みんなのシネマレビュー |
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1181. インブレッド 《ネタバレ》 「悪魔のいけにえ」と「2000人の狂人」を足してちょっと真面目にリメイクしてみました、という感じの作品。 ゴア描写、というか殺し方は結構凝っており、こうした系を見慣れていない人にとってはものすごく過激な内容。 だからと言ってほかに目新しい部分はあるかといえばそれほどなし。ちょっと明るい狂った連中が襲い来る、殺し方は結構過激、という点ではなかなか見応えはあるので、ス最低限のストーリーを気にしなければ楽しめるかもしれません。 あとやっぱり、あの拘束は腕引っこ抜けば取れるだろ!と自分も思ってしまいました(笑)[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2021-08-16 21:54:04)《改行有》 1182. ナナとカオル 第2章 《ネタバレ》 まあ、不純な動機で観たわけですが(笑) ナナ役の子は前作よりも好みかな、といった感じです。 扱っている題材は結構(かなり)アブノーマルですが、単純に倒錯した世界、というわけではなく、ちゃんと2人の青春ものとしても観られるところがいいです。 ちょっとエッチですが、ギリギリ一般人にも耐えられるレベル?という感じでしょうか。[インターネット(邦画)] 5点(2021-08-06 04:44:25)《改行有》 1183. バンビ、ゴジラに会う 《ネタバレ》 本当なぜこれが登録されているのやら(笑) 果たして映画といっていいものか、という短さ。そして踏みつける足もゴジラということになっているけどゴジラ?っていう感じです。もうなんでもいい感じです。 ほぼ出オチです。だけどこんな本作にも続編が(約30年後に)できることの方が驚きです。[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-06 01:07:14)《改行有》 1184. ディープ・サンクタム 《ネタバレ》 謎のモンスターに襲われるでも未知の病原体に感染するでもなく、ただ単に自ら洞窟へ入って迷って、と自業自得がすぎる作品でした。 立つこともままならない洞窟内の閉鎖感や時折人骨にも見える鍾乳石など雰囲気はあるのですが、物語のほとんどが「あっちじゃない!」「いやあっちだ!」「迷ったのはお前のせいだ!」「いやお前だ!!」といったやりとりで観ていて疲れます。 かつての「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が「森の中でひたすら喧嘩しながらウロウロするだけ」と揶揄されましたが、本作もまさにそれ。唐突な追いかけっこはもはや「さっきまで瀕死だったじゃねーか!」と突っ込みたいレベル。 終盤まで主人公だと思われていたカメラの持ち主が唐突に変わるのも、なぜそうなる?と思ってしまいました。せっかくPOV方式で頑張っていたのに(冒頭は違いますが)ラストは急にそれをかなぐり捨てるのもなんだかなあといったところ。 深くに迷い込んでいたようで実は結構手前の方にいた、というラスト(声がデカデカと響いてきているので)は結構皮肉が効いていて好きですが全体的には可もなく不可もなく、といった感じです。 あと食人の要素入れ込むなら入れるでしっかり映して欲しいというのが個人的な意見です。[インターネット(字幕)] 5点(2021-08-03 19:38:36)《改行有》 1185. SLAM DUNK スラムダンク 《ネタバレ》 なるほどそこからネタを持って来たのね(笑)という感じです。 ですが正直、本編のキャラクターがみんな個性的というかしっかりと「キャラクター」が確率しているのに対して映画版のためかどうしても取ってつけた感が感じられてしまいました。 それとそんな理由で女の子ぶつなよ、って自分も思いました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-01 20:26:33)《改行有》 1186. ポーキーズ2 《ネタバレ》 前作のシーンがクイズ形式で出題されたりダイジェスト的なものがオープニングで流れるのはちょっといいな、って思いました。 内容は、いきなり狂信的な宗教団体とKKKが出てきたりと、そんな要素どこにあった?といったところで勢いで突っ走ってる感がすごくしました。 ただ、嫌な連中を返り討ちにする点では、前作以上に「ザマミロ&スカッとサワヤカ」の笑いが出て良かったです。レストランの支配人は貰い事故半端なかったですが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-31 20:21:13)《改行有》 1187. ポーキーズ 《ネタバレ》 まあ男子高校生の頭の中なんてこんな感じなので、って言うのは他の人も指摘の通りです(笑) ポーキーズってなに?