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プロフィール
コメント数 1888
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1301.  シャドー・ダンサー 《ネタバレ》 IRAの工作員として、兄弟と共にテロ活動に勤しむコレット。任務中、英国情報部員マックに捕まってしまった彼女は、息子の安寧と引き換えに内部密告者として働くことに。しかし、事前に計画していたテロ活動が当局の待ち伏せにより失敗に終わってしまった仲間たちは、次第に彼女とその兄弟たちに疑いの目を向け始める。追い詰められ、最後の望みとしてマックに縋りつくコレットだったが、マックもまた隠されていたとある真実により情報部内で孤立を深めていくのだった。確かに、あまりにも淡々と描かれた前半部分は少々退屈という側面は否めないけど、中盤以降のコレットとテロリストのリーダーとの息詰まるような遣り取りは充分に見応えがありました。まあ、マックとコレットが急にキスして愛情が燃え上がるシーンは、ちょっと唐突過ぎてびっくりしましたけど(笑)。もっと二人の関係を丁寧に描写してほしかったなー。でも、そこにさえ目を瞑れば普通に楽しめると思います。クライブ・オーウェンの抑えたシブい演技もなかなか光ってました。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-25 07:00:46)

1302.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 ジャンゴ!何処にでもいる黒人奴隷としてテキサスの荒野で野垂れ死にする運命にあった彼が、神のいたずらか謎の歯科医に拾われ、そして賞金稼ぎとして生まれ変わると、愛する女を取り戻すため、ひたすら悪人共をガンガン撃ち殺していくのだった!もういかにもタランティーノらしい、下品で猥雑で馬鹿馬鹿しいのだけど、それでも最高に面白くて最高に楽しいスーパークールなエンタメ映画でありました。前作の「イングロリアス・バスターズ」が個人的にあんまりハマらなかったのだけど、今回は見事にばっちりハマっちゃったよー、これ。2時間40分という長い作品で、しかもかなり単純明快なお話なのに最後までテンション下げることなく一気に見せ切るところはさすがっす!特にディカプリオとサミュエル・L・ジャクソンのもう余裕で楽しんで演じているだろうイカレキャラっぷりがツボでした。最後に満を持して(笑)出てきたタラちゃんが潔く爆死したトコなんかサイコーだぜ!もう一回、見ーよぉっと。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-25 06:54:09)

1303.  ザ・ディープ(2012) 《ネタバレ》 1984年、アイスランドで一隻の小さな漁船が実際に起こした海難事故と、そこから奇跡的に生還した一人の男をドキュメントタッチで描いたサバイバル作品。うーん、とにかく地味でした。特にドラマチックな展開もないままに船が転覆してからは、ひたすら根暗のデブ親父が「ハァハァ」言いながら泳ぐだけという、テレビの再現VTRみたいな映像が延々と続きます。映画としては、さすがにこれはどうなんでしょうかねー。正直、ところどころ眠気を堪えるのが大変だったし。でも、あのいかにも寒そうな北海の荒波描写とかいかにも痛そうな断崖絶壁とかをブルブル震えながら進んでいくデブ親父の苦難の旅はなかなか見応えがありました。これって実際にあんな寒そうな海で撮影したのかなー。だとしたら、いくら積まれても絶対にやりたくない仕事の一つだわ、これ。デブ親父さん、ご苦労様でした(実際のほうの方にも)。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-25 06:51:19)

1304.  ロスト・メモリー 《ネタバレ》 女医として多忙な日々を過ごしていたハンナは、偶然、子供のころ大親友だったクラリッサと再会する。懐かしさから夫に浮気されたという悩みごとまで気軽に話しているうちに、子供時代を共に過ごしたとある島へと一緒にバカンスへと旅立つことに。しかし、そこにはハンナが何故か自分の記憶から完全に消し去っていたもう一人の友達マリアとの因縁渦巻く謎の過去が待ち受けていたのだった。中盤まではよくあるスーパーナチュラルなホラーだと思いきや、実はいたって現実的なサスペンスだったという、最近ほんとによくあるタイプの作品でした。でも、最後に明かされるこの真相ってちょっとあまりにも無理がある気がするんですけどー。「ええぇー!マジで?」と素直に驚きたかったのだけど、「いやいや、そんな面倒臭いことせんでもええんちゃうん…」と突っ込んじゃう気持ちのほうが強かったです。でも、謎に満ちたストーリー展開と孤島に漂う妖艶な雰囲気には充分に惹き込まれました。それに女性同士の一見とても仲が良さそうに見えながら、実はお互い水面下で色んな葛藤を抱えているという、女友達あるあるな設定もなかなか秀逸。こういう女の冷戦に巻き込まれたらほんと面倒臭いよねー。思わず自殺しちゃった弟の気持ちもちょっと分かる(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-25 06:47:54)

