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プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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121.  マンハッタン 《ネタバレ》 もうメロメロです。これぞ大人の映画って感じで。タイトル文字の見せ方からして、粋。お洒落。モノクロのニューヨークが実にモダン。ガ-シュインの音楽で奏でられる街の1日の表情が、その空気を、そのムードを見事に伝えてくれます。インテリ作家のウッディ・アレンの手腕の良さ。大人の恋愛事情をはかなげに面白く見せてくれる、まさに都会的スタイルの映画。背伸びして観ていた学生の頃と違って、今ならよく分るこの味、このうまさ。 霧の中のデートシーンは名場面ですね。8点(2004-03-10 12:09:17)《改行有》

122.  2001年宇宙の旅 絵画のごとく観賞する。哲学は横に置いといて。ただ、眺めるように接すれば良し。自分の脳の限界を知ってからは、この映画をこのように楽しんでいます。すると、色々な事が見えてきます。 分かってきます。それは人にはうまく伝えられないけれど。精神トリップのできる貴重な映画です。8点(2004-03-10 11:43:59)《改行有》

123.  地獄の黙示録 《ネタバレ》 やたらとエネルギーを感じる映画です。これはコッポラ監督の執念でしょうか。観る方もまた、エネルギーを必要とする映画です。この映画程、戦争は怖いと言い切っていない映画も珍しいのではないでしょうか。確かに戦争はいけません。絶対にあってはならないものです。しかし、闘う、占領する、殺すといった行為を、ワルキューレの騎行に乗ってヘリが海岸線を飛んでくる場面で見せられた日には、胸の奥からズズズンと熱いものが込み上げ、ひたすら高揚感を覚える自分がいるのに気付かされます。人間の本能を刺激するというのか、眠っている闘争心を駆り立てると言うのか。それがこの映画のメッセージなのですね。そうした想いを正当化するために「狂気」という言葉が有り、その言葉の元、平気で戦える理由があると言う。狂気に駆り立てられた人々の行為をこれでもかと見せて、映画は終わります。観賞後もしばし、自分の中の「狂気」を沈めてリセットしなければならない 辛い映画でした。でも、この辛さを感じさせる圧倒的な内容には参りましたと言う他ありません。8点(2004-03-10 10:29:37)《改行有》

124.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 カンヌで賞を取った作品だそうで、公開時に観ましたが自分には難解でした。ドイツの歴史も知らないし、スタッフも?の名前ばかり。娯楽作でもないので、もう一度観ようという決意もしばし封印。でも、何年か後、深夜のTVでやっているのを偶然観て、「今なら、どうかな?」と想いビデオを借りて来ました。わずか3才で大人になることを拒否し、大人達の愚行(戦争であるし、愛欲であるし、その他もろもろ)を傍観する少年。ものすごい風刺ですね。また、子供が純粋な眼で見つめるドイツの現代史が(まあ、どこの国でも同じだと思いますが)その愚行の繰り返しであることを痛烈に訴えています。でも、子供が純粋?いえいえ子供が一番残酷なのでは。だからこそ、この映画もエログロを客観的に見せきっていますし、何の予備知識もない子供にとっては、馬の目から鰻がにょろにょろなんて平気なのでしょう。どことなく退廃的な雰囲気のある作品ですが、年をとって見ると、結構気に入る箇所が多々ある不思議な映画です。8点(2004-03-10 10:13:48)

125.  ノーバディーズ・フール 《ネタバレ》 自分にとっては隠れた名作です。人に話すのがもったないような、それでいて観て欲しいような、複雑な感情の沸き起こる映画です。アメリカの田舎の小さな町の、小さなお話。人生を半ばあきらめかけている、留まり老年をP・ニューマンが好演。その悪友にB・ウィリス。名女優J・タンディも出ていて、これだけでも見応えあり。監督がロバート・ベントン。「クレイマー・クレイマー」よりもこちらの方が大好き。雪の景色ばっかりで、寒く閉鎖的な街と人の心。でも、そんな街にも物語があって、逃げ出したい女、ここで死ぬまで暮らす老女、振り回される男など、変哲のないストーリーが展開するのだけれど観ている内に、人の善意、真心があふれてくる映画です。しみじみという言葉がまさにぴったり。8点(2004-03-09 13:02:48)(良:2票)

