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プロフィール
コメント数 1383
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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141.  ノクターナル・アニマルズ 《ネタバレ》 現実と劇中劇が交錯し、やがてある一点に収斂して行く。ただし、劇中劇はそれを読んでいるヒロイン・スーザンの視点によって具現化されている。それ故に終着点は彼女の望むところに落ち着こうとする。しかし、そこに至ることは叶わない。良く出来た心理劇ですね。 小説の主人公は作者であり彼女の前夫であるエドワード。別れる前に彼が書いていた小説も、彼自身の経験を書き綴ったものばかりだったから、スーザンが主人公にエドワードを重ねるのも当然です。ただし、劇中の主人公の妻はスーザンのようでいてスーザンではない。エドワードと別れ、別の人生を歩んでいた彼女にとって、劇中の妻に自らを投影することは出来ないのですね。勿論したくもない訳ですし。それでも心のどこかで燻っている後悔と自責の念が、劇中の妻と自らを似せてしまう。実に複雑かつ精緻な心理描写だと思います。 シンプルに考えれば、この小説を贈ることによってエドワードは、スーザンが自らの犯した過去の過ちを反芻し、今選択すべき道(それは希望へと続くもの)を見つけさせておきながら、彼女との再会を決して実現させないことによって彼女を絶望に導く。そんな救いようのない復讐の物語に思えます。 しかし、それではエドワードが偏執的な人間として描かれてしまいスーザンの歪んだ人間性と並立してしまう。彼が小説を贈ったことまでは現実でしょう。でも、そこに書き綴られている物語はスーザンが読み解いたものと合致するのでしょうか?スーザンの妄想とまでは言いませんが、彼女が詠み進むことによって彼女なりのフィルターが掛かり、物語の本質が歪められてしまっているのかも知れません。 いずれにしても、二人の再開は永遠に訪れないのでしょうね。もしかしたら、エドワードは自らの命を絶っているのかも知れません。 強烈なインパクトを与えてくれる冒頭の超豊満裸婦によるダンス。スーザンの脳内では彼女自身はあのような姿なのでしょうか?彼女自身が醜く踊り疲れて息耐えることを切望した故の表現だったのでしょうか? ひさしぶりに結論の出ない、かと言って乱雑でとりとめのない物語ではない、良質なサスペンスを鑑賞しました。[インターネット(字幕)] 9点(2023-10-09 18:41:12)《改行有》

142.  キャッシュトラック 《ネタバレ》 無敵!死なない!ファンのお望みどおりのジェイソンが見られる本作。只管スカッとしたい人にはある意味お薦め。多少のあるある感は無視して、ただただ集中あるのみ。 ストーリー的にはクライム・サスペンスの王道を行くようなシンプルな構成。意外性はほぼありません。思ったとおりの展開というか実に想定内です。強いて言うなら、ジェイソンの正体がギャングのボスだったこと。この際、元特殊部隊員だろうがCIAエージェントだろうが武道の達人だろうがあまり関係ないのですが、被害者も悪党だったとは。そこは意外、というか残念でした。 それでも惹きつけられる。やはりその理由はひとえにジェイソン様々。カッコいいですよ、ホントに。いつかは衰える時期が来るかも知れませんが、脂の乗り切ったアクション俳優である今こそ、より多くの作品にチャレンジし続けていただきたいと願うばかりです。 ちなみに元ネタは未見です。ジェイソンが出ないこのストーリー。しかも仏映画。少なからず興味津々。しかも、元ネタの英題が「CASH TRUCK」なのですね。[インターネット(字幕)] 8点(2023-10-09 10:57:08)《改行有》