1305.  スカイライン-征服- 《ネタバレ》 ハリウッドデビューを果たし、乗りに乗っている友人が高層ビルの自室でパーティーを開催するというのでロスへとやって来たジャロット。妊娠している恋人らと酔い潰れてそこで眠っていたら、突然、凶悪な宇宙人が襲来!容赦なく地球を征服しようという宇宙人と人間たちとの、種の存亡を賭けた世界規模の攻防が開始されたのだった!という壮大な設定なのに、何故かずっとその高層ビルの一室のみでお話が展開されるという、「どうだ!これがB級パニックSF映画だ!」と高らかに宣言するかのようなB級パニックSF映画。いやー、なんなんですか、このいったい何がしたいのかよく分からない頭の悪い宇宙人は。人間の脳を集めて何故か泥人形(?)へと移植して、案の定、簡単に反乱されちゃってるし。対する主人公たちもずっと部屋のなかに閉じこもって窓から外を覗いてるだけという薄っぺらさ。そして最後は「すんません!頑張ったんですけど、話を纏めきれませんでしたー!」と言わんばかりのやっつけ感MAXなオチ。は、ははは…。映画を観終わってこんなにも失笑してしまったのは久し振りです。でもまあ、ここまで徹底的にお馬鹿なストーリーをここまで真面目に映像化した、社会の無駄だと言われかねないスタッフたちのお馬鹿な情熱に敬意を表して5点。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-25 06:42:58)

1306.  きっと ここが帰る場所 《ネタバレ》 かつて栄華を誇った、ショーン・ペン演じるロックスター・シャイアン。だが、若いころの自堕落な生活がたたってか、いまや精神的に不安定なしょぼくれたジジイとなってしまった。ある日、彼の元に30年間音信不通だった父親が死去したという知らせが届く。単身、葬儀に参列するためにアメリカへと向かったシャイアンは、そこで父のアウシュビッツでの秘められた過去を知り、そのまま父の無念を晴らすためにナチ残党を捜す行き当たりばったりな旅へと出ることに。いかにも天才肌で変わり者のそんな主人公の、目的は高尚なのに実際はゆるーい一人旅をユーモラスに描いたへんてこなロードムービー。こういう「どうだい?このユーモアとペーソスとシリアスが不思議に入り混じったセンス溢れる世界観はなかなか新しいでしょ」と観客にことさらひけらかすような映画って(確かに多少はセンスあることは認めますけど!)あんまり好きじゃないです!ホロコーストの扱い方もこれじゃ実際の被害者の方に失礼なんじゃないかと思いました。でもまあ、ショーン・ペンの今までのキャリアとは掛け離れた演技をいまだアグレッシブに追及するその姿勢には好感が持てたけどね。実際、彼にはこういう趣味があるんじゃないかとさえ思っちゃいました(笑)。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-25 06:40:51)

1307.  ボディ・ハント 《ネタバレ》 かつて娘による両親惨殺事件が起きた屋敷の隣に位置しているため割安で手に入れることが出来た郊外の新居に、母親と共に越してきた女子高生エリッサ。当然、隣家は無人だと思い込んでいたら、実はそこには唯一生き残った犯人の兄ライアンが独りで暮らしていることを知る。最初は当然のように警戒心を露わにするエリッサだったが、ふとしたきっかけでミステリアスな影を背負う彼に次第に心惹かれていく。だが、彼は地下室に誰にも言えない暗い秘密を抱えていたのだった。という、おれ好みのごりごりのサイコサスペンスだとけっこう期待して観始めたのだけど、何故か途中からティーンエイジャーの青臭いラブストーリーがだらだらと続き、ようやくサスペンス展開に戻ったと思ったら、いまいち盛り上がらないままラストを迎えてしまいました。うーん、全く違うジャンルのテーマを一本の映画として融合させようと頑張ったのは分かるのだけど、あんまり成功してないかなー。結局、サイコサスペンスなのか青春ラブストーリーなのか、どっちつかずのなんとも中途半端な映画となってしまいました。残念っす。それにクライマックスも、もろ「羊たちの沈黙(劣化版)」だったし。あと、あの木の幹がどうしても顔に見えなかったんですけど、それっておれだけ?![DVD(字幕)] 4点(2015-04-25 06:38:31)

