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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 162
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/20048/
ホームページ http://www.geocities.jp/narusetarou/index.html
年齢 61歳
自己紹介 『のんきと笑いは世界を救う!!』
救われて欲しいな、世界も、子供たちも。

今年のキャッチフレーズは、
『LOVE&のんき&PEACE』

優しい地球 残そう子どもたちに
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html

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121.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 個人的には私も、【るーすさん】の意見↓に賛成します。グロリアが、本当に生きているのかそれとも死んでしまったのかは、この映画を観ている個々人の「想い」が決めるべきでしょう。 私は、カサベテスは常に、コミュニケーションが困難な現代にあって、人と人とがいかに分りあえるかについて、そのための人々の悪戦苦闘を真正面から描いてきた人だと考えています。 思えば、『愛の奇跡』(‘63)では、父と子の、『こわれゆく女』(’75)では、母と子ども達の「再会」が実に感動的に描かれていたではありませんか。本作では、只それがクライマックスになっているのだと思います。ラスト、墓場で、グロリアを見出した少年は、長い長い歓喜の時間を駆け抜けていく。グロリアに飛びつき抱きかかえられた彼は、彼女が身に着けていたカツラを放り投げると同時に、何と!スクリーンを見つめる観客達に向かって満面の笑みを投げかける。その瞬間全ての時間はストップし、映画は終わる。これこそは、作者カサベテスが投げかけた我々観客へのウィンク!(ゆえに、私はこのラストに百万遍でも泣けるのだ。) もちろん、誰もが知っているとおり、現実はこれでハッピー・エンドというわけにはいきません。人生はまだまだ続くのだし、分り合うという状態が常にいつまでも続くわけではないだろうから。だからこそ、カサベテスはその後も映画を撮り続け、最期の時まで観客に向けて新たなウィンクを投げかけようとしていたのではないでしょうか? 10点(2003-10-14 14:41:40)(良:2票)

122.  獅子座 師ジャン・ルノワールの『素晴らしき放浪者』へのオマージュか? ヌーベルバーグの盟友であるクロード・シャブロルの遺産相続のエピソードを元に、エリック・ロメールが長編処女作として撮りあげた獅子座生まれの楽天的で呑気な四十男のパリ放浪の物語。かくいう私も獅子座生まれの40男です。 10点(2003-10-14 12:08:41)

123.  まあだだよ 《ネタバレ》 題名の元となる同窓会での師弟の掛け合いのシーンは、黒澤ならではのダイナミックさと純粋さが、大いに胸を打つ。空襲で周囲が焼け野原となり、バラックのような小さな家で年老いた夫婦の暮らしぶりを、季節の移り変わりと共にロングショットで端的かつ抒情豊かに表現してみせる演出は、処女作『姿三四郎』を思わせ、やはり、ただただ感涙。8点(2003-09-27 16:56:27)

124.  そして人生はつづく 《ネタバレ》 公開当時、『友だちのうちはどこ?』と続けてみたから特に面白かったのだけれども、例の↓「ワールドカップの準決勝をみることの方が、死んだ者を悲しむより大事だ」と言い切るおじさんの逞しい笑顔が眩しかった。題名もいい。8点(2003-09-27 15:28:46)

125.  赤い河 《ネタバレ》 葬儀のシーンで、西部劇の神様ジョン・フォードへ敬意を表するかのように、青空にぽっかり浮かぶ白い雲がゆっくりと画面を横切っていきます。でも、堆く積まれた食器が崩れる音で、牛達が大暴走をおっ始めるくだりは、正にハワード・ホークスの面目躍如! 牛の刻印につけられるマーク(ジョン・ウェインの役名Dunsonの頭文字Dと河をあしらった2本の波線)は、その後、『リオ・ブラボー』『エル・ドラド』『リオ・ロボ』で、ジョン・ウェインが締めているベルトのバックルのデザインへと引き継がれていきました。*これって、映画評論家・山田宏一氏の受け売りですが...(;^_^A 10点(2003-09-12 20:47:09)

126.  バックマン家の人々 正直言うと、それまでのスティーブ・マーティンって、その存在感が「なんか映画に適わないな」(はっきり言っちゃえば“ウザイ”)と感じていた(まあ、こういう役者は、実はアメリカ映画では結構いたりするのだけれど...)。しかし、本作の彼は、素直に良い! 家族を想い孤軍奮闘する姿が、公開当時まだ独身の私が観ても、とても感動的だった。もちろん、当時ロン・ハワードの演出が冴えわたっていたこともあるだろうが、あれから十数年、主人公と同様、今や家族を持つ身となった私がこれを観返したら、一体どんな感想を持つのだろうか?8点(2003-09-12 20:43:31)