って思ったら売春宿の名前だったんですね。以前これの3作目だけ地上波で見たことがあったのでどう言うこと?状態だったのですが、なるほどといった感じ。 内容はほとんどあってないような感じですが、最後のポーキー一味に一泡吹かせるくだりはちょっとスカッと?しました。 ただあそこまでやられる必要あったのか?ってこと考えると、んーって思ってしまいました。そもそも年齢詐称して入り込んでるのこっちだし。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-31 20:16:10)《改行有》 1188. キートンの酋長 《ネタバレ》 本作も非常にアクロバティックな演出が多い作品。ですが皆さん指摘しているようにあれってやはりマネキンなのでしょうか? 個人的にキートンはそうした特撮に頼らずに生身でいてほしかったのでさすがにあれはやり過ぎかな、と思ってしまいました。 ただ時間が短いので楽しんで観ることはできました。 あと、ラストの2年後って、あれやっぱり2年間もずっとキスしてたってことなんでしょうか?(笑)[DVD(字幕)] 5点(2021-07-30 01:16:25)《改行有》 1189. クライモリ デッド・ホテル 《ネタバレ》 人気スプラッタシリーズ6作目?と言うことであの食人一家が相も変わらず森でウロウロ、と言う展開はまあお馴染みなのですが、本作はちょっと趣を変えて、自分の出自を探ろうとする主人公+銭ゲバ連中が相続したホテルへ滞在して、ひどい目にあってく、と言う展開。 もはや「クライモリ」でなくても良くね?と言う感じではあるのですが、ホテルの内装だったりロケーションだったり、不気味な一族の存在など、「クライモリ」と考えなければそれなりに楽しく観られる点はポイントかな、と。 じゃあなんでクライモリにしたんだよ?と言う感じですが、シリーズものの宿命というやつでしょうか。マンネリ化を防ぐためのものですが、多分このシリーズを楽しみにしている僕のような人々は「不気味な森の中で怪物一家に残虐に殺されていく」展開のみを期待してるのであって、前半の抜き足差し足な展開は正直かったるいとしか言いようありません。 後半ようやくエンジンがかかってきたと思ったらもう残り30分弱。しかもゴア描写は過去作に比べるとやっぱりどこか劣る感じも受けるのも残念。 これならシリーズではなく「暗い森」とかいう似非邦題っぽくしといたほうが「意外に面白いぞ」ってなったような気もします。原題と殺人鬼連中でバレますが。[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-28 23:00:59)《改行有》 1190. 新エクソシスト/死肉のダンス 《ネタバレ》 大体言いたいことは↓鱗歌さんが言ってくれています笑笑 下は同じ映画ながら編集と再撮影でここまで違う作品になるのだなぁというのを痛感。一応悪魔?ことエレナがなんでそうなったか?ということを丁寧に語ってくれたり、あのおっさん誰だよ?というのを回想を含めてマネキンだったのでは?ということを示唆していたりするので元の作品から比べれば随分親切設計です。 ただ元の映画の話と並行で悪魔祓い話が描かれますがぶっちゃけ「いや結局だからなんなんだよ?」というチグハグさが感じられてしまうのは否めないのと、オリジナルのあのわけの若らに不気味さが減っているので、そういう部分ではマイナスかな、と思います。 ただ作品のテンポはこちらの方が上なので手軽に観ることができますが。[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-22 01:16:07)《改行有》 1191. ゾンビ2001 ザ・バトルロワイヤル 《ネタバレ》 まず90年が製作年なのにゾンビ2001っていうタイトルにするあたり勝負を諦めてる感じです。 と言うのはこの作品に限ったことではないのですが、みんな大好き(?)ドイツの3大鬼畜監督の1人、アンドレアス・シュナースの初期ゾンビ映画。 もうストーリーや設定なんてヘロヘロで、演出とかカメラワークなんてどんなに控えめに言ってもそこらへんの学生さんの方がよっぽど良いもの撮るよな、と言う出来です。 ではこの作品の見どころは?と聞かれればそのゴア描写。 クオリティはまあ置いておくとしてとにかく全編にわたって吹き飛ぶ首と手と血飛沫と内臓のオンパレード。ストーリーや演出などを犠牲にしてゴア描写にステータス全振りしたようなこの潔さは好感が持てます。 アナログのビデオ撮り作品のため、チープさは目立ってしまいますが、個人的にホラー映画はこうしたチープな方が雰囲気でるし特殊効果の拙さもカバーできると思うので良いと思います。 