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プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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101.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 この映画に対する期待が「物語」ではなく、「どんな凄い映像を見せてくれるのか」になった時点で、評価の程は別れると思います。「リローデッド」でも確立した「見せ物」たる姿勢を今作でも確実に見せてくれるのかいな、と。自分の焦点はそこだけ。物語はすでに破綻をきたしています。何でもありの世界で、その世界さえも作り物(プログラミングされている)の中で、パワーのある、ないなんてすでに虚構の形でしかないのですから。でも、視覚的に、それをスペクタクルにして見せることで「戦争」にした今作のアクションレベルは高いと思います。ザイオンの攻防戦などは、その最たるもので「戦争」におけるカタルシスや興奮をこれでもかと描写します。観ている者を圧倒させるためだけに考え抜かれた「絵」になっています。迫力ありました。ミフネのキャラが濃い分、立っていました。ネオよりも印象強かったです。あとは、スミスとの対決ですか。こういうのをやってみたかったんだ的な、クライマックスですね。監督の見たいものがそのまま作られた気がします。最後の「平和」を象徴する朝日も 無事に終わらせるために用意されたプログラムの一つであったように思えます。これで完結となりましたが、この作品の持つ映像技術や表現手段はインパクトが強く、今後もかなりの影響を与えていくと思われます。ある意味到達点であり、また先に進むための通過点でもあるような、そういう場にリアリタイムで立ち会えた事に感謝したいです。8点(2004-04-05 11:22:33)《改行有》

102.  マトリックス リローデッド 《ネタバレ》 正直言って何故続編を作ったのか分らなかった。前作は前作で完結している(コンピュータとのこれからの死闘を感じさせる余韻あるエンディングで)のではなかったのかな。続編、それも3部作と銘打ったからには、ストーリー重視の見方になるので、謎の部分にまで手を出して解明せにゃならんという作業を制作者も観客もせねばならなくなって来ます。当然、辻褄合わせめいた流れもあり、視覚効果だけでは騙すことが困難になってきます。前作の、よくは分らん。でも見入ってしまったぞ。の感覚が好きだったので、この続編には不安なことしきり。蓋をあければ、やっぱりそうなるのか、な展開でストーリー的には最終章への布石ばっかり。じゃあ、面白くないのかと問われれば、そんなことなく楽しめました。前作における特殊な撮影効果、CG処理など、他の映画に影響を与えまくった視覚表現は、「うちが元祖です」の意地もあろうの頑張りぶり。映画が「見せ物」であることは、技術がどんなに発達しても変わらないことを再確認した次第。でなければ、黒づくめのファッション、高速道路の死闘なんて必要ないのだから。割り切って見せる心意気を評価したい。現に、DVDで繰り返し観るといったらアクションシーンばっかりで、異様な興奮を覚えるのも事実。遊びと言えば聞こえが悪いが、監督や制作者達のやりたいもの、観たいものを具現化する(それをわがままというのですが)姿勢は、ある程度の才能がなければ実現しません。何と言われようと大ヒットし、観た人の口から「よく分らんかった」とか「あの言葉にはこんな意味がある」とか、言わせるだけでも話題になる。商業的なセンスも合わせて、「見せ物」たるポジションのままスクリーンに映し出された映像には、やはり凄いですねを連発してしまいます。8点(2004-04-03 11:57:05)

103.  フル・モンティ 《ネタバレ》 哀しくも可笑しい、そして可愛らしい男達。失業の身だからといってストリップに挑戦する、ある意味「最後の手段」に奮闘する姿は切なくもあり。それもこれも生きていくために。個々の理由が明らかにされる物語は、しみじみとしていかにもイギリスの匂いのする描き方。いつしか芽生える連帯感、そして友情。ストリップはただの裸のショー。なりふり構わず「誰かのために」必死になる彼等こそ、心も人生も丸裸で体当たりしています。そんな前向きな精神を謳って、勇気を持つことを教えてくれている映画。元気をもらうための格好の作品です。8点(2004-04-02 13:30:50)