127.  友だちのうちはどこ? 《ネタバレ》 見知らぬ街の行ったこともない友達の家を探し当てるというのは、主人公の少年にとって、恐らく清水の舞台から飛び降りたような思い切った冒険であったに違いない。残念ながら目的を果たせず家路に就き、ぐったりと床に横たわって、無力感に打ちひしがれる彼を慰めるかのように吹きこむ風が、観る者の胸を打つ。そして、ラスト。「最早、これしかない!」という(まるでルビッチの映画のような)窮余の機転が、少年と友人を救うことになる。拍手!!9点(2003-09-12 20:30:44)(良:1票)

128.  パリの恋人 もう何度も観ているはずなのに、なぜかお話が一向に思い出せない。それでも、ミュージカル好きな私を惹きつけて止まないのは、オードリー・ヘップバーンが自ら歌い踊っていること。おまけにお相手がダンスの神様フレッド・アステア、曲と詞は、20世紀の偉大な音楽家ガーシュイン兄弟ときているからゴキゲンこの上ないのだよ。“S'Wonderful”なんて、こうしてコメント書きながら、思わず口ずさんじゃうもん!9点(2003-09-12 20:24:52)

129.  ベニイ・グッドマン物語 《ネタバレ》 ヴィブラフォンの名手ライオネル・ハンプトンが、食堂のおやじに扮して登場し、主人公たちの目の前で、いきなり、名曲「アバロン」を弾き出す。このゾクゾクする高揚感と存在感こそが、「私の考えるJAZZ」10点(2003-08-09 17:55:11)

130.  裸足の伯爵夫人 《ネタバレ》 何よりも映画的=感動的なのは、踊る素足のクロースアップから登場するエヴァ・ガードナーのテクニ・カラーによる美しさ。(『カサンドラ・クロス』とかでしか彼女を観てないそこのあなた、これは必見ですぞ!)こりゃあ、伯爵ならずといえどもぞっこん入れ込むわな。『めまい』のキム・ノヴァクと同様、あまりにも身勝手な男の思い込みによって、結局女の方が悲劇的な結末を迎えるというのが、逆に男性映画ファン(って、もちろんオイラのことですけど)の琴線をくすぐる。故に、妖艶な魅力により男を破滅に陥れる「運命の女(ファム・ファタル)」と呼ぶには、ちょいと可哀想か。それでも、終始ハード・ボイルドを押し通すボガードの身振りと語りも含めた確信犯的なマンキウィッツの演出は、大胆かつカッコ良く決まっていて、これも、れっきとしたフィルム・ノワールじゃん!とオイラは思うんだな。10点(2003-08-09 17:53:03)

131.  果てなき船路 辛く苦しく終わりのない船上労働者たちの、暗くて救いのない物語ではありますが、室内(船内)に斜めに差し込む光が、観る者の心にどこか「救い」を感じさせてくれます。  本作では、「映画の神様」ジョン・フォードならではの、ドイツ表現主義とは一線を画した光と影の妙、いわば"一条の光"(どん底の中に生まれ出でる微かな希望)をスクリーンに映し出して秀逸かつ心憎い演出が存分に堪能できますです、ハイ。10点(2003-06-20 23:30:35)

132.  グリード(1924) あらゆる映画のナンバー1『グリード』。  この映画のオリジナルは本当は一体何時間何分あるのだろうか?今観ることのできる最長のバージョンは何時間何分あるのだろうか?  私が観たものは、確か100分にも満たなかったはずである。したがって、「本作を観た」とは正確には言えない。観たのはこの映画の”断片”に過ぎない。  ただ、幸運だったことに、本作(の断片)を観たのは、十数年前に青山にある草月ホールで行われた特別上映会。しかも、故淀川長治氏の解説付き。  本作の魅力については、すでに様々な所で氏から聞かされてはいたが、この日はちょっと違った。氏は、いつにもなく興奮し、大きな身振り手振りで、今から上映するこの映画(の断片)の見処を余すことなく我々観客に伝えてくれようとした。普通の映画なら、もうこれでアウトである。映画の天才語り部・淀川氏の解説が醸し出す映画の魅力が、作品本来の魅力を遥か凌駕してしまうことが度々あるからである。そのおかげで、私はどれくらい割りを喰ってきたことか(笑)。  だが、本作は違った。腐っても鯛、いや相手は映画史上最強の横綱『グリード』(の断片)である。冒頭からすでにスクリーンに投影される映像の途轍もない存在感に圧倒される。物語やキャラクターも強烈だが、何よりも画の迫力が凡百の映画とは訳が違う。耳にタコなほど聞かされていた有名な死の谷のラストシーンも、非常に鮮烈であった。ゆえに上映が終わった後しばし放心状態、汗びっしょり。もう、しばらくは映画観るのは止めようと思ったくらい。  嗚呼、このような体験あればこそ、私は夢見る。『グリード』が観たい!9時間はあると言われている完全版は望むべくもない。現存するならせめて4時間版を、私は是非とも観たい!! 断言してもよい。もし、観ることが叶うのならばのならば、地獄に落ちたって構いやしない。(そうですよねえ、STING大好きさん)10点(2003-06-20 23:28:58)(良:2票)

