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101.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 まいく・わぞうすき!最高です!!別れのシーン、再会のシーン両方とも泣いてしまいました。アニメで泣くのは久しぶりかも。ラストの笑い声は悲鳴の10倍のエネルギー、という事に気づいたのがスゴイ幸せハッピーエンド☆そういえば、ブーがサリーの部屋で泣いたときは電気は消えなかったけど、笑ったときは電気が消えちゃったもんね!ブーのちょこちょこした動きがスッゴイかわいい!!モンスターの衣装を着た時の動きと声なんて、マジ抱きしめたくなりました!!サリーの怖がらすときの顔と、ブーを見つめるときの目・顔のギャップもすごかった。子供ができたら、子供と一緒に見たい!!でも、自分の子供の前で泣くのはちょっと恥ずかしいなぁ(笑![映画館(字幕)] 9点(2007-04-15 18:14:47)(良:1票)

102.  セルラー 《ネタバレ》 面白いんだけど、面白くない…というよりも感情移入できないから、入り込めない。そんな映画。ライアンは「自分勝手で無責任な男」という設定。本人はもうその性格は改善したからと言っているが、そんな性格そう簡単に直るものじゃない。そんなガキんちょが、誘拐事件の電話に命を懸けて必死になるだろうか。見ず知らずの人からの電話を信じるだろうか。自分の大切な用事をフイにしてまで、懸命になるだろうか。まず、そこが気になってしまったので見ていてどうもしらけてしまった。ライアンのそういった悪い性格が直ったということを、この事件を通して恋人(観客)に見せしめている…と考えれば、納得はいかないものの、まぁ…といった感じ(でも、相当責任感の強い人でも普通あそこまでできないだろ…ライアン変わりすぎ)。他のツッコミどころも満載で、サスペンス…というかちょっとコメディにも見えたのが痛い。子供だましの展開があまりにも多すぎ。ベテランの刑事(しかも複数)があんな素人のガキの思うがまま振り回されるのか?誘拐する前に部屋にある電話くらいチェックしとけば?誘拐したなら手足ぐらい縛れば?ライアンは他の警察署によるなり、いくらでも助けを呼べたのでは?人が大勢いる空港であんなに迷いなく見つけられる(しかも、本物もすぐ近くにいるし)?27年間何もなかった刑事にしては実践の銃のさばきなどスゴイな(金魚蜂倒したり、飛びながら打ったり)?ポルシェから金貰いすぎじゃね?…などと、天邪鬼な考えがなくシンプルに映画を観れる人の方が楽しめる映画ですww[DVD(字幕)] 6点(2007-04-15 18:12:15)

103.  ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 《ネタバレ》 私のバイブル的な映画です。自分のカタワレを探すたびを続けるヘドウィグ。性的虐待、半ば強制的な性転換手術、夫の裏切り、イツハクとの不仲、そして、トミーの盗作。数々の苦難、理不尽な人生を送りながらもそれでも自分のカタワレを純粋に求めるヘドウィグに心から感動しました。ラスト近くのトミーの『薄汚れた街』、スッゴイ好きです。ヘドウィグ版もいいんだけど、トミーのヘドウィグにささげる歌詞、とくに『運に見放されたというけど きっと空には空気しかないんだ』というフレーズにグッときました!この曲はずっと悩み、苦しんでたヘドウィグの心を解き放つ歌に思えます。そしてラストに越しまわりのタトゥーが一つになってるのも印象的でした。カタワレを探している自分自身が完全な一つの自分ということでしょうか。そういえば、トミーの役どころに結構皆さん厳しげですけど、僕はいいと思いましたよ~!なんか、ヘドウィグがいないとなんもできないダメ男っつーか、あの、ちょっとしょっぱい感じが逆によかったと思います。あと、映画ではトミーが「LOOK WHAT YOU’VE DONE~」としか歌ってない新曲、『THE LONG GRIFT』!!サントラで聴いたらスッゴイよかったです☆そして、『ORIGIN OF LOVE』は、衝撃を受けるほどの名曲。是非、みんなに薦めたい映画&音楽です!!![映画館(字幕)] 10点(2007-04-08 18:15:42)

