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プロフィール
コメント数 2268
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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121.  新しき世界 《ネタバレ》  ひさしぶりに映画を見ていて時間を忘れましたね~。  韓国マフィアの後継者争い+潜入捜査もの。  一言で言うならそれだけなんですが、まあ見せ方が凄い。  潜入捜査官が、気づけばマフィアのトップにおどりでる。そんなバカな話があるかというストーリーを、二の句を継がせない説得力で描いてしまう。  それにしても、韓国映画のキャラは強いです。個性が強い。人間を描かせたら韓国映画の右に出るものはいないかもしれません。この映画こそまさにその代名詞と言えるでしょう。  こーゆー容赦なく血生臭い映画で、よもや最後にカタルシスにも似た感覚を味わうとは夢にも思いませんでした。てっきりバッドエンドで終わるものだとばかり。いや、ほとんどの人間にはバッドエンドが訪れるのですが・・・。  ジャソンをとりまく人間関係をとにかく丁寧に、詳細に描き、ラストまでにはそのすべてをかたっぱしから壊してしまう。ジャソンを知る警察関係者、ジャソンを慕う兄貴チョンチョン、そのライバルのジュング、最後に出てきた序列2位のじじいまで、メインキャラは一人残らずあの世逝き。ジャソンを知る人間はすべていなくなってしまうわけです。これほどタイトルと中身の合った映画があるでしょうか。  うん?いや、まてよ・・・監視役の嫁が生きているじゃないか。ドン引きされるかもしれませんが、監視役の妻までなんらかの形で退場してもらえたら、真の新世界の始まりだったのに・・・。  しかし囲碁の先生になりすました連絡係の女デカ。一番安全圏にいると思っていたのに、まさかあんなむごい殺され方をするとは・・・・。韓国映画、まじでスゲェぜ・・・。[DVD(字幕)] 10点(2023-07-06 23:30:51)《改行有》

122.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》  他作品のパクリとか、そんなのはあまり気にしません。結果、映画が面白くなるならそれでよい。  ただ、この映画、前半は良いんですが後半が圧倒的につまらない。誰が何の目的で今何をしようとしているのかがごちゃごちゃしてよくわからない。敵のボスを倒せばよいの?ロボットたちの機能を停止させればよいの?なんかいろいろお互いに画策していたようですが、結局安直に爆破して終わりって。なんか拍子抜けです。  この手の映画は最後にカタルシスとか達成感とか、そーゆーものを感じさせてほしいものです。  それがダメなら映像面で楽しませてほしいのですが、それもいまいち。  いや、映像技術はオリジナルより格段に上なのですが、映像面でもワクワクさせてくれたのはオリジナルのほうなのです。まあ多少思い出補正はかかっているかもしれませんが。  いつ火星に行くのだろうかと思っていたのですが、結局火星には行かないストーリーだったのでそこもがっかり。  ヒロインも、敵の性悪女幹部のほうが絵的に美しいってどーなの?ミスキャストじゃないですか?どちらにせよヒロインに華がないのは致命的です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-07-06 01:42:46)《改行有》

123.  ネイビーシールズ(2012) 《ネタバレ》  ただ淡々と軍事作戦を描いた映画。9.11を凌ぐ同時多発テロを画策しているテロリストグループ。それを阻止するため、文字通り体を張り命をかけるネイビーシールズ。今日も世界は何事もなく平和だけれど、その平和は実は命をかけて守られているものなんですよ~っていうのが一番伝えたいメッセージのようです。  CIAの女性の救出任務までは手に汗握り見ていたのですが、そっから先はやや冗長に感じてしまいました。  救出した女性CIAから、大規模テロの情報が手に入り、今度はそのテロを阻止するために動くわけですが・・・。女性救出に比べるとなんだかいろいろわかりにくかったです。テロの脅威と、それを阻止する方法を、もう少し明確に描いてくれたらもっと緊張感をもって見られたのかもしれないのですが・・・。  女性を救出して脱出するところまでは8点。後半6点。あいだをとって7点といったところです。  あとやたら大尉の死亡フラグをたてるので、『もうやめたげて~』『それ以上死亡フラグたてないであげて~』って、ずっと思っていました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-07-03 23:51:19)《改行有》