133.  冒険者たち(1967) 10歳で初めて観た時も40歳になった今観返してみても、感じることは同じ。恋する女と無二の親友を失い、ただひとり残されるリノ・ヴァンチュラの「淋しさ」になぜだかとても共感してしまうのだ。9点(2003-05-13 18:05:43)

134.  教授と美女 アクション映画の天才H・ホークスが撮った、『ヒズ・ガール・フライデー』や『赤ちゃん教育』などと並ぶスクリューボール・コメディの傑作。後の、有名ジャズメンが大挙して登場する『ヒット・パレード』は本作のリメイクだが、映画の出来は、あまりにも、あまりにも魅力的なバーバラ・スタンウィックが登場する本作が数段上である。 嗚呼、G・クーパーとの暗闇でのキスシーンの彼女の瞳の輝きよ!! それから、クライマックスのホークスならではの仕掛けも秀逸ですぜ!10点(2003-04-16 20:44:41)(良:1票)

135.  緑の光線 長年コンビを組んで数々のカラー映画の傑作をものにしてきた名カメラマンのネストール・アルメンドロスと袂を分かって、撮影を含めた少人数(確か3人)の女性スタッフを使い、なんと16mmフィルムで撮られたエリック・ロメールの逸品。この映画の題名の元になっているラストシーンに見られるように、全てを意のままに操る映画の"達人"は、お天気までも自家薬篭中のものにしてしまうのだ。9点(2003-04-16 20:07:54)

136.  ダーク・スター なんせ20年以上前に観たきりなので、あまり覚えていなかったのですが、皆様のレビュー↓を読んで、記憶が蘇りました。ビーチボールのエイリアンって、傑作TV・SFシリーズ「宇宙船レッド・ドワーフ号」にも登場するのですが、これって前にもどこかで観たことがあるけれど、どうしても思い出せなくてなんかもやもやしていたところ、やっと解決し、気分が晴れました。どうも、ありがとう。いやあ、久しぶりに観たいなあ。8点(2003-03-16 11:35:10)

137.  女と男の名誉 初めてJ・ニコルソンを格好いいと思った映画。ちょっと実の娘に肩入れしている感じはするが、当時齢80歳にならんとするJ・ヒューストンの演出は、まだまだ冴えておりましたなあ。8点(2003-03-01 14:10:15)

138.  日本沈没(1973) 公開当時、足を運んだ錦糸町楽天地の映画館は、異様な熱気に包まれていた。東京大地震のシーンにおける「墨田・江東は全滅です。」という報告に、驚きとも溜め息ともつかぬ声があがり場内が大きくどよめく。続々と押し寄せる避難民のために丹波首相が電話で皇居の門を開けるよう懇願するシーンでは、歓声と拍手が場内を包む。昔を思い出したのかすすり泣く年配客もいる。関東大震災や東京大空襲で多大な被害を被った土地柄ならではの、この実感のこもった反応に包まれて、まだ小学生だった私だが、他のどのパニック映画より強い緊張感を抱いてスクリーンを見つめていたのであった。8点(2003-02-18 17:07:51)(良:1票)

139.  穴(1960) 昔の才能のある監督は皆そうだと思うが、余計なものを描かない。つまり、省略が上手い。掘って溜まった土を棄てるシーンを撮らなかった↓のは、単にこの映画の展開に適わなかったからじゃないでしょうか。この辺の処は、自身の実体験に基づいて原作を書いたジョゼ・ジョバンニに聞いてみない(あるいは原作にそういう描写がある?)と分かりませんが・・・。そういう訳で、この映画の評価が下がることには決してならないのでは? 確かに、『肉体の冠』は傑作です。というより、全部を見たわけではありませんけど「ジャック・ベッケルに凡作なし!」と宣言してしまいましょう。10点(2003-02-07 17:29:04)(良:1票)

140.  浮雲(1955) 『アデルの恋の物語』でも書きましたが、ダメな男をひたすら愛し続ける女の悲劇を描いた傑作がここにもありました!灼熱の太陽がふり注ぐインドシナから始まって、冷たい雨の降り注ぐ屋久島までの道程を「やるせなさ」の名匠・成瀬巳喜男があの小津安二郎もため息をつくほど見事な演出で描いています。10点(2003-01-11 14:44:54)(良:2票)

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