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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 173
性別 女性
ホームページ http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/
自己紹介 レビュワーになって丸15年が経ちました。

14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。

「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。
こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…

そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、
今年もどうぞよろしくお願いします・・・

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121.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 えっと、こういう青春モノは正直苦手です。 イマドキの若い子たちの風俗を全て否定するわけじゃないけど、なんだろうなぁ、軽いノリがカッコいいって信じてそういうふりをしているお子ちゃまたちの会話って、オトナがそれっぽく作っている映画で表現されると、なんか鼻に付くんだよね。今風を装っているんだろうけどそれが苦しいっていうか無理があるっていうか。 話も、タイムトラベラーなら全ての記憶を消してその時代への未練を残さないってスタンスこそがこの作品の真髄だと思っていたのにそれが根こそぎなくなっちゃっているのが残念だし。・・・ 知世ちゃんの実写版は未見なのですが、この作品の軽さが逆に実写版への興味を持たせてくれました。今度借りてみようかな・・・ [地上波(邦画)] 5点(2007-07-26 17:26:13)《改行有》

122.  コールド マウンテン きれいな映像だし、出ている役者もビックネームがいっぱい!それを惜しげもなく使い捨てのようにどんどん使ってます(笑)。観ている側を「お、あの人じゃん」とか「あらまこの人出てるのね」なんてそんな鑑賞の仕方も楽しませようという思惑なのでしょうか(だとしたらワタシは思う壺にはまったアホな客の一人かも)。でも役者以外は、特に話としちゃよくある純愛メロドラマであまり特筆すべきところはないですね。メロドラマにしちゃグロいシーンが多いトコぐらいでしょうか?助演女優賞のゼルウィガーもわざとらしさが正直鼻に付くくらいでしたし。これじゃ「21世紀の『風と共に去りぬ』」なんて言われても失笑を買うばかり。もうそういうコピー使うのはやめませんか?そういえば昔「将軍SHOGUN」が「東洋の『風と共に去りぬ』だ!」とか宣伝していたのを思い出しました。あれが「映画の広告とは信じちゃいけないモノだ」と知った最初だったかもしれません・・・[DVD(字幕)] 6点(2007-07-26 17:21:12)

123.  マレーナ 《ネタバレ》 えっと、悪くない思います・・・きれいなおネーさんと少年の儚い想い、非の打ち所のない絶世の美女に対する世のオバサンたちの凄まじいまでに見苦しい嫉妬だとか。でもそんな心の広そうなことをカッコつけて書いてはみても、アタシもやっぱり所詮は女なワケ。 オバサンたちも相当のワルだが、ボディコンの服着てシャナリシャナリ歩いているマレーナの方にだって原因がないわけじゃない。やっぱ女なら女の敵をつくっちゃダメなんだよね!そういうことにとことん無防備な彼女の行動にはどうも共感できず、当然思春期まっさかりの僕ちゃんのほうにもイマイチ共感できませんでした。オトコの人たちには分かる世界なんでしょーねー・・・最後はかっこいいご亭主が帰ってきて良かったです。やっぱかっこいい男性も出してくれないと、ね!二人で広場に入ってくるシーンは圧巻でしたな。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-20 15:52:32)《改行有》

124.  海の上のピアニスト 《ネタバレ》 ごめん、あんまり面白くありませんでした。主人公がスゴイらしいってことはわかるんだけど、どうも勿体付けたその性格はイマイチ共感できないし・・・ただあの淡い恋のエピソードはちょっとよかったかも。彼女が育ちがよいお嬢ってわけじゃなく、肉屋だか八百屋だかそれとも魚屋?とにかくなんかちょっと冴えない店屋の娘ってとこが妙に気に入りました(主人公が行方知れずになったときの誰かの「○○屋の娘のトコに行ったんだよ、きっと」っていう能天気なセリフが何故か大好きです。)でもそれ以外は、悪いけど可もなく不可もなしって感じ。船を降りたくないんだったら降りなくてもいいんじゃんって思っちゃう時点で、もう私の中ではこの映画は終わっていましたね。ごめーん、こういう思わせぶりな展開って悪いけど全然性に合わないようです(汗)。[地上波(字幕)] 4点(2007-07-20 15:47:39)