124.  パラノーマル・アクティビティ4 《ネタバレ》  今作ではついに無関係の家族が巻き込まれてしまいます。これには賛否あるかもしれませんが、まあ私的にはアリかなと。もともとホラーに整合性なんて求めてないし。ホラーなんて理不尽でルール無用なものだし。教訓としては、隣人には必要以上に親切にするなってことですね。  今回は家族全員+娘の彼氏までやられちゃう容赦のなさ。これはシリーズでも初のような気がします。今までは第三者はなんだかんだいって犠牲にはなってませんでしたから・・・。  ストーリー的にちょっとまずかったのは、ロビーとワイエット、子供を2人も出してしまったこと。てっきりロビーがハンターなのかと思いきや、ワイエットの様子がおかしくなっていき???。この映画を作っている側はわかっているのかもしれませんが、観ている側はワケがわかりません。  結局ハンターの魂がワイエットを乗っ取ったの?それともワイエットは始めからハンターだったの?だとしたらロビーは何者なのさ?とまあムダに話を複雑にしたのはマイナスポイント。  もうひとつマイナスポイントを挙げるとしたら、撮った映像を全然両親に見せない。だから両親が全然聞く耳をもたない。これが無駄にイライラさせられます。  ただ、女の子はかわいかったし、この子中心で話が進んでいくので、そこは良かったと思いマス。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-07-02 23:37:12)《改行有》

125.  パラノーマル・アクティビティ3 《ネタバレ》  今回のストーリーは、過去に戻っての真相紹介V。  で、その真相っていうのが、富を求めた祖母が魔女で、家系の男子を生贄にささげる的な・・・。  なんだろう、人為的、作為的なものが感じられた瞬間、得体のしれない恐怖感というものは半減してしまいますね。  まあ、でも相変わらず、突然『わぁっ!』って人をびっくりさせる演出は健在。それがあるから、何もないシーンでも終始ドキドキしちゃう。そう、これはお化け屋敷と発想が同じ。前作でも述べてきましたが、ホラーとしてはずるいやり方。ただ、アトラクションムービーとしては期待を裏切りませんけどね。  ベビーシッターの女の子やランディのような第三者の使い方も上手です。  また、このシリーズの良い点はスプラッタ演出がほとんどないこと。  普通のホラーなら、宙に上げた包丁は、デニスやジュリーの手や頭に落としそうなもんですが、そんなことはしないのです。  つまり、グロいのが苦手な人でも見られるという点では貴重なホラーと言えるでしょう。  イライラさせるのが、やはり人の話を聞かなくなるところ。もう不自然なほどに人の話を聞かなくなる。しかも後半になればなるほど。事態が深刻になれば、普通は人の話に耳を傾けるはずです。肝心なときに人の話を聞かなくなるのが、ホラー演出に都合が良すぎる運びでイライラするし好きになれないです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-07-02 23:21:20)《改行有》

126.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》  え?館長って挙手制なの?ってところで、「ああ、この映画は肩の力を抜いて気楽に見るものだ・・」と思いました。  オープニングがなかなかシリアスな入りでしたので、なんだかめっちゃ真面目な感じで見てました。  ちなみにオリジナルのスタートレックは未見。今作がスター・トレック初挑戦です。  スター・トレックを見たことがなかったので楽しめないんじゃないかと、正直あんまり期待はしていませんでした。ですが、初見の人でも楽しめるような作風で、予想以上に良かったです。オープニングでいきなりひきこまれました。  で、ストーリーはというと・・・やれやれ、また過去改変ものかと・・・。SFっていうだけで、やたら過去や未来をいったりきたりしがち。あまり好きではないんですよね。ただ、今作はかなりわかりやすいストーリーにしてありましたから、まだ見やすかったです。  要は未来のスポックがロミュラン人のネロから逆恨みされて母星を破壊されちゃうお話。で、ネロはそれだけだと腹の虫がおさまらず、連邦政府は皆殺しじゃ~、まずは地球からじゃ~っ、ブラックホールで全部消し去ってくれるわ~。って感じ。  で、まあそれを阻止しようと・・・。  それ以上にお話しが広がるわけではありませんので、決して面白いとかのめり込むタイプのストーリーではなく・・・。  ただ見方を変えれば、ストーリーが単純だからこそ、難しく考えず、迫力ある映像に没頭できるという良さもあります。  そう、この映画、見所は多い。  まずオープニング。ワープ後、待ち伏せされて襲撃されるとこ。氷の惑星で謎の生物に襲われるとこ。  どれも違った迫力、魅力があり、こーゆーアトラクション的楽しさを満喫できるのもSFの醍醐味のひとつだなぁ、と思う次第です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-07-02 13:34:49)《改行有》