104.  メリー・ポピンズ 《ネタバレ》 児童文学である原作は全て読みました。(映画に影響を受けてですが)そのためポピンズがジュリー・アンドリュースの顔で、言葉も彼女の声で、見えてくる、聞こえてくるのです。それだけ、役にぴったりだったのでしょう。嵐の日に明るいパラソルと共に街にやってきて、凝り固まった大人達の心を癒し、子供達の願いを叶え、夢を与えてまた風と共に去って行く。映画はミュージカル仕立てで、アニメーションとの合成、魔法(視覚)と音楽の相乗効果で、楽しい物語になっています。代表曲である「チムチム・チェリー」は何度聞いてもいい曲ですね。あと、ロンドンの夕景。つくりものですが、今まで数あるつくりものの風景の中で、自分はこの映画のあの夕景が一番好きになりました。ファンタジーのジャンルではトップクラスの映画だと思います。8点(2004-03-29 15:34:14)

105.  ヤング・フランケンシュタイン この映画こそは吹き替えで見るべき!英語で字幕付きのものも充分面白いが、日本人には広川太一朗氏の軽く歯切れの良いアドリブ満載の声の方が耳慣れているはず。ジーン・ワイルダーの声にはこれ以上はないというはまりっぷりに歓喜します。フランケンシュタインのパロディとして、遊びまくりの本編。名前の呼び方にこだわるギャグ。いつも鳴いている馬。フランケンのダンスなど、笑いのツボがここかしこにあり、気の抜けない映画です。DVDは吹き替えがついていないので残念。でも、面白い。映画館で観た時の観客の熱狂ぶりがすごかったです。(ロードショーじゃなく京都の映画祭でのこと)8点(2004-03-27 13:13:04)

106.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 エンニオ・モリコーネの音楽がとても印象に残り、ショーン・コネリーの存在感に幸せを感じた作品です。会社の仕事を無理矢理終わらせて劇場に駆け付けた最終の回。平日の夜にも関わらず、7割ものお客さん。映画はアル・カポネとアンタッチャブルとの抗争を描くアクション・ドラマ。それにしては女性客が多い。ケビン・コスナー狙いか。そのコスナーがいい役もらって、頑張っています。でも、それ以上にショーン・コネリーが最高です。体を張って、会計士の乗る列車の時刻を伝えようとするシーンなど号泣でした。駅の階段シーンもスローモーションを活かし、緊迫感を盛り上げます。4人で結成されたのに、最後は2人になり、コスナーが去るシーンもいいですね。デ・パルマ監督がこのような大作を撮れることに少し驚きました。(反面、普通の監督になったのかな?とさみしくもあり)8点(2004-03-27 10:53:02)

107.  ショーシャンクの空に 物凄い数のレビューにびっくり。そして高い評価にも。自分も好きです、この作品。目にはみえない、形のない「希望」というものをしっかり見せてくれる点が、非常に分かりやすく素直な感動となります。あきらめないで続けること。努力という言葉では簡単に済ませられない行為が実を結ぶラストは清々しく、まるで夢のようです。あの海岸のシーンは忘れられません。8点(2004-03-27 09:49:02)

108.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 切なくつらくやりきれない。映画として、アニメとして、観る者に「戦争」の悲惨さをいやというほど見せつける作品です。知人に、毎年夏になるとこの映画を思い出すわ、と目を潤ませる人がいて、その影響力の凄さに驚きます。戦争による哀しみ、その哀しみに耐えながら必死に生きていく兄妹の姿は、単なる批判よりも「生へのしがみつき」に思えて、「生きる」ことの大切さも教わったような気がします。節子が池のほとりで、1人水面に映る自分とジャンケンするシーンは何度みても泣けます。誰がこんな風にしたのか。声を荒げる「反対」の言葉よりも、自分にはこの1シーンがとても痛く、多くを物語っている気がしてなりません。8点(2004-03-27 09:42:47)