1308.  ヘル・レイザー 《ネタバレ》 とにかく有名な映画は何でも観てやろうと捕虫網で色んな虫を捕まえるかのごとく色んなジャンルの映画をひたすら観まくっていた10代のころ、そんな僕の感性という網にぎりぎり引っ掛からず、ずっと未見のままだった今作。何気なくビデオ屋さんで旧作コーナーを眺めていたら、ふと目に付いて「そう言えば、これってけっこう有名でこの表紙に描かれた虫ピン親父も色んなトコで目にしたなぁ。よし、今更だけどいっちょ観てやるか!」とこの度鑑賞してみました。うーん、経年による画面のチープ感や特撮の古臭さは仕方ないにしても、確かにB級カルトホラーとして唯一無二の世界を構築しているのは分かるのだけど、ちょっと僕の感性とは合わないかなー。「死霊のはらわた」や「ザ・フライ」みたいな、徹底的に馬鹿かそれか優れた人間ドラマを内包したような作品のほが好みっす。でも、愛する男と再びHしたいがために見ず知らずの男を生贄として殺しまくる欲求不満の不倫ババアは、確かにインパクト大(正直、虫ピン親父より、ある意味こっちの方が怖いし笑)。まだ女性に多大な幻想を抱いていた、清らかな童貞だった10代のころに観なくてほんと良かったー。「もしまかり間違ってこの肉食ババアに僕の童貞が奪われでもしたら、一生立ち直れないだろーな…。は、ははは…」と確実にトラウマになっただろうし。20年ぶりに、当時の僕の感性という名の捕虫網はやっぱり間違っていなかったと再認識(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-25 06:36:18)(笑:1票)

1309.  ボーダー・ラン 《ネタバレ》 シャロン・ストーン演じるテレビ局の女性キャスター、ソフィー。メキシコ国境地帯で劣悪な環境下におかれる不法移民の支援活動を行う弟と連絡が取れなくなった彼女は、単身現地へと向かう。そこでソフィーは、密入国と麻薬取引を巡る非情な現実へと容赦なく巻き込まれてゆくという社会派サスペンス作品。なんだけど、いやぁー、とにかく稚拙。映画としての最低限の水準をぎりぎり保っている程度の作品でありました。ソフィーさん、決死の覚悟で弟を捜しにここまで来てるんだろ~、イケメンと酒飲んでチークダンス踊ってキスしてるヒマあるんだったらとっとと出発しろっつーの!それに、後半のいかにもお涙頂戴な薄っぺらいストーリー展開にも苦笑するしかなかったです。それにしても、シャロン・ストーン…。これ、老けたってレベルじゃないでしょー。一時代を築いた希代のセックスシンボルもいまや昔、あの頃の光り輝いていた華やかさはものの見事に枯れ果て、学生時代のバイト先によく居た嫌味なパートのおばちゃんくらいにしか見えなくなってしまいました(泣)。いったいシャロンに何があったのでしょーか?途中で、ちょっぴり彼女のおっぱいが見えますが、こんなに女性のおっぱいを見て、「い、いまさら……」と思ってしまったのは恐らく初めてっす…(笑)。[DVD(字幕)] 3点(2015-04-25 06:33:55)