127.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》  絵があまり好きじゃないです。アニメを見たかったのであり、芸術作品を見たかったわけではないので。  そんでストーリーは、まんま竹取物語。まあ捨て丸のようなオリジナルの味付けがされてはいますが。まんが日本昔話とあまり変わらないなぁと。それでこの長尺はきつい。  キャラクターも良かったのはおばあさんと小太りの侍女くらい。あとはかぐや姫も含め、魅力的なキャラクターは皆無。帝は論外。かぐや姫も翁も自業自得なところがおおいにあって、まるで共感できません。しらけた気持ちとイライラした気分を行ったり来たりしていました。  捨て丸だけジブリのキャラクターっぽくて良かったのですが、最後の最後で裏切られた気分です。あーゆー持っていきかたにするのであれば、結婚しててほしくない。結婚しているという設定にするのならば、家族を大事にする姿をかぐや姫に見せてほしい。そうすれば、本当の幸福とは何かを考えるきっかけになるでしょう。  富や権力、名声を手に入れれば手に入れるほど、かぐや姫の表情は曇っていきます。まるで道徳の教科書を延々と見せられている気分です。普段はあまり感じないのですが、なんか今作は説教臭さが鼻につきます。  夢オチも多いし、ピーターパンみたいな描写まであるし。  なんか期待とはまるで違う代物でしたが、なぜだか最後まで目を離せない、独特の味わいがあることは確かです。  せっかくこのタイミングで古典をアニメにするのであれば、ラストくらい大改編して、思いっきりハッピーエンドにしてくれたほうがよほど爽快でした。このラストにするのなら、わざわざアニメにする必要なくない?[ブルーレイ(邦画)] 4点(2023-06-24 18:59:30)《改行有》

128.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》  ・・・旧3部作を見直してから見るべきだったかなぁ。ニッキーは旧3部作すべてに登場しているのに、何者だったのか全然覚えていない・・・。愛着があればニッキーの再登場に喜び、そしてその死に悲しみと憤りを感じることもできたのでしょうが、残念。  ボーンシリーズは、ボーンの無敵感と、あっと驚くような機転にすごく魅力を感じていた覚えがあるのですが、あれ?こんなもんでしたっけ?  そしてストーリーが決定的に面白くない。ボーンは過去をはっきりさせたいだけ。デューイはボーンが記憶を取り戻しちゃうと復讐されちゃうかもしんないから、先に殺っとけ?みたいな?ボーンもデューイも大義名分とは程遠い動機で、気持ちがノルはずもなく・・・。  例えば、『アイアンハンド』がどれだけやばい作戦で、もう自分のような工作員を増やしたくないボーンが一肌脱ぐ、みたいな内容だったらアツくなれたかも。  女CIAリーのビジュアルは最高。でも、CIAの重要な役職に就いている人が、CIAの重要機密をペラペラボーンに話しちゃうのはどうだろう。ちょっと引いてしまいます。あまりにボーンにとって都合が良すぎる味方キャラ。しかもそこまでのリスクを冒すほどの理由がリーにないまま、ボーンを手助けさせてしまっているのはホント良くない。  最後のカーチェイスはちょっとしつこい。そもそもプロの工作員が、私情でこんな派手なカーチェイスしちゃだめでしょ。  で、さんざん好き勝手やっておきながら、デューイとライバル工作員の最期は実にあっけないもの。ディープドリーム社とCIAの闇取引の暴露もうやむやにされたまま終幕。はあ、2時間見続けて、最後なんのカタルシスも得られないまま終わっちゃうとは。  う~ん、ディープドリーム社の社長をボーンが守るという展開にもっていっても良かった気がするんですけどねぇ。  ボーンの過去に決着をつける旧3部作。  なら今度は未来に目を向けたボーンシリーズにしてほしかったものですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-24 01:23:29)《改行有》