143.  アンチャーテッド 《ネタバレ》 シンプルに楽しめる荒唐無稽なアドベンチャー作品。それもそのはず、ゲームが原作なんですね?とうの昔にゲームは引退した身なので、途中までそんな大切なことも知らずに鑑賞していました。でも、元ネタの詳細を知ることなくても十分に楽しめます。 ストーリー的には極めてオーソドックス。オリジナリティ豊かというのとは少々異なり、既視感溢れる中にあっても、適度にスリリング、適度にコミカル、飽きることなく楽しめました。 娯楽作品としての要素を十二分に備えた本作。何も考えず楽しむのが一番。夢のような世界を楽しみましょう。 ちなみに、そうは言ってもアントニオ・バンデラスさんの使い方はどうなんでしょう?勿体なっ![インターネット(字幕)] 7点(2023-10-04 23:14:35)《改行有》

144.  白鳥(2023) 《ネタバレ》 原作は未読。人間の心に潜む狂気に対し、強く正しく生きることを説いた作品でありながら、決して説教臭くならずファンタジックな味わいに仕上げられていて好感が持てます。 今の時代背景においては反戦的な作品と理解しても良いのではないかと思います。許されざる攻撃に対し決して無益な反撃を試みることなく自らのあるべき姿を求め続けるべき、というような。ある意味、理想論に過ぎないのかも知れませんが。 ラスト、母のもとに還り着いたのは、肉体は滅んでも決して滅びることのなかった魂だったのでしょうか?それとも奇跡が起きたのでしょうか? 本作を含め、ネットフリックスからロアルド・ダール作品が4作配信されるということです。あとの3作も楽しみです。  [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-04 22:25:52)《改行有》

145.  ジャックは一体何をした? 《ネタバレ》 デビッド・リンチ初心者には何が何やら解らないであろう超シュールなフィルムノワール。リンチ作品のセルフリスペクト的要素がわずか17分の中にみっしりと詰め込まれています。 ジャックが猿であること。その恋人が雌鶏であること。注目すべきはそこではないことは明らか。平板的に見てしまえばコメディ的に映らないこともないでしょう。でも、そんなカテゴライズは全く無駄。リンチ作品に共通することですが、観客が観ている映像の遥か向こうに本質が見え隠れしているように感じます。見たままそのまま受け取ってはいけないのだと思います。台詞の一つひとつ、ビジュアルの一つひとつに意味付けを求めてはいけないような。 ひさしぶりにリンチワールドを堪能しました。実に愉快で美しいモノクロ作品でした。[インターネット(字幕)] 9点(2023-10-04 22:13:45)《改行有》

146.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 クロエ・グレース・モレッツさんの変わらぬ可愛らしさ見たさに観た続編。基本的には期待通り前作同様に楽しめました。 超人的強さと可愛らしさと下品さの同居するヒット・ガールの魅力は相変わらず最強ですし、彼女が途中普通の女の子らしく生きようとする際の姿には更なる魅力も。そして、キックアスことデヴィッド君のヒーロー願望には前作以上に感情移入し難いところもありますが、次第に彼も成長しミンディを諭すことさえ出来るようになるとは。 強いて言うならば、敵役を始末する過程で愛する家族や大切な仲間が殺されてしまうというお約束的な展開は、物語的に避けられなかったのでしょうけれど、少々ストレート過ぎな感は否めないと言ったところでしょうか。極めてオーソドックスでした。同じくお約束どおりに仲間の愛犬が助かるというくだりは歓迎ですが。(あの場面で犬が犠牲になってたら大いにマイナスポイント) ちなみに、大佐がジム・キャリーさんと気付かずに観ていた自分が恥ずかしい。 エンドロールの後に流れる、敵役がサメに〇ンポを食われながらも生きているという状況からして「3」は作れそうですね。現時点で「3」の製作は未定かと思いますが、もし製作されれば勿論マストです![インターネット(字幕)] 8点(2023-10-03 12:28:10)(良:1票) 《改行有》