1310.  ドリームハウス 《ネタバレ》 出版社を円満退職し、新たに手に入れた郊外のマイハウスで、かけがえのない家族と共に幸せを満喫しながら執筆活動にいそしむウィル・エイテンテン氏(変な名前!)。しかしそこは過去に、気の狂った父親による一家惨殺事件が起きたいわく付きの物件だった。精神病院を退院した犯人と思しき謎の人物によって、エイテンテン氏のそんな幸せな家庭は音を立てて瓦解してゆく。最初はよくあるドメスティックスリラーなんだろーなと思って観ていたら、中盤、あっと驚くどんでん返しが待ち受けておりました。最近、ほんとにこの手の設定の映画が多いけれど、今回もやっぱり見事に騙されちゃいました。びっくり!冒頭の幸せ家族描写がクドイくらいに延々と続いた訳もそれで納得(あと変な名前のこともね)。それにしても、なんて切なくて哀しいお話なんでしょー。最後、燃え上がる〝ドリームハウス〟のなかに飛び込んで、所詮は〇〇に過ぎない家族なのにそれでも別れを告げざるを得なかったダニエル・クレイグの哀切な表情がいつまでも忘れられない。[DVD(字幕)] 7点(2015-04-25 06:31:43)(良:1票)

1311.  マーターズ(2007) 《ネタバレ》 下の方が仰られているとおり、映画としての出来は大したことないのだけど、なんだか妙に心に残る「トールマン」という作品を観て、ちょっと気になって同監督の出世作である今作も鑑賞してみました。ひ、ひええぇ~~、なんじゃこりゃ(笑)。全く先の読めないストーリー展開と、ひたすら続くグロ痛いシーンの連続に終始唖然。観終わるころには顎が外れそうになっちゃいました。あの全身傷だらけの少女が逃げ出す冒頭部分から、こんなぶっ飛んだ驚愕のラストを迎えるなんていったい誰が予想できたでしょうか。演じてる俳優もカメラを廻してるカメラマンも「いったい自分は何をしておるのだろう」って感じだっただろうね、これ。いやぁー、この監督、完全に頭の何処かがイカれてるって(褒め言葉です笑)。確かに、一本の映画としてみれば完全に破綻しているけれど、常人の発想を遥かに超えた狂気の世界を見事に映像化してみせたこの監督、もしかしたら将来ばけるかもしれないなぁ。パスカル・ロジェ、覚えとこっと。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-25 06:29:35)

1312.  リンカーン/秘密の書 《ネタバレ》 誰もが知るアメリカ大統領リンカーンが、実はヴァンパイアハンターだった!という、同時期に公開されたスピルバーグの超真面目な伝記映画に真っ向から喧嘩を売るような、ベクマンベトフらしい荒唐無稽なお馬鹿映画(間違って観た人、ご愁傷様です笑)。毎回毎回、観終わるころには確実にIQが2~3%は下がりそうなこの監督のお馬鹿な世界観には、いくらそんな映画が嫌いじゃない僕でもやっぱり付いていけないっす!味も情緒もへったくれもなく、ひたすらゴリゴリの力技のみで押し切るアクションシーンの連続に、もうゲンナリ。それに、ここまでリンカーンの生涯を追ったのなら、彼の最期である暗殺の真相にも触れとかなきゃ駄目でしょー。結局、リンカーンを殺したのはヴァンパイアだったの?その部分が描かれてないから、なんとも締まりの悪いラストになっちゃってるし。確かに、相変わらず全編に横溢するなんだかよく分からないテンションの高さは認めるけど、さすがにこれではねー。観終わって、今回もやっぱりIQが2~3%下がった気がします(笑)。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-25 06:27:13)

1313.  キック・アス 《ネタバレ》 前に、「スーパー!」っていう映画を観終わって本サイトを覗いてみたらやたらとこの映画のことが引き合いに出されていて、気になってずっと借りたいと思っていたのだけど、いくら探しても近所のビデオ屋さんには置いてなくて、この度たまたま立ち寄ったツタヤで偶然発見。ツタヤだけといううたい文句に「なんだよ、ツタヤ限定だったのかよー。そりゃゲオでいくら探したってないはずだよー」とちょっぴり不貞腐れながら鑑賞。うん、正義と独善の差をシニカルに取り上げた「スーパー!」と違い、こちらは何処までもオタクで童貞の冴えないティーンエイジャーの妄想力爆発のエンタメ作品でした。こういう馬鹿馬鹿しい映画って昔からけっこう好きなのだけど、ちょっとおれの好みとはずれてるかなー。もっとハチャメチャしてくれても良かったと思うのだけど、ビックダディ&ヒットガールに比べて肝心の主人公のキックアスがおとなしすぎるのがおれには物足りなかったです。それでも、紫頭にアイマスク姿で屈強な男どもを次から次へと薙ぎ倒すヒットガールのポップでキュートな可愛さには、ちょっぴりロリコンの気があるおれとしては完全にノックアウトされちゃいました。ヤバい、可愛すぎるって、ヒットガール!あぁー、おれもヒットガールちゃんに無茶苦茶にされたい!!ということで+2点(笑)。スピンオフで、彼女を主人公に一本映画を撮って欲しいなー。ってもう彼女は成長してしまってるから無理なんだろうけど。そんな女の子の成長の速さが、ロリコンとしては辛いところっす(笑)。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-25 06:24:32)(良:1票)