129.  コンプライアンス 服従の心理 《ネタバレ》  これが実話だってんだからもうびっくり。こんなのに騙される人がいるとは。オレオレ詐欺よりレベル低いでしょう。正直、『これだから低学歴は・・・』って思っちゃうレベルです。  同じ中間管理職の立場ですから、サンドラの気苦労は身につまされる思い。店長という職が、その責任、重労働に対していかに薄給であるか。サンドラには共感できるし、その苦労はわかるんですけど、だとしてもこの対応はまずい。サンドラはいい歳した大人ですから。もっと冷静に対処しないと。頭悪すぎでしょう。  『ベッキー、あなたのことを名指しできているんだから』って、いやいや、あなたが最初にベッキーの名前を相手に伝えたせいですから!サンドラは承認欲求のかたまりなので、ちょっとおだてられるとすぐに懐柔されちゃう。でも、電話の相手の所属を確認したうえで、警察に連絡してウラをとるくらいのことはしてくださいよ。  被害者の方も全く身に覚えがないなら断固拒否しなさいよ。連行されたって怖くないでしょ。潔白なうえに物的証拠だってないんだから。もう終始イライラしながら見ていました。  よー考えたら、『本部長に代わってください。』と最初に言えば済んだ話では?  同様の事件が70件?アメリカ大丈夫か?[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-06-23 20:47:45)《改行有》

130.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》  ひゃあ、評価低いですね~。個人的に『1』より好きでしたよー。  『1』がヒットして予算が出たのか、映像が格段にきれいになりましたねー。  前作は面白半分で映像を撮っていましたが、今作は防犯のためにカメラを設置。自然な流れで良かったと思います。  キャストのビジュアルも良かったと思います。クリスティもアリもかわいい。  アリの怖がり方すき。最初のうちは『家に幽霊がいるなんてかっこいい』って余裕かましてましたが、しだいに余裕がなくなっていくのがなんかリアル。終盤、父親に電話で助けを呼ぶシーン。そして帰ってきた父に、まずは映像を確認するよう必死で説得するシーンが、どちらも良かったです。  ケイティとミカがでてきたのも、なんか嬉しい。前作としっかりつながっている構成も良かったと思います。こーゆーシンプルな内容であれば、シリーズ化されても問題ない気がします。前作を思い出しながら見ると、より面白く感じます。  ヴィジャボードの使い方も良かったです。1回目、故意に動かしたことで、2回目はおそらく悪霊が動かしているんですが、2人ともお互いに相手が動かしているものだと思って異変に気付いていないのがうまい。2回目のつづりはたぶん『HUNTER』。ここはちょっとぞっとしました。好きな演出です。  で、全体的に良かったのですが、肝心のホラー演出が『突然大きな音を出してびっくりさせる』ばかり。それがちょっと嫌でした。  だってずるくない?[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-22 02:30:52)《改行有》

131.  ボーン・レガシー 《ネタバレ》  ジェイソン・ボーンの遺産ということか。ジェイソン・ボーンが前3部作で好き勝手やったから、ほかの工作員たちが証拠隠滅のために消されちゃうストーリーという認識でまちがってないですか?前3部作を断片的なシーンでしか覚えていないので、ボーンが何やらかしたのか全然覚えていないんですけど・・・。  今作のストーリーは組織の追手をかわしながら、薬、もしくは薬の代わりとなるワクチンを手に入れるというもの。だから逃げの一辺倒。アクションのレベルが高いので、逃げながら戦うスタンスでも、それはそれで面白い。面白い・・・んだけど、やはりそれだけだと物足りないですね。カタルシスに欠けます。  アーロンVS他の工作員、という夢の対決もなし。  さすがに面白味に欠けるので、美人研究員という華でも添えておくか、といった感じ。  それから、個人名がたくさん出てくるだけでも大変なのに、トレッドストーンとか、ブラックブライヤーとか、アウトカムとか・・・もうパニックです。私が前作見たとき、まだこの映画公開されていなかったので、見るのがこんなに遅くなってしまって・・・。もう覚えているわけない・・・。  え?なぜ復習しないのかって?  え?いつから映画は復習しておかないといけなくなったの?娯楽なのに?[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-21 03:01:58)《改行有》