125.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 一言で言ってあざとい映画ナンバーワンですな。あどけなくかわいい少年、映画を愛してやまない朴訥とした善良なる老映写技師、某生保の広告でも有名なあの泣かせどころを心得た美し過ぎる音楽!んんんーもぉぉぉー、これはラストに向かって泣け泣け泣け攻撃の集中砲火じゃないですか!というわけで、その辺の製作者側の意図が見え見えって感じがしてしまい、この程度の評価になってしまいました。平均点下げてこめんなさい。それでも広場のへんな住人とかそういう脇のエピソードなどにくすりとかほのぼのさせてもらえました。こういうとここの監督上手いよね、悔しいけど。[地上波(字幕)] 4点(2007-07-20 15:41:01)

126.  日本沈没(1973) 昨日衛星でやっているのを、ついついみちゃいました。うーむ、♪チャラララーみたいな音楽に時代を感じますねぇ。ファッションや世相もちょっと前ならものすごくこっぱずかしいんでしょうが、ここまで時代が遠くなると登場人物たちの垢抜けなさもまた味わいに思えるから不思議です(笑)。 さて、本題の映画の内容に入りますが、丁寧に努力を重ねて作っているという製作側の姿勢が伺え、好感をもちました。特にこの感じ(音楽や配役)ならラストは絶対、「主人公たちの涙の再会そして抱擁」で終わるもんだとおもっていたのに、ちょっとやられましたね(すみません、当方原作は未読なので結構甘々なエンディングだろうとタカをくくっていました)。こんなラストの描き方なんかにも「今までと違う映画を撮ってやるぞ!」みたいな意気込みが感じられます。 そんなわけで、今回の採点は甘めでこんなかんじになりました。また見たい映画かと聞かれると、やっぱ一度で十分って気はしますが・・・ [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-07-04 12:25:13)《改行有》

127.  遠い空の向こうに この映画を鑑賞して気がつきました。私が好きな炭鉱モノはイギリス限定らしいということを。 いや、この映画だって悪くないですよ。話だって妙な中だるみもなくいい感じにまとまっていて面白いと思います。そういう点では「ブラス!」や「リトル・ダンサー」よりも優れているかもしれません。・・・でも、でもね、この映画には前述の映画たちにある「先行き不安な炭鉱町の行き詰るような閉塞感」とか「ややもすると捨て鉢にもなりかねない絶望感」が弱い。この映画が描くのは、明るく小奇麗な父と子の和解のドラマで、産業が移り行く中での人々悲哀はその父子愛のちょっとした背景に過ぎないのです。 テーマを絞り込んだ結果なのでしょうが、話としてきれいにまとまりすぎてしまった感じで、残念ながら強烈な印象というものは消えてしまった気がします・・・なんていうか、炭鉱モノ全てがワタシ好みというわけではないのだな、なんて当たり前のことに今更気付かせてもらった映画となりました。・・・ちょっと寂しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-02 13:08:55)《改行有》

128.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 シータがさ、滅びの呪文をパズーにささやいて教えたとき。 あのとき 「今、飛行石が反応ちゃったらどうすんだろ」、と 放映されるたびにそんなツッコミをお約束のように入れてしまうワタシ・・・ ホント宮崎さんって可憐な美少女好きなんだよね。そんなやっかみもあるから高い点数は入れられない・・・ でも好きですよ。DVDもうちにあるくらい(ほとんど観ないけど)。 [地上波(邦画)] 7点(2007-06-27 19:32:57)(笑:1票) 《改行有》

129.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 この映画を観るたびに、頭を過ぎるストーリーがある。それはテレビアニメ、ルパン三世のファーストシリーズ、第11話「7番目の橋の落ちるとき」。 別に特に似ているストーリーと言うわけではない。が、共に宮崎作品特有の可憐な乙女を救うために活躍するルパンの姿た描かれているという点に通じるものがあるこの2作品なのだが、私にとってはこの「見ず知らずのカワイコちゃんを助けるために鮮やかな手並みで仕事を為し遂げる『7番目・・・』のルパン」がこういう騎士的設定で認められるギリギリの姿なのである。だから、それよりコテコテと飾り付けられてしまった感のある本作は、どうしても引いちゃうんだよね。例えばヨーロッパの姫君とか、昔助けてもらったというエピソードとか、「おじさま」という呼び方とか、銭形のあのラストのセリフとか・・・ うーん、つまりさぁ、私の愛するルパンの女性守備範囲はやはりオトナの女が基本で、16歳のウブなお嬢ちゃんはちょっとした気の迷いっつーか、ほんのつまみ食い損ねぐらいに描いて欲しかったワケ・・・まあ、「7番目・・・」が30分足らずなのに対しこちらは劇場公開の長編なわけだから内容をクドくしなくちゃならないのもわかるんだけど、やっぱロリコンのルパンなんてのは観ているとおしりがムズムズしちゃう。・・・そんなもんなので、点数もこんなんです。ごめん、勘弁しといてください。 [地上波(邦画)] 3点(2007-06-27 14:43:02)(良:1票) 《改行有》