147.  キック・アス アメコミ原作の作品だけに荒唐無稽なストーリーはある意味当然。なので細かいことを言っていたら楽しめない作品ですね。寧ろ、よくぞ実写化してくれた!しかも出来は最高!と賞賛すべきと思いました。 ま、個人的には本作で初見だったクロエ・グレース・モレッツさんのあまりの可愛らしさがピンポイントにストライクど真ん中で、細かいことはどうでも良くなってしまった感が無きにしも非ずといったところですが。 少々のグロさも相手が極悪人なら寧ろ爽快、ニコラスさんも良い味出してますし申し分ない面白さです。続編も含めて大好きな1本。[DVD(字幕)] 9点(2023-10-03 12:04:06)(良:1票) 《改行有》

148.  ヴァスト・オブ・ナイト 《ネタバレ》 良い意味を込めて、極めてオーソドックスな宇宙人襲来モノですね。古き良き時代のアメリカを舞台に、エリア51等で知られる政府の陰謀説やエイリアン・アブダクションといった定番のエッセンスが盛り込まれ、昔懐かしいSF小説やSF映画へのリスペクト感に溢れています。 フェイの好奇心旺盛で如何にも当時のイケてない女子高生風キャラと、エベレットの多弁で如何にも自己中心的でオレ様感漲るキャラに最初は少々引いてしまいましたが、話が進み二人の感情や行動が次第に変化していく中で、いつの間にか感情移入していました。 UFOとかエイリアンについての情報や知識が現在とは大いに異なっていたであろうあの時代、誰もがと言う訳ではないでしょうけれど、こんな状況に置かれた人は、同様の行動に走ってしまったとしても不思議ではないと思うところです。 超シンプルで幾度となく耳にして来たエピソードであり恐らくはバッドエンドではありますが、観終えてみれば思いのほか温かみを感じるような印象深い1本でした。[インターネット(字幕)] 7点(2023-10-02 11:23:15)《改行有》

149.  21ブリッジ 《ネタバレ》 物語的には特に目新しさや意外性はないものの、全編通じて緊迫感が途切れることはなく、仮令筋書きが先読み容易であっても十分に楽しめる作品でした。 とは言え、タイトルにまでなっている「21ブリッジ」の封鎖の困難さや市民の混乱が前面に押し出される訳でもなく、タイムリミットが迫り来る中、捜査の難航により主人公が悩み苦しむ姿が描かれることもありませんでした。サラっと流れ過ぎているという感は否めません。 クライムサスペンスとしては掴みが大雑把であり、ヒューマンドラマとしての掘り下げ方も今ひとつ、なんとなく中途半端に終わってしまった作品。勿体ないな、というのが正直な印象です。 行き場のない感情に苦しむ刑事を演じ切った今は亡きチャドウィック・ボーズマンさんに+1点の7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2023-10-01 21:33:04)《改行有》

150.  イコライザー2 《ネタバレ》 前作は「一体何者?」という状況で物語が進みながら、やがて正体を現すというスタイルに上手く纏まっていましたが、本作は明確に続編なので素性が明らかになった上での物語。どうやって主人公を見せるかはかなり難しい選択だったと思います。結果は…残念ながら微妙なところですね。聞けば、デンゼルさんは「続編」モノに初出演だったとか。確かにそんな気がします。なので、少々残念な初続編出演になってしまったように思えます。 冒頭のアクションシーンが必要だったかどうか微妙。女を薬漬けにする一見エリート若者風の男たちへの制裁と、画家志望の青年に救いの手を差し伸べギャングのアジトに踏み込んだ際の行動のバランス感が微妙。敵役は腕利きの元CIAエージェントたちのはずなのにアッサリ殺られる手応えのなさ。前作のロシアンマフィアに比べて小粒過ぎな感は否めない。そもそも雇い主のラスボスは出て来ないし。などなど、全編通じて微妙な展開の連続です。 相変わらずの無敵ぶりや有事に備えた自宅の危機管理ぶりとか、「一度しか殺せないのが残念」の言葉通り仮令元同僚であろうと容赦なく痛めつけ苦しめながら始末していくところはなかなか爽快でしたが、前述のとおりの微妙さのオンパレードが面白さを半減させてしまっているのが残念でなりません。 近く「3」がファイナルとして封切られますが、是非観に行きたいと思います。どうか失望させないでいただきたいものです。[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-01 12:40:13)《改行有》