109.  ナチュラル 《ネタバレ》 伝説なんて、それを語る人によって多少の味付け、脚色が成されているもの。面白可笑しく伝え残すための工夫は、決して悪い事ではないと思います。その根底に流れるものさえ崩さなければ。映画「ナチュラル」は、野球が好きな人間をうまくおとぎ話として伝え切れている点で非常に好感の持てる映画です。ノスタルジーいっぱいのつくりですが、おじいちゃんから「昔々、こんな選手がいての、目のさめるような花火のようなホームランを打ったんじゃ」なんて聞かされてるような、そんな印象があります。 また、撮影の力でしょうが、全編おだやかなムードの画面づくりで、気持ちの方も落ち着く、不思議な佇まいを見せる作品でもありました。ラスト、夕景の中、キャッチボールをするレッドフォードの笑顔がたまりません。うらやましくなるくらいの幸せな笑顔です。野球っていいなあ。単純にそう思いました。8点(2004-03-26 17:01:50)(良:2票) 《改行有》

110.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 大衆娯楽大作としてよく出来ています。海賊映画をエンターテイメントにして見せた点で、子供も大人も楽しめます。特に情けない、だらしない、ふがいない船長役のジョニー・ディップの怪演を見ているだけでも面白い。(キメルところはキメてくれますが)賑やかで、絢爛で、剣劇の良さもよく出ております。ディズニーのアトラクションが元ネタらしいのですが(自分は未体験です)それを知らなくても楽しめます。何より、出演者達がうれしそうに演じているのが感じられて、漫画のような、絵本のような そんな出逢いが満ちあふれている映画です。8点(2004-03-26 12:41:54)(良:1票) 《改行有》

111.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 執念、執念、男の執念ですね。「自由」をもとめる執念が観る者を圧倒します。脱走に賭けることで何とか自分を鼓舞し、精神を保っている、そのギリギリの状態をマックイーンが熱演しています。舞台劇を観ているかのような、そんな生々しささえ伝わってきます。最後の最後、脱走は成功します。青い青い海に浮かびながら、男はやっと成功を味わうのですが、そこには達成感よりも 目的を成し遂げて、さて、これからどうしたらいいんだろうみたいな一抹の寂しさも感じられます。喜ばしくもあり、哀れでもある男の生き様が見事に描かれています。息を詰めて観てしまいます。8点(2004-03-25 16:30:22)《改行有》

112.  ダーティハリー 《ネタバレ》 監督としてのイーストウッドもよろしいが、やはり俳優イーストウッドも良いのです。もっと観たいのです。作品の製作年度からやはり古さは画面からも滲み出ています。それでも魅力的な画面作りが出来ているのはイーストウッドのキャラクターによるもの。あのしかめっ面が、あのお日様がまぶしいような面構えが、画面に出てくるだけで、自分は満足します。作品の内容的にもアウトロー刑事の典型となったものですし、大師匠ドン・シーゲル監督の映画技術を学び取った記念作でもあります。諸手を挙げて評価します。まっこと男優といえる男優は、この人だけですもんなあ。8点(2004-03-23 17:46:31)

113.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 この映画が好き、と言うと大抵怪訝な顔をされます。「何で?」と理由を聞かれますが、うまく答えようがありません。気持ち悪い、無気味や、救いようのない話など「負」の要素ばっかりの印象を持たれていますが、自分にはその「負」の要素が映画ならではの素晴らしい題材となっている、と思うのです。人が人を喰らう、それも死人がよたよたと歩きながら襲ってくるという設定だけでも、凄いと感心。極限の状況下にあって生き残った人間はどうするのか。相手が災害や怪獣、エイリアンなら大スペクタクルにもなろうというもの。しかし、ここでは人間心理としてのパニックが丁寧に描れています。喰われれば自分も死人。仲間を襲う。いつ、誰がやられてもおかしくない状態では発狂もするというもの。視覚的にも、造形的にも、人に不快感を与える目的はちゃんと成し遂げられていて、そうした点でも「徹底」している作り手の情熱が伝わってきます。「負」なら「負」で見せ切る一途な姿勢。物作りに欠かせないものが、この映画の持っている「良さ」だと思うのです。8点(2004-03-23 12:05:56)(良:1票)