130.  となりのトトロ 《ネタバレ》 この作品は、言わずと知れたお子様向けジブリ作品ナンバー1であることは間違いない。お子様向けでありながら、昭和のノスタルジーを描くことでそのお子様たちの親御さんにもまた深い鑑賞に堪えられる。そんなところもこの映画の素晴らしいところである。 だから、この作品によって子育てを楽させていただいた私ごときに、何かを言う資格などもちろんないのだが・・・んでもさぁ子供が行方不明になっちゃって村は総出で池の底さらったりしているってのに、お父さんお母さん団扇かなんかで扇ぎながら談笑している場合じゃないでしょ!!いくらなんでも病院に連絡ぐらい来るだろうによっっ!まあ、このラストばかりじゃなくなんつーか、おばあちゃんはじめ村人いい人たち過ぎじゃないスか?よっぽどお父さんの上司の教授かなんかがここらのとっても人望のある大地主さんとかで、その肝いりでここに越してきたってこと?そうでもなきゃただのよそから来た都会のちょいインテリな一家に奇異な目こそ向けるけど、あんなに親切にいろいろ世話なんか出来ないよ!農家って忙しいんだからねぇ・・・ なんて今ではすっかり心が汚れてそんなどうでもいいことがやたら気になる人間になってしまいました。お子様向けのアニメ映画なのについつい熱くなっちゃうなんて私もヤキが回ったな。・・・確かにいい作品です。ご家族で楽しんでください。もしもうっかり私のように考える方がいたとしてもお子様方の前ではそれは禁句です。それは悲しい大人の世界の話ですから・・・(涙)。 [DVD(邦画)] 7点(2007-06-21 16:35:09)《改行有》

131.  フラガール 《ネタバレ》 ううーん、普通に面白いって感じですね。標準を保っているっていうか・・・ ワタシとしてはもうちょっと「さびれゆく炭鉱町の話」的色合いを出して欲しかったかな。完全に中心は「フラガール」たちだけなんですよね。そのせいか笑いと涙の結構ベタな人情モノのレベルにとどまっちゃったって感じ。 製作側としてはイロイロ欲張って散漫とさせるのを恐れたのかもしれないけど、もうちょっと群像劇的にしたほうが映画としての深みが出たんじゃないかなって気がします。どなたかも仰っていたけれど、フラの練習のシーンばっかでそのほかのハワイアンセンター建設の準備は唯一椰子の木が運ばれてきたシーンぐらいでほとんど描かれていない。推進派VS反対派の対立ももっと通り一遍でなく細やかに描けなかったものかと思うわけなんです。 特にトヨエツ扮するお兄ちゃんの存在はかなり中途半端。こりゃ「トヨエツも出てます」っていうぐらいの意味しかないじゃん!って感じです。女の子らがそれなりに頑張っているのに役者としてそれでいいんかい、トヨエツよ! というわけで、つまりは「リトルダンサー」や「ブラス!」を期待していったら「・・・ガールズ」とか「・・・ボーイズ」だったというワケ。それだって面白くないわけじゃないけど、やっぱワタシ的には物足りないなぁ・・・ああ、というわけで炭鉱モノの良作を求めてまたTSUTAYA通いの日々は続くようです。次は「わが谷は緑なりき」でも借りるかね・・・ [DVD(邦画)] 6点(2007-06-18 13:18:06)《改行有》

132.  ブレーキ・ダウン 《ネタバレ》 これこれ、この映画!!これさー、かなり怖いヨー。ホントどこにでもいそうな普通のおっさん連中がすっごい悪人だったりするとこなんか、参っちゃいますね。ちゃんと奥さんと子供がいて家じゃそれなりに父親やってるなんてさー。 「激突」に比べるとってご意見も多々あるようですが、別の味のサスペンスとしてはなかなかの佳作ですよ。銀行のシーンなんかハラハラしちゃったし、ワタシにはカーアクション云々はあまりわからないから、こっちのほうがストーリー的には好きかも・・・特に悪人をやってるJTウォルシュがいいねぇ。ホント悪いヤツやってるのがサマになっています。[地上波(吹替)] 8点(2007-06-14 16:23:15)《改行有》

