恋愛感情に変化し、しかしそのことが新たな二重の罪悪感を生んでいく。でも映画を観る限りでは、とてもそうは見えませんでした、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-18 00:11:12)

113.  ハート・オブ・ウーマン この手のくだらない話を、ちゃんと最後まで観られる様に組み立ててあるのがハリウッド脚本の妙。序盤はドタバタ、中盤はシチュエーション、そして終盤はハート・ウォーミングと、それぞれのコメディ形態を上手い具合にブレンドして、それなりの満足感と後味を得られる様になってます。大スターと旬のオスカー女優という顔合わせも贅沢で嬉しかった。唯、これも酷い邦題の代表格ですけど、「女の望むもの」という往年の大映映画みたいな原題程は女の本音が描かれてなくて、少し残念でした(女性の本音「だけ」が聞こえてきたら、「NIGHT HEAD」の武田真治以上に苦しみそう)。ま、それを本気で描いたら、このジャンルのメイン・ターゲットである女性客から総スカンを食らってしまうことが目に見えてますけどね…、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-18 00:09:58)

114.  ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦 文化や思想のギャップを笑い飛ばすコメディが結構好きなので、私は十二分に楽しめました(「ラブハント作戦」って副題は要らない)。現在、イスラム・ネタがタブー化してしまってることを考えると、この時代にベルリンを舞台にしてこんな話を作ってしまうんだから、当時は随分と大らかだったんですね。しかし共産圏やナチを笑いの種にするだけでなく、本作では資本主義とブルジョアもちゃんと餌食になってます。コカ・コーラがアメリカ資本“帝国”主義の権化として描かれ、そこの令嬢は思い切りパープリン(コカ・コーラは良く協力したなぁ…。今だったら差詰めマイクロソフトといった所か)。主人公は家庭を顧みないモーレツ企業戦士。コチコチの共産主義者であるオットーが、むしろマトモな好青年にも見えてきましたよ、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-18 00:06:47)

115.  レディ・イン・ザ・ウォーター 「世界」の行く末を左右する「妖精」を巡る善と悪の戦いという、誰でも考えつきそうな超オーソドックスなファンタジーを、1棟の集合住宅の敷地内だけに凝縮した、M.ナイト・シャマランらしい恐ろしくスケールの小さな(文字通りの)フェアリー・テイル(ご丁寧にも、その妖精の名前が「おはなし」)。今更ながらに気づきましたがシャマランという人は、どんでん返しのストーリー・テラーでも超常現象マニアでもなく、唯ひたすら「日常」と「ファンタジー」の融合を試みていただけの理想主義者だったんですね。その手法がお馴染みの、極端に小さな世界観の構築。どんでん返しも何も無い本作こそが、実は彼の集大成的作品なのかもしれません。しかし今時、こんなものを大真面目に観せられても、素直に楽しむことはままならないと思います。それに【JEWEL】さんの書かれた通り、彼のこの姿勢が余り支持されてないことは、ガラガラの劇場を見れば良~く判りますネ、5点献上。[映画館(字幕)] 5点(2006-10-18 00:04:15)(良:1票)

116.  グリッター きらめきの向こうに 正にゴールデン・ラズベリー賞好きしそうな典型的アイドル映画。ストーリーは「スター誕生」。そこに生き別れになった母親のエピソードや80年代音楽業界での発砲沙汰を加味してありますが、全てに於いて中途半端で浅い作劇。企画先行型のやっつけ仕事感がプンプンします。本当にマライア・キャリーの歌と「身体」だけの映画でした。それにしても、マドンナも映画女優としては失敗続きでしたけど、こんな安易な企画に乗っかるほど馬鹿ではなかった。30過ぎてアイドル映画でもなかろうに…。この辺にトップ・アーティストとしての貫禄や自意識に違いが見えますね、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-18 00:03:48)

117.  ミュージック・フロム・アナザー・ルーム 無意識にしっかり者を演じ、家族に頼られることに「頼って」生きてきたグレッチェン・モルを本当の意味で自立させるというのは、ちょっと見、良い話に見えなくもないんですけど、どうにも引っかかる部分もある。本作のジュード・ロウに家族全体の責任を引き受ける気構えがあった様にも見受けられず、お節介でしつこいだけの男に見えなくもない。自分の部屋で好きな音楽を聴いてたのに、「別の部屋から聞こえてくる音楽」に無理矢理邪魔されることもある訳で、しかし、それが中々良い曲だったりしたら気にもなりますよね。ま、結局、男も女も「顔」ってことでしょうか…、5点献上。[地上波(字幕)] 5点(2006-10-18 00:02:27)

118.  ファミリー・ゲーム/双子の天使 父母のどっちに引き取られたとしても超~リッチという、正にアメリカ的お伽話。もう少しコンパクトにまとめても良かったとは思いますが、ディズニーらしく家族で安心して鑑賞できる仕上がりにはなってます。そして何と言っても本作で特筆すべきは、双子のシーンの違和感の無さ。子供向けの作品であっても最高度の品質を提供してくる、これぞハリウッドの底力。すっかりお騒がせセレブに成長してしまった当時11歳のリンジー・ローハンも、中々のリアクション演技を披露してます(名子役って感じじゃなかったですけど)。唯、曲がりなりにも結婚まで考える女性なんですから、父親の婚約者をもう少し魅力的に描いても良かったんじゃないかな。これじゃデニス・クエイド演じる父親は馬鹿なスケベ親父です。そんな訳で、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-18 00:02:01)(良:1票)

119.  天国に行けないパパ 年金給付開始を目前に控え、出来るだけ危険を避けていた老刑事が、自分は不治の病だと思い込み、殉職時の保険金目当てに暴走刑事と化すアクション・コメディ。皆さんの評価通り、かなり面白い映画でした。どんなに危ない目にあっても中々死ねない主人公の暴走振りが面白いんですけど、その面白さを支えてるのが本格的なアクション・シークェンス。前半のカー・チェイスは、はっきり言って「フレンチ・コネクション」より上。まさかこんな映画でこれ程のアクションを見せられるとは思ってもみなかったので、そこからすっかりハマってしまいました。これはお薦めです、7点献上。[地上波(吹替)] 7点(2006-10-18 00:01:31)(良:1票)

120.  トンマッコルへようこそ 《ネタバレ》 中盤までは良い感じで進んでたんですけど、終盤へ近づくにつれ全く別の映画になっていく。それに従い私の心も、どんどんと映画から離れていく。これって「今こそ南北連合軍を創設し、憎き米帝国主義を打ち負かそう」ってこと? 馬っ鹿じゃないの。マジで「ユリョン」並にくだらない映画です(日本じゃなくて北へ持ってった方が良い)。本作といい「グエムル/漢江の怪物」といい、こんなレベルの作品で自らを慰めてる韓国の大衆には、キム・ギドクじゃなくても苦言を呈したくなるのは当然。アメリカとソビエトの犠牲になり、21世紀に至っても分断されたままの民族には心から同情しますけど、少し自己憐憫が過ぎるんじゃないでしょうか。韓流映画を全部観てる訳じゃないから判りませんが、「シュリ」や「JSA」の頃から比べると意識レベルが凄く下がってる様に感じます。あと気になったのは久石譲の音楽。これってジブリ作品からの流用なんですか? 4点献上。[試写会(字幕)] 4点(2006-10-08 00:24:43)(良:1票)

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