126.  狼たちの午後 《ネタバレ》 アル・パチ-ノ絶好調!という映画です。アメリカで実際に起きた銀行強盗を題材にしているのですが、行員達とのやりとり、解放されそうになっても人質として残る決意をした女性の話など、ほんまですか?の連続です。映画よりも面白いじゃないですか。 でも、映画として描かれているのは、アメリカの言わば「病み」の部分。同性愛者との結婚、頭の多少悪い男達の生きる場所の少なさ(何の計画性も持たない強盗犯。最初の方では仲間が逃げ出す始末)それでも銃を持ち犯罪に手を染めることの出来る事実。 彼等は決してヒーローではない。でも、町の人々の喝采を浴び、応援まで受ける。絶対の権力に対して、力のないものが反抗を見せるその姿に共鳴したのであろう。しかし、映画は犯行が失敗に終わり、仲間も1人殺されます。ヒーローにはなれない。厳しい現実をまざまざと見せつけられます。切なくなる映画です。その切なさを、思う存分1人の俳優によって味わうことのできる稀な映画です。アル・パチーノの傑作と思います。8点(2004-03-09 12:25:25)(良:1票) 《改行有》

127.  砂の器 《ネタバレ》 若い頃に観てもさしたる感動はなかった。ただ、重く暗い人間の人生を真のあたりにしたみたいで、映画館を出た時には、少し沈んでいました。しかし、40才になりDVDを観てみると、おいおい泣いてしまうのです。犯人の持つ宿命からの逃避。その宿命を暴き追い詰める刑事。サスペンスもさることながら、人間の犯したあやまち、汚点となる事柄との対峙の仕方など、見入る場面の多いこと。豪華キャスティングに負けない、名脚本で見せる立派な立派な映画。なんか、今日は思いっきり.打ちのめされたいなあ、の気分の時にぴったりの映画です。(そんな気分になる人がいるのか?果して)8点(2004-03-09 12:10:37)(良:1票)

128.  殺しのドレス 《ネタバレ》 ヒチコック監督へのオマージュということで、劇場に足を運び魅入った作品。当時、デザインの専門学校へ通っていたので、スクリーン上で展開する、色彩感覚やカメラの構図、音楽の使い方などに非常に感動した覚えがあります。センスとでもいうのでしょうか。人を不安な気持ちにさせる演出がうまく出来ており、この監督の非凡な才能を真のあたりにしました。ポスターも印象的でそこはかとなくエロティシズムを感じさせる仕上がりで、視覚的に興奮しました。デ・パルマの最も油の乗ってた時の作品ではなかったでしょうか。8点(2004-03-09 09:25:34)

129.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 中学生の頃、TVで初めてこの映画を観た。もの凄いスケールだな、圧倒的な映像やな。と、感心することしきり。そこで、原作本を購入。あまりの分厚さにたじろぐも、読破する決意のもと、頁をめくるが、映像の刷り込みがされているため、主役の顔、傍役の顔がすべて映画と同じ。そのせいで読みやすかったと言えば読みやすかったのだが。やっと読み終えたのが年末の31日。(約3ケ月)よく、あっと言う間でした、とか、夢中になって夜が明けたのもわかりませんでした、という書評を見るが、自分にとってこの本はそういう本ではなかった。何故なら、これは恋愛小説だからである。(苦手なジャンル)時代が南北戦争というドラマチックな背景のため、普通に恋する身分でも充分ドラマになるのに、大きな名のある良家の娘ともなれば、(性格も少しわがまま)波乱万丈が待っていない訳がない。映画にはまさにぴったりの内容。映画館で観た時には、長いなあと感じた部分もありましたが、昔の映画の丁寧な撮り方のほうに感心がうつって、これはこれで良かった。ほんと、1人の女性のたくましい生き方を、よくぞここまで描けたなあ、人生をここまで見せきったなあ。名画と言われる理由がよく分りました。8点(2004-03-08 19:25:33)

130.  ポリス・ストーリー/香港国際警察 《ネタバレ》 やっぱりジャッキーって凄い!何度も思った。1本の映画で、我を忘れて登場人物に声援(?)を送ったことは今までになかったが、この映画のジャッキーには心から応援したい、心からエールを送りたい衝動にかられた。あの、山の斜面の集落をぶっ壊しながらのチェイスシーン、傘1本で2階建てバスを追いかけるシーン、ラストのデパートでの格闘シーン、どれをとっても「そこまでやるか」のオンパレード。観ている者の方が、体温があがり、思わず声も出るというもの。「行け!ジャッキー」。体を張る、言葉にするのは簡単。でも、全世界でどれだけの俳優がそれを実践できているか?スタイル維持にジムにかよう、2~3ヶ月の特訓でボクサーの体を作る、今のスタイルを保つ為に保険を掛けているなどなど、能書きを並べる俳優を尻目に、我らがジャッキーはそんなこととっくにやってらっしゃる。ちゃんとこなしていらっしゃる。基本中の基本。それが俳優。観て楽しませて、感動させる。体の端々にまで、アクションを感じさせて、演じる。この映画の凄味は、それを実感できることである。8点(2004-03-08 16:19:42)