133.  ブロークン・フラワーズ 《ネタバレ》 ビル・マーレー結構好きなんですけど、この作品に限ってはちょっと物足りなかったかも。いかにも女がほっとかない何となくいい男って感じは上手く出ていたとは思いますが、ちょっとアンニュイ過ぎかなーって(それって単なる男の好みの問題でしょうが)。 んなわけで、ワタシとしてはむしろ次々に登場してくるかつての恋人たちのほうが気になりましたね。「みんなそれぞれいろんなこと抱えて生きてきたんだろうなぁ」なんて。個人的にはシャロン・ストーンの演ったローラみたいに年をとっていけたらいいでしょうね。金銭的には決して恵まれちゃいなそうなのに、あんなふうにドンを受け入れられるなんてきっとそれなりに今幸せなんでしょうねぇ。反対にやだなぁってのは不動産屋やってたドーラだっけか?未練タラタラ跡ひくタイプっぽいっつーか。(ワタシ的には彼女が4人の中じゃ1番送り主っぽい気がします。モチロン子供の話はフィクションね。) 意外だったのはラスト近くになって急にドンが父親に目覚めちゃうところ。男って昔の女には興味があってもまだ見ぬ自分の子なんかにゃ興味ないのかもって思っていたけど、最後は哀れなほど醜態をさらしてしまっていて、ちょっと泣けました。 結局、「また観たいとは思わないけど観たことは後悔のない映画」ってとこかな。うーんこういうのは評価難しいです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-06-14 16:01:04)《改行有》

134.  イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 ・・・美しい映画です。オープニングのただひたすらに描かれる壁画の写し・・・それが何を表わしているのか、何も分からないからこそ観客たちを幽玄で心地よい世界にいざなう。この出だしは素晴らしい。流れる音楽も悠久の時を感じさせるような甘美でけだるい調べ、実にぴったり。・・・でもそれだけじゃ、ね。雰囲気があっても美しくても主人公たちの愛に共感がなけりゃ、映画としては台無しです。不倫だからとかいう問題じゃない。唐突すぎるんです。何故彼が彼女を愛し、彼女も彼を愛するようになったのか、全然丁寧に描かれていないじゃないですか?スキー場で知り合った男女のように、厳かなる先人の遺産を前にしてついフラっときちゃったってとこなんですか? 個人的にはデフォーが好きだからもっと彼の存在意味を示して欲しかった、あんな程度の扱いだなんて、あんまりです(涙)[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-28 15:58:42)《改行有》

135.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 昨日やっていましたね。もちろん先週末封切られたばかりの「ワールド・エンド」を意識しての放映だったんでしょうが、あらためてこのシリーズ第1作の面白さを痛感しました。既に2も3も劇場鑑賞したんですけど、ワタシとしては正直2,3とは切り離して考えたいぐらいこの1は別格に好きです。 まず、主役が人気者化される前なので、ちゃんと頭を使ってて、観る側を「なぁるほどね、やるぅ!」と唸らせてくれること。それから悪役もかっこよく、感情移入ができること(ファンもできないような悪役を使う映画はどうみても名作にはなれない)。さらにヒロインが恋するお転婆お姫様そのものとして描かれ、それ以上でも以下でもない扱い方をされていること(過剰なもてはやしは客席を冷めさせる)。その上絵的にもコスチュームものとしてサマになってるし(やっぱきれいなドレスはアコガレです)、全体的に空気が乾いてサラッとしていること(と、これは全く個人的な理由でジメジメは苦手だから)。 以上の点からもワタシにゃこの作品がシリーズ1番かな。カラッと明るく分かりやすいドンパチもののほうがやっぱ受け入れやすいよ。だってコレ痛快娯楽アクション映画なんだもん![地上波(吹替)] 8点(2007-05-28 13:17:01)《改行有》