1314.  早熟のアイオワ 《ネタバレ》 閉塞感漂うアメリカの片田舎で、酒とドラッグに溺れ娼婦をしている母親と共に暮らす3姉妹の物語。まだほとんど無名だったころのジェニファー・ローレンスとクロエ・グレース・モレッツが奇跡の競演を果たしております。とにかく特筆すべきなのは、冒頭、まだ幼き少女であったクロエちゃんが、な、な、な、なんと白いタンクトップに純白の小さな下着、ありていに言うと“おパンティ”だけの姿になってベッドに横たわるシーンが描かれるところでしょう。短い時間であったとはいえ、今となっては二度と見ることが出来ないそんな貴重な姿をフィルムに収めたというだけでも本作は充分賞賛に値します。自他共に認めるロリコンの僕としては、思わすテレビ画面に向かってひれ伏してしまうところでした。取り敢えず何度も何度も巻き戻ししてスロー再生で…。え、肝心の内容ですか?ま、はっきり言ってストーリーの見せ方が恐ろしく稚拙でしたね、これ。登場人物誰もが全員いったい何がしたいのかさっぱり分からないせいで僕は物語に上手く入り込めませんでした。それに、14歳の少女がレイプされ処女を奪われるというかなり胸糞悪くなるシーンが描かれるうえに、そんな少女の母親が追い討ちをかけるように「これでお前も客が取れる」なんてほざいちゃうしレイプ犯もお咎めなしで逃げ出しちゃうしでもう腹立って腹立って…。確かに僕はロリコンですが、実際に少女に手を出すような奴は万死に値する、少女は「その美しさをただ遠くから鑑賞するためのけして手を触れることの許されない至高の存在なのだ」という揺るぎない信念だけは持ち合わせている、自称・誇り高きロリコンなのでこういう少女が理不尽にも蹂躙されて復讐もせずに逃げ出しちゃうようなストーリーは嫌いです。最後、これが監督自身の半生を元にした物語だと語られる訳ですが、でも、これを許せば結局不幸自慢映画が巷に溢れ返ってしまうことになりませんか?映画はただ不幸な現実を再現するだけのものではなく、その向こうにある真実を描くことにこそ価値があると僕は考えます。ということで、本作を純粋に映画としてみるなら、後のアカデミー賞女優J・ローレンスのその才能の萌芽を随処に感じ取れることと冒頭のクロエ姫のパンティぐらいしか価値はないと思います。監督は本来は女優さんとのこと。この二人の才能を見出したということは、その女優としての才能は確かなのかもしれませんね。[DVD(字幕)] 3点(2015-04-01 12:42:04)