151.  イコライザー 《ネタバレ》 予告編で大いに期待して観た作品。うん、期待どおりだった。ひさびさにカッコいいワシントンおじさんを見させていただいた感じ。復讐モノはいいな。主人公のやってることが少しばかりヒドクたってOKな気分でいられるし。てか、ヒドイ方が溜飲下がるし。あぁスッキリ♪ あ、細かいこと言わないって条件付きですけどね。 (追記) 第三作が封切られるにあたり、第1作、第2作と連続して鑑賞し直しました。やはり、本作のマッコールは良いですね。ヒーローとしての姿が逞しく美しい。無敵は無敵でなければいけません。お約束のピンチは不要。なので、ラストのホームセンターでの戦いの中で、唯一巨漢の相手に苦戦するのはイマイチ要らないです。手こずる理由が解らない。割れた鏡を武器にしないでもいいでしょ。そこだけが不満です。とは言え当初の8点献上は維持したいと思います。やはり爽快。よくよく考えるととんでもなく残酷な物語ですが爽快。第2作は個人的には少々不完全燃焼だっただけに最新作に期待します。[DVD(字幕)] 8点(2023-10-01 12:34:03)《改行有》

152.  哭声/コクソン 《ネタバレ》 良く言えば難解、悪く言えば捏ね繰り回してブレ過ぎな作品。どう見ても矛盾していると思える状況を堂々と前面に押し出して来るのだから、観ている方は絞り切れずに混乱するばかりです。 おそらくは、國村隼演ずるところの謎の日本人は元々は村に憑りつく悪霊を払うべくしてやって来た祈祷師。しかし、同時に悪霊からもその姿を利用されており、やがて死して完全に悪霊(悪魔)に乗っ取られてしまう。 また、祈祷師イルグァンは迷いつつも悪霊の手先となっていて、善なる人格も見え隠れしていて一見すると親身になってジョング一家を救おうとしているようでいるものの、娘のヒョジンへの呪いには一役買っている。 そして、白い服の女ムミョンは一部の事件の目撃者を装いながらも強力な力を持つ霊能者、あるいは天使で、一度はジョングに誤解されながらも村の守護者として悪霊(悪魔)と対峙する。 そんな風に思われるのですが、随所に予想を裏切る言動や行動が出現し、上記の解釈が幾度となく揺るがされ続けてしまいます。一体テーマは何なのか?人の心に巣食う闇なのか、それとも人の心を照らす光なのか?事の真相は悪魔系なのか心霊系なのか?そもそも一貫したテーマはないのか? 主人公の頼りない警察官ジョングが序盤から中盤にかけてまではコミカルに描かれていて、韓流作品お約束のコミカルなカットや台詞が盛り込まれているところは、個人的には馴染めない、と言うか正直なところ嫌いなところです。否、そもそも作品通じてジョングには全く感情移入出来ませんでした。 全体的な雰囲気や色調は如何にも韓国映画という感じで馴染みやすいものの、冒頭書いたように捏ね繰り回し感があり続け、人物描写の矛盾も後押しする中では、真面目に考察しても仕方ないのかも知れないとさえ思えてしまい、5点献上に留めたいと思います。 けれども、仮令実行していないにしても、犬や鶏、羊の殺戮シーンは好まないため-1点の4点を献上します。[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-29 23:26:56)《改行有》