136.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 うーん、イマイチだったです。映画って、特にこういうハラハラドキドキの冒険活劇ってのはやっぱわかりやすいのが1番だと思えるんですよね。「え?今何だったの?」とか「え?誰のこと?」とか多すぎです!(ワタシには誰がデイビージョーンズにトドメを刺したのかも瞬間的にはよくわかんなかった・・・この映画って2以降そういうのが多くありません?) それからいろいろテンコ盛りにし過ぎてそれが仇になったんでしょうか、中だるみはしちゃうし、なんだか謎とか掟とか呪いとかでお腹いっぱいって感じ。中盤はかなり退屈しちゃいましたね。っと、ここまでだと点数は4点ってとこなんだけど、でもラストのウィルとエリザベスのエンドには意標をつかれました。なかなか良かったんじゃないかと。あれが単なる普通のハッピーエンドじゃなかったのでそこに+1点の5点献上です。・・・でも個人的にはこのシリーズは素朴でストレートな冒険活劇の典型だった1が1番好きでしたね・・・[映画館(字幕)] 5点(2007-05-25 18:03:46)(良:1票) 《改行有》

137.  プラトーン 《ネタバレ》 ワタシにとってのベトナム戦争映画における最高の作品。ちなみにオリバー・ストーン作品の中でも一番好きな作品です。こんな悲惨な戦争映画を何度も見る気にさせてくれるという点で、最早文句の付け所がありません。 この作品の中で語られるのは戦時における正義というもの。片や薬や酒に吐け口を求めながらも人としての正義を捨てきれないエリアスと、片や隊が生き延びることを最終目的とする単純かつ直接的で狭い正義を振りかざすバーンズ。その二人の体現する正義のぶつかり合いがこの映画のテーマなのです。平和なお茶の間から見ると、どうしたってエリアスのほうがマトモであるとは思うのですが、そう思いながらもバーンズの力強さ・生き抜こうという時に邪悪なまでの逞しさも完全に否定はしきれない。 そんな重いテーマを小気味いいテンポやストーリー展開、分かりやすい人物設定などで再見可能ないい意味での「面白い映画」に仕上げた、これはまさに逸品であると思います。 [DVD(字幕)] 9点(2007-05-23 17:10:43)《改行有》

138.  ドライビング Miss デイジー この作品は、こういうダラダラとした日常を綴ったものとしては珠玉のものですね。気の利いた会話、ユーモアとペーソス溢れるやり取りの数々。この手の作品でコレを上回るものってそうない(似たクサイのも沢山あるけどどれも退屈だったり理屈っぽかったり独りよがりだったり、です)。ザッピングでうっかり通りかかったら絶対そのまま観続けちゃう作品。これはワタシ的には映画に捧げる最大級の賛辞です。[DVD(字幕)] 8点(2007-05-23 17:08:04)

139.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 ここに出てくる保安官役のジーン・ハックマン、大好きです。ホントこの人、憎々しい悪役やりますよね。凄腕で傲慢で冷酷でそして誰も信じていない、信じる必要なんかないと思っている・・・ただひたすら「街の治安維持」という「自分の正義」を信じ、最後の最後までその「正義」に微塵の疑いも抱かない。そんな彼の存在こそが、この映画の「誰もが『許されざる者』である」というテーマを際立たせてくれるのではないでしょうか。・・・ああ、いいなぁ・・・まさに「上質の悪役こそがいい映画を生む」という典型的映画ですな。[DVD(字幕)] 10点(2007-05-23 17:03:33)(良:1票)

140.  ピアニスト 《ネタバレ》 いやー痛いお話ですな。女も男もエゴが剥き出し。互いに相手を支配できるって自信満々なところを挫かれて、そりゃしょうがないでしょうって感じ。 主人公は確かに極端ですけど、多分誰にでもある自信とコンプレックス、それがドワッとあふれ出てきちゃった醜悪な瞬間って誰もが恐れているものなのでしょう?それが見事に描かれている、確かにそうです。そのあたりがこの映画のミソなんでしょうが、でも「だから?」って聞かれても「ただそれだけ」としか言えない。その辺りが一度観れば十分ってところに落ち着いてしまう理由なのでしょうか。(格調高い芸術の世界の息苦しさや非常さ、それにもかかわらずそこしがみつきたい人々の喜怒哀楽の描き方なんかは好ましかったですが・・・) そんなドロドロ感が多い中で若い教え子の二人(コンサートで弾くはずだった彼女とレッスン中こてんぱんに貶されていた彼)の初々しさが対象的で印象深かったです。それも今のうちなんだろうね、って思うから余計まぶしかったのかもしれないけど・・・ [DVD(字幕)] 5点(2007-05-21 13:40:09)《改行有》

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