みんなのシネマレビュー |
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1421. サタデー・ナイト・フィーバー この映画を見る前に僕は“ネタデー・ナイト・フィーバー”なる番組でこの映画の存在は知ってました(内容は全然関係ないんだけど…)光と音の世界で踊りまくる若者の青春映画。内容のあまりないような映画(うちの親は、土曜の夜にフィーバーする映画だ、なんてアバウトな説明しかしなったので…)かと思いきや、それぞれに抱えた悩みや友情、そして大人への道といったものが入ってる映画だと思いました。この頃はまだ生まれてないんでこの時期のことは何にもわかんないけど、それなりには楽しめました。だけど後半、なんとなく“理由なき反抗”に似ているような気がするのは僕だけでしょうか…? 6点(2003-10-13 15:05:53) 1422. ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 俺はこの作品を“完全版”で見ました。さすがに3時間58分は長かった。見た後に正直疲れたし、途中物語の整理をするのが大変でした。しかし、この作品のテーマには凄く深いものがあります。南北戦争の時代、インディアンは敵とみなされていました。しかし、ケヴィン・コスナー扮するジョン・ダンバーは彼らに興味を持ち、次第に交流を深めていく。その掛け橋となったのが、以前に彼らによって連れ去られた白人女性“拳を握り立つ女”。彼女は、ずっと使ってなかった英語を必死に思いだし、何とかジョンとコミュニケーションをとろうとするのです。彼らの交流は次第に深まり、ついには一族の一員として迎えられるのですが、そんな日々も長くは続かず、政府はジョンに反逆の罪を課す。このままでは関係の無い彼らにまで危険にさらすことになる…そして、ついに、彼は“拳を握り立つ女”と共に、スー族との別れの時を迎えるのです。そこには、人種や民族を超えた一種の愛が感じられます。唯一つ、残念に思うのは、ジョンがパートナーに選んだのが、“拳を握り立つ女”、つまり、自分と同じ白人を選んだということです。俺にはどうしてもそこに、白人の優越のようなものを感じてしまいます。映画自体、凄くいいことを語りかけていると思うので、その部分を考えると、余計に現実世界における白人の絶対主義のようなものが感じられて非常に悲しいと思います。6点(2003-10-13 05:05:31)(良:1票) 1423. マスク・オブ・ゾロ バンデラスカッコイィ~!ホプキンスもなかなかイケてたし、ファイトシーンもなかなかなもの。“Z”の文字に斬るところもかっこいい~。7点(2003-10-13 04:19:46) 1424. がんばれ!!タブチくん!! 野球のあんまり好きではない俺でもこれはとても面白い。登場人物も実在の人々だが、巨人の星のように野球一直線なものではなく、野球を下地に敷いたギャグあるいはコメディなので、(俺のように)野球に全然興味ない&知識が皆無でも充分に楽しめる。ちなみに本物は見たこと無いので何ともいえないが、聞いた話によるとタブチくんのキャラは実物の特徴をうまく捉えているとか…。8点(2003-10-13 04:14:51) 1425. ヘルハウス エクソシストと同年に公開され、共にオカルトの名作などと言われてますが個人的にはこちらの方が好き。今のような豪華なセットや目を見張るほどの技術とはとてもいえないけど、そこがこの映画の良い所であり、正統派のホラーとしては今のえせホラーの何十倍もいい。7点(2003-10-13 03:44:02) 1426. ロミオ・マスト・ダイ リー・リンチェイ(ジェット・リー)が話の途中で食われるのが痛い。にしても、今回は、(恐らくマトリックス・リローデッドでの元ネタであろう)横に円を描きながらの連続キックや、荒れ狂いながら戦うリーが見られただけでもよしとするか…5点(2003-10-06 01:50:23) 1427. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版 ナイト~が名作な事は周知の事実。しかし、この最終版に至っては当てはまらない。コピーにデカデカと“未撮影に終わった15分のショックシーンを新撮、編集したディレクターズ・カット版!”