1315.  MUD -マッド- 《ネタバレ》 怖がらなくていい、俺の名前はマッド。この川の中州で何をしているかだって?人を待っているのさ。違う違う、男じゃない。俺のガールフレンド、ジュニパーさ。そう、彼女は最高に良い女なのさ――。森と川に囲まれたアーカンソーの田舎町。貧しい家庭に育つ14歳の少年エリスは、ある日、川の中洲に隠れ住む怪しげな男、マッドと出会う。別居騒動に揺れる両親から逃れるように、エリスは大の親友ネックと共に、怪しげな魅力を放つ彼の元へと足しげく通うことになる。やがて、彼の本当の目的を知ったエリスは、そんなマッドの恋焦がれる相手であるジュニパーが町のモーテルに泊まっていることを知るのだった。二人の恋の駆け引きの連絡役となるエリス。だが、彼は次第に男と女の複雑な心の機微に打ちのめされてゆくことに。やがて、彼が警察やマフィアから追われる身であることも明らかとなり、エリスは更なる現実の理不尽さに翻弄されてゆく…。豊かな自然に恵まれたアメリカ南部の田舎町を舞台に、思春期を迎えたばかりの多感な少年と愛する女性を一途に追い求める孤独な男との交流を丹念に描いた青春物語。最近、何かと大活躍のM・マコノヒーが主演ということで、殆ど予備知識もないままにこの度鑑賞してみたのだけど、うーん、はっきり言って僕には本作の魅力がさっぱり分かりませんでした。取り敢えず、監督の過去の作品を調べてみて納得。なるほど、世間ではけっこう高評価なものの僕にはただ単純につまらない映画だとしか思えなかった「テイクシェルター」の監督だったのですね。「テイク~」よりは格段に観易くなったとは言え、この人の映画ってやっぱり僕の感性とは対極に位置するのか、僕は今作においても良い観客となることが出来なかったようです。何が合わないかって、まず第一にこのマッドという男の女性に対するストーカーまがいの独り善がりな愛情表現でしょう。男を振り廻すビッチな女に翻弄され、中州でただひたすら彼女が来るのを待つ男…。僕には、ただ愚かで気持ち悪いとしか思えません。第二に、その〝蛇〟やら〝手造りで船を造る〟というあからさまな宗教的メタファーの扱い方。最後までなんだか妙に鼻について仕方ありませんでした。これはもう相性の問題なのでしょうが、世間でどれだけ高評価されようと僕は断固としてこれは「つまらない映画だった」と言わせてもらいます。[DVD(字幕)] 4点(2015-03-28 20:42:19)(良:1票)

1316.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 いまさら言うことでもないだろうけど、インドという国はまだまだ若い。日本の高度経済成長期のように、誰もが前を向き、誰もがただ幸せになることを夢見て努力した結果、国全体がどんどんと豊かになろうとしている。ただ、努力すれば誰でもある程度の中産階級以上となることが出来たあのころの日本と違い、激化する競争社会の弊害により貧富の格差は拡がるばかり、プレッシャーに負けた若い学生の間には自殺が流行し、そして社会の鬱憤が爆発するかのように多発する女性への暴行事件…、そんな負の側面を抱えながらも、それでもまだまだ若い活力に満ちたインドの人々は豊かさを追い求めてしっかりと前を向き歩き続けている。今作の主人公である、ランチョーを初めとする3人の若者たちもまた未来に目を向けている。だが、地方から出てきて全国でも有数の工科大学へと入学した彼らだったが競争社会が生み出す矛盾や悲劇へと直面してしまうことに。「こんな社会を少しでも変えたい!」。シンプルにそう願う彼らと、競争主義の申し子のようなステレオタイプな学長との闘争をいかにもインドらしくエネルギッシュで猥雑にそして時にはきつい毒を滲ませたギャグの数々で描き、そんな社会的矛盾を軽快に笑い飛ばすこの映画は今のインドという国を象徴しているように僕には思える。まさにこれぞ〝ボリウッド〟という過剰なまでの人生賛歌コメディなのに、最後まで全く押し付けがましくなく、ちゃんと社会の闇を直視しながら素直に笑って泣けて元気が出る良質のエンタメ映画に仕上げてしまうところは、いかにも活力に満ちた若い国のなせる技だろう。最後、次々と回収されてゆく伏線の数々もよく練られていて見事だった。正直、これまでインド映画というものをほとんど観てこなかった為、中盤までは「この題材で3時間はさすがに長すぎないか?」と思っていたのだけど、この底抜けに明るい雰囲気と、パワフルで魅力的な音楽の数々、ほとんど無駄のないシンプルなストーリーとで最後まで一気に見せ切るところなど素直に驚嘆させられた。久々に観ている間こんなにも楽しく、観終わってこんなにも爽快な気分になれる映画に出会えたように思う。こんな無邪気な映画を嫌味なく創れるインドという国の若さが僕には羨ましい。最近嫌なことがあって少し落ち込み気味だった僕の心には、まだ彼らの歌声が明るく鳴り響いている、「兄弟、きっと、全てうま~くい~く♪ 」。[DVD(字幕)] 8点(2015-03-14 22:54:49)