104.  ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 うぅ~ん、皆さん高評価ですが…ちょっと期待しすぎたかな(汗)。もちろん映像は綺麗だったし、音楽もよかったのですがストーリーとして見入る部分があまりなかったのが残念。ヴィクターとヴィクトリアが何故、あそこまで惹かれあってるのかもよくわからなかったのが辛い。上映時間もそれほど長くないのだから、もう少しそのあたりを練りこんだ方がよかったのでは。[DVD(字幕)] 5点(2007-04-08 18:09:46)

105.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 鑑賞中は、さらにもっとバッドなエンディングを想像してました。過去に戻れば戻るほど現実は悪い方向に進み、最終的にエヴァンが過去に戻りすぎて死んでしまう…みたいな(過去に戻ることは命を削っている感じがしたので=鼻血がいっぱい出ていたのでw)。その想像したエンディングと比べれば幾分かハッピーなエンディングなのですが、ちょっと弱い…というか中途半端な終わり方に感じました。エンディングの手前までは、もうドロドロで怖くなるくらい不幸な話でしたが、最後だけラブコメっぽく終わってちょっと違和感がありました。どうせなら、ホントに僕が想像したような最後まで胸糞悪い(失礼w)終わり方で、人間の人生は変えられないし、過去は変えてはいけないものなんだぞ!って方がしっくりくるような気がしますが…どうでしょう(その考えだとこの映画の根幹にある「蝶の羽ばたきのような些細な事象でも台風を引き起こす…云々」っていう部分とちょっと矛盾はしちゃう気もしますが)。…まぁ、などなど難癖を付けてみましたが、ストーリーはテンポ良く引き込まれましたので8点献上します![DVD(字幕)] 8点(2007-04-05 02:35:10)

106.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 1回見るより2回見たほうが数倍面白くなる映画。何故そうなるかと言えば、展開が現在と回想でちぐはぐしていて、正直鑑賞しやすい映画とは言い難いからだ。私も1回目見たときよりも2回目のほうが、展開を追いやすく楽しめた。ラストの「ディナー作戦」の作戦名を聞いた時の、ビショップの気持ちを推し量ると感動はさらに膨らむ。不器用な男の友情を描いた内容は好感が持てるが、展開を追いすぎるあまりキャストの心情的な部分に今一歩踏み込めていないところが惜しい(例えば、ビショップが何故あの女性をそこまで愛すまで至ったのか…など)![映画館(字幕)] 6点(2007-04-04 23:47:05)(良:1票)

107.  ソウ3 《ネタバレ》 前作までの「痛い・怖い」グロさに、「気持ち悪い」グロさが加わった今作。まず映像的にちょっとやりすぎでは…。たぶん、大多数の方が直視できなかったであろうシーンが手術のシーン。あそこまで、細かくリアルにさらに長々とアップで撮る必要があったであろうか。もっと間接的に撮ろうと思えばいくらでもできるはず。リアリティを強調したい気持ちはわかるが、さすがにキツイ。あと、(相変わらずだが)殺人の動機があまりにも身勝手すぎる(殺人はしていないとジグソウは言うが)。一番思ったのが、事故現場の証言をしなかった女性が死ぬシーン。確かに、証言をしなかったことは悪いが、そこまで悪いのか。そんなんで殺されたたら、極端に言えば万引きしたら死刑みたいなものだぞ。まさにジグソウのゲームの被害者だ。ストーリーとしては、アマンダが試されている感じが中盤以降、なんとなくわかったがそれを差し引いても、とても良く出来ている。今作のスゴイところは、続編にもかかわらずストーリーに付け足し感は全くなく、1から3まで一貫して物語が出来上がっていることだ。失敗する続編物が多い映画界で、スゴイことだと思う。あと、1のゲームの仕込みのシーンがあったが、ああいった映像は面白いとは思うのだが、実際は余計。あんな、ジグソウ達があんな感じで普通に仕込みをしているのを見たら若干興ざめしてしまう。…とは言っても、ちょっと嬉しかったけどねww[DVD(字幕)] 7点(2006-12-27 02:42:13)(良:1票)