131.  グレン・ミラー物語 《ネタバレ》 うちの親父の世代にとっての名作。そして、自分にとっても名作です。音楽映画(ミュージカルとは違う)としても、伝記映画としても、軽やかで、とてもお洒落な印象を受けました。時代背景的には、決して晴れやかではないのですが。しかし、ムーンライトセレナーデや茶色の小瓶などが、モダンな雰囲気を画面一杯に醸し出すものですから、思わず心地良くなります。これらの曲が、今も充分愛されているのも、主人公の生き方を見れば分りますし、奥さんとの「愛」によっても、スタンダード(=不変)であることが伝わってきます。安心して観れる、そして聞き惚れることのできる映画です。8点(2004-03-08 15:56:42)

132.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 怖いです。心底怖いです。真冬の誰もお客のいないホテルを管理するという設定だけでも、もう駄目です。私ならいきません。どんなにお金をつまれても。この映画では、主人公の小説家が、ホテルに棲む亡霊たちに取込まれていくのですが、その過程がものすごく怖いです。ビデオで見直しましたが、年を重ねる程、怖さの増す映画ですね。狂気になりつつある様というのは、いきなりじゃなくて、徐々に、非常にゆっくりと進行していき、(ウィルスが蝕むように)ある日、糸がプツンと切れたようになるのですね。ニコルスンが素晴らしい狂人ぶりを演じて魅せます。何か、書いてる端からいやだな。生理的にも受け付けない部分はあるのですが、1本の映画でこれだけ影響を与えるとなると、評価せずにはいられないでしょう。8点(2004-03-03 19:16:56)

133.  タイタニック(1997) キャメロン監督、がんばりはったなあ。よく作ったなあ。ヒットしてよかったなあ。もちろん、感動したけれど、恋愛映画としてではなく、歴史上の大惨事として、豪華客船が沈没した、その事実を克明に絵にして見せた点にもの凄く心震えました。おそらくキャメロン監督は、妥協なき姿勢で臨んだのでしょうね。本当に水の恐怖、落ちて行く人、寒さがいやと言う程こちらに伝わってきます。あたかもドキュメンタリーのように。考えれば、乗客全てにドラマがあり、人生があったのですから。その悲劇は、劇的でないはずがありませんよね。8点(2004-03-03 18:42:12)

134.  リーサル・ウェポン 典型といえば典型。白人と黒人の凸凹コンビの刑事物なんて。でも、この映画は、魅せてしまうのですね。キャラの立ち方が他とちがうのでしょう。奥さんが死んで、自暴自棄になっている自殺願望の男と、寄る年波には勝てぬ男、変にリアルな設定で、互いに思いやり、心が癒される展開は、面白いですし、うまいですね。アクション映画と銘打つ割には、飛び抜けたアクションていうのがないんですよね。でも、ダイナミックという言葉がぴったりの場面転換であるとか、裸足で必死に犯人を追うシーンとか、非常にアナログ的な演出がいいですね。最後も格闘ですし。4まで製作されましたが、1作目の重さは後になるにつれてなくなり、コメディ路線になりかけていますが。まさか、続編ができるとは思ってなかったんでしょう。この完結スタイルも好きです。ドナー監督は手際よくまとめていますね。8点(2004-03-03 17:36:00)

135.  スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 内容とか、テーマとか、特撮とか、自分にとってはどうでもいいんです。この作品に限っては。何よりも、カッコ良いのは、オープニングタイトル。これだけ。この良さに惚れてDVDも購入。あの有名な曲とともに、Sのマークに続いて、文字がシュワ-と宇宙に消えていくところ。ああ、清々しい。心臓にサロンパスを貼って、コーラを飲んでいるかのような爽快感。宇宙に引き込まれるかのような躍動感。このタイトル演出だけで8点です。もやもやした日は、これ見てスカッと。なんか不純な見方ですね。8点(2004-03-03 17:25:18)(良:2票)

136.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 《ネタバレ》 大団円になるであろうラストの章。予測はできていました。また、大団円でなければ、満足しないでしょう。やはり3作通して見ると、1作目だけ別物という印象を受けます。2作,3作のつながりの方が強く、それだけのドラマチック部分を充分に用意しているからですが。この作品でも、特撮はその技術力はもはや映画の常識を変えるぐらいにまで進歩し、今見てもひけを取らない出来です。21年前の作品なのに、さすがです。新キャラクターのウォークも愛くるしい出来ですし、完成度は高いと思います。しかし、親と子、この絆で見せ切った2時間は、娯楽性とは程遠い位置に在ると思います。物語であることが前提で、楽しく見ることが難しくなって来ています。子供のように、無邪気ではいられない(1作目は無邪気なものでした)作り手の成長もあるのですが、サーガにとらわれすぎた感が否めないのは事実。映画史に残るのは残る作品ですが、やはり1作目の持つ力がそうさせているのだと思います。8点(2004-03-03 17:17:21)(良:1票)