153.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 理屈抜きに楽しめる海洋スペクタクル作品。敢えてサメ映画とは言いません。ジェイソン主演の殆ど全てにおいて荒唐無稽なSF海洋パニックスペクタクル作品です。 冒頭の原子力潜水艦での緊迫した救助活動シーンに惹き込まれ、ちょっぴりSF的考察を交えた序盤の調査活動シーンにワクワクし、出たな!とばかりの巨大生物の登場に拍手喝采。そして、それらを全て繋ぐジェイソンの魅力に降参。 流石予算が潤沢な作品は、サメやイカ、クジラの出来が良いですね。愛すべきB~Z級映画に分けて欲しいぐらいです。あ、いや、ダメです。それではB~Z級映画の魅力が消えてしまう。やはり、大作には大作の良さ、B~Z級にはB~Z級の良さがある訳で、本作は大作としての見所が大いにあります。 が、沢山登場シーンがある割にはサメの迫力は今ひとつです。ガブガブするばかり。ホントに船3隻一気に破壊したり出来るの?原潜破壊したの?みたいな感じ。そして、既に多くの方がご指摘のとおり、海水浴客がごった返す浅瀬?!を悠然と泳いで下から品定めしておきながら殆ど食わない。低空飛行のヘリを食わない。サイズ感も登場シーンごとに微妙に違うような? これは個人的には「サメ映画」ではありません。「サメの出るジェイソン映画」です。そういう意味で、今回も超人的活躍(結局最後は生身で闘うのかよ!)を魅せてくれたジェイソンに免じて7点献上します。今回もカッコ良かった! ちなみに、サメの卵胎生って口から稚魚が出るんでしたっけ?完全に「2」の準備ですね。あ、今「2」やってるんですね。観なきゃ![CS・衛星(吹替)] 7点(2023-09-29 10:33:39)《改行有》

154.  アニマル・パージ(TVM) 《ネタバレ》 元々のTVシリーズを一纏めにしたということもあるのでしょうけれど、スピーディな展開に好感が持てます。 冒頭、新種のゴリラ登場、番犬たち超怯えモード、これは何かしでかすな的な雰囲気いっぱい。最初の犠牲者が出るのもあっという間、それが拡散するのもあっという間、兎に角展開が早い。TVシリーズを纏めたのですから当然と言えば当然かも知れませんが、小気味良いテンポで話が進みます。 動物学者登場。これは何かのウィルスが原因?動物から採血します。居合わせた学生のバイクに同乗し対策本部のある市庁舎へ。お決まりの展開で市長は大した事態ではないと言わんばかり。学者の意見には耳を貸しません。ところがカラスたちが大襲来。逃げ惑う市長たち。死亡フラグが立ちますね。 動物学者は研究所に急ぎます。しかし、留守番中の娘も気になる。クモの恐怖、ワニの恐怖、ネズミの恐怖、次から次へと恐怖の連続です。実写とCGの使い分けが巧みです。序盤同様、中盤の展開もなかなかの迫力です。 問題は終盤。娘を預けた研究所にも動物たちの魔手が?!かと思いきや平穏です。どうやら事態はゴリラの発する超音波らしい。事態の原因を突き止めた動物学者は居合わせた警察官とともに動物園に向かいますが、そこには原因は感染症ではない筈なのに何故か感染した学生が待ち受けていて二人ともあっさり昏倒させられてしまう。先に覚醒した警官は麻酔銃でゴリラを眠らせますが、超音波が原因で異常行動を起こしていない学生は、動物学者を引き摺って姿を消します。あっさりTHE END。 終盤があっと言う間過ぎてどう考えても続編ありき?TVドラマベースとは言え、シーズン2ありきでは単品の作品としてどうなんでしょう? ビジュアル的には見応えのあるパニックホラーではありますが、矛盾を帯びたストーリーと締め括りの雑さに疑問を感じて5点献上です。[インターネット(字幕)] 5点(2023-09-26 18:11:36)《改行有》