114.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 野球場の芝生の匂いがしてきます。陽当たりの良い土の匂いがしてきます。何ともしれん、野球に染まっている少年達の顔がいいですね。明るく健全なスポーツの代名詞である「野球」の魅力が素直に伝わってくるいい映画です。カルメンの曲の使い方も上手です。テイタム・オニールは可愛いし。W・マッソーの存在感もグッド。最後の、ちっちゃな男の子がみせるプレイに場内大拍手!さわやかでハートフルで、アメリカ映画のいいところが全部出た作品です。8点(2004-03-23 11:24:56)

115.  酔拳2 ジャッキーの映画というだけで評価は少し甘くなります。これだけ自分の体を酷使する俳優が存在するだけでも、映画界には貴重な財産。また、リアルタイムに観れる幸せもあるため、多少の粗さやご都合主義には目をつむってしまいます。この作品は前作のコミカル路線とはうってかわって(と言ってもキャラクターにお笑いパートを担当させています)「革命」を主軸にした骨太ストーリー。でもジャッキーアクションは健在。カッコイイし、やはり凄いです。相手との息も合わなければ、あんな舞踏のようなクンフーシーンは撮れないはず。小道具を使っての見せ場つくりもお手の物という感じで安心して観る事ができます。映画というよりジャッキーのショーを観ているみたいな。(ショーでもいいです。ジャッキーが自分に何が出来るかが、よおく分かっているからこその、この映画。また他のジャッキー映画も同じく。物語よりも新しいアクションという、死ぬまで自分が挑み続ける姿勢を見せてくれているのです)ラストの大立ち回りも迫力あり、酔拳の強さも魅せてくれます。ジャッキーの映画を見ると無性に格闘ゲームがやりたくなります。そんなに強くはないのですが。8点(2004-03-22 11:20:46)

116.  普通の人々 《ネタバレ》 アメリカの普通の家庭の普通の人々が遭遇する「悩み」「葛藤」を冷徹なまでに覚めたカメラで映し撮った名作です。愛する長男の「死」から立ち直れない母。兄の「死」を自分のせいだと苦しむ次男。それらの「問題」に対して、良き対処の見つからない父親。超人でもなければ天才でもない、どこにでもいる人間だから 傷つき、途方にくれ、悩みだけが日常の全てになる。しかし、淡々と描きながらも監督レッドフォードは、「家族の再生」を ラストに見せます。母が家を出て、父親と2人で始める生活。最適な解決法はなくても、生きて行くために向き合わなければならないこと、乗り越えるために逃げてはいけないことを、伝えてくれています。厳しいながらも家族の本当の「愛」の在り方について、色々なことを考えさせてくれるいい映画です。8点(2004-03-19 10:05:48)《改行有》

117.  スピード(1994) 《ネタバレ》 アクション映画としては、かなりの出来栄で時間の経過もあっという間でした。エレベーターの事故から始まって、バス、そして地下鉄と、私達がよく利用する日常の「移動物」を使ってのアイデアは大変うまいなあと思います。身近なものだけに、用意された危険なシチュエーションが理解しやすく、緊張感も充分に伝わってきます。精悍な主人公も好感が持て、演出もメリハリが効いています。こういう良質なアクション映画を「2」にも期待したのですが。やはり「1」が一番ですね。8点(2004-03-18 12:32:09)