まともに観るととても観られた代物ではないのですが、そもそもこの監督の作品をストーリーだ演出だなんて視点で観る人は皆無だと思うので、諸々込めて5点くらいが妥当かと思います。 もちろんゴア描写の量と情熱に関して言えばは10点満点です。[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2021-07-20 02:46:01)《改行有》 1192. エイプリル・フール 《ネタバレ》 ラストのオチですべて持っていってるのですが、タイトル通りといえばタイトル通りなのですが途中まで真面目にサスペンスとして描いてるのでなぜか腹が立ちます(笑) 第一、「エイプリルフール!」って島に到着してからもう一日過ぎてるしエイプリルフールでも何でもないじゃん、というのが正直な感想で、これじゃただの質の悪い悪戯でしかありません。 まあ、そんな細かいこと気にしてたら映画は楽しめないのですが、ではスラッシャー映画としてどうかと言われればこれが全く派手でも何でもないので余計に肩透かし。 良く言えば、すがすがしい気持ちになれるラストなんですが、個人的にはホラー映画として、冗談だと思ってたら本物の殺人鬼が殺しに来ちゃったさあ大変!な終わり方のほうが良かったなーと思いました。[ビデオ(字幕)] 5点(2021-07-13 20:10:42)《改行有》 1193. アメリカン・スナッフ<OV> 《ネタバレ》 実際の殺人事件を再現したというテイの作品、そして最後に実際の殺人フィルムが流れる、という「スナッフ」系列の作品ですが、では実際どうかといえば、ドキュメンタリータッチを追求しているためか直接的なゴア描写はほとんどなく、件の殺人にしても銃殺というあっさりしたものなのでさほど衝撃というものではありません。 人が死んでるのに「衝撃的ではない」ってどういうことだよ!?ってな感じなんですけど、実際この類の作品見るのって怖いもの見たさ、興味本位が大多数を占め、その興味の対象が「いかに人が殺されるか」という点なので、それがサラッと終わってしまっては肩透かしというしかありません。 そもそもドギツい映像見たいなら「○○○○○21」だとかメキシコの処刑動画とかそこらじゅうに転がってますし。 とまあ、ゴア描写や殺人の過程などの点から見れば全然ヘロヘロなのですが、淡々と続いていく感じや精神的に嬲る点など、(映画的な派手さという意味ではなく)やってること自体は結構えげつないので実際にこんなことありそうだよね、という意味では結構怖いのではないか、と思います。[DVD(字幕)] 5点(2021-07-08 03:55:14)《改行有》 1194. ダニエル 悪魔の赤ちゃん 《ネタバレ》 オリジナルは薬害エイズ問題を大胆に皮肉ったホラー映画。対して本作はそのリメイクに当たりますがまったくその要素が抜け落ち、ただの「ヤベー赤ちゃんが大暴れ」するだけの残念な結果になってしなっています。 一応、堕胎薬の副作用で狂暴になった、というのが示唆されますけど、オリジナルは「狂暴だけど、それは防衛本能が異様に発達しているから」であり、「この子は化け物ではない。生きている(It's Alive)」という意味があっただけに、今回の設定だとただの冗談にしか見えません(まあ、オリジナルもそんな高尚な出来ではないですけど)。 むしろ、友人とか殺されてんのに平然とし過ぎじゃね?とか、そもそも生後間もない赤ん坊がネズミ食い殺してる時点でヤベーって思えよ、とかそういう突っ込みが真っ先に来てしまい、純粋に楽しめませんでした。そんな状況になっても我が子を庇い通す動機と愛情があんまり感じられなかったのが痛いです。 ただ、オリジナルよりも数段パワーアップしたゴア描写だけは、観ていてよかったです。[DVD(字幕)] 5点(2021-07-05 01:24:05)《改行有》 1195. 鮮血の美学 《ネタバレ》 ベルイマンの「処女の泉」がモチーフだそうで、といっても娘を殺された両親が森の中で復讐する、という点が同じだけで件の作品の持っていた宗教的救いなんぞ全くなくただ後味が悪いだけ、という作品です。 とは言え後味が悪いのはこの作品に限らずこの年代に作られた作品の大多数が当てはまるので何とも言えないのですが。 確かに内容は不愉快。現代の視点から見ればそれほど直接的に痛めつけられるというわけでもないのでそれほど陰鬱さは感じないのですが、何か所かはそうしたシーンもあり。 ただ冒頭から「観る映画間違えたんじゃね?」と思ってしまうような牧歌的な始まりをするのと、本筋の内容とは別に挿入されるコメディ要素がどうしてもちぐはぐな印象を受けてしまい、乗り切ることができませんでした。[DVD(字幕)] 5点(2021-07-03 04:18:04)(良:1票) 《改行有》 1196. ピーターラビット 《ネタバレ》 やんちゃ、というか小憎らしい、というにはちょっと度が過ぎる気がするウサギたち。 