132.  アナと雪の女王2 《ネタバレ》  前作に比べるとストーリーはどうしても弱い。なにせダムを壊すだけですから。大山鳴動して鼠一匹とまでは言わないですが、そんなことでこの人たちは30年以上も閉じ込められていたのかと思うと不憫。  一番の悪役がとうの昔に死んじゃっているのも、ストーリーが盛り上がらなかった一因かも。しかも、あからさまに最初から祖父国王が裏切ったんだろーなーってことが予測できちゃうので、ミステリーとしても楽しめない。  もうひとつのミステリーは、逆にわからなさすぎ。結局エルサを呼んでいたのは何だったのか。アートハランってのは地名なのか、精霊かなにかの呼称なのか。エルサは終盤、なぜ氷漬けにされちゃったのか。よくわからないことばかりです。  ただおそらく、祖父国王が自然を破壊しダムを作っちゃったことに精霊たちが怒って、霧で外界と隔絶しちゃったのでしょう。たぶん・・・。レビューというより考察になってしまった・・・。  で、前作もなんですが、今作も中盤以降派手に活躍するのはエルサだけなので、どうしても飽きちゃうんですよねー。新しく出会うみなさまも、パンチが弱い。これといって話を盛り上げるキーマンがいません。  エルサはとにかく謎を解明したい。アナはとにかくエルサといっしょにいたい。クリストフはとにかくプロポーズしたい。オラフは特になにも考えていない。終盤までみんなが向いているベクトルがばらばらなのも、物語を退屈に感じさせちゃう一因かもしれません。せっかくパーティーで動いているのに、チーム感が乏しいのです。  アニメーションは抜群に良いです。音楽も好き。風、火、水、大地の精霊たちも良い感じ。だから見る価値はおおいにあるのですが、どーしても映画としての盛りあがりに欠けるなぁ、という感じです。  前半はオラフがとにかくおかしくてかわいいし、アナとクリストフの夫婦漫才も楽しい。明るい雰囲気だし音楽も華やか。前半の満足度はかなり高いです。そこで膨らんだ期待感に、後半が応えられなかったという感じでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2023-06-21 02:06:19)《改行有》

133.  レディ・バード 《ネタバレ》  えー、これ面白いかなぁ?面白くないだろ、これ。  あまりにも何も起こらなさすぎて超つまらなかった。  これって日本人が見ても楽しめるものなんでしょうか。あちらの国の親やティーンが見て、『わかるわかる~』『あるあるだよね~』とか言って喜ぶタイプの映画なのかと思いました。  せめて1人くらい共感できる人物がいれば良かったんでしょうけど。ものの見事に誰一人共感できる人物がいません。  主人公しかり。母親しかり。友人しかり。恋人は論外。  1人目は好青年。でも実はゲイ。2人目はイケメンでストイックな雰囲気。でも実はわりと遊び人で普通の人。  いや、よくある話ですけど。理想と違ったんでしょ?いや、わかるけど。なんかそーゆーの見たくて映画見ているわけじゃないっていうか。少しだけの非日常、スリルや感動や幸せなんかをおすそ分けしてほしくて映画を見ているものとしては、なんか全然肌に合わない。  とゆーか、本当にこれスタンダードなあちらの高校生?なんかみんな幼稚すぎませんか?あれ?こんなもん?  演劇で成功してゆくのかと思ったら違う・・・。恋を成就させるのかと思ったら違う・・・。本当の志望大学に行くためにめっちゃ勉強頑張るのかと思ったら違う・・・。クラスの成績表捨てたうえに、自分の評価をごまかそうなんてドン引きなんですけど。  なんにせよ、どこかで面白くなるだろうと期待して見続けた自分がバカみたいでした。  目的のない映画は苦手です。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-06-17 14:55:09)《改行有》

