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101.  雲の中で散歩 《ネタバレ》 筋が浅すぎという批判はごもっともで、私もそう思うが、この際素直に鑑賞するだけにとどめることにいたしましょう。第一に、悪人が出てこないところがよかった。撮影のエマニュエル・ルベッキの映像がよかった。なんといっても、アンソニー・クインがアンソニー・クインでよかった。ラストもよかった、よかった......。 アンソニー・クインの魅力をさらに味わいたい方は、名作『その男ゾルバ』にお進みなされるとよい。[地上波(吹替)] 7点(2006-05-24 04:43:06)《改行有》

102.  隠し剣 鬼の爪 もう皆さんの言うとおり、前作の二匹目のどじょう、緊張感のなさ。おそらく松竹映画風喜劇の要素をこんどは入れたのが失敗だった。せっかく永瀬正敏が出色だったのに、残念だ。なるほど、松たか子はたしかに田舎的ではなかったが、魅力的だった。しかし、ラストの運びは身分制の時代とはいえ、あれでよかったのかねえ? たぶん山田洋次の作品の意図は、時代劇に借りた勤め人サラリーマンの悲哀というところとおみうけするが、これは現代の映画なのだから、いまさら身分の違いということを最後まで保存してしまっては、作品全体が浅くなるというものだ。[DVD(字幕)] 7点(2005-09-19 02:59:14)

103.  鉄道員(ぽっぽや)(1999) 降旗康男の高倉健ものは、どうも心底好きになれない。なぜだろうと考えてみると、あまりに思い入れ人情たっぷりで、逆に退いてしまうからだ。音楽も「泣かせ」が見え見えで、チープだ。でも、これはそのうちで最良で、許せた。自分自身が少年時代、鉄道ファンだったこともあるのだろうが......。7点(2005-01-10 01:23:26)

104.  ひまわり(2000) (黒澤明『生きる』+フェリーニ『世にも怪奇な物語・第三話』+大林宣彦)÷行定勲 というようなところですか。若手俳優たちが皆自然な演技でよかったですね。7点(2004-05-17 01:15:46)

105.  壬生義士伝 泣かせる映画。今NHKでやってるふざけた新撰組ドラマや、おおこけの『御法度』に比べて、当時の状況や雰囲気が描けているように思う。監督の滝田さんというのはこの作品からして真面目な人だとは思うが、ときに月並みな映画的サービスに寄りすぎるし、いまひとつ突き刺さるところに欠けるのが不満です。役者は文句ありません。中井貴一はよかったし、佐藤浩一は時に親父さんの三国連太郎そっくりの芝居を見せるのが面白かったですね。7点(2004-02-01 21:45:41)

106.  共喰い 《ネタバレ》 青山真治は、いたって真面目だ。同様の性的テーマでも、今村昌平だとどこか滑稽さ、おかしみをふくんでいたけれども、青山真治ではいたって真面目だ。(そういえば、今村昌平に『うなぎ』という一作がありましたな。)また、猟奇的な性行為と快感というテーマからは、大島渚の『愛のコリーダ』が思い出される。『愛のコリーダ』には、頽廃的性愛にどっぷりつかった主人公の男が、これから出陣してゆく兵士たちの行進を横目に、伏し目がちに道を通り過ぎるという、忘れがたい傑作シーンがあったけれども、こちらでは、戦争で片手をなくした中年女の述懐による、「あの人」と呼ぶ天皇批判がつけ加えられている。これは原作未読なのではっきりわからないが、なにやら取ってつけたようで、あざとい感じがした。[DVD(邦画)] 6点(2014-06-25 11:09:30)

107.  許されざる者(2013) なるほど、明治初期の官憲のアイヌに対する扱いには、この映画で描かれるような悪辣で、差別的で、抑圧的なところもあったにちがいないと思えます。けれども、あとは土台、話に無理がありましたね。なので、筋がわかりにくく、展開についてゆくのが苦痛でした。とはいえ、映画としての作りはしっかりしていました。それから、アイヌ人役の柳楽優弥がなかなか出色でした。ただ、撮影は申し分なかったのに、音楽が陳腐で、安っぽく、いただけませんでしたね。全体として惜しい作品。[DVD(邦画)] 6点(2014-05-01 02:31:51)

108.  Wの悲劇 たしかに、この時の角川映画は薬師丸ひろ子の売り出し中で、その路線で作られた一作だったのだろうが、誰がみてもこの映画の実質の主演は三田佳子だ。その押尾学(?)ばりの、なにものにも優先する女優魂には、鬼気迫るものがあった。[DVD(邦画)] 6点(2011-02-06 03:22:23)