1317.  サラの鍵 《ネタバレ》 1942年、ナチス占領下のフランス、パリ。ヒットラーによるユダヤ人狩りが猛威を奮い始めていた。家族と共に、これから幸せな人生を送ると信じて疑わない無垢な少女サラもそんな歴史の荒波へと巻き込まれてしまう。突然、家へと押し入ってきたフランス警察によって連行されそうになったサラは、機転を利かせて幼い弟を納戸に隠すのだが、奇しくもそれが悲劇へと繋がってしまうのだった――。そんなサラの哀しい人生と現代を生きる女性ジャーナリストの姿を交互に描いた哀切なヒューマンドラマでした。とにかくサラを演じた子役の演技が素晴らしく、理不尽な現実に翻弄されながらも弟のために必死にパリへと戻ろうとする彼女のひたむきな姿に涙せずにはいられません。極限状況に追い込まれ全く頼りにならない周りの大人たちを尻目に、サラは共に逃げ出した少女の助けもあってなんとかパリの元自分の部屋へと辿り着きます。だが、大事に守り続けてきた鍵を使って開いたドアの向こうには…。惜しむらくは、ここでこの作品がピークを迎えてしまったこと。そこから物語の焦点がぼやけてしまったのか、散漫な展開となってしまった面は否めない。後半、もっと罪悪感から鬱とアルコール依存で苦しむサラの姿をちゃんと描くべきだったと思う。それでもそれを補って余りある、茫漠とした歴史の闇に消えざるをえなかったサラの哀しい人生には深く胸打たれました。あの時代、暗黒のヨーロッパ大陸で、こんな子供たちが果たして何人いたのだろう。観終わったあと、ナチスがいかに人間として許されないことをしたかをあらためて思い起こさせてくれる秀作であったと思います。これから新たな時代を生きていく、彼女と同じ名前をつけられた幼い少女サラには、決してこんな哀しい人生を歩ませてはいけない。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-14 10:03:43)

1318.  セッションズ 《ネタバレ》 僕が裸になるとき、たとえば着替えや入浴の介助を受けるとき、周りの人はいつも服を着ていた。それがいま、裸の君と一緒にベッドにいるのが僕は本当に不思議なんだ――。マーク・オブライエン、38歳、子供のころに患ったポリオが原因で全身に麻痺という障害が残ったものの、電動ストレッチャーで大学に通い、今では詩人兼ジャーナリストとして立派に生計を立てている。とはいえ、彼は一日の大半をベッドの上で過ごし、ヘルパーの介助なしでは外出することも出来ず、一人では食べることはおろか排泄の処理をすることも出来ない、そしてもちろん「童貞」。そんな彼がヘルパーの若い女の子に失恋したことをきっかけに、とある決心をするのだった。それは「死ぬまでに、人間として一度でいいから誰かとセックスしたい!」。障害者仲間のつてを伝って、セックス・セラピストをしている人妻シェリルとコンタクトを取るマーク。彼女との計6回のセッションを通じて、彼は初めて人間としての喜びを全身で味わうのだった…。重度の障害を抱える実在の詩人が著した体験記を基に、障害者と性という極めて重いテーマを終始ほのぼのとした軽妙なタッチで描いたヒューマン・ドラマ。こういう主題を扱うのって、結局「障害者だって一人の人間なんだ」という誰も反論しづらい説教じみたお話になるか変に露悪的になりがちで極めてリスクの高い選択だと思うのだけど、本作ではそんなリスクを監督の絶妙のユーモア感覚で飄々と取り払い、素直に笑って泣けて主人公マークの「童貞卒業」を心から応援したくなる人間ドラマの佳品へと仕上がっておりました。「神も君なら許してくれるだろう」と仕方なく応援してくれる神父さんや、無表情に淡々と手助けしてくれる中国人の女性ヘルパー、そして何より深い愛情でもってマークとセックスしようとするセラピスト…、そんな個性豊かな魅力に満ちた登場人物たちも物語を優しく彩っています。そして本作が何より優れているのは、〝障害者と性〟という問題から出発しながら、次第に〝性欲と恋愛〟という人間本来の普遍的なテーマへと見事に昇華させたところでしょう。セックスから始まる恋愛、恋愛の過程で交わるセックス、いずれにせよ互いの身体を必要とし合うことで自分の価値を確認したいと願う男と女…。軽妙でありながら、人間のコミュニケーションのあり様を優しい目線でもって見つめた良品。お薦め。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-11 18:54:28)(良:2票)