134.  ザ・チャイルド(2012) 《ネタバレ》  後味悪い系のホラー映画。オリジナルは未見。ってゆーか、オリジナルがあるとは知りませんでした。  仲の良い夫婦が、リゾート先で理不尽にひどい目に遭っちゃう話。最後はなんだかんだで助かるのがハリウッドですが、これはメキシコ映画。なんとも救いようのない結末です。  オリジナル版を未見なので、新鮮な気持ちで見られたのは良かったのですが、オリジナル版を見ていたら、今度はその差異を楽しんだりできたのかなぁ・・・。  ただまあ、なんと言いますか、奥さんが身重なのに、そんなちっちゃい小舟でわざわざ島に?その島に何かあるならまだしも、何があるのかよく知らないまま、よー行くもんだと思っちゃいました。『奥さんが身重なのに・・・』ってゆーのがずっとひっかかってて、なんだか気持ちがいまひとつ乗り切れない。  ただ島到着後の雰囲気は結構好き。桟橋で遊んでいる子供たちが手を貸してくれるんですが、この子供たちが実はすでに頭がおかしい・・・、でもまだ襲ってはこない・・・、この焦らしがなんか好き。誰もいない村の様子も、なんか良かったですね~。  人がいない売店。人がいないホテル。いったい何が起こっているのか。仕方ないから人や食料や水を求めて、無人の村を散策します。このいつでも何かが起きそうな雰囲気が嫌いではないんですが、やっぱ少々たるかったかなぁ・・。90分足らずの映画なのに長く感じちゃったから、テンポはよくないんだろーなー。  中心部から少し離れた海岸沿いに住む子供たちには、まだ異変が起きていないシチュエーションがかなり良かった。何もしらない気のいいおばちゃんが世話してくれます。このあたりが、リアルでなんか好き。  ま、少なくともこの作品、一般的なホラーにはない独特の味わいがあるのは確かです。[DVD(字幕)] 6点(2023-06-17 02:19:08)《改行有》

135.  崖っぷちの男 《ネタバレ》  タイトルからはどんな映画か全く想像できなかったのですが、まさかのミッションインポッシブルみたいな路線。  最初は時系列も含め、何が起きているのか状況把握が大変。ですがわりと早い段階でストーリーの全体像が見えてきます。小難しすぎず、わかりやすい。軽い気持ちで見ても十分楽しめるエンタメムービーです。  登場人物は、悪人も含めみな個性があってキャラづくりは完璧。  実は父親の葬儀からこの計画が始まっているのだとわかってからは、もうずっとワクワク、ハラハラの繰り返しです。  冤罪系の映画ってやたら重かったり、深刻だったりするのですが、この映画はライトな感じ。冤罪を晴らすためだけにチームで動くっていうのは、ありそうでなかなかないんじゃないですか?だって自分には何のメリットもないのに、リスクを冒してまで他人の冤罪を晴らしてやろうなんて人はいないから。でも家族なら話は別。弟が目的のダイヤ以外には手を出させないのを見て、兄の冤罪を晴らすだめだけに動いているのだとわかり、『正義は我にあり』という気持ちで応援できるのが良かったです。  賛否両論あるみたいですが、父親のサプライズは個人的に最高でした。  欲を言えば、エド・ハリスがあの後どうなったのか、そこまで見せてくれたらベストでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-16 15:01:14)(良:1票) 《改行有》

136.  拷問男 《ネタバレ》  他の方がおっしゃっているように、タイトルで損しているのは間違いないです。  とはいえ、原題のままだと、ドラマかなんかだと勘違いして見た人が卒倒しちゃいそうです。  いや~、拷問する側の人間にこれほどまでに感情移入するドラマがいまだかつてあっただろうか。これはもう、前半の作りこみが良かったのだと思います。過剰なまでの娘への溺愛ぶり。そして娘もパパが大好き。そこからの悲劇。娘が見つかったときの描写の辛さといったら・・・。父親も母親も、娘が見つかったという一報を受け、安堵し喜び、思わず笑みがこぼれ、迎えに行ったらそこには変わり果てた娘の姿が・・・。女性警官が吐くところを見せて、父親に最悪の事態を想起させるシーンなんか本当によくできています。まさに天国から地獄です。  ただ、一言だけ言わせてもらうなら、そんなに娘が大事なら離婚なんかするんじゃないよ。  確かに窓を直さないのも問題だけどサ。それ以前にせめて娘が大きくなるまでは、離婚せずに家族仲良く暮らしていればこんなことは起きなかったんだから。そこだけはずっと心にひっかかっていました。  おそらく、なんとなくですけど、離婚の原因は奥さんのほうにあるんだろーなー、という気はしましたが・・・[DVD(字幕)] 7点(2023-06-14 01:18:23)(良:1票) 《改行有》