109.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 日航機123便墜落事故の原因については、どうも解けない謎があるらしいが、このお話はそこにはいっさい触れず、原因は会社が社員の労働環境を改善しなかったところにあった、と暗に限定しているようだ。日航という親方日の丸会社の、政界がらみの、腐れ切った内幕をえんえんと描く。見終わって残る感想は、なんちゅう会社だ、という嫌な気分がほとんどで、「沈まぬ太陽」などという晴れ晴れしたものじゃない。おそらくこれはキツイ皮肉なのだ。「国の基幹会社だから、どうしたってつぶれない」というような。いや、いっそのこと、つぶしてしまえばよかったのだ、という気になるし、主人公はなぜあんな扱われようをされても、それでもやめず、会社のためにせいいっぱい尽くすのか、理解しがたい。労働組合運動の戦いで消えていった「戦友」のため? それとも事故の犠牲者に誠心誠意むくいるため?......どうもわからない。自分ならとうに辞めていると思う。主人公は、ほかにもっとやりがいのある人生をさがすべきだ。というわけで、スタッフが力をあわせて作った映画というのはわかるけれども、すっきりしないし、後味が悪い。それから、画面作りに金はかかってそうだが、カメラの画角が松竹ホームドラマ風で緊張感に欠けるし、音楽が安っぽすぎる。[DVD(邦画)] 6点(2010-12-13 05:12:23)

110.  トニー滝谷 仮に画面を消して、音だけで聴いたとしても、一編のラジオドラマとして成立しないこともないぐらいの言葉による説明ぶり。ということは、一人前の映画とはいいがたいのだ、これは。ただ、淡いパステル画のような独特の雰囲気は捨てがたい。とはいえ、尺が短かすぎて、少々食い足りない。もっと映画として熟させれば名作になったかもしれない、残念な作品。[DVD(邦画)] 6点(2008-10-03 03:04:44)

111.  グッド・シェパード 《ネタバレ》 なんだか登場人物が錯綜して、よくわからなかったが、とにかくキューバ危機からケネディ暗殺にいたるちょっと前の頃に焦点を置いて、当時の諜報機関による謀略・暗殺なんでもありいの、いやあーな時代のいやあーな雰囲気を、いやあーなふうに忠実に描いて、いやあーな気分が残った。楽しい気分になりたい方には、オススメできない。[DVD(吹替)] 6点(2008-09-04 03:49:48)

112.  アルゼンチンババア 《ネタバレ》 肉親の死から逃亡する男と、それに直面して思い悩む娘が、最終的にその死を受け入れるまでのお話。題目のアルゼンチンババアはむしろ道化役。難はアルゼンチンババアがババアに見えなかったところと、ファンタジーとリアルさとがうまくなじまなかったところか。たしかに俳優陣は豪華。そのわりにはしっくりこなかった。[DVD(邦画)] 6点(2008-02-29 12:15:58)

113.  ありがとう (2006) 話が話だけに、実直いちずな作りをとったのはわからないではないが、しかし誰かも言っておられたように、なんともベタな演出で、音楽も陳腐。年寄りの監督でもないのに、どうしてこんなオジンくさい、古めかしい演出にしてしまったのか。そこが惜しく、辛口ぎみの採点にさせてもらいます。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-27 03:45:13)

114.  古都(1980) 市川崑作品としては、横溝正史シリーズと『細雪』との中間にあって、まだ前者の雰囲気をひっぱりながら後者への準備となった、と思えばそれなりの意味もあったのかもしれないが、いかんせん、つい中村登監督1963年松竹版が思い出されて比較してしまう。この映画が撮られた1980年の京都というと、市電もなくなり、それまでのみやびさが陰湿さ一方につつまれた京都とちがって、明るさと小綺麗さが出てきた京都だったように記憶する。もうしっとりさも薄らいできた時分だった。そうした時代性もあるのか、松竹版の深みが感じられない。松竹版の成島東一郎の撮影、武満徹の音楽の調子の高さにも比べようがない。岩下志摩に比べると、山口百恵は呉服屋の箱入り娘の雰囲気にはなく、なにか問題ある家の薄幸の若い女(テレビの赤いシリーズの延長線!)という感じだった。せっかくの市川崑の映像美もからまわりというべきか。残念。[DVD(邦画)] 6点(2007-09-17 21:26:33)

