みんなのシネマレビュー |
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121. きさらぎ駅 《ネタバレ》 インターネットミームからよくここまで映画にできたなあと(笑) 前半は、こういうフリーホラーゲームあるよね?という展開。演出とかはチープなんだけど、個人的に好みの演出だったりで楽しめました。 後半は打って変わって、答え合わせのような感じ。ここで毛色は変わってきますが、いろいろと状況も変わり、観ていて楽しかったですb。[映画館(邦画)] 7点(2022-06-29 02:06:18)《改行有》 122. ザ・ブルード/怒りのメタファー 《ネタバレ》 前半から中盤にかけてはわりとかったるいなーという感じなのですが、ブルードの正体が判明して以降の展開は結構悪趣味で、そういった意味で盛り上がってきて面白かったです。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 01:58:34) 123. ドラゴンボール超 スーパーヒーロー 《ネタバレ》 破壊神が出てきたりスーパーサイヤ人ゴッド(の上の上)からマルチバース要素まで持ってきて、そして今更人造人間ってこれどうなの?とか思ってしまうんですが、これが観てみるとそれらが野暮なツッコミだったなーという感じでした。 確かにインフレし過ぎて強いんだか、どれだけすごいんだか、というのはわからなくなってきているのですが、劇中ピッコロさんは「なぜ文字が出るんだ!!?」と突っ込んでいるように、懐かしの無印の要素ありつつ、近年のドラゴンボールらしい派手で激しい格闘シーンなどはスクリーンで観ていて気持ちよかったです。 そしていつもはわき役になってしまっているピッコロさんと悟飯の活躍、トドメがいつものかめはめ波ではなく魔貫光殺砲というのも、やっぱり悟飯はピッコロの弟子なんだな、という絆が改めて確認できてよかったです。[映画館(邦画)] 7点(2022-06-29 01:56:27)《改行有》 124. 燃えよデブゴン 《ネタバレ》 デブゴンってこれまたひどい邦題だなーと思ったら原題の時点でFat Dragonってなってて、あー(笑)と思いました。 燃えよドラゴンというよりはドラゴンへの道、といった感じでしょうか。コメディセンスについては、盟友のジャッキーやユンピョウがいないため、ネタの爆発力には欠けるかなという感じですが、ブルース・リーを模したカンフーアクションやサモハン独自のカンフーアクションはなかなか見応えがあり、個人的には面白い作品でした。 一見ただのネタのようなサモハンが舐めてかかった敵を圧倒するのは観ていてとても気持ちがいいです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-29 01:46:58)《改行有》 125. トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 昨今の続編ラッシュの中で「マッドマックス/怒りのデスロード」に匹敵する部類の続編だと思いました。 いわゆる税金対策やネタ切れ、ノスタルジーありきの続編ではなく、前作に目配せしつつ、しっかりと「一つの作品」として作ってある点がまずよかったです。 ストーリーはいたって単純明快、しかし訓練からミッション遂行までメリハリがある展開でしたし、冒頭の飛行テストで「最初からクライマックス」の一歩前を見せてまずつかみはオッケー。続いて訓練シーンでは「化石おじさん」とバカにしてたヒヨッコ連中に「格の違い」を見せつけるくだり、そして敵に変な感情や同情を抱かせずただ単に「倒すべき敵」として感情を排除した設定などで、難しいこと考えずに純粋に映画の世界を堪能できる作品に仕上がっていました。 役者が戦闘機操縦してるとかは実際どうでもよく、随所に展開するドッグファイトの迫力だけでも「スクリーンで観てよかった」と思える作品でした。[映画館(字幕)] 8点(2022-05-30 22:32:50)《改行有》 126. 流浪の月 《ネタバレ》 非常に複雑な心境になる作品でした。 傍目からは誘拐、しかし実態は、家庭内が崩壊し、性的虐待を受けている少女と、ある事情から誰とも「つながり」を持てない青年の、ある種の純愛。 わきを固める陣営も、支配欲でしか愛情を示せない男、子供が重荷になり捨ててしまう母親、正直誰も幸せになってません。唯一バツイチのあの人だけ逃避できたようですが、末路はどうだか知りません。 それぞれの演者の演技も素晴らしく、異様に見えて、実はどこにでもある話、長い映画でしたが、全然長さを感じさせない作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2022-05-29 16:57:32)《改行有》 127. シックスヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 スピード感が前作に増してなくなったのと、登場人物がみんなバカな行動取りすぎ、というのはもはや野暮なのかもしれませんが、「嵐なんて全然来てねーじゃねぇか!」