137.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》  低予算ということばかりに目が向きがちになりますが、ホラー映画の基本を押さえた手堅い作品だと思います。  何かが起きる前に、不安を煽る重低音が鳴り出すんですが、その演出だけ不要だったかな。最初、悪霊かなんかが出している音だと勘違いしちゃった。小さな音や、不自然な現象、そーいったささやかな超常現象で心理的な怖さを演出する前半では、この重低音が少々邪魔な気がしました。  あと、ミカが情緒不安定になるのはまだわかるのですが、ケイティがあんなにヒステリックになるのはどーなんでしょ。程度の差はあれ、8歳のときから似たような経験してきているわけでしょ?もう少し耐性があっても良いんじゃないの?  超常現象を次第にエスカレートさせていくっていうのは、この手のオカルトものではもはやお約束。  ただこの手法は、うまいこと雰囲気つくらないと、とにかく前半がダレがち。この作品も例外ではなさそうです。なぜなら前半はじゃっかん眠気が・・・。そのぶん後半のたたみかけは面白かったけど。霊能者がびびって帰っちゃうシーンなんか最高です。そんなんされたらめっちゃ怖いってwww。  で、ずっと悪くなかったんですが、最後の最後で『おどかし系』演出がきたのは至極残念。そりゃ誰だって驚きますよ。もっというなら、飛んできたのがゴルフボールであったとしても、突然カメラに飛んできたらびっくりするものです。それを『怖さ』と錯覚させようなんて、アンフェアで姑息で逃げだと思います。  そんなことしなくても十分怖かったのに・・・。  まあ、私は怖がりなので、『足跡がついたあと、今度は粘着テープを設置したらいったいどーなるんだ』とか、どーでもいいことを考えて怖さを紛らわせていました。  [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-13 01:15:32)(良:1票) 《改行有》

138.  gifted/ギフテッド 《ネタバレ》  予備知識無しで鑑賞。  ドラマなんですが、ダラダラした感じはなく。  テンポ良し。人物良し。雰囲気良し。風景良し。音楽良し。  前半が特に好きです。天才少女がわくわくさせてくれます。小さな盛りあがりがたくさんあって、ずっとわくわくできちゃいます。  先生と計算のやりとりをするシーン。祖母が数学の難しい本を持ってきたら、『その本好き』って言って、『もう読んだの?』って祖母イヴリンが目を丸くするシーン。そのどれもがお気に入り。  ただ祖母イヴリンの登場から、物語は次第に親権をめぐる裁判沙汰へと方向転換していきます。  この前半からの大きな転換を受け入れられるかどうかで、評価が分かれそうな気がしますね。  てっきり天才少女のサクセスストーリーが始まるのかなぁって思っていたので、後半は期待とは違うものを見せられた気分になってしまった・・・。  とはいえ、後半の裁判、それはそれで見ごたえがあります。メアリーを里親に引き渡すシーンでは不覚にも涙してしまいました。  叔父と祖母の親権で争っていたのに、折衷案として里親が出てくるのには面喰いましたが、実はそこには祖母イブリンの陰謀が・・・。なるほどね・・・。  猫を勝手に処分しようとしたり、イヴリンがあまりに腹黒いので、逆にフランクが吹っ切れて行動を起こすきっかけとなりました。結果オーライです。娘アマンダの遺したナントカの方程式の完全証明が手に入るやいなや、すっと身を引くイヴリン。そりゃそうか、孫娘だって7年ほったらかしだったわけだし。結局娘や孫を愛していたわけではなく、その才能を愛していただけなんですねー。  ・・・・・・まあ人類の発展のためには、イヴリンのような人間も必要だとは思います。共感はできませんが・・・。  フランクはフランクでやや極端な教育方針。  でもその背景には姉の自殺があるのかな・・。同じような道をメアリーに歩ませちゃうと、どーしても姉の死がちらついちゃって、違う道を歩ませたくなるのは心情としては理解できます。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-12 15:01:20)《改行有》