108.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 これは原作を知らない方が楽しめる気がします…。原作に思い入れがあればあるほど、ガックリ度は高いと思う。この映画の一番ダメダメなところは、残念ながらキャストかと。はっきり言ってしまえばミスキャスト。藤原竜也(夜神月)→正直言って、あまり頭が良さそうに見えない。あと失礼かもしれないが、字が乱雑すぎ。(原作の)ライトはもっと几帳面にノートに記しているはず。松山ケンイチ(L)→なんか、演技をしてます!!って感じで、自然なLの雰囲気がない。戸田恵梨香(弥海砂)→しっかり者の優等生って印象。ミサミサはもっとバカちんなキャラのはず。鹿賀丈史(夜神総一郎)→とりあえず、メガネは頼むよ(伊達でもいいから)。映画は忠実に原作どおりでなくてはいけないということは全くないが、例えばライトのノートへの書き方にしても、ライトの潔癖と思えるくらいの完璧主義、几帳面さ、そして清潔感を表していると思うが、それが映画では全く感じられない。こんな乱雑にノートに書く男が、全国模試で1位、そして世界の名探偵と先の先のさらに先を読みあうような頭脳戦を繰り広げられるのか?などと思ってしまう。これは結構致命的な気がする。そして、ライトの「新世界の神になる」という信念に関しても映画ではあまりにも弱い。原作ではそれこそ、その目標を達成するためには、恋人、知り合い、間接的には親ですらその手にかける。一寸の迷いもなく、それは人間とは思えぬ冷酷さを伴う。しかし、映画版では恋人をその手にかけながらも、迷い、そして弱さを感じる。それはそのバックグラウンドが映画で描ききれていないことも少なからず関連している気がする。ただ、本当に“あえて”映画でのライトをそうしている(人間味のあるキャラづけ)のであれば映画版のラストは、原作よりももう一歩、ライトよりの終わり方になる気がする。[地上波(邦画)] 2点(2006-10-28 02:50:51)(良:1票)

109.  キンキーブーツ 《ネタバレ》 どうしても見たくて横浜まで行っちゃいました(千葉在住)!行くだけの価値がある、佳作でした。最初の二人の出会いのシーンが、ラストに引用されるところなんて鳥肌もの!もっとおバカな感じの映画かと思ったら、結構マジメでいい意味で裏切られました!映像や音楽も秀逸!唯一、話の展開があまりにも急過ぎて、「ん?」と思うところもありましたが(父親が亡くなるところや、最後のキスシーンなど…)、2時間という枠の中に収めるには仕方なかったのかなと思います。笑いあり、涙ありの良質な映画なので、近くで上映してたら是非見てみてください☆[映画館(字幕)] 8点(2006-10-19 17:26:43)(良:1票)

110.  告発 《ネタバレ》 二回目、見ました。一回目に見たときに、最後の「勝利」とは何に勝利したのか正直わからなかった。本当に勝利したのであれば、アルカトラズで最後まで闘って、ヘンリーのいうシャバに出てこそ、本当の勝利だと思ったから。死んでしまったのであれば、それは結局のところ負けなのじゃないか…と考えました。しかし、二回目見て、ヘンリーが独房で死んだことで局長・副局長が処罰され、のちにアルカトラズが閉鎖になった…ヘンリーだけが生き残るのが勝利ではなく、歴史的にアルカトラズ閉鎖ということが勝利なのかと考えました。それにしても、3年間光のない独房の生活だったら、普通の人間は正気を保てないと思う。想像しただけでも、気が狂いそうになる。この映画を見た人の中には、ヘンリーは事実、人を殺したのだから罪が軽くなるのはおかしいと考える人もいると思います。僕もその意見に反対は全くしませんが、やはりヘンリーは被害者なのではないかと。妹のためにたった5$を盗み、脱走を試みたヘンリー。もちろん罪は罪ですが、それでも人を殺すほどの人格はなかった(と思います)。そのヘンリーを作り上げたのは間違いなくアルカトラズ。それを考えたとき、彼が死刑宣告を受けたら今後も同じ過ちが繰り返されていく…。それを阻止したのはスタンヒルとヘンリーのチーム。これが彼らの本当の勝利なのだと思います。[映画館(字幕)] 9点(2006-09-24 13:58:42)(良:1票)