とか「なんで海に飛び込んだん?」とか「波が来て海にあんな変なのいるのになんで海上の施設(ただ浮いてるだけ)に行こうと思ったん>とか「なんでみんな船の縁にいたがるん?」とか、そういうこと突っ込みながら観る映画なので、まあそういう意味では楽しいかもしれません。 あと、けなげに陸をうにょうにょ歩いてくるサメ君がだんだん可愛くなってくるのはポイント高いかもしれません(笑)[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-29 16:41:19)(良:2票) 《改行有》 128. ファイブヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 サメが襲ってくるかもしれないのに船の縁に無防備に立ってたり、あれだけ仲間が死んでるっていってながら結局海に出るんかーい!とか、そういうことを機にするとキリがないのはわかってるんです。そもそも頭が五つってありえねーだろ(笑)とか。 とまあ、そういう野暮なこと言わなければ、結構ちゃんと作ってあるなぁという印象でした。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-27 02:30:40)《改行有》 129. 宇宙戦争(1953) 《ネタバレ》 前半から中盤までは確かにすこしかったるいというか、緊張感があまり感じられないかなぁという感じなのですが、初めて火星人が主人公らの前に姿を現す演出がさりげなくホラーだったり、淡々と世界の崩壊を語られる演出が逆に無情さを強調していてリアリティがあったり、実際に街々が容赦ないくらい破壊され、暴徒と化す人々の様子など結構迫力あるなぁと思いました。特撮は確かにチープですが、最終的に勝利の鍵は人間の知恵ではなくて自然、というのも、現在(2022年)世界を覆っている状況を考えても説得力あるなぁと思いました。[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-27 02:27:30) 130. 地球の静止する日 《ネタバレ》 先にリメイク版の方を鑑賞しており遠い記憶ながらあちらは結構特撮などでスペクタクル感があったような感じでしたが、オリジナルは、といえばSF的、と言える円盤やロボットは非常に短時間しか登場せず、異星人クラトゥと母子との親交、政府の操作網を出し抜く過程、など何方かと言えばミステリーやサスペンス、といった感じを受けました。 ただ、SF的なガジェットや世界観ではないけれど、クラトゥの真意や日常パートの地球と異星人とのギャップなど、そういった点がなかなか細かく描写されているので、派手さはありませんが面白かったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-27 02:22:07)《改行有》 131. ジュニア 《ネタバレ》 ※2022年5月20日更新 久しぶりの鑑賞。 普通に考えたら「んなわけねーだろ!」とは思うんですが、なぜかシュワちゃんとダニ・デヴィートならできるんじゃね?とか思ってしまうから不思議。 この時代ならコメディですんだと思いますが、ジェンダー云々の思想が広まった21世紀においては、「男性も女性と同じ産みの苦しみを味わって、互いのあり方を見つめ直す」とかっていう見方も、できるじゃないかと思いました。 まあ、そんな難しい思想のもと作られている作品ではないと思いますが(笑)[地上波(吹替)] 6点(2022-05-20 01:35:57)《改行有》 132. 雨あがる 《ネタバレ》 剣戟を主体とした単純明快な時代劇、というものではなく、どこかゆったりとした時間が流れている印象を受ける本作。 そのため、途中の御前試合や、道場主たちから逆恨みを買い、やむなく刀を抜くシーンが際立っていたと思います。 ラストも、いい余韻があり、たまにはこういうゆったりした作品もいいな、と思える作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-20 01:31:38)《改行有》 133. 死刑にいたる病 《ネタバレ》 これはなかなか凄まじい作品でした。 ゴアを前面に押し出した作品ではないけれど、冒頭と終盤に出てくる描写は「これって本当にPG12?」と思えるほど。 そして作品全体にただよう陰鬱さ。次第に闇に魅入られていく主人公、謎が解明されていく過程など、ゆっくりとですが着実にい追い詰められている感じがして怖かったです。 そして、カリスマ性があり、より異常性が際立つ殺人者も、実際に「あちら側の人ってこんな感じなのでは?」という印象。 前評判通り面白い作品でした。[映画館(邦画)] 7点(2022-05-20 01:28:53)《改行有》 134. ガメラ2 レギオン襲来 《ネタバレ》 1作目を劇場で見て以来、実に20年ぶりの続編鑑賞なのですが、今見ても特撮は褐色なく、むしろホラー要素もあって、ちびっ子が見たらトラウマになるんじゃね?