137.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 すごく複雑な気持ちの映画です。前作が、超娯楽作として完結している描き方だったので、この作品の登場はワクワク半分、不安半分といったところだったのです。特撮やその魅せ方は、格段の進歩で、スター・ウォーズの世界へ誘うには充分。物語も続きを見たくなる展開で、「どうなるの?」の気持ちを観客にうまく持たせています。あと、ヨーダも面白いし、謎めいた雰囲気が、さすがフォースのお師匠さんといったところで、グッド。ただ、正統な続編というには、(2作,3作が連作という印象が強いです) 娯楽性よりも物語性が強く出てきていて、ダ-ス・ベイダ-がルークの父親なんて、とんでもないサーガになっていくんじゃないか?なんて、新たな不安を生み出した作品でもあります。決して出来は悪く無いし、見どころもたくさん、ダイナミックな演出に音楽も良い。単純に観れなくなってきた点だけが、少しさびしいのです。8点(2004-03-03 17:05:23)《改行有》

138.  炎のランナー 《ネタバレ》 イギリスらしいと言えばイギリスらしい映画。単なるスポーツものでなく、かといって選手の成功物語でもない。実在の人物だったことも、重みを与えているのか、映画全体のトーンはカラッとしたものでもなく、丁度オープニングの海岸線を走る、あのシーンのような空気が終始漂っています。この映画をみて、宗教そのものが素晴らしいのではなくて、信仰する人そのものが素晴らしいんだなあ、と感じた記憶があります。神のために走る若者。片や人種や差別の壁を取り払うために走る若者。スローで魅せるオリンピックのシーンは綺麗です。躍動感あふれる上に、絵画のような「美」を魅せます。アカデミー作品賞を取った映画ですが、全体の印象は地味です。でも、気高い映画です。バンゲリスの曲を聴くと、背筋がしゃんとなります。8点(2004-03-03 16:49:32)

139.  バックドラフト 《ネタバレ》 真夏に劇場で観たために、観終わった後、今の妻と「ビール飲みたいね」と感想をかわしたのを覚えています。それほど、炎の熱さを画面から感じました。熱いのは炎だけじゃなく、兄弟の葛藤も熱く、劇場内の温度がますますヒートアップという感じです。監督はロン・ハワード。「コクーン」が良くて、この監督が好きになったのですが、この作品もお気に入りになりました。この監督さんは、配役がうまいですね。カート・ラッセルやデ・ニ-ロ、サザ-ランドなどアクの強い俳優さん達も上手く魅せています。それぞれに見せ場を用意して。Tvなどの宣伝では、炎のシーンが頻繁に流れてましたが、あれは劇場で観た方が良いですね。USJのアトラクションでも経験しましたが、本当に熱いのと、熱い記憶が残るのとでは、劇場の方が臨場感がありました。音楽もいいですし、死んだ兄に変わって消防士として自覚をもってやっていく弟のアップで終わるのですが、音楽とすごくマッチしていてジーンと来ます。ちなみにDVDでみる時は、事前にビールを用意して観ています。8点(2004-03-03 14:06:24)

140.  スパイダーマン(2002) ヒーローたるもの、泣いちゃいけない。あきらめちゃいけない。どんな時も悪には勝たなきゃいけない。でも、この映画で謳われる「大いなる力には、大いなる責任が伴う」は、こんなちゃちな約束事ではない。力を備えた者として、どのように活かすか、どのように力ないものと生きるか、そして、どのように社会と関わって行くか。自分で考え、自分で決断する。スパイダ-マンがアメリカでも特別人気があるのは、学生がふとした偶然から超人になり、その生き方を成長物語として観ているからではないだろうか。映画の中では、確かに特撮はすごい、舌を巻く。あんなことや、こんなことも、もう何でも出来ちゃうんだ、今では。など、感動するが、やはり主人公の動向にこそ、注目したい。持ちたい力ではないが、実際に手に入れるとどうなるのか。力に溺れ、自分を見失う。それが叔父さんの死に繋がる。自分に問う。「何ができるのか」「何がしたいのか」その疑問に答えを出す為に、スパイダ-マンとして生きる。恋人1人の自分ではなく、自分を必要としてくれる大勢のための自分になる、その決意は熱い。その決意がこの映画の最も大きいテーマだと思います。8点(2004-03-03 13:35:47)

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