と書いてあるが、このシーンにロメロ監督は一切関与してないし、そのシーンもショックシーンでもなんでもなく、ただ話のテンポを鈍くしてるだけ…まあ、死霊のえじき最終版のようにカットされてるシーンは無いのでそれだけマシ。3点(2003-10-06 01:42:18) 1428. 最‘新’絶叫計画 イマジンさんとほぼ同意見。1作目はまだそれなりに新しさというものがあり、結構面白かったんだけど、今回は、何か力入れすぎて空回りしてるんだか、それともやりたいネタを片っ端からぶっこんで始末がつけられなくなったのか、ギャグが全然面白くないし、挙句の果てにはウザくなってきた。唯一面白かったところといえば、中盤あたりの幽霊とカー(車椅子)チェイスするM:I-2のパロディシーンだけ…3点(2003-10-06 01:32:02) 1429. 悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス えげつねぇ…色々とゲテモノ食いしてきたが、ここまでシドいのは珍しい。こいつは上位3位には入る。何が凄いかって、その内容。グロいだけの作品ならいっぱいあるがこいつはそれにエロが加わってほぼ病気状態。最低映画の頂点に君臨するなんて言われてるみたいだが、それは正しい。この作品に対する評価は、ゲテモノ好きの目から見れば満点、良識人の目から見れば-100点なので、間をとっても0点を遥かに下回ってしまうのであえて5点。5点(2003-10-05 04:23:09) 1430. 陰陽師 こりゃだめだぁ。ストーリーなどで勝負するなら結構いいものの、VFXで頑張りすぎて逆に空回りしてる。どう見たって合成ってわかるし、特殊メイクもすごく安っぽい。おまけに役者の一部演技下手…普通考えて大昔の平安時代に現代語(俺とかって言う台詞)しゃべるか?まぁ言葉は古語にするのは色々問題があるが、それにしてもシドいよ。もう少し合成の方を頑張ってくれれば少しはマシになった筈…3点(2003-10-05 04:11:18) 1431. ブラック・ダイヤモンド 話はほとんどスカスカですな。しかし今回もジェット・リーの体術は冴えに冴えてますな。しかしそうはっても、今までのように格闘戦をメインに据えている話でもないんで、リーのアクションが見たいなら他の作品をお勧めします。見所としてはやはりリーの格闘戦とクレジットでの掛け合い。これだけ見れば充分でしょう。6点(2003-10-05 03:41:59) 1432. Cut カット!(2000) バーニングのクロプジーとスクリームのゴーストヘッドを足して2で割ったような(要はマスクを被った鋏男)殺人鬼が登場する、一種のスプラッタ。CGを使わずに昔ながらのメイクで勝負してるんで、最近の作品にしては根性入ってる。とはいうものの、それほどグロいというわけでもないんで、スプラッタものが初めての人にはうってつけの作品。5点(2003-09-29 17:54:46)(良:1票) 1433. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇 (この前ついついこの3部作のDVDを衝動買いしてしまいました)前2作ほどアクションは派手ではないですけど、それでも十分楽しめる作品です。アクションはとうとう人間業をはるかに超越し“過ぎ”てますけど、それよりも気になったのは、ウォン先生…何か前と感じが違う…。前作までは意外と硬派だったのに対し、今回はなんだかコメディータッチなのですよ!字幕で見ると案外そうでもないんですけど、吹き替えで見ると…結構イイキャラしてます(笑)7点(2003-09-29 00:56:39) 1434. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱 (リンチェイ主演3部作を借りたつもりが、何を血迷うたかこれの代わりに“~天地激震”なるものを借りてしまった…)天地黎明の方がアクション的には好きですけど、こちらもなかなかいい出来です。前作をはるかに超えるほどの人間離れした技がたびたび出てきますが、ワイヤーで吊ってると判りつつも積み上げられた椅子の上や梁の上での格闘戦は見ごたえ十分。その他にも、リンチェイの実力がはっきりとわかるほどに激しい棒術戦など、アクションにかけてはまさに一級品です。8点(2003-09-29 00:43:55) 1435. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明 初めてこの作品をビデオ屋で見かけたときに、“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”とあまりにも題名が似てるため、ぱちもんか?と思いましたけど、全然違う話でした(笑)…以下感想…初めのうちは真剣にストーリーを追おうとしたんですけど、後半になるにつれてなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。深く考えるより、目の前の映像を楽しんだほうがいいって。さすが、中国全国武術大会で5度にわたって総合優勝に輝いているジェット・リーだけあって、その体さばきはまさに本物。常に心を乱さず、正確な脚さばきで相手を蹴散らし、着地のあとは余裕の表情。辮髪も何気に似合ってるし。“マトリックス”の後の口直しに最適です。7点(2003-09-26 00:12:38) 1436. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ DVDが2980円だったんで思わず購入してしまいましたよ。全体的に退廃的…とまでは行かなくとも、1900年代初頭の情景とかがものすごく伝わってきます。マフィア映画はあまり見ないけど(ただ機会が無いだけ…)この映画はただのマフィア映画ではないです。絆によって結ばれた男たちの、半世紀に渡る壮大な人間ドラマです。ロバート・デ・ニーロのキャラもいい味出してたし、この作品が映画デビューとなったジェニファー・コネリーもこの頃から存在感抜群です(フェノミナの出演がこの作品より後になったのは、ダリオ・アルジェントが大先輩であるセルジオ・レオーネに敬意を払ったからだとか)8点(2003-09-25 18:37:39) 1437. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3 あぁ、犬が話すやつですか。何でも3作目にして初だとかって前TVで言ってたような…本作から見たんで、いきなり3とか言われてもストーリーわかんねぇし、とか思ってたら、意外に面白かったですよ。そう、特に最初は仲が悪かった2匹の犬のいい味出してること。6点(2003-09-24 02:58:24) 1438. ギャング・オブ・ニューヨーク 南北戦争の時期にニューヨークを支配してたギャングと、以前そのボスに父親を殺された男が復讐するっていうお話でござんすな。金がかかってる分、町並などはうまく再現されてますけど、いい映画か?ときかれれば、内容がギャング同士の抗争を描いたもんなんで、残酷なシーンやエロいシーンもあったりと万人には薦められないですな。それに3時間近くある映画なんで、長い映画に慣れてない人にも少しつらいかも。5点(2003-09-24 02:38:24) 1439. 御法度 むぅぅぅん、新たな視点から見た新撰組…だそうだが…、まあ、これもアリ…ですかな。舞台となる時代背景がちょうど、江戸幕府の体制が崩れてきて、尚且つ改革の声が高まっていた1865年の退廃としていた頃の京都、そして、話の設定が、1人の美少年によって段々と崩れていく新撰組を描いたものなので、映像や音楽がこれでもかと言わんばかりに暗い…。と、大まかな感想はこんな感じですが、随所に見られるアクションなどはそれなりに見られたので結構面白かった。ただ、難を言えば、一部の役者の演技、というか台詞に風格を感じられなかったというか、いまいちしっくり来なかった気がする。7点(2003-09-21 23:25:39) 1440. ハート・オブ・ウーマン 相手の(しかも女性の!)心が読めるなんて、うらやましいと同時にもう女の子に会うのが怖くなりそう…という感想が第一。ある日突然信じられないような能力を身につけてしまった主人公が、段々とたくましく(または狂っていく)という系統に分類されるであろう本作。それだけに結構面白く、展開は半ば見えながらも楽しめた。しかし、他の作品と少し違うなと思った点が1つ、身に付けた能力について。「お前は女心を理解しているようでまるでわかってない。この力を使い心を理解し、真に心のわかる男になれ」という天のお告げ(あるいは贈り物)のような感じがした点。6点(2003-09-21 02:18:48)
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