というレベルの描写にちょっとびっくり(笑) リアリティのある演出や、ガメラの勇姿など、今見ても十分面白い怪獣映画でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-16 03:26:50)《改行有》 135. 親密さ 《ネタバレ》 個人的に「ハッピーアワー」と同じ魅力を感じた作品でした。 前半は「親密さ」という劇中劇の舞台稽古から、登場人物の心情を描き出し、後半は実際の舞台をフルで流す、という、ある意味実験映画みたいな構成で、単純な「面白さ」とは無縁の映画なのですが。知らず知らずのうちに見入ってしまう不思議な魅力がありました。まあ実際、後半は舞台をそのまま流してるようなものなのでそれが面白ければ見てしまうのは当たり前なのですが。 ただ、前半でも、所々映る夜景のショットや、空が白み始める中延々歩いて互いの心情を吐露する長回しの場面など、自分が「好きだ」と思えるところがたくさんあったので、そういう意味でも「自分好み」の作品でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-16 03:23:25)《改行有》 136. ベイビーわるきゅーれ 《ネタバレ》 冒頭のアクションで掴みはオッケー。だけどそこから繰り広げられるJK暗殺者2人のローテンションというか、ちょっと外した日常パートにあまり乗り切れず、「これ、俺ダメなやつかもしれない」とか思いながら中盤に差し掛かり、いつしか2人の魅力に取り憑かれていたという感じでした(笑) そして終盤の大立ち回り、特にラストの伊澤彩織さんのアクションは超がつく一級品。久しぶりに邦画でこんなすごいアクションが見られるなんて!と思わずテンションが上がってしまいました。 所々、セリフが聞き取りづらい部分はあれど、十分満足な作品でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-05-16 03:18:31)(良:1票) 《改行有》 137. シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 ウルトラマンに関しては全くの門外漢なので語るべきものはないのですが、特撮映画として自分はどうだったかといえば、まあ、怪獣プロレス的には楽しいと思えた半面、妙に説教臭くなる中盤以降からは「ほかでやってくれ」という印象のまま見終わってしまったので、いまいち作品世界に乗れませんでした。 まあそもそもそういう考えならば観るなって話なのですが。[映画館(邦画)] 6点(2022-05-16 03:12:56)《改行有》 138. 恐怖の洞窟 《ネタバレ》 低予算映画に対しては個人的に結構寛容というか甘いという自負があって、ある程度は楽しめる、と一応自負はしているつもりなのですが、これは久しぶりに底抜けにつまらないものを見てしまった、、、と思った作品です。 恐怖の洞窟、という割には嫣然怖くはない、というのは、まあ、いいとして、話が全然進まない、怪物の造形がチープ(これはまだいい)、主人公側三人(一応四人、うち2人は男)なのに対して相手側はただのデブ親父一人なのに逃げる努力をまるでしない、ランタイム80分なのにおばちゃんの無駄な回想が20分以上延々続く、しかも終わる頃にはほぼ終盤、と、演出やら展開やらが全然どっかに忘れてきてしまっているような出来。 まあ、ラストの投げやり感といい、結構こういう類のものを作ってる監督らしいのでなんとも言えないのですが、久しぶりにランタイムが3倍くらいあるんじゃないか?とか思ってしまいました。[インターネット(字幕)] 1点(2022-05-09 00:11:59)《改行有》 139. トリプルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》 前作が突然変異だ!というふわっとしたものだったのが今回は環境汚染が原因だ!ということでちょっとは説得力があるのか?という感じです。 冒頭からいきなりデデーンとサメが出てくるので情緒もへったくれもありませんが、まあそこはいいってこと。 登場人物が軒並み中なっかりなのも、まあ、ね。 しかし首切り落として新たにそこから新しい頭が生えてくるって、もはやそれはサメでなくてもいいのでは?と思ってしまいました。 あとダニー・トレホに似てるおっさん出てきたなと思ったらまさかの本人でちょっとびっくり。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-09 00:10:51)《改行有》 140. ダブルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》 今度のサメは頭が二つだ!と完全にネタ枠な気がしますが、特撮の安っぽさとかそこら辺を気にしなければ、案外と観られる作品でした。 襲われる連中がみんな二人いっぺんなのはちょっと笑いましたが。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-09 00:07:08)《改行有》
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