155.  禁じられた遊び(2023) 正直、微妙でした。中田秀夫監督最新作、原作は清水カルマ氏による話題のホラー小説ということで少しだけ期待していたのですが、自分的には残念ながら恐さは感じられませんでした。 公開中の作品なのでネタバレなしで取り敢えずレビューしますが、そもそも原作と同タイトルの「禁じられた遊び」からして疑問でした。名作中の名作と同名なだけに余計にそう感じてしまったのかも知れませんが、何か作品内容にそぐわない様に思えてなりません。 そのあたりは観ていただくしかないのですが、個人的には恐くない上に意外性の感じられない展開でしたし、特殊効果等の演出面ではジャパニーズホラーより欧米ホラー的に感じた場面も多々あり、もっと日本的な恐さを前面に出していただければと思ってしまった次第です。もっとも、今や何が欧米オリジナルで何がジャパンオリジナルかなどという境界はないのかも知れませんが。 鑑賞後、いや鑑賞中から最も印象的だったのはファーストサマーウイカさんの熱演。素晴らしかったです。今後の御活躍に期待です。 それにしても、鑑賞当日の観客数は少な過ぎました。公開直後なのに。ジャパニーズホラー、頑張って欲しいです! (追記) 「エロイムエッサイム」少年の唱える呪文。何とも懐かしく思えてしまう我が世代。「悪魔くん」実写版も不気味だったけれど、原作漫画は恐かったなぁ…。その後の他作でも登場しているらしいですが、どうして本作にこのヘブライ語(諸説あり)を採用したのか?謎過ぎます。懐かしさのあまり甘くなってしまいました。再考の結果4点献上に変更します。(うち1点はウイカさんに献上)[映画館(邦画)] 4点(2023-09-26 18:08:29)(良:1票) 《改行有》

156.  ピース・オブ・マインド 《ネタバレ》 パックスの見ている、語りかけられている亡霊たちは本当に所謂幽霊なのでしょうか? 幽霊など存在しない!という人からすれば精神疾患故の幻覚・幻聴ということになるでしょう。あくまでも彼自身の心が作り出しているもの。自殺を求める亡霊の言動は彼自身の自殺願望でしょうし、一緒に居たいと求め続ける元カノの亡霊は、彼女の自殺を悔いて止まないパックス自身の願望。概ね説明がつくように思えます。 ただ、歌手志望の若い女性については、パックスはその死を知らないのではないかとも思われ、亡霊の登場によって死亡した事実を知ったようにも見受けられます。だとすれば、彼の周囲の亡霊たちは亡霊に違いないのでしょう。しかし、省略されているだけで彼は彼女の死亡(自殺だったかどうかは不明)の事実を知っていたのかも知れません。 要は、亡霊たちは幻覚と見ることも亡霊と見ることも出来るわけです。ですから、そのこと自体は本作の核心ではないということだと思います。 病んでしまった、或いはとり憑かれてしまった彼の魂が如何に救われるか?方針を転換し、彼の全てを受け入れるようになった主治医による治療効果なのか?はたまた、純粋な彼の精神を只管に受け入れようとするモリーの愛なのか?これもまた、どちらも成立するように思えます。 どのように受け止めるか、作り手は観る者に託しているようにも思えました。 主演のローグ・ジョンストンという俳優さんは初見ですが、自然な演技に好感が持てた点に+1点の7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2023-09-26 17:54:16)《改行有》

157.  エリア0 《ネタバレ》 米軍が回収したビデオテープ、という前提です。冒頭、そしてエンドロールには研究者や体験者が登場しインタビューに答えます。ドキュメンタリータッチです。 映像はビデオカメラを片時も離すことが出来ない自閉症の少年が撮影したという設定です。ですから、録るな!と言われても撮り続けていることは不自然ではないのだ、ということでしょう。それにしても、最年少者の扱いがぞんざいな気がしないでもないところですが。でも、そうでなければ客観的な映像は撮れませんから仕方ないです。 で、肝心の内容は、ブラウン山にはエイリアンが現れ人類を誘拐する。謎の光が出現すると電子機器等は正常に作動せず(アナログビデオは動くようです)ナビは使えずエンジンも止まり途方にくれた人々は車外に出て攫われる。そして一部の人間は何故か地上に戻される。というところです。 ですから、モキュメンタリーなんだから当然と言えば当然ですが、内容的にはある程度一般的に知れ渡っているものと変わりなく、新たな展開や考察は登場しません。要するに、如何に見せるかが本作の見所と言う訳です。 そういう観点で観ると、肝心のエイリアンによる誘拐シーンも含め、残念ながら特に印象には残りませんでした。登場人物の行動(特に父親)が必要以上に感情移入し難いということからは、モキュメンタリーとして余計に不自然さを感じてしまいます。全体的に、TVの特集番組等でも既視感のある再現フィルム的な雰囲気に留まっています。甘めの4点を献上します。[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-26 17:27:17)《改行有》