111.  キス★キス★バン★バン 《ネタバレ》 前の職場がこの映画のスポンサー(?)になっていたので、観てみました。映像・音楽共にとてもオシャレでいい感じでした。ババが死んでしまったのは、とても辛いことでしたが、部屋の中で一生安全に死を迎えるのではなく、ババの言う素晴らしい世界で、そしてフィリックスのオヤジさんの言う木の下で、尊厳を持って最後を迎えることが出来たババはとても幸せそうでした。これは最近問題になっている「ニート」と呼ばれる方にも観て頂きたい作品です。たしかに、実家で部屋に閉じ篭っていれば、痛みや苦しみはないと思います。しかし、それでもババのように勇気を持って外に出ればきっと素晴らしい世界があると思います。もちろん、イイコトばかりではないですが、苦しみを知らない人は本当の喜びは知ることが出来ないはず。愛や友情だけでなく、何気に色々と考えさせてくれる良作だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-01 17:47:11)

112.  フェイク 《ネタバレ》 男の仁義と友情、そして裏切りの物語。ドニーの裏切りを知ったレフティは、最後まで彼に愛を注いだ。うだつのあがらない、へたれギャングだったが本当にダイナマイトガイだった。それに引き換え、FBIは多大な成果を上げたジョー(ドニー)に対して、形式的に表彰をしすぐに場を立ち去る(ちなみに、500ドルというのは、フロリダでの1時間の売り上げとかけていたのだろうか?)。推測だが、FBIはドニーの写真を持って裏切ったのではなく、さらに彼を利用して成果を上げようとしたのではないだろうか。そこには利用するだけのFBI体質が浮かび上がる。ジョーの定時連絡がないことで、FBIが自宅を訪ねたときの奥さんの言葉が全てを象徴している。「夫の生死より規則を破ったことが問題で、あなた達の失点になると」。暴力をふるい、殺しをするギャング・ヤクザの世界を肯定する気は全くないが、人を機械的にみるFBIの冷徹な対応は同じくらい肯定できない。そういった人の大切なものを最後のデップとパチーノの目は、観た人たちに教えてくれている気がした。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-10 18:09:39)(良:1票)

113.  ラブストーリー 《ネタバレ》 (ネタバレ注意)ケイン・コスギ先輩は演劇部なのに、演技ヘタね☆[DVD(字幕)] 8点(2006-06-03 18:15:21)

114.  21グラム 《ネタバレ》 観ている人にあまり優しくない構成。主要な人物が多い上に、バラバラの展開。他の方のレビューにもあったけど、パルプフィクションやメメントは時間軸をズラして成功している気がするが、21グラムに関しては微妙。例えば、前半に赤い靴紐の靴を見て、クリスティナが泣くシーン。初めて見たときには全くそのシーンの良さはわからない。なんか辛いことがあったんだろうな、と感じるくらい。逆に2回・3回と見ればそれが発見となり、面白く感じるかも知れないが、それは製作者側の自己満足であり、普通の人はそうそう同じ映画を何度も観ないだろう(俺は見てるけどw)。ただ、ポールがジャックに銃を売った音が響くシーンや、クリスティナの旦那が留守電に言葉を残しているシーンなどは、逆に成功している面に感じる。そのため、この時間軸の作り方に関しては、一概に否定は出来ない。今、レビューを書いていて思ったのだが、とても深い内容でいいテーマの映画なのに、内容ではなく構成などのテクニカル的な部分ばかり書いている自分にビックリした。これはやはり凝り過ぎていてテーマを殺しているということだろうか。音楽・効果音は決して多用していないが、とてもいい感じで場を盛り上げえていたと思います。ちなみに、ショーンペンはこういう、ちょっと気持ち悪い(?)感じの役が似合うね。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 19:51:37)