1319.  めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 1923年、英国、精神の病を患う人妻ヴァージニア・ウルフは閉塞感漂う田舎で「ダロウェイ夫人」という小説を執筆していた。1951年、ロサンゼルス、郊外の一軒家で一見幸せそうな生活を送る一児の母ローラは何もかも捨てて逃れてしまいたいという抑えきれない欲求に苦しんでいた。2001年、ニューヨーク、長年出版社で編集の仕事をしているクラリッサはエイズを患う初老の作家であり自らの私生活でも因縁浅からぬ関係があるリチャードの文学賞受賞記念のパーティーを開こうと奮闘していた。そんな時間も空間も超えた全く関連性のなさそうな3人の女たちの、人生の転機となったとある苦悩の一日を重層的に描く文芸作品。かつて文学青年だった時代に、世界の有名な文学はだいたい読んだつもりになってましたが、この「ダロウェイ夫人」はその名前はもちろん知っていたのだけど恥ずかしながら未読のままでした。確かに、そんな原作を読んだことのない僕のような人間でも、この綿密に考え抜かれた編集や、実力派の役者陣が織り成す熱演、全編に漂う上品で静謐な雰囲気とで、ちゃんとこの暗鬱な世界へと惹き込む監督のセンスはなかなか秀逸だと思います。ただ、この女を家庭という牢獄へと縛り付ける男社会の論理に必死に抗おうとする三者三様の女たちという、この全編を覆ういかにもなフェミニズム臭には若干辟易させられましたけどね。20世紀初頭のウルフは入水自殺し、近代を生きるローラはなんとか死なずに逃げ出し、そして現代を生きるクラリッサは逆に男を自殺に追い込む…。この、時代の変遷と共に強くなる女たちという、フェミニズムの戦いとそれがもたらした功罪を充分勉強させてもらいました。だからといって、映画として良かったかというと、まあ6点かなってのが正直な感想ですけどね。取り敢えず、こういう映画を観るとやっぱり結婚は人生の墓場だって思い知らされるんだよね~。うーん、やっぱ、いつの時代も女って面倒臭い(笑)。ただ、結婚しない人生はもっと墓場だったかもって、最近思い知らされることが多くなった独身生活38年目の僕なのでありました(泣)。[DVD(字幕)] 6点(2015-02-02 18:07:16)(良:1票)

1320.  ダークスカイズ 《ネタバレ》 育ち盛りの二人の子供とまだまだ残る住宅ローンを抱えながら、失業してしまったダニエル。不動産の営業をしている妻の稼ぎで何とか生活している彼とその家族たちに、追い討ちをかけるように不気味な出来事が起こり始める。壁に描かれた謎の模様、夜中にキッチンへと幾何学的に並べられた食品、一斉に無くなってしまう家族写真、さらには愛する二人の息子たちにまで黒い影が忍び寄る…。人智を越えた存在によって、どんどんと追い詰められていくそんな平凡な家族の恐怖を描いた、とっっってもシンプルでベタベタなホラー作品でした。いやー、つまんなかったっすね~、これ。何処かでさんざん見尽くしてきたような既視感満載の怖がらせ映像(たいして怖くないけど)が、まるで切り貼りしたような繋がりの悪い編集で描かれておりました。お口をあんぐり開けた主人公が、突然鼻血をぼとぼと垂れ流すってシーンには思わず失笑です。それに無駄なエピソードも多すぎます!失業中の主人公がようやく採用されたとか、思春期を迎えた長男の淡い初恋とかのエピソードも、最後まで何の意味があったのかいまいちよく分かんなかったし。そして、最後にとうとう姿を現す宇宙人の造形もびっくりするぐらいチープな代物で唖然としちゃいました。どうでもいいけど、女の子とチューして軽く胸を揉んだだけで、思いっ切り童貞のまま宇宙人に連れ去られちゃった長男くんはかなり可哀相だね。最後、通信機から聞こえてくる彼のメッセージは「最後までヤっとけばよかった…」だったりして(笑)。[DVD(字幕)] 3点(2015-01-23 13:00:04)

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