139.  デトロイト 《ネタバレ》  また胸糞悪い映画を見てしまった・・・。  一見当時の差別意識からくる警官の横暴を描いているように見えます。  そしてそれは成功しています。サイコパスなデトロイト市警の三人組に、最大限の嫌悪感を抱かせる構成になっています。  裁判も、殺人どころか暴行まで無罪。実話だから仕方ありませんが、本当にイライラします。事実を知ることは大事ですが、こんな嫌な気分になるために映画を見ているわけではないので、点数は厳しめ。  さて、『一見当時の…』と前置きしましたが、当時の白人警官たちだけを悪者にするのであれば、オープニングの暴動をここまで念入りに描く必要もないわけです。  なのにあえて、ここまで暴動の様子を描いたのは、『責任の一端は黒人の側にもある』という製作サイドのメッセージなのかもしれません。実際に手を汚したのは白人警官ですが、何が白人警官たちをそこまで狂わせてしまったのか、そこにも目を向けてほしいのかもしれません。  なんにせよ、感情の赴くままに暴動を起こす人々。それに便乗して好き放題に略奪をする人々。そして過酷で劣悪で死と隣り合わせの環境のなか、狂っていく警官。そのすべての犠牲となるのは、善良なる一般市民。  ・・・・・まあ、外の様子を見ただけで、狙撃手と間違われて軍から砲撃される女の子のシーンを見て、嫌な予感はしていたのですが・・・。  正直見ていて気持ちの良い映画ではなかったので、映画の良し悪しではなく、個人的な好みから点数は辛めです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-10 08:59:00)《改行有》

140.  偽りなき者 《ネタバレ》  映画として非常に完成度が高く、見ごたえがあります。  相手が児童であれば、男女問わず誰にでも起こりうる事案。とても強いメッセージ性をはらむ作品。  犯罪というものは、たとえ無罪と司法が結論づけても、容疑をかけられただけで世間とは切り離されてしまうものなのですね。  しかも、いつ、どこで、自分に容疑がかかるのか。この映画を見る限り、交通事故より予測が難しいと思いました。  自然災害であれば、みんな人生が一変してしまいますが、冤罪は自分ひとりだけが人生を狂わされます。比較できるものではありませんが、よほど辛いかもしれません。  最後まで目が釘付けになったのは久しぶりです。本来であれば9点、もしくは10点の価値のある映画かもしれません。  ですが、私にとって映画は娯楽であり、エンターテイメント。やはり映画という媒体を使う以上、あやふやな結末はちょっと受け入れがたいものがあります。  ラスト10分、場面が切り替わり、突然の祝賀ムード。祝ってもらっているのはルーカスの息子ですが、ルーカスが住民から受け入れらているのが伝わってきます。あれ?容疑は晴れたのか?でもテオの奥さんはいないし。しかもあろうことか銃で狙撃されるルーカス。  ・・・・・もしかして住民たちのルーカスへの疑惑は晴れていないんじゃ・・・。月日が経ったようだから、そろそろ許してやるかみたいな?う~ん、わからん。その結論を見ている私たちのご想像にお任せしちゃっているのだとしたら、そーゆースタンスは好きじゃない。  事の発端となったクララ。先入観で住民を扇動した園長。誘導尋問をした園長の知人。おそらくクララの狂言であろうことに最後気付いたにもかかわらず、それを住民たちに打ち明けてはいないであろうテオ。その妻。犬を殺し、窓に石を投げた人間。スーパーの店長。スーパーでルーカスを蹴り、缶をぶつけルーカスに怪我をさせた若いにーちゃん。  このひとたちみーんなに、罰を与えるか、涙ながらの謝罪をさせないと、私のような人間は全然すっきりできないのです。  ルーカス、あんたも最初から全力で否定しなさいよ。  なにかってーと、『あなたはどう思う?』のスタンス。それやってる人のスタンスだから!自分から疑われるよーなことしなさんな。[DVD(字幕)] 6点(2023-06-08 04:14:26)《改行有》

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