115.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 2回目見ました。とても意義深く中身の濃い内容。その上で、サスペンスとしても素晴らしい仕上がりです。最後、送られてきた『君を自由にする鍵』は見ている私達の心も少しだけ軽くしたと思います。後味は決していい映画ではないが、最後の最後で本人が死を選んだと考えると、まだいくぶんか気持ちが楽になる。そういえば、面会中「愛する人がいなくなった時は、死は恩恵ではないか」と言っている。そう考えると、彼は甘んじて自分の罪を償ったと言えるだろう。しかし、粗探しのようで恐縮だが、いくつか納得できない部分もある。まず、謎解きに至るまで。モーテルで投げ捨ててあったタオルを見て、裏返しの手袋などの謎解きにつなげるのだが、それはさすがに強引ではないかと思ってしまった。ジャーナリスト風情がここまで推理できるであろうか、と。また、弁護士もグルだったようだが、本気でやれば死刑にならないかもしれない裁判を弁護士やカウボーイ、そして本人までがグルになって死刑になるように仕向けたと考えると、それは違うんじゃないかと考えさせられてしまう。そして、冤罪ではなくて、やはり犯人だったんではないかというとこ。コレに関しては難しい問題だとは思うが、裁判ではそういった真実以外の部分で判決が確定し、それは間違っている・問題である、と考えればまぁ納得できるか。イロイロ難癖をつけたが、いい映画であることは間違いない。笑えたのが、殺害現場の管理人のぶーちゃんが、現場検証をする時に服を脱ごうとしたところ。ツッコミが「それは想像力でカバーするから」。うむ、シュールだ。 ちなみに、蛇足だが自分は死刑については、どちらかといえば賛成である。重大な罪を犯したら、それはやはり償われなければならないと思う。ただ、問題はその過程だろうと思う。証拠、証言、動機、状況…その他、全てを加味した上で判決がなされ、死刑を執行しなければならない思う。日本では、逆に被害者感情より加害者の権利を守るところに重点が置かれている気がしてならない。そう考えるとゲイルとは逆の考えなのかもしれないが、アメリカではまた事情が違うのであろう。[映画館(字幕)] 9点(2006-04-22 20:33:53)

116.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 良くも悪くも淡々とした映画に感じた。15禁ということもあって、もっと激しい展開なのかと思いきや、ストーリー自体はあまりバイオレンスでなかった気がする(※映像としてバイオレンスではあったが)。トムは記憶を失くしてしまっているんだろう、と思いきや、実際はもう一人の自分を隠していたというのには驚いた。息子に「暴力で物事を解決しようとするな」と諭していたのも、今思うと真実への伏線だったのだと思われる。惜しむべくは、その真実をあまりにもあっさり妻に自白してしまうこと。もっと掘り下げてトムのヒストリーを描写して欲しかった。なぜジョーイという人格を殺したのか、とても残忍であった過去からどうやって現在のような温和な性格になれたのか…など、いまいち納得のいかない部分がある。話変わって、ラストのシーンはとても印象的。娘が皿を出し、息子は食事を差し出し、妻は指輪をつけて最後にトムと向き合う。トムはもちろん、私たちにも何も語らずとも、伝えたいことがわかる。この映画のキーワードの一つであろう「真実」は、間違いなくそこにある、と感じられる終わり方でした。[映画館(字幕)] 6点(2006-04-09 12:44:58)(良:1票)

117.  ソウ2 《ネタバレ》 前作は0点(点数が付けられなくて0点。中身は8点。なんでソウが0点なんだー!?と思われた方はレビューを参照下さい)、今作も同じ観点から見れば0点なのだが、それでは面白くないので客観的な評価として7点です。導入部から激エグイシーン!途中も生きたまま焼かれたり、注射器の穴に落とされたり…と男性でも目を覆いたくなるような映画です。DVDでは、出演者も一緒になりアイディアを出し合って、みんなで創りあげた映画と言っておりました。うん、楽しかったよ、確かに。二転三転する巧みなストーリー、ジグソウの圧倒的な存在感、息もつかせぬ恐怖の連続、そして驚くべきラスト。面白くない訳がない。しかし、所詮はただの復讐劇。ただでさえ、悪いニュースが飛び交うべき今日、この映画を通して社会に悪影響がないのか…。共感できる部分がたしかに存在する。だからこそ心配です。冤罪で刑務所にぶち込まれた。だから、その刑事を絶望のどん底に…気持ちはわかりますが、それで復讐者が勝ってしまうのだからタチが悪い。やはり、前作同様、後味は最低レベル。唯一、心に残ったのは、「人間は生きている間、ほとんど時間を気にしない。しかし、死を宣告されるとすべてが変わる」というセリフ。死を意識することは難しいが、いつか終わるであろう自分の人生、無駄にしないようにと感じました。 (おまけ) ちょっと重い内容のレビューになったので、最後に一言。ソウ3はやめとけ!マジで!前作・今作とも、出来も評判もいいんだから、これでやめとけ。アマンダじゃ厳しいって、正味な話。ドラゴンボールだってそうだろ。天下一武道会でマジュニアに勝って、亀仙人が「もうちょっとだけ続くぞ」って言って、サイヤ人編。ここまでは面白かったんだって。でも、引っ張ってセル編までいったら、コケただろ。その先、ブウ編なんて大コケじゃないか。評判いいとこでやめとけな、マジで。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-26 16:17:34)(笑:1票) 《改行有》