115.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 観ていて、白土三平の劇画『カムイ伝』を思い出した。徳川幕府の始祖であり神のごとき存在として祀られる家康が、実は被差別民出身だったという事実がもし発覚すると、士農工商を基礎とする幕府の秩序と権威は崩壊する。それで闘争と殺し合いがくりひろげられる。この話と同じことで、イエス・キリストが妻と子のある普通の人間だったことがばれると、教会の権威と秩序は崩れ落ちる。それで人殺しがおこなわれてきたという。ありそうな話だが、なるほど、こんな話はバチカンがゆるすわけにはゆかない。徳川幕府が健在なら、『カムイ伝』もほうっておくわけにはゆかなかったろう。しかし、信仰をともにせず、権威も感じないわれわれには、しょせんどうでもいい茶番だ。「聖杯」? なんのことか? けれども、仏教国だって戦争の戦利品として聖なるエメラルドの仏像を奪い合ってきたりしているのだから、人のことはいえない。そんなことのために戦争や殺し合いすらおこなわれてきたという、この人類の歴史のあさましさを考えさせてくれる点では、評価いたしましょう。ただし映画作品としてはどうだろう、高い点数はあげにくい。[DVD(吹替)] 6点(2007-02-16 04:43:57)(良:1票)

116.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 前半はお得意の不気味さも少々あるが、後半は軽めのスラップスティックなロードムービー。他の作品のような難渋さはないかわりに、逆に食い足らなさが残った。ドッペルゲンガーというより、ジキルとハイド。それに、ドッペルゲンガーを見た者はまもなく死ぬ、という法則が消えてしまった。主人公にはハッピーエンドより死んでほしかった。ただ、ところどころブラックな笑いがあるのは楽しめた。一度黒澤さんには、全編ブラックな笑いに満ちた作品を撮ってみてもらいたいものだ。[DVD(字幕)] 6点(2006-02-13 04:34:43)

117.  感染 役者陣の演技は文句なかった。この監督は演出の才があると見た。ところが、脚本も監督が書いたらしいが、いったいどこにお話の焦点があるのか、なんだかつかみどころもなく終わってしまった。残念。エイリアンの病原体版かと思えば、『カリガリ博士』流の主人公の幻覚でした、で終わるかと思えば、はたまたオカルトものなのか、どれかにしてくれ、と言いたくなる。これならいっそのこと、病院の内幕もののシリアスドラマで通したほうがよかったのでないかしらん。[DVD(字幕)] 6点(2006-01-16 03:22:15)

118.  血と骨 迫力とインパクトはあったけれども、崔洋一の演出は、ほかの作品同様、ケツの穴を目の前につきつけて、どうだというような、悪趣味なところがあるので減点。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 02:31:08)

119.  半落ち 皆さん同様、樹木希林の出色のピカイチ演技に感動したので、いちおう6点入れますが、あれがなかったら、もっと点数は低かった。なぜかというと、「半落ち」を続けなければならない理由がよくわからんのだ。整理してこの映画が言っていることをまとめれば、「アルツハイマーで魂をなくして生きるくらいなら、臓器移植のドナーになりましょう」と言っているのではないのか?それではさすがに言い過ぎと思ったのか、「魂をなくして生きる」者に生きる価値がないかどうか、誰にも「裁くことはできない」と良心的判事に言わせて、主張をぼかしてしまった。だから、結局この映画は「泣きのための泣かせる映画」にすぎなくなってしまった。「ああ、泣いたな」という記憶しか、あとに残らないのではないですか。アルツハイマー者の描き方にも疑問が残る。彼らは「魂をなくした」ということなのだろうか?6点(2004-11-08 04:36:22)

120.  ラスト サムライ 勝本のモデルが西郷隆盛だというのは、表面的な設定上のこと。本当は『王様と私』のユル・ブリンナーだ。『王様と私』も史実からするとむちゃくちゃな映画だったが、これもまたそうだ。結局、アメリカ人のアジアを見る視線は、半世紀間も変化なし。この映画も、根本の視点として目新しいことなし。のっけから、銃を使うのはサムライの恥だなどと......。信長の時代には日本は世界きっての銃大国だったことぐらい知っているだろう。本当は知っているくせに、アジアはこうであるべきだという願望に近い視点が、なかったことにして無視するのだ。というわけで、2点でもよかったが、渡辺謙は好きな役者だし、彼を世界に知らしめた功績に2点加えて、4点。 しかし、勝元の死からラストのあたりは、映画として良かったので、2点加えて、6点。6点(2004-09-06 12:04:14)

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