確かにキャラはよく動くし、CGでできている動物たちはどれもよくできているし、スラップスティックコメディとしてもドタバタのノリで画面を見ているだけでも楽しい、のですが、どうしても観ていて愛着というか可愛らしさが微塵も感じられなかったのが個人的感想です。 死人が出てる、とか、アナフィラキシーを起こす、とか、不謹慎じゃね?と思う場面もあるのですが、そこはまあお国柄というか「ブラックだな〜」で済ませられるのですが、ピーターラビットはもちろんのこと、トーマスもビアも中途半端に魅力がなく全然感情移入できなかったのが個人的に残念でした。 終盤の「分り合い」からのくだりはまあ良かったですが、全体的にあんまり観ていて気分のいい作品ではありませんでした。[地上波(吹替)] 5点(2021-06-26 03:31:50)(良:1票) 《改行有》 1197. 怒霊界エニグマ 《ネタバレ》 「怒霊界」とはまた凄まじいタイトル。 フルチ御大晩年期の作品なのでゴア描写はあれどちょっと控えめ。 殺人シーンは幻覚が主なので仕方ないけれど、フルチ御大のゴア描写を目当てに観るとちょっと肩透かし。 だけどそれぞれのシーン、というより件のカタツムリのシーンはやはり特出していて、ちょっと夢に見るレベルです。 ストーリーに関しては相変わらず「展開早くね?」だったり「さっきと言ってること違くね?」だったり「一体どういうこと!?」みたいな感じで、語りたいことはわかるけどなんだかかよくわからない支離滅裂な部分が多いのですが、それを言ってはフルチ作品は観られないので気にしたら負けということで。 しかし、ストーリーを差し置いてもあり余る魅力的なゴア描写が少ないので、そこが残念な部分です。[DVD(字幕)] 5点(2021-06-17 02:28:08)《改行有》 1198. ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 このシリーズの十八番というか設定上、夢オチが使えるので登場人物以上に死者数が多いです。更に本作では夢オチが2度もあるのでとにかく主人公たちが死にまくります。 ストーリーは、もうここまで来ると死神様もやっつけ仕事になったのでしょう。以前は空港やハイウェイなど比較的身近な、あるいは使用頻度の高いであろう場所で地獄絵図が繰り広げられたのに対し、今回はサーキット場と、人によっては一生縁のない場所になってますので、偶然感かあまり感じられません。 そして、助けたいんだか殺したいんだかわからない死神様のヒントもうざいだけです。 まあ殺したいんでしょうけど。 殺しのギミックは多彩ですが、ここまで来ると、職人の仕事や建物の耐久度ってこんなに雑なのかよッ!?と思えてしまい、もはや恐怖なんぞ期待できない作品になってしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 02:21:58)《改行有》 1199. MAY -メイ- 《ネタバレ》 DVDのジャケットは結構暗そうな雰囲気を醸し出していますが、実際に観てみると中盤までは、不思議ちゃんの恋愛奮闘記、にもなり得そうな設定や展開。 後半、ついにメイの精神が崩壊して殺戮に至りますが、殺戮方法と云い精神崩壊のタイミングと云い微妙にインパクトに欠け、実に中途半端なイメージでした。根暗ちゃんからだんだん女の子の顔になっていくメイの変化がなかなか良かったため、後半の展開がむしろ邪魔に思えてしまった何とも消化不良な作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 01:59:49)《改行有》 1200. 肉の蝋人形 (1933) 《ネタバレ》 幾度もリメイクされている作品のオリジナル。 現代風にアレンジされた蝋人形の館は残虐描写がなかなかすさまじいですが、さすがに本作は80年近く前の作品であるためそんな残虐描写があるわけもなく…古き良きゴシックホラーの趣で進んでいきます。 が、実際にホラー色を感じられるのは冒頭と終盤のみ。あとは結構ノーテンキ、そして結構複雑に進んでいきます。 まあ、上映時間も77分と短く、人形師の造詣もなかなか気合が入っていたり、結構タフで一人で警官隊十数人を相手にするアクションシーンもあり、幾分フランケンシュタインを彷彿とさせるギミックもあったりするので色々と楽しめる面もあるのですが、展開が遅い割にはちょっと場面転換が忙しすぎな気もするので、この点数で。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 01:34:24)《改行有》
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