118.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 前作よりかなりまとまった展開で、ツッコミどころも少なめでした。前作でナゾだった部分も紐解かれ、安心して見れました。カメラワークや色彩などの秀逸さは、他に類を見ないほどのクオリティです。ユマ・サーマンの演技力もたいしたもの。しかし、「トラ鶴拳法」(?)の間抜けさには、ちょっと笑ってしまいましたw僕にとって、「北斗の拳」と「ベストキッド」を思い出させてくれる映画だったということは付け加えておきます。[DVD(字幕)] 6点(2006-02-28 18:06:48)

119.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 タランティーノって、イントロのひきつけ方がメッチャ上手いと思う。いきなり脳の後ろの辺りを「ガツーン!!」ってやられる感じがする。「え?え?何が起こったの!?」みたいな。だから、映画を見ていても飽きることがあまりないし、テンポもよく感じる。この作品も、導入部からワケワカメ。なんで、いきなり戦って、子供が来たらくつろいでるの?コイツ等どんな関係だよ!?と思ってしまったら、もうタランティーノの思う壺。映画の内容は、皆が書いている通り言わずもがな、メチャメチャ!!なんだ、あの片言の日本語!何言ってるかわかねーよ!千葉さん・・・アンタ服部半蔵って!あの人数にブライド一人で勝てるかいな!オーレン、日本語で「さっきは馬鹿にしてゴメン」って、謝るなよw!!・・・などなど、ツッコミどころは満載。ちょっとやりすぎの感も。それでも、評価する人が多数いるのはやっぱりエンターテイメントとして、純粋に楽しく見れるからであろう。2にも期待しております。[DVD(字幕)] 5点(2006-02-28 17:56:11)

120.  I am Sam アイ・アム・サム かっ…かわい~wおっと、失礼。映画館で1回見て、家で2回目見ました。後半、ルーシーがパジャマで父親に会いに行く場面がもう愛おしすぎ!むちゃかわい~wおっと、失敬。ショーンペンの演技はもちろん、出演者の熱演が光りました。特に、弁護士役のミシェル・ファイファーは家庭が上手くいっていないピリピリした弁護士を上手く演じていたと思います。内容としては…事実、サムはルーシーを育てるための知能は決して満足いくものではないと思う。僕も施設や養子に出した方がルーシーのためかも…と思うシーンがいくつもありました。しかし物語が進むにつれ、この2人を引き離したら、ルーシーは一生癒えない傷をおうことになると、確信しました。知能や勉強が、家族にとって一番大切なことではない。愛がなければ精神が豊かな人間には決してなれない。そんな大切なことを思い出させてくれる佳作です。惜しむべくは、ちょっと台詞回しがわかりにくいこと。弁護士リタは前半(サムとやっちゃう前w?)、話が早すぎて理解しにくいし、サムも役どころとはいえ何を言ってるのかわからず「?」となってしまうところがありました。でも、サムの「sorry Mr.egg」ってセリフは好きだったりw音楽もGOOD! P.S なんだか自分が仕事を始めると、昔見てたように純粋に映画だけ見れなくなったのが悲しかったです。スターバックス、いくら金出してるんだろうな~とかw1回目、学生の頃見たときは全くそんなこと思わなかったのになぁww[映画館(字幕)] 8点(2006-02-22 18:01:49)

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