158.  蛇のひと 《ネタバレ》 序盤はテンポよく物語が進み、「上層部からの情報は誤報だろう。部長の自殺と今西の失踪の関連は?本当は何が起きたのか?」とミステリーとして期待感十分に観ていました。 ところが、話がある程度核心に近付きつつある辺りからスピード感が失せてしまい、しかも今西の人物像がレクター博士ばりのマインドコントロールの妙手の如く描かれて来て、微妙な雰囲気に包まれてしまいました。 今西は何を目指して生きて来たのか?これからどう生きて行くのか?そこにあるのは善なのか悪なのか?そして、結果として陽子は今西を救ったのか?それとも結局は操られているだけなのか? 決して面白くないとは言わないのですが、キーマンである今西の生き様というか在り方、そしてヒロイン陽子の在り方に、今ひとつ理解が及ばず観た後にモヤっとした印象だけが残りました。横領事件が結局単純に隠蔽されたのかも含めて。 それにしても何故今西を関西弁キャラにしたのだろう?成功しているようには思えないのですが?-1させていただきます。[インターネット(邦画)] 5点(2023-09-22 14:05:22)《改行有》

159.  シャークネード5 ワールド・タイフーン<TVM> 《ネタバレ》 今回は「インディジョーンズ」で始まり「バックトゥザフューチャー」で終わる。オープニングのアニメも相変わらず良いですね。 それにしても、低予算低予算と言われながらも随分と予算も潤沢になってきたようで、見た限りでは決して使い回しではない各国の映像も使われているような。エンドロールでも国別のユニットが出て来ますし。(ホントかな?) 肝心のお話の方は、大いに風呂敷を拡げまくって、シャークネードが世界中で同時多発するばかりか、そもそも太古の昔に人類はシャークネードと戦い、そして勝利した!なんていう時空を超えた次元にまで展開していきます。 と、説明はもう要りませんね。ここまで来たら最終話まで観るっきゃない!って言うか、エンディングに「to be continued」とある訳でして、5と6は「バックトゥザフューチャー」ばりに続編的に作られているので、TV放映上分けただけという感じですね。あれ?公開時期は丁度1年違うのですね?? ま、3時間の大作にしたら余計に観る人を選ぶということもあるのでしょう。 最早サメ映画の領域から離脱しかけていますが、今回も大いに楽しませていただきました。7点献上します。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-19 14:39:57)《改行有》

160.  シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(TVM) 《ネタバレ》 前作で大っぴらに「to be continued」と銘打っていただけあって、完全な?続編かつシリーズ総集編。ユニークなアイディアのサメ映画で始まった本シリーズも、ついにSFアドベンチャー作品として?完結です。 確かに、前作と言うよりもシリーズ全編を観ていないと意味不明な作品。否、全編見ていても前作からのSF風味増量に馴染んでいないと理解困難かも知れませんね。 しかも、そこで語られるタイムパラドクス論には些かと言うか大いにと言うか齟齬があります。語ってる登場人物たちもスタンスぶれぶれです。なので、理詰めで観ようとか理解しようとすると混乱するだけです。只管に言葉の遊びとかビジュアルとして楽しむのが正しい見方だと思う次第です。 そういう意味で大いに楽しめました。笑えるし、なんならホロリと出来ないこともない。最早サメ映画と言って良いかどうか判らないところですが、「サメ映画界」に偉大な足跡を残した名(迷)作サメ映画として語り継がれるでしょう。 打ち上げご祝儀的に+1点して8点献上します。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-09-19 14:37:02)《改行有》

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