118.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 おじさんも夢に向かってがんばる時がある、という素敵なエールを送ってくれる良作です。郊外の一軒家と会社の往復だけの人生に、ちょっとくたびれて来た1人の中年男性。趣味もなく、駅でふと見上げたダンス教室の女性に惹かれて社交ダンスの世界へ、なんて映画の語り口がさりげなくて上手です。自分自身、ダンスは知っていても、それを習う人達については何も知らなくて(映画は多少の誇張はありますが)興味はあったのですが、「ああ、様々な人達がいるんだな。でも、みんな踊ることが大好きなんだ な」のムードは充分伝わってきます。主人公が初めて夢中になれるものを見つけた(うまい、へたは別にして)喜びは自分の事のようにうれしかったです。夜の公園で1人練習する姿に、クラブに夢中になっていた学生時代を思い出しました。映画はまた、ほのかな恋愛模様も見せてくれます。憧れで入ったダンスの世界で、憧れの人と踊る。ラスト、サヨナラパーティーになかなか行かない主人公に、劇場で観ていた多くのおばさん達は「ああん、もう早よいかな、間に合えへんやん。パチンコしている場合やないがな」などと、応援(?)する始末。感情移入がうまくいっているのですね。最後、2人で踊る所では涙を流していました。踊りのシーンもふんだんにあり、笑わせる所もしっかり笑わせ、そしてジーンとくる。おじさんの青春に乾杯!ないい映画です。8点(2004-03-18 12:23:14)(良:1票) 《改行有》

119.  ロング・キス・グッドナイト 《ネタバレ》 女性を主人公としたアクション物としては、設定の意外性、話の展開等の点で観ても、非常にいい出来だと思います。レニー・ハーリン監督の作り出す「困難な状況」に、ジーナ・デイビスが体を張って挑んでいるあたり、かなりの見応えがあります。映画における女性の強さが、子供を守る為に、人生を生き抜く為に、 愛に燃える為に等、過去いくつも表現されて来ました。しかし、この作品ではそうした「強さ」ではなく、闘う為に強くなる、闘う事が自己の存在意義である、およそ戦争に参加する兵士と同じ精神状態の女性を見せています。おかしな表現ですが、新しいキャラクターの創造を目指したようにも思えるのです。2階の窓から飛び下りながら、着地するべき池の厚い氷を銃で打ち抜く場面、橋の上でロープに身をまかせ銃を打つ場面、単純にたくましい女性を描くのではなく、手馴れたプロの行動として描く。アクションを先に想定して人物をはめ込む、ハーリン監督の映画ではそんな印象ばかりだったのが、この作品に限ってはそうは見えないのが、自分にこうした感想を抱かせるようになったのでしょう。(愛する女性のために一念発起とでもいうのでしょうか。「愛」の力はすごいものです)8点(2004-03-11 09:47:25)(良:1票) 《改行有》

120.  サタデー・ナイト・フィーバー 《ネタバレ》 土曜の夜はフィーバーしよう!今なら、とても恥ずかしくて言えません。今ではフィーバーはパチンコになります。と、すれば土曜の夜はパチンコしよう!これはこれで面白いかも。(なんでやねん!)リアルタイムで観れて幸せな映画の1本。ディスコに通う若者を増大させた影響もすごいですが、そんな場所へ足も向けれない自分には新たな外来語のようなインパクトを受けました。映画でも濃い顔のあんちゃんが、ディスコで踊ることこそ人生の全てといわんばかりに踊りまくります。手を挙げて、腰をくねらせて、くるくる回って。やたらと景気のいい音楽に乗って。でも、人生踊るだけでは生きられない。踊る舞台はディスコのフロアだけじゃない。もうひとつの舞台(恋や仕事)に足を踏み出すようなラスト(恋人と過ごす)で終わります。ちゃんと青春映画しています。挫折もあり哀しみもあるけれど、生きていくんだあんちゃんは、と前向きです。どうしても退廃的なムードのあるディスコのイメージだったのが(幼かったからねえ)甲子園にも思えてきて。サントラをテープに入れてもらって、ああ早くディスコにいきたいものだと切に願った思い出の映画です。行く頃にはブームも終わって、曲も懐メロになってました。8点(2004-03-10 13:12:54)

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